JP2018134499A - 骨折に際して骨片を固定する装置 - Google Patents

骨折に際して骨片を固定する装置 Download PDF

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Abstract

【課題】骨折に際して骨片を固定する装置において、留め付けプレートの固定手段の角度位置の変動を防いで、適正な位置を保持する装置を提供する。
【解決手段】装置は少なくとも2個の骨釘1からなる固定手段と留め付けプレート17を備える。前記留め付けプレートはネジ穴を有する。前記骨釘はスリーブ5とそのスリーブ内で変位可能なピンを備える。前記ピンの前方部分は骨釘を内骨片3内に固定するための第1の固定部を定義し、前記スリーブの後端部分18は前記骨釘を前記留め付けプレートに係止するための第2の固定部を定義する。前記スリーブの中央部分32に沿って外骨片2が内骨片に向かって内側方向に摺動することができる。留め付けプレート内の各ネジ穴のネジ山は、ネジ切りされたスリーブの後端部分を前記ネジ穴内にねじ込んだ後にスリーブ内のピンのための側部開口が内骨片内で予め設定された方向を指向するように構成される。
【選択図】図1

Description

この発明は、骨折に際して骨片を固定する装置に関する。その装置は少なくとも2個の固定手段と留め付けプレートを含む。
大腿骨骨折等の骨折の後に骨折部の骨片の固定が必要となる。このことは現在例えば骨釘あるいは骨ネジ等の適宜な固定手段を使用して実施されている。
外科手術の実行後、麻酔の効果が終了すると同時かつ患者が未だベッドに収容されている際、または特に患者が起き上がって歩行を開始し足で立った際に、固定された骨片および固定手段に大きな力がかかり、特に下向きおよび上向きに回転力がかかる。
固定手段自体は前記の回転力に対してしばしば不充分に作用し、骨折部を係止するために骨片を使用する必要がある。このことが達成されずまた前記回転力によって骨片の相互間の回転が誘発される場合、結果として実質的に相互に交差する危険が生じるほどまで固定手段の角度位置が変動し、それによって骨折部の分離が維持されて治癒が阻害される。
骨釘の形態の固定手段がスリーブを備えるとともにそのスリーブ内で移動可能なピンが使用される場合、固定手段が内骨片内、例えば大腿骨頭部内で適正な位置に配置されるとともに適正に方向設定されていることを確認することが極めて困難になる。
従って本発明の重要な対象は、回転力を防止するかあるいは回転力に対抗しその結果固定手段が回転し得ないあるいは相互に交差し得ないような方式で装置を構成することである。
本発明の別の重要な対象は、スリーブとそのスリーブ内に移動可能に配置されたピンを備えた骨釘の形式の固定手段が内骨片内、例えば大腿骨頭部内で適正に配置ならびに方向設定されることを達成することにある。
このため、本発明によれば装置の留め付けプレートが個々の固定手段のためのネジ穴を備えるように構成される。装置の一部を形成し、それぞれがスリーブとそのスリーブ内で可動となるようにスリーブ内に配置されたピンを備えた骨釘の形式からなり、従って前記ピンの少なくとも前方部分が前記スリーブ内の少なくとも1個の側部開口を介して外方向に駆動可能となる、固定手段が提供される。ピンの前方部分は、内骨片内で骨釘を固定するためにその内骨片内に嵌合する少なくとも1本のフックの形式の第1の固定部を形成する。スリーブの後端部分はネジ切りされていて骨釘を留め付けプレートに係止するための第2の固定部を定義する。留め付けプレートは外骨片の外側にその外骨片と固定的に結合することなく配置され、従って留め付けプレートに対する外骨片の動作が可能であるとともに、骨釘の留め付けプレートに対する角度位置変化ならびに各骨釘の相互間の角度位置の変化は防止される。スリーブの中央部分はスリーブ内の側部開口と第2の固定部との間に位置するとともに外骨片を介して延在する。前記中央部分は、それに沿って二次的な圧迫の間に外骨片が留め付けプレートから離れて内側方向かつ中に骨釘が固定されている内骨片の方向に向かって摺動し得るように構成される。さらに、留め付けプレート内の各ネジ穴のネジ山は、ネジ切りされたスリーブの後端部分が接合することができるネジ穴内の面にスリーブが到達するまで前記ネジ切りされたスリーブの後端部分を前記ネジ穴内にねじ込んだ後にスリーブ内の側部開口が内骨片内の予め設定された方向を指向するように構成される。
