JP2018145729A - 折板屋根連結具及び折板屋根構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】継ぎ部材の変形が抑制され、フレーム部材の被係止部が山部から外れ難い折板屋根連結具及び折板屋根構造を提供する。【解決手段】一対のフレーム部材2は、第1折板屋根5において谷部51を介して隣り合う山部50上にそれぞれ配置される。継ぎ部材4は、一対のフレーム部材2を連結する。フレーム部材2は、谷部51に配置されて対応する山部50に係止可能な被係止部20を備える。一対のフレーム部材2が並ぶ方向を第1方向とすると共に、平面視において第1方向と直交する方向を第2方向とする。継ぎ部材4は、横片部40と、縦片部41と、規制片部42とを備える。縦片部41は、横片部40から下方に突出し、第2方向に対して直交する板状に形成されている。規制片部42は、縦片部41の第1方向における端部から突出し、第1方向と直交する板状に形成されて、被係止部20に対向する。【選択図】図1

Description

本発明は、折板屋根連結具及び折板屋根構造に関し、詳しくは、二重折板屋根における上下の折板屋根を連結する折板屋根連結具及びこれを備えた折板屋根構造に関する。
特許文献1には、二重折板屋根において上下に対向配置された下折板及び上折板を連結する折板屋根連結具が開示されている。この折板屋根連結具は、下折板の山部を跨いで配置されるフレーム部材と、下折板の隣り合う山部に配置されたフレーム部材を連結する継ぎ部材とを備えている。フレーム部材は、断面逆U字状の本体部と、本体部の両方の下端に設けられた係止脚部とを備えている。フレーム部材は、両係止脚部を下折板の山部に係止することで当該山部に取り付けられる。継ぎ部材は、断面略コ字状に形成されており、金属板を折り曲げ加工することで形成されている。隣り合うフレーム部材は、継ぎ部材で連結される。上折板は本体部に係止されて当該本体部に取り付けられる。
特開2010−248807号公報
前記断面略コ字状の継ぎ部材の端面は、フレーム部材の係止脚部に対向配置される。このため、例えば、負圧により上折板に上向きの力が加わる等して、フレーム部材の両係止脚部が開くように変形するときには、継ぎ部材によって係止脚部が下折板の山部から離れる方向に移動することが規制され、これにより、係止脚部の山部に対する係止が外れることが抑制される。しかし、この場合、係止脚部は断面略コ字状の継ぎ部材の面積の狭い端面に接触するので、係止脚部から継ぎ部材に対して力が加わったときに、継ぎ部材において大きな応力が生じ、継ぎ部材が変形したり、この変形に伴って係止脚部の山部に対する係止が外れたりすることが懸念される。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであって、継ぎ部材の変形が抑制され、フレーム部材の被係止部が山部から外れ難い折板屋根連結具及び折板屋根構造を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために本発明に係る一態様の折板屋根連結具は、第1折板屋根とこの第1折板屋根の上方に配置される第2折板屋根とを連結する折板屋根連結具であって、以下の特徴を有する。折板屋根連結具は、一対のフレーム部材と、継ぎ部材とを備える。前記一対のフレーム部材は、前記第1折板屋根において谷部を介して隣り合う山部上にそれぞれ配置される。前記継ぎ部材は、前記一対のフレーム部材を連結する。前記一対のフレーム部材の各々は、被係止部と、固定部とを備える。前記被係止部は、前記谷部に配置されて対応する前記山部に係止可能である。前記固定部は、前記被係止部に繋がり、前記第2折板屋根を固定可能である。前記一対のフレーム部材が並ぶ方向を第1方向とすると共に、平面視において前記第1方向と直交する方向を第2方向とする。前記継ぎ部材は、横片部と、縦片部と、規制片部とを備える。前記横片部は、前記一対のフレーム部材の間に配置され、前記第1方向における両端部が、前記一対のフレーム部材にそれぞれ連結可能である。前記縦片部は、前記横片部から下方に突出し、前記第2方向に対して直交する板状である。前記規制片部は、前記縦片部の前記第1方向における端部から突出し、前記第1方向と直交する板状に形成されて、前記被係止部に対向する。
