JP2018136829A - 提示装置及び提示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】作成中の文書に対する有用性が高い順に参照用文書を提示して、効率的な設計書の作成を支援することができる。【解決手段】提示装置10は、複数の種別の文書の作成において参照される参照用文書を記憶するとともに、参照用文書の有用性を示す評価点であって文書の種別ごとにそれぞれ付与される評価点を、参照用文書ごとに記憶する記憶部14と、作成中の文書の種別を判定する文書種別判定部151と、作成中の文書の編集中部分において使用されている単語を含む参照用文書を、記憶部14から検索する検索部153と、記憶部14から、検索部153が検索した参照用文書の各種別の評価点を参照し、作成中の文書の種別に対応した評価点が高い順に、検索した参照用文書を提示する提示部154と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、提示装置及び提示方法に関する。
一般に、ソフトウェア設計者は、ソフトウェア開発の際に設計書、仕様書、バグ票等の開発文書を作成する場合、最新の要求仕様書や関連機能の設計書等の過去の開発資料等、多数の開発文書を参照する必要がある。
特に、大規模なソフトウェア開発では関連し得る開発文書の数が膨大であるため、必要な開発文書を検索するまでに大きな稼働がかかる。さらに、どの文書を参照する必要があるか否かは、スキルや経験がないと分からないことがある。例えば、設計書を作成する際に、その前工程である要求仕様書を参照することは誰もが行う。ただし、設計書を作成の際には、他の設計書も参考にする必要がある。また、バグ票を作成する際には、仕様書と設計書とを参照するべきであるものの、経験の浅い設計者では重要な文書を見落としてしまう場合がある。そこで、必要な開発文書を検索して開発文書をリストで提示するリコメンド技術が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2009−252171号公報 特開2014−203422号公報
従来のリコメンド技術は、設計書の作成箇所の章や段落のタイトルあるいは固有名詞等のような編集箇所の内容を表す単語を含む開発文書を検索し、検索した開発文書を提示している。
図9は、従来のリコメンド方法を説明する図である。従来のリコメンド方法では、図9に示すように、ソフトウェア設計者Uによる設計書作成中に(図9の(1)参照)、この設計書F1の章「緊急通報機能」より、単語「緊急通報」を抽出する(枠Cp参照)。そして、従来のリコメンド方法では、この単語「緊急通報」を含む文書をデータベースから検索して、検索した文書を並列に示した文書リストLpを、ソフトウェア設計者に提示(リコメンド)している。
このように、従来のリコメンド方法では、単語を含む文書の文書リストがリコメンドされる。しかしながら、従来のリコメンド方法では、ソフトウェア設計者Uは、リコメンドされる文書が文書リストにたくさんあっても、どの開発文書が重要であるかが分からない(図9の(2)参照)。また、ソフトウェア設計者Uは、優先的に参照すべき文書が文書リストに示されたどれであるかが分からない(図9の(2)参照)。
このため、従来のリコメンド方法では、ソフトウェア設計者Uは、文書リストLpの順に各文書を参照するしかなく、重要な文書を見つけるまでに多大な時間を要するという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、作成中の文書に対する有用性が高い順に参照用文書を提示して、効率的な設計書の作成を支援することができる提示装置及び提示方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る提示装置は、複数の種別の文書の作成において参照される参照用文書を記憶するとともに、参照用文書の有用性を示す評価点であって文書の種別ごとにそれぞれ付与される評価点を、参照用文書ごとに記憶する記憶部と、作成中の文書の種別を判定する判定部と、作成中の文書の編集中部分において使用されている単語を含む参照用文書を、記憶部から検索する検索部と、記憶部から、検索部が検索した参照用文書の各種別の評価点を参照し、作成中の文書の種別に対応した評価点が高い順に、検索部が検索した参照用文書を提示する提示部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、作成中の文書に対する有用性が高い順に参照用文書を提示して、効率的な設計書の作成を支援することができる。
図1は、実施の形態に係る通信システムの構成の一例を示す図である。 図2は、図1に示す評価点データのデータ形式の一例を示す図である。 図3は、図1に示す評価点更新部による処理を説明する図である。 図4は、図1に示す提示装置による文書リストの提示処理の流れを示す図である。 図5は、実施の形態に係る提示処理の処理手順を示すフローチャートである。 図6は、図1に示す提示装置による提示処理の効果を説明する図である。 図7は、図1に示す提示装置による提示処理の効果を説明する図である。 図8は、プログラムが実行されることにより、提示装置が実現されるコンピュータの一例を示す図である。 図9は、従来のリコメンド方法を説明する図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付して示している。
