JP2018148814A - シート材固定具 - Google Patents

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中村 裕之
Hiroyuki Nakamura
裕之 中村
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Abstract

【課題】園芸用又は農業用シート材を容易に回収できるようにしたシート材固定具を提供する。【解決手段】シート材固定具1は、農業用又は園芸用シート材5を固定するシート材固定具1であって、頭部2と、頭部2から下方に延び、下端部を先鋭状にした差込み部3と、頭部2と差込み部3の間に、括れ状であり、頭部2を断つことができる切断部4と、を備えたことを特徴とし、頭部2の側面に、放物線状に垂れ下がり、下端部を先鋭状にした補助差込み部6を備えたり、差込み部3の側面に、螺旋状に下り傾斜しながら外方に張り出す突起部7を備えたりすることができる。【選択図】図4

Description

本発明は、農場などにおいて園芸用又は農業用シート材を固定するために用いるシート材固定具に関する。
作物を栽培するにあたり、土壌の乾燥や雑草の発生などを防ぐため、ビニルなどからなる園芸用又は農業用シート材で地面を覆うことが行われている。このシート材は風などで吹き飛ばされないように、例えば、棒状のシート材固定具をシート材の縁部に突き刺し地面に打ち込んで固定されている。
このようなシート材固定具の従来例としては、園芸用又は農業用のシート材を固定する下端部側を二股状に形成した固定部材と、固定部材の上端部に装着でき、該上端部の周囲を覆う筒状又は該上端部に被せるキャップ状に形成した装着部材とを備えたシート材固定具が開発されており、ハンマーなどで叩いても上端部(頭部)が割れたり、潰れたりしにくいようにしてある(下記特許文献1参照)。
また、他の例としては、生分解性を備えたマルチング材に適用されるマルチング材用の押止め杭(シート材固定具に相当)であって、先端が尖った杭本体と、この杭本体の基端部に一体に設けられた杭本体の断面形状より大きい頭部とから構成され、これら杭本体と頭部とはいずれも生分解性を有する熱可塑性のプラスチックで形成されていることを特徴とするマルチング材用の押止め杭が開発されており、マルチング材として黄麻製のシートが使用されたような場合、このマルチング材の生分解と歩調を合わせて生分解することができるようにしてある(下記特許文献2参照)。
実用新案登録第3199595号公報 特開2014−97064号公報
上記特許文献2に記載のシート材固定具は、園芸用又は農業用シート材とともに生分解するようにしてあるため放置してもよいが、生分解するには時間がかかる。農場などでは、次の作業のためにシート材を早目に回収しなければならないことがあり、シート材を回収するためには、シート材固定具を一つ一つ引き抜いて回収しなければならず、このような作業は手間になる。
そこで、本発明の目的は、園芸用又は農業用シート材を容易に回収できるようにしたシート材固定具を提供することにある。
本発明の一実施形態のシート材固定具は、農業用又は園芸用シート材を固定するシート材固定具であって、頭部と、該頭部から下方に延び、下端部を先鋭状にした差込み部と、該頭部と該差込み部との間に、括れ状であり、該頭部を断つことができる切断部と、を備えたことを特徴とするものである。
このようにすることにより、頭部をハンマーなどで叩いて、頭部を断つことができ、それにより農業用又は園芸用シート材の固定が解除されるので容易に回収することができる。
上記形態のシート材固定具は、頭部の側面に、放物線状に垂れ下がり、下端部を先鋭状にした補助差込み部を備えることができる。
このようにすることにより、差込み部及び補助差込み部で土壌などに固定することができるため、固定時に固定具が回転しにくくなり土壌から抜けにくくすることができる。
上記形態のシート材固定具は、該差込み部の側面に、螺旋状に下り傾斜しながら外方に張り出す突起部を備えることができる。
このようにすることにより、固定時に突起部が抵抗になり、土壌から抜けにくくすることができる。
上記形態のシート材固定具は、生分解性樹脂から形成することができる。生分解性樹脂は土壌で分解されるため、シート材固定具を土壌上或いは土壌中に放置しても分解されて土壌を汚染することがない。
本発明の一実施形態のシート材固定具を示した斜視図である。 図1のシート材固定具を用いてシート材を固定する一使用例を示した斜視図である。 図1のシート材固定具を用いてシート材を固定した状態を示した図である。 図1のシート材固定具の頭部を断つ方法の一例を示した図である。 図1のシート材固定具の他の実施形態を示した正面図である。
