JP2018144758A - シート装置 - Google Patents

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直敏 竹村
Naotoshi Takemura
直敏 竹村
敬久 菅又
Yoshihisa Sugamata
敬久 菅又
和郎 井村
Kazuo Imura
和郎 井村
勇佑 仲村
Yusuke Nakamura
勇佑 仲村
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Abstract

【課題】通常時に側方サポートを用いつつ、衝突時における頭部の保護に側方サポートを積極的に利用すること等が可能なシート装置を提供する。【解決手段】シート装置24の制御装置30は、シート装置24が設けられた移動物体10の衝突可能性Pc及び衝突方向Dcの情報を含む衝突関連情報Icrを取得する。衝突可能性Pcが高いことを衝突関連情報Icrが示す場合、制御装置30は、衝突方向Dcに応じてアクチュエータ78l、78rを制御してサポート接触面124l、134rの向きを変化させる。【選択図】図5

Description

本発明は、衝突発生時にユーザの頭部を拘束するシート装置に関する。
特許文献1では、車両の側面からの衝突に対して着座者の頭部を側方から支持して保護し得る車両用シートであって、通常の車両の搭載に適した車両用シートを提供することを目的としている([0005]、要約)。当該目的を達成するため、特許文献1(要約)のシートバックSBは、後頭部支持部10bと、肩部支持部10cと、側頭部支持部10dとを備える。後頭部支持部10bは、背もたれ部10aの頂部に上方へ突出する。肩部支持部10cは、後頭部支持部10bの下方側部に位置して斜め前方へ突出する。側頭部支持部10dは、後頭部支持部10bの各側縁部にて格納され車両の側方からの衝撃力により動作して後頭部支持部10bと各肩部支持部10c間にて架橋状に張出する。これにより、車両の側面からの衝突時にのみ各側頭部支持部10dを出現させる。
また、車両が正常な状態では、各側頭部支持部10dを後頭部支持部10bと肩部支持部10c間に格納しておく。これにより、着座者の着座姿勢を拘束することがなく、着座者の左右の視界を規制することがなく、且つ着座者の乗降に支障をきたすことがないと共に、通常の3点式シートベルトの装備が容易であるとされている([0009])。
特開平10−324183号公報
上記のように、特許文献1では、車両の側面からの衝突時にのみ各側頭部支持部10dを出現させることで、側面衝突時において着座者の頭部を側方から支持する(要約)。また、通常時には各側頭部支持部10dを格納しておくことで、着座者の利便性の向上等を図っている([0009])。
しかしながら、通常時に側頭部支持部10d等の側方サポートを利用したいとの要望もある。特許文献1では、通常時に頭部の側方サポートを用いつつ、衝突時における側方サポートの積極的な利用について検討がなされていない。或いは、特許文献1のように、側頭部支持部10dを格納すると全体的な構造が複雑化してしまう。
なお、上記のような課題は、車両に限らず、シート装置が設けられるその他の移動物体にも該当し得る。
本発明は上記のような課題を考慮してなされたものであり、通常時に側方サポートを用いつつ、衝突時における頭部の保護に側方サポートを積極的に利用すること等が可能なシート装置を提供することを目的とする。
本発明に係るシート装置は、ユーザの後方で前記ユーザの頭部を支持するヘッドレストと、前記ヘッドレストの左右に設けられて前記頭部を支持する側方サポートとを備えるものであって、
前記側方サポートは、前記シート装置が設けられた移動物体の衝突時に前記頭部に面するサポート接触面を備え、
さらに、前記シート装置は、
前記側方サポートを変位させるアクチュエータと、
前記移動物体の衝突可能性及び衝突方向の情報を含む衝突関連情報を取得し、前記衝突可能性が高いことを前記衝突関連情報が示す場合、前記衝突方向に応じて前記アクチュエータを制御して前記サポート接触面の向きを変化させる制御装置と
をさらに備えることを特徴とする。
本発明によれば、シート装置が設けられた移動物体の衝突可能性が高い場合、ヘッドレストの左右に設けられた側方サポートのサポート接触面の向きを、衝突方向に応じて変化させる。これにより、衝突発生時に、ユーザの頭部を好適に拘束し易くなる。従って、通常時に側方サポートをヘッドレストと共に用いつつ、衝突時における頭部の保護に側方サポートを積極的に利用することができる。或いは、通常時に側方サポートをヘッドレスト内に収容せずにユーザの邪魔にならない位置に配置しておく一方、衝突発生時にサポート接触面の向きを変化させることで頭部を拘束し易くなる。その結果、側方サポート等の設計の自由度が向上する。
