JP2018148789A - コントローラ、スケジュール作成方法、及びプログラム - Google Patents

コントローラ、スケジュール作成方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2018148789A
JP2018148789A JP2018078946A JP2018078946A JP2018148789A JP 2018148789 A JP2018148789 A JP 2018148789A JP 2018078946 A JP2018078946 A JP 2018078946A JP 2018078946 A JP2018078946 A JP 2018078946A JP 2018148789 A JP2018148789 A JP 2018148789A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat storage
schedule
power
facility
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018078946A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6513257B2 (ja
Inventor
雄喜 小川
Yuki Ogawa
雄喜 小川
正樹 豊島
Masaki Toyoshima
正樹 豊島
一郎 丸山
Ichiro Maruyama
一郎 丸山
守 濱田
Mamoru Hamada
守 濱田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2018078946A priority Critical patent/JP6513257B2/ja
Publication of JP2018148789A publication Critical patent/JP2018148789A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6513257B2 publication Critical patent/JP6513257B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/30Systems integrating technologies related to power network operation and communication or information technologies for improving the carbon footprint of the management of residential or tertiary loads, i.e. smart grids as climate change mitigation technology in the buildings sector, including also the last stages of power distribution and the control, monitoring or operating management systems at local level
    • Y02B70/3225Demand response systems, e.g. load shedding, peak shaving
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S20/00Management or operation of end-user stationary applications or the last stages of power distribution; Controlling, monitoring or operating thereof
    • Y04S20/20End-user application control systems
    • Y04S20/222Demand response systems, e.g. load shedding, peak shaving

Landscapes

  • Central Heating Systems (AREA)
  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

【課題】ユーザの利便性を損なわずに、且つ、電気料金がなるべく安くなるように設備を制御する。
【解決手段】住宅80に設置された蓄熱機能を有する給湯設備10を管理するコントローラ20の予測部は、給湯設備10をユーザの利用に適した蓄熱状態にするために必要な必要電力量を予測する。そして、コントローラ20のスケジュール作成部は、電気料金の時間帯別単価と予測した必要電力量とに基づいて、給湯設備10による蓄熱のスケジュールを作成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、コントローラ、スケジュール作成方法、及びプログラムに関する。
通信ネットワークを介して、住宅に設置された設備を一元的に管理する技術が知られている。例えば、特許文献1には、負荷設備全体の消費電力が、一日におけるいずれの時間帯においても閾値以下になるように、空調システムの運転を制御(デマンド制御)することについて記載されている。
特開2013−106367号公報
近年では、時間帯毎に単価が異なる電気料金の契約も知られている。また、将来の電力小売りの自由化により、一般家庭でも電力会社の選択が可能となり、このような契約の種類が多様化することも想定される。
特許文献1に記載の発明では、消費電力が閾値を超えないように設備をデマンド制御しているものの、上述した電気料金の契約内容については考慮に入れられていない。換言すれば、特許文献1に記載の発明では、電気料金をなるべく安くしたいというユーザのニーズに十分応えているとはいえない。
