JP2018151277A - 計測装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】対象物の境界等を正確に検出することが可能な計測装置を提供する。【解決手段】計測装置は、計測対象物10に向けて出射されたレーザ光L1の戻り光L2を受光部3が受光することにより計測対象物10までの距離を計測する計測装置であって、光源部1と、制御部2と、受光部3と、偏光調整部5とを備える。光源部1は、偏光調整部5を介し、P偏光及びP偏光とは異なる方向の偏光であるS偏光を出射し、受光部3は、これらの反射光である戻り光L2を受光する。そして、制御部2は、受光部3の受光結果に基づき偏光強度分布を算出する。【選択図】図2

Description

本発明は、対象物との距離を計測する装置に関する。
従来から、レーザ光を利用した測距装置として、パルス光を対象物に対して出射し、対象物で反射したパルス光の受光タイミングに基づいて計測対象物までの距離を計測するように構成されたものが広く利用されている。例えば、特許文献1には、トリガ信号と受光信号に基づいて測定対象物までの距離を高精度に計測することが可能な測距装置が開示されている。
特許第4837413号
上述した測距装置を車両に搭載して自動運転や経路案内に用いる場合には、レーザ光が照射される対象物との距離を測定するのに加えて、個々の対象物の境界等を正確に検出することができることが望ましい。そこで、本発明は、対象物の境界等を正確に検出することが可能な計測装置を提供することを主な目的とする。
請求項1に記載の発明は、対象物に向けて出射されたレーザ光の戻り光を受光することにより前記対象物までの距離を計測する計測装置であって、第1の偏光及び前記第1の偏光とは異なる方向の偏光である第2の偏光を出射する出射部と、前記対象物により反射された前記第1の偏光及び前記第2の偏光を受光する受光部と、前記受光部の受光結果に基づき、前記対象物の偏光強度分布を算出する算出部と、を備えることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、対象物に向けて出射されたレーザ光の戻り光を受光することにより前記対象物までの距離を計測する計測装置であって、円偏光を出射する出射部と、前記対象物に入射した前記円偏光の反射光を、第1の偏光と、前記第1の偏光とは異なる方向の偏光である第2の偏光とに分離する分離部と、前記第1の偏光及び前記第2の偏光を受光する受光部と、前記受光部の受光結果に基づき、前記対象物の偏光強度分布を算出する算出部と、を備えることを特徴とする。
実施例に係る計測装置の概略構成を示す。 偏光調整部の構成を概略的に示した図である。 制御部の機能的な構成の一例を示すブロック図である。 計測装置の第2構成例を示す。 第2構成例に係る制御部の機能的な構成の一例を示すブロック図である。 発光及び受光に関するタイミングチャートの一例を示す。 計測装置の第3構成例を示す。 第3構成例に係る制御部の機能的な構成の一例を示すブロック図である。 計測装置の第4構成例を示す。 第4構成例に係る制御部の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
本発明の1つの好適な実施形態では、対象物に向けて出射されたレーザ光の戻り光を受光することにより前記対象物までの距離を計測する計測装置であって、第1の偏光及び前記第1の偏光とは異なる方向の偏光である第2の偏光を出射する出射部と、前記対象物により反射された前記第1の偏光及び前記第2の偏光を受光する受光部と、前記受光部の受光結果に基づき、前記対象物の偏光強度分布を算出する算出部と、を備える。
一般に、偏光方向によって反射率と入射角度との関係が変化し、2つの偏光方向が異なる偏光を対象物に照射した場合、対象物の境界付近では、これらの偏光に対する対象物の反射光の偏光強度は極端に異なって分布する。以上を勘案し、計測装置は、第1の偏光と第1の偏光とは異なる方向の偏光である第2の偏光を出射する出射部及びこれらの反射光を受光する受光部を備え、受光部の受光結果に基づき偏光強度分布を算出する。これにより、計測装置は、対象物の境界等を検出するのに好適な偏光強度分布を生成することができる。
上記計測装置の一態様では、計測装置は、前記偏光強度分布に基づき、前記対象物の境界を検出する検出部をさらに備える。
