JP2018138110A - 湯煎調理装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の温度センサが準備された環境下であっても、湯煎に用いられる温度センサが検知した温度に基づいて適切に温度制御を行うことができる湯煎調理装置及びその制御方法を提供する。【解決手段】湯煎調理装置10は、水3を収容する湯煎容器13と、湯煎容器13内の水3を加熱する加熱器14と、湯煎容器13内に配置され、調理する食材20dを内部に収容する食材容器24dと、食材容器24dの表面又は内部に配置され、食材20dの温度を検出する温度センサ22dと、選択部31を用いて複数の温度センサ22a〜22dからユーザが選択した1つを示す選択情報を受信し、受信した選択情報が示す温度センサ22dから無線通信を用いて受信する温度情報に基づいて加熱器14を制御する制御器16とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、湯煎調理装置及びその制御方法に関する。
湯煎は、食材を食材容器に入れ、湯が入った湯煎容器に食材容器ごと入れて食材を間接的に加熱する調理法であり、食材が焦げ付くことなく、適温で加熱されるというメリットがある。そこで、従来、湯煎調理装置として、様々なものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1によれば、湯煎容器内の水を加熱するヒーターとして、メインヒーターとサブヒーターとを備える湯煎器が開示されている。このような構成により、メインヒーターの交換が容易になるというものである。
特開2004−267539号公報
ところで、湯煎中における食材の温度を正確に制御するために、食材容器に取り付けられた温度センサが検知した温度に基づいて湯煎調理装置が温度制御をする方式が考えられる。温度センサは、例えば、検知した温度を無線通信で送信するスマートタグである。このような温度制御方式において、食材容器とそれに取り付ける温度センサとのセットを複数準備し、複数のセットのそれぞれを用いて湯煎調理をする場合がある。その場合には、湯煎調理装置は、準備された複数の温度センサのうちのいずれによって検知された温度に基づいて温度制御をすればよいかが分からなくなるために、温度制御を正しく行うことができないという問題がある。
そこで、本発明は、複数の温度センサが準備された環境下であっても、湯煎に用いられる温度センサが検知した温度に基づいて適切に温度制御を行うことができる湯煎調理装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一形態に係る湯煎調理装置は、水を収容する湯煎容器と、前記湯煎容器内の水を加熱する加熱器と、前記湯煎容器内に配置され、調理する食材を内部に収容する食材容器と、前記食材容器の表面又は内部に配置され、前記食材の温度を検出する温度センサと、選択部を用いて複数の温度センサからユーザが選択した1つを示す選択情報を受信し、受信した前記選択情報が示す前記温度センサから無線通信を用いて受信する温度情報に基づいて前記加熱器を制御する制御器とを備える。
また、上記目的を達成するために、本発明の一形態に係る湯煎調理装置の制御方法は、水を収容する湯煎容器と、前記湯煎容器内の水を加熱する加熱器と、前記湯煎容器内に配置され、調理する食材を内部に収容する食材容器と、前記食材容器の表面又は内部に配置され、前記食材の温度を検出する温度センサと、制御器とを備える湯煎調理装置の制御方法であって、選択部を用いて複数の温度センサから選択された1つを示す選択情報を前記制御器が受信するステップと、受信した前記選択情報が示す前記温度センサから無線通信を用いて温度情報を受信し、受信した前記温度情報に基づいて前記制御器が前記加熱器を制御するステップとを備える。
本発明により、複数の温度センサが準備された環境下であっても、湯煎に用いられる温度センサが検知した温度に基づいて適切に温度制御を行うことができる湯煎調理装置及びその制御方法が提供される。
実施の形態に係る湯煎調理装置及びそれに関連する物の外観等を示す図 図1に示された湯煎調理装置の構造を示す模式断面図 図2Aに示された湯煎調理装置が備える制御器の詳細な構成を示すブロック図 図1に示された温度センサの詳細な構造を示す外観図 図1に示された端末装置の詳細な構成を示すブロック図 図1に示された湯煎調理装置を用いてユーザが調理をする場合の概略手順を示すフローチャート 図5のステップS10において、ユーザが調理メニューを決定する際に表示される端末装置による画面表示例を示す図 図5のステップS14において、ユーザが一つの温度センサを選択する際に表示される端末装置による画面表示例を示す図 図5の処理における端末装置、湯煎調理装置及び温度センサの間のやりとり(無線通信)を示す通信シーケンス図
