JP2018140975A - フルテメタモルの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】放射性フッ素標識フルテメタモルの収率等の生産性を向上させる。
【解決手段】所定の一般式で表わされる標識前駆体化合物を溶媒存在下に放射性フッ化物イオンと反応させて、所定の一般式で表わされる放射性フッ素標識中間体化合物を得る工程(a)と、前記放射性フッ素標識中間体化合物から保護基を除去して放射性フッ素標識フルテメタモルを得る工程(b)とを含み、前記工程(a)は、反応液の内温を140℃以上で実行する、放射性フッ素標識フルテメタモルの製造方法を提供する。
【選択図】なし

Description

本発明は、フルテメタモルの製造方法に関する。
フルテメタモル(18F)注射液は、脳内βアミロイドプラークを陽電子放射断層撮影により可視化するために用いられる薬剤であり、アルツハイマー型認知症の診断に有用である。
18F]フルテメタモルの製造方法として、例えば、放射性医薬品合成設備「FASTlab」TMを使用し、前駆体化合物AH111907(6−エトキシメトキシ−2−(4’−(N−ホルミル−N−メチル)アミノ−3’−ニトロ)フェニルベンゾチアゾール)と放射性フッ化物とを反応させることでAH111907のニトロ基を18Fに置換する放射性フッ素化反応を行った後、強塩基により残渣のAH111907を低脂溶性物に変換し、AH111907の18F置換体(6−エトキシメトキシ−2−(4’−(N−ホルミル−N−メチル)アミノ−3’−[18F]フルオロ)フェニルベンゾチアゾール)のヒドロキシ基及びアミノ基の保護基を除去した後、固相抽出カートリッジを用いて精製を行う方法が知られている(特許文献1)。
一方、特許文献2には、アニリド誘導体化合物の放射性フッ素化反応にあたっては、極端でない温度(例えば、15〜180℃)、好ましくは80〜150℃(例えば、120℃付近)の高温で実施できると記載されており、また、無水の有機溶媒中で行われることが好適であるが、場合によっては低レベルの水を含む有機溶媒中で行われてもよいと記載されている。
WO2011/044406 WO2007/020400
しかしながら、特許文献1及び2に記載の方法では、[18F]フルテメタモルの収率が低いため、大量製造による広範囲への配送が困難であった。このため、より多くの[18F]標識フルテメタモル製剤を供給するには、収率などの生産性を改善することが求められた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、[18F]フルテメタモルの品質を低下させることなく、収率などの生産性を向上させることを目的とする。
本発明の一態様によれば、
(a)下記一般式(1)で表わされる標識前駆体化合物を溶媒存在下に放射性フッ化物イオンと反応させて、下記一般式(2)で表わされる放射性フッ素標識中間体化合物を得る工程と、
(b)前記放射性フッ素標識中間体化合物から保護基を除去して、放射性フッ素標識フルテメタモルを得る工程と、を含み、
前記工程(a)は、反応液の内温を140℃以上で実行する、放射性フッ素標識フルテメタモルの製造方法が提供される。
Figure 2018140975

上記一般式(1)中、Rはヒドロキシの保護基であり、C(O)Rはアミノ基の保護基を示す。
Figure 2018140975

上記一般式(2)中、R及びRは前記一般式(1)で定義したとおりであり、Xは放射性フッ素である。
本発明によれば、上記放射性フッ素化反応を溶媒中で反応液の内温を140℃以上として行うこととしたので、放射性フッ素標識フルテメタモルの品質を低下させることなく収率を高め、製造時間を短縮することができ、その結果、生産性を向上させることができる。
本願の実施例における放射性フッ素化反応の温度条件の検討の結果を示すグラフであり、◆は設定温度150℃(内温130℃)の結果、■は設定温度170℃(内温146℃)の結果、△は設定温度190℃(内温162℃)の結果を示す。
本明細書中において単独で又は別の基の一部として使用される「アルキル」という用語 は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチル又はn−ヘキシルのような式-CnH2n-1(式中、n≧1)で示される直鎖又は分岐鎖の飽和炭化水素基を意味する。
