JP2018135758A - 油圧ショベルの掘削制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】所望の設計面データを簡便に取得可能な油圧ショベルの掘削制御システムを提供する。
【解決手段】掘削制御システム200は、設計地形データDgとバケット位置データDpとに基づいて、バケット8に最も近い第1設計面S1を示す第1設計面データDS1と、第1設計面S1に連なる第2乃至第5設計面S2〜S5を示す第2乃至第5設計面データDS2〜DS5とを生成し、第1乃至第5設計面データDS1〜DS5に基づいて、第1乃至第5設計面S1〜S5の形状を示す形状データDfを生成する設計面データ生成部284を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、作業機を備える建設機械における油圧ショベルの掘削制御システムに関する。
従来、バケットを含むフロント装置を備える建設機械において、掘削対象の目標形状を示す境界面に沿ってバケットを移動させるための掘削領域制限制御が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、事務所側コンピュータから送信される寸法及び勾配データに基づいて、油圧ショベル側コンピュータにおいて設計面データを算出する手法も知られている(特許文献2参照)。
国際公開WO95/30059号 特開2006−265954号公報
しかしながら、特許文献2では、油圧ショベルのバケットが掘削可能な範囲に位置するか否かに関わらず、建設機械側コンピュータは設計面データを算出するため、建設機械側コンピュータにおける処理負荷が大きく、かつ、算出した設計面データを用いずに破棄しなければならない場合もある。
本発明は、上述の状況に鑑みてなされたものであり、所望の設計面データを簡便に取得可能な油圧ショベルの掘削制御システムを提供することを目的とする。
第1の態様に係る油圧ショベルの掘削制御システムは、車両本体に対して揺動可能に取り付けられたブームと、前記ブームの先端部に揺動可能に取り付けられるアームと、前記アームの先端部に揺動可能に取り付けられるバケットと、を有する作業機と、掘削対象の目標形状を示す設計地形データを格納する設計地形データ格納部と、前記バケットの現在位置を示すバケット位置データを生成するバケット位置データ生成部と、前記設計地形データと前記バケット位置データとに基づいて、前記バケット上の規定された位置に応じた主設計面を示す主設計面データと、前記主設計面に連なる複数の従設計面を示す従設計面データとを生成し、前記主設計面及び前記複数の従設計面の形状を示す形状データを生成する設計面データ生成部と、前記形状データと前記バケット位置データとに基づいて、前記前記主設計面及び前記複数の従設計面に対する前記バケットの位置を自動調整する掘削制限制御部と、を備える。
第1の態様に係る油圧ショベルの掘削制御システムによれば、主設計面がバケットの位置を基準として設定されるので、掘削作業に必要とされる所望の設計面データを簡便に取得することができる。従って、設計面データの生成にかかる処理負荷を低減できるとともに、掘削作業に必要とされない設計面データを生成してしまうことを抑制できる。また、油圧ショベルが主設計面を掘削した土の排土を行う際、オペレータの意図しない方向にバケットが駆動されることを抑制することができる。
第2の態様に係る油圧ショベルの掘削制御シス/タを随時更新し、前記設計面データ生成部は、前記バケット位置データ生成部による前記バケット位置データの更新に応じて、前記主設計面データ、前記従設計面データ及び前記形状データを更新する。
第2の態様に係る油圧ショベルの掘削制御システムによれば、例えば、第1設計面から第2設計面の掘削へと移行したときに、速やかに第2設計面が第1設計面に更新され、かつ、第3設計面に連なる他の設計面が新たに設定される。そのため、バケットが意図しない方向に駆動されることをより確実に抑制することができる。
第3の態様に係る油圧ショベルの掘削制御システムは、第1又は第2の態様に係り、前記設計面データ生成部は、前記主設計面の前記車両本体側に順次連なるように前記2つの設計面を設定し、前記主設計面の前記車両本体と反対側に順次連なるように2つの設計面を設定する。