また、本発明に係る一態様の折板屋根構造は、第1折板屋根と、前記第1折板屋根の上方に配置された第2折板屋根と、前記第1折板屋根と前記第2折板屋根とを連結した折板屋根連結具とを備える。前記折板屋根連結具は、一対のフレーム部材と、継ぎ部材とを備える。前記一対のフレーム部材は、前記第1折板屋根において谷部を介して隣り合う山部上にそれぞれ配置される。前記継ぎ部材は、前記一対のフレーム部材を連結する。前記一対のフレーム部材の各々は、被係止部と、固定部とを備える。前記被係止部は、前記谷部に配置されて対応する前記山部に係止される。前記固定部は、前記被係止部に繋がり、前記第2折板屋根が固定される。前記一対のフレーム部材が並ぶ方向を第1方向とすると共に、平面視において前記第1方向と直交する方向を第2方向とする。前記継ぎ部材は、横片部と、縦片部と、規制片部とを備える。前記横片部は、前記一対のフレーム部材の間に配置され、前記第1方向における両端部が、前記一対のフレーム部材にそれぞれ連結される。前記縦片部は、前記横片部から下方に突出し、前記第2方向に対して直交する板状である。前記規制片部は、前記縦片部の前記第1方向における端部から突出し、前記第1方向と直交する板状に形成されて、前記被係止部に対向する。
本発明に係る一態様の折板屋根連結具及び折板屋根構造は、継ぎ部材の変形が抑制され、フレーム部材の被係止部が山部から外れ難い。
図1は、本発明に係る一実施形態の折板屋根構造の断面図である。 図2は、同上の折板屋根構造の折板の斜視図である。 図3は、同上の折板屋根構造における第1折板屋根が屋根下地に取り付けられた状態を示した断面図である。 図4は、同上の折板屋根構造のタイトフレームの斜視図である。 図5は、同上の折板屋根構造のフレーム部材の斜視図である。 図6は、同上の折板屋根構造の折板屋根連結具の斜視図である。 図7Aは、同上の折板屋根連結具の継ぎ部材を隣り合うフレーム部材に取り付ける様子を示した断面図であり、図7Bは図7AのA部拡大図である。
以下、本発明に係る折板屋根連結具及び折板屋根構造の実施形態について説明する。
本実施形態の折板屋根連結具1は、図1に示す二重折板屋根における上下の折板屋根5,7を連結するために用いられる。以下、必要に応じて、二重折板屋根の上下の折板屋根5,7のうち、下側の折板屋根5を第1折板屋根5といい、第1折板屋根5の上方に配置される上側の折板屋根7を第2折板屋根7という。
(折板屋根)
各折板屋根5,7は、一方向に並んだ複数の山部50,70を備えている。各折板屋根5,7において隣り合う山部50,70の間には、谷部51,71が形成されている。すなわち、各折板屋根5,7には、山部50,70と谷部51,71とが交互に形成されている。
各折板屋根5,7の山部50,70は、平面視において複数の山部50,70が並ぶ方向と直交する方向に延びている。各折板屋根5,7は、山部50,70の長手方向が、屋根の傾斜方向(流れ方向)と平行になるように設置される。
以下、第1折板屋根5の複数の山部50が並ぶ方向を第1方向といい、第1折板屋根5の山部50の長手方向を第2方向という。
各折板屋根5,7は、第1方向に並んだ複数の折板52,72で構成されている。本実施形態では、第1折板屋根5及び第2折板屋根7の各々の折板52,72として、共通の折板が用いられる。このため、以下では、第1折板屋根5の折板52について詳細に説明し、第2折板屋根7の折板72において折板52と共通する構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図2に示す折板52は、第2方向に延びた長尺な部材であり、金属板を曲げ加工することで形成される。この金属板は、例えば、鉄板、鋼板、亜鉛めっき鋼板、塗装板、又は、ガルバリウム鋼板(登録商標)、エスジーエル(登録商標)鋼板などである。折板52は、長手方向に直交する断面形状が、長手方向の全長に亘って一様である。
本実施形態の折板52の長手方向と直交する断面形状は、上方に開口したU字状であり、第2方向に延びた底部53と、底部53の第1方向の両端部からそれぞれ立ち上がった一対の山部半体54,55とを備えている。以下、必要に応じて、一対の山部半体54,55のうちの一方の山部半体54を第1山部半体54といい、他方の山部半体55を第2山部半体55という。
第1山部半体54は、底部53の第1方向における一端部から、外側(底部53とは反対側)の斜め上方に向かって突出した側壁部56と、側壁部56の上端部から第1方向に沿って外側に向かって突出した頂部57と、頂部57の側壁部56とは反対側の端部から上方に突出した逆L字状の嵌合部58とを備えている。
第2山部半体55は、底部53の第1山部半体54とは反対側の端部から、外側の斜め上方に向かって突出した側壁部59と、側壁部59の上端部から第1方向に沿って外側に向かって突出した頂部60と、頂部60の側壁部59とは反対側の端部から上方に向かって突出した断面逆U字状の被嵌合部61とを備えている。
