JP2018151594A - 抜去部品及び光モジュール - Google Patents

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弘飛 張
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Abstract

【課題】ラッチとタブとを有する抜去部品において、ラッチとタブとが容易に接続し、また、取り外すことのできる抜去部品を提供する。【解決手段】コネクタの筐体に取り付けられるラッチ110と、ラッチに接続されるタブ120と、を有し、ラッチは、2つの支持部111と、支持部に設けられた接続穴113と、を有しており、支持部の一方が筐体に取り付けられ、接続穴は、接続穴につながり接続穴より小さい開口を有しており、タブは、本体部と、本体部に設けられた2つの腕部121と、各々の腕部に設けられた突起部122と、を有し、突起部は、腕部の側より、接続部123、係止部の順に形成され、接続部の最も狭い部分の幅は、開口の幅よりも狭く形成されており、接続部の最も広い部分の幅は、接続穴より狭く且つ開口の幅よりも広いものであって、係止部は、接続穴よりも大きい領域を有しており、接続穴に接続部を入れることでラッチとタブとが接続される。【選択図】図6

Description

本発明は、抜去部品及び光モジュールに関する。
スーパーコンピュータ、ハイエンドサーバーの高速インターフェースにおける通信においては電線ケーブルが用いられているが、信号の高速伝送化に対応し、かつ、伝送距離を長くすることが可能な光通信が普及しつつある。
IBTA EDR(登録商標)、100G Ethernet(登録商標)等の規格で検討されているインターフェースは、伝送距離が数十mと長いため光通信が用いられており、電気信号を光信号に変換する光モジュールが用いられている。光モジュールは、光ケーブルから入力した光信号を電気信号に変換して出力し、電気信号を光信号に変換して出力する。
光モジュールは、電気信号を光信号に変換する発光素子、光信号を電気信号に変換する受光素子、発光素子を駆動する駆動回路、電流を電圧に変換するTIA(Trans Impedance Amplifier)が設けられている。発光素子、受光素子、駆動回路、TIAは基板に搭載されており、発光素子及び受光素子とレンズ付きフェルールとの間は光導波路により接続されている。
光モジュールは、光信号を伝送する光ケーブルが接続されており、通信装置のパックパネル等に設けられたコネクタに接続される。光モジュールはコネクタにできるだけ高密度に接続することが求められているため、接続された光モジュールを抜去しやすいように、プルタブ等の抜去部品が設けられている。抜去部品は筐体の外側に取り付けられており、光モジュールを容易に引き抜くことができるように形成されている。
特許第5866080号公報 特表2014−500602号公報
抜去部品は、金属等により形成されたラッチと、指等で引っ張るための樹脂等により形成されたタブとを有している。ラッチとタブとがインサート成形等により一体に形成されている抜去部品を光モジュールの筐体に取り付ける場合、タブが邪魔になり抜去部品を取り付ける作業が困難であるため、筐体に取り付けやすいものが求められている。また、ユーザによってはタブのみを取り替えたいニーズがあるものの、ラッチとタブとが一体に形成されているため、タブのみを取り替えることはできなかった。このため、容易にタブのみを交換することができるものが求められていた。
コネクタに取り付けられるラッチとタブとを有する抜去部品において、ラッチとタブとが容易に接続し、また、取り外すことのできる抜去部品が求められている。
本実施の形態の一観点によれば、コネクタの筐体に取り付けられるラッチと、前記ラッチに接続されるタブと、を有し、前記ラッチは、2つの支持部と、前記支持部に設けられた接続穴と、を有しており、前記支持部の一方が前記筐体に取り付けられ、前記接続穴は、前記接続穴につながり前記接続穴より小さい開口を有しており、前記タブは、本体部と、前記本体部に設けられた2つの腕部と、各々の前記腕部に設けられた突起部と、を有し、前記突起部は、腕部の側より、接続部、係止部の順に形成され、前記接続部の最も狭い部分の幅は、前記開口の幅よりも狭く形成されており、前記接続部の最も広い部分の幅は、前記接続穴より狭く且つ前記開口の幅よりも広いものであって、前記係止部は、前記接続穴よりも大きい領域を有しており、前記接続穴に前記接続部を入れることにより、前記ラッチと前記タブとが接続されることを特徴とする。
開示の抜去部品によれば、ラッチとタブとを有する抜去部品において、ラッチとタブとが容易に接続し、また、取り外すことができる。