第3の態様に係る油圧ショベルの掘削制御システムによれば、第1設計面の両側に2つの設計面が設定されるので、溝から掘削した土を溝の手前側又は溝の奥側に排土する際、バケットが意図しない方向に駆動されることを抑制することができる。具体的には、第1設計面が溝の底面で、第1設計面の両側の2つの設計面が溝の両壁面であり、かつ、作業機の可動範囲内に位置している場合、掘削した土を溝の手前側及び溝の奥側いずれに排土するかはオペレータによってその都度決められる。そこで、予め第1設計面の両側に2つの設計面を設定しておくことによって、溝の手前側及び溝の奥側のいずれに排土される場合にも対応することができる。
本発明によれば、所望の設計面データを簡便に取得可能な油圧ショベルの掘削制御システムを提供することができる。
油圧ショベルの斜視図である。 (a)は油圧ショベル100の側面図であり、(b)は油圧ショベル100の背面図である。 油圧ショベルの掘削制御システムの機能構成を示すブロック図である。 表示コントローラの構成を示すブロック図である。 候補面を示す模式図である。 設計面を示す模式図である。 作業機コントローラの構成を示すブロック図である。 バケットと設計面Sとの位置関係を示す模式図である。 制限速度と距離との関係を示すグラフである。 バケットの動作について説明するための模式図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。以下においては、「建設機械」の一例として油圧ショベルについて説明する。
[油圧ショベル100の全体構成]
図1は、実施形態に係る油圧ショベル100の斜視図である。油圧ショベル100は、車両本体1と、作業機2とを有する。また、油圧ショベル100には、掘削制御システム200が搭載されている。掘削制御システム200の構成および動作については後述する。
車両本体1は、旋回体3と運転室4と走行装置5とを有する。旋回体3は、走行装置5上に配置されており、上下方向に沿った旋回軸を中心として旋回可能である。旋回体3は、図示しないエンジンや油圧ポンプなどを収容している。旋回体3の後端部上には、第1GNSSアンテナ21と第2GNSSアンテナ22とが配置されている。第1GNSSアンテナ21と第2GNSSアンテナ22とは、RTK−GNSS(Real Time Kinematic - Global Navigation Satellite Systems、GNSSは全地球航法衛星システムをいう。)用のアンテナである。運転室4は、旋回体3の前部上に載置されている。運転室4内には、各種操作装置が配置される。走行装置5は一対の履帯5a,5bを有しており、一対の履帯5a,5bそれぞれの回転により油圧ショベル100は走行する。
作業機2は、旋回体3上に取り付けられている。作業機2は、ブーム6と、アーム7と、バケット8と、ブームシリンダ10と、アームシリンダ11と、バケットシリンダ12と、を有する。ブーム6の基端部は、ブームピン13を介して旋回体3の前部に揺動可能に取り付けられる。アーム7の基端部は、アームピン14を介してブーム6の先端部に揺動可能に取り付けられる。バケット8は、バケットピン15を介してアーム7の先端部に揺動可能に取り付けられる。また、ブームシリンダ10とアームシリンダ11とバケットシリンダ12とは、それぞれ作動油によって駆動される油圧シリンダである。ブームシリンダ10はブーム6を駆動する。アームシリンダ11は、アーム7を駆動する。バケットシリンダ12は、バケット8を駆動する。
ここで、図2(a)は油圧ショベル100の側面図であり、図2(b)は油圧ショベル100の背面図である。図2(a)に示すように、ブーム6の長さ、すなわち、ブームピン13からアームピン14までの長さは、L1である。アーム7の長さ、すなわち、アームピン14からバケットピン15までの長さは、L2である。バケット8の長さ、すなわち、バケットピン15からバケット8のツースの先端(以下、「バケット刃先8a」という。)までの長さは、L3である。
また、図2(a)に示すように、ブームシリンダ10とアームシリンダ11とバケットシリンダ12には、それぞれ第1〜第3ストロークセンサ16〜18が設けられている。第1ストロークセンサ16は、ブームシリンダ10のストローク長さ(以下、「ブームシリンダ長N1」という。)を検出する。後述する表示コントローラ28(図4参照)は、第1ストロークセンサ16が検出したブームシリンダ長N1から、車両本体座標系の垂直方向に対するブーム6の傾斜角θ1を算出する。第2ストロークセンサ17は、アームシリンダ11のストローク長さ(以下、「アームシリンダ長N2」という。)を検出する。表示コントローラ28は、第2ストロークセンサ17が検出したアームシリンダ長N2から、ブーム6に対するアーム7の傾斜角θ2を算出する。第3ストロークセンサ18は、バケットシリンダ12のストローク長さ(以下、「バケットシリンダ長N3」という。)を検出する。表示コントローラ28は、第3ストロークセンサ18が検出したバケットシリンダ長N3から、アーム7に対するバケット8が有するバケット刃先8aの傾斜角θ3を算出する。
