JP2018145947A - 燃料遮断弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】望ましい特性を持つ燃料遮断弁を提供する。
【解決手段】燃料遮断弁は、制御弁3を提供する。制御弁3の第2ハウジング30は、底部41を備える。第2ハウジング30は、第2ハウジング30を第1ハウジング21に固定する固定部32を備える。第2ハウジング30は、第2ハウジング30から底部41を切り離す切り離し領域45を備える。第2ハウジング30は、第2ハウジング30から底部41が切り離された状態で、フロート51が第1ハウジング21外に脱落することを防止する脱落防止部33を備える。制御弁3が大きく変形する場合には、第2ハウジング30から底部41を切り離して、脱落防止部33が第1ハウジング21に固定された状態を維持する。
【選択図】図2

Description

この明細書における開示は、燃料タンクの通気通路に設けられる燃料遮断弁に関する。
特許文献1は、燃料タンクの通気通路に設けられる燃料遮断弁を開示する。燃料遮断弁は、燃料タンクの通気通路を開閉する。燃料遮断弁は、液体燃料が通気通路に漏れ出すことを防ぐことが求められる。燃料遮断弁は、燃料タンク内の液面上昇にともないフロートが上昇して、通気通路を閉じる液面感知弁の機能を有する。燃料遮断弁は、燃料タンクが所定角度以上に傾斜すると、フロートが上昇して通気通路を閉じる傾斜感知弁の機能を有する。
特開2005−180264号公報
従来技術の構成では、燃料遮断弁が変形した場合、燃料遮断弁の底面を構成する部品が抜け落ちることがある。この場合、フロートが適切な位置から外れてしまい、燃料を遮断する機能を適切に発揮できない場合がある。上述の観点において、または言及されていない他の観点において、燃料遮断弁にはさらなる改良が求められている。
開示されるひとつの目的は、燃料遮断弁が変形した場合であっても燃料遮断機能を発揮可能な燃料遮断弁を提供することである。
ここに開示された燃料遮断弁は、燃料タンク(2)に取り付けられる第1ハウジング(21)と、燃料タンクの内部と外部を連通する連通口(8)を有する弁座(7)と、燃料タンク内の燃料の液面に浮かんで移動するフロート(51)と、フロートと連動して連通口を開閉する弁体(10)と、第1ハウジングの下端部に装着される第2ハウジング(30)とを備え、第2ハウジングは、フロートを第1ハウジング内に保持する底部(41、241)と、第2ハウジングを第1ハウジングに固定する固定部(32)と、第2ハウジングから底部を切り離す切り離し領域(45、245)と、第2ハウジングから底部が切り離された状態で、フロートが第1ハウジング外に脱落することを防止する脱落防止部(33)とを備える。
開示される燃料遮断弁によると、制御弁が大きく変形する場合に、第2ハウジングから底部を切り離して、脱落防止部が第1ハウジングに固定された状態を維持する。これにより、脱落防止部が第1ハウジングに固定された状態を維持して、燃料遮断機能を発揮可能である。
この明細書における開示された複数の態様は、それぞれの目的を達成するために、互いに異なる技術的手段を採用する。請求の範囲およびこの項に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態の部分との対応関係を例示的に示すものであって、技術的範囲を限定することを意図するものではない。この明細書に開示される目的、特徴、および効果は、後続の詳細な説明、および添付の図面を参照することによってより明確になる。
燃料貯蔵装置のブロック図である。 燃料遮断弁の開状態を示すモデル化された断面図である。 燃料遮断弁の閉状態を示すモデル化された断面図である。 燃料遮断弁の第2ハウジングを示す底面図である。 図4のV−V線における断面を示す断面図である。 燃料遮断弁の底部が抜け落ちた状態を示すモデル化された断面図である。 第2実施形態の燃料遮断弁を示す底面図である。 図7のVIII―VIII線における断面を示す断面図である。 第2実施形態の燃料遮断弁の開状態を示すモデル化された断面図である。
図面を参照しながら、複数の実施形態を説明する。複数の実施形態において、機能的におよび/または構造的に対応する部分および/または関連付けられる部分には同一の参照符号、または百以上の位が異なる参照符号が付される場合がある。対応する部分および/または関連付けられる部分については、他の実施形態の説明を参照することができる。
第1実施形態
図1において、燃料貯蔵装置1は、燃料タンク2、制御弁3、および燃料蒸気処理装置(EV)4を備える。燃料貯蔵装置1は、乗り物に搭載されている。乗り物は、走行車両または船舶などである。燃料貯蔵装置1は、乗り物に搭載された内燃機関に燃料を供給する。内燃機関は、移動用の動力を供給する。燃料貯蔵装置1は、燃料ポンプ、燃料フィルタ、燃料噴射装置などの燃料供給装置を含むことができる。