各山部半体54,55の側壁部56,59には、上下方向に間隔をあけて複数の被係合部62が形成されている。
被係合部62は、各側壁部56,59において裏面側(底部53とは反対側)に向かって突出するように断面く字状に屈曲した部分である。被係合部62は、下端に近い部分ほど外側に位置するように傾斜した上片部63と、上片部63の外側の端部に繋がって下端に近い部分ほど内側に位置するように傾斜した下片部64とを備えている。
被係合部62は、例えば、側壁部56,59の一部を段状に曲げ加工することで形成される。本実施形態では、各山部半体54,55の側壁部56,59に、上下2段の被係合部62が形成されている。
(屋根下地)
本実施形態の第1折板屋根5は、図3に示すようにタイトフレーム8を介して屋根下地に取り付けられる。本実施形態の屋根下地は、第2方向に複数並べて設けられた複数の横架材9である。横架材9は第1方向に延びている。横架材9は例えばH型鋼からなる母屋である。
(タイトフレーム)
横架材9にはタイトフレーム8が固定される。タイトフレーム8は、例えば、1つの金属製帯板材、又は横架材9の長手方向に並んだ複数の金属製帯板材で構成される。
本実施形態のタイトフレーム8は、山部80と底部81とが第1方向において交互に形成されたタイトフレームであり、複数の山部80と、これら複数の山部80を繋いだ複数の底部81とを備えている。
底部81は、横架材9に載置され、例えば溶接又はボルト止めによって横架材9に対して固定される。
図4に示すように、タイトフレーム8の両側の側片部82の各々には、上下方向に間隔をあけて並んだ複数の係合部84が形成されている。各側片部82は、第1折板屋根5の対応する側壁部56,59に形成された被係合部62(図2参照)と同数の係合部84を備えている。係合部84は、側片部82の表面側に向かって突出している。係合部84は、例えば側片部82の一部を切り起こして形成される。
図3に示す第1折板屋根5の各折板52は、複数の横架材9に固定された複数のタイトフレーム8に取り付けられ、これにより、複数の横架材9に亘って設置される。
本実施形態の第1折板屋根5の折板52は、タイトフレーム8の隣り合う山部80の間に配置され、各山部半体54,55の複数の被係合部62が、タイトフレーム8の対応する係合部84の先端にそれぞれ係合される。これにより、第1折板屋根5の折板52は、複数のタイトフレーム8に取り付けられる。
第1折板屋根5の隣り合う折板52は、一方の折板52の被嵌合部61(図2参照)が他方の折板52の嵌合部58に上から嵌め込まれ、この後、被嵌合部61と嵌合部58とをハゼ締めにより結合することで、連結される。第1折板屋根5の山部50は、隣り合う折板52のうちの一方の折板52の第1山部半体54と他方の折板52の第2山部半体55とで構成される。第1折板屋根5の谷部51は、折板52の底部53と、この底部53の幅方向の両端部から上方に突出した側壁部56,59とで構成される。
(折板屋根連結具)
図1に示すように、第1折板屋根5の上面には、折板屋根連結具1が取付けられる。図示は省略するが、本実施形態の折板屋根連結具1は、第1折板屋根5において第2方向に複数並べて設けられる。折板屋根連結具1は、例えば、平面視でタイトフレーム8と重なる位置に設けられる。
折板屋根連結具1は、第1折板屋根5において隣り合う山部50上にそれぞれ配置される一対のフレーム部材2と、これら一対のフレーム部材2を連結する継ぎ部材4とを少なくとも備えている。本実施形態の各折板屋根連結具1は、複数のフレーム部材2と、複数の継ぎ部材4とを備えている。
(フレーム部材)
複数のフレーム部材2は、第1方向に並べて設けられる。すなわち、複数のフレーム部材2の並設方向は、第1方向である。
本実施形態のフレーム部材2は、第2方向に見て下方に開口した逆U字状に形成されている。
本実施形態のフレーム部材2は、一枚の帯状の金属板を曲げ加工等することで形成されている。この金属板は、例えば、鉄板、鋼板、亜鉛めっき鋼板、塗装板、又は、ガルバリウム鋼板(登録商標)、エスジーエル(登録商標)鋼板などである。
本実施形態のフレーム部材2は、第1折板屋根5の山部50の両側にそれぞれ係止される一対の被係止部20と、これら一対の被係止部20に繋がり、第2折板屋根7が固定される固定部21とを備えている。図5に示すように、一対の被係止部20は、逆U字状のフレーム部材2の第1方向における両側の下端部にそれぞれ形成されており、第1方向に離間している。