前方衝突の可能性が高いことを前記衝突関連情報が示す場合、前記制御装置は、左右の前記サポート接触面が前記移動物体の前方を向くように前記アクチュエータを制御してもよい。
移動物体の前側での前方衝突が発生した場合、シートベルトをしているユーザは、前方に移動した後、その反動で後方に移動する。その際、ユーザの頭部がヘッドレスト又は左側若しくは右側の側方サポートのいずれに向かって来るかを瞬時に予測することが困難である可能性がある。本発明によれば、前方衝突の発生が予測された場合、左右のサポート接触面が移動物体の前方を向くように側方サポートを移動させる。これにより、前方衝突の反動によりユーザの頭部が左側又は右側の側方サポートのいずれに向かって来た場合でも、ユーザの頭部を保護し易くなる。
側方衝突の可能性が高いことを前記衝突関連情報が示す場合、前記制御装置は、左右の前記側方サポートの前記サポート接触面で前記頭部を挟む方向に前記側方サポートを変位させるように前記アクチュエータを制御してもよい。
移動物体の左側方での左側方衝突が発生した場合、シートベルトをしているユーザは、移動物体に対してまず左側方に移動する(その後、反動で右側方に移動する。)。右側方衝突の場合は逆の動きとなる。側方衝突が予測される場合、ユーザの頭部を挟む方向に側方サポートを変位させることで、頭部を保護し易くなる。
さらに、前記シート装置は、左右の前記側方サポートに内蔵されたスピーカと、前記スピーカの通常目標位置を記憶した記憶装置とを備えてもよい。また、前記制御装置は、前記衝突可能性が低い場合、前記スピーカが前記通常目標位置に来るように前記アクチュエータを制御してもよい。これにより、衝突の発生が予測されない場合(換言すると通常時)には、スピーカからの出力音をユーザが聞き易い状態とすることが可能となる。
左右の前記側方サポートは、前記ヘッドレスト側の回転軸を有してもよい。また、前記アクチュエータは、前記回転軸を中心に左右の前記側方サポートを回転させてもよい。これにより、比較的簡易な構成で、側方サポートを変位させることが可能となる。
前記制御装置は、前記衝突可能性が低い場合、前記サポート接触面と反対側に位置する反対面が前記ヘッドレストに対向又は接触するように前記アクチュエータを制御してもよい。これにより、衝突可能性が低い場合(又は通常時において)、側方サポートをコンパクトに収納することが可能となる。
本発明によれば、通常時に側方サポートを用いつつ、衝突時における頭部の保護に側方サポートを積極的に利用すること等が可能となる。
本発明の一実施形態に係るシート装置を含む車両の構成を示すブロック図である。 前記実施形態において、通常時のヘッドレスト及び側方サポートの位置を示す斜視図である。 前記実施形態において、前方衝突時の前記ヘッドレスト及び前記側方サポートの位置を示す斜視図である。 前記実施形態において、側方衝突時の前記ヘッドレスト及び前記側方サポートの位置を示す斜視図である。 前記実施形態の側方サポート変位制御のフローチャートである。
A.一実施形態
<A−1.構成>
[A−1−1.全体構成]
図1は、本発明の一実施形態に係るシート装置24を含む車両10の構成を示すブロック図である。車両10(以下「自車10」ともいう。)は、シート装置24に加え、車両周辺センサ群20と、車両挙動センサ群22と、オーディオ装置26とを有する。シート装置24は、シート本体28と、電子制御装置30(以下「ECU30」という。)とを有する。
[A−1−2.車両周辺センサ群20]
車両周辺センサ群20は、車両10の周辺に関する情報(以下「車両周辺情報Ia」ともいう。)を検出する。車両周辺センサ群20には、複数のカメラ50と、複数のレーダ52と、LIDAR54(Light Detection And Ranging)とが含まれる。
複数のカメラ50は、車両10の周辺(前方、側方及び後方)を撮像した周辺画像に関する画像情報Iimageを出力する。複数のレーダ52は、車両10の周辺(前方、側方及び後方)に送信した電磁波に対する反射波を示すレーダ情報Iradarを出力する。LIDAR54は、車両10の全方位にレーザーを連続的に発射し、その反射波に基づいて反射点の三次元位置を測定して三次元情報Ilidarとして出力する。車外カメラ50、レーダ52及びLIDAR54は、車両周辺情報Iaを認識する周辺認識装置である。