制御弁3は、燃料タンク2に設けられている。制御弁3は、燃料タンク2の上部の壁面に設けられている。制御弁3は、燃料タンク2に設けられた燃料供給装置、例えばポンプモジュールに設けられてもよい。制御弁3は燃料タンク2に対して複数設けられてもよい。
制御弁3は、燃料遮断弁である。燃料タンク2と燃料蒸気処理装置4との間には通気のための通気通路6が設けられている。制御弁3は、通気通路6の燃料タンク2側の端部に設けられている。通気通路6は、燃料タンク2から燃料蒸気処理装置4への気体の排出に利用される。通気通路6は、換気通路、または呼吸通路とも呼ばれる。制御弁3は、燃料タンク2内部と外部との通気を制御する。制御弁3は、燃料タンク用通気制御弁とも呼ばれる。制御弁3は、通気通路6を開閉する。制御弁3は、燃料タンク2内に空気室を形成する。制御弁3は、燃料タンク用の液面感知弁および傾斜感知弁の両方を提供する。
制御弁3は、燃料タンク2と燃料蒸気処理装置4との間の通気を許容することによって給油口を経由して給油装置5からの給油を許容する。制御弁3は、燃料タンク2の中に空気室を残すための筒状のケースでもある。別の見方では、制御弁3は、空気室を形成するために、燃料タンク2の所定の位置から垂下されている。
燃料蒸気処理装置4は、燃料タンク2から排出される気体に含まれる燃料蒸気(ベーパ)を捕捉するキャニスタを備える。燃料蒸気処理装置4は、パージ機構を含む。パージ機構は、所定の条件が成立するとキャニスタに捕捉された燃料蒸気を内燃機関に供給し燃焼させることによって、燃料蒸気を処理する。
図2において、制御弁3の弁部分がモデル化されて図示されている。制御弁3は、第1ハウジング21を備えている。第1ハウジング21は、フロート51を軸方向(図の上下方向)に移動可能に案内する案内部材である。第1ハウジング21は、円筒状である。第1ハウジング21の内壁面とフロート51との間には、気体が流通可能な空間が形成されている。第1ハウジング21の外周は、溶接またはボルト等で燃料タンク2に固定されて取り付けられている。第1ハウジング21は、下方に開口端を有している。第1ハウジング21は、開口端に第2ハウジング30を受け入れて固定するための内周固定部22を備えている。内周固定部22は、第1ハウジング21の内側であって、下方領域に設けられている。内周固定部22は、凹形状である。言い換えると、内周固定部22における径方向の厚さは、内周固定部22よりも下方の領域に比べて小さい。内周固定部22は、第1ハウジング21の内周において、全周にわたって形成されている。
制御弁3は、弁座7によって区画形成されている連通口8を備えている。連通口8は、燃料タンク2の内部と外部とを連通している。制御弁3の上方空間は、通気通路6につながる接続管9を備えている。
フロート51は、上面が閉じた筒状かつキャップ状の樹脂(例えばポリアセタール)製の容器である。フロート51の上面には、弁体10が連結されている。すなわち、弁体10は、フロート51の動きと連動する。フロート51は、フロート壁52を有している。フロート壁52は、容器形状のフロート51の側壁をなしている。フロート壁52は、円筒状である。フロート51は、フロート壁52に大径部53と小径部54とを備えている。フロート51は、小径部54の外径に比べて大径部53の外径のほうが大きい。大径部53は、小径部54よりもフロート51の上部に位置している。大径部53と小径部54の間には、段差部55が設けられている。段差部55は大径部53と小径部54とをつないでいる。段差部55は、フロート51の外周において、下側に面する面を提供している。フロート51は、容器の中心部から下方に伸びる円筒柱59を備えている。円筒柱59の下端は開放されている。
フロート51は、制御弁3が正規の姿勢、すなわち図示される上下の状態において、開口側が下に位置している。フロート51は、制御弁3が正規の姿勢において、その内部に取り込んだ空気などの気体による浮力の作用で燃料の液面に浮くことができる容器体である。フロート51は、制御弁3が正規の姿勢から第1の所定角度を越えて傾くと液面に浮くことができない。例えば車体が上下方向に180度回転した反転姿勢では、フロート51は、内部に燃料を取り入れやすい錘である。フロート51は、反転姿勢などの気体を取り込んでいない状態においては、フロート51の自重により液体燃料中で重力方向に沈む部材である。
スプリング71は、フロート51を閉弁方向である上方向へ付勢する付勢部材である。スプリング71は、正規の姿勢において制御弁3を液面感知弁として機能させる。スプリング71は、正規の姿勢から第1の所定角度を越えて傾くと制御弁3を傾斜感知弁として機能させる。スプリング71は、制御弁3が横倒しになっている横姿勢においても、制御弁3に傾斜感知弁としての機能を発揮させる。スプリング71は、フロート51の内部に圧縮状態で配置されている。