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序等は、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。また、各図は、必ずしも厳密に図示したものではない。各図において、実質的に同一の構成については同一の符号を付し、重複する説明は省略又は簡略化する。
図1は、実施の形態に係る湯煎調理装置10及びそれに関連する物の外観等を示す図である。
いま、キッチンテーブル5には、湯煎調理装置10、食材20a〜20c、温度センサ22a〜22c、食材容器24a〜24c、及び、端末装置30が置かれている。なお、湯煎調理装置10は、湯煎できる状態、あるいは、湯煎中の状態にあり、その中に、食材20dを収容した食材容器24d、及び、食材容器24dに取り付けられた温度センサ22dが収容されている。
また、図1の上方には、端末装置30による無線通信に用いられる無線ルータ40、インターネット41、及び、サーバ装置42が図示されている。
湯煎調理装置10は、湯煎によって食材20dを調理する装置であり、無線通信による端末装置30からの指示に従って、温度センサ22dから無線通信で受信する温度情報に基づく温度制御を行う。ここで、温度制御とは、温度センサ22dで検知される温度が所望の温度を維持するように、後述する内蔵の加熱器を制御することにより、収容している水3を加熱する制御を行うことである。湯煎調理装置10により、甘酒、塩麹、ヨーグルト等の発酵料理を含む各種料理を作ったり、ローストビーフのような肉の低温調理を行ったり、食材に対する調味料の漬け込みを行ったり、バターを溶かしたり、レトルト食品を温めたりすることができる。湯煎調理装置10は、本体下部に表示部25を備える。表示部25はLEDからなり、調理の状態に応じて表示色が変化する。表示部25は、調理中はオレンジ色で明滅し、調理完了時は白色表示となり、調理完了後一定時間経過すると白色で点滅する。
食材20a〜20dは、湯煎に用いられる食材である。例えば、食材20aは、樹脂製容器に収容された塩、食材20bは、ラップされた麹、食材20cは、茶碗に入れられたご飯(粥)、食材20dは、甘酒を作るのに必要な食材(麹、ご飯、水)を混ぜ合わせたものである。なお、食材を購入したときに、その食材を収容している容器又は袋に、その食材の詳細な情報や、その食材を用いた料理のレシピ等の情報を提供しているwebサイト(サーバ装置42)のURLを含む2次元バーコードが記載されている場合がある。
温度センサ22a〜22dは、湯煎中における食材の温度を検出するセンサであり、湯煎時には、図1に示されるように、食材容器24dの表面又は内部(ここでは、表面)に配置される。温度センサ22a〜22dは、検知した温度をBluetooth(登録商標) Low Energy(BLE)による無線通信で送信するスマートタグである。なお、温度センサ22a〜22dは、無線LANに対応することも可能であるが、BLEを用いることで低消費電力を実現でき、長期間の使用が可能となる。
食材容器24a〜24dは、調理する食材を内部に収容する容器の一例であり、例えば、ジッパー付き湯煎用調理バッグ(ポリ袋)、樹脂製容器等であり、図1に示される食材容器24dのように、湯煎時には、食材20dを収容した状態で湯煎調理装置10に入れられた水3の中に浸される。
端末装置30は、湯煎調理装置10を操作するためのコントローラであり、無線LANによる無線通信により湯煎調理装置10と通信し合う。端末装置30は、例えば、スマートフォン、タブレット端末等であり、本実施の形態では、無線ルータ40を介して湯煎調理装置10と通信し合う。なお、端末装置30は、公衆回線網を介して、サーバ装置42と通信してもよい。
無線ルータ40は、湯煎調理装置10と端末装置30との無線通信を中継したり、それらの装置とインターネット41に接続された外部装置(ここでは、サーバ装置42)とを接続したりするゲートウェイである。
サーバ装置42は、インターネット41に接続された外部装置の一例であり、例えば、食材に関する情報や料理のレシピ等の各種情報を提供するwebサイトである。