[A−1−3.車両挙動センサ群22]
車両挙動センサ群22は、車両10(特に車体)の挙動に関する情報(以下「車体挙動情報Ib」ともいう。)を検出する。車両挙動センサ群22には、車速センサ60と、加速度センサ62と、ヨーレートセンサ64とが含まれる。
車速センサ60は、車両10の車速V[km/h]及び進行方向Dtを検出する。加速度センサ62は、車両10の加速度G[m/s/s]を検出する。加速度Gは、前後加速度α、横加速度Glat及び上下加速度Gvを含む(一部の方向のみの加速度Gとしてもよい。)。ヨーレートセンサ64は、車両10のヨーレートY[rad/s]を検出する。
[A−1−4.シート装置24]
(A−1−4−1.シート本体28)
(A−1−4−1−1.シート本体28の概要)
シート本体28は、クッション70と、背もたれ72と、ヘッドレスト74と、側方サポート76l、76rと、電動モータ78l、78r(以下「モータ78l、78r」という。)とを有する。クッション70及び背もたれ72は、一般的に用いられるものであり、例えば、特許文献1のものを用いることができる。
(A−1−4−1−2.ヘッドレスト74)
図2は、本実施形態において、通常時のヘッドレスト74及び側方サポート76l、76rの位置を示す斜視図である。図2に示す方向は、自車10を基準にした方向を示す(後述する図3及び図4も同様である。)。
ヘッドレスト74は、ユーザ300の後方でユーザ300の頭部302を支持する。ヘッドレスト74は、直方体状を基調とする。ヘッドレスト74は、正面100、背面102、側面104l、104r、頂面106及び底面108を有する。正面100は、ユーザ300の頭部302と接触する接触面である。但し、ヘッドレスト74の形状はこれに限らず、例えば、エルゴノミクス(人間工学)、デザイン等を考慮した曲面を有してもよい。
(A−1−4−1−3.側方サポート76l、76r)
側方サポート76l、76rは、ヘッドレスト74の左右に設けられて頭部302を支持する。側方サポート76l、76rは、直方体状を基調とする。左側の側方サポート76lは、正面120、背面122、側面124l、124r、頂面126及び底面128を有する。右側の側方サポート76rは、正面130、背面132、側面134l、134r、頂面136及び底面138を有する。
正面120、130は、通常時においてユーザ300の頭部302と接触し得る接触面である。左側の側方サポート76lの左側面124lは、衝突時においてユーザ300の頭部302と接触し得る接触面である。右側の側方サポート76rの右側面134rは、衝突時においてユーザ300の頭部302と接触し得る接触面である。以下では、左側の側方サポート76lの左側面124l及び右側の側方サポート76rの右側面134rをサポート接触面124l、134rともいう。
側方サポート76l、76rは、ヘッドレスト74側の回転軸140l、140rを有する。この回転軸140l、140rを中心として側方サポート76l、76rが回転可能である。
側方サポート76l、76rの形状はこれに限らず、例えば、エルゴノミクス(人間工学)、デザイン等を考慮した曲面を有してもよい。なお、図2と図3及び図4とでは、側方サポート76l、76rと回転軸140l、140rの位置関係がずれているが、これは、図2〜図4を簡略的に示したためである。
図3及び図4のように、側方サポート76l、76rを開いた際に、側方サポート76l、76rの接触面124l、134rがヘッドレスト74の正面100との段差が小さくなるように、側方サポート76l、76rの形状を(直方体状ではなく)三角柱状等にしてもよい。
(A−1−4−1−4.モータ78l、78r)
モータ78l、78r(アクチュエータ)は、側方サポート76l、76r(サポート接触面124l、134rを含む。)を変位させる。モータ78l、78rは、回転軸140l、140rを中心に左右の側方サポート76l、76rを回転させる(図2〜図4参照)。
(A−1−4−2.ECU30)
(A−1−4−2−1.ECU30の概要)
ECU30は、シート装置24が設けられた自車10(移動物体)の衝突可能性Pc及び衝突方向Dcの情報を含む衝突関連情報Icrを取得する。そして、ECU30は、衝突可能性Pcが高いこと(又は低くないこと)を衝突関連情報Icrが示す場合、衝突方向Dcに応じてモータ78l、78rを制御して側方サポート76l、76r(サポート接触面124l、134rを含む。)の向きを変化させる。
