JP2018150910A - 両吸込型遠心ファン - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の羽根の取り付け加工に起因して、羽根が取り付けられる部材の歪みが大きくなるのを抑制することである。【解決手段】両吸込型遠心ファンには、回転軸(33)を有する電動機(31)と、複数の羽根(42,52)と、該複数の羽根(42,52)が取り付けられる端板(41,51)とをそれぞれ有する2つの羽根車(40,50)と、前記2つの羽根車(40,50)を前記回転軸(33)に連結するための連結部材(80)とが設けられる。【選択図】図6

Description

本発明は、両吸込型遠心ファンに関する。
空気を搬送する遠心ファンとして、両吸込型の遠心ファンがある。特許文献1には、この種の両吸込型遠心ファンが開示されている。
特許文献1の例えば図4に示すように、両吸込型遠心ファンは、電動機の回転軸に2組の羽根車が連結される。一方の羽根車の吸込口は電動機側に開口し、他方の羽根車の吸込口は電動機と反対側に開口する。各羽根車の吸込口には、空気を案内するベルマウスがそれぞれ接続される。電動機の回転軸が駆動されると、2つの羽根車がそれぞれ回転する。すると、空気が各ベルマウスを介して各羽根車の吸込口に吸い込まれる。各吸込口に吸い込まれた空気は、羽根車の径方向外方へ向きを変え、吹出口より流出する。
特開2016−65715号公報
特許文献1に開示のような両吸込型遠心ファンにおいて、本願発明者は、回転軸に固定される1枚の円板状のステーの表面と裏面とにそれぞれ複数の羽根を取り付け、ファンユニットを構成することを試みた。しかし、ステーに複数の羽根を取り付けると、取り付け加工に起因してステーに局所的な歪み(凹凸)が生じてしまう。特に、複数の羽根を溶接によってステーに接合すると、このような歪みが顕著となる。このため、1枚のステーの両面に多数の羽根を取り付ける場合、このような局所的な凹凸の数が多くなってしまう。この結果、ステーの平面度が損なわれ、ひいては複数の羽根の位置精度が低下してしまい、ファンの性能の低下や騒音の増大を招くおそれがあった。
本発明は、このような課題に着目しなされたものであり、その目的は、複数の羽根の取り付け加工に起因して、羽根が取り付けられる部材の歪みが大きくなるのを抑制することである。
第1の発明は、両吸込型遠心ファンであって、回転軸(33)を有する電動機(31)と、複数の羽根(42,52)と、該複数の羽根(42,52)が取り付けられる端板(41,51)とをそれぞれ有する2つの羽根車(40,50)と、前記2つの羽根車(40,50)を前記回転軸(33)に連結するための連結部材(80)とを備えている。
第1の発明では、2つの羽根車(40,50)にそれぞれ端板(41,51)が設けられ、各端板(41,51)にそれぞれ複数の羽根(42,52)が取り付けられる。このため、本発明では、1枚のステーの表裏に複数の羽根を取り付ける場合と比較すると、取り付け加工に伴って発生する局所的な歪みが半減する。従って、このような局所的な歪みに起因して複数の羽根(42,52)の位置の精度が低下してしまうことを抑制できる。
このようして、分離して構成された2つの羽根車(40,50)は、連結部材(80)を介して回転軸(33)に連結される。
第2の発明は、第1の発明において、前記連結部材(80)は、前記回転軸(33)が挿通されるボス部(81)と、前記ボス部(81)から径方向外方へ延出するとともに前記2つの羽根車(40,50)の端板(41,51)の少なくとも一方が固定されるフランジ部(82)とを備えている。
第2の発明では、連結部材(80)のボス部(81)に回転軸(33)が挿通されることで、連結部材(80)が回転軸(33)に固定される。そして、ボス部(81)から径方向外方に突出したフランジ部(82)は、羽根車(40,50)の端板(41,51)を固定するための部材として機能する。このような連結部材(80)の構成により、比較的簡素な構造で羽根車(40,50)を回転軸(33)に連結できる。
第3の発明は、第2の発明において、前記2つの羽根車(40,50)は、2つの前記端板(41,51)が前記フランジ部(82)を挟む状態で該フランジ部(82)に固定されることを特徴とする。