骨釘の形式の固定手段を内骨片ならびに留め付けプレートに固定し、他方外骨片は内骨片の方向に向かって移動させそれによって骨釘によって誘導することが可能になることの結果、骨片が固定されたまま維持されるが骨片の(二次的な)圧迫は決して許容せず、従って装置と骨片が前述した回転力を吸収して制御することが可能になり、そのため再変位が発生せず内部から外側に向かって骨が治癒することが可能になる。外骨片が内骨片の方向に移動する二次的な圧迫によって骨折および/または骨折部における骨質の壊死による骨片間の可能性のある多くのスペースを消去することができ、さもなければそれらのスペースが骨釘の疲労破壊あるいは骨の破損につながり得る。骨釘の第1の固定部を適正に配置および指向させることによる内骨片内の骨釘の固定と留め付けプレートへの骨釘の係止によって、さらに前述した種類の骨釘の脱落のリスクを低減することもできる。
本発明のその他の対象および利点は、添付図面および以下に記述する本発明に係る装置の好適な実施例の詳細な説明を考査すれば当業者において明らかであろう。
大腿骨頸部の骨折と本発明に係る装置を含めて大腿骨上部を概略的に示した長手方向断面図であり、装置のうち留め付けプレートと2個の固定手段が図示されている。 大腿骨頭部と固定手段の前方部分を概略的に示した長手方向断面図である。 留め付けプレートの変更例を極めて概略的に示した正面図である。 留め付けプレートの別の変更例を極めて概略的に示した正面図である。
図1には、大腿骨頸部骨折を含んだ大腿骨上部が骨折部4の両側の外骨片2と内骨片3と共に示されている。しかしながら、骨片を固定すべきである骨折の種類は多様であり得ることが理解されよう。この方式においては骨片2,3を固定するための実質的に平行な2本の骨釘1として図示されている骨釘の形式の固定手段のための本発明に係る装置の一部をなす留め付けプレート17が、外骨片2の外側に配置される。留め付けプレート17は外骨片2がそれに対して変位することを許容するように構成され、すなわちこの留め付けプレートが外骨片2に対して固定的に結合されることはなく、また他のいずれかの方式によって骨片2,3の(二次的な)圧迫に際して外骨片と共に移動するように構成されることもない。留め付けプレート17はネジ穴19を備えるよう構成される。ネジ穴19の数は骨釘1の数に相当し、例えば図1に図示されているように少なくとも2個とするか、図3および図4のように3個とするか、または必要に応じて4個以上とすることもできる。しかしながら、図3および図4に示された留め付けプレート17の実施形態はプレートの外郭の変更例を示すための極めて概略的なものであることが理解されよう。留め付けプレート17の厚みはネジ穴19を形成し得るために充分なものとする必要がある。
図1には実質的に平行な2本の骨釘1の形式の固定手段が図示されているが、この固定手段の数は変更可能である。各骨釘1は長手方向スペース6を有する円筒形スリーブ5を備えていてそのスペースがピン7を挿入するために後方で開口しており、さらにそのピンは少なくとも後方が円筒形であることが好適であるとともに前記スリーブの内径に少なくとも部分的に適合するような外径を有する。ピン7はスリーブ5の長手方向において可動であるとともに、後方部分8とその後方部分から前方に向かって延在する少なくとも1つの前方部分9を有している。前方部分9はその前端上に湾曲先端部11を有する。