本実施形態の被係止部20は、第2方向と直交する断面形状がく字状であり、上下方向の中間部が内側に向かって突出するように屈曲している。各被係止部20は、第2方向に見て、第1方向と略平行な被係止片部22と、被係止片部22の内側端部から外側斜め下方に突出した沿片部23とを備えている。沿片部23の先端(外側端)は自由端となっている。
フレーム部材2は、図7Aに示すように、第1折板屋根5の山部50に被さるように配置され、各被係止部20が対応する被係合部62に係止されることで、山部50に取り付けられる。すなわち、本実施形態では、第1折板屋根5の被係合部62が、被係止部20が係止される係止部を構成している。なお、本実施形態において被係止部20が係止される被係合部62は、第1折板屋根5の側壁部56,59に形成された上下の被係合部62のうちの下の被係合部62である。
本実施形態の折板屋根連結具1は、図5に示すように、フレーム部材2及び第1折板屋根5よりも熱伝導性の低い複数の断熱体10をさらに備えている。複数の断熱体10は、フレーム部材2の一対の被係止部20にそれぞれ取り付けられている。本実施形態の断熱体10は、被係止部20の内側の面に沿うように第2方向と直交する断面形状がく字状に形成されており、被係止片部22から沿片部23にまで亘っている。
断熱体10は、金属よりも熱伝導性が低い材料から形成される。断熱体10としては、例えば、ナイロン樹脂、又はABS樹脂により成形されたプラスチック成形品、ゴム成形品、あるいはゴム製のテープが用いられる。断熱体10は、例えば嵌合、接着又はかしめにより、被係止部20に取り付けられる。
図7Bに示すように、本実施形態の被係止部20は、断熱体10を介して被係合部62に係止される。このため、フレーム部材2と第1折板屋根5との間で熱が伝わり難くなり、ひいては第1折板屋根5と第2折板屋根7とのヒートブリッジが抑制されて二重折板屋根の断熱性能が向上する。
本実施形態の被係止部20は、被係止片部22が断熱体10を介して被係合部62の上片部63の下面に引っ掛けられて上方への移動が規制され、沿片部23が断熱体10を介して被係合部62の下片部64に沿って配置されて内側への移動が規制される。
図7Aに示すように、被係止部20が係合部29に係止された状態において、沿片部23の先端と、第1折板屋根5の底部53との間に隙間24が形成される。隙間24は、沿片部23が山部50に沿って下方に移動するためのスペースとして利用される。すなわち、作業者は、山部50に取り付けられたフレーム部材2を図7Aの矢印aに示す方向に押すことで、一方の被係止部20を被係合部62に係止したまま、他方の被係止部20を山部50の外側の面に沿って下方にスライドすることができ、これにより、フレーム部材2を簡単に傾けることができる。
本実施形態の一対の被係止部20は、固定部21を介して繋がっている。本実施形態の固定部21は、第2方向に見て下方に開口した逆U字状に形成されており、第1折板屋根5の山部50の上方に配置される。
図5に示すように、固定部21は、第1方向に離間して配置された一対の脚片部25と、一対の脚片部25の上端部同士を繋いだ頂片部26とを備えている。
脚片部25は、頂片部26から外側斜め下方に向かって突出した傾斜板部27と、傾斜板部27の下端部から下方に向かって突出した縦板部28とを備えている。
固定部21の第1方向の両側の下端部は、一対の縦板部28によってそれぞれ構成されている。被係止部20の被係止片部22は、縦板部28の下端部から内側に向かって突出している。
傾斜板部27には、上下方向に間隔をあけて複数の係合部29が形成されている。係合部29は、傾斜板部27の表面側に向かって突出しており、例えば傾斜板部27の一部を切り起こして形成される。
固定部21は、継ぎ部材4が固着される連結部30を備えている。本実施形態の固定部21は、一対の縦板部28にそれぞれ形成された一対の連結部30を備えている。
本実施形態の各連結部30は、縦板部28から第1方向に沿って外側に突出した連結片部31と、連結片部31から上方に突出したねじ軸32とを備えている。
連結片部31は、厚み方向が上下方向と平行であり、平面視矩形の板状に形成されている。本実施形態の連結片部31は、縦板部28の一部を切り起こすことで形成される。
連結片部31には、ねじ軸32の下端部が接続されており、ねじ軸32は連結片部31から上方に突出している。
縦板部28には、第1方向に貫通した矩形状の貫通孔33が形成されている。貫通孔33は、連結片部31を形成するにあたって縦板部28の一部を切り起こすことで形成された孔であり、連結片部31の上方に位置している。連結片部31は貫通孔33の下縁部から外側に向かって突出している。
