JP2018150583A - 高強度低合金鋼材 - Google Patents
高強度低合金鋼材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018150583A JP2018150583A JP2017047194A JP2017047194A JP2018150583A JP 2018150583 A JP2018150583 A JP 2018150583A JP 2017047194 A JP2017047194 A JP 2017047194A JP 2017047194 A JP2017047194 A JP 2017047194A JP 2018150583 A JP2018150583 A JP 2018150583A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- less
- steel material
- content
- test
- mpa
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
Abstract
Description
C:0.60%を超えて1.0%以下、
Si:1.2〜2.0%、
Mn:0.30%以上1.0%未満、
Cr:0.5〜1.5%、
Al:0.005〜0.10%、
Mo:0〜0.30%未満、
Ti:0〜0.10%、
Nb:0〜0.10%、
V:0〜0.10%、
Zr:0〜0.20%、
残部がFeおよび不純物であり、
不純物としてのP、S、NおよびOが、P:0.030%以下、S:0.030%以下、N:0.030%以下およびO:0.010%以下であり、
金属組織が、
旧オーステナイト結晶粒がJIS粒度番号6.0以上で、
面積率(Sγ)で5〜20%の残留オーステナイトを含み、かつ、
Sf−Sγ:5〜15%、を満たす、
高強度低合金鋼材。
但し、上記のSfは、全組織に対して、炭素濃度が1.0〜2.0%の領域の面積率を表す。
Mo:0.05%以上で0.30%未満を含有する、
上記(1)に記載の高強度低合金鋼材。
Ti:0.005〜0.10%、
Nb:0.005〜0.10%、
V:0.005〜0.10%、および、
Zr:0.010〜0.20%、
から選択される1種以上を含有する、
上記(1)または(2)に記載の高強度低合金鋼材。
C:0.60%を超えて1.0%以下
Cは、本発明において最も重要な元素である。Cは、同じ強度でも吸蔵水素濃度を低減する作用があるので、Mo、Ni等の高価な元素の含有量を低くしても、耐水素脆化特性を向上させることができる。Cは、オーステナイト安定化元素であり、Mnと同様、残留オーステナイトの確保に有効な元素であるが、Mnとは異なって耐水素脆化特性を劣化させにくい。鋼材のC含有量が高くなると、オーステナイト中に濃化するC量が多くなり、安定な残留オーステナイトが得られるため、耐水素脆化特性が向上すると推定される。また、Cは、高強度の確保に重要な元素であり、過剰な冷間加工を施さなくても強度を担保できるため、冷間加工により導入する転位が少なくてすみ、耐水素脆化特性を低下させにくい。このため、Cは0.60%を超えて含有させなくてはならない。加えてCには、金属組織が、本発明で規定する、旧オーステナイト結晶粒がJIS粒度番号6.0以上で、面積率(Sγ)で5〜20%の残留オーステナイトを含み、かつ、前述の「Sf−Sγ:5〜15%」を満たす場合の高強度低合金鋼材において、残部組織を、高強度を確保しやすく耐水素脆化特性にも優れる、後述のベイニティックフェライトにする効果もある。一方、Cの含有量が増えて1.0%を超えると靱性の劣化が著しくなる。したがって、Cの含有量を0.60%を超えて1.0%以下とする。C含有量の望ましい下限は0.65%、また望ましい上限は0.80%である。
Siは、脱酸作用を有し、強度の向上作用もある。強度の向上は1500MPa以上の引張強さの確保に有効である。また、Siは、炭化物の生成を抑制して残留オーステナイトを確保しやすくするので、安定して多量の残留オーステナイトを得るために重要な元素である。これらの効果を得るには、Siの含有量は1.2%以上とする必要がある。一方、2.0%を超えてSiを含有させてもその効果は飽和することに加え、靱性の劣化が生じる。したがって、Siの含有量を1.2〜2.0%とする。Si含有量の望ましい下限は1.3%、また、望ましい上限は1.5%である。