図2Aは、図1に示された湯煎調理装置10の構造を示す模式断面図である。
湯煎調理装置10は、装置本体11と、装置本体11の内部空間を密閉するための蓋12とで構成される。装置本体11は、断熱構造の筺体本体であり、内部に、湯煎容器13、加熱器14、電源回路15、及び、制御器16を備える。
湯煎容器13は、水3を収容する容器であり、例えば、ガラス製容器である。
加熱器14は、湯煎容器13内の水3を加熱するためのヒーターであり、制御器16によって制御される。
電源回路15は、加熱器14及び制御器16に電力を供給する回路であり、例えば、商用電源からの交流電力を直流電力に変換して加熱器14及び制御器16に電力を供給する。
制御器16は、湯煎調理装置10の温度制御を行う電子回路であり、湯煎容器13に取り付けられた温度センサ22d及び端末装置30と無線通信をし、加熱器14を制御する。具体的には、制御器16は、端末装置30を用いて複数の温度センサからユーザが選択した1つ(ここでは、温度センサ22d)を示す選択情報を端末装置30から受信し、受信した選択情報が示す温度センサ22dから無線通信を用いて受信する温度情報に基づいて加熱器14を制御する。あるいは、制御器16は、端末装置30を用いて読み込まれた温度センサ22dに固有のコード(ここでは、バーコード)を受信し、受信したコードに対応する温度センサ22dから無線通信を用いて受信する温度情報に基づいて加熱器14を制御する。
図2Bは、図2Aに示された湯煎調理装置10が備える制御器16の詳細な構成を示すブロック図である。
制御器16は、バスによって相互に接続された通信部16a、CPU16b、不揮発性メモリ16c、揮発性メモリ16dを有する。通信部16aは、湯煎容器13に取り付けられた温度センサ22dからBLEによる無線通信で送られてくる温度情報を受信する無線通信回路と、端末装置30との間で無線ルータ40を介した無線LANによる無線通信をする無線通信回路とを含む通信インタフェースである。不揮発性メモリ16cは、制御器16による温度制御のためのプログラム及び各種データを保持する不揮発性のメモリであり、例えば、書き換え可能なフラッシュメモリ、ROM等である。揮発性メモリ16dは、一時的に情報を保持する揮発性のメモリであり、例えば、DRAM等である。CPU16bは、通信部16a及び揮発性メモリ16dを用いながら、不揮発性メモリ16cに保持されたプログラムを実行することにより、湯煎調理装置10の温度制御(つまり、加熱器14の制御)を行うプロセッサである。
図3は、図1に示された温度センサ22a〜22dの詳細な構造を示す外観図である。
温度センサ22a〜22dは、樹脂パッケージで内部の回路を密閉するように覆った防水性で小型(例えば、長さが約3cm、幅が約1cm、厚さが約1cm)のタグであり、全体として、他の物を挟むことで他の物に取り付け可能なクリップ構造(取り付け部21)を有している。取り付け部21により、温度センサ22a〜22dは、食材容器24dを介して食材20dと接触する位置(例えば、食材容器24dの外側表面の端部のうち、食材20dが入っている箇所)に取り付けることが可能である。あるいは、温度センサ22a〜22dは、食材容器24dの内部であって食材20dと接触する位置に配置することもできる。
温度センサ22a〜22dの上面(樹脂パッケージの上面)には、図3に示されるように、その温度センサに固有の識別情報23bを示すバーコード23a、及び、識別情報23bが印刷又は刻印されている。なお、バーコード23a及び識別情報23bは、温度センサ22a〜22dの上面に設けられた電子ペーパー等の薄型ディスプレイによって電気的に表示されてもよい。
温度センサ22a〜22dは、内部に、BLEによる無線通信をする通信回路、温度を検知するサーミスタ等のセンサ、通信回路及びセンサを制御するマイコン(マイクロコンピュータ)、駆動用電力を供給する電池等を有している。温度センサ22a〜22dは、待機モードでは、一定周期で自己の識別情報23bをブロードキャストしており、湯煎調理装置10から温度検知の要求を受けた場合には、温度検知モードとなり、温度を検知し、検知した温度を示す温度情報を湯煎調理装置10に返信した後に、再び、待機モードに遷移する。なお、温度センサ22a〜22の動作モードとしては、このようなモード遷移に限られず、自己の識別情報23bと検知した温度を示す温度情報とを一定周期でブロードキャストすることを繰り返してもよい。
図4は、図1に示された端末装置30の詳細な構成を示すブロック図である。