また、本明細書中において単独で又は別の基の一部として使用される「ハロアルキル」 という用語は、アルキルの1以上の水素が、フッ素、塩素、臭素又はヨード等のハロゲンで置換されたものを意味する。
また、本明細書中において単独で又は別の基の一部として使用される「アルコキシ」という用語は、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、tert−ブトキシ、n−ペントキシ又はn−ヘキシルオキシのような式-OCnH2n+1(式中、n≧1)で示される直鎖又は分岐鎖の基を意味する。
また、本明細書中において単独で又は別の基の一部として使用される「アリール」という用語は、フェニル又はナフチルのような単環又は縮合環の芳香族炭化水素を意味する。
また、本明細書中において「放射性フッ素」という用語は、フッ素の各種放射性同位体を包含するものであるが、好ましくは18Fを意味する。
[(a)放射性フッ素化工程]
本発明の放射性フッ素化工程(a)では、上記一般式(1)で表わされる標識前駆体化合物を放射性フッ化物イオンと溶媒存在下に反応させて放射性フッ素化反応を行うことにより、上記一般式(2)で表わされる放射性フッ素標識中間体化合物を得る。
のヒドロキシの保護基は、Greene's Protective Groups in Organic Synthesis (John Wiley & Sons Inc社出版、5版、2014年10月27日発行)に記載されたものを用いることができるが、ORで示される基が、炭素数1〜6のアルコキシメトキシ基であることが好ましく、その具体例としては、エトキシメトキシ基又はメトキシメトキシ基が挙げられる。上記Greene's Protective Groups in Organic Synthesisの内容は、引用により、本明細書に加入されているものとする。
は、水素、炭素数1〜10のアルキル、炭素数1〜10のハロアルキル、炭素数6〜14のアリール、炭素数6〜14のアリールアルキル及び−(CHCHO)−CH(式中、pは1〜10の整数である。)で表される基から選択される。Rは、好ましくは水素又は炭素数1〜10のアルキルであり、より好ましくは水素又はメチルであり、水素が更に好ましい。
上記標識前駆体化合物は、例えば、WO2007/020400に記載された方法を用いて合成することができる。上記標識前駆体化合物の好ましい一例は、6−エトキシメトキシ−2−(4’−(N−ホルミル−N−メチル)アミノ−3’−ニトロ)フェニルベンゾチアゾール(AH111907)であり、その合成法の一例は、WO2007/020400の実施例1に記載されている。WO2007/020400の内容は、引用により、本明細書に加入されているものとする。
放射性フッ化物イオンは、例えば、[18O]水から18O(p,n)18F核反応により得られた[18F]フッ化物イオンを含む水溶液に、カチオン性の対イオンを付加して水を除去することにより得ることができる。カチオン性対イオンは、[18F]フッ化物イオンの溶解性を保持できるよう、無水反応溶剤に対し十分な溶解性をもつものが好ましい。例えば、相関移動触媒(例えば、4,7,13,16,21,24−ヘキサオキサ−1,10−ジアザビシクロ[8.8.8]ヘキサコン(商品名:クリプトフィックス2.2.2))と錯体形成した、アルカリ金属イオン(ナトリウムイオン、カリウムイオン、セシウムイオン、ルビジウムイオン)やテトラアルキルアンモニウムが挙げられるが、テトラブチルアンモニウムが好ましい。[18F]テトラブチルアンモニウムフルオリドは、例えば、18O(p,n)18F核反応により得られた[18F]フッ化物イオン含有[18O]水を陰イオン交換樹脂に通液することにより、[18F]フッ化物イオンを陰イオン交換樹脂に吸着させ、炭酸水素テトラブチルアンモニウム水溶液で溶出し、アセトニトリルで共沸することで調製することができる。