Mnは、強度を向上させる作用を有する。また、Mnには、Sと結合して硫化物を形成し、Sの粒界偏析を抑制して耐水素脆化特性を向上する効果もある。加えて、オーステナイト安定化元素であるMnには、残留オーステナイトを確保しやすくする効果もある。これらの効果を得るには、Mnの含有量は0.30%以上とする必要がある。一方で、Mnを過剰に含有させると粒界に偏析し、粒界割れ型の水素脆性破壊を促進する。したがって、Mnの含有量を0.30%以上1.0%未満とする。Mn含有量の望ましい下限は0.40%、また、望ましい上限は0.60%である。
Crは、強度を向上させるのに有効な元素である。この効果を得るためには、Crを0.5%以上含有させる必要がある。一方で、Crを過剰に含有させると靱性の劣化が生じる。したがって、Crの含有量を0.5〜1.5%とする。Cr含有量の望ましい下限は0.8%、また、望ましい上限は1.2%である。
Alは、脱酸作用を有する元素である。この効果を十分に確保するためにはAlを0.005%以上含有させる必要がある。一方、Alを0.10%を超えて含有させてもその効果は飽和する。したがって、Alの含有量を0.005〜0.10%とする。なお、本発明のAl含有量とは酸可溶Al(所謂「sol.Al」)での含有量を指す。
Moは、Fe炭化物の安定性を高めて、耐水素脆化特性を向上させる元素である。このため、必要に応じてMoを含有させてもよい。しかしながら、本発明では、C等の他の元素の含有量および金属組織を適正化することで良好な耐水素脆化特性を確保することができるし、Moが非常に高価な元素であるため、Moの多量の含有は経済性を大きく損なうことになる。したがって、含有させる場合のMo含有量を0.30%未満とする。Mo含有量の上限は、0.28%であることが望ましい。なお、前記の効果を安定して得るためには、Mo含有量の下限は、0.05%であることが望ましく、0.10%であることが一層望ましい。
Tiは、Cまたは/およびNと結合し、微細な析出物を形成し、旧オーステナイト結晶粒を微細化して耐水素脆化特性を向上させる元素である。このため、必要に応じてTiを含有させてもよい。しかしながら、0.10%を超える量のTiを含有させると、析出物の量が増大し、靱性を劣化させる。したがって、含有させる場合のTi含有量の上限を0.10%とする。Ti含有量の上限は、0.08%であることが望ましい。なお、前記の効果を安定して得るためには、Ti含有量の下限は、0.005%であることが望ましく、0.03%であることが一層望ましい。
Nbは、Cまたは/およびNと結合し、微細な析出物を形成し、旧オーステナイト結晶粒を微細化して耐水素脆化特性を向上させる元素である。このため、必要に応じてNbを含有させてもよい。しかしながら、0.10%を超える量のNbを含有させると、析出物の量が増大し、靱性を劣化させる。したがって、含有させる場合のNb含有量の上限を0.10%とする。なお、前記の効果を安定して得るためには、Nb含有量の下限は、0.005%であることが望ましく、0.03%であることが一層望ましい。
Vは、Cまたは/およびNと結合し、微細な析出物を形成し、旧オーステナイト結晶粒を微細化して耐水素脆化特性を向上させる元素である。このため、必要に応じてVを含有させてもよい。しかしながら、0.10%を超える量のVを含有させても、旧オーステナイト結晶粒を微細にする効果は飽和し、コストが嵩むだけである。したがって、含有させる場合のV含有量の上限を0.10%とする。V含有量の上限は、0.08%であることが望ましい。なお、前記の効果を安定して得るためには、V含有量の下限は、0.005%であることが望ましく、0.03%であることが一層望ましい。
Zrは、Cまたは/およびNと結合し、微細な析出物を形成し、旧オーステナイト結晶粒を微細化して耐水素脆化特性を向上させる元素である。このため、必要に応じてZrを含有させてもよい。しかしながら、0.20%を超える量のZrを含有させると、析出物の量が増大し、靱性を劣化させる。したがって、含有させる場合のZr含有量の上限を0.20%とする。Zr含有量の上限は、0.12%であることが望ましい。なお、前記の効果を安定して得るためには、Zr含有量の下限は、0.010%であることが望ましく、0.06%であることが一層望ましい。
