JP2018133773A - データ処理装置及びデータ処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿に対して本処理に先立って事前読取が行われる場合に、本処理において原稿全体に対して読み取り処理を行う場合に比して、本処理における読み取り処理に要する時間を低減する。
【解決手段】紙文書に対する本処理に先立って、画像読取部48は、プレスキャン設定で紙文書に対してスキャン処理を行う。スキャン処理により得られた紙文書のページ毎の原稿属性、各ページに対応するプレスキャンページデータ、及びプレスキャン設定が関連付けられてプレスキャンDB54に格納される。ユーザから本スキャン設定の入力と共に本処理実行が指示されると、画像データ生成部62は、対応するプレスキャンページデータが本スキャン設定を満足するページについてはプレスキャンページデータを利用し、対応するプレスキャンページデータが本スキャン設定を満足しないページについては本処理により得られた本スキャンページデータを利用して画像データを生成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、データ処理装置及びデータ処理プログラムに関する。
画像処理装置を利用する利用者が、画像処理装置に処理させる紙文書(原稿)の内容を視覚的に確認できない場合がある。例えば、利用者が視覚障害者である場合などである。そのような場合、原稿間違いあるいは原稿のセット間違い(例えば表裏逆にセットしてしまう)などの問題が生じることがある。
従来、この問題を解決するために、原稿に対する画像処理(本処理)に先立って、原稿に対して読み取り処理(事前読取)を行って、得られた事前読取データから文字情報を抽出して当該文字情報を音声出力することで、原稿間違いなどを本処理の実行前に利用者に通知する技術が提案されている(例えば特許文献1)。
特開2004−70523号公報
従来、本処理に先立って事前読取を行う場合、原稿確認のための事前読取データとしては文字情報が抽出できれば足りる。したがって、事前読取処理の高速化、あるいは事前読取データの低容量化のため、事前読取のための設定としては、文字情報が抽出可能な程度に抑えられていた。そして、本処理においては、利用者により設定された本処理用の設定により改めて原稿全体に対して読取処理が行われていた。このように、従来、事前読取を終えた後に、本処理時に再度原稿全体に対して読取処理を行う必要があった。これにより、本処理が完了するまでに時間がかかってしまうという問題が生じていた。
事前読取を予め高品位(例えばカラー、高解像度)な設定で、且つ、原稿全体に対して行って、事前読取データを本処理の処理結果としてのデータとして利用することも考えられる。このようにすれば本処理において読み取り処理を行う必要がないため、本処理完了までの時間を低減し得る。しかしながら、事前読取により原稿間違いなどが発見される場合もあり(そもそもそれが事前読取を行う目的である)、また、事前読取データの全てが必ずしも本処理用の処理結果としてのデータとして利用できるとも限らない。したがって、時間がかかり、且つ、事前読取データの容量が大きくなる高品位設定での事前読取を行うことは得策ではない。
本発明の目的は、原稿に対して本処理に先立って事前読取が行われる場合に、本処理において原稿全体に対して読み取り処理を行う場合に比して、本処理における読み取り処理に要する時間を低減することにある。
請求項1に係る発明は、事前読取設定により原稿を読み取って、複数の事前読取ページデータからなる事前読取データを取得する事前読取データ取得部と、前記原稿に対する本処理に適用される本読取設定、前記事前読取設定、及び、前記事前読取データを解析して得られる前記原稿のページ毎の原稿属性に基づいて、前記原稿が有するページのうち、対応する前記事前読取ページデータが前記本読取設定を満足するページについては当該事前読取ページデータを利用し、対応する前記事前読取ページデータが前記本読取設定を満足しないページについては前記本読取設定により原稿を読み取って得られた本読取ページデータを利用して、本処理用データを生成する本処理用データ生成部と、を備えることを特徴とするデータ処理装置である。
請求項2に係る発明は、前記原稿に対する本処理の際に、前記原稿を読み取って前記本読取ページデータを取得する本読取データ取得部であって、前記原稿が有するページのうち、対応する前記事前読取ページデータが前記本読取設定を満足するページについては読み取り処理を行わずに空送りし、対応する前記事前読取ページデータが前記本読取設定を満足しないページについては読み取り処理を行って前記本読取ページデータを取得する本読取データ取得部、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置である。
請求項3に係る発明は、前記事前読取設定は、予め定められた仮事前読取設定に含まれる各設定項目に対する各設定値と、前記本読取設定に含まれる各設定項目に対する各設定値のうち、設定項目毎により高品位の設定値が選択されることで決定される、ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置である。
請求項4に係る発明は、利用者により、前記事前読取設定とは異なる内容の前記本読取設定が選択された場合に、当該利用者に対して警告を音声出力する警告出力部と、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置である。