上記放射性フッ素化工程(a)において使用する溶媒は、放射性フッ素化反応を行い得るものであれば特に限定されないが、有機溶剤又は水の少なくとも何れか一方を含むことが好ましく、2000ppm以下の水を含む有機溶剤がより好ましく、10〜1000ppmの水を含む有機溶剤が特に好ましい。有機溶剤としては、水溶性有機溶剤又は極性有機溶剤が好ましく、具体例としは、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ジメチルアセトアミド、テトラヒドロフラン、ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン、スルホラン、N−メチルピロリドン、又は、1−エチル−3−メチルイミダゾリウムヘキサフルオロリン酸塩のようなイミダゾリウム誘導体、1−ブチル−4−メチルピリジニウムテトラフルオロボロン酸塩のようなピリジニム誘導体、ホスホニウム化合物、若しくは、テトラアルキルアンモニウム化合物のようなイオン性液体を挙げることができ、そのうち、ジメチルスルホキシドが好ましい。
上記放射性フッ素化工程(a)における反応温度は、放射性フッ素化反応の反応液の内温で140℃以上であり、好ましくは145〜170℃、より好ましくは150〜165℃である。この反応温度を140℃以上にすることで、短時間で高い収率を得ることができる。上記放射性フッ素化工程(a)における反応時間は、3〜10分が好ましく、4〜6分がより好ましい。反応容器としては、ガラス容器あるいは溶媒に耐性のあるプラスチック容器を用いることができる。加熱器としては、特に限定されないが、例えば、ブロックヒーターやエアヒーターが用いられる。
[(b)脱保護工程]
本発明の脱保護工程(b)では、前記工程(a)で得られた放射性フッ素標識中間体化合物から保護基を除去して、放射性フッ素標識フルテメタモルを得る。具体的には、上記一般式(2)で表される放射性フッ素標識中間体化合物からRで表されるヒドロキシの保護基及びRで表されるアミノの保護基をそれぞれ除去して、放射性フッ素標識フルテメタモルを得る。なお、脱保護工程(b)に供する放射性フッ素標識中間体化合物は、前記工程(a)で得られたままの未精製の放射性フッ素標識中間体化合物であってもよく、または、前記工程(a)で得られた反応混合物を精製工程に付すことにより精製された放射性フッ素標識中間体化合物であってもよく、精製工程としては、通常の精製方法を用いた工程の他、下記前駆体分解工程(a1)及び下記第一の精製工程(a2)なども採用することができる。
上記脱保護工程(b)は、Greene's Protective Groups in Organic Synthesis(John Wiley & Sons Inc出版、5版、2014年10月27日発行)の記載に準じて実行すればよいが、アセタール保護基の脱保護には、有機酸又は無機酸を用いる酸加水分解を実行することが好ましい。酸としては、硫酸、塩酸、リン酸、臭化水素酸などの無機酸を用いることが好ましく、塩酸がより好ましい。
本発明の脱保護工程(b)は、水、炭素数1〜4のアルキルアルコール若しくはアセトニトリルなどの有機溶剤、又は、これらの混液の存在下に実行することができるが、上記工程(a)の後に下記前駆体分解工程(a1)を行った後、下記第一の精製工程(a2)の溶出工程で得られたエタノール溶出液に、酸を加えて実行すると好都合である。
本発明の脱保護工程(b)は、脱保護反応の反応液の内温で100℃以上で実行されることが好ましく、120〜140℃で実行することがより好ましい。
[脱保護工程(b)の前工程(a1)及び(a2)]
上述のとおり、本発明の脱保護工程(b)には、本発明の工程(a)で得られた反応混合物を精製することにより得られた放射性フッ素標識中間体化合物を供することができ、精製方法としては、下記前駆体分解工程(a1)及び下記第一の精製工程(a2)を使用することが好ましい。脱保護工程(b)の前に下記前駆体分解工程(a1)及び下記第一の精製工程(a2)を実行することで、脱保護工程(b)の前に標識前駆体化合物から誘導された高極性化合物を除去することができる。これにより、放射性フッ素標識フルテメタモルの中間体化合物である放射性フッ素標識中間体化合物の損失を防ぎつつ、放射性フッ素標識中間体化合物を精製することができるため、従来よりも収率よく、かつ、従来と同等な品質で放射性フッ素標識フルテメタモルを得ることができ、放射性フッ素標識フルテメタモルの生産性を向上させることが可能となる。
[(a1)前駆体分解工程]