車両本体1には、位置検出部19が備えられている。位置検出部19は、油圧ショベル100の現在位置を検出する。位置検出部19は、上述の第1及び第2GNSSアンテナ21,22と、グローバル座標演算器23と、IMU(Inertial Measurement Unit)24とを有する。第1及び第2GNSSアンテナ21,22は、車幅方向において互いに離間している。第1及び第2GNSSアンテナ21,22で受信されたGNSS電波に応じた信号はグローバル座標演算器23に入力される。グローバル座標演算器23は、第1及び第2GNSSアンテナ21,22の設置位置を検出する。図2(b)に示すように、IMU24は、重力方向(鉛直線)に対する車両本体1の車幅方向における傾斜角θ4と、車両本体1の前後方向における傾斜角θ5と、を検出する。グローバル座標演算器23は、油圧ショベル100の移動や旋回等に伴って第1及び第2GNSSアンテナ21,22の現在位置情報を更新する。
[掘削制御システム200の構成]
図3は、掘削制御システム200の機能構成を示すブロック図である。掘削制御システム200は、操作装置25と、作業機コントローラ26と、比例制御弁27と、表示コントローラ28(「油圧ショベルの掘削制御システム」の一例)と、表示部29と、を備える。
操作装置25は、作業機2を駆動するオペレータ操作を受け付け、オペレータ操作に応じた操作信号を出力する。具体的に、操作装置25は、ブーム操作具31と、アーム操作具32と、バケット操作具33と、を有する。ブーム操作具31は、ブーム操作レバー31aと、ブーム操作検出部31bと、を含む。ブーム操作レバー31aは、オペレータによるブーム6の操作を受け付ける。ブーム操作検出部31bは、ブーム操作レバー31aの操作に応じてブーム操作信号M1を出力する。アーム操作レバー32aは、オペレータによるアーム7の操作を受け付ける。アーム操作検出部32bは、アーム操作レバー32aの操作に応じてアーム操作信号M2を出力する。バケット操作具33は、バケット操作レバー33aと、バケット操作検出部33bと、を含む。バケット操作レバー33aは、オペレータによるバケット8の操作を受け付ける。バケット操作検出部33bは、バケット操作レバー33aの操作に応じてバケット操作信号M3を出力する。
作業機コントローラ26は、操作装置25からブーム操作信号M1、アーム操作信号M2およびバケット操作信号M3(以下、適宜「操作信号M」と総称する。)を取得する。また、作業機コントローラ26は、第1〜第3ストロークセンサ16〜18からブームシリンダ長N1、アームシリンダ長N2およびバケットシリンダ長N3を取得する。作業機コントローラ26は、これらの情報に基づいて比例制御弁27に制御信号を出力することによって、作業機2の駆動を行なう。作業機コントローラ26の機能については後述する。
比例制御弁27は、ブームシリンダ10、アームシリンダ11およびバケットシリンダ12それぞれと図示しない油圧ポンプとの間に配置される。比例制御弁27は、作業機コントローラ26からの制御信号に応じて弁の開口度を調整しながら、ブームシリンダ10、アームシリンダ11およびバケットシリンダ12それぞれに作動油を供給する。
表示コントローラ28は、第1〜第3ストロークセンサ16〜18からブームシリンダ長N1、アームシリンダ長N2およびバケットシリンダ長N3を取得する。また、表示コントローラ28は、IMU24から傾斜角θ4を取得し、グローバル座標演算器23から第1及び第2GNSSアンテナ21,22の設置位置を取得する。そして、表示コントローラ28は、これらの情報から算出されるバケット8の現在位置と掘削対象の目標形状である設計地形とに基づいて、候補面S0(図5参照)と第1乃至第5設計面S1〜S5(図6参照)を生成する。表示コントローラ28は、候補面S0を表示部29に表示させるとともに、第1乃至第5設計面S1〜S5を作業機コントローラ26に送信する。表示コントローラ28の機能については後述する。
[表示コントローラ28の構成]
図4は、表示コントローラ28の構成を示すブロック図である。図5は、候補面S0の一例を示す模式図である。図6は、第1乃至第5設計面S1〜S5の一例を示す模式図である。