第1ハウジング21の下方には、第2ハウジング30が装着されている。第2ハウジング30は下面を有している筒状かつキャップ状である。第2ハウジング30は、第1ハウジング21に装着された状態で制御弁3の底面をなしている。第2ハウジング30は、筒状部31と底部41とを備えている。
筒状部31は、円筒状である。筒状部31は、第1ハウジング21に装着されている。筒状部31は、第1ハウジング21の下端部を含む下方領域と重なって装着されている。筒状部31は、第1ハウジング21の内側に位置して固定されている。筒状部31は、第1ハウジング21と接続して固定する固定部としての外周固定部32を備えている。外周固定部32は、筒状部31の外周であって、上方領域に設けられている。外周固定部32は、凸形状である。言い換えると、外周固定部32における筒状部31の径方向の厚さは、外周固定部32よりも下方の領域に比べて大きい。外周固定部32は、筒状部31の外周において、全周にわたって一様な凸形状が形成されている。
筒状部31は、上端に脱落防止部33を備えている。脱落防止部33は、凸形状である。第2ハウジング30が第1ハウジング21に装着された状態において、脱落防止部33は、第1ハウジング21の内周よりも内側に出っ張っている。脱落防止部33の内径は、フロート51の大径部53の外径よりは小さく、小径部54よりは大きい。脱落防止部33は、筒状部31の全周にわたって設けられている。脱落防止部33は、外周固定部32と一体に形成されている。すなわち、脱落防止部33は、外周固定部32と同一の樹脂材料で一体成形されている。脱落防止部33は、ボルトなどで固定して外周固定部32と一体に形成してもよい。
底部41は、凸部42を備えている。凸部42は、第1凸部42aと第2凸部42bを有している。第1凸部42aは、円筒柱59の下方投影領域に設けられている。第1凸部42aは、円環状に設けられている。第1凸部42aは切欠きを備えている。第1凸部42aは、円筒柱59を載置して保持している。すなわち、円筒柱59は、第1凸部42aと当接している。第2凸部42bは、フロート壁52の下方投影領域に設けられている。第2凸部42bは、フロート壁52を載置して保持している。すなわち、フロート壁52は、第2凸部42bと当接している。スプリング71は、第1凸部42aと第2凸部42bとの間に位置して設けられている。
底部41は、通気口43を備えている。通気口43は、制御弁3の内部と燃料タンク2の内部とを連通する開口である。通気口43は、気体だけでなく液体の燃料も通過可能な開口である。通気口43は、第1通気口43aと第2通気口43bとを有している。第1通気口43aは、円環状に設けられている第1凸部42aの内側に設けられている。第2通気口43bは、第1凸部42aよりも外周端に近い位置に設けられている。底部41は、制御弁3の内部に液体燃料の飛沫などが容易に侵入することを防止する機能を有している。
第2ハウジング30は、切り離し領域45を備えている。切り離し領域45は、切り離し開口46と接続部47とを備えている。切り離し開口46は、筒状部31と底部41とを切り離している。接続部47は、筒状部31と底部41とを接続している。言い換えると、第2ハウジング30において、筒状部31と底部41とは、接続部47によって接続されている部分を除いて、切り離し開口46によって離間されている。切り離し開口46は、制御弁3の内部と燃料タンク2の内部とを連通する開口である。切り離し開口46も、通気口43と同様に気体と液体が通過可能な開口である。
フロート51が燃料からの浮力を受けていない状態では、制御弁3は全開状態である。全開状態は、弁座7と弁体10との間に気体が自由に流通可能な空間が生じた状態である。全開状態において、フロート51は、底部41に載置されている。言い換えると、全開状態において、フロート51は、底部41に接触して保持されている。全開状態において、第1凸部42aは、円筒柱59の下端部と接触している。全開状態において、第2凸部42bは、フロート壁52の下端部と接触している。全開状態において、フロート51は、脱落防止部33と離れた状態である。言い換えると、フロート51と脱落防止部33との間には隙間が生じた状態である。全開状態において、底部41は、フロート51の荷重と、圧縮状態のスプリング71の弾性力とにより下方向に負荷を受け続けている状態である。
燃料タンク2内の燃料蒸気などの気体は、底部41の通気口43または切り離し開口46を通過する。開口を通過した気体は、第1ハウジング21の内壁とフロート51との間の空間を通って制御弁3内部の上方に向かう。その後、弁座7と弁体10との間の空間から連通口8を通り、接続管9を経由して通気通路6へと流れ出る。燃料タンク2内部の燃料が消費されるなどした場合には、気体が接続管9を経由して連通口8を通って制御弁3内部に流入する。その後、流入した気体は、第1ハウジング21の内壁とフロート51の間の空間を通る。フロート51の下方に達した気体は、第2ハウジング30の通気口43または切り離し開口46を通過して燃料タンク2内部へと流れ込む。このようにして制御弁3を介して燃料タンク2内部の圧力が調整される。制御弁3内部に液体燃料が侵入した場合も、気体と同様に、通気口43または切り離し開口46を通過して燃料タンク2内部に戻される。