第3の発明では、2つの羽根車(40,50)の端板(41,51)がフランジ部(82)を挟んだ状態で、該フランジ部(82)に固定される。つまり、1つのフランジ部(82)が、2つの羽根車(40,50)を固定するための部材として機能する。
第4の発明は、第3の発明において、前記フランジ部(82)及び2つの端板(41,51)を貫通し、該フランジ部(82)及び2つの端板(41,51)を一体的に固定する固定部材(85)を備えていることを特徴とする。
第4の発明では、フランジ部(82)及び2つの端板(41,51)に固定部材(85)を貫通させることで、2つの羽根車(40,50)がフランジ部(82)に固定される。これにより、2つの羽根車(40,50)が回転軸(33)に確実に連結される。
第5の発明は、第2乃至第4のいずれか1つの発明において、前記フランジ部(82)の外周面(82a)は、前記複数の羽根(42,52)の内周側端部(42a,52a)よりも羽根車(40,50)の中心寄りに形成されることを特徴とする。
各端板(41,51)では、複数の羽根(42,52)が取り付けられた部分の近傍において、局所的な歪みが発生する。各端板(41,51)の歪み部分とフランジ部(82)とがオーバーラップすると、端板(41,51)がフランジ部(82)に対して僅かに傾斜してしまい、複数の羽根(42,52)の位置の精度が低下してしまう可能性がある。
これに対し、本発明のフランジ部(82)は、複数の羽根(42,52)の内周側端部(42a,52a)よりも羽根車(40,50)の中心寄りにある。このため、フランジ部(82)に端板(41,51)を固定した状態では、端板(41,51)において複数の羽根(42,52)が取り付けられた部分と、フランジ部(82)とは軸方向においてオーバーラップしない。従って、フランジ部(82)と端板(41,51)とを確実に面接触させることができ、端板(41,51)が傾斜してしまうことを回避できる。
本発明によれば、第1羽根車(40)の端板(41)と、第2羽根車(50)の端板(51)とにそれぞれ複数の羽根(42,52)を取り付けるようにしたので、溶接等の取り付け加工に起因する歪みを軽減できる。この結果、複数の羽根(42,52)の位置の精度の低下を抑制でき、例えばファン効率の低下や騒音の発生も防止できる。
図1は、実施形態に係る空気調和装置の概略の構成図である。 図2は、実施形態に係る室内ユニットの内部構造を示す概略の正面図である。 図3は、実施形態に係る室内ユニットの内部構造を示す概略の側面図である。 図4は、実施形態に係る室内ユニットの下面図である。 図5は、実施形態に係るファンの要部を拡大した側面図である。 図6は、実施形態に係るファンの要部の縦断面図である。 図7は、実施形態に係る第1ファンロータの正面図である。 図8は、実施形態に係る第2ファンロータの正面図である。 図9は、実施形態に係る連結部材の斜視図である。 図10は、実施形態に係る連結部材の側面図である。 図11は、その他の実施形態に係る連結部材の要部を拡大した概略の構成図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
本発明の両吸込型遠心ファン(30)は、対象空間の空調を行う空気調和装置(10)に搭載される。
〈空気調和装置の全体構成〉
図1に示すように、空気調和装置(10)は、例えば電算機室(S1)の空調を行う。空気調和装置(10)は、冷媒が充填される冷媒回路(11)を備える。冷媒回路(11)では、冷媒が循環することで蒸気圧縮式の冷凍サイクルが行われる。空気調和装置(10)は、室内ユニット(12)、室外ユニット(13)、及びこれらを接続する冷媒配管(14)を備えている。室外ユニット(13)は、屋外(例えば屋上)に設置され、室内ユニット(12)は、屋内に設置される。
〈屋内の全体構成〉
図1に示すように、屋内では、電算機室(S1)と空調機室(S2)と床下空間(S3)と天井裏空間(S4)とが区画される。電算機室(S1)には、電算機(4)が設置され、空調機室(S2)には、室内ユニット(12)が設置される。空調機室(S2)は、空調機室(S2)の床に形成された連通口(図示省略)を介して床下空間(S3)と連通している。床下空間(S3)は、電算機室(S1)の床に形成された複数の給気口(5)を介して電算機室(S1)と連通している。電算機室(S1)は、天井に形成された複数の排気口(6)を介して天井裏空間(S4)と連通している。天井裏空間(S4)は、連絡口(7)を介して空調機室(S2)と連通している。このように、屋内では、空調機室(S2)と電算機室(S1)とを繋いで空気が循環する循環流路が形成される。