スリーブ5の前方部分は少なくとも1個の開口13をスリーブの側部上に備える。ピン7の前方部分9は、スリーブに対してピンを前方に駆動することによって側部開口13を介してスリーブ5から外方に駆動することができる。このスリーブ5に対するピン7の前方への駆動は適宜な種類の駆動器具(図示されていない)を使用して実行することができる。
スリーブ5のスペースは前方においてスリーブのスペース6を介して長手方向に延在し従って骨釘の長手軸を形成する中央線CLに対して斜め前方/後方に指向した少なくとも1つのガイド面15上で終止する。
ピン7がスリーブ5内に挿入された待機状態(図示されていない)において、ピンの先端部11がガイド面15に接合するか近接して配置される。
大腿骨頸部骨折の固定法は、X線走査下および例えば約2.5mmの内径を有するガイドスリーブによる誘導を用い、外骨片2を介して内骨片3内に例えば約2.4mmの直径を有するガイドワイヤをドリルによって挿入することから開始することができる。前記のガイドワイヤは骨釘のスリーブ5のための穴を骨片2,3内に穿設するためのドリルを誘導するように形成される。ガイドワイヤのためのガイドスリーブは好適には留め付けプレートを介して延在するネジ穴19のうちの1つの中に緊密にねじ込むことによって留め付けプレート17内に取り付けられ、そのため雄ネジ切りされた前端部分を有する。前記雄ネジ切りされた前端部分は当然留め付けプレート17内のネジ穴19の直径に相当する外径を有し、好適には約9ないし10mmとされる。
ガイドワイヤのためのガイドスリーブを除去した後、例えば約6.5mmの内径と第1のガイドスリーブと同じ外径の雄ネジ切りされた前方部分を有する第2のガイドスリーブを留め付けプレート17内のネジ穴19内に取り付け、すなわちねじ込むことができる。このガイドスリーブは、骨片2,3内に骨釘1のスリーブのための穴を穿設するためにドリルを誘導するよう構成され、そのドリルがそれを介して延在するワイヤガイドのためのダクトを有する。第2のガイドスリーブが留め付けプレート17内に取り付けられると、そのガイドスリーブの後部からそのスリーブを介して骨片2,3の方向にゲージロッドを挿入することができる。前記のゲージロッドは、どの程度穿設を進めるべきかあるいは最適な機能のために骨釘1をどのくらい長くすべきかを示すために周知の方式によって使用することができる。
ここで、骨釘1のスリーブ5のための穴を穿設することができる。すなわち、ガイドスリーブを介して外骨片2の方向に前記ダクトを備えたドリルを誘導することができ、適宜な駆動装置を使用して骨釘1のスリーブ5のための穴の穿設を開始することができる。前記ドリルは、好適には約6.5mmでガイドスリーブ内に精密に嵌合する外径を有することができる。ドリルはガイドスリーブにより外骨片2に向かって正確な位置に誘導され、その後ガイドワイヤによって外骨片2を介し骨折部4を通過して内骨片3内に誘導される。骨釘1のスリーブ5のための穴が適正な長さであるかどうかを監視することは、ドリルまたは駆動装置が適宜なマーキングを備えている例えばガイドスリーブの後端において実施される。
留め付けプレート17の所要の側方の調節を行った後、そのプレートを介して延在する第2のネジ穴19内に別の第2のガイドスリーブを適用することができる。それに代えて、まずガイドワイヤのためのガイドスリーブを取り付け、前述と同様の処理を前述と同様の部品を用いて実施することもできる。最初から所要の種類のガイドスリーブを留め付けプレート17内の個々のネジ穴19に適用することができ、それによってガイドワイヤおよび個々のドリルを適正に制御するためのより良好な把持具合を有効に外科医に提供する。ガイドスリーブはガイドワイヤのためのダクトを備えていないが円錐形の先端部を有するドリルを誘導するように構成することができる。このソリッド型ドリルは、駆動装置を使用して骨釘1のスリーブ5のための適宜な位置に駆動することができる。ドリルまたは駆動装置が適宜なマーキングを備えているガイドスリーブの後部において適正な長さを有効に確認することができる。ドリルおよびそれのためのガイドスリーブが除去されると、骨釘1のスリーブ5のための穴が骨片2,3内に残される。