図3において、制御弁3の弁部分がモデル化されて図示されている。フロート51は、燃料からの浮力を受けて上昇している状態である。フロート51と連動する弁体10も、フロート51と一緒に上昇している。弁体10は、弁座7と接触している。この状態では、弁座7と弁体10が接触した閉状態である。閉状態では、弁座7と弁体10との間で気体が流通不可能な状態である。閉状態において、フロート51は、底部41から離間した状態である。閉状態において、第1凸部42aは、円筒柱59の下端部と離間した状態である。閉状態において、第2凸部42bは、フロート壁52の下端部と離間した状態である。閉状態においては、底部41は、圧縮状態のスプリング71の弾性力により下方向に負荷を受けている状態である。閉時に受ける弾性力は全開時に比べて小さい。閉状態においては、底部41は、フロート51の荷重を受けていない状態である。
図4において、第2ハウジング30は、円盤状である。筒状部31は、円環状である。底部41は、円盤状である。第2ハウジング30は、第1通気口43aを最も内側に備えている。第1通気口43aは、円形の開口である。第1通気口43aは、円環状に並んで複数設けられている。第2通気口43bは、第1通気口43aよりも外側に設けられている。第2通気口43bは、円形の開口である。第2通気口43bは、円環状に並んで複数設けられている。第1通気口43aと第2通気口43bは、略同じ大きさの開口である。
切り離し領域45は、円環状に設けられている。切り離し領域45は、第2通気口43bよりも外側に設けられている。切り離し領域45は、切り離し開口46と接続部47とを有している。切り離し領域45は、切り離し開口46と接続部47とを円環状に交互に並べて設けられている。
切り離し開口46は、四辺形の開口である。切り離し開口46の長辺は、円弧状である。切り離し開口46は、円環状に並んで複数設けられている。切り離し開口46は、筒状部31の内周端部と底部41の外周端部とを形成している。言い換えると、切り離し開口46は、外周固定部32を有する筒状部31と、底部41との間に設けられている。
接続部47は、隣接する切り離し開口46の間に設けられている。接続部47は、第2ハウジング30の中心軸から外周端に向かって放射状に延びるように設けられている。第2ハウジング30は、筒状部31と底部41とが接続部47によって、部分的に接続された状態である。接続部47の幅Wcは、切り離し開口46の幅Woよりも小さい。底面方向から見た場合、接続部47の面積は、切り離し開口46の面積よりも小さい。
第2ハウジング30は、外部から応力が加わると変形する。第2ハウジング30の筒状部31は、第1ハウジング21の内周固定部22が設けられた部分の変形に追従して変形する。例えば、第1ハウジング21の内周固定部22が設けられた部分が真円形状から楕円形状に変形する場合、第2ハウジング30も同じ楕円形状となる。筒状部31の変形は、接続部47を介して底部41に影響を及ぼす。しかしながら、筒状部31の変形が大きい場合には、接続部47が変形に追従しきれず破断する。こうして、接続部47は、筒状部31と底部41との接続状態を解除する。すなわち、第2ハウジング30は、筒状部31と底部41とが分離した状態となる。言い換えると、筒状部31と底部41とが分離した状態では、分離する前よりも第2ハウジング30の径方向の剛性が低下する。底部41は、円盤状のまま筒状部31から切り離される。言い換えると、底部41は、元の形状を保ったまま筒状部31から切り離されて、制御弁3の底面としての機能を失う。
筒状部31と底部41とが分離した状態において、筒状部31は、第1ハウジング21に固定された状態を維持する。底部41は、制御弁3の底面から抜け落ちる。抜け落ちた底部41は、燃料タンク2内部に落下する。底部41が抜け落ちた状態では、外周固定部32を有する筒状部31が底部41から影響を受けない。言い換えると、筒状部31が、第1ハウジング21の変形に追従することを妨げるものがない状態である。
図5において、図の上下方向が軸方向である。軸方向に対して直行する方向が径方向である。筒状部31の径方向の厚さTsは、接続部47の軸方向の厚さTbに比べて大きい。すなわち、筒状部31は、底部41の接続部47に比べて強度が高い。言い換えると、接続部47は、筒状部31に比べて脆い。言い換えると、接続部47は、外部から加えられた応力に対して割れや破断を引き起こしやすい脆弱部である。接続部47は第2ハウジング30の接続部47の軸方向の厚さTbは、接続部47の幅Wcよりも小さい。