〈室内ユニット〉
図2〜図4に示すように、室内ユニット(12)は、ケーシング(20)、該ケーシング(20)に収容される圧縮機(21)、室内熱交換器(22)、及び両吸込型遠心ファン(30)(以下、単にファン(30)ともいう)を備えている。
ケーシング(20)は、縦長の矩形箱形に形成される。ケーシング(20)の天板(20a)には、ケース側吸込口(図示省略)が形成され、ケーシング(20)の底板(20b)には、吹出口(24)が形成される(図4を参照)。ケーシング(20)の上側の空間は、圧縮機室(25)と熱交換器室(26)とに区画される。圧縮機室(25)には、圧縮機(21)やアキュムレータ(図示省略)等が設置され、熱交換器室(26)には、フィンアンドチューブ式の室内熱交換器(22)が設置される。ケーシング(20)の下側の空間は、ファン収容室(27)を構成する。ファン収容室(27)には、ファン(30)が設置される。ケーシング(20)の内部では、ケース側吸込口、熱交換器室(26)、ファン収容室(27)、及び吹出口(24)が順に連通し、空気流路が形成される。
〈両吸込型遠心ファン〉
ファン(30)の構成について、図2〜図10を参照しながら詳細に説明する。
ファン(30)は、ファン収容室(27)に設置されている。ファン(30)は、電動機(31)と、ファンケース(35)と、第1ファンロータ(40)(第1羽根車)と、第2ファンロータ(50)(第2羽根車)と、連結部材(80)と、第1ベルマウス(60)と、第2ベルマウス(70)とを有している。
〈電動機〉
図2に示すように、電動機(31)は、ケーシング(20)の一方の側板(20c)に近接して配置される。電動機(31)は、モータ本体(32)と、該モータ本体(32)に回転駆動される回転軸(33)とを有している。モータ本体(32)は、ケーシング(20)の底板(20b)に設置されるモータ支持部(34)によって支持される。回転軸(33)は、ケーシング(20)の底板(20b)に沿って水平方向に延びている。
〈ファンケース〉
ファンケース(35)は、下側が開口する箱状に形成され、ケーシング(20)の底板(20b)に設置されている。ファンケース(35)の下側の開口は、底板(20b)の吹出口(24)と連通している。図5に示すように、ファンケース(35)は、電動機(31)側に形成される第1側板(36)と、電動機(31)と反対側に形成される第2側板(37)とを有する。第1側板(36)と第2側板(37)とは、垂直な状態で立設している。第1側板(36)には、円形状の第1円形開口(36a)が形成され、第2側板(37)には、円形状の第2円形開口(37a)が形成される。第1円形開口(36a)には、第1ベルマウス(60)が挿通される。第1側板(36)には、第1ベルマウス(60)の外縁が固定される。第2円形開口(37a)には、第2ベルマウス(70)が挿通される。第2側板(37)には、第2ベルマウス(70)の外縁が固定される。
〈ファンロータ〉
回転軸(33)には、第1ファンロータ(40)と第2ファンロータ(50)とが連結されている。厳密には、第1ファンロータ(40)及び第2ファンロータ(50)は、連結部材(80)(図6を参照)を介して回転軸(33)に連結される。回転軸(33)では、電動機(31)の近くから遠くに向かって順に、第1ファンロータ(40)、第2ファンロータ(50)が配置される。つまり、第1ファンロータ(40)は、電動機(31)寄りの第1羽根車を構成し、第2ファンロータ(50)は、第1ファンロータ(40)よりも電動機(31)から離れた第2羽根車を構成している。
第1ファンロータ(40)及び第2ファンロータ(50)は、基本的には同じ要素部品で構成されている。つまり、第1ファンロータ(40)は、第1端板(41)と、複数の羽根(42)と、第1シュラウド(43)とを有し、第2ファンロータ(50)は、第2端板(51)と、複数の羽根(52)と、第2シュラウド(53)とを有している。第1ファンロータ(40)及び第2ファンロータ(50)は、これらが回転軸(33)に連結された状態において、互いに鏡対称な構造ないし形状となる。