表示コントローラ28は、設計地形データ格納部281と、バケット位置データ生成部282と、候補面データ生成部283と、設計面データ生成部284と、を備える。
設計地形データ格納部281は、作業エリア内における掘削対象の目標形状(以下、「設計地形」という。)を示す設計地形データDgを格納している。設計地形データDgは、候補面S0と第1乃至第5設計面S1〜S5の3次元形状を生成するために必要とされる座標データや角度データを含んでいればよい。
バケット位置データ生成部282は、第1〜第3ストロークセンサ16〜18からブームシリンダ長N1、アームシリンダ長N2およびバケットシリンダ長N3を取得し、IMU24から傾斜角θ4を取得し、グローバル座標演算器23から第1及び第2GNSSアンテナ21,22の設置位置を取得する。バケット位置データ生成部282は、ブームシリンダ長N1、アームシリンダ長N2およびバケットシリンダ長N3に基づいて、傾斜角θ1〜θ3を算出する。そして、バケット位置データ生成部282は、傾斜角θ1〜θ4と第1及び第2GNSSアンテナ21,22の設置位置とに基づいて、バケット8の現在位置を示すバケット位置データDpを生成する。バケット位置データ生成部282は、生成したバケット位置データDpを作業機コントローラ26に送信する。また、バケット位置データ生成部282は、グローバル座標演算器23による第1及び第2GNSSアンテナ21,22の現在位置情報の更新に応じて、バケット位置データDpを随時更新する。
候補面データ生成部283は、設計地形データ格納部281に格納された設計地形データDgと、バケット位置データ生成部282によって生成されたバケット位置データDpとを取得する。候補面データ生成部283は、設計地形データDg及びバケット位置データDpに基づいて、設計地形のうちバケット刃先8a近傍のエリアを示すバケット近傍設計地形を取得する。次に、候補面データ生成部283は、バケット近傍設計地形と作業機2の動作平面との交線を設計面の候補となる候補面S0に決定し、候補面S0を示す候補面データDS0を生成する。候補面データ生成部283は、候補面データDS0を表示部29に送信して、オペレータに対して候補面S0を表示させる。また、候補面データ生成部283は、候補面データDS0を設計面データ生成部284に送信する。候補面データ生成部283は、バケット位置データ生成部282によるバケット位置データDpの更新に応じて、候補面データDS0を随時更新する。
設計面データ生成部284は、バケット位置データ生成部282によって生成されたバケット位置データDpと、候補面データ生成部283によって生成された候補面データDS0とを取得する。設計面データ生成部284は、図6に示すように、バケット位置データDpと候補面データDS0とに基づいて、候補面S0のうちバケット8が最も近い面を第1設計面S1として決定し、第1設計面S1を示す第1設計面データDS1を生成する。また、設計面データ生成部284は、第1設計面S1に連なる第2乃至第5設計面S2〜S5を示す第2乃至第5設計面データDS2〜DS5を生成する。設計面データ生成部284は、第1設計面S1の一方側の端部(例えば、車両本体1側)に接続する第2設計面S2と、第2設計面S2に更に接続する第3設計面S3とを設定し、第1設計面S1の他方側の端部(例えば、車両本体1と反対側)に接続する第4設計面S4と、第4設計面S4に更に接続する第5設計面S5とを設定する。
なお、本実施形態において、第1設計面S1は主設計面の一例であり、第2乃至第5設計面S2〜S5は、複数の従設計面の一例である。また、第1設計面S1を示す第1設計面データDS1は、主設計面データの一例であり、第2乃至第5設計面S2〜S5を示す第2乃至第5設計面データDS2〜DS5は、従設計面データの一例である。
また、設計面データ生成部284は、生成した第1乃至第5設計面データDS1〜DS5に基づいて、第1乃至第5設計面S1〜S5の形状を示す形状データDfを生成する。
図6に示すように、第1設計面データDS1には、座標データP1と座標データP2と角度データθ1とが含まれており、これらによって第1設計面S1が規定される。座標データP1及び座標データP2によって第1設計面S1の寸法が規定され、角度データθ1によって第1設計面S1の水平線に対する勾配が規定される。
また、第2設計面データDS2には、座標データP3と角度データθ2とが含まれており、これらによって第2設計面S2が規定される。座標データP1及び座標データP3によって第2設計面S2の寸法が規定され、角度データθ2によって第2設計面S2の水平線に対する勾配が規定される。
