JP2018151514A - 光パワー減衰器 - Google Patents

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Abstract

【課題】入射光を反射することにより減衰させる光パワー減衰器において、光パワーの減衰特性を劣化させることなく、小型化できるようにする。【解決手段】光パワー減衰器は、光の反射角度を制御可能なMEMS素子が収納されたMEMSパッケージと、光2芯光ファイバに対し光を入・出力するキャピラリ部材と、キャピラリ部材とMEMSパッケージとの間に設けられたレンズとを備える。キャピラリ部材及びMEMSパッケージは、レンズを挟んで、中心がレンズの中心軸と一致するように配置される。また、MEMSパッケージにおいて、MEMS素子は、ミラーの中心位置がレンズの中心軸から外れて、レンズからの入射光をレンズに向けて反射可能な位置に配置される。【選択図】図1

Description

本開示は、ミラーを備えたMEMS素子を用いて光を減衰させる光パワー減衰器に関する。
光通信用のネットワークを構成する伝送路や、その伝送路に設けられる光増幅器、或いは、光通信を行う光トランシーバや光トランスポンダ等には、光パワーを調整するために光パワー減衰器が設けられることがある。
また、光パワー減衰器としては、光を反射するミラーの反射角度を印加電圧に応じて制御可能なMEMS(Micro Electro Mechanical System )素子を備えた、反射型のものが知られている。
反射型の光パワー減衰器で使用されるMEMS素子は、梁を介して揺動可能に支持されたミラーを備え、印加電圧に応じて発生する静電力によってミラーによる光の反射角度を調整できるように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
そして、図5に例示するように、従来の光パワー減衰器5には、上記のように構成されたMEMS素子10と、光を入・出力するための2芯光ファイバ20の一端に設けられるキャピラリ部材22と、キャピラリ部材22とMEMS素子10との間に配置されるレンズ30とが備えられる。
また、レンズ30は、コリメートレンズにて構成され、2芯光ファイバ20のうち、IN側光ファイバ20iからの入射光をコリメート光(平行光)に変換して、MEMS素子10に入射させ、MEMS素子10からの反射光を往路とは異なる経路でOUT側光ファイバ20oに入射させる。
このため、IN側光ファイバ20iからの入射光は、MEMS素子10内のミラーによる光の反射角度に応じて減衰されて、OUT側光ファイバ20oに入射され、OUT側光ファイバ20oを介して他の光デバイスへ伝送されることになる。
特開2004−85869号公報
ところで、キャピラリ部材22において、2芯光ファイバ20に対し光を入・出力する側の端面(換言すればレンズ30側の端面)は、2芯光ファイバ20を介して伝送される光の一部が反射して同一の光路を通って戻ることのないよう、2芯光ファイバ20の光軸に対し所定角度で傾斜するように構成されている。
このため、キャピラリ部材22からレンズ30には、2芯光ファイバ20の光軸に対して斜めに光が出射されることになる。従って、MEMS素子10及びキャピラリ部材22を、レンズ30の中心軸(光軸)Aと同軸上に配置すると、MEMS素子10にて、IN側光ファイバ20iからの入射光を、OUT側光ファイバ20oに向けて反射することができなくなる。
そこで、従来の光パワー減衰器5においては、図5に示すように、MEMS素子10を、レンズ30の中心軸Aから偏心した位置に配置している。
しかしながら、MEMS素子10をこのように配置すると、MEMS素子10が収納されるMEMSパッケージ12全体をレンズ30の中心軸Aから偏心した位置に配置する必要があり、このためには、光パワー減衰器5全体の径Rを、レンズ30の径よりも大きくしなければならない。
これに対し、光パワー減衰器が内蔵される光増幅器や光トランシーバ等の光通信用機器の大きさは、CFP、CFP2、CFP4…というように、各種規格によって制限されている。
このため、上述した従来の光パワー減衰器5では、光通信用機器のケース内に収納できるように小型化することが難しく、大きさが制限された所望の光通信用機器に収納することができないことがあった。