(継ぎ部材)
図1に示すように、第1折板屋根5において山部50に取り付けられたフレーム部材2は、継ぎ部材4を介して隣の山部50に取り付けられたフレーム部材2に連結される。継ぎ部材4は、一枚の金属板を曲げ加工等することで形成されている。この金属板は、例えば、鉄板、鋼板、亜鉛めっき鋼板、塗装板、又は、ガルバリウム鋼板(登録商標)、エスジーエル(登録商標)鋼板などである。
図6に示すように、継ぎ部材4は、横片部40と、縦片部41と、規制片部42とを備えている。図1に示すように、横片部40は、隣り合うフレーム部材2の間に配置され、第1方向における両端部が一対のフレーム部材2にそれぞれ連結可能である。縦片部41は、横片部40から下方に突出しており、第1方向に延びた板状に形成されている。規制片部42は、縦片部41から第2方向に沿って突出しており、第1方向に対して直交した板状に形成されている。
図6に示すように、横片部40は、厚み方向が上下方向と平行で第1方向に延びた矩形板状に形成されている。横片部40の第2方向の両端部には、下方に向かって突出した縦片部41が形成されている。すなわち、本実施形態の継ぎ部材4は、一対の縦片部41を備えている。
縦片部41は、厚み方向が第2方向と平行で第1方向に延びた板状に形成されている。縦片部41は横片部40の第1方向における全長に亘っており、一対の縦片部41と横片部40とで、継ぎ部材4の主部43が構成されている。主部43は、第1方向に延びており、第1方向と直交する断面形状が、下方に開口したコ字状である。断面コ字状の主部43の内側には、フレーム部材2の連結片部31が配置され、横片部40における第1方向の両端部の各々は、対応するフレーム部材2の連結片部31に載置される。
各縦片部41の第1方向の両端部には、規制片部42がそれぞれ設けられている。すなわち、本実施形態の継ぎ部材4は、主部43の第1方向の両端部の各々に、一対ずつ規制片部42が設けられており、計二対の規制片部42を備えている。
本実施形態の規制片部42は、縦片部41の第1方向の端部から他方の縦片部41とは反対側に向かって突出している。すなわち、対を成す規制片部42は、一対の縦片部41から第2方向に沿ってそれぞれ互いに離れる方向に突出している。
規制片部42は、図6に示すように、フレーム部材2の縦板部28の外側の面に沿って配置される。この状態において、規制片部42は、縦板部28よりも下方に突出し、縦板部28の下方に位置する被係止部20に対向する。このため、フレーム部材2の被係止部20が、外側(山部50と反対側)に移動しようとしたときには、この移動が規制片部42によって規制される。従って、被係止部20は係合部29から外れ難くなる。
本実施形態の規制片部42の下端部は、被係止部20の沿片部23の先端部(下端部)と同じ高さに配置され、当該先端部に対向する。このため、例えば第2折板屋根7の上方において負圧が発生してフレーム部材2に上向きの力が加わり、係合部62に係合された被係止部20が縦板部28との接続部分を支点にして外側に回転しようとした場合には、沿片部23の先端部が外側に移動することが、規制片部42によって規制される。このため、被係止部20は被係合部62から一層外れ難くなる。
ここで、被係止部20の外側への移動が規制片部42によって規制される場合、被係止部20は、第1方向と直交する板状の規制片部42において、面積の大きい板面によって受けられて、規制片部42には大きな応力が生じ難くなる。特に被係止部20が縦板部28との接続部分を支点にして外側に回転しようとした場合には、沿片部23の先端部は、規制片部42に対して線接触する。このため、例えば規制片部42を省略した継ぎ部材において沿片部23の先端部が縦片部41に点接触する場合と比較して、継ぎ部材4は変形し難くなる。
横片部40の第1方向の両端部の各々には、上下方向に貫通した挿通孔44が形成されている。横片部40の各挿通孔44には、対応するフレーム部材2のねじ軸32が挿通される。各挿通孔44に挿通されたねじ軸32は、横片部40の上方に突出し、この突出部部分には、ナット11が螺合される。横片部40の第1方向の両端部の各々は、対応する連結片部31とナット11とで上下に挟まれる。これにより、横片部40の第1方向の両端部の各々は、対応する連結片部31に連結され、隣り合うフレーム部材2が継ぎ部材4を介して連結される。
(第2折板屋根)