上記計測装置の他の一態様では、前記出射部は、前記第1の偏光を出射する第1出射部と、前記第2の偏光を出射する第2出射部とを備え、前記受光部は、前記第1の偏光が入射する第1受光部と、前記第2の偏光が入射する第2受光部とを備える。この態様により、計測装置は、第1の偏光及び第2の偏光をそれぞれ対象物に照射し、これらの反射光の偏光強度をそれぞれ取得することができる。
上記計測装置の他の一態様では、前記第1受光部に前記第1の偏光が入射する光路上には、前記第1の偏光と同一方向に偏光された光を透過させる偏光板が設けられ、前記第2受光部に前記第2の偏光が入射する光路上には、前記第2の偏光と同一方向に偏光された光を透過させる偏光板が設けられる。この態様によれば、受光部での太陽光の受光量を好適に低減し、受光する反射光のSN比を好適に改善することができる。
上記計測装置の他の一態様では、前記出射部は、時分割により前記第1の偏光及び前記第2の偏光を交互に出射し、前記算出部は、前記第1の偏光が出射される期間における前記受光部の受光結果に基づき、前記第1の偏光の偏光強度を算出し、前記第2の偏光が出射される期間における前記受光部の受光結果に基づき、前記第2の偏光の偏光強度を算出する。この態様によっても、計測装置は、第1の偏光及び第2の偏光をそれぞれ対象物に照射し、これらの反射光を1つの受光部により受光して偏光強度分布を算出することができる。
上記計測装置の他の一態様では、前記出射部は、光源が出射する直線偏光を時分割により前記第1の偏光と前記第2の偏光とに切り替える光学素子を備える。この態様では、計測装置は、第1の偏光と第2の偏光とのそれぞれに対応する光源を備える必要がないため好適である。
本発明の他の好適な実施形態では、対象物に向けて出射されたレーザ光の戻り光を受光することにより前記対象物までの距離を計測する計測装置であって、円偏光を出射する出射部と、前記対象物に入射した前記円偏光の反射光を、第1の偏光と、前記第1の偏光とは異なる方向の偏光である第2の偏光とに分離する分離部と、前記第1の偏光及び前記第2の偏光を受光する受光部と、前記受光部の受光結果に基づき、前記対象物の偏光強度分布を算出する算出部と、を備える。計測装置は、この態様によっても、対象物の境界等を検出するのに好適な偏光強度分布を生成することができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。
[装置構成]
図1は、本実施例に係る計測装置100の概略構成を示す。計測装置100は、計測対象物10に対して電磁波である赤外線(例えば、波長905nm)の投射光「L1」を投射し、その戻り光「L2」を受光し、白線や路肩などの計測対象物10の形状、境界位置の検出などを行う。計測装置100は、例えば車両に搭載され、車両の前方、側方又は後方などの特定の方位を計測範囲とするライダ(LiDAR : Light Detection and Ranging、または、LIDAR : Laser Imaging Detection and Ranging)または3Dライダである。図示のように、計測装置100は、光源部1と、制御部2と、受光部3と、MEMSミラー4と、偏光調整部5と、を備える。
光源部1は、赤外線の投射光L1をMEMSミラー4へ向けて出射する。MEMSミラー4は、投射光L1を反射し、計測装置100の外部へ出射する。受光部3は、例えばアバランシェフォトダイオード(Avalanche PhotoDiode)であり、受光した戻り光L2の光量に対応する検出信号を生成して制御部2へ送る。なお、受光部3は、偏光イメージングカメラであってもよい。
MEMSミラー4は、光源部1から入射する投射光L1を計測装置100の外部に向けて反射する。また、MEMSミラー4は、計測装置100の外部から入射する戻り光L2を、受光部3へ向けて反射する。MEMSミラー4は、例えば静電駆動方式のミラーであり、制御部2の制御により傾き(即ち光走査の角度)が所定の範囲内で変化する。
偏光調整部5は、後述するように、λ/2板、偏光ビームスプリッタなどを有し、投射光L1及び戻り光L2の偏光方向を調整することで、P偏光の戻り光L2及びS偏光の戻り光L2のそれぞれを受光部3に受光させる。偏光調整部5の構成例については後述する。