ECU30は、入出力部150、演算部152及び記憶部154を有する。なお、図1では、単一のECU30を示しているが、ECU30が実行する機能を複数のECU30に分けて実行してもよい。
(A−1−4−2−2.入出力部150)
入出力部150は、ECU30以外の機器(センサ群20、22、モータ78l、78r等)との入出力を行う。
(A−1−4−2−3.演算部152)
演算部152は、各センサ群20、22等からの信号に基づいて演算を行う。そして、演算部152は、演算結果に基づき、モータ78l、78rに対する信号を生成する。演算部152は、例えば、中央処理装置(CPU)を含む。
図1に示すように、ECU30の演算部152は、周辺認識部160と、衝突関連情報算出部162と、側方サポート制御部164とを有する。これらの各部は、記憶部154に記憶されているプログラムを実行することにより実現される。前記プログラムは、図示しない通信装置を介して外部機器から供給されてもよい。前記プログラムの一部をハードウェア(回路部品)で構成することもできる。
周辺認識部160は、車両周辺センサ群20からの車両周辺情報Iaに基づいて周辺障害物Os(図示せず)を認識する。また、周辺障害物Osは、画像情報Iimage、レーダ情報Iradar及び三次元情報Ilidarを用いて認識する。周辺障害物Osには、周辺車両等の移動物体と、建物等の静止物体とが含まれる。
衝突関連情報算出部162は、衝突関連情報Icrを算出する。衝突関連情報Icrには、衝突可能性Pcと衝突方向Dcとが含まれる。衝突関連情報Icrについては後述する。
側方サポート制御部164は、側方サポート76l、76rの位置を制御する側方サポート変位制御を実行する。側方サポート変位制御の詳細は、図2〜図5を参照して後述する。
(A−1−4−2−4.記憶部154)
記憶部154は、演算部152が利用するプログラム及びデータを記憶する。ここでのデータには、側方サポート76l、76r(又は後述するスピーカ184l、184r)の通常目標位置Ptarが記憶される。
記憶部154は、例えば、ランダム・アクセス・メモリ(以下「RAM」という。)を備える。RAMとしては、レジスタ等の揮発性メモリと、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリとを用いることができる。また、記憶部154は、RAMに加え、リード・オンリー・メモリ(以下「ROM」という。)を有してもよい。
[A−1−5.オーディオ装置26]
オーディオ装置26は、CD等の記憶媒体にデータが記憶された音楽の再生等を行う。オーディオ装置26は、オーディオ装置本体180(以下「本体180」ともいう。)と、スピーカ182、184l、184rとを有する。本体180は、ユーザからの指令に基づいてスピーカ182、184l、184rへの指令信号を生成するものであり、図示しない入出力部、演算部及び記憶部を有する。
スピーカ182(以下「フロントスピーカ182」ともいう。)は、例えば、前席側のドアパネル(図示せず)に配置される。スピーカ184l、184r(以下「シートスピーカ184l、184r」ともいう。)は、左右の側方サポート76l、76rに内蔵されている。
<A−2.側方サポート変位制御>
[A−2−1.側方サポート変位制御の概要]
本実施形態の側方サポート変位制御では、自車10と周辺障害物Osとの衝突可能性Pcに応じて側方サポート76l、76rの位置を変化させる。
上記のように、図2は、本実施形態において、通常時のヘッドレスト74及び側方サポート76l、76rの位置を示す斜視図である。図2に示すように、通常時には、左側の側方サポート76lのサポート接触面124lと反対側に位置する側面124r(以下「反対面124r」ともいう。)をヘッドレスト74の側面104lに対向させる。図2の例では、反対面124rと側面104lとが離れているが、両者を接触させてもよい。
同様に、右側の側方サポート76rのサポート接触面134rと反対側に位置する側面134l(以下「反対面134l」ともいう。)をヘッドレスト74の側面104rに対向させる。図2の例では、反対面134lと側面104rとが離れているが、両者を接触させてもよい。
これらにより、通常時には、側方サポート76l、76rをコンパクトに収納することが可能となる。