端末装置30は、選択部31、コード読込部32、制御器35、及び、表示部34を有する。選択部31は、ユーザからの指示を取得する入力操作デバイスであり、例えば、タッチパネルである。コード読込部32は、バーコード及び2次元バーコードを読み込む光学式入力デバイスであり、例えば、カメラである。なお、コード読込部32は、RFID(Radio Frequency IDentifier)に対応し、RFタグの情報を近距離無線通信により読み取るモジュールであってもよい。表示部34は、情報を表示するディスプレイであり、例えば、LCDパネルである。
制御器35は、バスによって相互に接続された通信部35a、CPU35b、不揮発性メモリ35c、揮発性メモリ35dを有する。通信部35aは、湯煎容器13に取り付けられた温度センサ22dからBLEによる無線通信で送られてくる温度情報を受信する無線通信回路と、湯煎調理装置10との間で無線ルータ40を介した無線LANによる無線通信をする無線通信回路とを含む通信インタフェースである。不揮発性メモリ35cは、制御器35による処理のためのプログラム及び各種データを保持する不揮発性のメモリであり、例えば、書き換え可能なフラッシュメモリ、ROM等である。プログラムには、予め不揮発性メモリ35cに格納されているプログラムだけでなく、インターネット41を介してダウンロードすることによって入手されたアプリも含まれる。揮発性メモリ35dは、一時的に情報を保持する揮発性のメモリであり、例えば、DRAM等である。CPU35bは、通信部35a及び揮発性メモリ35dを用いながら、不揮発性メモリ35cに保持されたプログラムを実行することにより、選択部31又はコード読込部32から入力される情報に基づいて、表示部34を介してユーザと対話したり、通信部35aを介して湯煎調理装置10と無線通信をしたりするプロセッサである。
以上のように構成された本実施の形態に係る湯煎調理装置10の動作(つまり、湯煎調理装置10の制御方法)について、説明する。
図5は、図1に示された湯煎調理装置10を用いてユーザが調理をする場合の概略手順を示すフローチャートである。ここでは、キッチンテーブル5に、複数の料理(つまり、複数回の湯煎調理)に必要な複数の食材及び複数の温度センサが置かれているとし、ユーザが、それらの中から最初の湯煎調理の対象となる全ての食材を一つの食材容器に入れ、その食材容器及び温度センサのセットを用いて湯煎調理をする場合の手順が示されている。
まず、ユーザは、事前準備として、端末装置30のコード読込部32を用いて、湯煎調理に用いる食材(例えば、食材20b)に付された2次元バーコードを読み込み、その2次元バーコードに含まれるURLが示すサーバ装置42に端末装置30によってインターネット41を介してアクセスすることにより、その食材を用いた料理の調理情報をダウンロードする。調理情報は、湯煎調理に必要な温度及び調理時間を含む。料理は、ユーザの好みに応じてカスタマイズが可能であり、例えば、甘酒であっても、一般的な「甘酒」、「早作り甘酒」、「こってり甘酒」等の選択が可能であり、ユーザは料理を選択し、その料理に必要な食材の種類及び量を確認する(S10)。
次に、ユーザは、サーバ装置42から入手した情報を参考にしながら、湯煎調理に必要な食材(例えば、麹(食材20b)、ご飯(食材20c)、水)を食材容器24dに入れて混ぜた後に(S11)、食材容器24dのジッパーを閉じ、その食材容器24dに一つの温度センサ22dを取り付ける(S12)。なお、温度センサ22dの取り付けは、例えば、食材容器24dを介して、収容された食材20dと接触する位置(例えば、食材容器24dの外側表面の側端部のうち、食材20dが入っている箇所)に、その取り付け部21で食材容器24dを挟むことによって行われる。あるいは、食材容器24dの内部であって、収容された食材20dと接触する位置に温度センサ22dが配置される。
そして、ユーザは、温度センサ22dの取り付けが完了した、食材20dが入った食材容器24dを、図1に示されるように、水3が入った湯煎調理装置10の湯煎容器13の中に浸す(S13)。なお、食材容器24dを湯煎容器13に入れる前に、湯煎容器13内の水3をある程度加熱しておいてもよい。