Pは、不純物として含有され、粒界に偏析して靱性および/または耐水素脆化特性を低下させる。Pの含有量が0.030%を超えると上記の悪影響が顕著になる。このため、Pの含有量を0.030%以下とする。Pの含有量は極力低いことが望ましい。
Sは、不純物として含有され、Pと同様に粒界に偏析して耐水素脆化特性を低下させる。Sの含有量が0.030%を超えると上記の悪影響が顕著になる。このため、Sの含有量を0.030%以下とする。Sの含有量は極力低いことが望ましい。
Nは、不純物として含有され、その含有量が過剰になって0.030%を超えると靱性の劣化が顕著になる。したがって、Nの含有量を0.030%以下とする。Nの含有量は極力低いことが望ましい。
O(酸素)は、不純物として含有され、Alと結びついて酸化物を形成する。その含有量が多くなって0.010%を超えると、酸化物が過剰に形成されて靱性が低下する等の問題が生じる。したがって、Oの含有量を0.010%以下とする。Oの含有量は極力低いことが望ましい。
上記(A)項で述べた化学組成を有する本発明の高強度低合金鋼材は、金属組織が、旧オーステナイト結晶粒がJIS粒度番号6.0以上で、面積率(Sγ)で5〜20%の残留オーステナイトを含み、かつ、前述の「Sf−Sγ:5〜15%」を満たす、高強度低合金鋼材である。なお、既に述べたように、上記のSfは、全組織に対して、炭素濃度が1.0〜2.0%の領域の面積率を表す。
本発明に係る高強度低合金鋼材は、引張強さの目標が1500MPa以上である。なお、前記(A)項で述べた化学組成および(B)項で述べた金属組織を満たせば、1500MPa以上の引張強さを達成することができる。引張強さが1500MPa以上であれば、近年、軽量化、機能等の観点から自動車、産業機械、建築構造物等に対して要求されている高強度化に十分応えることができる。引張強さの上限は2500MPaであることが望ましく、2000MPaであればより望ましい。
本発明に係る高強度低合金鋼材は、例えば、以下の方法によって、製造することができる。
上述した鋼材を850〜1050℃で20〜60分加熱して、完全にオーステナイト化する。鋼材の加熱温度が、850℃を下回ると、完全にオーステナイト化できない場合がある。一方、加熱温度が1050℃を超えると、旧オーステナイト粒が粗大になり延性が低下するため、後述する(iv)の冷間での加工を行うことが困難になる。鋼材の加熱温度が上記の範囲であっても、加熱時間が20分未満では、鋼材を完全にオーステナイト化できないことがあり、また、60分を超えると、エネルギーコストが嵩むことに加えて、微細な旧オーステナイト粒を得ることが困難になる場合がある。なお、この(i)の工程での加熱温度は、鋼材の表面における温度を指す。鋼材の加熱温度の望ましい下限は、870℃である。また、上記加熱温度の望ましい上限は、1000℃であり、950℃であれば一層望ましい。加熱時間の望ましい下限は30分であり、また、望ましい上限は45分である。
上記(i)の工程でオーステナイト化した鋼材を、冷却速度を30℃/秒以上として、400〜300℃の温度域まで冷却し、該温度域で10〜100分保持して等温変態させる。オーステナイト化後の冷却速度が30℃/秒未満の場合には、後述の(iv)の冷間加工を施しても、所定の1500MPa以上という引張強さに達しないことがある。なお、オーステナイト化後の冷却速度の上限は工業的には80℃/秒程度である。上記の30℃/秒以上の冷却速度であっても、冷却する温度が400℃を超える場合は1500MPa以上の強度を得るのが難しくなる。また、前記の温度が300℃未満で10分以上保持するとマルテンサイト変態が生じる可能性があり、脆くなって、(iv)の冷間加工時に割れ等の欠陥を生ずる可能性がある。また、上記(A)項で述べた化学組成の場合、通常、完全オーステナイト化させた後、前記した温度範囲で10〜100分保持することにより、後の(iii)および(iv)の工程を経れば(B)項に記載の金属組織および(C)項に記載の引張強さで1500MPa以上の高強度を安定して具備させることができる。なお、鋼材のサイズまたは/および含有元素の影響から、(iv)の冷間加工時に割れ等の欠陥が生じたり、所望の耐水素脆化特性が得られなくなる場合があるので、前記した温度範囲における保持時間の下限は、30分であることが望ましく、60分であればより望ましい。また、上限は80分程度であることが望ましい。なお、この(ii)の工程での冷却速度および温度は、鋼材の表面を基準にした冷却速度および温度を指す。