前駆体分解工程(a1)では、標識前駆体化合物と放射性フッ素標識中間体化合物とを含む上記工程(a)の反応混合物に、強塩基を作用させる。これにより、上記工程(a)の反応混合物中に含まれる残渣の標識前駆体化合物が高極性化合物に変換される。これら高極性化合物としては、WO2011/044406の図1に示すものが考えられる。なお、前駆体分解工程(a1)では、放射性フッ素標識中間体化合物は強塩基と反応せずに残存する。
強塩基としては、アルカリ金属アルコキシド、アルカリ金属水酸化物等が挙げられるが、好ましくは、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水素化ナトリウム、メチルメルカプタンナトリウムが用いられる。より好ましくは、ナトリウムメトキシド又はナトリウムエトキシドであり、ナトリウムメトキシド が更に好ましい。
前駆体分解工程(a1)は、溶剤存在下に実行することが好ましい。溶剤としては、アルキルアルコールが挙げられるが、メタノールが好ましい。
前駆体分解工程(a1)は、例えば、前駆体分解反応の反応液の内温で15〜180℃、好ましくは80〜150℃、より好ましくは100〜140℃の範囲で実行することができ、120〜130℃で実行されることが更に好ましい。
[(a2)第一の精製工程]
第一の精製工程(a2)では、前駆体分解工程(a1)の後、逆相固相抽出カートリッジを用いて上記放射性フッ素標識中間体化合物を精製する。これにより、放射性フッ素標識中間体化合物と、前駆体分解工程(a1)で得られた高極性化合物とが分離される。
逆相固相抽出カートリッジとしては、シリル基が、好ましくは炭素数8以上、より好ましくは炭素数18以上のアルキルで修飾された充填材を使用するものが用いられるが、シリル基が炭素数30のアルキルで修飾されたトリアコンチルシリル化シリカゲルが充填された逆相固相抽出カートリッジを用いることが更に好ましい。このような逆相固相抽出カートリッジは、例えば、Macherey-Nagel社から商業的に入手することができる。逆相固相抽出カートリッジは、使用前にアセトニトリル及び水でコンディショニングしておくことが好ましい。
逆相固相抽出カートリッジを用いた放射性フッ素標識中間体化合物の精製は、通常の固相抽出法の技術を用いて行えば特に限定されるものではないが、一例について以下に説明する。
まず、前駆体分解工程(a1)を経た放射性フッ素標識中間体化合物を逆相固相抽出カートリッジに保持させる[(a2−1)保持工程]。好ましくは、前駆体分解程工(a1)の後、放射性フッ素標識中間体化合物と前述の高極性化合物とを含む反応混合物に水を加えて希釈し、これを逆相固相抽出カートリッジにロードする。
次いで、アセトニトリル、テトラヒドロフラン及び炭素数1〜3のアルキルアルコールからなる群から選択される1以上の有機溶剤と水との混液で、該逆相固相抽出カートリッジを洗浄する[(a2−2)洗浄工程]。洗浄で使用する溶媒は、好ましくはアセトニトリルと水との混液であり、その混合比は、例えば、アセトニトリルの含有量を混液全体の35〜45体積%とすることができ、好ましくは、39.5〜40.5体積%とする。逆相固相抽出カートリッジの温度は、19〜34℃の範囲が好ましく、20〜30℃の範囲がより好ましい。この洗浄工程は複数回繰り返してもよい。これにより、放射性フッ素標識中間体化合物を逆相固相抽出カートリッジに保持させつつ、前述の高極性化合物を逆相固相抽出カートリッジから溶出させることができる。
その後、炭素数1〜3のアルキルアルコールで、該逆相固相抽出カートリッジから放射性フッ素標識中間体化合物を溶出する[(a2−3)溶出工程]。炭素数1〜3のアルキルアルコールとして、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノールが挙げられるが、安全性の観点からエタノールがより好ましい。このとき、逆相固相抽出カートリッジの注入口から窒素ガスを流入したり、排出口から吸引したりしてもよい。得られた溶出液は、そのまま、あるいは、溶媒を加熱又は減圧下に濃縮して次の脱保護工程(b)に用いることができる。
[脱保護工程(b)の後工程(b1)及び(b2)]
本発明の脱保護工程(b)で得られた放射性フッ素標識フルテメタモルは、製剤化する前に、更なる精製工程に付すことができる。更なる精製工程は、例えば、下記第二の精製工程(b1)及び第三の精製工程(b2)により行うことができる。
[(b1)第二の精製工程]