また、第3設計面データDS3には、角度データθ3(図6の例では、θ3=0°)が含まれており、これによって第3設計面S3が規定される。角度データθ3によって、座標データP3を起点とする第3設計面S3の水平線に対する勾配が規定されている。なお、第3設計面S3の寸法は規定されていなくてもよい。
また、第3設計面データDS4には、座標データP4と角度データθ4とが含まれており、これらによって第4設計面S4が規定される。座標データP4及び座標データP2によって第4設計面S4の寸法が規定され、角度データθ4によって第4設計面S4の水平線に対する勾配が規定される。
また、第5設計面データDS5には、角度データθ5が含まれており、これによって第5設計面S5が規定される。角度データθ5によって、座標データP4を起点とする第5設計面S5の水平線に対する勾配が規定されている。なお、第5設計面S5の寸法は規定されていなくてもよい。
設計面データ生成部284は、以上のように生成した第1乃至第5設計面S1〜S5を示す形状データDfを作業機コントローラ26に送信する。また、設計面データ生成部284は、バケット位置データ生成部282によるバケット位置データDpの更新、或いは、候補面データ生成部283による候補面データDS0の更新に応じて、第1乃至第5設計面データDS1〜DS5及び形状データDfを更新する。
[作業機コントローラ26の構成]
図7は、作業機コントローラ26の構成を示すブロック図である。図8は、バケット8と設計面S(第1乃至第5設計面S1〜S5を含む)との位置関係を示す模式図である。
作業機コントローラ26は、図7に示すように、相対距離取得部261と、制限速度決定部262と、相対速度取得部263と、掘削制限制御部264と、を備える。
相対距離取得部261は、バケット位置データ生成部282からバケット位置データDpを取得し、設計面データ生成部284から第1乃至第5設計面S1〜S5の形状データDfを取得する。相対距離取得部261は、バケット位置データDpと形状データDfとに基づいて、第1設計面S1に対する垂直方向におけるバケット刃先8aとの距離dを取得する。相対距離取得部261は、距離dを制限速度決定部262に出力する。なお、図8に示す例において、距離dは、掘削制限制御介入ラインCまでのライン距離hよりも小さく、バケット刃先8aは掘削制限制御介入ラインCの内側に侵入している。
制限速度決定部262は、距離dに応じた制限速度Vを取得する。制限速度決定部262は、距離dとライン距離hを比較して、バケット刃先8aが掘削制限制御介入ラインCを超えたと判定した場合には、バケット刃先8aの設計面Sに対する相対速度Q1の制限速度Vを取得する。ここで、図9は、相対速度Q1の制限速度Vと距離dとの関係を示すグラフである。図9に示すように、制限速度Vは、距離dがライン距離h以上で最大となり、距離dがライン距離hより小さくなるほど遅くなる。そして、距離dが“0”であるときに制限速度Vも“0”となる。制限速度決定部262は、制限速度Vを掘削制限制御部264に出力する。
相対速度取得部263は、操作装置25から取得する操作信号Mに基づいて、バケット刃先8aの速度Qを算出する。また、相対速度取得部263は、速度Qに基づいて、バケット刃先8aの設計面Sに対する相対速度Q1(図8参照)を取得する。相対速度取得部263は、相対速度Q1を掘削制限制御部264に出力する。図8に示す例において、相対速度Q1は、制限速度Vよりも大きい。
掘削制限制御部264は、バケット刃先8aの設計面Sに対する相対速度Q1が制限速度Vを超えているか否かを判定する。掘削制限制御部264は、相対速度Q1が制限速度Vを超えていると判定した場合、相対速度Q1を制限速度Vに抑えることによって、設計面Sに対するバケット刃先8aの位置を自動調整するための掘削制限制御を実行する。一方で、掘削制限制御部264は、相対速度Q1が制限速度Vを超えていないと判定した場合、比例制御弁27への出力を補正せずにそのまま比例制御弁27に出力することによって、オペレータの意図通りに作業機2を駆動させる。
[作用及び効果]
(1)本実施形態に係る掘削制御システム200は、バケット位置データDpと候補面データDS0とに基づいて、バケット8に最も近い第1設計面S1を示す第1設計面データDS1と、第1設計面S1に連なる第2乃至第5設計面S2〜S5を示す第2乃至第5設計面データDS2〜DS5とを生成し、第1乃至第5設計面データDS1〜DS5に基づいて、第1乃至第5設計面S1〜S5の形状を示す形状データDfを生成する。