制御部2は、光源部1からの投射光L1の出射を制御するとともに、受光部3から供給された検出信号を処理することで、計測対象物10までの距離の算出及び計測対象物10の境界の検出等を行う。また、制御部2は、MEMSミラー4の傾きに関する制御信号をMEMSミラー4に送信することで、投射光L1の照射方向をMEMSミラー4により変化させる。
[偏光方向の調整]
計測装置100は、P偏光の投射光L1とS偏光の投射光L1とをそれぞれ出射させ、計測対象物10に反射されたそれぞれの戻り光L2を受光し、それらの偏光強度分布を算出することで、計測対象物10の境界等を検出する。以下では、上述の処理を実現するのに必要な偏光調整部5及び制御部2の構成についてそれぞれ説明する。
図2は、偏光調整部5の構成を概略的に示した図である。偏光調整部5は、主に、偏光板6(6PX、6PY、6SX、6SY)と、λ/2板7(7P、7S)と、集光レンズ8(8P、8S)とを有する。また、図2の例では、光源部1として、P偏光の投射光L1を出射するための光源部1Pと、S偏光の投射光L1を出射するための光源部1Sとが配置されており、受光部3として、P偏光の戻り光L2を受信するための受光部3Pと、S偏光の戻り光L2を受光するための受光部3Sとが配置されている。光源部1P、1Sの出射口付近には、それぞれコリメータレンズ15P、15Sが配置されている。
図2の構成では、光源部1Pから出射された直線偏光の投射光L1は、コリメータレンズ15Pを通過することで平行光となり、さらに偏光板6PX及びλ/2板7Pを通過することでP偏光となって図示しないMEMSミラー4へ入射し、MEMSミラー4で反射されて計測対象物10に入射する。この場合、計測対象物10に入射した投射光L1は、散乱光となって計測対象物10で反射され、その一部が戻り光L2として集光レンズ8Pに入射する。集光レンズ8Pに入射したP偏光の戻り光L2は、P偏光のみを通過させる偏光板6PYを通過して受光部3Pへ入射する。このように、P偏光のみを通過させる偏光板6PYを設けることで、迷光である太陽光の円偏光成分等を遮断して好適に太陽光の透過率を下げることができる。なお、上述の計測対象物10に入射する投射光L1は、本発明における「第1の偏光」の一例であり、光源部1P、コリメータレンズ15P、偏光板6PX及びλ/2板7Pは、本発明における「第1出射部」の一例である。
一方、光源部1Sから出射された直線偏光の投射光L1は、コリメータレンズ15Sを通過することで平行光となり、さらに偏光板6SX及びλ/2板7Sを通過することでS偏光となって図示しないMEMSミラー4へ入射し、MEMSミラー4で反射されて計測対象物10に入射する。この場合、計測対象物10に入射した投射光L1は、散乱光となって計測対象物10で反射され、その一部が戻り光L2として集光レンズ8Sに入射する。集光レンズ8Sに入射したS偏光の戻り光L2は、S偏光のみを通過させる偏光板6SYを通過して受光部3Sへ入射する。上述の計測対象物10に入射する投射光L1は、本発明における「第2の偏光」の一例であり、光源部1S、コリメータレンズ15S、偏光板6SX及びλ/2板7Sは、本発明における「第2出射部」の一例である。
一般に、半導体レーザが出射する光は完全偏光ではなく自然光も混入している。以上を勘案し、図2の構成では、S/N比改善のために偏光板6PX、6SXを挿入している。また、光学レイアウトに規制がない場合には、λ/2板7P、7Sを挿入する代わりに、光源部1P、1Sのいずれか片方の半導体レーザを回転すればよく、光学レイアウトの関係で半導体レーザを回転したくないときは、図2に示すようにλ/2板7P、7Sを挿入する必要がある。即ち、投射光L1としてP偏光とS偏光が必要であり、光学レイアウトに規制がない場合には、光源部1P、1Sのいずれか片方の半導体レーザだけ回転すればよい。このように、偏光板6PX及びλ/2板7Pと偏光板6SX及びλ/2板7Sは、SN改善や光学レイアウトの規制を勘案して設けられているが、必須の構成ではない。
図3は、制御部2の機能的な構成の一例を示すブロック図である。制御部2は、主に、P偏光レーザ駆動部20Pと、S偏光レーザ駆動部20Sと、P偏光成分検出部21Pと、S偏光成分検出部21Sと、メモリ22P、22Sと、偏光強度分布算出部23と、検出部24と、照合部25と、判定部26とを備える。