次に、ユーザは、端末装置30を用いて、不揮発性メモリ35cに保存された湯煎調理用アプリを起動した後に、食材容器24dに取り付けた温度センサ22dを湯煎調理装置10に教えるための操作をする。具体的には、端末装置30は、BLEを用いて近辺に存在する通信可能な温度センサを検索し、候補となる複数の温度センサを抽出する。端末装置30は、表示部34に通信可能な候補となる複数の温度センサ(ここでは、温度センサ22a〜22d)を表示する。いまユーザは食材容器24dに取り付けた温度センサ22dを選択する、あるいは、食材容器24dに取り付けた温度センサ22dのバーコード23aを端末装置30のコード読込部32で読み込む(S14)。なお、ステップS13とステップS14とは順序が入れ替わってもよい。
そして、ユーザは、端末装置30を用いて、目的とする湯煎調理を開始する指示をする(S15)。
これにより、上記ステップS14で選択又はバーコードが読み込まれた温度センサ22dの識別情報(つまり、選択情報)、及び、湯煎調理に必要な温度及び調理時間を含む調理情報が端末装置30から湯煎調理装置10に送信される。そして、選択情報及び調理情報を受信した湯煎調理装置10では、制御器16は、その選択情報が示す温度センサ22dから無線通信で送信されてくる温度情報に基づいて加熱器14を制御することにより、温度センサ22dが検知する温度が、調理情報が示す温度となり、かつ、調理情報が示す調理時間だけ加熱が継続されるように、温度制御を行う。なお、調理情報は、温度及び調理時間に関する一組の情報だけとは限られず、二組以上の温度及び調理時間に関する情報が含まれてもよい。
図6Aは、図5のステップS10において、ユーザが調理メニューを決定する際に表示される端末装置30の表示部34における画面表示例を示す図である。本図に示されるように、このステップでは、端末装置30の制御器35は、湯煎調理装置10で調理可能なメニューとして、通信部35a、無線ルータ40及びインターネット41を介してサーバ装置42から調理メニューおよび調理情報(食材の温度及び調理時間)をダウンロードする。ダウンロードした調理メニューは、ユーザの好みに応じてカスタマイズ可能であり、選択可能な調理メニューが表示部34に表示される。これに対して、端末装置30は、選択部31を介してユーザからの指示を取得することで、一つの調理メニュー(例えば、「甘酒」)を決定し、決定した調理メニューに対応する調理情報(食材の温度及び調理時間)が選択され、上記ステップS15において湯煎調理装置10に送信する。
図6Bは、図5のステップS14において、ユーザが一つの温度センサ22dを選択する際に表示される端末装置30の表示部34における画面表示例を示す図である。本図に示されるように、このステップでは、端末装置30の制御器35は、近くに置かれた全ての温度センサ22a〜22dの一覧、つまり、通信部35aによって受信できた温度センサ22a〜22dの識別情報34a及び名称34bの一覧を表示部34に表示し、ユーザに対して、その中から、湯煎調理に用いる一つの温度センサを選択することを促す。なお、温度センサ22a〜22dの名称34bとは、温度センサが電子ペーパー等の書き込み可能なメモリを保持している場合に、ユーザによってそのメモリに書き込まれた情報であり、識別情報と共に無線通信でブロードキャストされる。
なお、図5のフローチャートでは、ステップS12において、温度センサ22dを食材容器24dに取り付けた後、ステップS14において、取り付けた温度センサ22dを選択する手順を説明したが、先に端末装置30で調理に用いる温度センサを選択し、その後、選択した温度センサを食材容器に取り付ける手順であってもよい。具体的には、図6Bに示す温度センサの選択画面で、近くに置かれた全ての温度センサ22a〜22dの一覧において識別情報34aのみが表示される。その一覧からユーザが温度センサ22dを選択すると、端末装置30は、先にユーザが選択した調理メニューを、BLEを用いて温度センサ22dに送信する。温度センサ22dは、受信した調理メニューを電子ペーパー上に表示する。ユーザは、複数の温度センサ22a〜22dの内、表面の電子ペーパー上に表示された調理メニューを確認して、温度センサ22dを選択し、食材容器24dに取り付ける。このように、ユーザが選択した調理メニューを、BLEを用いて温度センサに送信し、その調理メニューを温度センサ上の電子ペーパーに表示することにより、複数の温度センサが準備された環境下であっても、誤った温度センサを用いることを防止できる。
端末装置30の制御器35は、このような温度センサ22a〜22dの識別情報34a及び名称34bの一覧に対して、選択部31を介してユーザからの指示を取得することで、湯煎調理に用いられる一つの温度センサ(ここでは、温度センサ22d)を特定し、特定した温度センサ22dの識別情報23bを、選択情報として、湯煎調理装置10に送信する。