本開示の一局面では、入射光を反射することにより減衰させる光パワー減衰器において、光パワーの減衰特性を劣化させることなく、小型化できるようにすることが望ましい。
本開示の一局面の光パワー減衰器は、ミラーによる光の反射角度を制御可能なMEMS素子が収納されたMEMSパッケージと、光を伝送する2芯光ファイバの一端に設けられて、2芯光ファイバに対し光を入・出力するキャピラリ部材と、これらの間に配置されるレンズとを備える。
レンズは、キャピラリ部材を介して2芯光ファイバの一方の光ファイバ(IN側光ファイバ)から出射される光をMEMS素子に入射させ、MEMS素子のミラーで反射された反射光を2芯光ファイバの他方の光ファイバ(OUT側光ファイバ)に導くためのものである。
また、キャピラリ部材において、2芯光ファイバに対し光を入・出力する側の端面は、2芯光ファイバの光軸に対し所定角度で傾斜している。これは、上述した従来のものと同様、2芯光ファイバを介して伝送される光の一部がキャピラリ部材のレンズ側の端面で反射して、同一の光路を通って戻ることのないようにするためである。
このため、2芯光ファイバのIN側光ファイバからレンズに向けて出射される光は、IN側光ファイバの光軸に対し、所定角度で傾斜することになる。
次に、IN側光ファイバからの光を損失なくOUT側光ファイバに導くためには、キャピラリ部材の中心(詳しくは2芯光ファイバに対し光を入・出力する部分の中心)を、レンズの中心軸(光軸)と一致させる必要がある。
そこで、本開示の光パワー減衰器では、キャピラリ部材及びMEMSパッケージの中心が、レンズを挟んで、レンズの中心軸と同軸上となるように配置している。
また、キャピラリ部材、レンズ、及び、MEMSパッケージを、単にレンズの中心軸と同軸上に配置すると、MEMSパッケージ内のMEMS素子のミラーの中心位置が、レンズを介して入射する入射光の光軸からずれてしまい、入射光を良好に反射することができなくなる。
そこで、本開示の光パワー減衰器では、MEMSパッケージにおいて、MEMS素子のミラーの中心位置がレンズの中心軸から外れて、レンズからの入射光をレンズに向けて反射可能な位置となるように、MEMS素子が配置されている。
このため、本開示の光パワー減衰器によれば、MEMS素子による光の反射特性(換言すれば光パワーの減衰特性)を劣化させることなく、キャピラリ部材、レンズ、及び、MEMSパッケージを、レンズの中心軸と同軸上に配置することができるようになる。
よって、MEMSパッケージをレンズの中心軸から偏心させた位置に配置している従来装置に比べ、光パワー減衰器を小型化することが可能となり、延いては、光パワー減衰器を内蔵する光通信用機器を小型化することができるようになる。
ここで、レンズの中心軸上に配置されるMEMSパッケージにおいて、MEMS素子のミラーの中心位置をレンズの中心軸から偏心した位置に配置するには、MEMSパッケージ内でのMEMS素子の配置位置を、MEMSパッケージの中心位置からずらすようにしてもよく、或いは、MEMS素子内でミラーの位置をMEMS素子の中心位置からずらすようにしてもよい。
次に、光パワー減衰器を更に小型化するには、MEMSパッケージ自体を小型化するとよく、このためには、MEMSパッケージにおいて、MEMS素子の実装空間には、MEMS素子に制御信号を入力する配線部品が含まれないように構成されていてもよい。
また、MEMSパッケージには、MEMS素子に対する制御信号を外部から入力するために、従来のように電極ピン等の配線部品を設けるのではなく、所謂表面実装用の電極パターンを備えるようにしてもよい。
そして、このようにすれば、MEMSパッケージに設ける配線部品を少なくして、MEMSパッケージを小型化することができるようになり、延いては、光パワー減衰器をより小型化することが可能となる。
なお、このように構成されるMEMSパッケージのサイズは、最大外形が3.5mm以下であるとよい。つまり、MEMSパッケージが円筒形状である場合には、径を3.5mm以下にするとよく、MEMSパッケージが矩形形状である場合には、一辺の長さを3.5mm以下にするとよい。このようにすれば、MEMSパッケージの大きさを、従来、一般的に使用されているものに比べて、小さくすることができる。