光モジュールの分解斜視図 抜去部品の斜視図 抜去部品の構造図 抜去部品が取り付けられた光モジュールの斜視図 抜去部品の光モジュールへの取り付け方法の説明図 第1の実施の形態の抜去部品の説明図 第1の実施の形態のラッチの説明図 第1の実施の形態のタブの説明図 第1の実施の形態のラッチとタブとの接続方法の工程図(1) 第1の実施の形態のラッチとタブとの接続方法の工程図(2) 第1の実施の形態のラッチとタブとの接続方法の工程図(3) 第1の実施の形態のラッチとタブとの接続方法の工程図(4) 第2の実施の形態の抜去部品の説明図 第2の実施の形態のラッチの説明図 第2の実施の形態のタブの説明図 第2の実施の形態の光モジュールの説明図 第2の実施の形態のラッチとタブとの接続方法の工程図(1) 第2の実施の形態のラッチとタブとの接続方法の工程図(2) 第2の実施の形態のラッチとタブとの接続方法の工程図(3) 第2の実施の形態の他のタブの説明図 第3の実施の形態の抜去部品の説明図 第3の実施の形態のラッチの説明図 第3の実施の形態のタブの説明図 第3の実施の形態のラッチとタブとの接続方法の工程図(1) 第3の実施の形態のラッチとタブとの接続方法の工程図(2) 第3の実施の形態のラッチとタブとの接続方法の工程図(3) 第3の実施の形態のラッチとタブとの接続方法の工程図(4) 第4の実施の形態の抜去部品の説明図 第4の実施の形態のラッチの説明図 第4の実施の形態のタブの説明図 第4の実施の形態のラッチとタブとの接続方法の工程図(1) 第4の実施の形態のラッチとタブとの接続方法の工程図(2) 第4の実施の形態のラッチとタブとの接続方法の工程図(3) 第5の実施の形態のラッチの説明図 第5の実施の形態のラッチとタブとの接続方法の工程図(1) 第5の実施の形態のラッチとタブとの接続方法の工程図(2) 第5の実施の形態のラッチとタブとの接続方法の工程図(3) 第5の実施の形態のラッチとタブとの接続方法の工程図(4) 第6の実施の形態のラッチとタブとの接続方法の工程図(1) 第6の実施の形態のラッチとタブとの接続方法の工程図(2) 第6の実施の形態のラッチとタブとの接続方法の工程図(3) 第6の実施の形態のラッチとタブとの接続方法の工程図(4)
本発明を実施するための形態について、以下に説明する。尚、同じ部材等については、同一の符号を付して説明を省略する。
〔第1の実施の形態〕
ラッチとタブとが一体に形成されている抜去部品が取り付けられる光モジュールについて、図1に基づき説明する。
図1に示される光モジュールは、フェルールを接続するクリップ30により固定されたレンズ付きフェルール10及びMTフェルール20、プリント基板40、光導波路48が、下部ケース51と上部ケース52とにより形成される筐体内に入れられており、光ケーブル60が接続されている。尚、レンズ付きフェルール10とMTフェルール20とは、不図示のガイドピンで位置合わせをした状態でクリップ30により固定されている。
プリント基板40には、FPC(Flexible Printed Circuits)が接続されるコネクタが設けられている。FPCには、電気信号を光信号に変換するVCSEL(Vertical Cavity Surface Emitting LASER)等の発光素子及び光信号を電気信号に変換するフォトダイオード等の受光素子が搭載されている。また、プリント基板40には発光素子を駆動する駆動IC、受光素子から出力される電流を電圧に変換するTIA、外部との接続のための接続端子が設けられている。プリント基板40は、下部ケース51に設置される。
光導波路48はフレキシブルなシート状あり、FPCに接続されている。レンズ付きフェルール10とMTフェルール20とはクリップ30により挟まれた状態で光モジュールに設置されている。光導波路48はレンズ付きフェルール10側に接続されている。レンズ付きフェルール10とMTフェルール20は、下部ケース51に設置される。
クリップ30にはねじ穴31が設けられており、下部ケース51のねじ穴51aにねじ53によりねじどめされる。ねじどめにより、レンズ付きフェルール10とMTフェルール20がクリップ30により下部ケース51に固定される。
光ケーブル60には、スリーブ61a、61bがカシメリング62により固定されている。スリーブ61a、61bが固定された光ケーブル60の上下より、ケーブルブーツ71、72が被せられ抜去部品73が取り付けられる。
下部ケース51にレンズ付きフェルール10とMTフェルール20がクリップ30により固定され、プリント基板40が載置されている状態で、上部ケース52が下部ケース51に被せられ、上部ケース52のねじ穴52aと、下部ケース51のねじ穴51bとがねじ54によりねじどめされる。
図2は抜去部品73の斜視図であり、図3(a)は抜去部品73の正面図、図3(b)は平面図、図3(c)は背面図である。図4は筐体50に抜去部品73が取り付けられた光モジュールの斜視図である。
図2及び図3に示されるように、抜去部品73は、金属材料により形成されたラッチ74と樹脂材料により形成されたタブ75とを有している。
ラッチ74は、筐体50の両側面を支持する2つの支持部74aと、2つの支持部74aを接続している梁部74bを有している。支持部74aは抜去方向に長く形成されており、支持部74aの一方の端部の近傍の接続部が筐体50に接続され、他方の端部で2つの支持部74aが梁部74bにより接続されている。
タブ75には、本体部75aと、本体部75aの両側に設けられた接続部75b、光モジュールを抜去する際に指を入れる穴75cが設けられている。タブ75は接続部75bにおいてラッチ74と接続される。抜去部品73はインサート成形等により形成され、ラッチ74とタブ75とが一体となっており、ラッチ74の各々の支持部74aが接続部75bに接続されて固定されている。
梁部74bは、支持部74aの伸びる方向、即ち、抜去方向に対し垂直となるように形成されている。梁部74bは、筐体50の下側となるように筐体50に取り付けられる。また、タブ75は、筐体50に接続されているケーブルブーツ71、72の上側に取り付けられている。