第1ファンロータ(40)と第2ファンロータ(50)とでは、各端板(41,51)が軸方向に隣接するように配置される。第1ファンロータ(40)は、電動機(31)側(図6の左側)から空気を吸い込んで、径方向外方に空気を搬送するように構成される。第2ファンロータ(50)は、電動機(31)と反対側(図6の右側)から空気を吸い込んで、径方向外方に空気を搬送するように構成される。
〈端板〉
第1端板(41)及び第2端板(51)は、略円板状の鋼板で構成される。第1端板(41)には、回転軸(33)が貫通する第1貫通穴(41a)が形成され、第2端板(51)には、回転軸(33)が貫通する第2貫通穴(51a)が形成される。図6に示すように、第1端板(41)及び第2端板(51)は、詳細は後述する連結部材(80)を挟み込む状態で、該連結部材(80)に固定される。
〈羽根〉
図6及び図7に示すように、第1ファンロータ(40)の複数の羽根(42)の基部は、第1端板(41)の表面(電動機(31)側の面)に溶接によって取り付けられる。図6及び図8に示すように、第2ファンロータ(50)の複数の羽根(52)の基部は、第2端板(51)の表面(電動機(31)と反対側の面)に溶接によって取り付けられる。上述したように、第1ファンロータ(40)の複数の羽根(42)と、第2ファンロータ(50)の複数の羽根(52)とは、2つの端板(41,51)を挟んで鏡対称な構造ないし形状をしている。
第1ファンロータ(40)の複数の羽根(42)と、第2ファンロータ(50)の複数の羽根(52)とは、基端から先端までの厚みが不均一な複雑な形状をしている。また、第1ファンロータ(40)の複数の羽根(42)と、第2ファンロータ(50)の複数の羽根(52)とは、周方向の間隔が不均一な、いわゆる不等ピッチ式で構成される。本実施形態では、第1ファンロータ(40)の複数の羽根(42)の枚数、及び第2ファンロータ(50)の複数の羽根(52)の枚数が、7枚となっている。この枚数は単なる例示であり、6枚以下、ないし8枚以上であってもよい。
第1ファンロータ(40)の複数の羽根(42)と、第2ファンロータ(50)の複数の羽根(52)とは、各ファンロータ(40,50)の軸方向において互いに一致しないように、各羽根(42,52)の角度位置がずれている。具体的に、本実施形態では、各羽根(42,52)が完全に一致する状態から、周方向に隣り合う羽根(42,52)のピッチ角度の略半分の角度だけ、各羽根(42,52)の角度位置がずれている。より詳細には、例えば本実施形態では、各羽根(42,52)の枚数が7枚であり、そのピッチ角度の平均は約50〜52°である。従って、第1ファンロータ(40)の複数の羽根(42)と、第2ファンロータ(50)の複数の羽根(52)とは、完全に一致する状態より、約25〜26°程度、各羽根(42,52)の角度位置をずらすとよい。
〈シュラウド〉
第1シュラウド(43)及び第2シュラウド(53)とは、軸方向に扁平な略円筒状に形成されている。第1シュラウド(43)は、吸込側(電動機(31))に向かうにつれて内径が小さくなる略台形円錐状ないしテーパ状に形成されている。第2シュラウド(53)は、吸込側(電動機(31)と反対側)に向かうにつれて内径が小さくなる略台形円錐状ないしテーパ状に形成されている。第1シュラウド(43)の先端側(図6の左端側)には、空気を吸い込むための第1吸込口(44)が形成される。第2シュラウド(53)の先端側(図6の右端側)には、空気を吸い込むための第2吸込口(54)が形成される。第1吸込口(44)及び第2吸込口(54)は、円形の開口で構成される。第1吸込口(44)には、第1ベルマウス(60)の終端が接続され、第2吸込口(54)には、第2ベルマウス(70)の終端が接続される。
〈ベルマウス〉
第1ベルマウス(60)及び第2ベルマウス(70)は、軸方向に扁平な略筒状に形成されている。第1ベルマウス(60)の内部には、空気を整流化するための第1流路(60a)が形成される。第2ベルマウス(70)の内部には、空気を整流化するための第2流路(70a)が形成される。