図7は、図5の処理における端末装置30、湯煎調理装置10及び温度センサ22dの間のやりとり(無線通信)を示す通信シーケンス図である。
端末装置30は、図5のステップS14での処理、つまり、温度センサ22a〜22dが発する識別情報の中から一つを選択する処理(S20〜S21)、又は、温度センサのバーコードの読み込む処理(S22〜S23)を終えると、この処理によって特定された温度センサ22dの識別情報(つまり、選択情報)と、図5のステップS10で決定された調理メニューに対応する調理情報(食材の温度及び調理時間)とを、湯煎調理装置10に送信する(S24)。
そして、選択情報及び調理情報を受信した湯煎調理装置10では、制御器16は、選択情報が示す温度センサ22dに対して温度検知の要求を発し、その要求に対して温度センサ22dから返信されてくる温度情報に基づいて、加熱器14を制御する(S25)。これにより、温度センサ22dが検知する温度が、調理情報が示す温度となり、かつ、調理情報が示す調理時間だけ加熱が継続されるように、湯煎調理装置10において温度制御が行われる。なお、ステップS25では、制御器16から温度センサ22dへの温度検知の要求、その要求に対する温度センサ22dから湯煎調理装置10への温度情報の返信、及び、加熱器14の制御は、一定周期で、調理情報が示す調理時間だけ繰り返される。
調理時間が経過し調理が完了すると、湯煎調理装置10は、調理の完了を端末装置30に通知する(S27)。端末装置30は、完了通知を受信すると、表示部34に調理が完了したことを表示し、ユーザに調理完了を知らせる。
端末装置30は、調理中(S26)および調理の完了後(S28)も、一定周期で温度センサ22dへの温度検知の要求、その要求に対する温度センサ22dからの温度情報の返信を繰り返す。これにより、端末装置30は、食材容器24d内の食材の調理中だけでなく、調理完了後の温度変化も把握できる。甘酒等を作成した場合、調理完了後、冷蔵庫等に入れ低温で保管した場合と、それより高い温度の室内で保管した場合とでは、品質を確保できる日数が異なる。端末装置30は、調理完了後の温度も把握し、調理した食材の状態に応じた通知をユーザに行うことにより、適切な食材の管理が可能となる。 なお、上記実施の形態では、湯煎調理装置10は、温度センサ22dで検出した温度情報に基づいて、加熱器14を制御する形態について説明したが、湯煎調理装置10が水3の水温を検出する温度センサを備え、その温度センサからの水温、温度センサ22dからの食材の温度、および調理情報が示す調理温度に基づいて、加熱器14を制御することにより、よりきめ細かい温度制御を行ってもよい。
以上のように、本実施の形態に係る湯煎調理装置10は、水3を収容する湯煎容器13と、湯煎容器13内の水3を加熱する加熱器14と、湯煎容器13内に配置され、調理する食材20dを内部に収容する食材容器24dと、食材容器24dの表面又は内部に配置され、食材20dの温度を検出する温度センサ22dと、選択部31を用いて複数の温度センサ22a〜22dからユーザが選択した1つを示す選択情報を受信し、受信した選択情報が示す温度センサ22dから無線通信を用いて受信する温度情報に基づいて加熱器14を制御する制御器16とを備える。
これにより、湯煎調理装置10では、端末装置30の選択部31を用いて複数の温度センサ22a〜22dからユーザが選択した1つを示す選択情報が示す温度センサ22dからの温度情報に基づいて加熱器14が制御される。よって、複数の温度センサ22a〜22dが準備された環境下であっても、湯煎調理装置10は、湯煎に用いられる温度センサ22dが検知した温度に基づいて適切に温度制御を行うことができる。
また、本実施の形態に係る湯煎調理装置10の制御器16は、コード読込部32を用いて読み込まれた温度センサに固有のコードを受信し、受信したコードに対応する温度センサ22dから無線通信を用いて受信する温度情報に基づいて加熱器14を制御する。
これにより、湯煎調理装置10では、端末装置30のコード読込部32を用いて読み込まれた温度センサ22dに固有のコードに対応する温度センサ22dからの温度情報に基づいて加熱器14が制御される。よって、複数の温度センサ22a〜22dが準備された環境下であっても、湯煎調理装置10は、湯煎に用いられる温度センサ22dが検知した温度に基づいて適切に温度制御を行うことができる。