抜去部品73を筐体50に取り付ける際には、図3(c)に示される支持部74a、梁部74b、本体部75a及び接続部75bに囲まれた領域に、光ケーブル60が接続される下部ケース51を入れる必要がある。このため、作業に手間取り、抜去部品73を取り付けにくい。抜去部品73は、図5(a)に示されるように、ラッチ74とタブ75との間にケーブルブーツ71、72及び下部ケース51を入れて、図5(b)に示すように取り付けるが、ラッチ74の折曲部74cの内側に下部ケース51の凸部51cが入り、ラッチ74の当接部74dが下部ケース51の当接部51dと接するように接続する必要がある。このような取り付けはタブ75が邪魔になるため、作業に手間取る。
ラッチとタブとが分離するものであれば、ラッチを筐体に取り付けた後にタブをラッチに取り付けることができるため、ラッチを筐体に取り付ける際にタブが邪魔になることはなく、作業を円滑に行うことができる。また、タブを交換したいというユーザの要望にも対応することができる。
(抜去部品及び光モジュール)
次に、第1の実施の形態の抜去部品及び光モジュールについて、図6〜図8に基づき説明する。図6(a)はラッチ110とタブ120が接続されている状態の斜視図であり、図6(b)はラッチ110とタブ120の接続部分を含む断面図である。図7(a)はラッチ110の斜視図であり、図7(b)は側面図であり、図7(c)は平面図である。図8(a)はタブ120の斜視図であり、図8(b)は平面図であり、図8(c)は図8(b)の一点鎖線8A−8Bにおいて切断した断面図である。
本実施の形態の抜去部品100は、分離可能なラッチ110とタブ120を有する。ラッチ110とタブ120は同じ材料により形成してもよいが、各々の機能の観点から、異なる材料により形成されることが好ましい。この点は他の実施の形態も同様である。他の構成についても本実施の形態と同様の構成は説明を省略する場合がある。
抜去部品100は、ラッチ110とタブ120とを接続することにより形成される。ラッチ110は金属等によりコの字状に形成されており、抜去方向に伸びる2つの支持部111と、2つの支持部111を接続する梁部112を有する。支持部111の端部に設けられた筐体接続部111aは不図示の筐体に接続される部分であり、支持部111の他方の端部は梁部112により接続されている。
梁部112と各々の支持部111との接続部分の近傍には、一方の側が開いた開口113aを有する接続穴113が設けられている。接続穴113は開口113a部分を除き円形で、開口113aは支持部111が延びる方向の一方の側が開いている。本実施の形態においては、接続穴113は半径が約1.5mmであり、開口113aの幅Waは約2.2mmである。
タブ120は樹脂材料等により形成されており、長手方向の一方の側のラッチ110との接続部分には、2つの腕部121と、各々の腕部121の内側に突起部122が対向して設けられている。突起部122は接続部123と係止部124を有し、腕部121より内側に向かって接続部123、係止部124の順に形成されている。係止部124は例えば直径が約3.5mmの円形で、接続部123は係止部124と中心が同じ直径が約2.8mmの円の両側の一部を直線状に切り取った切り欠け部123aを有する形状に形成されている。接続部123は係止部124よりも小さい。尚、タブ120は金属等により形成してもよい。
本実施の形態において、接続部123の切り欠け部123a間の幅Wbは約2.0mmである。また、図8(c)に示されるように、接続部123は、切り欠け部123aの直線部の延びる方向と、タブ120の長手方向と略直角となるように形成されている。
タブ120には穴125が設けられており、両側の側面に凹凸126が形成されている。穴125は光モジュールを引き抜く際に指等を入れて引き抜きやすくするために設けられている。また、凹凸126は、タブ120の側面を手で挟んで光モジュールを引き抜く際に滑らないように設けられている。
ラッチ110とタブ120は、ラッチ110の接続穴113にタブ120の接続部123を入れることにより接続される。具体的に、ラッチ110とタブ120との接続方法を図9〜図12に基づき説明する。図9(a)〜図12(a)はタブ120とラッチ110の接続工程を説明する斜視図であり、図9(b)〜図12(b)はラッチ110とタブ120の接続部分を含む断面図である。
最初に、図9に示されるように、ラッチ110の長手方向に対しタブ120の長手方向が直交する状態にして、接続穴113の開口113aが設けられている側に接続部123が位置するようにする。この状態において、ラッチ110の長手方向と接続部123の切り欠け部123aの直線の延びる方向とは略平行となっている。
この後、破線矢印Aに示す方向にタブ120を動かすことにより、図10に示すように開口113aより接続部123を入れる。対向する切り欠け部123a間の幅Wbは開口113aの幅Waよりも狭いため、開口113aより接続穴113に接続部123を入れることができる。
次に、接続穴113に接続部123が入れられた状態で、接続部123を軸にタブ120を破線矢印Bに示す方向に回転させる。接続穴113は、開口113aが形成されている部分を除き円形で、接続部123は切り欠け部123aを除き接続穴113の円形部分の半径よりも小さな半径で形成されている。このため、図11に示されるように、接続穴113に接続部123が入れられた状態で、接続部123を軸にタブ120を破線矢印Bに示す方向に回転させることができる。