また、本開示の光パワー減衰器を光増幅器等の他のデバイスと共に光通信用機器のケース内に収納する場合、2芯光ファイバを構成する光ファイバの径が太く、曲げ半径が大きい場合には、2芯光ファイバを収納するのに必要な空間が大きくなって、光通信用機器を小型化し難くなる。
このため、2芯光ファイバは、曲げ半径10mm以下の光ファイバにて構成されているとよい。また、2芯光ファイバは、クラッド径が100μm以下の光ファイバにて構成されていてもよい。
このようにすれば、本開示の光パワー減衰器を光増幅器等の他の光デバイスと共に光通信用機器のケース内に収納する際に、光パワー減衰器から引き出された2芯光ファイバを狭い空間内で容易に配線できるようになり、光通信用機器を小型化できるようになる。
実施形態の光パワー減衰器の構成を表す説明図である。 MEMSパッケージの構成例を表し、図2Aは側面図、図2Bは平面図である。 MEMS素子内のミラーの配置を表し、図3Aはミラーを中心位置に配置した状態を表す説明図、図3Bはミラーを中心位置から偏心した位置に配置した状態を表す説明図である。 MEMSパッケージの他の構成例を表し、図4Aは側面図、図4Bは底面図である。 従来の光パワー減衰器の構成を表す説明図である。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
図1に示すように、本実施形態の光パワー減衰器1には、図5に示した従来のものと同様、MEMS素子10が収納されたMEMSパッケージ12と、2芯光ファイバ20の一端に設けられるキャピラリ部材22と、レンズ30とを備える。
レンズ30は、コリメートレンズにて構成され、キャピラリ部材22とMEMS素子10との間に配置されている。このため、2芯光ファイバ20の内、IN側光ファイバ20iから出射された光は、レンズ30にてコリメート光(平行光)に変換されて、MEMS素子10に入射し、MEMS素子10からの反射光は、往路とは異なる経路でOUT側光ファイバ20oに入射することになる。
従って、IN側光ファイバ20iからの入射光は、MEMS素子10内のミラーによる光の反射角度に応じて減衰されて、OUT側光ファイバ20oに入射され、OUT側光ファイバ20oを介して他の光デバイスへ伝送される。
また、本実施形態の光パワー減衰器1においては、MEMSパッケージ12及びキャピラリ部材22の中心が、レンズ30の中心軸(光軸)Aと一致するように、MEMSパッケージ12、レンズ30及びキャピラリ部材22が同軸上に配置されている。
これに対し、キャピラリ部材22のレンズ30側の端面は、図5に示した従来のものと同様、2芯光ファイバ20の光軸に対し所定角度で傾斜するように構成されている。
このため、キャピラリ部材22からは、IN側光ファイバ20iからの光が、2芯光ファイバ20の光軸に対して斜めに出射され、MEMSパッケージ12には、その光が、レンズ30の中心軸Aから偏心した位置に入射することになる。
そこで、本実施形態では、MEMS素子10内のミラーにて、レンズ30からの入射光を所望方向に反射できるように、MEMS素子10が、MEMSパッケージ12内で、MEMSパッケージの中心位置から偏心した位置に配置されている。
この結果、本実施形態の光パワー減衰器1によれば、レンズ30及びキャピラリ部材22に対し、IN側光ファイバ20iからの光がMEMS素子10の中心位置に入射するように、MEMSパッケージ12を中心軸A周りに回動させて位置決めすることで、MEMS素子10による光の反射角度を適正に設定できるようになる。なお、このMEMSパッケージ12の中心軸A周りの位置決めは、光パワー減衰器1の設計時に行えばよい。
そして、MEMSパッケージ12は、レンズ30の中心軸Aから偏心した位置に配置する必要がないので、光パワー減衰器1全体の径Rを、レンズ30の径に対応させることができるようになる。
よって、本実施形態の光パワー減衰器1によれば、図5に示した従来の光パワー減衰器5に比べて、小型化することができ、延いては、光パワー減衰器1を内蔵する光通信用機器を容易に小型化できるようになる。
ここで、本実施形態のように、MEMSパッケージ12において、MEMS素子10を、MEMSパッケージ12の中心位置から偏心した位置に配置するには、例えば、図2に示すように、MEMSパッケージ12内の基板13に対し、MEMS素子10を、基板13の中心点Poから偏心した位置に配置するようにすればよい。