ここで、温度センサ22dは、食材容器24dの内部であって食材20dと接触する位置に配置される。
これにより、湯又は食材容器24dの温度に基づくのではなく、食材20dの温度に基づいて温度制御が行われるので、食材20dが適温に加熱され、意図した湯煎調理によって美味しい料理が完成される。
あるいは、温度センサ22dは、食材容器24dの表面に取り付けるための取り付け部21を備え、食材容器24dを介して食材20dと接触する位置に配置される。
これにより、湯又は食材容器24dの温度に基づくのではなく、食材容器24dを介して検知した食材20dの温度に基づいて温度制御が行われるので、食材20dが適温に加熱され、意図した湯煎調理によって美味しい料理が完成される。
また、本実施の形態に係る湯煎調理装置10の制御方法は、水3を収容する湯煎容器13と、湯煎容器13内の水3を加熱する加熱器14と、湯煎容器13内に配置され、調理する食材20dを内部に収容する食材容器24dと、食材容器24dの表面又は内部に配置され、食材20dの温度を検出する温度センサ22dと、制御器16とを備える湯煎調理装置10の制御方法であって、選択部31を用いて複数の温度センサ22a〜22dから選択された1つを示す選択情報を制御器16が受信するステップS20、S21及びS24と、受信した選択情報が示す温度センサ22dから無線通信を用いて温度情報を受信し、受信した温度情報に基づいて制御器16が加熱器14を制御するステップS25とを備える。
これにより、湯煎調理装置10では、端末装置30の選択部31を用いて複数の温度センサ22a〜22dからユーザが選択した1つを示す選択情報が示す温度センサ22dからの温度情報に基づいて加熱器14が制御される。よって、複数の温度センサ22a〜22dが準備された環境下であっても、湯煎調理装置10は、湯煎に用いられる温度センサ22dが検知した温度に基づいて適切に温度制御を行うことができる。
また、本実施の形態に係る湯煎調理装置10の制御方法は、コード読込部32を用いて読み込まれた温度センサ22dに固有のコードを制御器16が受信するステップS22〜S24と、受信されたコードに対応する温度センサ22dから無線通信を用いて温度情報を受信し、受信した温度情報に基づいて制御器16が加熱器14を制御するステップS25とを備える。
これにより、湯煎調理装置10では、端末装置30のコード読込部32を用いて読み込まれた温度センサ22dに固有のコードに対応する温度センサ22dからの温度情報に基づいて加熱器14が制御される。よって、複数の温度センサ22a〜22dが準備された環境下であっても、湯煎調理装置10は、湯煎に用いられる温度センサ22dが検知した温度に基づいて適切に温度制御を行うことができる。
また、本実施の形態に係るプログラムは、湯煎調理装置10の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
これにより、複数の温度センサ22a〜22dが準備された環境下であっても、湯煎調理装置10は、湯煎に用いられる温度センサ22dが検知した温度に基づいて適切に温度制御を行うことができる。
以上、本発明の湯煎調理装置、その制御方法及びプログラムについて、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の主旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、実施の形態における一部の構成要素を組み合わせて構築される別の形態も、本発明の範囲内に含まれる。
例えば、上記実施の形態では、図1に示されるように、湯煎調理装置10には、食材容器24d及び温度センサ22dが備えられたが、湯煎調理装置10の構成としては、このような構成に限られない。食材容器24d及び温度センサ22dが湯煎調理装置10に収容される前の状態、つまり、食材容器24d及び温度センサ22dを備えることなく、湯煎容器13、加熱器14及び制御器16を備える装置が湯煎調理装置であってもよい。
また、上記実施の形態では、複数の温度センサから一つを選択する方法として、端末装置30の選択部31を用いた方法、及び、端末装置30のコード読込部32を用いた方法のいずれでも行うことができたが、必ずしも、これらの2つの方法が可能でなくてもよい。これらの2つの方法の一方だけが可能であってもよい。