更に、接続穴113に接続部123が入れられた状態で、接続部123を軸にタブ120を破線矢印Bに示す方向に回転させることにより、図12に示されるように、タブ120の長手方向をラッチ110の長手方向と略平行となるようにすることができる。この方向は光モジュールの抜去方向と同じ方向であり、この状態で穴125に指を入れてタブ120を引くことにより、光モジュールを引き抜くことができる。本実施の形態では、穴125に指を入れるだけでなく、タブ120の側面に設けられた凹凸126を手で掴むことにより光モジュールを引く抜くことができる。
また、本実施の形態において、係止部124の直径が約3.5mmであり、接続穴113の直径の約3.0mmよりも大きいため、係止部124が接続穴113の周囲の部分に引っ掛かり、図11及び図12に示される状態では、タブ120がラッチ110より外れることはない。
タブ120は接続部123を軸に回動可能であるため、ラッチ110の長手方向に対しタブ120を斜めにすることもでき、自由な角度に動かすことが可能である。光モジュールを引き抜く際には、必ずしも図12に示すようにラッチ110の長手方向とタブ120の長手方向とが略平行となっている状態が好ましいとは限らず、タブ120の長手方向が、ラッチ110の長手方向に対し斜めとなっている状態の方が引き抜きやすい場合がある。本実施の形態は、このような場合にも対応することができる。
また、タブ120をラッチ110より外す際には、図12に示す状態より図11に示す状態を経た後、図10に示す状態にする。図10に示すようにラッチ110の長手方向とタブ120の長手方向とが略垂直となっている状態では、接続部123を開口113aより出すことができ、容易にラッチ110よりタブ120を外すことができる。
また、タブ120の突起部122の近傍には、ラッチ110とタブ120とが接続されている状態でラッチ110と接触する当接平面127が形成されている。タブ120が接続部123を軸に回動する際には、当接平面127が梁部112よりも左側に設けられた当接曲面115と接触している状態で回動する。
図10に示す状態では、当接平面127は平面116aと接触しているため、タブ120が破線矢印Bに示す方向とは反対方向にこれ以上回動することはない。また、図12に示す状態では、当接平面127は平面116bと接触しているため、タブ120が破線矢印Bに示す方向にこれ以上回動することはない。このように、タブ120が接続部123を軸に回動する範囲を規制することができる。尚、図10に示す状態から12に示す状態に移行するまでの間の例えば図11に示す状態では、当接平面127は当接曲面115と接触している状態で回動する。本実施の形態において、平面116aと平面116bとは直交している。
〔第2の実施の形態〕
次に、第2の実施の形態の抜去部品及び光モジュールについて、図13〜図15に基づき説明する。
本実施の形態の光モジュールには、図16に示されるように、分離可能なラッチ210とタブ220を有する抜去部品200が取り付けられる。図13(a)はラッチ210とタブ220が接続されている状態の斜視図であり、図13(b)はラッチ210とタブ220の接続部分を含む断面図である。図14(a)はラッチ210の斜視図であり、図14(b)は側面図であり、図14(c)は平面図である。図15(a)はタブ220の斜視図であり、図15(b)は平面図であり、図15(c)は図15(b)の一点鎖線15A−15Bにて切断した断面図である。図16(a)は本実施の形態の光モジュールの斜視図であり、図16(b)は側面図である。
抜去部品200は、ラッチ210とタブ220とを接続することにより形成されている。ラッチ210は、抜去方向に伸びる2つの支持部111と、2つの支持部111を接続する梁部112を有する。支持部111の筐体接続部111aは不図示の筐体に接続される部分であり、支持部111の他方の端部は梁部112により接続されている。
梁部112と各々の支持部111との接続部分の近傍には、一方の側に開口213aを有する接続穴213が設けられている。接続穴213は開口213a部分を除き円形で、開口213aは支持部111が延びる方向の側が開いている。接続穴213の円形領域の半径は約1.5mmであり、開口213aの幅Wcは約2.2mmである。
タブ220のラッチ210との接続部分には、2つの腕部121と、各々の腕部121の内側に互いに対向する突起部222が設けられている。突起部222は、接続部223と係止部224を有し、腕部121より内側に向かって接続部223、係止部224の順に形成されている。係止部224は、例えば直径が約3.5mmの円形である。接続部223は、図15(c)に示すように係止部224と中心が同じ直径が約2.8mmの円の片側の一部を直線状に切り取った切り欠け部223aを有する形状に形成されている。従って、接続部223は係止部224よりも小さいが、接続部223の円形の領域の直径は開口213aの幅Wcよりも大きい。
本実施の形態では、切り欠け部223aと切り欠け部223aの反対側の接続部223の縁との幅Wdは約2.0mmであり、開口213aの幅Wcよりも狭く形成されている。また、図15(c)に示されるように、接続部223は、切り欠け部223aの直線の延びる方向とタブ220の長手方向とが略直角となるように形成されている。