[実施の形態]
実施の形態に係る提示装置を有する通信システムについて、通信システムの概略構成、提示装置の概略構成、提示装置による提示方法を説明する。
まず、図1を用いて、実施の形態に係る通信システムの構成について説明する。図1は、実施の形態に係る通信システムの構成の一例を示す図である。図1に示すように、通信システムは、提示装置10及びユーザ端末30を有する。また、提示装置10は、ユーザ端末30と通信網20を介して接続されている。
提示装置10は、例えば、ワークステーションやパーソナルコンピュータ(personal computer)である。提示装置10は、ソフトウェア設計者によるユーザ端末30でのソフトウェア設計書、仕様書、バグ票などの各種文書作成時に、作成中である文書の種別に応じて有用性が高い順序で参照用文書を提示して、効率的な設計書の作成を支援する。言い換えると、提示装置10は、作成文書の種別に応じて、有用性の評価点が高い参照用文書ほど上位に表示してリコメンドする。
通信網20は、例えば、有線又は無線のLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)及びVPN(Virtual Private Network)等の任意の種類の通信網である。
ユーザ端末30は、例えば、パーソナルコンピュータである。ユーザ端末30は、マウスやキーボード等の入力デバイスを有する。ユーザ端末30は、提示装置10と通信処理を行うための通信インタフェースを有する。そして、ユーザ端末30は、提示装置10から提示された参照用文書の文書リストを表示するディスプレイ等を有する。ソフトウェア設計者Uは、ディスプレイに表示された参照用文書の文書リストを参照しながら、ユーザ端末30の入力部を操作して、開発対象のソフトウェアに関する設計書、仕様書、バグ票などの文書を作成する。
[提示装置の構成]
次に、図1に示す提示装置10について説明する。図1に示すように、提示装置10は、入力部11、出力部12、通信部13、記憶部14及び制御部15を有する。
入力部11は、提示装置10の操作者からの各種操作を受け付ける入力インタフェースである。例えば、入力部11は、タッチパネル、音声入力デバイス、キーボードやマウス等の入力デバイスによって構成される。出力部12は、例えば、液晶ディスプレイなどの表示装置、プリンター等の印刷装置、情報通信装置等によって実現される。
通信部13は、ネットワーク等を介して接続された他の装置との間で、各種情報を送受信する通信インタフェースである。通信部13は、NIC(Network Interface Card)等で実現され、LANやインターネットなどの電気通信回線を介した他の装置と制御部15(後述)との間の通信を行う。例えば、通信部13は、ユーザ端末30において作成されている設計書等の文書のデータを、ユーザ端末30との間の通信によって取得し、制御部15に出力する。言い換えると、ユーザ端末30において作成中である文書のデータは、通信部13を介して提示装置10に入力される。
記憶部14は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、光ディスク等の記憶装置である。なお、記憶部14は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、NVSRAM(Non Volatile Static Random Access Memory)等のデータを書き換え可能な半導体メモリであってもよい。記憶部14は、提示装置10で実行されるOS(Operating System)や各種プログラムを記憶する。さらに、記憶部14は、プログラムの実行で用いられる各種情報を記憶する。もちろん、記憶部14は、通信部13を介して制御部15(後述)と通信する、ストレージを内蔵する汎用のサーバ装置等であってもよい。
記憶部14は、参照用文書データ141及び評価点データ142を有する。参照用文書データ141は、過去の開発文書、開発資料等の各種文書を含む。また、参照用文書データ141は、設計書のテンプレート、最新の要求仕様書、関連する機能の設計書、バグ票等の多数の種別の開発文書を含む。
評価点データ142は、参照用文書の有用性を示す評価点を、参照用文書ごとに対応付けたものである。評価点は、各参照用文書に予め付与されるものであり、参照用文書の種別ごとにそれぞれ付与される。例えば、評価点データ142は、表形式で記憶される。或いは、参照用文書のインデックスに評価点データ142が付与されている構成であってもよい。ここで、評価点データ142が、表形式で記憶される場合を例に説明する。
図2は、図1に示す評価点データ142のデータ形式の一例を示す図である。評価点データ142は、図2に示す評価点表142aのように、参照用文書の名称と評価点とが対応付けられたデータ形式を有する。評価点表142aに示すように、各評価点は、文書の種別ごとに付与されている。