上記(ii)の工程で等温変態させた鋼材を、室温まで冷却する。この際の冷却速度については、特に制限がない。この(iii)の工程での冷却温度も、鋼材の表面における温度を指す。
上記(iii)の工程で室温まで冷却した鋼材を、総減面率10.0%以上の冷間での加工を施す。該冷間加工における総減面率が10.0%未満の場合には、所望の引張強さと耐水素脆化特性(1500MPa以上という引張強さでの良好な耐水素脆化特性)が得られない場合がある。総減面率の下限は12.0%であることが望ましい。なお、本発明において、上記の冷間加工が「引抜加工」である場合には、鋼材をダイスを通して引き抜いて一方向に伸ばす塑性加工法を指し、線材コイルの伸線加工も包含する。
{(Sn-1−Sn)/Sn-1}×100
で表される値を指す。そして、「総減面率」とは、第1回目の冷間加工前の鋼材の断面積を「S0」、最終の冷間加工を施した後の鋼材の断面積を「Sf」とした場合に
{(S0−Sf)/S0}×100
で表される値を指す。
〈1−1〉旧オーステナイト結晶粒のJIS粒度番号調査:
旧オーステナイト結晶粒の粒度番号を調査した。具体的には、上記各試験片の縦断面が被検面となるように樹脂に埋め込んで鏡面研磨した後、JIS G 0551(2013)の附属書JAに記載の、界面活性剤を添加したピクリン酸飽和水溶液によってエッチングして旧オーステナイト結晶粒界を現出し、倍率200倍で10視野光学顕微鏡観察して、切断法により旧オーステナイト結晶粒の「(丸棒の長手方向長さ+長手方向に直角な方向の長さ)/2」を求め、その平均を結晶粒径とし、これからJIS粒度番号に換算した。
各試験片の縦断面が被検面となるように樹脂に埋め込んで鏡面研磨した後、2%ナイタールでエッチングした。次いで、エッチングした各試験片を、倍率1000倍の光学顕微鏡で10視野観察して、金属組織を調査した。上記のようにして調査した金属組織の一例として、図1に、ラス状のベイニティックフェライト、残留オーステナイトおよび加工誘起マルテンサイトならびに、フェライトからなる試験番号17の場合を模式的に示す。フェライトは旧オーステナイト結晶粒界を覆うように白く現出していたため、明確に判定できた。しかし、ラス状の残留オーステナイトおよび加工誘起マルテンサイトは細かすぎるため、上記倍率の光学顕微鏡観察では明瞭ではなかった。
上記の各丸棒の径方向中心部から、長手方向に厚さが2mm、幅が8mmで長さが8mmの寸法の試験片を採取し、1200番エメリー紙まで研磨後、室温のフッ酸と過塩素酸の混合溶液に浸漬して化学研磨し、表面の加工層50μmを除去した。次いで、上記の加工層を除去した試験片に非特許文献1に準拠した方法でX線回折測定(Cu対陰極、管電圧30kV、管電流100mA)を実施し、fcc構造相である残留オーステナイトに関しては(111)、(200)および(220)、bcc構造相またはbct構造相であるベイニティックフェライト、フェライトおよびマルテンサイトに関しては(110)、(200)および(211)のピーク強度を求め、非特許文献1に準拠した方法で残留オーステナイトの面積率(Sγ)を算出した。
各丸棒について、同様にその径方向中心部から、長手方向に厚さが2mm、幅が8mmで長さが8mmの寸法の試験片を採取し、アルミナ粒子0.05μmの仕上げバフまで研磨後、コロイダルシリカで化学研磨を行った。次いで、研磨を行った各試験片を用いて炭素濃度分布の測定を行った。炭素濃度分布は、EPMAを用いて中心部の500μm×500μmをステップ0.1μmで測定し、炭素濃度が1.0〜2.0%の領域の面積率(Sf)を測定した。
引抜加工後の丸棒について、その中心部から、長手方向に平行部の直径が6mmで標点距離が40mmの丸棒引張試験片を切り出し、室温で引張試験して、引張強さを求めた。引張試験を行ったのは、引抜加工で割れを生じなかった試験番号1〜10、試験番号12、試験番号14〜19および試験番号21の丸棒である。なお、引張強さの目標は1500MPa以上とした。
各丸棒の中心部から、長手方向に図2に示す形状の切欠き付引張試験片を切り出して、耐水素脆化特性を調査した。具体的には、3%NaCl溶液に1mA/cm2の電流密度で陰極チャージする条件下で、900MPaの応力を負荷した定荷重試験を200時間行い、その際の破断の有無を調査した。耐水素脆化特性を調査したのは、上記〈2〉の調査で1500MPa以上の引張強さが得られた試験番号15、試験番号16、試験番号18および試験番号19ならびに、引抜加工を施さなかった試験番号20および試験番号22の丸棒である。