図1に示すように、本実施形態の第2折板屋根7は、第1折板屋根5の上方に断熱材100を介して配置される。第2折板屋根7の折板72は、隣り合うフレーム部材2の間に配置される。第2折板屋根7の折板72は、各山部半体54,55の複数の被係合部62が、対応するフレーム部材2の複数の係合部29の先端にそれぞれ係合することで、折板屋根連結具1に取り付けられる。
第2折板屋根7の隣り合う折板72は、一方の折板72の被嵌合部61が他方の折板72の嵌合部58に上から嵌め込まれ、この後、被嵌合部61と嵌合部58とをハゼ締めにより結合することで、連結される。
(施工)
本実施形態の折板屋根構造は、例えば以下に示す施工により形成される。
まず、作業者は、第1折板屋根5の各折板52を、複数の横架材9に固定された複数のタイトフレーム8に取り付ける。次に作業者は、第1折板屋根5の隣り合う折板52同士を、ハゼ締めにより連結する。
次に、作業者は、第1折板屋根5に、複数の折板屋根連結具1を取り付ける。折板屋根連結具1を第1折板屋根5に取付ける場合、作業者は、各フレーム部材2を第1折板屋根5の対応する山部50に取り付け、隣り合う山部50にそれぞれ取り付けられたフレーム部材2同士を継ぎ部材4によって連結する。
隣り合うフレーム部材2同士を継ぎ部材4で連結する際、作業者は、まず、継ぎ部材4を隣り合うフレーム部材2の間に上方から挿入する。この挿入は、例えば、図7Aに示すように、一方のフレーム部材2を他方のフレーム部材2とは反対側に押し込んで僅かに傾けて、隣り合うフレーム部材2の縦板部28同士の間隔を僅かに広げた状態で行われる。
次に作業者は、継ぎ部材4を、隣り合うフレーム部材2の縦板部28に沿わせながら下方に移動させる。これにより、継ぎ部材4の横片部40の各挿通孔44には、図6に示すように、対応するフレーム部材2のねじ軸32が挿通され、また、横片部40の第1方向の両端部の各々が、対応するフレーム部材2の連結片部31に載置される。
ここで、仮に規制片部42を省略した継ぎ部材が、上述のように隣り合うフレーム部材2の間に上方から挿入されると、縦片部41が、縦板部28の貫通孔33に入って当該貫通孔33の縁部に引っ掛かる可能性がある。このように縦片部41が、貫通孔33の縁部に引っ掛かると、作業者は、継ぎ部材4を隣り合うフレーム部材2の間に挿入し難くなる。
これに対して、本実施形態の継ぎ部材4にあっては、作業者は、継ぎ部材4を隣り合うフレーム部材2の間に上方から挿入する際に、各規制片部42を、対応するフレーム部材2の縦板部28の外側の面に沿ってスライドさせながら、継ぎ部材4を下方に移動することができる。この場合、第1方向と直交する面に沿って広がった各規制片部42を、対応するフレーム部材2の縦板部28の外側の面に沿ってスライドすることで、継ぎ部材4の縦片部41が縦板部28の貫通孔33に入り難くなる。このため、継ぎ部材4が縦板部28の貫通孔33の縁部に引っ掛かり難くなり、継ぎ部材4を隣り合うフレーム部材2の間に簡単に挿入することができる。
作業者は、上記のように継ぎ部材4を隣り合うフレーム部材2の間に挿入した後、横片部40の各挿通孔44から上方に突出したねじ軸32にナット11を螺合し、横片部40の第1方向の両端部の各々を、連結片部31とナット11とで上下に挟んでフレーム部材2に固着する。これにより、隣り合うフレーム部材2は継ぎ部材4を介して連結され、継ぎ部材4の各規制片部42によって対応する被係合部62が、第1折板屋根5の対応する山部50から当該山部50と反対側に移動することが規制される。
上記のように第1折板屋根5に、複数の折板屋根連結具1を取り付けた後、作業者は、図1に示すように、第2折板屋根7の各折板52を、対応する折板屋根連結具1のフレーム部材2に取り付け、この後、第2折板屋根7における隣り合う折板52同士を、ハゼ締めにより連結する。
(補足)
本実施形態の折板屋根連結具1及び折板屋根構造は、適宜設計変更可能である。
例えば、フレーム部材2の被係止部20の形状は、変更可能である。例えば、被係止部20における沿片部23は、省略してもよい。また、本実施形態の被係止部20は、第1折板屋根5の山部50に対して断熱体10を介して係止されるが、直接係止されてもよい。
また、本実施形態のフレーム部材2の連結片部31は、切り起こしによって形成されているが、固定部21に溶接したり、固着具を用いて連結等することで、固定部21に設けられてもよい。
また、継ぎ部材4の連結部30をフレーム部材2に固着する固着具は、ナット11に限られない。例えば、フレーム部材2の連結部30におけるねじ軸32を省略し、横片部40を、当該横片部40と連結片部31とに挿通されたボルトとこのボルトに螺合されるナットとで固着してもよい。この場合、ボルトとナットとが固着具となる。