例えば、図2の評価点表142aに示すように、文書の種別を示す項目として、「仕様書」、「設計書」、「バグ票」及び「種別なし」が設定されている。なお、「種別なし」は、文書の種別が判定できない場合に対応する。
例えば、作成中の文書の種別が「仕様書」の場合には、参照用文書の種別の有用性の評価点として、「仕様書」の項目に「100」、「設計書」の項目に「10」、「バグ票」の項目に「0」、「種別なし」の項目に「0」が初期設定される。また、作成中の文書の種別が「バグ票」の場合には、参照用文書の種別の有用性の評価点として、「仕様書」の項目に「80」、「設計書」の項目に「100」、「バグ票」の項目に「10」、「種別なし」の項目に「0」が初期設定される。
これらの評価点は、評価点更新部155(後述)によって、ソフトウェア設計者Uによる評価を受けるたびに更新される。例えば、図2の評価点表142aのように、参照用文書「サーバ要求条件書」の評価点は、ソフトウェア設計者Uによる評価の結果、「仕様書」の項目が「100」、「設計書」の項目が「50」、「バグ票」の項目が「80」、「種別なし」の項目が「10」に更新されている。
続いて、制御部15について説明する。制御部15は、提示装置10全体を制御する。制御部15は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等の電子回路や、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路である。また、制御部15は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、内部メモリを用いて各処理を実行する。また、制御部15は、各種のプログラムが動作することにより各種の処理部として機能する。制御部15は、文書種別判定部151、単語抽出部152、検索部153、提示部154及び評価点更新部155を有する。
文書種別判定部151は、ユーザ端末30において作成中である文書の種別を判定する。例えば、ユーザ端末30上で文書作成アプリケーションを開いて文書を作成している場合、かつ、作成場所がアクティブウィンドウである場合、文書種別判定部151は、この作成中の文書のファイル名を読み取る。
そして、文書種別判定部151は、読み取ったファイル名の文字列中に「仕様書」を含む場合には、この文書の種別は、仕様書であると判定する。また、文書種別判定部151は、読み取ったファイル名の文字列中に「設計書」を含む場合には、この文書の種別は、設計書であると判定する。また、文書種別判定部151は、読み取ったファイル名の文字列中に「バグ票」を含む場合には、この文書の種別は、バグ票であると判定する。さらに、文書種別判定部151は、読み取ったファイル名の文字列中に、「仕様書」、「設計書」、「バグ票」のいずれも含まれていない場合、或いは、「仕様書」、「設計書」、「バグ票」の三つのうち二つ以上の文字列を含む場合、文書種別を判定不能として、この文書の種別を「種別なし」と判定する。
単語抽出部152は、作成中の文書の編集中において使用されている単語を抽出する。具体的に、単語抽出部152は、例えば、作成中の文書が設計書である場合には、この設計書の情報から、設計書の作成箇所の内容を表す単語を抽出する。具体的には、単語抽出部152は、作成箇所の章や段落のタイトルあるいは固有名詞等を抽出する。単語抽出部152は、周知の単語解析ツールを用いて、設計書の本文から、助詞や助動詞を除いて体言や用言からなる単語を抽出する。
検索部153は、作成中の文書の編集中部分において使用されている単語、すなわち、単語抽出部152が抽出した単語を含む参照用文書を、記憶部14の参照用文書データ141から検索する。言い換えると、検索部153は、単語抽出部152が抽出した単語を入力とし、単語を含む参照用文書を検索により抽出する。例えば、ソフトウェア設計者Uによって作成されている文書が設計書であり、ソフトウェア設計者Uが編集中である章が「緊急通報機能」である場合には、この章の名称から単語「緊急通報」を抽出する。
提示部154は、記憶部14の評価点データ142から、検索部153が検索した参照用文書の各種別の評価点を参照する。そして、提示部154は、作成中の文書の種別に対応した評価点が高い順に、検索部153が検索した参照用文書をユーザ端末30に提示する。
提示部154の処理を説明する。まず、提示部154は、検索部153の参照用文書の検索により、リコメンドする文書リストを生成する。そして、検索部153が検索した参照用文書の評価点を、評価点データ142から参照する。続いて、提示部154は、作成中の文書の種別に対応した評価点が高い順に、作成した文書リストの文書名を並び替えて、ユーザ端末30の画面に表示させる。
例えば、ソフトウェア設計者Uによる作成中の文書の種別が「仕様書」である場合、生成した文書リストを、「仕様書」作成における、有用性の評価点について、「仕様書」の項目が「100」、「設計書」の項目が「10」、「バグ票」の項目が「0」の順に、文書リストを並べ替えて表示する。この結果、提示装置10は、ユーザ端末30に対し、ソフトウェア設計者Uが作成中である文書の種別に応じて、有用性の評価点が高い文書ほど上位に表示してリコメンドすることができる。