また、上記実施の形態では、湯煎調理装置10の制御方法に係るプログラムは、不揮発性メモリに格納されたが、このような格納形態に限られず、DVD等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納されてもよい。
本発明は、複数の温度センサが準備された環境下であっても、湯煎に用いられる温度センサが検知した温度に基づいて適切に温度制御を行うことができる湯煎調理装置として、例えば、甘酒、塩麹等の発酵料理を調理する発酵器として機能する湯煎調理装置として、利用できる。
3 水
5 キッチンテーブル
10 湯煎調理装置
11 装置本体
12 蓋
13 湯煎容器
14 加熱器
15 電源回路
16 制御器
16a 通信部
16b CPU
16c 不揮発性メモリ
16d 揮発性メモリ
20a、20b、20c、20d 食材
21 取り付け部
22a、22b、22c、22d 温度センサ
23a バーコード
23b 識別情報
24a、24b、24c、24d 食材容器
25 表示部
30 端末装置
31 選択部
32 コード読込部
34 表示部
34a 識別情報
34b 名称
35 制御器
35a 通信部
35b CPU
35c 不揮発性メモリ
35d 揮発性メモリ
40 無線ルータ
41 インターネット
42 サーバ装置

Claims (7)

  1. 水を収容する湯煎容器と、
    前記湯煎容器内の水を加熱する加熱器と、
    前記湯煎容器内に配置され、調理する食材を内部に収容する食材容器と、
    前記食材容器の表面又は内部に配置され、前記食材の温度を検出する温度センサと、
    選択部を用いて複数の温度センサからユーザが選択した1つを示す選択情報を受信し、受信した前記選択情報が示す前記温度センサから無線通信を用いて受信する温度情報に基づいて前記加熱器を制御する制御器と、
    を備えた、湯煎調理装置。
  2. 水を収容する湯煎容器と、
    前記湯煎容器内の水を加熱する加熱器と、
    前記湯煎容器内に配置され、調理する食材を内部に収容する食材容器と、
    前記食材容器の表面又は内部に配置され、前記食材の温度を検出する温度センサと、
    コード読込部を用いて読み込まれた前記温度センサに固有のコードを受信し、受信した前記コードに対応する前記温度センサから無線通信を用いて受信する温度情報に基づいて前記加熱器を制御する制御器と、
    を備えた、湯煎調理装置。
  3. 前記温度センサは、前記食材容器の内部であって前記食材と接触する位置に配置される、
    請求項1又は2に記載の湯煎調理装置。
  4. 前記温度センサは、前記食材容器の表面に取り付けるための取り付け部を備え、前記食材容器を介して前記食材と接触する位置に配置される、
    請求項1又は2に記載の湯煎調理装置。
  5. 水を収容する湯煎容器と、前記湯煎容器内の水を加熱する加熱器と、前記湯煎容器内に配置され、調理する食材を内部に収容する食材容器と、前記食材容器の表面又は内部に配置され、前記食材の温度を検出する温度センサと、制御器と、を備える湯煎調理装置の制御方法であって、
    選択部を用いて複数の温度センサから選択された1つを示す選択情報を前記制御器が受信するステップと、
    受信した前記選択情報が示す前記温度センサから無線通信を用いて温度情報を受信し、受信した前記温度情報に基づいて前記制御器が前記加熱器を制御するステップと、
    を備えた、湯煎調理装置の制御方法。
  6. 水を収容する湯煎容器と、前記湯煎容器内の水を加熱する加熱器と、前記湯煎容器内に配置され、調理する食材を内部に収容する食材容器と、前記食材容器の表面又は内部に配置され、前記食材の温度を検出する温度センサと、制御器と、を備える湯煎調理装置の制御方法であって、
    コード読込部を用いて読み込まれた前記温度センサに固有のコードを前記制御器が受信するステップと、
    受信された前記コードに対応する前記温度センサから無線通信を用いて温度情報を受信し、受信した前記温度情報に基づいて前記制御器が前記加熱器を制御するステップと、
    を備えた、湯煎調理装置の制御方法。
  7. 請求項5又は6に記載の湯煎調理装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113925357A (zh) * 2021-09-30 2022-01-14 广东美的厨房电器制造有限公司 温度采集装置的选择方法及装置、烹饪装置和存储介质

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