図3は、本実施形態において、前方衝突時のヘッドレスト74及び側方サポート76l、76rの位置を示す斜視図である。図3に示すように、前方衝突時には、サポート接触面124l、134rを自車10の前方(又は正面)に向ける。これにより、前方衝突の反動によりユーザ300の頭部302がヘッドレスト74又は左側若しくは右側の側方サポート76l、76rのいずれに向かって来た場合でも、ユーザ300の頭部302を保護し易くなる。
図4は、本実施形態において、側方衝突時のヘッドレスト74及び側方サポート76l、76rの位置を示す斜視図である。図4に示すように、側方衝突時には、2つのサポート接触面124l、134rがユーザ300の頭部302を挟むように側方サポート76l、76rを変位させる。換言すると、左側の側方サポート76lのサポート接触面124lが自車10の右側に面するように側方サポート76lを変位させる。また、右側の側方サポート76rのサポート接触面134rが自車10の左側に面するように側方サポート76rを変位させる。これらにより、側方衝突時においてユーザ300の頭部302を保護し易くなる。
[A−2−2.側方サポート変位制御の流れ]
図5は、本実施形態の側方サポート変位制御のフローチャートである。上記のように、側方サポート変位制御は、衝突関連情報Icrに応じて側方サポート76l、76rを変位させる制御である。側方サポート変位制御は、ECU30(特に側方サポート制御部164)が実行する。
ステップS11において、ECU30は、衝突関連情報Icrとしての衝突可能性Pc及び衝突方向Dcを算出する。具体的には、ECU30は、自車10と周辺障害物OsのTTC(Time to Collision)[秒]を衝突可能性Pcとして算出する。
衝突方向Dcは、周辺障害物Osに対して自車10が衝突する方向(予測値)であり、周辺障害物Osに対する自車10の衝突部位と言い換えることも可能である。衝突方向Dcには、例えば、前方、後方、左側方及び右側方を含む。衝突方向Dcが「前方」である場合、例えば前方の周辺障害物Os(先行車等)と、後方の自車10とが衝突する場合を示す。同様に、衝突方向Dcが「左側方」である場合、例えば自車10の左側に存在する周辺障害物Os(他車等)と、自車10とが衝突する場合を示す。
ステップS12において、ECU30は、自車10と周辺障害物Osとの衝突可能性Pcが低いか否かを判定する。具体的には、ECU30は、ステップS11で算出したTTCがTTC閾値THttc以上であるか否かを判定する。衝突可能性Pcが低い場合(S12:TRUE)、ステップS13に進む。なお、TTC閾値THttcは、衝突方向Dcに応じて異なる値に設定してもよい。
ステップS13において、ECU30は、側方サポート76l、76rを通常目標位置Ptarに維持する(図2)。
衝突可能性Pcが低くない場合(S12:FALSE)、換言すると、衝突可能性Pcが高い場合、ステップS14に進む。ステップS14において、ECU30は、衝突可能性Pcが高い衝突が前方衝突又は後方衝突であるか否かを衝突方向Dcに基づいて判定する。前方衝突又は後方衝突である場合(S14:TRUE)、ステップS15において、ECU30は、モータ78l、78rを作動させて、サポート接触面124l、134rが自車10の前方を向くように側方サポート76l、76rを変位させる(図3参照)。
前方衝突及び後方衝突のいずれでもない場合(S14:FALSE)、衝突可能性Pcが高い衝突は、側方衝突である。その場合、ステップS16において、ECU30は、モータ78l、78rを作動させて、2つのサポート接触面124l、134rがユーザ300の頭部302を挟むように側方サポート76l、76rを変位させる(図4参照)。換言すると、左側の側方サポート76lのサポート接触面124lが自車10の右側を向くようにモータ78lを制御する。同様に、右側の側方サポート76rのサポート接触面134rが自車10の左側を向くようにモータ78rを制御する。
<A−3.本実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態によれば、シート装置24が設けられた車両10(移動物体)の衝突可能性Pcが高い場合(図5のS12:FALSE)、ヘッドレスト74の左右に設けられた側方サポート76l、76rのサポート接触面124l、134rの向きを、衝突方向Dcに応じて変化させる(S15、S16)。これにより、衝突発生時に、ユーザ300の頭部302を好適に拘束し易くなる。従って、通常時に側方サポート76l、76rをヘッドレスト74と共に用いつつ、衝突時における頭部302の保護に側方サポート76l、76rを積極的に利用することができる。或いは、通常時に側方サポート76l、76rをヘッドレスト74内に収容せずにユーザ300の邪魔にならない通常目標位置Ptarに配置しておく一方、衝突発生時にサポート接触面124l、134rの向きを変化させることで頭部302を拘束し易くなる。その結果、側方サポート76l、76r等の設計の自由度が向上する。
車両10の前側での前方衝突が発生した場合、シートベルトをしているユーザ300は、前方に移動した後、その反動で後方に移動する。その際、ユーザ300の頭部302がヘッドレスト74又は左側若しくは右側の側方サポート76l、76rのいずれに向かって来るかを瞬時に予測することが困難である可能性がある。本実施形態によれば、前方衝突の発生が予測された場合(図5のS12:FALSE→S14:TRUE)、左右のサポート接触面124l、134rが車両10の前方を向くように側方サポート76l、76rを移動させる(図3、図5のS15)。これにより、前方衝突の反動によりユーザ300の頭部302が左側又は右側の側方サポート76l、76rのいずれに向かって来た場合でも、ユーザ300の頭部302を保護し易くなる。
本実施形態において、側方衝突の可能性が高いことを衝突関連情報Icrが示す場合(図5のS12:FALSE→S14:FALSE)、ECU30(制御装置)は、サポート接触面124l、134rで頭部302を挟む方向に側方サポート76l、76rを変位させる(図4及び図5のS16)。
車両10の左側方での左側方衝突が発生した場合、シートベルトをしているユーザ300は、車両10に対してまず左側方に移動する(その後、反動で右側方に移動する。)。右側方衝突の場合は逆の動きとなる。側方衝突が予測される場合(図5のS12:FALSE→S14:FALSE)、ユーザ300の頭部302を挟む方向に側方サポート76l、76rを変位させることで(図4、図5のS16)、頭部302を保護し易くなる。
本実施形態において、シート装置24は、左右の側方サポート76l、76rに内蔵されたスピーカ184l、184rと、スピーカ184l、184rの通常目標位置Ptarを記憶した記憶部154(記憶装置)とを備える(図1)。ECU30(制御装置)は、衝突可能性Pcが低い場合(図5のS12:TRUE)、スピーカ184l、184rが通常目標位置Ptarに来るようにモータ78l、78r(アクチュエータ)を制御する(図2及び図5のS13)。これにより、衝突の発生が予測されない場合(換言すると通常時)には、スピーカ184l、184rからの出力音をユーザ300が聞き易い状態とすることが可能となる。
本実施形態において、左右の側方サポート76l、76rは、ヘッドレスト74側の回転軸140l、140rを有する(図2)。モータ78l、78r(アクチュエータ)は、回転軸140l、140rを中心に左右の側方サポート76l、76rを回転させる(図3及び図4)。これにより、比較的簡易な構成で、側方サポート76l、76rを変位させることが可能となる。
本実施形態において、ECU30(制御装置)は、衝突可能性Pcが低い場合(図5のS12:TRUE)、サポート接触面124l、134rと反対側に位置する反対面124r、134lがヘッドレスト74に対向するようにモータ78l、78r(アクチュエータ)を制御する(図2及び図5のS13)。これにより、衝突可能性Pcが低い場合(又は通常時において)、側方サポート76l、76rをコンパクトに収納することが可能となる。
B.変形例
なお、本発明は、上記実施形態に限らず、本明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。例えば、以下の構成を採用することができる。
<B−1.適用対象>
上記実施形態では、シート装置24を自動車(car)としての車両10(vehicle)に用いることを想定していた(図1)。しかしながら、例えば、衝突予測時にサポート接触面124l、134rの向きを変化させる観点からすれば、これに限らない。例えば、車両10(又は乗り物)は、船舶、航空機等の移動物体であってもよい。
<B−2.車両10の構成>
[B−2−1.センサ群20、22]