P偏光レーザ駆動部20Pは、計測装置100内で生成されるクロック信号等に基づき、光源部1Pに対して駆動電圧を印加する。S偏光レーザ駆動部20Sは、計測装置100内で生成されるクロック信号等に基づき、光源部1Sに対して駆動電圧を印加する。
P偏光成分検出部21Pは、受光部3Pが受光したP偏光成分の戻り光L2の光量(即ち偏光強度)に応じた検出信号を受信し、当該検出信号をメモリ22Pに記憶する。S偏光成分検出部21Sは、受光部3Sが受光したP偏光成分の戻り光L2の偏光強度に応じた検出信号を受信し、当該検出信号をメモリ22Sに記憶する。
偏光強度分布算出部23は、メモリ22P、22Sに記憶された情報に基づき戻り光L2のP偏光成分の偏光強度及びS偏光成分の偏光強度を算出し、これらの偏光強度の比率である偏光比を算出する。そして、偏光強度分布算出部23は、パルス光である投射光L1が照射される計測対象物10の各照射位置での偏光比を、偏光強度分布として算出する。検出部24は、偏光強度分布算出部23が算出した計測対象物10に関する偏光強度分布に基づき、計測対象物10の境界等を検出する。なお、S偏光及びP偏光は、入射角度によって物体からの反射率が異なるため、これらの偏光比に基づき異なる物体の境界を判定することが可能である。偏光比に基づき路面状態や車線の境界を判定する方法については、例えば、特開平11−230898号公報、特開2011−150689号公報等に開示されている。
照合部25は、検出部24の検出結果と地図データ27に記録された情報との照合を行う。例えば、地図データ27には、道路周辺の地物(白線、標識等を含む)の位置情報や形状情報などが登録されており、照合部25は、検出部24が検出した計測対象物10の境界位置等と、地図データ27に登録された地物の位置等との照合を行う。そして、判定部26は、照合部25の照合結果に基づき、検出部24が検出した計測対象物10の境界等が地図データ27に登録された地物の境界等に該当すると判断した場合、検出部24が検出した情報を、表示部28や車両制御部29へ供給する。例えば、この場合、表示部28は、例えば、車両前方を撮影した画像を表示する車載機又はヘッドアップディスプレイ等であり、制御部2が検出した地物の境界等を強調する画像を、撮影画像又は前方風景に重ねて表示する。車両制御部29は、例えば車両のECU(Electric Control Unit)等であり、制御部2が検出した特定地物の境界等に基づき自動運転制御(例えばレーンキープ制御)などを行う。
このように、計測装置100は、図2及び図3の構成によれば、P偏光の投射光L1とS偏光の投射光L1とをそれぞれ出射させ、計測対象物10に反射されたそれぞれの戻り光L2を受光し、計測対象物10の境界等を好適に検出することができる。なお、計測装置100は、図3において図示しない距離測定部を有し、公知のTOF(Time−of−Flight)方式により、計測対象物10に対する距離測定を行う。この場合、例えば、距離測定部は、受光部3P、3Sの少なくとも一方の検出信号に基づき、各投射光L1の出射からその戻り光L2の受光までの時間幅に相当する距離を算出することで、計測対象物10の投射光L1の各照射位置の距離を算出する。
[他の構成例]
次に、図2及び図3に示した計測装置100の構成例(「第1構成例」とも呼ぶ。)以外の他の構成例(第2〜第4構成例)について順に説明する。以後では、同一の構成要素については適宜同一の符号を付し、その説明を省略する。
(第2構成例)
図4は、偏光調整部5Aを備える計測装置100の第2構成例を示す。第2構成例では、制御部2は、時分割によりP偏光の投射光L1とS偏光の投射光L1とを交互に出射する。偏光調整部5Aは、偏光板6(6PX、6PY、6SX、6SY)及びλ/2板7(7P、7S)に代えて、偏光ビームスプリッタ9(9X、9Y)と、ミラー11とを有する点で第1構成例の偏光調整部5と異なる。
偏光ビームスプリッタ9Xは、P偏光を透過し、S偏光を反射することから、図4の例では、光源部1Pから出射されたP偏光の投射光L1を透過する。また、偏光ビームスプリッタ9Xは、光源部1Pと約90度異なる角度により光源部1Sから出射されたS偏光の投射光L1を反射することで、P偏光の投射光L1と同一光路によりS偏光の投射光L1を出射させる。そして、計測対象物10で反射された戻り光L2は、集光レンズ8により集光されて偏光ビームスプリッタ9Yに入射する。