Claims (3)
- 化学組成が、質量%で、
C:0.60%を超えて1.0%以下、
Si:1.2〜2.0%、
Mn:0.30%以上1.0%未満、
Cr:0.5〜1.5%、
Al:0.005〜0.10%、
Mo:0〜0.30%未満、
Ti:0〜0.10%、
Nb:0〜0.10%、
V:0〜0.10%、
Zr:0〜0.20%、
残部がFeおよび不純物であり、
不純物としてのP、S、NおよびOが、P:0.030%以下、S:0.030%以下、N:0.030%以下およびO:0.010%以下であり、
金属組織が、
旧オーステナイト結晶粒がJIS粒度番号6.0以上で、
面積率(Sγ)で5〜20%の残留オーステナイトを含み、かつ、
Sf−Sγ:5〜15%、を満たす、
高強度低合金鋼材。
但し、上記のSfは、全組織に対して、炭素濃度が1.0〜2.0%の領域の面積率を表す。 - 質量%で、
Mo:0.05%以上で0.30%未満を含有する、
請求項1に記載の高強度低合金鋼材。 - 質量%で、
Ti:0.005〜0.10%、
Nb:0.005〜0.10%、
V:0.005〜0.10%、および、
Zr:0.010〜0.20%、
から選択される1種以上を含有する、
請求項1または2に記載の高強度低合金鋼材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017047194A JP6844342B2 (ja) | 2017-03-13 | 2017-03-13 | 高強度低合金鋼材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017047194A JP6844342B2 (ja) | 2017-03-13 | 2017-03-13 | 高強度低合金鋼材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018150583A true JP2018150583A (ja) | 2018-09-27 |
JP6844342B2 JP6844342B2 (ja) | 2021-03-17 |
Family
ID=63680112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017047194A Active JP6844342B2 (ja) | 2017-03-13 | 2017-03-13 | 高強度低合金鋼材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6844342B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110705108A (zh) * | 2019-10-08 | 2020-01-17 | 天津理工大学 | 一种海洋工程用低合金高强度钢热加工温度区间的确定方法 |
CN115013601A (zh) * | 2022-07-01 | 2022-09-06 | 江苏徐工工程机械研究院有限公司 | 混凝土输送管及其制造方法和混凝土泵车 |
-
2017
- 2017-03-13 JP JP2017047194A patent/JP6844342B2/ja active Active
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110705108A (zh) * | 2019-10-08 | 2020-01-17 | 天津理工大学 | 一种海洋工程用低合金高强度钢热加工温度区间的确定方法 |
CN115013601A (zh) * | 2022-07-01 | 2022-09-06 | 江苏徐工工程机械研究院有限公司 | 混凝土输送管及其制造方法和混凝土泵车 |
CN115013601B (zh) * | 2022-07-01 | 2023-11-07 | 江苏徐工工程机械研究院有限公司 | 混凝土输送管及其制造方法和混凝土泵车 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6844342B2 (ja) | 2021-03-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101962564B1 (ko) | 도금 강판 | |