第2ハウジング30は、第1ハウジング21よりも短い筒状部31を有している。その筒状部31の径方向内側に底部41が位置している。よって、径方向へ筒状部31が変形しようとすると、底部41は、径方向への変形に抗することとなる。言い換えると、底部41を備えた第2ハウジング30は、底部41が離れた場合の第2ハウジング30に比べて径方向への剛性が高い状態である。第1ハウジング21が径方向に変形する場合がある。この場合、第1ハウジング21の変形に筒状部31が追従することができれば、第1ハウジング21と筒状部31との連結状態は維持される。しかし、筒状部31と底部41とが強固に連結されていると、筒状部31が第1ハウジング21から外れる場合がある。例えば、燃料タンク2の変形に起因して、第1ハウジング21が変形する場合である。
筒状部31と底部41との切り離しは、第1ハウジング21と筒状部31との連結が解除される前に、小さい変形に起因して発生するように調節されている。つまり、筒状部31と底部41との切り離しが発生しても、第1ハウジング21と筒状部31との連結状態は維持されている。言い換えると、第1ハウジング21と筒状部31との連結状態が維持される小さい変形量に応答して、筒状部31と底部41との切り離しが発生する。このような現象が生じるように、接続部47の脆弱性が調節されている。
第2ハウジング30は、軸方向に力を受けた場合に接続部47と底部41が撓むことで衝撃を吸収する。第2ハウジング30は、撓んでも衝撃を吸収しきれない場合に切り離しを生じる。切り離しは、割れや破断によって提供される。割れや破断は、強度が低く脆い接続部47で最も引き起こされやすい。言い換えると、制御弁3が軸方向に大きな衝撃を受けた際には、接続部47で第2ハウジング30から底部41が容易に切り離される。
接続部47は、径方向に力を受けた場合に撓む余地がない。すなわち、径方向に変形を伴うほどの力が加えられた場合には、強度が低い接続部47は衝撃を吸収する余地なく破断する。その結果、第2ハウジング30から底部41が切り離される。言い換えると、径方向の力に対して即座に反応して、第2ハウジング30から底部41を切り離すことができる。
図6において、制御弁3の弁部分がモデル化されて図示されている。第2ハウジング30は、筒状部31のみが第1ハウジング21に装着された状態である。すなわち、第2ハウジング30から底部41が抜け落ちた状態である。第2ハウジング30が筒状部31を備えている状態は、正常な状態である。これに対して、第2ハウジング30から底部41が抜け落ちた状態は、異常な状態である。脱落防止部33は、底部41が切り離された状態で、第1ハウジング21に固定された状態を維持している。
脱落防止部33と段差部55とが接触した状態でフロート51が保持されている。言い換えると、脱落防止部33は、フロート51が第1ハウジング21の内部から脱落することを防止している。段差部55の下面と脱落防止部33の上端面とは接触状態にある。
底部41が抜け落ちた状態であっても、フロート51は上下動が可能である。すなわち、燃料からの浮力を受けて、弁座7と弁体10とが接触した閉状態に移行可能である。スプリング71は、底部41による支えを失い、底部41とともに燃料タンク2の内部に落下している。このため、閉状態に移行する際は、フロート51の自重により弁座7と弁体10とを接触させる。
底部41は、第2ハウジング30から完全に切り離されて抜け落ちなくてもよい。すなわち、一部の接続部47によって、部分的に筒状部31と底部41とが接続された状態を維持してもよい。
上述した実施形態によると、制御弁3が変形した場合であっても第2ハウジング30の脱落防止部33が装着して固定された状態を安定して維持できる。このため、フロート51が第1ハウジング21の外部に脱落してしまうことを、安定して防止できる。言い換えると、制御弁3は、燃料遮断機能を安定して発揮できる。
脱落防止部33が外周固定部32と一体に設けられている。このため、脱落防止部33が外周固定部32から離れてしまうことを防止できる。すなわち、第2ハウジング30が脱落防止機能を発揮できなくなることを防止できる。
脱落防止部33が全周にわたって設けられている。このため、フロート51の荷重を脱落防止部33全体で受けることができる。すなわち、フロート51を脱落防止部33で安定して支持することができる。
フロート51が底部41に接触して保持されている状態において、フロート51は、脱落防止部33から離れている。このため、フロート51の上下動に伴い、脱落防止部33に対して不用意に衝撃が加わることを防止できる。したがって、脱落防止部33の変形や破損を効果的に防ぐことができる。
筒状部31は、第1ハウジング21の内側に位置して固定されている。このため、第1ハウジング21の下端部が窄むように変形した場合であっても、筒状部31が第1ハウジング21の変形に追従しやすい。すなわち、筒状部31が第1ハウジング21に対して固定された状態を維持しやすい。