評価点更新部155は、ユーザ端末30に提示した参照用文書のいずれかに対して評価があった場合、評価内容に応じて評価点を更新する。例えば、ソフトウェア設計者Uが参照して役立った文書に「いいね!」評価を与えた場合、評価点表142aのうち、「いいね!」評価された文書の評価点を加算し、評価点表142aに反映する。すなわち、評価点更新部155は、ソフトウェア設計者Uの評価により評価点を変更する。
図3は、図1に示す評価点更新部155による処理を説明する図である。例えば、図3の(a)に示す評価点表142aのうち、行R1の「緊急呼要求仕様書」がソフトウェア設計者Uによって「いいね!」評価された場合について説明する。
この場合、評価点更新部155は、「緊急呼要求仕様書」の評価点を次の通り各10点ずつ加算する。すなわち、評価点更新部155は、「緊急呼要求仕様書」に対し、「仕様書」の評価点を「100から「110」とし、「設計書」の評価点を「100」から「110」とし、「バグ票」の評価点を「80」から「90」とし、「種別なし」の評価点を「80」から「90」とする。これによって、評価点表142aは、「緊急呼要求仕様書」に対する各評価点が行R1’のように変更された評価点表142a’に更新される(図3の(b)参照)。このように、評価点データ142は、実際に文書リストのリコメンドを受けたソフトウェア設計者U等の評価によって適宜更新される。
[提示装置の処理の流れ]
次に、提示装置10の処理の流れについて説明する。図4は、図1に示す提示装置10による文書リストの提示処理の流れを示す図である。
例えば、図4に示すように、ソフトウェア設計者Uがユーザ端末30上で、設計書F1の作成中である場合(図4の(1)参照)について説明する。この場合、提示装置10は、作成中の設計書F1のファイル名「<設計書>緊急通報機能」を読み取る。この読み取りによって、提示装置10の制御部15は、ソフトウェア設計者Uがユーザ端末30上で作成している文書の種別が「設計書」(枠C1参照)であることを判定する。そして、制御部15は、作成中の設計書の編集中部分における「緊急通報」を、使用されている単語として抽出する(枠C2参照)。
そして、制御部15は、「緊急通報」を含む参照用文書を、記憶部14の参照用文書データ141から検索し(図4の(2)参照)、文書リストを生成する。続いて、制御部15は、検索した参照用文書データ141の評価点を評価点表142aから読み取る(図4の(3)参照)。
そして、制御部15は、作成中の文書の種別の評価点を参照して、評価点の高い順に、リコメンドする文書リストの表示順序を並び替える(図4の(4)参照)。続いて、提示装置10は、制御部15が表示順序を並び替えたリコメンド用の文書リストL1をユーザ端末30に提供する(図4の(5)参照)。この結果、有益性の高い順に文書名が表示された文書リストL1が、ユーザ端末30のディスプレイに表示される。
このように、提示装置10は、作成中の文書の種別を判定し、作成中の文書の種別に応じて、有用性の評価点が高い文書ほど上位に表示した文書リストを提示して、ソフトウェア設計者Uの効率的な設計書の作成を支援している。
[提示処理の処理手順]
次に、実施の形態に係る提示処理の処理手順について説明する。図5は、実施の形態に係る提示処理の処理手順を示すフローチャートである。
まず、提示装置10は、ソフトウェア設計者Uがユーザ端末30上で作成する設計書のファイル名等を読み取り、文書種別判定部151は、作成中の文書の種別を判定する(ステップS1)。そして、単語抽出部152は、作成中の文書の編集中部分から使用されている単語を抽出する(ステップS2)。続いて、検索部153は、作成中の文書の編集中部分において使用されている単語を含む参照用文書を、記憶部14の参照用文書データ141から検索する文書検索処理を行う(ステップS3)。
その後、提示部154は、検索部153の参照用文書の検索により、リコメンドする文書リストを生成する(ステップS4)。提示部154は、記憶部14の評価点データ142から、検索部153が検索した参照用文書の各種別の評価点を参照する(ステップS5)。続いて、提示部154は、作成中の文書の種別に対応した評価点が高い順に、作成した文書リストを並び替え(ステップS6)、並び替えた文書リストをユーザ端末30に提示する(ステップS7)。
そして、評価点更新部155は、ユーザ端末30に提示した参照用文書のいずれかに対して評価があったか否かを判断する(ステップS8)。評価点更新部155は、ユーザ端末30に提示した参照用文書のいずれかに対して評価があったと判断した場合(ステップS8:Yes)、評価内容に応じて、評価があった参照用文書における評価点データ142の評価点を更新する(ステップS9)。制御部15は、ユーザ端末30に提示した参照用文書のいずれかに対して評価がなかったと評価点更新部155が判断した場合には(ステップS8:No)、処理を終了する。
[実施の形態の効果]