また、電気料金単価が安い深夜時間帯に給湯設備に蓄熱して電気料金を安くすることも行われている。しかし、この場合、ユーザの使用傾向は考慮せずに、画一的に一定量の蓄熱を深夜時間帯に行うため、給湯時に蓄熱が不十分であったり、必要以上に蓄熱されてしまうおそれがある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、ユーザの利便性を損なわずに、且つ、電気料金がなるべく安くなるように設備を制御するコントローラ等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のコントローラは、
発電設備を備える住宅に設置された蓄熱機能を有する設備を管理するコントローラであって、
前記設備をユーザの利用に適した蓄熱状態にするために必要な必要電力量を予測する予測部と、
電気料金の時間帯別単価と前記予測した必要電力量とに基づいて、前記設備による蓄熱のスケジュールを作成するスケジュール作成部と、
前記発電設備の発電による余剰電力と該余剰電力が発生する余剰時間帯とを予測する余剰電力予測部と、
前記スケジュールで規定されている蓄熱時間帯における前記設備の蓄熱効率を考慮した電気料金単価と前記余剰時間帯における前記発電設備の売電単価とを比較し、前記電気料金単価の方が大きい場合は、前記余剰時間帯に蓄熱するように前記スケジュールを変更する変更部と、
を備える。
本発明によれば、ユーザの利便性を損なわずに、且つ、電気料金がなるべく安くなるように設備を制御することが可能となる。
実施形態1に係る設備管理システムの構成を示す図である。 実施形態1に係る給湯設備の構成を示す図である。 実施形態1に係るコントローラの構成を示すブロック図である。 実施形態1に係るコントローラの記憶部の構成を示すブロック図である。 実施形態1におけるスケジュール作成処理の動作を説明するためのフローチャートである。 予測処理の動作を説明するためのフローチャートである。 ヒートポンプユニットの消費電力と出力との関係を説明するための図である。 実施形態2に係る設備管理システムの構成を示す図である。 実施形態2に係るコントローラの記憶部の構成を示すブロック図である。 実施形態2におけるスケジュール作成処理の動作を説明するためのフローチャートである。 実施形態3に係る設備管理システムの構成を示す図である。 実施形態3に係るコントローラの記憶部の構成を示すブロック図である。 実施形態3におけるスケジュール作成処理の動作を説明するためのフローチャートである。 空調設備の蓄熱運転のスケジュールを求める例を説明するための図である。
以下、本発明の各実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付す。
(実施形態1)
本発明の実施形態1に係る設備制御システム1の全体構成を図1に示す。設備制御システム1は、ユーザの住宅80に設置された給湯設備10を制御するシステムである。設備制御システム1は、給湯設備10と、コントローラ20と、電力計測装置30と、操作端末40と、クラウドサーバ50と、を備える。
給湯設備10の構成を図2に示す。給湯設備10は、住宅80の浴槽13に給湯を行う設備である。給湯設備10は、ヒートポンプユニット11と、給湯部12と、浴槽13と、を有している。
ヒートポンプユニット11は、ヒートポンプサイクルを構成するための循環ポンプ、膨張弁、熱交換器及びコンプレッサ等を有している。ヒートポンプユニット11は、大気中の熱を利用することで、配管12Aを介して流入する水を加熱して、温水を生成する。この温水の温度は、例えば90℃である。そして、ヒートポンプユニット11は、生成した温水を配管12Bへ供給する。
給湯部12は、ヒートポンプユニット11から供給された温水を用いて、入浴するユーザのために浴槽13に湯を張ったり、浴槽13内の水を追い炊きしたりする。給湯部12は、貯湯タンク12C、循環ポンプ12D、12E、12F、温度センサ12G、12H、12I、三方弁12J、熱交換器12K、流量センサ12L、及び給湯コントローラ12Mを有している。
貯湯タンク12Cは、湯水を貯留するための円筒型のタンクであって、その容量は例えば500Lである。貯湯タンク12Cの上部には、配管12B、12N、12Oが接続されている。また、貯湯タンク12Cの底部には、配管12A、12P及び上水管12Qが接続されている。
循環ポンプ12Dは、配管12Aに設けられたポンプである。循環ポンプ12Dによって送り出された水は、配管12A、ヒートポンプユニット11、配管12B及び貯湯タンク12Cをこの順で循環する。この循環により、貯湯タンク12Cの上部には比較的高温の温水が貯えられる。また、貯湯タンク12Cの下部には比較的低温の水が貯えられる。
温度センサ12G、12Hそれぞれは、貯湯タンク12Cの上部及び下部の側壁に配置される。温度センサ12G、12Hは、貯湯タンク12C内の水の温度を検出する。この検出の結果は、給湯コントローラ12Mへ通知されて、貯湯タンク12C内の水の温度分布を計測するために用いられる。
三方弁12Jは、配管12Nを介して貯湯タンク12Cから供給される温水と、上水管12Qから供給される水とを混合して、配管12Rへ供給する電磁弁である。三方弁12Jによる混合は、配管12Rへ供給される温水の温度が所定の値となるように、給湯コントローラ12Mから指示された比率で行われる。また、配管12Rを介して供給される温水は、さらに配管12Sを介して浴槽13へ注水されることとなる。
熱交換器12Kは、貯湯タンク12C内の湯水と、浴槽13内の水との間で熱交換を行い、浴槽13内の水を追い炊きするために用いられる。熱交換器12Kには、貯湯タンク12C内の湯水が流れる配管12P、12Oと、浴槽13内の水が流れる配管12S、12Tと、が接続されている。
循環ポンプ12Eは、配管12Pに設けられたポンプである。循環ポンプ12Eによって送り出された水は、配管12P、貯湯タンク12C、配管12O及び熱交換器12Kをこの順で循環する。
循環ポンプ12Fは、配管12Sに設けられたポンプである。循環ポンプ12Fによって送り出された水は、配管12S、熱交換器12K、配管12T及び浴槽13をこの順で循環する。
流量センサ12Lは、配管12Sを流れる水の流量を検出する。また、温度センサ12Iは、配管12Sを流れる水の温度を検出する。流量センサ12L及び温度センサ12Iによる検出の結果は、給湯コントローラ12Mへ通知されて、浴槽13内の温水の温度を管理するために用いられる。