第2ハウジング30は、筒状部31と底部41との間に切り離し開口46を有している。言い換えると、底部41は、切り離し開口46によって、あらかじめ部分的に切り離されている状態である。このため、第2ハウジング30が第1ハウジング21の変形に追従する際に、底部41を切り離しやすい。底部41が切り離された状態では、筒状部31の変形を底部41が阻害しない。言い換えると、筒状部31と底部41とが分離した後の状態では、分離する前よりも第2ハウジング30の径方向の剛性が低下する。このため、筒状部31が第1ハウジング21の変形に追従して同じ形に変形しやすい。言い換えると、筒状部31が第1ハウジング21に固定された状態を維持しやすい。
底部41は、フロート51と接触して支持する凸部42を備えている。このため、フロート51の上下動の衝撃は、凸部42を備えた底部41で受けることになる。フロート51の上下動の衝撃として、第2ハウジング30を第1ハウジング21から引き離す下向きの力が加わる場合がある。この場合であっても、底部41が抜け落ちることで衝撃を吸収する。したがって、筒状部31と第1ハウジング21とが固定された状態を維持しやすい。言い換えると、軸方向の衝撃に対して、底部41が抜け落ちることで衝撃を吸収する。したがって、外周固定部32と脱落防止部33とを備えた筒状部31が、第1ハウジング21に安定して固定された状態を維持しやすい。
フロート51は、脱落防止部33と接触する段差部55を備えている。このため、段差部55と脱落防止部33とが接触する面積を大きく確保できる。したがって、より確実にフロート51の脱落を防止できる。
段差部55をフロート51の全周に設けている。このため、フロート51が第1ハウジング21の内部で回転した場合であっても、脱落防止部33と段差部55との接触保持により受ける力が変わらない。したがって、フロート51の脱落を安定して防止できる。
底部41は、液体の燃料が通過可能な通気口43を備えている。このため、燃料液面の上下動に伴い、底部41が液体中を移動する場合であっても、通気口43から液体が抜けるため、液体から受ける抵抗を小さくすることができる。したがって、底部41が筒状部31から不用意に切り離されてしまうことを防止できる。
第2実施形態
この実施形態では、接続部247の肉厚が薄肉に形成されている。
図7において、第2ハウジング30は、円盤状である。第2ハウジング30は、筒状部31を有している。筒状部31は、円環状である。第2ハウジング30は、筒状部31の内側に位置して底部241を有している。底部241は円盤状である。
第2ハウジング30は、切り離し領域245を備えている。切り離し領域245は、円環状に設けられている。切り離し領域245は、切り離し開口246と接続部247とを有している。切り離し領域245は、切り離し開口246と、接続部247とを円環状に交互に並べて設けられている。
切り離し開口246は、扇形の開口である。切り離し開口246は円環状に並んで複数設けられている。切り離し開口246は、筒状部31の内周端部と底部241の外周端部とを形成している。言い換えると、切り離し開口246は、外周固定部32を有する筒状部31と、底部241との間に設けられている。
接続部247は、隣接する切り離し開口246の間に設けられている。言い換えると、筒状部31と底部241は接続部247によって接続されている。接続部247は、第2ハウジング30の中心軸から外周端に向かって放射状に延びるように設けられている。第2ハウジング30は、筒状部31と底部241とが接続部247によって部分的に接続された状態である。
図8において、接続部247の軸方向の厚さTb2は、底部241の軸方向の厚さTc2よりも小さい。すなわち、接続部247は、底部241よりも薄肉に形成された薄肉形状である。接続部247の軸方向の厚さTb2は、筒状部31の径方向の厚さTsよりも小さい。すなわち、底部241の接続部247は、筒状部31に比べて強度が低い。第2ハウジング30において、接続部247は最も強度が低い部分である。言い換えると、接続部247は、筒状部31や底部241よりも、衝撃を加えた場合に破断しやすく形成されている。
接続部247は、筒状部31と底部241とを接続する機能を有している。接続部247は、筒状部31と底部241とを切り離す機能を有している。すなわち、接続部247は、筒状部31と底部241とを接続する機能と、切り離す機能の両方の機能を有している。
筒状部31は、上端にスリット35を備えている。底部241が抜け落ちた場合には、スリット35を通って、気体が流れる。これにより、開状態の制御弁3において、スリット35から気体を安定して自由に流すことができる。筒状部31にスリット35を設ける代わりに、フロート51の段差部55に切欠きを設けるなどして、気体が流れる流路を確保してもよい。