なお、図2において、MEMS素子10が実装される基板13には、MEMS素子10に反射角度調整用(換言すれば静電力発生用)の電圧を印加するための正負一対の電極ピン14が設けられている。
そして、MEMS素子10及び基板13は、TOヘッダ15とTOキャップ16とにより構成されるTO−CANパッケージに収納されており、電極ピン14は、TOヘッダ15から外部に突出されている。
また、光パワー減衰器1を、光トランシーバ等の光通信用機器のケース内に収納する場合、光通信用機器を小型化するには、光パワー減衰器1の筐体サイズだけでなく、使用される光ファイバの取り回しも重要な要素となる。
そこで、本実施形態の光パワー減衰器1においては、2芯光ファイバ20を構成するIN側光ファイバ20i及びOUT側光ファイバ20oに、光通信用機器のケース内で容易に配線できるように、小径で曲げ半径が小さい光ファイバが使用される。
具体的には、光パワー減衰器では、一般に、IN側光ファイバ20i及びOUT側光ファイバ20oとして、曲げ半径R30mm、クラッド径125μm、素線250μmのものが使われている。
これに対し、本実施形態では、IN側光ファイバ20i及びOUT側光ファイバ20oには、クラッド径が100μm以下、若しくは、曲げ半径10mm以下の光ファイバが使用される。この結果、狭い空間内での高密度なファイバ実装が可能となり、光パワー減衰器1を使用する光通信用機器の小型化を実現できることになる。
なお、曲げ半径が10mm以下の光ファイバとしては、例えば、Corning社製、ClearCurve、ZBL Optical Fiberを挙げることができ、クラッド径が100μm以下の光ファイバとしては、例えば、Corning社製、RC SMFを挙げることができる。
以上、本開示の一実施形態について説明したが、本開示の光パワー減衰器は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々変形して実施することができる。
例えば、上記実施形態では、MEMSパッケージ12内で、MEMS素子10を、MEMSパッケージ12の中心位置(換言すればレンズ30の中心軸A)から偏心した位置に配置することで、MEMSパッケージ12をレンズ30の中心軸A上に配置しても、所望の反射特性(換言すれば減衰特性)が得られるようにしている。
これに対し、MEMS素子10は、MEMSパッケージ12の中心位置に配置し、MEMS素子10において、ミラー18を、MEMS素子10の中心位置から偏心した位置に配置するようにしてもよい。
つまり、図3Aに示すように、MEMS素子10において、ミラー18は、通常、梁19により支持された揺動中心位置がMEMS素子10の中心位置P1と一致するように配置される。これに対し、図3Bに示すように、ミラー18の揺動中心位置P2が、MEMS素子10の中心位置P1からずれるように、ミラー18を支持する梁19の位置を変更するのである。
そして、このようにすれば、MEMSパッケージ12内で、MEMS素子10を中心位置に配置しても、ミラー18の中心位置を、MEMSパッケージ12の中心位置からずらすことができる。従って、MEMS素子10を図3Bに示すように構成しても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
一方、上記実施形態では、MEMSパッケージ12を、TO−CANパッケージにて構成し、MEMS素子10駆動用の電圧は、MEMSパッケージ12のTOヘッダ15から突出された電極ピン14を介して入力するものとした。
このため、MEMSパッケージ12におけるMEMS素子10の実装空間内に、MEMS素子10に対し制御信号である電圧を印加するための配線部品を設ける必要がなく、これによって、MEMSパッケージ12を小型化することができる。
しかし、電極ピン14は、MEMSパッケージ12に制御信号(駆動電圧)を入力する駆動回路に接続するのに用いられ、MEMSパッケージ12を駆動回路が組み付けられた回路基板に実装するのには適しているが、強度を確保するために径を太くする必要がある。