給湯コントローラ12Mは、マイクロコントローラ及び循環ポンプ12D、12E、12Fを駆動するための駆動回路等から構成される。給湯コントローラ12Mは、温度センサ12G、12H、12I及び流量センサ12Lによる検出の結果に基づいて、循環ポンプ12D、12E、12Fを駆動したり、三方弁12Jを制御したりする。また、給湯コントローラ12Mは、貯湯タンク12C内の水の温度分布をコントローラ20へ通知する。
図1に戻り、コントローラ20は、給湯設備10を制御するコンピュータである。コントローラ20は、宅内ネットワーク60を介して、給湯設備10、電力計測装置30、及び操作端末40とデータ通信可能に接続する。また、コントローラ20は、インターネット70を介して、外部のクラウドサーバ50とデータ通信可能に接続する。
続いて、コントローラ20の構成について説明する。コントローラ20は、図3に示すように、宅内通信部21と、外部通信部22と、記憶部23と、制御部24と、を備える。
宅内通信部21は、例えば、無線LAN接続用のアクセスポイントであり、制御部24の制御の下、宅内ネットワーク60を介して、給湯設備10、電力計測装置30、及び操作端末40とデータ通信を行う。外部通信部22は、NIC(Network Interface Card)等の通信インタフェースを備え、制御部24の制御の下、インターネット70を介して、外部のクラウドサーバ50とデータ通信を行う。
記憶部23は、いわゆる二次記憶装置(補助記憶装置)としての役割を担い、例えば、フラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の半導体メモリ等で構成される。記憶部23には、図4に示すように、設備履歴データ231と、電力履歴データ232と、予定データ233と、電気料金単価データ234と、気象記録データ235と、気象予報データ236と、スケジュールデータ237と、が記憶されている。
設備履歴データ231は、給湯設備10の動作(蓄熱の開始や終了等)の履歴を示すデータである。
電力履歴データ232は、給湯設備の消費電力の履歴を示すデータである。
予定データ233は、住宅の各ユーザの外出や在宅等の予定を示すデータである。
電気料金単価データ234は、時間帯毎の電気料金の単価を示すデータである。なお、電気料金単価データ234は、電気料金の契約を変更した際等に、図示せぬ電力会社のサーバ等からダウンロードされた最新のデータに自動的に更新される。
気象記録データ235は、過去に記録された気象に関する情報(天気、気温、湿度、日照時間等)が記録されたデータである。気象予報データ236は、今後の気象予報を示すデータであり、例えば、翌日の1時間毎の気温、湿度、天気の予報を示す。なお、気象記録データ235と気象予報データ236とは、定期的に、インターネット70を介して図示せぬサーバからダウンロードされた最新のデータに自動的に更新される。
スケジュールデータ237は、後述するスケジュール作成処理によって作成される、給湯設備10による蓄熱のスケジュールを規定するデータである。具体的には、スケジュールデータ237には、沸上(蓄熱)を開始する時間と、終了する時間と、沸上時の出力値(kw)とを含む。
図3に戻り、制御部24は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等(何れも図示せず)を備え、CPUが、RAMをワークメモリとして用い、ROMや記憶部23に記憶されている各種プログラムを適宜実行することにより、上述した各部を制御する。また、制御部24は、機能的には、予測部241と、スケジュール作成部242と、制御実行部243と、を備える。
予測部241は、給湯設備10をユーザの翌日の利用に適した蓄熱状態にするために必要な必要電力量を予測する。具体的には、予測部241は、過去の一定期間に記録された電力履歴データ232と予定データ233とから、給湯設備10の消費電力量を算出するモデル式のパラメータを求める。そして、求めたパラメータを適用したモデル式および、翌日の気象予報データ236と予定データ233とを用いて、必要電力量を予測する。
スケジュール作成部242は、予測した必要電力量と、電気料金単価データ234と、に基づいて、なるべく電気料金が安くなるように、給湯設備10による蓄熱のスケジュールを作成する。
制御実行部233は、作成されたスケジュールに基づいて、給湯設備10に制御信号を送信して、給湯設備10による蓄熱を制御する。
図1に戻り、電力計測装置30は、給湯設備10の消費電力を随時監視して、コントローラ20に通知する。なお、電力計測装置30の代わりに、給湯設備10が自身の消費電力を計測する機構を備えて、計測した消費電力をコントローラ10に通知してもよい。
操作端末40は、例えば、タブレット端末であり、タッチパネルを備える。操作端末40は、給湯設備10に給湯や停止等の指示を送信したり、各種の状態を表示したりするために使用される。また、操作端末40は、ユーザの予定を入力するためにも使用され、入力された予定は、コントローラ20に送信されて、予定データ233として登録される。
クラウドサーバ50は、インターネット70を介して、住宅80内のコントローラ20とデータ通信する。例えば、コントローラ20は、定期的に、電力履歴データ232や予定データ233をクラウドサーバ50に送信して、クラウドサーバ50内のデータベースにアップロードされる。
続いて、コントローラ20の行う処理について説明する。コントローラ20は、毎日決められた時刻(例えば9時)に、図5に示すスケジュール作成処理を実行する。
まず、コントローラ20の予測部241は、次回分の給湯設備の蓄熱に必要な必要電力量を予測する予測処理を実行する(ステップS11)。この予測処理の詳細について、図6のフローチャートを用いて説明する。
まず、コントローラ20の予測部241は、過去1ヶ月間に計測された、予測用の各パラメータの値を取得する(ステップS111)。例えば、予測部241は、各パラメータの値として、記憶部23に格納されている気象記録データ235から、過去1ヶ月の1時間毎に記録された気温や湿度の値を取得すればよい。
続いて、予測部241は、ステップS111で値を取得した各パラメータから、未選択のパラメータを1つ選択する(ステップS112)。