第1ベルマウス(60)は、第1シュラウド(43)の第1吸込口(44)から電動機(31)側に向かって順に、第1接続部(61)、第1直線部(62)、第1拡径部(63)、及び第1鍔部(64)が連続することで構成される。第2ベルマウス(70)は、第2シュラウド(53)の第2吸込口(54)から電動機(31)と反対側に向かって順に、第2接続部(71)、第2直線部(72)、第2拡径部(73)、及び第2鍔部(74)が連続することで構成される。
第1接続部(61)は、第1シュラウド(43)の第1吸込口(44)に内嵌する円筒部分である。第2接続部(71)は、第2シュラウド(53)の第2吸込口(54)に内嵌する円筒部分である。第1接続部(61)の内部には、第1ベルマウス(60)内の空気が流出する第1流出口(65)が形成され、第2接続部(71)の内部には、第2ベルマウス(70)内の空気が流出する第2流出口(75)が形成される。各接続部(61,71)は、空気の流出側に向かうにつれて内径が大きくなる逆テーパ状に形成される。
第1鍔部(64)は、円板状に形成され、電動機(31)側に配置される。第1鍔部(64)の内部には、第1ベルマウス(60)内に空気を取りこむための円形の第1流入口(66)が形成される。第1鍔部(64)の外縁部は、ファンケース(35)の第1側板(36)に固定される。第2鍔部(74)は、円板状に形成され、電動機(31)と反対側に配置される。第2鍔部(74)の内部には、第2ベルマウス(70)内に空気を取りこむための円形の第2流入口(76)が形成される。第2鍔部(74)の外縁部は、ファンケース(35)の第2側板(37)に固定される。
第1直線部(62)及び第2直線部(72)は、各ベルマウス(60,70)の軸心に沿った真円筒状の部分である。つまり、第1直線部(62)及び第2直線部(72)の周壁ないし内周面は、軸方向の両端に亘って、各ベルマウス(60,70)の軸心(図6に示す回転軸(33)の軸心(P)に相当)と平行に形成されている。第1直線部(62)及び第2直線部(72)は、各ベルマウス(60,70)の内部を流れる空気の整流化に特に寄与する。
第1拡径部(63)は、第1鍔部(64)と第1直線部(62)との間に形成される筒状部分である。第2拡径部(73)は、第2鍔部(74)と第2直線部(72)との間に形成される筒状部分である。第1拡径部(63)及び第2拡径部(73)は、空気の流入側に向かうにつれて内径が大きくなる逆テーパ状に形成される。
〈連結部材〉
図6〜図10に示す連結部材(80)は、回転軸(33)と、2つの羽根車(40,50)とを連結するものである。連結部材(80)は、筒状のボス部(81)と、該ボス部(81)の軸方向の中間部から径方向外方へ張り出した円板状のフランジ部(82)とを有している。
ボス部(81)には、回転軸(33)が挿通される。ボス部(81)の内周面には、軸方向に延びるキー溝(81a)が形成される。回転軸(33)には、キー溝(81a)に対応する形状のキー(33a)が形成される。ボス部(81)のキー溝(81a)に回転軸(33)のキー(33a)が係合することで、ボス部(81)が回転軸(33)に固定される。
フランジ部(82)は、ボス部(81)と一体な円板状に形成される。図7及び図8に示すように、フランジ部(82)の外周面(82a)は、各ファンロータ(40,50)の複数の羽根(42,52)の内周側端部(42a,52a)よりも各ファンロータ(40,50)の中心寄りに形成される。具体的には、図7及び図8に示すように、複数の羽根(42,52)の内周側端部(42a,52a)を結ぶ仮想線から成る円をCとすると、フランジ部(82)の外周面(82a)は、円Cよりも内側に位置している。
フランジ部(82)には、固定部材であるリベット(85)が挿通する複数の穴(86)が形成される(図9を参照)。本実施形態のフランジ部(82)では、8つの穴(86)が周方向に等間隔を置いて配列される。なお、上述した第1端板(41)及び第2端板(51)にも、この8つの穴(86)に対応する孔がそれぞれ形成される。