第二の精製工程(b1)は、例えば、逆相固相抽出カートリッジを用いて行うことができる。
第二の精製工程(b1)で使用する逆相固相抽出カートリッジの種類としては、第一の精製工程(a2)で使用できるものと同じものを用いることができるが、シリル基が炭素数30のアルキルで修飾された、トリアコンチルシリル化シリカゲルが充填された逆相固相抽出カートリッジを用いることが好ましい。
逆相固相抽出カートリッジを用いた放射性フッ素標識フルテメタモルの精製は、通常の固相抽出法の技術を用いて行えば特に限定されるものではないが、一例について以下に説明する。
まず、脱保護工程(b)を経た放射性フッ素標識フルテメタモルを逆相固相抽出カートリッジに保持させる[(b1−1)保持工程]。好ましくは、脱保護工程(b)の後、放射性フッ素標識フルテメタモルの粗生成物に、前工程から持ち込まれた有機溶剤(例えば、第一の精製工程(a2)から持ち込まれたエタノール等)の含有量が50体積%以下となるように水を加えて希釈し、これを逆相固相抽出カートリッジにロードする。
次いで、水、又は、アセトニトリル、テトラヒドロフラン及び炭素数1〜3のアルキルアルコールからなる群から選択される1以上の有機溶剤と水との混液で、該逆相固相抽出カートリッジを洗浄する[(b1−2)洗浄工程]。洗浄で使用する溶媒は、好ましくはアセトニトリルと水との混液であり、その混合比は、例えば、アセトニトリルの含有量を混液全体の35〜45体積%とすることができ、好ましくは、39.5〜40.5体積%とする。逆相固相抽出カートリッジの温度は、19〜34℃の範囲が好ましく、20〜30℃の範囲がより好ましい。この洗浄工程は複数回繰り返してもよいが、この際、水を用いて逆相固相抽出カートリッジを洗浄することが好ましい。これにより、放射性フッ素標識フルテメタモルを逆相固相抽出カートリッジに保持させつつ、不要な溶剤や脱保護試薬を除去することができる。
その後、エタノールで、該逆相固相抽出カートリッジから放射性フッ素標識フルテメタモルを溶出する[(b1−3)溶出工程]。その後、更に、水を通液して溶出液を合わせてもよい。更に、逆相固相抽出カートリッジの注入口から窒素ガスを流入したり、排出口から吸引したりしてもよい。
[(b2)第三の精製工程]
第三の精製工程(b2)では、第二の精製工程(b1)の後、親水性相互作用型(HILIC)固相抽出カートリッジを用いて放射性フッ素標識フルテメタモルを精製する。
HILIC固相抽出カートリッジとしては、例えば、シリカゲル、又は、アミノ、アミド、シアノ、ジオール、ポリスクシンイミド誘導体、双性イオン、シクロデキストリンのような高極性官能基が導入されたシリカゲルが充填されたものを用いることができるが、シリカゲルベースのアミノ固定相が好ましく、アミノプロピル化シリカゲルを充填したものがより好ましい。これにより、放射性フッ素標識フルテメタモルを通液させつつ、不純物をHILIC固相抽出カートリッジに捕捉させることができる。このようなHILIC固相抽出カートリッジは、例えば、Waters社や、アジレント・テクノロジー社等から商業的に入手することができる。HILIC固相抽出カートリッジは、使用前にアセトニトリル又はエタノールで通液した後、窒素を流入させて乾燥させることにより、コンディショニングしておくことが好ましい。
次いで、第二の精製工程(b1)で得られた溶出液をそのままHILIC固相抽出カートリッジに通液させる。その後、水を通液して溶出液を合せてもよい。更に、HILIC固相抽出カートリッジの注入口から窒素ガスを流入したり、排出口から吸引したりしてもよい。
得られた溶出液は、放射性フッ素標識フルテメタモルを生体内への投与に適した形態、好ましくは注射剤の形態となるよう、薬理学的に許容される担体、希釈剤、エマルジョン、賦形剤、増量剤、分散剤、緩衝剤、保存剤、溶解補助剤、防腐剤、着色剤、安定化剤等を添加しても良い。得られた放射性フッ素標識フルテメタモル含有溶液は、メンブレンフィルターでろ過することが望ましい。
放射性フッ素標識フルテメタモルの処方例は、例えばWO2009/027452に開示されている。WO2009/027452の内容は、引用により、本明細書に加入されているものとする。