図示された形態において、個々の骨釘1のための穴が外骨片2を介し大腿骨頸部骨折4上で内骨片3内に穿設され骨釘が穴内に挿入されると、ピン7がスリーブ5から外方に駆動される。ピン7をスリーブ5に対して前方に駆動する間にガイド面15が側部開口13を介してピンの前方部分9を外方に誘導し、前記前方部分は内骨片3内に嵌合するフックを形成する(図2参照)。
このフック9は骨釘1の第1の固定部として呼称することができる。
スリーブの後端部分18は、留め付けプレート7内のネジ穴19内に係合するネジを有するように構成される。このネジ切りされたスリーブ5の後端部分18は骨釘1の第2の固定部として呼称することができる。
スリーブ5のネジ切りされた後端部分18がネジ穴内においてそのネジ切りされた後端部分が接合し得る面に到達するまでそのネジ切りされた後端部分をネジ穴内にねじ込んだ後にスリーブ内の側部開口13が内骨片3内において予め設定された方向を指向するように、留め付けプレート17内の各ネジ穴19のネジ山が構成される。内骨片3内の密度はその中心において最大になるため、駆動後にピン7の前方部分9が内骨片の中心部分に嵌合するような方式、すなわちスリーブのネジ切りされた後端部分がネジ穴内においてそのネジ切りされた後端部分が接合し得る面に到達するまでそのネジ切りされた後端部分をネジ穴9内にねじ込んだ後にスリーブ6内の側部開口13が内骨片の中心部に面するように前記スリーブ内の側部開口を指向させるような方式で個々の骨釘1を適用することが好適である。このことはそれを可能にするように留め付けプレート17内の各ネジ穴19のネジ山を形成することにより達成され、すなわち例えばスリーブ5のネジ切りされた後端部分18が前記ネジ穴のネジ山と噛合する際に前記ネジ切りされた後端部分が前記ネジ穴の底部に到達していれば側部開口13が内骨片の中心部に面するようにその側部開口を指向させるようなネジ穴19内の点で前記ネジ穴のネジ山が開始するようにそのネジ穴のネジ山を形成することにより達成される。各骨釘1内のピン7の前方部分9が内骨片3の中心に向かって指向するという事実は、その方式によって骨釘が内骨片内においてより良好な把持力を有することだけでなく骨釘の回転およびその他の動作のリスクにも対抗することを意味する。
従って、本発明に係る装置によれば、骨釘が留め付けプレートに対して角度位置を変更することと各骨釘が相互に交差するような方式で互いに対する角度位置を変更することを防止するような留め付けプレート17と骨釘の間の好適な結合が提供される。すなわち、骨釘1による骨片2,3の最適な固定が得られる。
しかしながら、骨釘1はさらにその平滑な中央部分32の結果として骨片2,3が圧接されることも可能にし、すなわち外骨片2が留め付けプレート17を離れて内側方向の内骨片3に向かって摺動することができ、その内骨片内には前記骨釘が緊密に固定されている。そのような場合、留め付けプレート17は骨釘1に対して係止されることによって外骨片2に対する接合から離れて動作し、言い換えると留め付けプレートが外骨片に対する結合を解除して留め付けプレートと外骨片の間に中間スペースが形成されることもあり得るがその際結合強度に対する影響もいずれかの機能低下も伴わない。