請求項5に係る発明は、前記事前読取データから、前記原稿の内容を示す文字情報を抽出する文字情報抽出部と、前記本処理に先立って、前記文字情報を音声出力する原稿内容通知部と、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置である。
請求項6に係る発明は、コンピュータを、事前読取設定により原稿を読み取って、複数の事前読取ページデータからなる事前読取データを取得する事前読取データ取得部と、前記原稿に対する本処理に適用される本読取設定、前記事前読取設定、及び、前記事前読取データを解析して得られる前記原稿のページ毎の原稿属性に基づいて、前記原稿が有するページのうち、対応する前記事前読取ページデータが前記本読取設定を満足するページについては当該事前読取ページデータを利用し、対応する前記事前読取ページデータが前記本読取設定を満足しないページについては前記本読取設定により原稿を読み取って得られた本読取ページデータを利用して、本処理用データを生成する本処理用データ生成部と、として機能させることを特徴とするデータ処理プログラムである。
請求項1又は6に係る発明によれば、原稿に対して本処理に先立って事前読取が行われる場合に、本処理において原稿全体に対して読み取り処理を行う場合に比して、本処理における読み取り処理に要する時間を低減することができる。
請求項2に係る発明によれば、本処理にあたり、利用者からの原稿全体に対する本処理の指示に対して、自動的に、前記本読取設定を満足するページについて読み取り処理をスキップすることができる。
請求項3に係る発明によれば、事前読取設定が本読取設定に関係なく設定された場合に比して、事前読取データが本処理用データとして利用できる可能性を向上させることができる。
請求項4に係る発明によれば、警告を出力しない場合に比して、事前読取データが本処理用データとして利用される可能性を向上させることができる。
請求項5に係る発明によれば、利用者は、原稿内容通知部からの音声出力によって、原稿の内容を確認することができる。
本実施形態に係る画像処理システムの構成概略図である。 本実施形態に係る端末装置の構成概略図である。 ジョブアプリケーションのトップ画面の例を示す図である。 本実施形態に係る画像処理装置の構成概略図である。 プレスキャンDBの内容の例を示す概念図である。 本実施形態に係る画像処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。 プレスキャン設定利用選択画面の例を示す図である。 変形実施形態に係る画像処理装置の構成概略図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1に、本実施形態に係る画像処理システム10の構成概略図が示されている。画像処理システム10は、端末装置12とデータ処理装置としての画像処理装置14とを含んで構成される。端末装置12と画像処理装置14は、通信回線16を介して互いに通信可能に接続されている。通信回線16は、例えばインターネット、ローカルエリアネットワーク(LAN)、近距離無線通信などによって構成される。図1に示す例では、1つの端末装置12と1つの画像処理装置14が示されているが、画像処理システム10は、複数の端末装置12及び画像処理装置14を含んでいてよい。
端末装置12は、画像処理装置14を利用する利用者としてのユーザが使用する端末である。なお、本実施形態に係るユーザは、例えば視覚障害者などの、原稿の内容を十分に視認できない者(以下単に「視覚障害者」と記載する)である。本実施形態においては、端末装置12は、タブレット端末、スマートフォン、あるいは携帯電話などのモバイル端末であるが、端末装置12としてはPC(パーソナルコンピュータ)の据え置き型端末であってもよい。後述のように、本実施形態における端末装置12において、画像処理装置14に対して処理命令(ジョブ)の入力及び当該ジョブに関する処理設定などを行うためのジョブアプリケーションが動作可能となっている。
特に、本実施形態においては、ユーザは、ジョブアプリケーションを操作することにより、コピージョブ、スキャンジョブ、あるいはファックスジョブに対する画像処理(本処理)に先立って実行される事前読取処理(プレスキャン)を画像処理装置14に対して指示することができる。プレスキャンは、視覚障害者であるユーザが、処理しようとしている原稿が意図したものであるかを確認するために行われるものである。具体的には、プレスキャンで得られた画像データ(プレスキャンデータ)から文字情報が抽出され、抽出された文字情報が音声出力される。ユーザは、出力された音声を聴き取ることで、処理しようとしている紙文書が意図したものであるかを判断できる。
また、端末装置12と画像処理装置14との間の距離が所定距離内となり、両装置間において近距離通信が確立された場合に、端末装置12を用いて画像処理装置14に対する操作を行うことが可能となっていてもよい。
画像処理装置14は、画像処理機能を備えた装置である。例えば、画像処理装置14は、スキャン機能、プリント機能、コピー機能、及びファックス機能を備える。本実施形態においては、このうち、スキャン機能、コピー機能、及びファックス機能に注目する。スキャン機能は、アナログ形式の原稿である紙文書(フィルム文書なども含む)に対してスキャン処理(読み取り処理)を行って画像データを生成するものである。コピー機能は、スキャン処理により得られた画像データに対して、紙などの印刷媒体へのプリント処理を行うものである。また、ファックス機能は、紙文書に対してスキャン処理を行って得られた画像データをファックス送信するものである。