フランジ部(82)の基部には、環状の第1段差部(83)、及び環状の第2段差部(84)が形成される。第1段差部(83)は、フランジ部(82)の基部のうち第1ファンロータ(40)側に形成される。第1段差部(83)は、第1端板(41)の第1貫通穴(41a)に嵌合する。第2段差部(84)は、第2端板(51)の第2貫通穴(51a)に嵌合する。第2段差部(84)は、第2端板(51)の第2貫通穴(51a)に嵌合する。
このように連結部材(80)に第1端板(41)と第2端板(51)とを組み付けた状態で、第1端板(41)の孔、連結部材(80)の穴(86)、及び第2端板(51)の孔にリベット(85)を挿通ないし結合する。これにより、第1端板(41)及び第2端板(51)は、回転軸(33)と直角な状態で回転軸(33)に連結される。なお、複数のリベット(85)に代えて複数のボルトナットを固定部材としてもよい。
−空気調和装置の運転動作−
空気調和装置(10)の運転時には、圧縮機(21)、室外ユニット(13)のファン(図示省略)、及び室内ユニット(12)のファン(30)が運転状態となる。これにより、冷媒回路(11)では、例えば室外ユニットの室外熱交換器(図示省略)で冷媒が放熱ないし凝縮し、室内ユニット(12)の室内熱交換器(22)で冷媒が蒸発する冷凍サイクルが行われる。つまり、この冷凍サイクルでは、室内熱交換器(22)で空気が冷却される冷房運転が行われる。
図1〜図3に示すように、電算機(4)の空気は、給気口(5)を介して天井裏空間(S4)を流れ、連絡口(7)を介して空調機室(S2)へ送られる。空調機室(S2)の空気は、室内ユニット(12)のケーシング(20)の上部のケース側吸込口(図示省略)より、ケーシング(20)内の熱交換器室(26)へ導入される。熱交換器室(26)の空気は、室内熱交換器(22)で冷媒と熱交換し、冷却される。室内熱交換器(22)で冷却された空気は、ファン収容室(27)へ送られ、ファン(30)に吸い込まれる。
具体的には、ファン収容室(27)では、電動機(31)寄りの空気が、第1ベルマウス(60)の第1流入口(66)より第1流路(60a)に吸い込まれる。第1流路(60a)で整流化された空気は、第1シュラウド(43)を介して第1ファンロータ(40)に誘引される。第1ファンロータ(40)内の空気は、第1ファンロータ(40)の複数の羽根(42)によって径方向外方へ導かれ、ファンケース(35)の下側の吹出口(24)を通じてケーシング(20)の外部へ吹き出される。
また、ファン収容室(27)では、ファン(30)を挟んで電動機(31)と反対側の空気が、第2ベルマウス(70)の第2流入口(76)に吸い込まれる。第2流路(70a)で整流化された空気は、第2シュラウド(53)を介して第2ファンロータ(50)に誘引される。第2ファンロータ(50)内の空気は、第2ファンロータ(50)の複数の羽根(52)によって径方向外方へ導かれ、ファンケース(35)の下側の吹出口(24)を通じてケーシング(20)の外部へ吹き出される。
ケーシング(20)の外部へ吹き出された空気は、床下空間(S3)を流れた後、給気口(5)より電算機室(S1)へ導入される。これにより、電算機室(S1)の冷房が行われる。
−実施形態の効果−
上記実施形態では、第1端板(41)と第2端板(51)とにそれぞれ複数の羽根(42,52)を取り付けている。仮に、1枚のステーの両面にそれぞれ複数の羽根を溶接等により取り付けると、ステーの両面に熱歪みに起因する凹凸が多数形成されてしまい、ファン性能の低下や騒音の発生を招くおそれがある。これに対し、本実施形態では、第1端板(41)と第2端板(51)とのそれぞれに複数の羽根(42,52)が取り付けられるため、このような凹凸を半減でき、ファン性能の低下や騒音の発生を抑制できる。
特に、本実施形態の複数の羽根(42,52)の基部は、板状の羽根の基部と比べて幅広であるため(図7及び図8を参照)、溶接に起因する熱歪みも顕著になりやすい。しかし、このように2つの端板(41,51)に複数の羽根(42,52)を溶接することで、端板(41,51)の熱歪みの発生を効果的に抑制できる。
第1端板(41)と第2端板(51)とは、フランジ部(82)の両面にそれぞれ固定される。従って、連結部材(80)の構造を簡素化しながら、第1端板(41)と第2端板(51)とを確実に回転軸(33)に連結できる。しかも、第1端板(41)と第2端板(51)とフランジ部(82)とを複数のリベット(85)を容易に一体化できる。