また、本実施形態の継ぎ部材4の規制片部42は、縦片部41から他方の縦片部41とは反対側に向かって突出しているが、他方の縦片部41側に向かって突出してもよい。
また、継ぎ部材4の主部43の形状も断面コ字状に限られず、例えば断面略ハット状であってもよい。また、主部43は縦片部41を一つだけ備えた断面略L字状又は断面略T字状に形成されてもよい。
また、第1折板屋根5の折板52と第2折板屋根7の折板72とは、異なる折板52を用いてもよい。
(効果)
以上説明した本実施形態の折板屋根連結具1は、第1折板屋根5と第1折板屋根5の上方に配置される第2折板屋根7とを連結する折板屋根連結具1であって、以下の特徴を有する。折板屋根連結具1は、一対のフレーム部材2と、継ぎ部材4とを備える。一対のフレーム部材2は、第1折板屋根5において谷部51を介して隣り合う山部50上にそれぞれ配置される。継ぎ部材4は、一対のフレーム部材2を連結する。一対のフレーム部材2の各々は、被係止部20と、固定部21とを備える。被係止部20は、谷部51に配置されて対応する山部50に係止可能である。固定部21は、被係止部20に繋がり、第2折板屋根7を固定可能である。一対のフレーム部材2が並ぶ方向を第1方向とすると共に、平面視において第1方向と直交する方向を第2方向とする。継ぎ部材4は、横片部40と、縦片部41と、規制片部42とを備える。横片部40は、一対のフレーム部材2の間に配置され、第1方向における両端部が、一対のフレーム部材2にそれぞれ連結可能である。縦片部41は、横片部40から下方に突出し、第1方向に延びた板状に形成されている。規制片部42は、縦片部41の第1方向における端部から突出し、第1方向と直交する板状に形成されて、被係止部20に対向する。以下、この折板屋根連結具1を、第1の態様の折板屋根連結具1という。
第1の態様の折板屋根連結具1にあっては、被係止部20に対向する規制片部42により、被係止部20が対応する山部50とは反対側に向かって移動することを規制することができる。このため、山部50に係止された被係止部20が山部50から外れることが抑制される。また、この場合、被係止部20は、第1方向と直交する板状の規制片部42において面積の大きい板面で受けられて、規制片部42には大きな応力が生じ難くなる。従って、継ぎ部材4は変形し難くなり、また、これにより、フレーム部材2の被係止部20が山部50から外れ難くなる。
また、本実施形態の折板屋根連結具1は、第1の態様の折板屋根連結具1において以下に示す付加的な特徴を備えている。固定部21は、対応する山部50とは反対側に向かって突出し、切り起こしにより形成された連結片部31を備える。固定部21に、連結片部31の上方に位置し、切り起こしによって形成された貫通孔33が形成される。横片部40は、連結片部31の上面に沿って配置された状態で連結片部31に固着可能である。継ぎ部材4は、横片部40の第2方向における両端部から下方に向かって突出した一対の縦片部41を備える。継ぎ部材4は、一対の縦片部41の各々の第1方向における端部から、第2方向において互いに離れる方向にそれぞれ突出した一対の規制片部42を備える。以下、この折板屋根連結具1を第2の態様の折板屋根連結具1という。
第2の態様の折板屋根連結具1にあっては、連結片部31を切り起こしによって容易に形成することができる。また、作業者は、継ぎ部材4を隣り合うフレーム部材2の間に上方から挿入する場合、第1方向と直交する面に沿って広がった各規制片部42を、フレーム部材2に沿ってスライドすることができる。このため、継ぎ部材4が縦板部28の貫通孔33の縁部に引っ掛かり難くなり、作業者は継ぎ部材4を隣り合うフレーム部材2の間に簡単に挿入することができる。
また、本実施形態の折板屋根構造は、以下に示す特徴を有している。第1折板屋根5と、第1折板屋根5の上方に配置された第2折板屋根7と、第1折板屋根5と第2折板屋根7とを連結した折板屋根連結具1とを備える。第1折板屋根5において谷部51を介して隣り合う山部50上にそれぞれ配置された一対のフレーム部材2と、一対のフレーム部材2を連結した継ぎ部材4とを備える。一対のフレーム部材2の各々は、被係止部20と、固定部21とを備える。被係止部20は、谷部51に配置されて対応する山部50に係止される。固定部21は、被係止部20に繋がり、第2折板屋根7が固定される。一対のフレーム部材2が並ぶ方向を第1方向とすると共に、平面視において第1方向と直交する方向を第2方向とする。継ぎ部材4は、横片部40と、縦片部41と、規制片部42とを備える。横片部40は、一対のフレーム部材2の間に配置され、第1方向の両端部が、一対のフレーム部材2にそれぞれ連結される。縦片部41は、横片部40から下方に突出し、第1方向に延びた板状に形成される。規制片部42は、縦片部41の第1方向における端部から突出し、第1方向と直交する板状に形成されて、被係止部20に対向する。以下、この特徴を有する折板屋根構造を第1の態様の折板屋根構造という。
