JP2018136812A - 危険回避支援装置 - Google Patents

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哲也 石谷
Tetsuya Ishitani
哲也 石谷
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Abstract

【課題】負荷を抑えつつ、危険回避のための支援性能を高めること。【解決手段】ターンスイッチ14がオフされている状態での車線逸脱に起因する危険の回避を支援するべく、ECU12によって以下の処理が実行される。まず、自車両100の走行状態がステアリングホイール16,ブレーキペダル18,ヨーレートセンサ20,車速センサ22,前カメラ24,車両周囲センサ26,GPS28の出力に基づいて検知され、検知された走行状態に基づいて事故被害が発生する可能性が予測される。予測された可能性が基準REFを上回るときは、支援動作の開始時期が早められ、かつ支援動作の強さが増大される。【選択図】図1

Description

この発明は、危険回避支援装置に関し、特に、自車両に搭載され、ターンスイッチがオフされている状態での車線逸脱に起因する危険の回避を支援する、危険回避支援装置に関する。
自車両が意図しない車線逸脱を起こすと、隣車線の他車両と自車両との間で事故が発生するおそれがある。このような事故を未然に回避する技術として、自車両が車線を逸脱しそうなときに警告を発するものや、自車両が車線を逸脱しそうなときにステアリングモータおよびブレーキングアクチュエータに軌道修正トルクおよび制動力をそれぞれ掛けるものがある。前者はLDW(Lane Departure Warning)と呼ばれ、後者はLDP(Lane Departure Prevention)と呼ばれる。
また、特許文献1のように、他車両の有無の判別や他車両の挙動の把握を経て、自車両と他車両との間の相対位置や相対速度を演算し、警告を発するような技術もある。
国際公開第2016/104042号
しかし、LDWまたはLDPの作動条件は、車線逸脱によって起きる事故被害のレベルに関係なく一定であり、危険回避のための支援性能が十分とは言えない。また、特許文献1では、他車両の挙動などを把握して危険の回避を支援しているが、危険判断の制御は非常に複雑であり、危険回避を支援するための負荷が大きい。
それゆえに、この発明の主たる目的は、負荷を抑えつつ支援性能を高めることができる、危険回避支援装置を提供することである。
この発明の危険回避支援装置は、自車両に搭載され、ターンスイッチがオフされている状態での車線逸脱に起因する危険の回避を支援する危険回避支援装置であって、自車両の走行状態を検知して事故が発生する可能性を予測する予測手段、および予測手段によって予測された可能性が基準を上回るとき支援動作の開始時期を早める制御手段を備える。
この発明の危険回避支援装置は、自車両に搭載され、ターンスイッチがオフされている状態での車線逸脱に起因する危険の回避を支援する危険回避支援装置であって、自車両の走行状態を検知して事故が発生する可能性を予測する予測手段、および予測手段によって予測された可能性が基準を上回るとき支援動作の強さを増大させる制御手段を備える。
危険回避のための支援動作は、ターンスイッチがオフされている状態で自車両が車線から逸脱しようとしたときに実行される。ただし、自車両の走行状態を検知して予測した事故発生の可能性が基準を上回るときは、支援動作の開始時期が早められるか、或いは支援動作の強さが増大される。これによって、負荷を抑えつつ、危険回避のための支援性能を高めることができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
この実施例の車載システムの構成を示すブロック図である。 図1に示すECUの動作の一部を示すフロー図である。 (A)は自車両の走行状態の一例を示す図解図であり、(B)は自車両の走行状態の他の一例を示す図解図である。