ここで、P偏光の戻り光L2は、偏光ビームスプリッタ9Yを透過して受光部3へ入射する。一方、S偏光の戻り光L2は、偏光ビームスプリッタ9Yで反射後、さらにミラー11により反射されて受光部3へ入射する。なお、偏光ビームスプリッタ9Y及びミラー11は、SN比改善のために設けられているが、必須の構成ではない。また、コリメータレンズ15P、コリメータレンズ15Sに代えて、偏光ビームスプリッタ9Xより先の投射光L1の光路上にコリメータレンズが1つ設けられていてもよい。
図5は、第2構成例に係る制御部2の機能的な構成の一例を示すブロック図である。第2構成例に係る制御部2は、タイミング制御部30と、スイッチ部31とを有する点で第1構成例に係る制御部2と異なる。
タイミング制御部30は、光源部1Pと光源部1Sの投射光L1の出射タイミングを制御する制御信号をP偏光レーザ駆動部20PとS偏光レーザ駆動部20Sにそれぞれ送信すると共に、スイッチ部31の状態を切り替える制御信号をスイッチ部31へ送信する。これにより、タイミング制御部30は、時分割により交互に光源部1Pと光源部1Sにより投射光L1を出射させると共に、光源部1Pの出射タイミングでは受光部3の検出信号をP偏光成分検出部21Pへ供給させ、光源部1Sの出射タイミングでは受光部3の検出信号をS偏光成分検出部21Sへ供給させるようにスイッチ部31の状態を制御する。
図6は、タイミング制御部30が制御する発光及び受光に関するタイミングチャートの一例を示す。図6は、上から順に、光源部1Pの出射タイミング(即ちP偏光発光タイミング)、P偏光成分検出部21Pに受光部3の検出信号が供給されるタイミング(即ちP偏光受光タイミング)、光源部1Sの出射タイミング(即ちS偏光発光タイミング)、及びS偏光成分検出部21Sに受光部3の検出信号が供給されるタイミング(即ちS偏光受光タイミング)をそれぞれ示す。
図6の例では、タイミング制御部30は、P偏光発光タイミングが断続的にオンとなる期間においてP偏光受光タイミングをオンにすると共に、S偏光発光タイミングが断続的にオンとなる期間においてS偏光受光タイミングをオンにしている。そして、タイミング制御部30は、P偏光受光タイミングと、S偏光受光タイミングとが重ならないように、1周期分(即ち1フレーム分)の走査ごとに交互にオンにしている。このようにすることで、タイミング制御部30は、光源部1Pの出射タイミングでは受光部3の検出信号をP偏光成分検出部21Pへ供給させ、光源部1Sの出射タイミングでは受光部3の検出信号をS偏光成分検出部21Sへ供給させるようにスイッチ部31の状態を好適に制御することができる。
第2構成例によれば、計測装置100は、第1構成例と同様にP偏光及びS偏光の戻り光L2を好適に受光し、計測対象物10の境界等を好適に検出することができる。また、第2構成例では、受光部3等の光学部品の個数を第1構成例と比べて好適に削減できる。
(第3構成例)
図7は、偏光調整部5Bを備える計測装置100の第3構成例を示す。第3構成例では、制御部2は、時分割によりP偏光の投射光L1とS偏光の投射光L1とを交互に出射する点で第2構成例と共通し、光源部1を1つのみ用いる点で第2構成例と異なる。
図7に示すように、偏光調整部5Bは、電気光学結晶12(12X、12Y)を有する。そして、電気光学結晶12Xには、光源部1から出射され、コリメータレンズ15により平行光にされた直線偏光の投射光L1が入射する。ここで、電気光学結晶12Xは、制御部2から電圧が印加されたときに、入射する投射光L1の偏光方向を90度変更する。図7の例では、光源部1は、P偏光である投射光L1を出射し、電気光学結晶12Xは、入射した投射光L1をP偏光からS偏光に変換している。そして、計測対象物10から反射された戻り光L2は、集光レンズ8を通過後に電気光学結晶12Yに入射する。電気光学結晶12Xは、本発明における「光学素子」の一例である。
電気光学結晶12Yは、制御部2から電圧が印加されていない状態ではP偏光を透過し、制御部2から電圧が印加された状態ではS偏光を透過する。そして、電気光学結晶12Yには、電気光学結晶12Xと同期したタイミングで電圧が印加されるため、電気光学結晶12Yは、電気光学結晶12XからP偏光の投射光L1が出射されるタイミングではP偏光の戻り光L2を透過させ、電気光学結晶12XからS偏光の投射光L1が出射されるタイミングではS偏光の戻り光L2を透過させる。そして、電気光学結晶12Yを透過した戻り光L2は、受光部3へ入射する。なお、SN比改善のため、受光部3と電気光学結晶12Yとの間に偏光板が設けられていてもよい。また、SN比が十分に得られている場合は受光部側の電気光学素子12Yを設けなくてもよい。