このように、第1設計面S1がバケット8の位置を基準として設定されるので、掘削作業に必要とされる所望の設計面データD(第1乃至第5設計面データDS1〜DS5を含む)を簡便に取得することができる。従って、設計面データDの生成にかかる処理負荷を低減できるとともに、掘削作業に必要とされない設計面データDを生成してしまうことを抑制できる。
また、図6に示すように、第1設計面S1を基準として第2乃至第5設計面S2〜S5が設定されているので、例えば第1設計面S1を基準として第2及び第4設計面S2,S4のみが設定される場合に比べて、バケット8が意図しない方向に駆動されることを抑制できる。具体的には、第2及び第4設計面S2,S4のみが設定されている場合に、第1設計面S1から第2設計面S2の掘削へと移行したときに、第2設計面S2の掘削が完了するまでに第3設計面S3のデータを取得できなければ、作業機コントローラ26は第2設計面S2が延長されていると認識し、バケット8は、図10に示すように第2設計面S2に沿った動作のまま上方に向かって駆動されてしまう。そして、第3設計面S3のデータが取得された時点で、バケット8は第3設計面S3への誘導されるため、目標形状に従った掘削を実行できないおそれがある。一方で、本実施形態では、第1設計面S1を基準とする第2乃至第5設計面S2〜S5が設定されているので、第1設計面S1から第2設計面S2の掘削へと移行したときには既に第3設計面S3が設定されているので、バケット8を第2設計面S2から第3設計面S3へと確実に誘導することができる。
(2)設計面データ生成部284は、バケット位置データ生成部282がバケット位置データDpを更新するのに応じて、第1乃至第5設計面データDS1〜DS5及び形状データDfを更新する。
従って、例えば、第1設計面S1から第2設計面S2の掘削へと移行したときに、速やかに第2設計面S2が第1設計面S1に更新され、かつ、第3設計面S3に連なる他の設計面が新たに設定される。そのため、バケット8が意図しない方向に駆動されることをより確実に抑制することができる。
(3)設計面データ生成部284は、第2及び第3設計面S1,S2を第1設計面S1の一方側(例えば、車両本体1側)に順次連なるように設定し、第4及び第5設計面S4,S5を第1設計面S1の他方側(例えば、車両本体1と反対側)に順次連なるように設定する。
このように、第1設計面S1の両側に2つの設計面が設定されるので、溝から掘削した土を溝の手前側又は溝の奥側に排土する際、バケット8が意図しない方向に駆動されることを抑制することができる。具体的には、第1設計面S1が溝の底面で、第1設計面S1の両側の2つの設計面S2,S4が溝の両壁面であり、かつ、作業機2の可動範囲内に位置している場合、掘削した土を溝の手前側及び溝の奥側いずれに排土するかはオペレータによってその都度決められる。そこで、予め第1設計面S1の両側に2つの設計面を設定しておくことによって、溝の手前側及び溝の奥側のいずれに排土される場合にも対応することができる。
[その他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)上記実施形態において、表示コントローラ28は、第1乃至第5設計面データDS1〜DS5に基づいて、第1乃至第5設計面S1〜S5の形状を示す形状データDfを生成することとしたが、これに限られるものではない。表示コントローラ28は、6つ以上の設計面データDに基づいて、6つ以上の設計面Sの形状を示す形状データDfを生成してもよい。
一方で、設計地形データDgによって示されるエリアが狭い場合には、4つ以下の設計面のみが設定される場合もある。このような場合、表示コントローラ28は、4つ以下の設計面データDに基づいて、4つ以下の設計面Sの形状を示す形状データDfを生成してもよい。
(B)上記実施形態において、表示コントローラ28は、第1設計面S1の一方側に第2及び第3設計面S1,S2が順次連なるように設定し、第1設計面S1の他方側に第4及び第5設計面S4,S5が順次連なるように設定することとしたが、これに限られるものではない。表示コントローラ28は、第1設計面S1の一方側に第2乃至第5設計面S2〜S5が順次連なるように設定してもよいし、第1設計面S1の一方側に第2乃至第4設計面S2〜S4が順次連なり、かつ、第1設計面S1の他方側に第5設計面S5が連なるように設定してもよい。