以下、実施例を記載して本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。なお、実施例で使用した試薬やカラム部材は、GEヘルスケア社製の放射性医薬品合成設備FASTlabTM(フルテメタモル合成用)の構成品又はその同等品を使用した。
(1)放射性フッ素化反応の温度条件の検討
18O]水にサイクロトロンでプロトン照射して得られた[18F]フッ化物イオン含有[18O]水を、陰イオン交換カラムに通液し、[18F]フッ化物イオンを、吸着捕集した。次いで、該カラムを水(3mL)で洗浄した後、0.15mol/L炭酸水素テトラブチルアンモニウム水溶液(0.35mL)とアセトニトリル(1mL)を用いて無色ガラス製バイアル(5mL)に溶出し、得られた溶出液を蒸散させて、ここに、6−エトキシメトキシ−2−(4’−(N−ホルミル−N−メチル)アミノ−3’−ニトロ)フェニルベンゾチアゾール(AH111907)(75μmol)のジメチルスルホキシド溶液(1mL)を加え、表1に示す設定温度で上記バイアルをエアヒーターで加熱し、その間、表1に示す各時間点でキャピラリーを用いて反応液を採取し、TLC法で標識率を確認した。結果を表1及び図1に示す。
標識率の確認に用いたTLC法は、下記のとおりである。
TLC分析条件:
TLCプレート:Silica Gel 60 F254(製品名、メルク社製)
展開相:酢酸エチル/ジエチルアミン=100/1
検出器:Rita Star(製品名、raytest社製)
また、反応液の内温は、熱電対で測定した。
Figure 2018140975
表1及び図1から、内温を概ね140℃以上に設定して放射性フッ素化反応を行った場合、反応開始から10分以内に高い標識率が達成されることが明らかとなった。
(2)放射性フッ素化反応における含水量の検討
(実施例1〜4)
(a)放射性フッ素化工程
0.15mol/L炭酸水素テトラブチルアンモニウム水溶液の使用量を0.32〜0.35mLとし、表2に示す含水率となるようにジメチルスルホキシド溶液に水を添加し、内温を151℃に設定し、反応時間を5分とした以外、上記(1)と同様にして放射性フッ素化反応を行った。
(a1)前駆体分解工程
工程(a)の冷却後の反応液にナトリウムメトキシドのメタノール溶液(11%(w/w)、1.0〜1.5mL)を加え、内温125℃で5.5分加熱し、冷却した。
(a2)第一の精製工程
工程(a1)の冷却後の反応液に水(2mL)を加え、トリアコンチルシリル化シリカゲル(C30)カラムに通液し、18F標識中間体化合物を保持させた。さらに、40%(v/v)アセトニトリル水溶液(6mL)を、反応容器を経由してC30カラムに通液して洗浄した後、再度40%(v/v)アセトニトリル水溶液(6mL)を直接C30カラムに通液して洗浄した。このC30カラムにエタノール(2mL)を通液して、溶出液を回収した。
(b)脱保護工程
工程(a2)で回収した溶出液に4mol/L塩酸(2.0mL)を加え、内温132℃で3分加熱し、未精製の[18F]フルテメタモル溶液を得た。
(b1)第二の精製工程
工程(b)で得られた未精製の[18F]フルテメタモル溶液を冷却後、水(10mL)を加え、工程(a1)で使用したものとは異なる未使用のC30カラムに通液し、[18F]フルテメタモルをC30カラムに保持させた。このC30カラムに40%(v/v)アセトニトリル水溶液(6〜12mL)を通液して洗浄した後、水(5mL)を通液して洗浄した。エタノール(3.5mL)でC30カラムから[18F]フルテメタモルを溶出した。
(b2)第三の精製工程
工程(b1)の溶出液を、アミノプロピルシリル化シリカゲルを充填したカラム(NHカラム)に通液した。工程(b1)で使用したC30カラム、このNHカラムの順に水(9.3mL)を通液して洗浄し、各溶出液を0.7%(w/v)ポリソルベート80及び1.2%(w/v)塩化ナトリウムを含む18.8mmol/Lリン酸緩衝液(37.2mL)を添加した容器に回収した。
(参考例1〜3)
放射性フッ素化工程(a)において含水率を10ppmとし、内温を130℃に設定し、反応時間を15分とした以外、実施例と同様に実験を行った。
(比較例1、2)
参考例1〜3の工程(a)、(a1)を実行し、以下の工程を実行した。
(b’)脱保護工程
得られた工程(a1)の反応液に4mol/L塩酸(0.6mL)を加え、125℃で5分加熱し、未精製の[18F]フルテメタモル溶液を得た。
(a2’)第一の精製工程