図6及び図7は、図1に示す提示装置10による提示処理の効果を説明する図である。上述したように、本実施の形態に係る提示装置10によれば、ソフトウェア設計者Uが作成中である文書の種別に応じて、有用性の評価点が高い文書ほど上位に表示してリコメンドすることができる。例えば、図6に例示するように、ソフトウェア設計者Uが設計書F1を作成中(図6の(1)参照)に、提示装置10は、参照用文書データ141から最新の要求仕様書や関連する機能の設計、設計書のテンプレート等、作成箇所に重要な関連のある開発文書を検索し(図6の(2)参照)、作成文書の種別に応じた順序で文書リストを、ソフトウェア設計者Uに提示している(図6の(3)参照)。
すなわち、本実施の形態に係る提示装置10は、参照用文書を記憶するとともに、参照用文書の有用性を示す評価点であって文書の種別ごとにそれぞれ付与される評価点を、参照用文書ごとに予め記憶する。そして、提示装置10は、ソフトウェア設計者Uが作成する文書(例えば、図7に示す設計書F1)の種別(例えば「設計書」)を判定し、作成中の文書の編集中部分において使用されている単語(例えば「緊急通報」)を含む参照用文書を、記憶部14の参照用文書データ141から検索する(矢印Y1参照)。そして、提示装置10は、記憶部14から、作成対象の文書の種別の評価点を参照して(矢印Y2参照)、評価点の高い順に、リコメンドする文書リストの表示順序を並び替える(図7の(1)参照)。
この結果、有益性の高い順に文書名が表示された文書リストL1が、ユーザ端末30のディスプレイに表示される。すなわち、ユーザ端末30の画面には、リコメンドされる文書が、作成中の文書の種別に応じて、有益性の評価点が高い順に表示される(図7の(2)参照)。ソフトウェア設計者Uは、この文書リストL1によって、重要で優先的に参照すべき文書を認識できる(図7の(2)参照)。言い換えると、ソフトウェア設計者Uは、表示された順に文書を参照することによって、短時間で重要な文書を見つけることができる。また、ソフトウェア設計者Uが文書作成に詳しくない場合であっても、この文書リストL1を参照することによって、ソフトウェア設計者Uによる重要な文書の見落としをなくし、文書作成時の考慮漏れ防止につなげることができる。したがって、本実施の形態に係る提示装置10によれば、ソフトウェア設計者Uの効率的な設計書の作成を支援することができる。
また、本実施の形態に係る提示装置10は、実際に文書リストのリコメンドを受けたソフトウェア設計者U等の評価によって各参照用文書の評価点が更新される。このため、提示部154は、並び替えの際に常に最新の評価点データ142を参照することができ、最新の評価点データ142を反映した文書リストをユーザ端末30に提示することができる。
なお、本実施の形態では、作成中の文書のデータが、通信部13を介して提示装置10に入力される例について説明したが、ソフトウェア設計者による文書の作成が提示装置10で行われている場合には、入力部11等を介して、制御部15に、文書のデータが入力される。
[実施の形態のシステム構成について]
図1に示した提示装置10の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のように構成されていることを要しない。すなわち、提示装置10の機能の分散および統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散または統合して構成することができる。
また、提示装置10において行われる各処理は、全部または任意の一部が、CPUおよびCPUにより解析実行されるプログラムにて実現されてもよい。また、提示装置10において行われる各処理は、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現されてもよい。
また、実施の形態において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともできる。もしくは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上述および図示の処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて適宜変更することができる。
[プログラム]
図8は、プログラムが実行されることにより、提示装置10が実現されるコンピュータの一例を示す図である。コンピュータ1000は、例えば、メモリ1010、CPU1020を有する。また、コンピュータ1000は、ハードディスクドライブインタフェース1030、ディスクドライブインタフェース1040、シリアルポートインタフェース1050、ビデオアダプタ1060、ネットワークインタフェース1070を有する。これらの各部は、バス1080によって接続される。
メモリ1010は、ROM(Read Only Memory)1011及びRAM1012を含む。ROM1011は、例えば、BIOS(Basic Input Output System)等のブートプログラムを記憶する。ハードディスクドライブインタフェース1030は、ハードディスクドライブ1090に接続される。ディスクドライブインタフェース1040は、ディスクドライブ1100に接続される。例えば磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能な記憶媒体が、ディスクドライブ1100に挿入される。シリアルポートインタフェース1050は、例えばマウス1110、キーボード1120に接続される。ビデオアダプタ1060は、例えばディスプレイ1130に接続される。