続いて、予測部241は、選択したパラメータと給湯設備10の消費電力との間の相関係数を求める(ステップS113)。例えば、選択したパラメータが気温である場合、予測部241は、過去1ヶ月間に計測された気温の値と空調設備の消費電力の値とを気象記録データ235および電力履歴データ232から取得し、それぞれの値から、気温と消費電力との間の相関係数を求めればよい。
続いて、予測部241は、求めた相関係数が予め設定した閾値より大きいか否かを判別する(ステップS114)。相関係数が閾値より大きい場合(ステップS114;Yes)、処理はステップS116に移る。
相関係数が閾値より大きくない場合(ステップS114;No)、選択したパラメータは、給湯設備10の消費電力にほとんど影響を与えないことがわかる。そのため、予測部241は、このパラメータを予測式で用いる対象から除外する(ステップS115)。そして、処理はステップS116に移る。
ステップS116において、予測部241は、ステップS112で全てのパラメータを選択したかどうかを判別する。選択していないパラメータがある場合(ステップS116;No)、予測部241は、そのパラメータを選択して、消費電力との相関係数を求め、閾値以下の場合は予測式の対象から除外する処理を繰り返す(ステップS112〜ステップS115)。
一方、全てのパラメータを選択した場合(ステップS116;Yes)、予測部241は、除外していないパラメータを対象に、消費電力を予測するための予測式の各パラメータの係数を、回帰分析等の公知の手法で求める(ステップS117)。
ここで、予測式の例を以下の式(1)に示す。この式において、Yは予測の対象となる給湯設備10の消費電力量を示す。また、Xiは、ステップS115で除外されていない予測用のパラメータである。また、αはこのパラメータの係数であり、ステップS117で算出される。なお、uは、給湯設備10の待機電力を示す。また、memberは予定データ233から得られる住宅80の在宅人数、timeは在宅時間を示し、Eはこれらに起因する消費電力の補正値を求めるための関数である。
Figure 2018148789

図6に戻り、続いて、予測部241は、ステップS117で求めた係数を適用した予測式に、翌日の各パラメータの値(例えば、気象予報データ236から取得した翌日の気温の予報値)を代入して、必要電力量(式(1)のY)を求める(ステップS118)。以上で予測処理は終了する。なお、上述したような予測式を用いずに、直近1ヶ月分のヒートポンプユニット11や給湯設備10の消費電力の平均を必要電力量としてもよく、必要電力量を求める手法は任意である。
図5に戻り、予測処理(ステップS11)が終了すると、コントローラ20のスケジュール作成部242は、ユーザが翌日に浴槽13を使用する時刻(使用時刻)を推定する(ステップS12)。例えば、スケジュール作成部242は、過去1週間分の設備履歴データ231から、浴槽13に給湯された時刻の平均を使用時刻と推定すればよい。なお、予め、浴槽13の使用時刻がユーザによって設定されていてもよい。
続いて、スケジュール作成部242は、電気料金単価データ234を参照して、電気料金が最も安くなり、且つ、少なくとも予測処理で予測した必要電力量分の蓄熱が推定した使用時刻には完了している給湯設備10による蓄熱の開始時刻、終了時刻、及び蓄熱時の消費電力を求める(ステップS13)。
ここで、給湯設備10の電気料金が、以下の式(2)のように与えられている場合を考える。
Figure 2018148789
この式において、hは1日の各時間帯を示し、0〜24までの値をとる。また、R(h)は、給湯設備10の時間帯hにおける電気料金を示す。例えば、R(0)は、0時から1時の間の給湯設備10の電気料金を示す。
また、Kは外気温度を示す。α(K)は、外気温がKであるときの蓄熱時の効率を示す関数であり、外気温が低いほど貯湯タンク12C内の湯は冷めやすくなるため、小さな値(効率の悪い値)を示す。
また、Wは、蓄熱時の給湯設備10(ヒートポンプユニット11)の消費電力を表す。P(W)は、消費電力Wでヒートポンプユニット11を稼働したときの、ヒートポンプユニット11の出力(能力)を示す。ここで、消費電力WとP(W)とは、図7に示すような関係にあることが知られている。即ち、消費電力が低いほど、ヒートポンプユニット11による蓄熱の効率はよくなることがわかる。
また、tsは蓄熱を開始する時刻(蓄熱開始時刻)、teは終了する時刻(蓄熱終了時刻)を示す。また、Tは、ユーザが浴槽13を使用する使用時刻であり、ステップS12で求められている。また、lは、貯湯タンク12Cの水量を示しタンクの容量に合った固定値が与えられている。また、L(T−te,K,l)は、蓄熱終了時刻teから使用時刻Tまでの時間経過による蓄熱の相対的なロスを示す。C(h)は、時間帯hにおける電気料金単価であり、電気料金単価データ234から取得される。
スケジュール作成部242は、蓄熱のスケジュールとして、式(2)において、1日分の給湯設備の電気料金ΣR(h)(h=0〜24)が、最少となるような蓄熱開始時刻ts、蓄熱終了時刻te、および消費電力wを求めればよい。なお、式(2)は、以下の条件(1)〜(3)を満たす必要がある。
条件(1):{α(K)・P(W)・(te−ts)−L(T−te,K,l)}が、予測処理で求めた必要電力量以上である。
条件(2):効率よくヒートポンプユニット11を動作させるために、te−tsはできるだけ大きい値をとるようにする(なるべく長時間ヒートポンプユニット11を動作させる)。
条件(3):貯湯タンク13Cに蓄熱した熱の時間経過による放熱ロスを防ぐために、T−teはできるだけ小さい値をとるようにする。
続いて、スケジュール作成部242は、求めた蓄熱開始時刻、蓄熱終了時刻、及び蓄熱時の消費電力を翌日の蓄熱のスケジュールとしたスケジュールデータ237を記憶部23に登録する(ステップS14)。以上でスケジュール作成処理は終了する。