KR102184257B1 (ko) | 고강도 강판 및 그의 제조 방법 | |
JP5522322B1 (ja) | 油井管用鋼及びその製造方法 | |
JP5352793B2 (ja) | 耐遅れ破壊特性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法 | |
US10457998B2 (en) | Wire rod for non heat-treated mechanical part, steel wire for non heat-treated mechanical part, and non heat-treated mechanical part | |
JP7135089B2 (ja) | 部材の製造方法 | |
KR101831094B1 (ko) | 연성, 신장 플랜지성 및 용접성이 우수한 고강도 냉연 강판, 고강도 용융 아연도금 강판, 및 고강도 합금화 용융 아연도금 강판 | |
AU2015331943B2 (en) | Low alloy oil-well steel pipe | |
JP5958667B1 (ja) | 高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法 | |
JP5846080B2 (ja) | 耐遅れ破壊特性に優れた高強度鋼材 | |
KR20150002848A (ko) | 코일링성과 내수소취성이 우수한 고강도 스프링용 강선 및 그의 제조 방법 | |
WO2014097872A1 (ja) | 耐水素脆性に優れた高強度ばね用鋼線材およびその製造方法並びに高強度ばね | |
JP7218533B2 (ja) | 鋼材およびその製造方法 | |
JPWO2014068794A1 (ja) | 耐硫化物応力割れ性に優れた低合金油井管用鋼及び低合金油井管用鋼の製造方法 | |
KR101908818B1 (ko) | 저온에서의 파괴 개시 및 전파 저항성이 우수한 고강도 강재 및 그 제조방법 | |
JP2021181625A (ja) | 高強度部材、高強度部材の製造方法及び高強度部材用鋼板の製造方法 | |
JP6288265B2 (ja) | 鋼線 | |
JP2017218672A (ja) | 成形性に優れた高強度冷延鋼板及びその製造方法 | |
JP5729829B2 (ja) | 温間での延性と深絞り性に優れる温間成形用高強度鋼板およびその製造方法 | |
JP6844342B2 (ja) | 高強度低合金鋼材 | |
JP6519015B2 (ja) | 高強度低合金鋼材 | |
JP2011225976A (ja) | 加工性および耐遅れ破壊性に優れた超高強度鋼板 | |
JP2018059193A (ja) | 高強度低合金鋼材の製造方法 | |
JP2005120397A (ja) | 絞り特性に優れた高強度鍛造部品 | |
JP2017186645A (ja) | 高強度冷延鋼板、高強度溶融亜鉛めっき鋼板 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191107 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200826 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200923 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201009 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210126 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210208 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6844342 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |