JP2018141846A - 情報処理装置、プログラム、情報処理システム及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、プログラム、情報処理システム及び情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】設問に対する回答者の回答を、他の回答者が不正行為により認識しづらい回答用紙を実現可能な情報処理装置を提供する。【解決手段】設問に対する回答を、選択肢から回答者に選択させる回答用紙のデータを生成する情報処理装置であって、設問に対する回答候補となる選択肢からなる第1の選択肢の数と、設問に対する回答候補以外の選択肢である第2の選択肢の数とに基づき、第1の選択肢のいずれかに隣接する位置に第2の選択肢が挿入されている設問ごとの回答欄を有する回答用紙のデータを、同一の設問に対する第2の選択肢の挿入位置を異ならせて複数生成する回答用紙データ生成手段、を有することにより上記課題を解決する。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理装置、プログラム、情報処理システム及び情報処理方法に関する。
例えば設問に対し、複数の選択肢から選択して回答を行う試験等では、マークシートがよく使用されている。マークシートは、OMR(光学式マーク認識)シート、Bobbleシートなどと呼ばれることもある。このようなマークシートを使用する試験等では不正行為が行われ易いことが知られている。
従来、複数の受験者に所定数の試験問題を提供する試験システムにおいて、複数の受験者毎に異なる順序で所定数の試験問題又は試験問題群を提供することで、不正行為を防止することが知られている(例えば特許文献1参照)。
従来、マークシートを使用する試験等では隣接する受験者の試験問題の順序を異ならせることにより、カンニングなどの不正行為を行い難くしていた。しかしながら、試験問題の順序の異なる試験用紙を複数準備する作業が必要になり、試験用紙の作成者の手間が増えるという問題があった。なお、マークシートを使用する試験等に限らず、マークシートを使用する電子投票やアンケート等においても、プライバシー保護の観点から、盗み見などの不正行為から回答者を守る仕組みが求められている。
本発明の実施の形態は、設問に対する回答者の回答を、他の回答者が不正行為により認識しづらい回答用紙を実現可能な情報処理装置を提供することを目的とする。
上記した課題を達成するために本願請求項1は、設問に対する回答を、選択肢から回答者に選択させる回答用紙のデータを生成する情報処理装置であって、前記設問に対する回答候補となる選択肢からなる第1の選択肢の数と、前記設問に対する回答候補以外の選択肢である第2の選択肢の数とに基づき、前記第1の選択肢のいずれかに隣接する位置に前記第2の選択肢が挿入されている前記設問ごとの回答欄を有する回答用紙のデータを、同一の前記設問に対する前記第2の選択肢の挿入位置を異ならせて複数生成する回答用紙データ生成手段、を有することを特徴とする。
本発明の実施の形態によれば、設問に対する回答者の回答を、他の回答者が不正行為により認識しづらい回答用紙を実現可能な情報処理装置を提供できる。
本実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。 コンピュータの一例のハードウェア構成図である。 本実施形態に係る画像形成装置の一例のハードウェア構成図である。 本実施形態に係る情報処理装置の一例の処理ブロック図である。 本実施形態に係る解答用紙及び正解用紙の一例のイメージ図である。 本実施形態に係る解答マーク欄の一例のイメージ図である。 本実施形態に係る情報処理システムの処理の一例のフローチャートである。 解答用紙、正解用紙の生成に関する処理の一例のフローチャートである。 条件設定画面の一例のイメージ図である。 解答用紙プレビューが表示された条件設定画面の一例のイメージ図である。 ダミー選択肢を含む解答マーク欄の生成方法(その1)の処理を示す一例のフローチャートである。 選択肢数とダミー選択肢数とに応じて記憶されている解答マーク欄のパターンの一例のイメージ図である。 ダミー選択肢を含む解答マーク欄の生成方法(その2)の処理を示す一例のフローチャートである。 ダミー選択肢を含む解答マーク欄の生成方法(その3)の処理を示す一例のフローチャートである。 選択肢数とダミー選択肢数とに応じて記憶されている解答用紙パターンの一例のイメージ図である。 ダミー選択肢を含む解答マーク欄の生成方法(その4)の処理を示す一例のフローチャートである。 正解データ登録に関する処理の一例のフローチャートである。 一つの正解用紙にマークされた正解から他の解答用紙パターン分の正解データを登録する処理の一例のイメージ図である。 解答データ登録に関する処理の一例のフローチャートである。 採点処理の一例のフローチャートである。 本実施形態に係る情報処理システムの他の例の構成図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下では複数の選択肢から選択して解答を行う試験を例として説明するが、試験に限定されない。例えばアンケートや電子投票、検査など、複数の選択肢から選択して回答を行わせる様々な回答方式に適用できる。
<システム構成>
図1は本実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。図1の情報処理システム1は、情報処理装置10及び画像形成装置12がインターネットやLAN等のネットワーク16を介して接続されている。
情報処理装置10は、例えば教師が操作するPCやスマートフォン、携帯電話などの装置である。教師は試験の準備を行い、試験後に採点を行う操作者の一例である。教師は情報処理装置10にインストールされたアプリケーションソフトウェア(以下、単にアプリと呼ぶ)を利用して試験の準備、試験後の採点を行う。教師が行う試験の準備には、解答用紙を生成する作業が含まれる。
画像形成装置12はスキャン及び印刷を行う複合機などの電子機器である。画像形成装置12は情報処理装置10から受信した印刷データの印刷を行う。また、画像形成装置12はスキャンしたスキャンデータを情報処理装置10に送信する。例えば教師は画像形成装置12で問題用紙や解答用紙の印刷を行う。試験後、教師は生徒から回収した解答用紙を画像形成装置12でスキャンし、スキャンデータを情報処理装置10に送信する。情報処理装置10は問題用紙データの生成などの試験の準備処理と、試験後の採点処理とを後述のように行う。
なお、図1の情報処理システム1の構成は一例であって、用途や目的に応じて様々なシステム構成例があることは言うまでもない。例えば情報処理システム1は画像形成装置12が複数台で構成されていてもよく、例えばスキャンを行う画像形成装置12と印刷を行う画像形成装置12とが別の画像形成装置12であってもよい。また、情報処理装置10は複数台で構成されていてもよい。
<ハードウェア構成>
《コンピュータ》
図1の情報処理装置10は、例えば図2に示すハードウェア構成のコンピュータにより実現される。
図2はコンピュータの一例のハードウェア構成図である。図2のコンピュータ500は入力装置501、表示装置502、外部I/F503、RAM504、ROM505、CPU506、通信I/F507及びHDD508などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。なお、入力装置501及び表示装置502は必要なときに接続して利用する形態であってもよい。
入力装置501はキーボードやマウス、タッチパネルなどを含み、操作者が各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置502はディスプレイ等を含み、コンピュータ500による処理結果を表示する。
通信I/F507はコンピュータ500を各種ネットワークに接続するインタフェースである。これにより、コンピュータ500は通信I/F507を介してデータ通信を行うことができる。
また、HDD508は、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置の一例である。格納されるプログラムやデータには、コンピュータ500全体を制御する基本ソフトウェアであるOS、及びOS上において各種機能を提供するアプリなどがある。コンピュータ500はHDD508に替え、記憶媒体としてフラッシュメモリを用いるドライブ装置(例えばソリッドステートドライブ:SSD)を利用するものであってもよい。
外部I/F503は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体503aなどがある。これにより、コンピュータ500は外部I/F503を介して記録媒体503aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体503aにはフレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリなどがある。
ROM505は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)の一例である。ROM505にはコンピュータ500の起動時に実行されるBIOS、OS設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。RAM504はプログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)の一例である。
CPU506は、ROM505やHDD508などの記憶装置からプログラムやデータをRAM504上に読み出し、処理を実行することで、コンピュータ500全体の制御や機能を実現する演算装置である。情報処理装置10は例えば図2に示すコンピュータ500のハードウェア構成により、後述するような各種処理を実現できる。
《画像形成装置》
図1に示した画像形成装置12は例えば図3に示すようなハードウェア構成により実現される。図3は本実施形態に係る画像形成装置の一例のハードウェア構成図である。図3の画像形成装置12は、コントローラ601、操作パネル602、外部I/F603、通信I/F604、プリンタ605及びスキャナ606などを備える。
コントローラ601はCPU611、RAM612、ROM613、NVRAM614及びHDD615などを備える。ROM613は、各種プログラムやデータが格納されている。RAM612はプログラムやデータを一時保持する。NVRAM614は、例えば設定情報等が格納されている。また、HDD615は各種プログラムやデータが格納されている。
CPU611は、ROM613やNVRAM614、HDD615などからプログラムやデータ、設定情報等をRAM612上に読み出し、処理を実行することで、画像形成装置12全体の制御や機能を実現する。
操作パネル602は操作者からの入力を受け付ける入力部と、表示を行う表示部とを備えている。外部I/F603は外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体603aなどがある。これにより、画像形成装置12は外部I/F603を介して記録媒体603aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体603aにはICカード、フレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリ等がある。
通信I/F604は、画像形成装置12をネットワーク16に接続させるためのインタフェースである。これにより、画像形成装置12は通信I/F604を介してデータ通信を行うことができる。プリンタ605は印刷データを被搬送物に印刷するための印刷装置である。例えば被搬送物は、紙、コート紙、厚紙、OHP、プラスチックフィルム、プリプレグ、銅箔など、紙に限定されない。また、スキャナ606は原稿から画像データ(電子データ)を読み取るための読取装置である。
<ソフトウェア構成>
《情報処理装置》
本実施形態に係る情報処理装置10は、例えば図4に示す処理ブロックにより実現される。図4は本実施形態に係る情報処理装置の一例の処理ブロック図である。情報処理装置10はプログラムを実行することで、例えば図4に示す処理ブロックを実現する。
図4の情報処理装置10は情報登録受付部21、条件設定受付部22、解答用紙データ生成部23、正解用紙データ生成部24、正解データ登録受付部25、解答データ登録受付部26、採点処理部27、情報記憶部31、正解データ記憶部32、採点結果データ記憶部33、印刷要求部41、スキャン要求部42を実現している。なお、図4の情報登録受付部21、条件設定受付部22、解答用紙データ生成部23、正解用紙データ生成部24、正解データ登録受付部25、解答データ登録受付部26、採点処理部27、情報記憶部31、正解データ記憶部32、採点結果データ記憶部33は、例えばアプリを実行することで実現される。また、印刷要求部41、スキャン要求部42は、例えばプリンタドライバやスキャナドライバにより実現される。
情報登録受付部21はクラス情報、生徒情報及び教師情報の登録を受け付け、情報記憶部31に記憶させる。条件設定受付部22は後述のように生成する解答用紙の条件設定を受け付ける。解答用紙データ生成部23は解答用紙の条件設定に基づき、後述の解答用紙データを複数パターン、生成する。また、正解用紙データ生成部24は解答用紙の条件設定に基づいて後述のように正解用紙データを生成する。
正解データ登録受付部25は画像形成装置12において正解がマークされた正解用紙をスキャンさせ、そのスキャン結果を正解データとして受け付け、正解データ記憶部32に記憶させる。解答データ登録受付部26は試験後、生徒の解答がマークされた解答用紙を画像形成装置12にスキャンさせ、そのスキャン結果を解答データとして受け付ける。
採点処理部27は正解データ記憶部32に記憶させた正解データと、解答データとの照合を行い、採点を行う。なお、採点処理部27は正解データと、解答データとを照合する際に、解答用紙データのパターンを考慮する。採点処理部27は採点結果データを生徒と対応付けて採点結果データ記憶部33に記憶させる。
情報記憶部31は、クラス情報、生徒情報及び教師情報を記憶する。正解データ記憶部32は正解データを記憶する。また、採点結果データ記憶部33は採点結果データを記憶する。印刷要求部41は画像形成装置12に印刷要求を行う。スキャン要求部42は画像形成装置12にスキャン要求を行う。
<ダミー選択肢を解答マーク欄に含む解答用紙の説明>
図5は本実施形態に係る解答用紙及び正解用紙の一例のイメージ図である。図5に示すように解答用紙及び正解用紙は複数パターン(図5では解答用紙パターンA及びB)用意する。図5(A)は複数パターンの解答用紙のイメージ図である。また、図5(B)は複数パターンの正解用紙のイメージ図である。図5(A)の複数パターンの解答用紙は試験において生徒が解答をマークする解答用紙の一例である。図5(B)の複数パターンの正解用紙は教師がパターン毎に正解をマークする正解用紙の一例である。
図5の解答用紙及び正解用紙には、解答用紙パターン情報が埋め込まれた二次元コード1001が印刷されている。また、図5の解答用紙及び正解用紙には教師や生徒に視認しやすいように解答用紙パターン名が印字されている。また、図5の解答用紙及び正解用紙にはテスト名、クラス名、教師名が印字されている。なお、図5(A)の解答用紙には生徒が学生番号をマークするための学生番号マーク欄1003が設けられている。
また、図5の解答用紙及び正解用紙にはパターン毎に異なる解答マーク欄1002が設けられている。図6は本実施形態に係る解答マーク欄の一例のイメージ図である。図6の左側の解答マーク欄1002は解答用紙パターンAのマーク欄である。図6の右側の解答マーク欄1002は解答用紙パターンBのマーク欄である。
図6の解答マーク欄1002は各設問(問1〜問4)毎に通常の選択肢1011に加えてダミー選択肢1012が印刷されている。ここで、通常の選択肢1011は正解候補であるA、B、C又はDが印字された選択肢である。ダミー選択肢1012は通常の選択肢1011以外の選択肢である。図6ではダミー選択肢1012の一例として空白の選択肢を示しているが、正解候補以外の文字や記号を印字した選択肢であってもよい。
図6に示すように、解答マーク欄1002は設問ごとに、通常の選択肢1011に対するダミー選択肢1012の挿入位置が異なっている。また、解答マーク欄1002は解答用紙パターン毎に同一設問の通常の選択肢1011に対するダミー選択肢1012の挿入位置が異なっている。
例えば図6の解答マーク欄1002の場合であって「問1」の正解が「C」である場合には、左側の解答用紙パターンAの正解が左から3番目の選択肢となり、右側の解答用紙パターンBの正解が左から4番目の選択肢となる。したがって、例えば試験会場の奇数列と偶数列とで図6の解答用紙パターンAの解答用紙と解答用紙パターンBの解答用紙とを互い違いに配布すれば、隣の生徒の解答を盗み見しても、マークした選択肢の位置で隣の生徒の解答を認識できない。結果として、本実施形態によれば、カンニングなどの不正行為を防止できる。
<処理>
本実施形態に係る情報処理システム1では、例えば図7に示すような手順により試験の準備、試験後の採点が行われる。図7は本実施形態に係る情報処理システムの処理の一例のフローチャートである。
ステップS11において、例えば教師は本実施形態に係る情報処理システム1を利用して解答用紙パターン毎に解答用紙及び正解用紙の生成を行う。ステップS12において教師は生成した解答用紙パターン毎の正解用紙に正解をマークし、その正解をマークした解答用紙パターン毎の正解用紙を画像形成装置12でスキャンする。スキャン結果は解答用紙パターン毎の正解データとして情報処理装置10に登録される。なお、ステップS12の処理は試験前に行ってもよいし、試験後に行ってもよい。
ステップS13において教師は試験後、生徒の解答がマークされた解答用紙を画像形成装置12でスキャンする。スキャン結果は、解答データとして情報処理装置10に登録される。ステップS14において情報処理装置10は、ステップS12で登録された解答用紙パターン毎の正解データと、ステップS13で登録された解答データとを、解答用紙パターンを考慮して照合し、採点を行う。情報処理装置10は採点結果データを生徒と対応付けて記憶する。なお、図7のステップS11〜S14の処理の詳細は後述する。
《ステップS11:解答用紙、正解用紙の生成》
図8は解答用紙、正解用紙の生成に関する処理の一例のフローチャートである。教師はステップS21において、情報処理装置10にクラス情報、生徒情報及び教師情報などの情報の登録を行う。情報処理装置10の情報登録受付部21は教師からクラス情報、生徒情報及び教師情報の登録を受け付け、情報記憶部31に記憶させる。
ステップS22において教師は情報処理装置10に例えば図9の条件設定画面1100を表示させ、生成する解答用紙の条件設定を行う。図9は条件設定画面の一例のイメージ図である。情報処理装置10の条件設定受付部22は例えば図9の条件設定画面1100から条件設定を受け付ける。
図9の条件設定画面1100は、テスト名設定欄1101、設問数設定欄1102、選択肢数設定欄1103、選択肢名設定欄1104、カンニング防止機能ON/OFF設定欄1105、ダミー選択肢数設定欄1106、解答用紙プレビュー表示欄1107及び反映ボタン1108が表示されている。
設問数設定欄1102は試験の設問数を設定する欄である。選択肢数設定欄1103は設問毎の選択肢数を設定する欄である。選択肢名設定欄1104は図6に示した通常の選択肢1011に印字される正解候補を設定する欄である。カンニング防止機能ON/OFF設定欄1105は、カンニング防止機能のON/OFFを設定する欄である。カンニング防止機能がONに設定されると、情報処理装置10は図5に示したようなダミー選択肢1012を解答マーク欄1002に含む解答用紙データを生成する。カンニング防止機能がOFFに設定されると、情報処理装置10はダミー選択肢1012を解答マーク欄1002に含まない解答用紙データを生成する。ダミー選択肢数設定欄1106は設問毎のダミー選択肢数を設定する欄である。
反映ボタン1108が押下されると、解答用紙プレビュー表示欄1107には条件設定画面1100の条件設定の内容に応じた解答用紙プレビューが例えば図10のように表示される。図10は、解答用紙プレビューが表示された条件設定画面の一例のイメージ図である。図10の解答用紙プレビューは設問数及び選択肢数が「4」に設定され、ダミー選択肢数が「2」に設定され、選択肢名が「ABCD」に設定された場合の例である。このように、教師は解答用紙プレビュー表示欄1107に表示された解答用紙プレビューを確認しながら、条件設定を行うことができる。
ステップS23に進み、情報処理装置10の解答用紙データ生成部23は解答用紙の条件設定に基づき、複数の解答用紙パターンの解答用紙データを生成する。また、ステップS24に進み、情報処理装置10の正解用紙データ生成部24は解答用紙の条件設定に基づき、複数の解答用紙パターンの正解用紙データを生成する。
ステップS25に進み、情報処理装置10の印刷要求部41はステップS23で生成された複数の解答用紙パターンの解答用紙データを利用して、試験を受ける生徒の人数分の解答用紙を印刷する。ステップS25で印刷される解答用紙は、複数の解答用紙パターンの解答用紙が混在している。また、情報処理装置10の印刷要求部41は、ステップS24で生成された正解用紙データを利用して、複数の解答用紙パターン分の正解用紙を印刷する。ここでは、複数の解答用紙パターン分の正解用紙を印刷する例を説明したが、後述するように、正解がマークされた1つの解答用紙パターンの正解用紙から、正解がマークされた全ての解答用紙パターンの正解用紙をするのであれば、1つの解答用紙パターンの正解用紙を印刷すればよい。
《ステップS23:解答用紙データ生成》
ステップS23の複数の解答用紙パターンの解答用紙データを生成する処理では、例えば図11に示すような手順で、ダミー選択肢1012を含む解答マーク欄1002の生成を行う。なお、図11の処理は各設問ごとに行われる。
図11は、ダミー選択肢を含む解答マーク欄の生成方法(その1)の処理を示す一例のフローチャートである。ステップS31において、情報処理装置10の解答用紙データ生成部23は例えば図9の条件設定画面1100から設定された選択肢数(A)と、選択肢名と、ダミー選択肢数(D)とを取得する。
ステップS32において、解答用紙データ生成部23はダミー選択肢1012の埋め込み位置(P)を1番目の選択肢1011の前に設定する。ステップS33において解答用紙データ生成部23は0〜Dの乱数を発生させ、これをd1とする。ステップS34において、解答用紙データ生成部23はd1個のダミー選択肢1012をダミー選択肢1012の埋め込み位置(P)に埋め込む。
ステップS35において、解答用紙データ生成部23はダミー選択肢数(D)−d1が0であるか否かを判定する。ダミー選択肢数(D)−d1が0であれば、ダミー選択肢1012の埋め込みを全て終了したため、解答用紙データ生成部23は図11の処理を終了する。
ダミー選択肢数(D)−d1が0でなければ、解答用紙データ生成部23はステップS36において、ダミー選択肢1012の埋め込み位置(P)が選択肢1011の最後尾であるか否かを判定する。ダミー選択肢1012の埋め込み位置(P)が選択肢1011の最後尾であれば、解答用紙データ生成部23はステップS38において、残りのダミー選択肢1012を全て選択肢1011の最後尾に埋め込み、図11の処理を終了する。
ダミー選択肢1012の埋め込み位置(P)が選択肢1011の最後尾でなければ、解答用紙データ生成部23はステップS37において、ダミー選択肢1012の埋め込み位置(P)に1を加算する。また、解答用紙データ生成部23はダミー選択肢数(D)からd1を減算する。なお、ダミー選択肢1012の埋め込み位置(P)に1を加算する処理はダミー選択肢1012の埋め込み位置を、1番目の選択肢1011の前から最後尾の選択肢1011の後ろに一つずつ移動させていく処理である。ダミー選択肢数(D)からd1を減算する処理は埋め込みの済んでいない残りのダミー選択肢1012の数を算出する処理である。ステップS37の処理の後、解答用紙データ生成部23はステップS33に戻り処理を続ける。
図11のダミー選択肢を含む解答マーク欄の生成方法によれば、通常の選択肢1011の間にダミー選択肢1012がランダムに埋め込まれた解答マーク欄1002を容易に生成できる。
また、ステップS23の複数の解答用紙パターンの解答用紙データを生成する処理は例えば図12及び図13に示すように、ダミー選択肢1012を含む解答マーク欄1002の生成を行ってもよい。図12は選択肢数とダミー選択肢数とに応じて記憶されている解答マーク欄のパターンの一例のイメージ図である。また、図13はダミー選択肢を含む解答マーク欄の生成方法(その2)の処理を示す一例のフローチャートである。
ダミー選択肢を含む解答マーク欄の生成方法(その2)では、選択肢数、選択肢名及びダミー選択肢数に応じた複数の埋め込みパターンを予め記憶領域に記憶しておく。図12は選択肢数が「4」に設定され、ダミー選択肢数が「2」に設定され、選択肢名が「ABCD」に設定された場合の例である。
ステップS41において、情報処理装置10の解答用紙データ生成部23は条件設定画面1100から設定された選択肢数(A)と、選択肢名と、ダミー選択肢数(D)とを取得する。
ステップS42において、解答用紙データ生成部23はステップS41で取得した選択肢数(A)と、選択肢名と、ダミー選択肢数(D)とに応じた埋め込みパターンを、例えば図12のような複数の埋め込みパターンから設問ごとにランダムに選択する。
図13のダミー選択肢を含む解答マーク欄の生成方法によれば、通常の選択肢1011の間にダミー選択肢1012がランダムに埋め込まれた解答マーク欄1002を容易に生成できる。
また、ステップS23の複数の解答用紙パターンの解答用紙データを生成する処理は例えば図14に示す手順により、ダミー選択肢1012を含む解答マーク欄1002の生成を行ってもよい。図14は、ダミー選択肢を含む解答マーク欄の生成方法(その3)の処理を示す一例のフローチャートである。なお、ダミー選択肢を含む解答マーク欄の生成方法(その3)は、前述したダミー選択肢を含む解答マーク欄の生成方法(その2)の改良版である。
ステップS51において情報処理装置10の解答用紙データ生成部23は、条件設定画面1100から設定された選択肢数(A)と、選択肢名と、ダミー選択肢数(D)とを取得する。
ステップS52において、解答用紙データ生成部23はステップS41で取得した選択肢数(A)と、選択肢名と、ダミー選択肢数(D)とに応じた埋め込みパターンを、例えば図12のような複数の埋め込みパターンから設問ごとにランダムに選択する。
ステップS53において、解答用紙データ生成部23はステップS52で選択した埋め込みパターンと、他の解答用紙パターンの同じ設問の埋め込みパターンとを比較し、同一又は似ている埋め込みパターンが選択されたか否かを判定する。
例えば図12の埋め込みパターンの例では、他の解答用紙パターンの同じ設問の埋め込みパターンが「パターン2」であれば、ステップS52で「パターン2」又は「パターン4」が選択されると、同一又は似ている埋め込みパターンが選択されたと判定される。
同一又は似ている埋め込みパターンが選択されたと判定すると、解答用紙データ生成部23はステップS52に戻り、処理を続ける。また、同一又は似ている埋め込みパターン以外が選択されたと判定すると、解答用紙データ生成部23は図14に示した処理を終了する。なお、ダミー選択肢を含む解答マーク欄の生成方法(その3)は、同じ解答用紙パターンの前後の設問と同一又は似ている埋め込みパターンが選択されないように判定及び処理を行うことで、更に効果を上げることができる。
また、ステップS23の複数の解答用紙パターンの解答用紙データを生成する処理は例えば図15及び図16に示すように、ダミー選択肢1012を含む解答マーク欄1002の生成を行ってもよい。図15は選択肢数とダミー選択肢数とに応じて記憶されている解答用紙パターンの一例のイメージ図である。図16はダミー選択肢を含む解答マーク欄の生成方法(その4)の処理を示す一例のフローチャートである。
ダミー選択肢を含む解答マーク欄の生成方法(その4)では、選択肢数、選択肢名及びダミー選択肢数に応じた複数の埋め込みパターンを組み合わせた解答用紙パターンを予め記憶領域に記憶しておく。なお、図15は選択肢数が「4」に設定され、ダミー選択肢数が「2」に設定され、選択肢名が「ABCD」に設定された場合の例である。
ステップS61において、情報処理装置10の解答用紙データ生成部23は条件設定画面1100から設定された選択肢数(A)と、選択肢名と、ダミー選択肢数(D)とを取得する。
ステップS62において、解答用紙データ生成部23はステップS61で取得した選択肢数(A)と、選択肢名と、ダミー選択肢数(D)とに応じた解答用紙パターンを、例えば図15のような複数の解答用紙パターンからランダムに選択する。
図16のダミー選択肢を含む解答マーク欄の生成方法によれば、通常の選択肢1011の間にダミー選択肢1012がランダムに埋め込まれた解答マーク欄1002を容易に生成できる。
《ステップS12:正解データ登録》
図17は正解データ登録に関する処理の一例のフローチャートである。ステップS101において教師は、解答用紙パターン分の正解用紙に正解をマークする。ステップS102に進み、教師は正解をマークした解答用紙パターン毎の正解用紙を画像形成装置12にセットし、情報処理装置10の正解データ登録受付部25にスキャンを要求する。
ステップS103において、画像形成装置12のスキャン要求部42は画像形成装置12にスキャンを要求する。画像形成装置12は正解がマークされている解答用紙パターン毎の正解用紙をスキャンし、そのスキャン結果を情報処理装置10の正解データ登録受付部25に送信する。正解データ登録受付部25は受信したスキャン結果を正解データとして正解データ記憶部32に記憶させる。
なお、ステップS12の正解データ登録に関する処理は、例えば図18を利用して説明するように、正解がマークされた1つの解答用紙パターンの正解用紙から、正解がマークされた全ての解答用紙パターンの正解用紙を生成することもできる。
図18は一つの正解用紙にマークされた正解から他の解答用紙パターン分の正解データを登録する処理の一例のイメージ図である。正解がマークされた1つの解答用紙パターンの正解用紙から、正解がマークされた全ての解答用紙パターンの正解用紙を生成する場合は図18に示すように、各設問について通常の選択肢1011の位置を示す対応表を生成しておく。
例えば教師は「解答用紙パターンA」の正解用紙に正解をマークし、その正解用紙を画像形成装置12でスキャンする。スキャン結果は「解答用紙パターンA」の正解データとして情報処理装置10に登録される。正解データ登録受付部25は図18の対応表を参照することにより「解答用紙パターンA」の正解データから「解答用紙パターンA」の正解データを生成できる。
例えば図18の例では「解答用紙パターンA」の正解用紙の「問1」の左から2番目にマークがされていれば、対応表から正解の選択肢名が「B」と判定できる。正解データ登録受付部25は対応表から「解答用紙パターンB」の正解用紙の「問1」の正解のマーク位置が左から3番目であると判定できる。
なお、図18と同様な考え方によりダミー選択肢1012を含まない解答マーク欄1002の正解用紙から、全ての解答用紙パターンの正解用紙を生成することもできる。この場合は、ダミー選択肢1012を含まない解答マーク欄1002の正解用紙及び全ての解答用紙パターンの正解用紙の設問について、通常の選択肢1011の位置を示す対応表を生成しておけばよい。
《ステップS13:解答データ登録》
図19は解答データ登録に関する処理の一例のフローチャートである。ステップS151において教師は、生徒の解答がマークされた生徒の人数分の解答用紙を画像形成装置12にセットし、情報処理装置10の解答データ登録受付部26にスキャンを要求する。
ステップS152において、画像形成装置12のスキャン要求部42は画像形成装置12にスキャンを要求する。画像形成装置12は、生徒の解答がマークされている解答用紙をスキャンし、そのスキャン結果を情報処理装置10の解答データ登録受付部26に送信する。解答データ登録受付部26は受信したスキャン結果を解答データとして登録する。
《ステップS14:採点処理》
図20は採点処理の一例のフローチャートである。ステップS161において情報処理装置10の採点処理部27は、解答データに含まれる二次元コードを解析し、解答用紙パターンを識別する。ステップS162において採点処理部27はステップS161で識別した解答用紙パターンの正解データを正解データ記憶部32から読み出す。
ステップS163において、採点処理部27はステップS161で二次元コードを解析した解答データとステップS162で読み出した正解データとのマーク位置を照合し、採点を行う。採点処理部27は、ステップS161で二次元コードを解析した解答データとステップS162で読み出した正解データとのマーク位置が同じであれば、その設問を正解と判定する。
ステップS164において、採点処理部27はステップS161で二次元コードを解析した解答データの学生番号マーク欄1003のマーク位置から生徒を解析し、その生徒の採点結果データとして採点結果データ記憶部33に保存する。ステップS161〜S164の処理は生徒全員分の採点処理が終了するまで繰り返される。
なお、ステップS14の採点処理は、通常の選択肢1011のマーク形状とダミー選択肢1012のマーク形状とを、目視で確認できない程度に変えることで、以下のような処理することも可能である。正解データ登録受付部25はスキャン結果である正解用紙の画像から通常の選択肢1011とダミー選択肢1012とを区別して検知し、ダミー選択肢1012を除去した状態でマーク位置を記憶する。また、解答データ登録受付部26はスキャン結果である解答用紙の画像から通常の選択肢1011とダミー選択肢1012とを区別して検知し、ダミー選択肢1012を除去した状態でマーク位置を登録する。
したがって、採点処理部27はダミー選択肢1012が除去された状態の解答データと正解データとのマーク位置を照合し、採点を行うことができる。この場合、正解データ記憶部32に記憶する正解データは解答用紙パターンの種類によらず、1種類だけ記憶しておけばよい。
また、ステップS14の採点処理は通常の選択肢1011に印字されたアルファベットなどの選択肢名を検知する機能を持たせることで、以下のような処理することも可能である。正解データ登録受付部25はスキャン結果である正解用紙の画像からマーク位置の選択肢名を検知し、記憶する。また、解答データ登録受付部26はスキャン結果である解答用紙の画像からマーク位置の選択肢名を検知し、登録する。
したがって、採点処理部27は正解用紙及び解答用紙から検知された同一の設問に対してマークされた選択肢名を照合し、採点を行うことができる。この場合、正解データ記憶部32に記憶する正解データは解答用紙パターンの種類によらず、1種類だけ記憶しておけばよい。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。例えば図1の情報処理システム1の構成は、例えば図21のような構成であってもよい。図21は本実施形態に係る情報処理システムの他の例の構成図である。
図21の情報処理システム1は、図1の情報処理システム1の構成に、端末装置14が追加された構成である。図21の情報処理システム1では、図4の情報処理装置10の処理ブロックを、情報処理装置10と端末装置14とに分けて配置する。図21の情報処理システム1によれば、例えば本実施形態に係る機能をクラウドサービスとして提供することもできる。このように、本実施形態で説明した情報処理システム1は一例であり、用途や目的に応じて様々なシステム構成例があることは言うまでもない。
また、本実施形態に係る情報処理システム1において、例えばアンケートなどに利用する場合は、ステップS14の採点が必ずしも必須でない。採点が不要であっても、本実施形態に係る解答用紙は、盗み見などの不正行為から回答者を守ることができるので、プライバシー保護の観点から効果がある。
1 情報処理システム
10 情報処理装置
12 画像形成装置
14 端末装置
16 ネットワーク
21 情報登録受付部
22 条件設定受付部
23 解答用紙データ生成部
24 正解用紙データ生成部
25 正解データ登録受付部
26 解答データ登録受付部
27 採点処理部
31 情報記憶部
32 正解データ記憶部
33 採点結果データ記憶部
41 印刷要求部
42 スキャン要求部
1001 二次元コード
1002 解答マーク欄
1003 学生番号マーク欄
1011 選択肢
1012 ダミー選択肢
1100、1100a 条件設定画面
1101 テスト名設定欄
1102 設問数設定欄
1103 選択肢数設定欄
1104 選択肢名設定欄
1105 カンニング防止機能ON/OFF設定欄
1106 ダミー選択肢数設定欄
1107 解答用紙プレビュー表示欄
特開2002−297786号公報

Claims (11)

  1. 設問に対する回答を、選択肢から回答者に選択させる回答用紙のデータを生成する情報処理装置であって、
    前記設問に対する回答候補となる選択肢からなる第1の選択肢の数と、前記設問に対する回答候補以外の選択肢である第2の選択肢の数とに基づき、前記第1の選択肢のいずれかに隣接する位置に前記第2の選択肢が挿入されている前記設問ごとの回答欄を有する回答用紙のデータを、同一の前記設問に対する前記第2の選択肢の挿入位置を異ならせて複数生成する回答用紙データ生成手段、
    を有する情報処理装置。
  2. 同一の前記設問に対する前記第2の選択肢の挿入位置を異ならせて生成された複数種類の回答用紙ごとに、正解の前記第1の選択肢を操作者に登録させるための正解用紙のデータを、前記第2の選択肢の挿入位置が同じ種類の前記回答用紙と同一になるように生成する正解用紙データ生成手段と、
    画像形成装置において同じ種類の前記回答用紙及び前記正解用紙から読み取られた同一の前記設問に対する回答者の前記第1の選択肢の選択位置と操作者により登録された正解の前記第1の選択肢の登録位置とを照合して採点する採点処理手段と、
    を更に有する請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記設問の数、前記第1の選択肢の数及び前記第2の選択肢の数を含む条件設定を操作者から受け付ける条件設定受付手段、
    を更に有する請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記回答用紙データ生成手段は、前記第2の選択肢の挿入位置を乱数により異ならせることを特徴とする請求項1乃至3何れか一項記載の情報処理装置。
  5. 前記回答用紙データ生成手段は、前記第1の選択肢の数及び前記第2の選択肢の数に応じた前記第2の選択肢の挿入位置が複数種類記憶されている記憶手段から、前記第1の選択肢の数及び前記第2の選択肢の数に応じた前記第2の選択肢の挿入位置を乱数に基づいて読み出すことで、前記第2の選択肢の挿入位置を異ならせることを特徴とする請求項1乃至3何れか一項記載の情報処理装置。
  6. 前記回答用紙データ生成手段は、同一の前記設問に対する前記第2の選択肢の挿入位置が同一又は近似している他の種類の前記回答用紙があれば、前記記憶手段からの前記第1の選択肢の数及び前記第2の選択肢の数に応じた前記第2の選択肢の挿入位置の読み出しをやり直すことを特徴とする請求項5記載の情報処理装置。
  7. 前記回答用紙データ生成手段は、前記第1の選択肢の数及び前記第2の選択肢の数に応じた前記第2の選択肢の複数種類の挿入位置を組み合わせた前記回答用紙のデータが複数種類、記憶されている記憶手段から、前記回答用紙のデータを乱数に基づいて読み出すことで、前記第2の選択肢の挿入位置を異ならせることを特徴とする請求項1乃至3何れか一項記載の情報処理装置。
  8. 同一の前記設問に対する前記第2の選択肢の挿入位置を異ならせて生成された複数種類の回答用紙ごとに、前記第1の選択肢の位置を示す対応表を利用し、前記画像形成装置において一の種類の前記正解用紙から読み取られた正解の前記第1の選択肢の登録位置から、他の種類の前記正解用紙を生成すること
    を特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  9. 設問に対する回答を、選択肢から回答者に選択させる回答用紙のデータを生成する情報処理装置を、
    前記設問に対する回答候補となる選択肢からなる第1の選択肢の数と、前記設問に対する回答候補以外の選択肢である第2の選択肢の数とに基づき、前記第1の選択肢のいずれかに隣接する位置に前記第2の選択肢が挿入されている前記設問ごとの回答欄を有する回答用紙のデータを、同一の前記設問に対する前記第2の選択肢の挿入位置を異ならせて複数生成する回答用紙データ生成手段、
    として機能させるためのプログラム。
  10. 設問に対する回答を、選択肢から回答者に選択させる回答用紙のデータを生成する情報処理システムであって、
    前記設問に対する回答候補となる選択肢からなる第1の選択肢の数と、前記設問に対する回答候補以外の選択肢である第2の選択肢の数とに基づき、前記第1の選択肢のいずれかに隣接する位置に前記第2の選択肢が挿入されている前記設問ごとの回答欄を有する回答用紙のデータを、同一の前記設問に対する前記第2の選択肢の挿入位置を異ならせて複数生成する回答用紙データ生成手段、
    を有する情報処理システム。
  11. 設問に対する回答を、選択肢から回答者に選択させる回答用紙のデータを生成する情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    前記設問に対する回答候補となる選択肢からなる第1の選択肢の数と、前記設問に対する回答候補以外の選択肢である第2の選択肢の数とに基づき、前記第1の選択肢のいずれかに隣接する位置に前記第2の選択肢が挿入されている前記設問ごとの回答欄を有する回答用紙のデータを、同一の前記設問に対する前記第2の選択肢の挿入位置を異ならせて複数生成する回答用紙データ生成手順、
    を有する情報処理方法。
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