上記実施形態の車両周辺センサ群20には、複数の車外カメラ50と、複数のレーダ52と、LIDAR54とが含まれた(図1)。しかしながら、例えば、衝突予測時にサポート接触面124l、134rの向きを変化させる観点からすれば、これに限らない。例えば、車両10の前方を撮像する単一又は複数の車外カメラ50が存在する場合、レーダ52及び/又はLIDAR54を省略することも可能である。或いは、図示しない無線通信装置を介して周辺障害物Os(他車等)から周辺障害物Osの情報を取得することも可能である。或いは、図示しない路側ビーコンから周辺障害物Osの情報を取得してもよい。
上記実施形態の車両挙動センサ群22には、車速センサ60、加速度センサ62及びヨーレートセンサ64が含まれた(図1)。しかしながら、例えば、衝突予測時にサポート接触面124l、134rの向きを変化させる観点からすれば、これに限らない。例えば、車速センサ60、加速度センサ62及びヨーレートセンサ64のいずれか1つ又は複数を省略することも可能である。
[B−2−2.シート装置24]
上記実施形態では、側方サポート76l、76rそれぞれに1つのモータ78l、78rを設けた(図1)。換言すると、側方サポート76l、76rの変位は、モータ78l、78rによる回転運動(平面座標上の変位)であった。しかしながら、例えば、衝突予測時にサポート接触面124l、134rの向きを変化させる観点からすれば、これに限らない。例えば、側方サポート76l、76rの変位を1つ又は複数のリニアアクチュエータによる直線運動を用いて制御してもよい。
[B−2−3.スピーカ184l、184r]
上記実施形態では、側方サポート76l、76r内にスピーカ184l、184rを内蔵した(図1)。しかしながら、例えば、衝突予測時にサポート接触面124l、134rの向きを変化させる観点からすれば、側方サポート76l、76r内にスピーカ184l、184rを内蔵しなくてもよい。
<B−3.ECU30の制御>
[B−3−1.衝突関連情報Icr]
上記実施形態では、衝突可能性PcとしてTTCを用いたが(図5のS12)、それ以外の指標を用いてもよい。例えば、そのような指標として車速V、自車10と周辺障害物Osとの距離等を用いることができる。
上記実施形態では、衝突関連情報Icrには、衝突可能性Pc及び衝突方向Dcを含んだ(図5のS11)。しかしながら、例えば、衝突予測時にサポート接触面124l、134rの向きを変化させる観点からすれば、これに限らない。例えば、衝突可能性Pc及び衝突方向Dc以外の指標(例えば衝突時の予測衝撃力Fc[N])を含んでもよい。その場合、予測衝撃力Fcが衝撃力閾値THfc以上の場合のみ、側方サポート76l、76rを変位させてもよい。
[B−3−2.衝突方向Dcの判定及びサポート接触面124l、134rの向き]
上記実施形態では、予測された衝突が前方衝突又は後方衝突であるか否か及び側方衝突であるか否かを判定した(図5のS14)。しかしながら、例えば、衝突予測時にサポート接触面124l、134rの向きを変化させる観点からすれば、これに限らない。例えば、前方衝突であるか否かの判定のみ又は側方衝突であるか否かの判定のみを行うことも可能である。
或いは、左側方衝突と右側方衝突を区別して、サポート接触面124l、134rの向きを変化させてもよい。左側方衝突の発生が高いことを衝突関連情報Icrが示す場合、ECU30は、右側の側方サポート76rを停止させた状態で、左側の側方サポート76lのサポート接触面124lが車両10の右側を向くようにモータ78lを制御してもよい。同様に、右側方衝突の発生が高いことを衝突関連情報Icrが示す場合、ECU30は、左側の側方サポート76lを停止させた状態で、右側の側方サポート76rのサポート接触面134rが車両10の左側を向くようにモータ78rを制御してもよい。
或いは、衝突方向をさらに細分化してサポート接触面124l、134rを変位させてもよい。その場合、周辺障害物Osの基準位置(例えば画像上の重心)と進行方向によるベクトルと垂直に近付けるようにサポート接触面124l、134rを変位させてもよい。
上記実施形態では、予測された衝突が前方衝突又は後方衝突である場合、2つのサポート接触面124l、134rが平行(又は面一)になるように制御した(図3及び図5のS15)。しかしながら、例えば、前方衝突予測時にサポート接触面124l、134rが車両10の前方を向くように制御する観点からすれば、これに限らず、例えば、完全な平行ではなく平行に近い角度であってもよい。
上記実施形態では、サポート接触面124l、134rの反対面124r、134lをヘッドレスト74に対向させた状態(側方サポート76l、76rを閉じた状態)を通常状態とした(図2)。しかしながら、例えば、衝突予測時にサポート接触面124l、134rの向きを変化させる観点からすれば、これに限らない。例えば、サポート接触面124l、134rの反対面124r、134lがヘッドレスト74から離れた状態(側方サポート76l、76rを開いた状態)を通常状態としてもよい。