ここで、具体例をあげて、上述したスケジュール作成処理について説明する。例えば、23時〜翌7時の深夜が他の時間帯よりも電気料金単価が安い安価時間帯である通常時の料金体系と異なり、10時〜14時に安価時間帯が設定された場合を考える。なお、ユーザの入浴予定時刻Tは18時以降に設定されているものとする。まず、上記の条件(2)および条件(3)より、設定された安価時間帯に蓄熱するように、蓄熱開始時刻ts=10(時)、蓄熱終了時刻te=14(時)と設定される。また、蓄熱終了時刻teから使用時刻Tまでの時間(T−te)が通常時より短くなるため、蓄熱の相対的なロスLも負数となるが、時間経過による蓄熱のロスが小さいため夏季の場合はその影響は小さくなる。また、蓄熱時間(te−ts)は、通常時の安価時間帯(23時〜翌7時)である8時間よりも短くなるため、条件(1)を満たすために、ヒートポンプユニット11の出力Pを大きくする必要があり、ヒートポンプユニット11の消費電力Wは通常時よりも高く設定される。従って、この場合、スケジュール作成処理で、蓄熱開始時刻ts=10(時)、蓄熱終了時刻te=14(時)、及び蓄熱時のヒートポンプユニット11の消費電力Wは通常時より大きな値、とするスケジュールが作成される。
以上説明したように、本実施形態に係るコントローラ20によれば、ユーザの利用に適した蓄熱状態にするために必要な必要電力量が予測され、電気料金の時間帯別単価と予測した必要電力量とに基づいて、給湯設備10による蓄熱のスケジュールが作成される。そのため、ユーザ使用時には最適な蓄熱量で給湯設備10を利用できるとともに、電気料金も低減することが可能となる。
なお、上記実施形態では、給湯設備10の蓄熱のスケジュールを作成したが、蓄熱機能を有する他の設備の蓄熱のスケジュール作成にも本発明は適用可能である。例えば、給湯設備10と同様に、ヒートポンプユニット11や蓄熱タンクを要する水方式の空調設備にも、本発明は適用可能である。
(実施形態2)
続いて、実施形態2について、上述の実施形態1との相違点を中心に説明する。なお、上記実施形態1と同一又は同等の構成については、同等の符号を用いるとともに、その説明を省略又は簡略する。
実施形態2に係る設備制御システム2は、図8に示すように、発電設備90をさらに備え、発電した電力を図示せぬ電力会社等に売ること(売電)ができる。発電設備90は、例えば、太陽光から発電するソーラーパネルや、発電電力を直流から交流に変換するパワーコンディショナーを備えた太陽光発電設備である。
また、本実施形態に係るコントローラ20の記憶部23には、図9に示すように、売電単価データ238と発電履歴データ239とがさらに記憶されている。売電単価データ238は、時間帯毎の電気料金の売電単価を示すデータである。発電履歴データ239は、発電設備90による発電の履歴(発電時刻、発電量等)が記録されるデータである。
図10は、本実施形態に係るコントローラ20によって実行されるスケジュール作成処理の動作を示すフローチャートである。
まず、予測部241は、電力履歴データ232と発電履歴データ239と気象予報データ236とを参照して、翌日の発電量が消費電力量を上回る余剰時間帯および、その余剰電力量を予測する(ステップS21)。
続いて、予測部241は、予測した余剰電力を給湯設備10の蓄熱に利用するか、売電するか、どちらの方が経済的に得をするかを判別する(ステップS22)。具体的には、予測部241は、以下の式(3)の判定値Jが正の場合は蓄熱利用の方が得、負の場合は売電の方が得であると判別すればよい。なお、この式において、Qは、ステップS21で予測した翌日の余剰電力量である。また、τは、外気温による蓄熱効率の比を示し、具体的には、(余剰時間帯での蓄熱効率)/(現在スケジュールされている蓄熱時間帯での蓄熱効率)である。また、Cpは、現在スケジュールされている蓄熱時間帯の電気料金単価を示し、電気料金単価データ234から取得される。Csは、予測した余剰時間帯の売電料金単価を示し、売電単価データ238から取得される。
Figure 2018148789
売電の方が得と判別した場合(ステップS22;売電)、スケジュール作成部242は、給湯設備10の蓄熱のスケジュールは変更せずに、余剰電力が発生した際に直ちに売電するような動作モード(売電モード)に切り替える(ステップS23)。
一方、蓄熱に利用した方が得と判別した場合(ステップS22;蓄熱利用)、スケジュール作成部242は、予測した余剰時間帯に蓄熱するように、スケジュールされている蓄熱開始時刻、蓄熱停止時刻を変更する(ステップS24)。以上でスケジュール作成処理は終了する。
以上のように、本実施形態によれば、発電設備90を備える場合には、単純に蓄熱運転して電気料金を安くするだけでなく、売電した場合と比較して、売電した方が得な場合は売電が優先される。そのため、経済性がより優れた蓄熱スケジュールを作成することができる。
(実施形態3)
続いて、実施形態3について、上述の実施形態1との相違点を中心に説明する。なお、上記実施形態1と同一又は同等の構成については、同等の符号を用いるとともに、その説明を省略又は簡略する。
本実施形態に係る設備制御システム3は、図11に示すように、管理対象とする設備が給湯設備10ではなく、空調設備100(100A,100B,100C)である点が実施形態1、2と異なる。空調設備100は、給湯設備10とは異なり、蓄熱槽(貯油タンク12C)を備えない。そのため、本実施形態では、ユーザが不在の部屋を擬似的な蓄熱槽として用いる。そして、電力単価が安い時間帯にユーザが不在の部屋に蓄熱(冷房の場合は蓄冷)することで、電気料金をなるべく安くする特徴を備える。なお、空調設備100Aは住宅80のリビング、空調設備100Bは住宅80の子供部屋、空調設備100Cは住宅80の寝室に配置されているものとする。
また、本実施形態に係るコントローラ20の記憶部23には、図12に示すように、在室状況データ240がさらに記憶されている。在室状況データ240は、今後の各時間帯における、各部屋のユーザの在室・不在の予定を表す。在室状況データ240は、例えば、ユーザによって操作端末40から入力される。
図13は、本実施形態に係るコントローラ20によって実行されるスケジュール作成処理の動作を示すフローチャートである。
まず、コントローラ20の予測部241は、気象予報データ236が示す今日の平均気温を閾値と比較する等して、今日の冷暖房の必要性を判断する(ステップS31)。
冷暖房の必要性が無いと判断した場合(ステップS31;冷暖房不要)、処理は終了する。
一方、暖房の必要があると判断した場合(ステップS31;暖房)、予測部241は、現在の暖房の設定温度+T(例えば2度)を、蓄熱(余熱)用の設定温度に設定する(ステップS32)。
一方、冷房の必要があると判断した場合(ステップS31;冷房)、予測部は、現在の冷房の設定温度−T(例えば2度)を、蓄熱(予冷)用の設定温度に設定する(ステップS33)。