図3および図4には、留め付けプレート17の代替的な構成形態が示されている。ネジ穴19は三角形状に配置されており、すなわち留め付けプレート17上に仮想の三角形を形成するような角度を定義する点に各ネジ穴19が配置される。骨釘のスリーブ5のネジ切りされた後端部分18がネジ穴19内に安定的かつ有効に嵌合するために充分な長さを提供するために、留め付けプレート17は図示よりも幾らか厚くする必要があり、また前記穴が前記ネジ切りされた後端部分が接合することができる面を備える必要がある。この接合面は、スリーブ5のネジ切りされた後端部分18を除いて骨釘1全体の挿通を可能にするものである、例えば各ネジ穴19内に周回フランジまたは前記穴内のその他の任意の拘束部として形成することができる。
図示された全ての構成方式において、骨釘のための各ネジ穴19は実質的に互いに平行に延在し、従って各骨釘1も同様に互いに平行に延在する。各骨釘の平行な延在が特に骨片の二次的な圧迫に対して特に骨釘1(の中央部分32)に沿った外骨片2の摺動を可能にする。
本発明に係る留め付けプレート17は大腿骨頸部骨折に対して使用されるのみではなく、例えば上腕骨骨折に対しても使用することができる。
骨折に際しての骨片の固定処置の間に各骨釘1が骨片2,3に対してならびに各骨釘相互に対して予め設定された位置を正確に保持することが重要であるため、本発明に係る装置が骨片内において骨釘のための穴を穿設するためのドリルを誘導するためのガイドスリーブを適用するか、および/または骨釘のためのものと同じ留め付けプレート17内の穴19内で前記ドリルのためのガイドワイヤを誘導するためのガイドスリーブを適用することを可能することも好適である。このことは、手術スタッフが手術を実施するために不要に多数の異なったアイテムを数えることがもはや不要となることを意味し、手術時間が短縮されるとともに患者へのリスクおよび障害が軽減される。
当業者においては、本発明に係る装置は本発明の概念および対象から逸脱することなく添付の請求項の範囲内において種々の設計変更をなし得ることが明らかであろう。すなわち、前述したように留め付けプレート17をガイドワイヤのためのガイドスリーブのために使用しその後ドリルのためのガイドスリーブのために使用するか、または例えば最初からドリルのためのガイドスリーブのために使用することができる。留め付けプレート17をガイドワイヤのためのガイドスリーブのために使用し、続いてドリルのための専用ガイドスリーブを伴わずにガイドワイヤのみによってドリル誘導を行うことも勿論可能である。操作装置の構成成分の材料のサイズおよび選定は必要性および要望に応じて変更することができる。

Claims (11)

  1. 少なくとも2個の固定手段と、留め付けプレートと、を備え、
    前記留め付けプレートは、固定手段それぞれに対してネジ穴を有するように構成され、
    前記固定手段それぞれは、骨釘であり、
    前記骨釘は、スリーブと、前記スリーブ内に配置されるとともに前記スリーブ内で移動するように構成されるピンと、を備えており、前記ピンの少なくとも前方部分を前記スリーブ内の少なくとも1個の側部開口を介して外方に駆動でき、
    前記ピンの前方部分は、内骨片内で前記骨釘を固定するために前記内骨片内に嵌合するように構成される少なくとも1本のフックの形式の第1の固定部を形成し、
    前記スリーブの後端部分は、ネジ切りされていて、前記留め付けプレートに骨釘を係止するための第2の固定部を定義し、
    前記留め付けプレートが、当該留め付けプレートに対する外骨片の動作を可能とするように、かつ、当該留め付けプレートに対する前記骨釘の角度位置の変化及び前記骨釘の相互間の角度位置の変化を防止するように、前記外骨片と固定的に結合されることなく、前記外骨片の外側に配置されるように構成されており、
    前記スリーブの中央部分は、当該スリーブ内の側部開口と前記第2の固定部との間に位置するとともに前記外骨片を介して延在するように構成されており、
    前記中央部分は、二次的な圧迫の間に当該中央部分に沿って前記外骨片が前記留め付けプレートから離れてかつ前記骨釘が固定されている前記内骨片の方向に向かって内側に摺動できるように構成され、