図1を参照して、この実施例の車載システム10は、ECU(危険回避支援装置)12を含む。ECU12の入力側には、ターンスイッチ14,ステアリングホイール16,ブレーキペダル18,ヨーレートセンサ20,車速センサ22,前カメラ24,車両周囲センサ26,GPS28が接続される。また、ECU12の出力側には、L側ウィンカー30L,R側ウィンカー30R,ステアリングモータ32,ブレーキアクチュエータ34,ブザー36,ディスプレイ38,ハプティックデバイス40が接続される。
ターンスイッチ14およびステアリングホイール16はダッシュボードに設けられ、ブレーキペダル18は運転席の足元に設けられる。ターンスイッチ14,ステアリングホイール16およびブレーキペダル18のいずれも、ドライバによって操作される。
ターンスイッチ14がL側に操作されると、自車両100の左側に設けられたウィンカー30Lが点滅し、ターンスイッチ14がR側に操作されると、自車両100の右側に設けられたウィンカー30Rが点滅する。
ステアリングホイール16が時計回り方向に回転操作されると、ステアリングモータ32が順方向に駆動され、前タイヤが右側を向く。これに対して、ステアリングホイール16が反時計回り方向に回転操作されると、ステアリングモータ32が逆方向に駆動され、前タイヤが左側を向く。
ブレーキペダル18が踏み込まれると、ブレーキアクチュエータ34が作動する。これによって、自車両100に制動力が働く。
ヨーレートセンサ20は、自車両100の鉛直軸回りの回転角速度を検知し、車速センサ22は、自車両100の速度を検知する。前カメラ24は、自車両100の前部に設けられ、自車両100の前方の路面や障害物を捉える。
また、車両周囲センサ26は、前カメラ24とは区別され、自車両100の周囲の状況を検知する。車両周囲センサ26としては、カメラ以外にミリ波レーダーやソナーなどが想定される。GPS28は、自車両100の現在位置を検知する。これらの検知結果に基づいて、自車両100がカーブに進入しようとしているかや、自車両100がトンネル内を走行中であるかなどが判明する。
ブザー36およびディスプレイ38はダッシュボードに設けられ、音および映像を利用してドライバに警告を発する。また、ハプティックデバイス40は運転席に設けられ、振動を利用してドライバに警告を発する。
ECU12は、危険回避を支援するべく、図2に示すフロー図に従う危険回避支援処理を繰り返し実行する。なお、このフロー図に対応する制御プログラムは、メモリ12mに記憶される。
ステップS1では車線を検知したか否かを前カメラ24の出力に基づいて判別し、ステップS3ではターンスイッチ14がオフ状態(=L側およびR側のいずれにも操作されていない状態)であるか否かを判別する。ステップS1の判別結果またはステップS3の判別結果がNOであれば、今回の危険回避支援処理を終了する。これに対して、ステップS1の判別結果およびステップS3の判別結果のいずれもがYESであれば、ステップS5に進む。
ステップS5では、ステアリングホイール16の回転角度,ブレーキペダル18の踏力,ヨーレートセンサ20によって検知された回転角速度,車速センサ22によって検知された自車両100の速度に基づいて、Ta秒後の自車両100の位置を予測する。ステップS7では予測された位置が車線を逸脱する位置であるか否かを判別し、判別結果がNOであれば今回の危険回避支援処理を終了する一方、判別結果がYESであればステップS9に進む。
ステップS9では、ステアリングホイール16,ブレーキペダル18,ヨーレートセンサ20,車速センサ22,前カメラ24,車両周囲センサ26,GPS28の出力に基づいて、現時点の自車両100の走行状態を検知する。ステップS11では検知された走行状態に基づいて事故被害が発生する可能性を予測し、ステップS13では予測された可能性が基準REFに達しているか否かを判別する。
図3(A)に示すように、自車両100が他車両200と併走している状態で、自車両100がターンスイッチ14を操作することなく他車両200のレーンに向かう場合、事故被害の可能性が基準REFを上回る。また、図3(B)に示すように、自車両100が車線の外側に存在する障害物300に向かう場合も、事故被害の可能性が基準REFを上回る。
ステップS13の判別結果がNOであればそのままステップS19に進む一方、ステップS13の判別結果がYESであればステップS15およびS17の処理を経てステップS19に進む。ステップS15では、Ta秒後の時期を早めるべく、“Ta”の値を小さくする。また、ステップS17では、LDWおよびLDPの作動量を増大させる。