このため、MEMSパッケージ12に電極ピン14を設けると、電極ピン14の径によって、MEMSパッケージ12をより小型化することが難しくなる。
そこで、MEMSパッケージ12を更に小型化して、光パワー減衰器1、延いては、光パワー減衰器1を内蔵する光通信用機器を小型化するには、MEMSパッケージ12を、図4に示すように構成するとよい。
つまり、図4に示すMEMSパッケージ12Aにおいては、MEMS素子10に駆動電圧を印加する電圧印加経路が、基板13及びヘッダ15Aを貫通する一対のスルーホール14Bにて構成されている。そして、MEMSパッケージ12Aのヘッダ15A側の外壁(底面)には、各スルーホール14Bに接続された一対の電極パターン14Aが設けられている。
このように構成されたMEMSパッケージ12Aによれば、電極ピン14を設ける必要がないので、図2に示したMEMSパッケージ12に比べて小型化することができる。
具体的には、光パワー減衰器において、現在使用されているTO−CANパッケージの最外径は3〜5mm程度であるが、MEMSパッケージ12Aを図4に示すように構成すれば、最大外径を3.5mm以下にすることができる。またこの場合、MEMSパッケージ12Aの形状は、円筒形状にも、図4に示すような矩形形状にもすることができる。
また、図4Bに示すように、電極パターン14Aに、電極ピン14C若しくは電極リードフレーム(図示せず)を接続することで、MEMSパッケージ12Aを、TO−CANパッケージ等にて構成されたものと同様に使用することができる。
また、上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
1,5…光パワー減衰器、10…MEMS素子、12,12A…MEMSパッケージ、13…基板、14…電極ピン、14A…電極パターン、14B…スルーホール、14C…電極ピン、15…TOヘッダ、15A…ヘッダ、16…TOキャップ、18…ミラー、19…梁、20…2芯光ファイバ、20i…IN側光ファイバ、20o…OUT側光ファイバ、22…キャピラリ部材、30…レンズ。

Claims (6)

  1. ミラーによる光の反射角度を制御可能なMEMS素子が収納されたMEMSパッケージと、
    光を伝送する2芯光ファイバの一端に設けられ、該2芯光ファイバに対し光を入・出力する側の端面が該2芯光ファイバの光軸に対し所定角度で傾斜しているキャピラリ部材と、
    前記キャピラリ部材を介して前記2芯光ファイバの一方の光ファイバから出射される光を前記MEMS素子に入射させ、前記MEMS素子の前記ミラーで反射された反射光を前記2芯光ファイバの他方の光ファイバに導くレンズと、
    を備え、
    前記キャピラリ部材及び前記MEMSパッケージは、前記レンズを挟んで、中心が前記レンズの中心軸と一致するように配置され、
    前記MEMSパッケージにおいて、前記MEMS素子は、前記ミラーの中心位置が前記レンズの中心軸から外れて、前記レンズからの入射光を前記レンズに向けて反射可能な位置に配置されている、光パワー減衰器。
  2. 前記MEMSパッケージは、前記MEMS素子の実装空間に、前記MEMS素子に制御信号を入力する配線部品が含まれないよう構成されている、請求項1に記載の光パワー減衰器。
  3. 前記MEMSパッケージは、前記MEMS素子に対する制御信号を外部から入力するための電極パターンを備えている、請求項1又は請求項2に記載の光パワー減衰器。
  4. 前記MEMSパッケージのサイズは、最大外形が3.5mm以下である、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の光パワー減衰器。
  5. 前記2芯光ファイバは、曲げ半径10mm以下の光ファイバにて構成されている、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の光パワー減衰器。
  6. 前記2芯光ファイバは、クラッド径が100μm以下の光ファイバにて構成されている、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の光パワー減衰器。
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