第1の態様の折板屋根構造にあっては、被係止部20に対向する規制片部42により、被係止部20が対応する山部50とは反対側に向かって移動することを規制することができる。このため、山部50に係止された被係止部20が山部50から外れることが抑制される。また、この場合、被係止部20は、第1方向と直交する板状の規制片部42において面積の大きい板面によって受けられる。このため、規制片部42には大きな応力が生じ難くなる。従って、継ぎ部材4は変形し難くなり、また、これにより、フレーム部材2の被係止部20が山部50から外れ難くなる。
1 折板屋根連結具
2 フレーム部材
20 被係止部
21 固定部
31 連結片部
33 貫通孔
4 継ぎ部材
40 横片部
41 縦片部
42 規制片部
5 第1折板屋根
50 山部
51 谷部
7 第2折板屋根

Claims (3)

  1. 第1折板屋根とこの第1折板屋根の上方に配置される第2折板屋根とを連結する折板屋根連結具であって、
    前記第1折板屋根において谷部を介して隣り合う山部上にそれぞれ配置される一対のフレーム部材と、
    前記一対のフレーム部材を連結する継ぎ部材とを備え、
    前記一対のフレーム部材の各々は、
    前記谷部に配置されて対応する前記山部に係止可能な被係止部と、
    前記被係止部に繋がり、前記第2折板屋根を固定可能な固定部とを備え、
    前記一対のフレーム部材が並ぶ方向を第1方向とすると共に、平面視において前記第1方向と直交する方向を第2方向とし、
    前記継ぎ部材は、
    前記一対のフレーム部材の間に配置され、前記第1方向における両端部が、前記一対のフレーム部材にそれぞれ連結可能な横片部と、
    前記横片部から下方に突出し、前記第2方向に対して直交する板状の縦片部と、
    前記縦片部の前記第1方向における端部から突出し、前記第1方向と直交する板状に形成されて、前記被係止部に対向する規制片部とを備えたことを特徴とする折板屋根連結具。
  2. 前記固定部は、
    前記対応する山部とは反対側に向かって突出し、切り起こしにより形成された連結片部を備え、
    前記固定部に、前記連結片部の上方に位置し、前記切り起こしによって形成された貫通孔が形成されており、
    前記横片部は、前記連結片部の上面に沿って配置された状態で前記連結片部に連結可能であり、
    前記継ぎ部材は、
    前記横片部の前記第2方向における両端部から下方に向かって突出した一対の前記縦片部を備え、
    前記継ぎ部材は、
    前記一対の縦片部の各々の前記第1方向における端部から、前記第2方向において互いに離れる方向にそれぞれ突出した一対の前記規制片部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の折板屋根連結具。
  3. 第1折板屋根と、
    前記第1折板屋根の上方に配置された第2折板屋根と、
    前記第1折板屋根と前記第2折板屋根とを連結した折板屋根連結具とを備え、
    前記折板屋根連結具は、
    前記第1折板屋根において谷部を介して隣り合う山部上にそれぞれ配置された一対のフレーム部材と、
    前記一対のフレーム部材を連結した継ぎ部材とを備え、
    前記一対のフレーム部材の各々は、
    前記谷部に配置されて対応する前記山部に係止された被係止部と、
    前記被係止部に繋がり、前記第2折板屋根が固定された固定部とを備え、
    前記一対のフレーム部材が並ぶ方向を第1方向とすると共に、平面視において前記第1方向と直交する方向を第2方向とし、
    前記継ぎ部材は、
    前記一対のフレーム部材の間に配置され、前記第1方向における両端部が、前記一対のフレーム部材にそれぞれ連結された横片部と、
    前記横片部から下方に突出し、前記第2方向に対して直交する板状の縦片部と、
    前記縦片部の前記第1方向における端部から突出し、前記第1方向と直交する板状に形成されて、前記被係止部に対向した規制片部とを備えたことを特徴とする折板屋根構造。
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