ラッチ210とタブ220は、接続穴213に接続部223を入れることにより接続される。ラッチ210とタブ220との接続方法を図17〜図19に基づき説明する。尚、図17(a)〜図19(a)は接続工程を説明する斜視図であり、図17(b)〜図19(b)はラッチ210とタブ220の接続部分を含む断面図である。
最初に、図17に示されるように、ラッチ210の長手方向に対しタブ220の長手方向が直交した状態で接続穴213に接続部223を入れる。具体的には、ラッチ210の長手方向に対しタブ220の長手方向が直交する状態で、開口213aが設けられている側に接続部223が位置するようにする。この状態では、ラッチ210の長手方向と切り欠け部223aの直線部の延びる方向とは略平行となっている。この後、タブ220を左方向に動かし、開口213aより接続部223を入れる。切り欠け部223aと接続部223の縁との幅Wdは開口213aの幅Wcよりも狭いため、開口213aより接続穴213に接続部223を入れることができる。
次に、図18に示されるように、接続穴213に接続部223が入れられた状態で、接続部223を軸にタブ220を破線矢印Cに示す方向に回転させる。接続穴213は開口213aを除き円形で、接続部223は切り欠け部223aを除き接続穴213の円形部分の半径よりも半径が小さい。このため、接続穴213に接続部123が入れられた状態で、接続部223を軸にタブ220を破線矢印Cに示す方向に回転させることができる。
これにより、図19に示されるようにラッチ210の長手方向とタブ220の長手方向を略平行となるようにすることができ、この状態で穴125に指を入れてタブ220を引くことにより、光モジュールを引き抜くことができる。
また、穴125に指を入れることなく、タブ220の側面に設けられた凹凸126の部分を手で掴むことにより光モジュールを引き抜いてもよく、図20に示すようにタブ220に穴125が設けられていなくてもよい。図20(a)は穴125が設けられていないタブ220の斜視図であり、図20(b)は側面図であり、図20(c)は平面図である。
また、係止部224は直径が約3.5mmであり、接続穴213の円形部分の半径の約3.0mmよりも大きいため、係止部224が接続穴213の周囲の部分に引っ掛かり、図18及び図19に示される状態ではタブ220がラッチ110より外れることはない。
また、本実施の形態において、タブ220をラッチ210より外す際には、図17に示す状態にした後、タブ220を右方向に動かす。接続部223幅Wdは開口213aの幅Wcよりも狭いため、図17に示す状態では接続部223を開口213aより容易に出すことができ、容易にタブ220をラッチ210より外すことができる。
尚、上記以外の内容については、第1の実施の形態と同様である。
〔第3の実施の形態〕
次に、第3の実施の形態の抜去部品及び光モジュールについて、図21〜図23に基づき説明する。図21(a)はラッチ310とタブ320が接続されている状態の斜視図であり、図21(b)はラッチ310とタブ320の接続部分を含む断面図である。図22(a)はラッチ310の斜視図であり、図22(b)は側面図であり、図22(c)は平面図である。図23(a)はタブ320の斜視図であり、図23(b)は平面図であり、図23(c)は図23(b)の一点鎖線23A−23Bにおいて切断した断面図である。本実施の形態の抜去部品300は、分離可能なラッチ310とタブ320により形成されている。
本実施の形態の光モジュールでは、ラッチ310とタブ320を有する抜去部品300が取り付けられている。
ラッチ310の梁部112と各々の支持部111との接続部分の近傍には、一方の側が開いた開口313aを有する接続穴313が設けられている。接続穴313は開口313a部分を除き円形で、開口313aは支持部111が延びる方向の側が開いている。本実施の形態において、開口313aは接続穴313の上下のいずれかに寄せられている。このため、開口313aの図示上方の縁は円形の接続穴313の接線の延長線となるように形成されており、他方の縁には凸部313bが形成されている。尚、接続穴313の円形の領域は半径が約1.5mmの円形であり、開口313aの幅Weは約2.2mmである。
タブ320には、各々の腕部121の内側に突起部322が対向して設けられている。突起部322は接続部323と係止部324を有し、腕部121より内側に向かって接続部323、係止部324の順に形成されている。係止部324は、例えば、直径が約3.5mmの円形で、接続部323は係止部324と中心が同じで直径が約2.8mmの円の一部をくり抜いた溝部323aが形成されている。溝部323aは約0.7mm×0.7mmとなるように形成されており、接続部323は係止部324よりも小さい。
ラッチ310とタブ320は、接続穴313に接続部323を入れることにより接続される。ラッチ310とタブ320との接続方法を図24〜図27に基づき説明する。図24(a)〜図27(a)は接続工程を説明する斜視図であり、図24(b)〜図27(b)はラッチ310とタブ320の接続部分を含む断面図である。
最初に、図24に示されるように、ラッチ310の長手方向に対しタブ320の長手方向が直交する状態にして、接続部323の溝部323aに、開口313aの凸部313bを入れる。
次に、図25に示されるように、接続穴313に接続部323を入れる。