続いて、スケジュール作成部242は、未選択の部屋を1つ選択する(ステップS34)。そして、スケジュール作成部242は、在室状況データ240を参照して、他よりも電気料単価が安い時間帯(安価時間帯)から予め定めた時間(1時間)が経過するまでに、選択した部屋が空き室から在室になるか否かを判別する(ステップS35)。
安価時間帯から所定時間(1時間)経過までに選択した部屋が在室になる場合(ステップS35;Yes)、スケジュール作成部242は、その部屋の安価時間帯の最後の1時間を、ステップS31又はステップS32で求めた蓄熱用設定温度で蓄熱運転(予冷又は余熱)するようなスケジュールに、スケジュールデータ237を更新する(ステップS36)。安価時間帯から1時間以内に在室にならない場合(ステップS35;No)、処理はステップS37に移る。
ステップS37において、スケジュール作成部242は、全ての部屋を選択したか否かを判別する。未選択の部屋がある場合(ステップS37;No)、スケジュール作成部242は、その部屋を選択して蓄熱運転するか否かを判別する処理を繰り返す。全ての部屋を選択した場合(ステップS37;Yes)、スケジュール作成処理は終了する。
ここで、具体例を挙げて、上述したスケジュール作成処理について説明する。例えば、図14に示すように、各部屋の在室、不在の予定がわかっており、10時〜14時が他の時間帯よりも電気料金単価が安い安価時間帯に設定されている場合を考える。この場合、リビングルームと子供部屋は、安価時間帯が終了してから1時間以内に、不在から在室となる。そのため、安価時間帯の最後の1時間である13時〜14時までは、リビングルームと子供部屋の空調設備100A,100Bは蓄熱運転(予冷運転、または余熱運転)される。一方、寝室の空調設備100Cは、安価時間帯が終了してから1時間以内には在室とならないため、蓄熱運転はなされない。
以上のように、本実施形態によれば、部屋の空き状況を考慮して、特定条件を満たす場合に、安価時間帯に空き部屋に蓄熱するため、空調設備100の電気料金を低減させることが可能となる。
なお、上記実施形態では、予め定めた時間が経過するまでに空き室から在室になる部屋を判別し、その部屋に蓄熱するようなスケジュールを作成した。これに対し、長時間(所定時間以上)空き室である部屋を判別してその部屋に蓄熱し、その後、部屋間を接続するダクトを経由して在室となった別の部屋に熱をファンで搬送するような蓄熱のスケジュールを作成してもよい。例えば、図14において寝室は夜22時まで使用されないため、安価時間帯に寝室の空調設備100Cで蓄熱をしておき、安価時間帯の終了後に寝室の熱をリビングや子供部屋にファンで搬送することで、電気料金を低減させることが可能となる。なお、長時間空き室である部屋は、床下や屋根裏などの住宅において人が立ち入らない空間であってもよい。
また、上記実施形態では、住宅80の各部屋に対して蓄熱を行っているが、低温保存を目的とした保冷機器に対して蓄熱を行ってもよい。例えば、各部屋の冷蔵庫に対して安価時間帯に通常よりも低い温度で蓄熱しておくことで、安価時間帯後の消費電力を低減させることが可能となる。また、冷蔵庫の場合、より低い温度である冷凍室に対して集中的に蓄熱を行い、安価時間帯後に消費電力を低減させて、各部屋に熱の搬送を行ってもよい。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない部分での種々の修正は勿論可能である。
例えば、上述したスケジュール作成処理は、毎日決められた時間に行う必要はなく、例えば、電力料金単価データ234が変更されたときのみ実施してもよい。また、今後1週間や1ヶ月間の蓄熱のスケジュールを作成してもよく、スケジュール作成処理で作成するスケジュールの期間は任意でよい。
また、例えば、本実施形態に係るコントローラ20の動作を規定する動作プログラムを既存のパーソナルコンピュータや情報端末機器等に適用することで、当該パーソナルコンピュータ等を本発明に係るコントローラ20として機能させることも可能である。
また、このようなプログラムの配布方法は任意であり、例えば、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto Optical Disk)、メモリカードなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布してもよいし、インターネットなどの通信ネットワークを介して配布してもよい。
1,2,3 設備管理システム、10 給湯設備、20 コントローラ、21 宅内通信部、22 外部通信部、23 記憶部、24 制御部、231 設備履歴データ、232 電力履歴データ、233 予定データ、234 電気料金単価データ、235 気象記録データ、236 気象予報データ、237 スケジュールデータ、238 売電単価データ、239 発電履歴データ、240 在室状況データ、241 予測部、242 スケジュール作成部、243 制御実行部

Claims (7)

  1. 発電設備を備える住宅に設置された蓄熱機能を有する設備を管理するコントローラであって、
    前記設備をユーザの利用に適した蓄熱状態にするために必要な必要電力量を予測する予測部と、
    電気料金の時間帯別単価と前記予測した必要電力量とに基づいて、前記設備による蓄熱のスケジュールを作成するスケジュール作成部と、
    前記発電設備の発電による余剰電力と該余剰電力が発生する余剰時間帯とを予測する余剰電力予測部と、
    前記スケジュールで規定されている蓄熱時間帯における前記設備の蓄熱効率を考慮した電気料金単価と前記余剰時間帯における前記発電設備の売電単価とを比較し、前記電気料金単価の方が大きい場合は、前記余剰時間帯に蓄熱するように前記スケジュールを変更する変更部と、
    を備えるコントローラ。
  2. 前記変更部は、前記売電単価の方が大きい場合は、余剰電力が発生した場合に直ちに売電する動作モードに設定する、
    請求項1に記載のコントローラ。
  3. 前記スケジュール作成部は、前記設備のユーザの使用時に、前記予測した必要電力量分の蓄熱が完了し、且つ、該蓄熱に要する電気料金が最も安くなるような前記スケジュールを作成する、