ハードディスクドライブ1090は、例えば、OS1091、アプリケーションプログラム1092、プログラムモジュール1093、プログラムデータ1094を記憶する。すなわち、提示装置10の各処理を規定するプログラムは、コンピュータ1000により実行可能なコードが記述されたプログラムモジュール1093として実装される。プログラムモジュール1093は、例えばハードディスクドライブ1090に記憶される。例えば、提示装置10における機能構成と同様の処理を実行するためのプログラムモジュール1093が、ハードディスクドライブ1090に記憶される。なお、ハードディスクドライブ1090は、SSDにより代替されてもよい。
また、上述した実施の形態の処理で用いられる設定データは、プログラムデータ1094として、例えばメモリ1010やハードディスクドライブ1090に記憶される。そして、CPU1020が、メモリ1010やハードディスクドライブ1090に記憶されたプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094を必要に応じてRAM1012に読み出して実行する。
なお、プログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ハードディスクドライブ1090に記憶される場合に限らず、例えば着脱可能な記憶媒体に記憶され、ディスクドライブ1100等を介してCPU1020によって読み出されてもよい。あるいは、プログラムモジュール1093及びプログラムデータ1094は、ネットワーク(LAN、WAN等)を介して接続された他のコンピュータに記憶されてもよい。そして、プログラムモジュール1093及びプログラムデータ1094は、他のコンピュータから、ネットワークインタフェース1070を介してCPU1020によって読み出されてもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施の形態について説明したが、本実施の形態による本発明の開示の一部をなす記述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、本実施の形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施の形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれる。
10 提示装置
11 入力部
12 出力部
13 通信部
14 記憶部
15 制御部
20 通信網
30 ユーザ端末
141 参照用文書データ
142 評価点データ
151 文書種別判定部
152 単語抽出部
153 検索部
154 提示部
155 評価点更新部

Claims (5)

  1. 複数の種別の文書の作成において参照される参照用文書を記憶するとともに、前記参照用文書の有用性を示す評価点であって文書の種別ごとにそれぞれ付与される評価点を、前記参照用文書ごとに記憶する記憶部と、
    作成中の文書の種別を判定する判定部と、
    前記作成中の文書の編集中部分において使用されている単語を含む前記参照用文書を、前記記憶部から検索する検索部と、
    前記記憶部から、前記検索部が検索した参照用文書の各種別の評価点を参照し、前記作成中の文書の種別に対応した評価点が高い順に、前記検索部が検索した参照用文書を提示する提示部と、
    を有することを特徴とする提示装置。
  2. 提示した前記参照用文書のいずれかに対して評価があった場合、評価内容に応じて前記評価点を更新する評価点更新部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の提示装置。
  3. 前記評価点は、各参照用文書のインデックスに付与されることを特徴とする請求項1または2に記載の提示装置。
  4. 前記記憶部は、前記参照用文書の名称と、文書の種別にそれぞれ応じた該参照用文書の評価点とを対応付けた評価点データを記憶することを特徴とする請求項1または2に記載の提示装置。
  5. 複数の種別の文書の作成において参照用文書を提示する提示装置が実行する提示方法であって、
    前記提示装置は、前記参照用文書を記憶するとともに、前記参照用文書の有用性を示す評価点であって文書の種別ごとにそれぞれ付与される評価点を、前記参照用文書ごとに記憶する記憶部を有し、
    作成中の文書の種別を判定する判定工程と、
    前記作成中の文書の編集中部分において使用されている単語を含む前記参照用文書を、前記記憶部から検索する検索工程と、
    前記記憶部から、前記検索工程において検索した参照用文書の各種別の評価点を参照し、前記作成中の文書の種別に対応した評価点が高い順で、前記検索工程において検索した参照用文書を提示する提示工程と、
    を含んだことを特徴とする提示方法。
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