本実施形態では、フランジ部(82)の外周面(82a)は、複数の羽根(42,52)の内周側端部(42a,52a)よりも中心寄りに配置される(図7及び図8を参照)。各端板(41,51)では、複数の羽根(42,52)が溶接された部分の近傍において、局所的な歪みが発生する。このため、各端板(41,51)の歪み部分とフランジ部(82)とがオーバーラップすると、端板(41,51)がフランジ部(82)に対して僅かに傾斜してしまい、複数の羽根(42,52)の位置の精度が低下してしまう可能性がある。
これに対し、本実施形態では、フランジ部(82)の外周面(82a)が複数の羽根(42,52)の内周側端部(42a,52a)よりもファンロータ(40,50)の中心寄りにある。このため、フランジ部(82)に端板(41,51)を固定した状態では、端板(41,51)において複数の羽根(42,52)が取り付けられた部分と、フランジ部(82)とは軸方向においてオーバーラップしない。従って、フランジ部(82)と端板(41,51)とを確実に面接触させることができ、複数の羽根(42,52)の位置の精度の低下を抑制できる。
《その他の実施形態》
上記実施形態では、第1端板(41)と第2端板(51)の間にフランジ部(82)を設け、フランジ部(82)の両側部分に第1端板(41)と第2端板(51)とを固定している。しかしながら、例えば図11に示すように、第1端板(41)と第2端板(51)のいずれか一方をフランジ部(82)の片側部分に固定し、第1端板(41)と第2端板(51)とを接触させてもよい。この場合にも、第1端板(41)、第2端板(51)、及びフランジ部(82)をリベット(85)等の固定部材で固定することで、2つの羽根車(40,50)を回転軸(33)に連結できる。
また、上記実施形態では、複数の羽根(42,52)を各端板(41,51)に溶接している。しかし、例えば超音波融着や他の熱処理や圧入等により、複数の羽根(42,52)を端板(41,52)に取り付けてもよい。この場合にも、1枚のステーの両面に羽根を取り付ける場合と比較して、局所的な歪みや凹凸の発生を軽減できる。
以上説明したように、本発明は両吸込型遠心ファンについて有用である。
30 ファン(両吸込型遠心ファン)
31 電動機
33 回転軸
40 第1ファンロータ(第1羽根車)
41 第1端板
42 羽根
42a 内周側端部
50 第2ファンロータ(第2羽根車)
51 第2端板
52 羽根
52a 内周側端部
80 連結部材
81 ボス部
82 フランジ部
82a 外周面

Claims (5)

  1. 両吸込型遠心ファンであって、
    回転軸(33)を有する電動機(31)と、
    複数の羽根(42,52)と、該複数の羽根(42,52)が取り付けられる端板(41,51)とをそれぞれ有する2つの羽根車(40,50)と、
    前記2つの羽根車(40,50)を前記回転軸(33)に連結するための連結部材(80)とを備えていることを特徴とする両吸込型遠心ファン。
  2. 請求項1において、
    前記連結部材(80)は、
    前記回転軸(33)が挿通されるボス部(81)と、
    前記ボス部(81)から径方向外方へ延出するとともに前記2つの羽根車(40,50)の端板(41,51)の少なくとも一方が固定されるフランジ部(82)とを備えていることを特徴とする両吸込型遠心ファン。
  3. 請求項2において、
    前記2つの羽根車(40,50)は、2つの前記端板(41,51)が前記フランジ部(82)を挟む状態で該フランジ部(82)に固定されることを特徴とする両吸込型遠心ファン。
  4. 請求項3において、
    前記フランジ部(82)及び2つの端板(41,51)を貫通し、該フランジ部(82)及び2つの端板(41,51)を一体的に固定する固定部材(85)を備えていることを特徴とする両吸込型遠心ファン。
  5. 請求項2乃至4のいずれか1つにおいて、
    前記フランジ部(82)の外周面(82a)は、前記複数の羽根(42,52)の内周側端部(42a,52a)よりも羽根車(40,50)の中心寄りに形成されることを特徴とする両吸込型遠心ファン。
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