    請求項1又は2に記載のコントローラ。
  4. 前記設備は、給湯設備であり、
    前記スケジュール作成部は、前記給湯設備による沸上を開始する時間と、終了する時間と、該沸上時の出力値と、を含む前記スケジュールを作成する、
    請求項1から3の何れか1項に記載のコントローラ。
  5. 前記設備は、空調設備であり、
    前記変更部は、
    前記空調設備が設置された部屋の在室状況に基づいて、他の時間帯よりも電気料金の単価が安い安価時間帯に蓄熱運転をするか否かを判別し、
    蓄熱運転すると判別した場合は、該蓄熱運転するように前記スケジュールを変更する、
    請求項1から3の何れか1項に記載のコントローラ。
  6. 発電設備を備える住宅に設置された蓄熱機能を有する設備をユーザの利用に適した蓄熱状態にするために必要な必要電力量を予測し、
    電気料金の時間帯別単価と前記予測した必要電力量とに基づいて、前記設備による蓄熱のスケジュールを作成し、
    前記発電設備の発電による余剰電力と該余剰電力が発生する余剰時間帯とを予測し、
    前記スケジュールで規定されている蓄熱時間帯における前記設備の蓄熱効率を考慮した電気料金単価と前記余剰時間帯における前記発電設備の売電単価とを比較し、前記電気料金単価の方が大きい場合は、前記余剰時間帯に蓄熱するように前記スケジュールを変更する、
    スケジュール作成方法。
  7. 発電設備を備える住宅に設置された蓄熱機能を有する設備を管理するコンピュータを、
    前記設備をユーザの利用に適した蓄熱状態にするために必要な必要電力量を予測する予測部、
    電気料金の時間帯別単価と前記予測した必要電力量とに基づいて、前記設備による蓄熱のスケジュールを作成するスケジュール作成部、
    前記発電設備の発電による余剰電力と該余剰電力が発生する余剰時間帯とを予測する余剰電力予測部、
    前記スケジュールで規定されている蓄熱時間帯における前記設備の蓄熱効率を考慮した電気料金単価と前記余剰時間帯における前記発電設備の売電単価とを比較し、前記電気料金単価の方が大きい場合は、前記余剰時間帯に蓄熱するように前記スケジュールを変更する変更部、
    として機能させるプログラム。
JP2018078946A 2018-04-17 2018-04-17 コントローラ、スケジュール作成方法、及びプログラム Active JP6513257B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018078946A JP6513257B2 (ja) 2018-04-17 2018-04-17 コントローラ、スケジュール作成方法、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018078946A JP6513257B2 (ja) 2018-04-17 2018-04-17 コントローラ、スケジュール作成方法、及びプログラム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017044629A Division JP6328283B2 (ja) 2017-03-09 2017-03-09 コントローラ、スケジュール作成方法、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018148789A true JP2018148789A (ja) 2018-09-20
JP6513257B2 JP6513257B2 (ja) 2019-05-15

Family

ID=63591748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018078946A Active JP6513257B2 (ja) 2018-04-17 2018-04-17 コントローラ、スケジュール作成方法、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6513257B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020169789A (ja) * 2019-04-05 2020-10-15 三菱電機株式会社 給湯システム、クラウドサーバ、沸上げスケジュール管理方法及びプログラム
CN112413720A (zh) * 2021-01-25 2021-02-26 北京嘉洁能科技股份有限公司 一种碳纤维电供暖的谷电应用控制方法及系统
JPWO2020090112A1 (ja) * 2018-11-02 2021-06-10 三菱電機株式会社 空気調和装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003336886A (ja) * 2002-05-23 2003-11-28 Mitsubishi Electric Corp 蓄熱式空気調和機
JP2007139213A (ja) * 2005-11-15 2007-06-07 Daikin Ind Ltd 給湯機制御装置
JP2009284586A (ja) * 2008-05-20 2009-12-03 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 電力システムおよびその制御方法
JP2011247513A (ja) * 2010-05-27 2011-12-08 Mitsubishi Electric Corp 沸上げ制御システム、沸上げ制御方法及びプログラム
US20120232706A1 (en) * 2010-11-10 2012-09-13 Panasonic Corporation Operation planning method, operation planning device, heat pump hot water supply system operation method, and heat pump hot water supply and heating system operation method