    前記留め付けプレート内の前記ネジ穴それぞれのネジ山は、前記スリーブのネジ切りされた前記後端部分が前記ネジ穴内に更にねじ込まれることを妨げるように接合することができるネジ穴内の面にネジ切りされた前記後端部分が到達するまで前記スリーブのネジ切りされた前記後端部分を前記ネジ穴内にねじ込んだ後に、ネジ切りされた前記後端部分が前記ネジ穴内の前記面に接合すると、前記スリーブ内の前記側部開口すべてが前記内骨片内の中心部に面するように構成されており、
    前記スリーブ内の前記側部開口が、前記内骨片内で互いに交差する方向に面するように構成されている、
    骨折に際して骨片を固定する装置。
  2. 前記スリーブ内の前記側部開口が、前記スリーブに平行にかつ前記留め付けプレートを通るように延在する軸において互いに交差する方向に面するように構成されている、請求項1記載の装置。
  3. 前記軸が、前記スリーブそれぞれから等距離にある、請求項1記載の装置。
  4. 少なくとも2つの骨釘であって、当該骨釘それぞれが、
    ネジ切りされた後端部分と、少なくとも1つの側部開口と、前記後端部分と前記側部開口との間に延在する中央部分と、を含むスリーブと、
    少なくとも1つのフックを有し、前記スリーブ内に位置しかつ前記スリーブ内で移動するように構成されたピンであって、少なくとも1つの前記フックが、前記スリーブ内の少なくとも1つの前記側部開口を通って外方へ駆動され、当該骨釘を内骨片内に嵌合するために内骨片に係合する、ピンと、
    を有する、骨釘と、
    前記スリーブのネジ切りされた前記後端部分を受けるための少なくとも2つのネジ穴を有する留め付けプレートであって、
    当該留め付けプレートに対する移動を可能とするために外骨片と固定的に結合されることなく前記外骨片の外側に配置されるように構成された、留め付けプレートと、
    を備え、
    前記スリーブの前記後端部分は、前記留め付けプレートに対する前記外骨片の角度位置の変化及び前記骨釘間の相対移動を防止するように前記骨釘を前記留め付けプレートに係止し、
    前記留め付けプレート内の前記ネジ穴のネジ山は、ネジ切りされた前記後端部分が前記ネジ穴内の面に接合して前記後端部分を前記ネジ穴内にさらにねじ込むことを防止するまで前記スリーブの前記後端部分を前記ネジ穴内にねじ込んだ後に、前記後端部分が前記面に接合すると、前記スリーブ内の前記側部開口が互いに交差する方向に面するように、構成されており、
    前記中央部分が、二次的な圧迫の間に当該中央部分に沿って前記外骨片が前記留め付けプレートから離れてかつ前記骨釘が固定されている前記内骨片に向けて内側に摺動できるように、前記外骨片を貫通するように構成されている、
    骨折に際して骨片を固定する装置。
  5. 前記スリーブ内の前記側部開口が、前記内骨片内で互いに交差する方向に面するように構成されている、請求項4記載の装置。
  6. 前記スリーブ内の前記側部開口が、前記スリーブに平行にかつ前記留め付けプレートを通るように延在する軸で互いに交差する方向に面するように構成されている、請求項4記載の装置。
  7. 前記軸が、前記スリーブそれぞれから等距離にある、請求項6記載の装置。
  8. 前記スリーブ内の前記側部開口すべてが、前記内骨片の中心部に面するように構成されている、請求項4記載の装置。
  9. 前記スリーブ内の前記側部開口すべてが、前記内骨片の中心に沿って延在する軸に面するように構成されている、請求項8記載の装置。
  10. 前記ネジ穴内の面が、底面である、請求項1記載の装置。
  11. 前記ネジ穴内の面が、底面である、請求項4記載の装置。
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