図9において、制御弁3の弁部分がモデル化されて図示されている。第1ハウジング21の下方には、第2ハウジング30が装着されている。第2ハウジング30は、下面を有している筒状かつキャップ状の部材である。第2ハウジング30は、第1ハウジング21に係合して固定された状態で、制御弁3の底面をなしている。第2ハウジング30は、筒状部31と底部241とを備えている。
底部241において、フロート51が載置される面である上面は平面形状である。すなわち、底部241の上面には凹凸形状が形成されていない。底部241の外径は、フロート壁52の内径よりも小さい。接続部247の外径は、フロート51の小径部54の外径よりも大きい。すなわち、フロート51が直接接触する領域は、接続部247の外径よりも内側である。言い換えると、接続部247の外径よりも外側に位置する筒状部31は、フロート51によって直接接触することが無い。
フロート51は、フロート壁52が接続部247に接触した状態で載置された状態である。フロート51は、円筒柱59が底部241に接触して載置された状態である。すなわち、フロート51は、下端部が接続部247と底部241に同時に接触した状態で安定して保持されている。
第2ハウジング30は、外部から大きな応力が加わると変形する。第2ハウジング30が変形する場合、筒状部31は、第1ハウジング21の変形に追従して変形する。筒状部31の変形は、接続部247を介して底部241に影響を及ぼす。しかしながら、筒状部31の変形が大きい場合には、第2ハウジング30の中で最も強度が低い接続部247が変形に追従しきれず破断する。こうして、接続部247は、筒状部31と底部241の接続状態を解除する。すなわち、第2ハウジング30は、筒状部31と底部241が分離した状態となる。筒状部31と底部241とが分離した状態において、筒状部31は、第1ハウジング21に固定された状態を維持する。底部241は、第1ハウジング21の底面から脱落し、燃料タンク2内部に抜け落ちる。
上述した実施形態によると、接続部247は、底部241よりも薄肉に形成されている。このため、第2ハウジング30から底部241をより容易に切り離すことができる。すなわち、第1ハウジング21の変形に対する追従をよりスムーズに行うことができる。
フロート51の下端部は、接続部247に接触した状態で載置されている。このため、フロート51の上下動により第2ハウジング30に加わる衝撃が、接続部247に直接伝わる。したがって、フロート51の上下動の衝撃として、第2ハウジング30を第1ハウジング21から引き離す力が大きく加わっても、底部241が抜け落ちることで衝撃を吸収する。よって、筒状部31と第1ハウジング21とが固定された状態を維持しやすい。
切り離し開口246として開口を設けずに薄肉な凹形状を形成してもよい。すなわち、筒状部31と底部241との間に一様な接続部247を連続して設けてもよい。言い換えると、筒状部31と底部241とを区画する連続した溝を形成してもよい。これによれば、底部241に開口を設けることなく、切り離し領域245を備えることができる。
筒状部31の外周に不連続な凸形状を複数箇所設けて外周固定部32としてもよい。これによれば、隣り合う外周固定部32との間に空間を設けることができる。したがって、内周固定部22と外周固定部32の間に異物が入った状態で装着された場合であっても、第2ハウジング30が安定して固定された状態を維持しやすい。
上端から下端まで一様な外径のフロート51に対して、その外周に凸形状のスナップを設けて段差を形成してもよい。この場合、段差を挟んで上方と下方とで径の大きさが一定である。スナップの下面と脱落防止部33の上面とが当接して保持される。
上述した実施形態によると、制御弁3が変形した場合であっても第2ハウジング30の脱落防止部33が装着された状態を安定して維持できる。このため、制御弁3が燃料遮断機能を安定して発揮可能である。
他の実施形態
上記実施形態では、筒状部31と底部41とを連続する樹脂材料によって成形している。これに代えて、筒状部31と底部41とを別部品とし、筒状部31と底部41とを嵌合部で嵌合させてもよい。この場合、嵌合部における嵌合強さは、第1ハウジング21と筒状部31との連結状態が維持される小さい変形量に応答して、筒状部31と底部41との切り離しが発生するように調節される。別部品で構成された筒状部31と底部41とは、嵌合以外の方法で接続されてもよい。例えば、筒状部31に底部41を下方向から支持する支持形状を形成してもよい。この場合、支持形状による支持強度を調整して筒状部31と底部41との切り離しが発生するように調整される。これによると、筒状部31と底部41とが初めから別部品であるため、切り離しに際して部品の破断などを伴わずに切り離しが可能である。