JP2012186963A (ja) * 2011-03-08 2012-09-27 Toyota Motor Corp 建物用エネルギーシステム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003336886A (ja) * 2002-05-23 2003-11-28 Mitsubishi Electric Corp 蓄熱式空気調和機
JP2007139213A (ja) * 2005-11-15 2007-06-07 Daikin Ind Ltd 給湯機制御装置
JP2009284586A (ja) * 2008-05-20 2009-12-03 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 電力システムおよびその制御方法
JP2011247513A (ja) * 2010-05-27 2011-12-08 Mitsubishi Electric Corp 沸上げ制御システム、沸上げ制御方法及びプログラム
US20120232706A1 (en) * 2010-11-10 2012-09-13 Panasonic Corporation Operation planning method, operation planning device, heat pump hot water supply system operation method, and heat pump hot water supply and heating system operation method
JP2012186963A (ja) * 2011-03-08 2012-09-27 Toyota Motor Corp 建物用エネルギーシステム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2020090112A1 (ja) * 2018-11-02 2021-06-10 三菱電機株式会社 空気調和装置
JP2020169789A (ja) * 2019-04-05 2020-10-15 三菱電機株式会社 給湯システム、クラウドサーバ、沸上げスケジュール管理方法及びプログラム
JP7233288B2 (ja) 2019-04-05 2023-03-06 三菱電機株式会社 給湯システム、クラウドサーバ、沸上げスケジュール管理方法及びプログラム
JP7475508B2 (ja) 2019-04-05 2024-04-26 三菱電機株式会社 給湯システム、クラウドサーバ、沸上げスケジュール管理方法及びプログラム
CN112413720A (zh) * 2021-01-25 2021-02-26 北京嘉洁能科技股份有限公司 一种碳纤维电供暖的谷电应用控制方法及系统
CN112413720B (zh) * 2021-01-25 2021-04-06 北京嘉洁能科技股份有限公司 一种碳纤维电供暖的谷电应用控制方法及系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP6513257B2 (ja) 2019-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6328283B2 (ja) コントローラ、スケジュール作成方法、及びプログラム
Du et al. Appliance commitment for household load scheduling
JP4889167B2 (ja) コジェネレーション装置の運転計画方法
JP5121882B2 (ja) 沸上げ制御システム、沸上げ制御方法及びプログラム
US10580094B1 (en) Energy cost optimizer
TW201610901A (zh) 用於能源成本最佳化的系統和方法
JP6513257B2 (ja) コントローラ、スケジュール作成方法、及びプログラム
JP6628831B2 (ja) コントローラ、スケジュール作成方法、及びプログラム
WO2015064641A1 (ja) 電力制御システム、電力制御方法および記録媒体
JP7146035B2 (ja) 給湯システム、沸き上げスケジュール作成装置、沸き上げスケジュール作成方法及びプログラム
WO2017090168A1 (ja) 給湯器、及び、給湯システム
JP6115831B2 (ja) コントローラ、スケジュール作成方法、及びプログラム
EP3477753A1 (en) Cogeneration system, control device, and control method
US20230315135A1 (en) Smart energy scheduling of hvac system during on-peak hours
JP7475508B2 (ja) 給湯システム、クラウドサーバ、沸上げスケジュール管理方法及びプログラム
JP5919881B2 (ja) ヒートポンプ式給湯装置
JP6846863B2 (ja) 給湯器管理装置、ゲートウェイ装置、給湯器管理システム、およびプログラム
JP6719669B2 (ja) 制御装置、電力管理システム、機器の制御方法及びプログラム
JP2019143909A (ja) 制御装置、空調制御システム、制御方法及びプログラム
JP6719672B2 (ja) 制御装置、電力管理システム、情報提示方法及びプログラム
JP2020041782A (ja) 空気調和システム
JP2020076527A (ja) 貯湯式給湯装置
JP2020012613A (ja) 熱源制御装置及び熱源制御プログラム
JP6488701B2 (ja) 給湯制御システム
JP7390811B2 (ja) 給湯制御装置、クラウドサーバ、給湯システム、給湯制御方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190131

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190312

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190409

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6513257

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250