(C)上記実施形態では、特に触れていないが、表示コントローラ28は、バケット8の可動範囲内に含まれる設計面を示す形状データDfを生成してもよい。この場合には、バケット8による掘削作業が行われないことが明らかな設計面Sを設定するために必要とされる表示コントローラ28における処理負荷を削減することができる。
(D)上記実施形態において、作業機コントローラ26は、バケット8のうちバケット刃先8aの位置に基づいて速度制限を実行することとしたが、これに限られるものではない。作業機コントローラ26は、バケット8のうち任意の位置(例えば、バケット8の最下点)に基づいて速度制限を実行することができる。
(E)上記実施形態において、バケット刃先8aが停止する所定位置は、設計面S上に設定されることとしたが、これに限られるものではない。所定位置は、設計面Sから油圧ショベル100側に離間した任意の位置に設定されてもよい。
(F)上記実施形態では特に触れていないが、掘削制御システム200は、ブーム6の回転速度の減速のみによって相対速度Q1を制限速度Vに抑えてもよいし、ブーム6だけでなくアーム7及びバケット8の回転速度を調整することによって相対速度Q1を制限速度Vに抑えてもよい。
(G)上記実施形態において、掘削制御システム200は、操作装置25から取得する操作信号Mに基づいてバケット刃先8aの速度Qを算出することとしたが、これに限られるものではない。掘削制御システム200は、第1〜第3ストロークセンサ16〜18から取得される各シリンダ長N1〜N3の時間当たり変化量に基づいて、速度Qを算出することができる。この場合、操作信号Mに基づいて速度Qを算出する場合に比べて、より精度良く速度Qを算出することができる。
(H)上記実施形態において、図9に示すように、制限速度と垂直距離とは線形的な関係にあることとしたが、これに限られるものではない。制限速度と垂直距離との関係は適宜設定することができ、線形的でなくてもよいし、原点を通らなくてもよい。
(I)上記実施形態において、図6に示すように、第1設計面データDS1には、座標データP1と座標データP2と角度データθ1とが含まれることとしたが、第1設計面データDS1には、角度データθ1は含まれていなくてもよい。この場合においても、座標データP1と座標データP2とによって第1設計面S1を規定することが可能である。
(J)上記実施形態において、掘削制御システム200は、候補面S0のうちバケット8が最も近い面を第1設計面S1として決定したが、これに限られるものではない。第1設計面S1は、バケット8上で規定した位置に基づいて決定されればよい。従って、掘削制御システム200は、例えば、候補面S0のうちバケット8の鉛直方向下方に位置する面を第1設計面S1として決定してもよい。
1…車両本体、2…作業機、3…旋回体、4…運転室、5…走行装置、5a,5b…履帯、6…ブーム、7…アーム、8…バケット、8a…バケット刃先、10…ブームシリンダ、11…アームシリンダ、12…バケットシリンダ、13…ブームピン、14…アームピン、15…バケットピン、16…第1ストロークセンサ、17…第2ストロークセンサ、18…第3ストロークセンサ、19…位置検出部、21…第1GNSSアンテナ、22…第2GNSSアンテナ、23…グローバル座標演算器、24…IMU、25…操作装置、26…作業機コントローラ、261…相対距離取得部、262…制限速度決定部、263…相対速度取得部、264…掘削制限制御部、27…比例制御弁、28…表示コントローラ、281…設計地形データ格納部、282…バケット位置データ生成部、284…設計面データ生成部、29…表示部、31…ブーム操作具、…32アーム操作具、33…バケット操作具、100…油圧ショベル、200…掘削制御システム、S…設計面、T…斜面、U…法面、C…掘削制限制御介入ライン、h…ライン距離

Claims (2)

  1. 設計地形を示す設計地形データ、及びバケットの現在位置を示すバケット位置データを基に、前記設計地形と前記バケットの動作平面との交線を示すデータを生成し、
    前記データに含まれる複数の座標データに基づいて掘削する、
    油圧ショベルの掘削制御方法。
  2. 設計地形を示す設計地形データ、及びバケットを含む作業機を有する油圧ショベルの現在位置を基に、前記設計地形と前記作業機の動作平面との交線を示すデータを生成し、
    前記データと前記バケットの現在位置を基に決定される設計面を示す形状データに基づいて掘削する、
    油圧ショベルの掘削制御方法。
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