上記実施形態では、正常時におけるフロート51の位置を底部41によって規定し、異常時におけるフロート51の脱落防止を脱落防止部33を有する筒状部31によって提供している。これに代えて、正常時におけるフロート51の位置も、異常時におけるフロート51の脱落防止も、筒状部31によって提供してもよい。これによると、正常時と異常時とでフロート51の上下動における移動量の最大値が変わらない。したがって、フロート51と第2ハウジング30との衝突による衝撃の最大値が正常時と異常時とで変わらないので、フロート51の脱落をより安定して防止できる。
上記実施形態では、筒状部31の上端に脱落防止部33を備えている。これに代えて、筒状部31の内側から径方向の内側に突出させて脱落防止部33を提供してもよい。正常時におけるフロート51の位置も、異常時におけるフロート51の脱落防止も、筒状部31からやや径方向内側に突出する部分によって提供してもよい。この場合、径方向内側に突出する部分は、底部41の残存部分によって提供されてもよい。
この明細書における開示は、例示された実施形態に制限されない。開示は、例示された実施形態と、それらに基づく当業者による変形態様を包含する。例えば、開示は、実施形態において示された部品および/または要素の組み合わせに限定されない。開示は、多様な組み合わせによって実施可能である。開示は、実施形態に追加可能な追加的な部分をもつことができる。開示は、実施形態の部品および/または要素が省略されたものを包含する。開示は、ひとつの実施形態と他の実施形態との間における部品および/または要素の置き換え、または組み合わせを包含する。開示される技術的範囲は、実施形態の記載に限定されない。開示されるいくつかの技術的範囲は、請求の範囲の記載によって示され、さらに請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内での全ての変更を含むものと解されるべきである。
1 燃料貯蔵装置、 2 燃料タンク、 3 制御弁、 4 燃料蒸気処理装置、 5 給油装置、 6 通気通路、 7 弁座、 8 連通口、 9 接続管、 10 弁体、 21 第1ハウジング、 22 内周固定部、 30 第2ハウジング、 31 筒状部、 32 外周固定部、 33 脱落防止部、35 スリット、 41 底部、 42 凸部、 42a 第1凸部、 42b 第2凸部、 43 通気口、 43a 第1通気口、 43b 第2通気口、 45 切り離し領域、 46 切り離し開口、 47 接続部、 51 フロート、 52 フロート壁、 53 大径部、 54 小径部、 55 段差部、 59 円筒柱、 71 スプリング、 241 底部、 245 切り離し領域、 246 切り離し開口、 247 接続部。

Claims (10)

  1. 燃料タンク(2)に取り付けられる第1ハウジング(21)と、
    前記燃料タンクの内部と外部とを連通する連通口(8)を有する弁座(7)と、
    前記燃料タンク内の燃料の液面に浮かんで移動するフロート(51)と、
    前記フロートと連動して前記連通口を開閉する弁体(10)と、
    前記第1ハウジングの下端部に装着される第2ハウジング(30)とを備え、
    前記第2ハウジングは、
    前記フロートを前記第1ハウジング内に保持する底部(41、241)と、
    前記第2ハウジングを前記第1ハウジングに固定する固定部(32)と、
    前記第2ハウジングから前記底部を切り離す切り離し領域(45、245)と、
    前記第2ハウジングから前記底部が切り離された状態で、前記フロートが前記第1ハウジング外に脱落することを防止する脱落防止部(33)とを備えている燃料遮断弁。
  2. 前記切り離し領域は、前記固定部と前記底部との間に設けられている切り離し開口(46、246)を備えている請求項1に記載の燃料遮断弁。
  3. 前記切り離し領域は、前記固定部と前記底部とを接続する接続部(47、247)を備え、
    前記接続部は、前記固定部よりも肉厚を薄くした薄肉形状である請求項1または請求項2に記載の燃料遮断弁。
  4. 前記固定部は、前記第1ハウジングの内側に固定されている請求項1から請求項3のいずれかに記載の燃料遮断弁。
  5. 前記脱落防止部は、前記固定部と一体に設けられている請求項4に記載の燃料遮断弁。
  6. 前記フロートが前記底部に接触している状態では、前記フロートと前記脱落防止部とが離れた状態である請求項1から請求項5のいずれかに記載の燃料遮断弁。
  7. 前記底部は、前記フロートと当接する凸部(42)を備えている請求項1から請求項6のいずれかに記載の燃料遮断弁。
  8. 前記底部は、前記燃料が液体の状態で通過可能な通気口(43)を備えている請求項1から請求項7のいずれかに記載の燃料遮断弁。
  9. 前記フロートの外周に前記脱落防止部と当接する段差部(55)を備えている請求項1から請求項8のいずれかに記載の燃料遮断弁。
  10. 前記段差部は、前記フロートの全周にわたって設けられている請求項9に記載の燃料遮断弁。
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