<B−4.その他>
上記実施形態の制御(側方サポート変位制御)では、図5に示す順番とした。しかしながら、例えば、本発明の効果を得られる場合、その順番は任意に変更可能である。例えば、図5では、ステップS12で衝突可能性Pcが低いか否かを判定した後にステップS14で衝突方向の判定を行った。代わりに、衝突方向の判定を行った後に衝突可能性Pcが低いか否かを判定することも可能である。
上記実施形態では、数値の比較において等号を含む場合と含まない場合とが存在した(図5のS12等)。しかしながら、例えば、等号を含む又は等号を外す特別な意味がなければ(換言すると、本発明の効果を得られる場合)、数値の比較において等号を含ませるか或いは含ませないかは任意に設定可能である。
その意味において、例えば、図5のステップS12におけるTTCがTTC閾値THttc以上であるか否かの判定(TTC≧THttc)を、TTCがTTC閾値THttcより大きいか否かの判定(TTC>THttc)に置き換えることができる。
10…車両(移動物体) 24…シート装置
30…ECU(制御装置) 74…ヘッドレスト
76l、76r…側方サポート
78l、78r…電動モータ(アクチュエータ)
124l、134r…サポート接触面 124r、134l…反対面
140l、140r…回転軸 154…記憶部(記憶装置)
184l、184r…スピーカ 300…ユーザ
302…頭部 Dc…衝突方向
Icr…衝突関連情報 Pc…衝突可能性
Ptar…通常目標位置

Claims (6)

  1. ユーザの後方で前記ユーザの頭部を支持するヘッドレストと、前記ヘッドレストの左右に設けられて前記頭部を支持する側方サポートとを備えるシート装置であって、
    前記側方サポートは、前記シート装置が設けられた移動物体の衝突時に前記頭部に面するサポート接触面を備え、
    さらに、前記シート装置は、
    前記側方サポートを変位させるアクチュエータと、
    前記移動物体の衝突可能性及び衝突方向の情報を含む衝突関連情報を取得し、前記衝突可能性が高いことを前記衝突関連情報が示す場合、前記衝突方向に応じて前記アクチュエータを制御して前記サポート接触面の向きを変化させる制御装置と
    をさらに備えることを特徴とするシート装置。
  2. 請求項1に記載のシート装置において、
    前方衝突の可能性が高いことを前記衝突関連情報が示す場合、前記制御装置は、左右の前記サポート接触面が前記移動物体の前方を向くように前記アクチュエータを制御する
    ことを特徴とするシート装置。
  3. 請求項1又は2に記載のシート装置において、
    側方衝突の可能性が高いことを前記衝突関連情報が示す場合、前記制御装置は、左右の前記側方サポートの前記サポート接触面で前記頭部を挟む方向に前記側方サポートを変位させるように前記アクチュエータを制御する
    ことを特徴とするシート装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のシート装置において、
    さらに、前記シート装置は、
    左右の前記側方サポートに内蔵されたスピーカと、
    前記スピーカの通常目標位置を記憶した記憶装置と
    を備え、
    前記制御装置は、前記衝突可能性が低い場合、前記スピーカが前記通常目標位置に来るように前記アクチュエータを制御する
    ことを特徴とするシート装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のシート装置において、
    左右の前記側方サポートは、前記ヘッドレスト側の回転軸を有し、
    前記アクチュエータは、前記回転軸を中心に左右の前記側方サポートを回転させる
    ことを特徴とするシート装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のシート装置において、
    前記制御装置は、前記衝突可能性が低い場合、前記サポート接触面と反対側に位置する反対面が前記ヘッドレストに対向又は接触するように前記アクチュエータを制御する
    ことを特徴とするシート装置。
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