工程(b’)で得られた未精製の[18F]フルテメタモル溶液を冷却後、水(2mL)を加え、C30カラムに通液し、[18F]フルテメタモルを保持させた。さらに、40%(v/v)アセトニトリル水溶液(12mL)を、反応容器を経由してC30カラムに通液して洗浄した後、水(5mL)を直接C30カラムに通液して洗浄した。このC30カラムにアセトニトリル(2mL)を通液して、溶出液を回収した。
(b1’)第二の精製工程
工程(a2’)で得られた溶出液をNHカラムに通液して精製後、さらにアセトニトリル(1mL)を通液し、これら溶出液を混合した。
(b2’)第三の精製工程
工程(b1’)で得られた溶液に水(5mL)を加え、工程(a2’)で使用したものとは異なる未使用のC30カラムに通液し、[18F]フルテメタモルをC30カラムに保持させた後、水(4mL)をC30カラムに3回通液して洗浄した。エタノール(3.5mL)をC30カラムに通液し、さらに水(9.3mL)をC30カラムに通液し、これら溶出液を0.7%(w/v)ポリソルベート80及び1.2%(w/v)塩化ナトリウムを含む18.8mmol/Lリン酸緩衝液(37.2mL)を添加した容器に回収した。
実施例1〜4、参考例1〜3、及び比較例1、2の結果を表2に示す。表2中、「放射能量(MBq)」は、各実施例、参考例及び比較例で使用した、合成開始時における[18F]フッ化物イオンの放射能量であり、「合成時間(分)」は、各実施例、参考例及び比較例の実行に要した時間であり、「収率(%)」は、減衰補正した[18F]フッ化物イオンの放射能量に対する[18F]フルテメタモルの放射化学的収率であり、「非放射性不純物総量(μg/mL)」は、得られた[18F]フルテメタモル溶液中の非放射性不純物の濃度である。
なお、[18F]フルテメタモル溶液中の非放射性不純物の濃度は、以下に示す方法で分析した。
・[18F]フルテメタモル溶液中の非放射性不純物の濃度の分析
UV検出器を用いたHPLC法にて行った。条件は、以下のとおり。
カラム:LunaC18(2)(Phenomenex社製、サイズ:4.6×150mm、3μm)
移動相:20mmoL酢酸アンモニウム緩衝液(pH6.0)/アセトニトリル=62/38→40/10(0→9分),40/10→10/90(9→10分),10/90(10→20分),10/90→62/38(20→20.5分)62/38,(20.5→30分)
流速:1.0mL/分
検出器:紫外可視吸光光度計(検出波長:330nm)
Figure 2018140975
表2に示すとおり、実施例1〜4の方法により、[18F]フルテメタモルの収率が改善し、かつ、合成時間も短縮させることができ、また、不純物の総量に顕著な増加は認めなかった。したがって、本発明により、従来よりも生産性を向上させつつ、同品質で[18F]フルテメタモルが得られることが示された。

Claims (5)

  1. (a)下記一般式(1)で表わされる標識前駆体化合物を溶媒存在下に放射性フッ化物イオンと反応させて、下記一般式(2)で表わされる放射性フッ素標識中間体化合物を得る工程と、
    (b)前記放射性フッ素標識中間体化合物から保護基を除去して、放射性フッ素標識フルテメタモルを得る工程と、を含み、
    前記工程(a)は、反応液の内温を140℃以上で実行する、放射性フッ素標識フルテメタモルの製造方法。
    Figure 2018140975


    (上記一般式(1)中、Rはヒドロキシの保護基であり、C(O)Rはアミノの保護基を示す。)
    Figure 2018140975


    (上記一般式(2)中、R及びRは前記一般式(1)で定義したとおりであり、Xは放射性フッ素である。)
  2. 前記工程(a)における反応時間は、3〜10分間である、請求項1に記載の製造方法。
  3. 前記工程(a)における前記溶媒は、有機溶剤及び水を含み、水の濃度が2,000ppm以下である、請求項1又は2に記載の製造方法。
  4. 前記有機溶剤が、ジメチルスルホキシドである、請求項3に記載の製造方法。
  5. 前記工程(a)における反応液の内温が、145〜170℃である、請求項1乃至4の何れか1項に記載の製造方法。
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