図8は、第3構成例に係る制御部2の機能的な構成の一例を示すブロック図である。第3構成例に係る制御部2は、タイミング制御部30Aと、スイッチ部31とを有する。
タイミング制御部30Aは、スイッチ部31の状態を制御すると共に、電気光学結晶12X、12Yへの電圧印加の有無を制御する。ここで、光源部1は、レーザ駆動部20から供給される駆動信号に基づき所定の時間間隔により投射光L1を出射する。そして、タイミング制御部30Aは、例えば、図6のタイミングチャートに示されるP偏光受光タイミング及びS偏光受光タイミングと同様に、電気光学結晶12X、12Yへの電圧印加のオン及びオフを、1フレームの期間ごとに交互に繰り返す。
さらに、タイミング制御部30Aは、電気光学結晶12X、12Yへ電圧印加していない期間では、受光部3の検出信号がP偏光成分検出部21Pに供給されるようにスイッチ部31の状態を制御する。一方、タイミング制御部30Aは、電気光学結晶12X、12Yへ電圧印加している期間では、受光部3の検出信号がS偏光成分検出部21Sに供給されるようにスイッチ部31の状態を制御する。従って、タイミング制御部30Aが電気光学結晶12X、12Yへ電圧印加していない期間では、電気光学結晶12XからP偏光の投射光L1が出射され、電気光学結晶12Yを透過したP偏光の戻り光L2が受光部3に入射する。一方、タイミング制御部30Aが電気光学結晶12X、12Yへ電圧印加している期間では、電気光学結晶12XからS偏光の投射光L1が出射され、電気光学結晶12Yを透過したS偏光の戻り光L2が受光部3に入射する。
第3構成例によれば、計測装置100は、1つの光源部1によりP偏光及びS偏光の投射光L1を出射すると共に、1つの受光部3によりP偏光及びS偏光の戻り光L2を好適に受光することができる。
なお、電気光学結晶12Yは、SN改善のために設けられているが、必須の構成ではない。また、電気光学結晶12(12X、12Y)に代えて、回転機能付きのλ/2板又は液晶が電気光学結晶12と同じ位置に設けられていてもよい。回転機能付きのλ/2板が設けられた場合には、タイミング制御部30Aは、1フレームの期間が経過するごとに、回転機能付きのλ/2板を回転させる。一方、電気光学結晶12の代わりに液晶が設けられた場合には、電圧を印加していないときに液晶により偏光方向が90度変わることから、タイミング制御部30Aは、電気光学結晶12に電圧を印加するタイミングでは液晶に電圧を印加せず、電気光学結晶12に電圧を印加しないタイミングで液晶に電圧を印加させる。
(第4構成例)
図9は、偏光調整部5Cを備える計測装置100の第4構成例を示す。第4構成例では、制御部2は、円偏光である投射光L1を出射し、戻り光L2をP偏光とS偏光に分解してそれぞれ受信する点において、第1〜第3構成例と異なる。
図9の例では、投射光L1の光路上にλ/4板13が設けられると共に、戻り光L2の光路上に偏光ビームスプリッタ9Yが設けられている。そして、光源部1から出射され、コリメータレンズ15により平行光となった直線偏光(ここではP偏光)の投射光L1がλ/4板13に入射する。この場合、λ/4板13により投射光L1は右回り円偏光となり計測対象物10へ入射し、左回り円偏光(又は楕円偏光)の戻り光L2となって計測対象物10により反射される。その後、戻り光L2は、集光レンズ8を通過後、偏光ビームスプリッタ9Yに入射する。この場合、P偏光成分の戻り光L2は偏光ビームスプリッタ9Yを透過して受光部3Pに入射し、S偏光成分の戻り光L2は、偏光ビームスプリッタ9Yにより反射されて受光部3Sに入射する。
図10は、第4構成例に係る制御部2の機能的な構成の一例を示すブロック図である。第4構成例に係る制御部2は、図3に示す第1構成例の制御部2と同等の構成を有する。なお、第4構成例では、第1構成例でのP偏光レーザ駆動部20P及びS偏光レーザ駆動部20Sに代えて、光源部1を駆動させるレーザ駆動部20が存在する。そして、第4構成例によっても、計測装置100は、第1〜第3構成例と同様にP偏光及びS偏光の戻り光L2をそれぞれ受光することで、計測対象物10の境界等を好適に検出することができる。また、第4構成例では、光源部1を複数設ける必要がない。