以下、本発明の一実施形態のシート材固定具について説明する。
本発明の一実施形態のシート材固定具1は、図1〜図3に示すように、頭部2と、差込み部3と、切断部4とを備え、図2又は図3に示すように、農業用又は園芸用シート材5を固定するためのものである。
頭部2は、ハンマーなどで押圧し、固定具1を土壌中に埋もれさせるための部分であり、両端部は円板状にし、中間部分は横断面十字状とした略円柱状に形成してある。頭部2は、上端面を円形状の平坦面としてあり、ハンマーなどで叩きやすくしてある。
頭部2の側面には、放物線状(逆J字状)に垂れ下がり、下端部を先鋭状にした補助差込み部6が備えてあり、図3に示すように、固定具1を土壌に固定した際、土壌中に差し込まれ、固定具1が回転しにくいようにしてある。
差込み部3は、土壌中に差し込まれる部分であり、頭部2から下方に延び、頭部2と略同幅とした横断面十字状に形成してある。差込み部3は、下端部を先鋭状にして土壌に差し込みやすくしてある。
差込み部3の側面には、螺旋状に下り傾斜しながら外方に張り出す突起部7が備えてあり、差込み部3が土壌中にある際、固定具1を抜けにくくしてある。また、突起部7は、差込み部3を補強するためのリブの役割も果たす。
本実施形態では、突起部7は、差込み部3を一回りするように形成され、二箇所に設けてあるが、これに限定されるものではなく、突起部7が連続するように形成してもよい。
差込み部3には、適宜箇所に斜めV字状の切欠き部8が設けてあり、固定具1が土壌中から抜けにくくしてある。
差込み部3の長さは、適宜長さとすることができるが、図5に示す、他の実施形態のシート材固定具1Aのような長さの差込み部3Aにすることもでき、長くすることにより土壌中での固定具1Aの固定力が高まる。
切断部4は、頭部2を断ち、もぎ取れるようにした部分であり、頭部2と差込み部3との間に設け、頭部2及び差込み部3よりも細幅にした括れ状にしてある。頭部2をハンマーなどで強く叩くことにより、切断部4が裁断され、頭部2がもぎとれて外れるようにしてある。
シート材固定具1は、土壌中で分解するポリ乳酸などの生分解性樹脂で形成するのが好ましい。
シート材固定具1は、例えば、図2又は図3に示すように、農場などにおいて畝などを覆う、農業用又は園芸用のシート材5を固定するために使用することができる。
シート材5を固定する場合、例えば、図2に示すように、シート材5の縁部沿いに設けた長孔状の孔部5aに、差込み部3の下端部を挿し込み、頭部2をハンマーなどで叩いて打ち込み、土壌中に差込み部3を埋め込ませることにより、シート材5をシート材固定具1で固定することができる。この際、補助差込み部6は、図3に示すように、シート材5の外側に位置し、下端部が土壌中に埋もれるようにする。これにより、シート材固定具1が回転しにくくなり、土壌から抜けることを防ぐことができる。また、差込み部3には、突起部7が形成してあるため、一度差込み部3を土壌中に埋め込むと抵抗となり、抜けにくくなる。
シート材5を回収するには、図4(A)に示すように、ハンマー9などで頭部2を強めに叩き、切断部4を折り、頭部2を差込み部3から切断させる。そして、図4(B)に示すように、頭部2が飛ばされ、差込み部3のみが地中に残るため、シート材5の固定が解除され、シート材5を回収することができる。
シート材固定具1を、生分解性樹脂で形成すれば、差込み部3が地中に残留しても分解されるため、土壌を汚染することがない。また、切断した頭部2も、分解されるため、回収せずに土壌上に放置しておいてもよい。
このように、シート材固定具1は、頭部2をハンマーなどで叩いて、頭部2を断つことができ、農業用又は園芸用シート材5を容易に回収することができるものである。
上記実施形態の構成態様は、本発明を限定するものとして挙げたものではなく、技術目的を共通にするかぎり変更は可能であり、本発明はそのような変更を含むものである。
1シート材固定具
2頭部
3差込み部
4切断部
5シート材
5a孔部
6補助差込み部
7突起部
8切欠き部
9ハンマー

Claims (4)

  1. 農業用又は園芸用シート材を固定するシート材固定具であって、頭部と、該頭部から下方に延び、下端部を先鋭状にした差込み部と、該頭部と該差込み部との間に、括れ状であり、該頭部を断つことができる切断部と、を備えたシート材固定具。
  2. 該頭部の側面に、放物線状に垂れ下がり、下端部を先鋭状にした補助差込み部を備えた請求項1に記載のシート材固定具。
  3. 該差込み部の側面に、螺旋状に下り傾斜しながら外方に張り出す突起部を備えた請求項1又は2に記載のシート材固定具。
  4. 生分解性樹脂からなる請求項1〜3のいずれかに記載のシート材固定具。
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