次に、図26に示されるように、接続穴313に接続部323が入れられた状態で、接続部323を軸にタブ320を破線矢印Dに示す方向に回転させる。接続穴313は開口313aを除き円形で、接続部323は溝部323aの部分を除き接続穴313の円形部分よりも半径が小さい。このため、接続穴313に接続部323が入れられた状態で、接続部323を軸にタブ320を破線矢印Dに示す方向に回転させることができる。これにより、図27に示されるように、ラッチ310の長手方向とタブ320の長手方向を略平行となるようにすることができる。
本実施の形態において、係止部324の直径は約3.5mmであり、ラッチ310の接続穴313の円形部分の直径の約3.0mmよりも大きいため、図26及び図27に示される状態では、タブ320がラッチ310より外れることはない。
また、本実施の形態においては、タブ320をラッチ310より外す際には、図24〜図27に示す工程の逆を辿れば、容易にタブ320をラッチ310より外すことができる。
尚、上記以外の内容については、第2の実施の形態と同様である。
〔第4の実施の形態〕
次に、第4の実施の形態の抜去部品及び光モジュールについて、図28〜図30に基づき説明する。図28(a)は接続された状態のラッチ410とタブ420の斜視図であり、図28(b)はラッチ410とタブ420の接続部分を含む断面図である。図29(a)はラッチ410の斜視図であり、図29(b)は側面図であり、図29(c)は平面図である。図30(a)はタブ420の斜視図であり、図30(b)は平面図であり、図30(c)は図30(b)の一点鎖線30A−30Bで切断した断面図である。
本実施の形態の抜去部品400は、分離可能なラッチ410とタブ420を有し、光モジュールに取り付けられる。
ラッチ410の梁部112と各々の支持部111との接続部分の近傍には、閉じた接続穴413が設けられている。接続穴413には、円形の領域と、円形の領域よりラッチ410の長手方向に対し垂直方向に外側に広がった2つの凹部413aが形成されている。本実施の形態においては、接続穴413の円形の領域は半径が約1.5mmであり、凹部413aと凹部413aとの間の幅は約3.7mmである。
タブ420には、各々の腕部121の内側に突起部422が対向して設けられている。突起部422は接続部423と係止部424を有し、腕部121より内側に向かって接続部423、係止部424の順に形成されている。係止部424には円形の領域と、円形の領域よりも外側にタブ420の長手方向に延びる2つの凸部424aが設けられている。接続部423は直径が約2.8mmの円形で形成されている。また、係止部424は接続部423と同じ直径の円に凸部424aが設けられており、2つの凸部424aが設けられている部分の幅Wfは約3.5mmである。従って、接続部423は係止部424よりも小さい。円形の接続部423の直径は接続穴413の直径以下であり、2つの凸部424aが設けられている部分の幅Wfは接続穴413の直径よりも長く形成されている。
図31(a)〜図33(a)はラッチとタブとの接続工程を説明する斜視図であり、図31(b)〜図33(b)はラッチ310とタブ320の接続部分を含む断面図である。ラッチ410とタブは、ラッチ410の接続穴413に接続部423を入れることにより接続される。ラッチ410とタブ420との接続方法を図31〜図33に基づき説明する。尚、図31(a)〜図33(a)は接続工程を説明する斜視図であり、図31(b)〜図33(b)は、ラッチ310とタブ320の接続部分を含む断面図である。
図31に示されるように、ラッチ410の長手方向に対しタブ420の長手方向が直交する状態にして、接続部423を接続穴413に入れる。ラッチ410の長手方向に対しタブ420の長手方向が直交する状態では、係止部424の凸部424aの位置と接続穴413の凹部413aの位置とを一致させることができる。この状態で腕部121と腕部121との間を広げて、接続穴413に係止部424を入れ、更に接続部423を入れる。
次に、図32に示されるように、接続穴413に接続部423が入れられた状態で、接続部423を軸にタブ420を破線矢印Eに示す方向に回転させる。接続穴413は凹部413aを除き円形で、接続部423は続穴413の円形部分の半径よりもその半径が小さい。このため、接続穴413に接続部423が入れられた状態で、接続部423を軸にタブ420を破線矢印Eに示す方向に回転させることができる。これにより、図33に示されるように、ラッチ410の長手方向とタブ420の長手方向を略平行となるようにすることができる。
本実施の形態において、2つの凸部424aが形成されている部分の幅Wfは、ラッチ410の接続穴413の円形部分の直径の約3.0mmよりも大きいため、図32及び図33に示される状態ではタブ420がラッチ410より外れることはない。
また、図31〜図33に示す工程の逆を辿り、腕部121と腕部121の間を広げれば、容易にタブ420をラッチ410より外すことができる。
尚、上記以外の内容については、第2の実施の形態と同様である。
〔第5の実施の形態〕
次に、第5の実施の形態について説明する。図34(a)はラッチ510の斜視図であり、図34(b)は側面図であり、図34(c)は平面図である。また、図35〜図38はラッチとタブとの接続工程の説明図であり、図35(a)〜図38(a)は接続穴513側の断面図であり、図35(b)〜図38(b)は接続穴514側の断面図である。
本実施の形態は、ラッチに設けられた2つの接続穴の開口の位置が異なる。ラッチ510には、図34に示されるように2つの接続穴513、514が形成されており、一方の接続穴513の開口513aが設けられている向きと、他方の接続穴514の開口514aが設けられている向きとが異なっており、略直角となっている。
本実施の形態のラッチ510は例えば第2の実施の形態のタブ220と接続される。
梁部112と各々の支持部111との接続部分の近傍には、接続穴513、514が設けられている。接続穴513は開口513a部分を除き円形で、支持部111の延びる方向となる側が開いている。また、接続穴514は開口514a部分を除き円形で、支持部111の延びる方向とは垂直方向の側が開いている。本実施の形態においては、接続穴513、514の円形の領域は半径が約1.5mmであり、開口513a及び開口514aの幅は約2.2mmである。
ラッチ510とタブ220は、ラッチ510の接続穴513、514の各々に、タブ220の突起部222の接続部223を入れることにより接続される。具体的に、ラッチ510とタブ220との接続方法を図35〜図38に基づき説明する。
最初に、ラッチ510の長手方向に対しタブ220の長手方向が直交する状態にする。これにより、図35に示されるように、開口513aが設けられている方向と切り欠け部223aの直線部分の延びる方向とが一致する。この状態においては他方の接続穴514の開口514aの設けられている方向と切り欠け部223aの直線部分の延びる方向とは直交している。
次に、図36に示すように、開口513aに接続部223を入れる。開口513aの幅は約2.2mmであり、切り欠け部223aと切り欠け部223aの反対側の接続部223の縁との幅Wdは約2.0mmであるため、開口513aの方向と切り欠け部223aの直線の延びる方向とが一致すれば開口513aに接続部223を入れることができる。
次に、図37に示すように、接続部223を中心にタブ220を約90°回転させる。これにより、開口514aの設けられている方向と切り欠け部223aの直線の延びる方向とが一致する。
次に、図38に示すように、開口514aに接続部223を入れる。開口514aの幅は約2.2mmであり、切り欠け部223aと接続部223の縁との幅Wdは約2.0mmであるため、開口514aの方向と切り欠け部223aの直線の延びる方向とが一致すれば開口514aに接続部223を入れることができる。
これにより、ラッチ510の接続穴513及び接続穴514の各々に、タブ220の接続部223を入れることができる。本実施の形態においては、一方の開口513aが設けられている方向と他方の開口514aが設けられている方向とは異なっている。従って、接続穴513及び接続穴514から同時に接続部223が抜けることはないため、意図せずラッチ510よりタブ220が外れることを防ぐことができる。
尚、上記以外の内容については、第2の実施の形態と同様である。
〔第6の実施の形態〕
次に、第6の実施の形態について説明する。本実施の形態では、ラッチに設けられた2つの接続穴の凹部の設けられている方向が異なる。図39〜図42は、ラッチとタブとの接続工程の説明図である。図39(a)〜図42(a)は接続穴613側の断面図であり、図39(b)〜図42(b)は接続穴614側の断面図である。
本実施の形態のラッチ610には、図39〜図42に示されるように2つの接続穴613、614が形成されている。接続穴613の凹部613aが設けられている向きと、接続穴614の凹部614aが設けられている向きとが異なっており、略直角となっている。本実施の形態の抜去部品は、例えば本実施の形態のラッチ610と第4の実施の形態のタブ420とを接続することにより形成されている。
接続穴613、614は、梁部112と各々の支持部111との接続部分の近傍に設けられている。接続穴613には、円形の領域と、円形の領域よりラッチ610の長手方向に対し垂直方向に広がった2つの凹部613aが形成されている。また、接続穴614には、円形の領域と、円形の領域よりラッチ610の長手方向に広がった2つの凹部614aが形成されている。接続穴613、614の円形領域は半径が約1.5mmであり、接続穴613の2つの凹部613aの間の幅、及び、接続穴614の2つの凹部614aの間の幅は約3.7mmである。
ラッチ610とタブ420は、ラッチ610の接続穴613、614の各々に係止部424を入れ、更に接続部423を入れることにより接続される。具体的に、ラッチ610とタブ420との接続方法を図39〜図42に基づき説明する。
最初に、ラッチ610の長手方向に対しタブ420の長手方向が直交する状態にする。これにより、図39に示されるように、接続穴613の2つの凹部613aが設けられている方向と係止部424の凸部424aが設けられている方向とが一致する。この状態においては、他方の接続穴614の凹部614aが設けられている方向と係止部424の凸部424aが設けられている方向とは直交している。
次に、図40に示すように、接続穴613に係止部424及び接続部423を入れる。接続穴613の凹部613aが設けられている方向と係止部424の凸部424aが設けられている方向は一致しており、接続穴613は係止部424よりも大きく形成されているため、接続穴613に係止部424及び接続部423を入れることができる。
次に、図41に示すように、接続部423を中心にタブ420を約90°回転させる。これにより、接続穴614の凹部614aが設けられている方向とタブ420の凸部424aが設けられている方向とが一致する。
次に、図42に示すように、接続穴614に係止部424及び接続部423を入れる。接続穴614の凹部614aが設けられている方向と係止部424の凸部424aが設けられている方向は一致しており、接続穴614は係止部424よりも大きく形成されているため、接続穴614に係止部424及び接続部423を入れることができる。
これにより、ラッチ610の接続穴613及び接続穴614の各々に、タブ420の接続部423を入れることができる。本実施の形態においては、ラッチ610の一方の接続穴613の凹部613aが設けられている方向と接続穴614の凹部614aが設けられている方向とは異なっており直交している。このため、接続穴613及び接続穴614から同時に係止部424が抜けることはないため、意図せずラッチ610よりタブ420が外れることを防ぐことができる。
尚、上記以外の内容については、第4の実施の形態と同様である。
以上、本発明の実施に係る形態について説明したが、上記内容は、発明の内容を限定するものではない。
50 筐体
51 下部ケース
52 上部ケース
100 抜去部品
110 ラッチ
111 支持部
112 梁部
113 接続穴
115 当接曲面
120 タブ
121 腕部
122 突起部
123 接続部
123a 切り欠け部
124 係止部

Claims (6)

  1. コネクタの筐体に取り付けられるラッチと、
    前記ラッチに接続されるタブと、
    を有し、
    前記ラッチは、2つの支持部と、前記支持部に設けられた接続穴と、を有しており、
    前記支持部の一方が前記筐体に取り付けられ、
    前記接続穴は、前記接続穴につながり前記接続穴より小さい開口を有しており、
    前記タブは、本体部と、前記本体部に設けられた2つの腕部と、各々の前記腕部に設けられた突起部と、を有し、
    前記突起部は、腕部の側より、接続部、係止部の順に形成され、
    前記接続部の最も狭い部分の幅は、前記開口の幅よりも狭く形成されており、
    前記接続部の最も広い部分の幅は、前記接続穴より狭く且つ前記開口の幅よりも広いものであって、
    前記係止部は、前記接続穴よりも大きい領域を有しており、
    前記接続穴に前記接続部を入れることにより、前記ラッチと前記タブとが接続されることを特徴とする抜去部品。
  2. 前記接続部は、円形の領域と、前記円形の一部を除去した切りかけ部を有しており、
    前記係止部は、前記接続穴を形成している円形の領域の径よりも径が大きい円形で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の抜去部品。
  3. 前記ラッチにおいて、一方の接続穴に形成されている開口と、他方の接続穴に形成されている開口とは、異なる方向に形成されている特徴とする請求項1または2に記載の抜去部品。
  4. コネクタの筐体に取り付けられるラッチと、
    前記ラッチに接続されるタブと、
    を有し、
    前記ラッチは、2つの支持部と、前記2つの支持部を接続する梁部と、前記梁部の近傍に設けられた接続穴と、を有しており、
    前記支持部の一方が前記コネクタの筐体に取り付けられ、
    前記接続穴は、円形の領域と、前記円形の領域よりも外側に広がった凹部と、により形成されており、
    前記タブは、本体部と、前記本体部に設けられた2つの腕部と、各々の前記腕部に設けられた突起部と、を有しており、
    前記突起部は、腕部の側より、接続部、係止部の順に形成されているものであって、
    前記接続部は、前記接続穴の径よりも小さな径の円形または多角形で形成されており、
    前記係止部は、円形または多角形の領域と、前記円形または多角形の領域よりも外側に広がった凸部と、を有し、
    前記係止部は、前記接続穴よりも小さな形状で形成され、
    前記係止部の、前記凸部と前記凸部に対向する部分の長さは、前記接続穴の径よりも長く、
    前記接続穴に前記接続部を入れることにより、前記ラッチと前記タブとが接続されることを特徴とする抜去部品。
  5. 前記ラッチにおいて、一方の接続穴の凹部の設けられている方向と、他方の接続穴の凹部の設けられている方向とは、異なる方向であることを特徴とする請求項4に記載の抜去部品。
  6. 光モジュールと、
    前記光モジュールの筐体に取り付けられ、前記光モジュールの抜去時に操作される抜去部と、を有し、
    前記抜去部は、
    前記筐体に取り付けられるラッチと、
    前記ラッチに接続され、複数の支持部を有するタブと、
    前記ラッチは、2つの支持部と、前記支持部に設けられた接続穴と、を有しており、
    前記接続穴は、前記接続穴につながり前記接続穴より小さい開口を有しており、
    前記タブは、本体部と、前記本体部に設けられた2つの腕部と、各々の前記腕部に設けられた突起部と、を有し、
    前記突起部は、腕部の側より、接続部、係止部の順に形成され、
    前記接続部の最も狭い部分の幅は、前記開口の幅よりも狭く、
    前記接続部の最も広い部分の幅は、前記接続穴より狭く且つ前記開口の幅よりも広く、
    前記係止部は、前記接続穴よりも大きい領域を有しており、
    前記接続穴に前記接続部を入れることにより、前記ラッチと前記タブとが接続されることを特徴とする抜去部品。
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