LDWは、ブザー36から出力される音,ディスプレイ38に表示される映像,ハプティックデバイス40から発せられる振動によってドライバに警告を発する機能である。また、LDPは、ステアリングモータ32に軌道修正トルクを掛けるとともに、ブレーキアクチュエータ34に制動力を掛ける機能である。
ステップS17では、より大きな音量をブザー36に設定し、より強調した映像をディスプレイ38に設定し、より大きな振動をハプティックデバイス40に設定する。ステップS17ではまた、より大きな軌道修正トルクをステアリングモータ32に設定し、より大きな制動力をブレーキアクチュエータ34に設定する。
ステップS19ではTa秒が経過したか否かを繰り返し判別し、判別結果がNOからYESに更新されるとステップS21でLDWおよびLDPを作動させる。今回の危険回避支援処理は、ステップS21の処理の後に終了する。
以上の説明から分かるように、ターンスイッチ14がオフされている状態での車線逸脱に起因する危険の回避を支援するべく、ECU12によって以下の処理が実行される。
まず、自車両100の走行状態がステアリングホイール16,ブレーキペダル18,ヨーレートセンサ20,車速センサ22,前カメラ24,車両周囲センサ26,GPS28の出力に基づいて検知され(S9)、検知された走行状態に基づいて事故被害が発生する可能性が予測される(S11)。予測された可能性が基準REFを上回るときは、支援動作の開始時期が早められ(S15, S19)、かつ支援動作の強さが増大される(S17)。
このように、危険回避のための支援動作は、ターンスイッチ14がオフされている状態で自車両100が車線から逸脱しようとしたときに実行される。ただし、自車両100の走行状態を検知して予測した事故発生の可能性が基準REFを上回るときは、支援動作の開始時期が早められるか、或いは支援動作の強さが増大される。これによって、負荷を抑えつつ、危険回避のための支援性能を高めることができる。
なお、この実施例では、支援動作の開始時期を早める処理および支援動作の強さを増大させる処理の両方を実行するようにしているが、いずれか一方の処理を省くようにしてもよい。
10 …車載システム
12 …ECU
14 …ターンスイッチ
16 …ステアリングホイール
18 …ブレーキペダル
20 …ヨーレートセンサ
22 …車速センサ
24 …前カメラ
26 …車両周囲センサ
28 …GPS
32 …ステアリングモータ
34 …ブレーキアクチュエータ
36 …ブザー
38 …ディスプレイ
40 …ハプティックデバイス

Claims (2)

  1. 自車両に搭載され、ターンスイッチがオフされている状態での車線逸脱に起因する危険の回避を支援する危険回避支援装置であって、
    前記自車両の走行状態を検知して事故が発生する可能性を予測する予測手段、および
    前記予測手段によって予測された可能性が基準を上回るとき支援動作の開始時期を早める制御手段を備える、危険回避支援装置。
  2. 自車両に搭載され、ターンスイッチがオフされている状態での車線逸脱に起因する危険の回避を支援する危険回避支援装置であって、
    前記自車両の走行状態を検知して事故が発生する可能性を予測する予測手段、および
    前記予測手段によって予測された可能性が基準を上回るとき支援動作の強さを増大させる制御手段を備える、危険回避支援装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003025937A (ja) * 2001-07-13 2003-01-29 Nissan Motor Co Ltd 車線逸脱警報装置
JP2004136787A (ja) * 2002-10-17 2004-05-13 Toyota Motor Corp 車両用制御装置
JP2008117054A (ja) * 2006-11-01 2008-05-22 Mitsubishi Electric Corp 車線逸脱警報発生方法及び車線逸脱警報装置

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