以上説明したように、本実施例に係る計測装置100は、計測対象物10に向けて出射されたレーザ光の戻り光L2を受光部3が受光することにより計測対象物10までの距離を計測する計測装置であって、光源部1と、制御部2と、受光部3と、偏光調整部5とを備える。光源部1は、偏光調整部5を介し、P偏光及びP偏光とは異なる方向の偏光であるS偏光を出射し、受光部3は、これらの反射光である戻り光L2を受光する。そして、制御部2は、受光部3の受光結果に基づき偏光強度分布を算出する。これにより、計測装置100は、計測対象物10の境界等を検出するのに好適な偏光強度分布を取得することができる。
[変形例]
計測装置100の構成は、図1等に示す構成に限定されない。例えば、計測装置100は、MEMSミラー4に代えて、モータにより回転する回転体に設けられたプリズム等であってもよい。また、計測装置100の一部の機能は、計測装置100と通信可能な他の装置により実現されてもよい。例えば、計測装置100は、図3等に示す検出部24、照合部25、判定部26に相当する処理を行う装置に対し、偏光強度分布算出部23が算出した偏光強度分布の情報を送信するように構成されてもよい。また、計測装置100が検出する対象は、白線や路肩、路面などの地物に限らず、歩行者や周辺車両などの障害物であってもよい。
1 光源部
2 制御部
3 受光部
4 MEMSミラー
5、5A〜5C 偏光調整部
10 計測対象物
100 計測装置

Claims (7)

  1. 対象物に向けて出射されたレーザ光の戻り光を受光することにより前記対象物までの距離を計測する計測装置であって、
    第1の偏光及び前記第1の偏光とは異なる方向の偏光である第2の偏光を出射する出射部と、
    前記対象物により反射された前記第1の偏光及び前記第2の偏光を受光する受光部と、
    前記受光部の受光結果に基づき、前記対象物の偏光強度分布を算出する算出部と、
    を備えることを特徴とする計測装置。
  2. 前記偏光強度分布に基づき、前記対象物の境界を検出する検出部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の計測装置。
  3. 前記出射部は、前記第1の偏光を出射する第1出射部と、前記第2の偏光を出射する第2出射部とを備え、
    前記受光部は、前記第1の偏光が入射する第1受光部と、前記第2の偏光が入射する第2受光部とを備えることを特徴とする請求項1または2に記載の計測装置。
  4. 前記第1受光部に前記第1の偏光が入射する光路上には、前記第1の偏光と同一方向に偏光された光を透過させる偏光板が設けられ、
    前記第2受光部に前記第2の偏光が入射する光路上には、前記第2の偏光と同一方向に偏光された光を透過させる偏光板が設けられることを特徴とする請求項3に記載の計測装置。
  5. 前記出射部は、時分割により前記第1の偏光及び前記第2の偏光を交互に出射し、
    前記算出部は、前記第1の偏光が出射される期間における前記受光部の受光結果に基づき、前記第1の偏光の偏光強度を算出し、前記第2の偏光が出射される期間における前記受光部の受光結果に基づき、前記第2の偏光の偏光強度を算出することを特徴とする請求項1または2に記載の計測装置。
  6. 前記出射部は、光源が出射する直線偏光を時分割により前記第1の偏光と前記第2の偏光とに切り替える光学素子を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の計測装置。
  7. 対象物に向けて出射されたレーザ光の戻り光を受光することにより前記対象物までの距離を計測する計測装置であって、
    円偏光を出射する出射部と、
    前記対象物に入射した前記円偏光の反射光を、第1の偏光と、前記第1の偏光とは異なる方向の偏光である第2の偏光とに分離する分離部と、
    前記第1の偏光及び前記第2の偏光を受光する受光部と、
    前記受光部の受光結果に基づき、前記対象物の偏光強度分布を算出する算出部と、
    を備えることを特徴とする計測装置。
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