画像処理装置14は、ユーザにより入力されたジョブについて、当該ジョブに対して設定された処理設定に応じた処理を行う。本実施形態におけるジョブには、画像処理装置14に対する処理命令と、当該処理命令に関する設定である処理設定が含まれる。なお、本実施形態においては、ユーザは端末装置12からジョブが画像処理装置14に入力されるが、ユーザは、画像処理装置14に対して直接処理を行うことでジョブを画像処理装置14に入力するようにしてもよい。
図2には、端末装置12の構成概略図が示されている。以下、図2を参照しつつ、端末装置12の各部について説明する。
記憶部20は、ROM(Read Only Memory)あるいはRAM(Random Access Memory)などを含んで構成される。記憶部20には、端末装置12の各部を動作させるためのプログラムが記憶される。また、図2に示されるように、記憶部20には、端末装置12上で動作可能なジョブアプリケーション22が記憶(インストール)されている。ユーザは、端末装置12上においてジョブアプリケーション22を実行することで、端末装置12から画像処理装置14に対して、ジョブの入力などの指示操作を行うことができる。
表示部24は、例えば液晶パネルなどから構成される。表示部24には、端末装置12を利用するユーザに対する各種通知画面などが表示される。また、表示部24には、ジョブアプリケーション22が動作した際に、ジョブアプリケーション22の画面(ユーザインターフェース)が表示される。
入力部26は、例えばタッチパネルあるいはボタンなどから構成される。入力部26は、ユーザの指示を端末装置12に入力するためのものである。
音声出力部28は、例えばスピーカ及びスピーカの駆動回路などから構成される。音声出力部28は、視覚障害者であるユーザに対して各種情報を通知すべく、ユーザに対して各種情報を音声として出力するものである。
通信部30は、例えばネットワークアダプタなどから構成される。通信部30はいわゆる通信インターフェースであり、通信回線16を介して、画像処理装置14との間でデータの送受信を行う機能を備えている。通信部30は、無線通信機能を備えた通信インターフェースであってもよいし、有線通信機能を備えた通信インターフェースであってもよい。
制御部32は、CPU(Central Processing Unit)あるいはマイクロコントローラなどから構成される。制御部32は端末装置12の各部を制御するものである。
図3に、ジョブアプリケーションの画面の例が示されている。図3には、ジョブアプリケーションにおいてスキャン機能を選択した場合のトップ画面が示されている。当該トップ画面においては、「プレスキャン」ボタン及び「スキャン」ボタンが表示される。ジョブアプリケーションは、視覚障害者であるユーザを支援する機能を有している。例えば、ユーザが「プレスキャン」ボタンを1回タッチすると音声出力部28から「プレスキャン」の音声が出力される。これにより、ユーザは画面を十分に視認できなくとも、今タッチしているのが「プレスキャン」ボタンであると認識できる。その後、ユーザがもう一度「プレスキャン」ボタンをタッチすると、端末装置12から画像処理装置14に対してプレスキャン指示が送信される。「スキャン」ボタンについても同様であり、ユーザが「スキャン」ボタンを1回タッチすると音声出力部28から「スキャン」の音声が出力され、その後、ユーザがもう一度「スキャン」ボタンをタッチすることで、端末装置12から画像処理装置14に対してスキャンジョブが入力される。
図4には、画像処理装置14の構成概略図が示されている。以下、図4を参照しつつ、画像処理装置14の各部について説明する。
通信部40は、例えばネットワークアダプタなどから構成される。通信部40はいわゆる通信インターフェースであり、通信回線16を介して、端末装置12との間でデータの送受信を行う機能を備えている。通信部40は、無線通信機能を備えた通信インターフェースであってもよいし、有線通信機能を備えた通信インターフェースであってもよい。また、通信部40は、公衆回線にも接続可能である。したがって、画像処理装置14がファックス機能を発揮する際に通信部40が利用される。
表示部42は、例えば液晶パネルなどから構成される。表示部42は、画像処理装置14の各種操作画面あるいは各種情報が表示される。
入力部44は、例えばタッチパネルあるいはボタンなどから構成される。入力部44は、ユーザからの入力操作を受け付けるものである。
音声出力部46は、例えばスピーカ及びスピーカの駆動回路などから構成される。音声出力部46は、表示部42に表示された各種操作画面の内容あるいは各種情報の内容などを視覚障害者であるユーザに通知すべく、各種操作画面の内容あるいは各種情報などを音声として出力するものである。後述のように、音声出力部46は、警告出力部及び原稿内容通知部としても機能する。
画像読取部48は、例えば光源、あるいはCCD(Charge-Coupled Device)イメージセンサなどを含んで構成される。画像読取部48は、原稿である紙文書に対する読み取り処理(スキャン処理)を行う。したがって、画像処理装置14がスキャン機能、コピー機能、あるいはファックス機能を発揮する際に画像読取部48が利用される。画像読取部48は、画像処理装置14の原稿台(不図示)にセットされた紙文書に対してスキャン処理を行うことが可能である。紙文書が複数ページからなる場合には、原稿台から読み取り位置まで各ページが順次送られてくるため、画像読取部48は、各ページに対するスキャン処理を連続的に行うことができる。
ユーザが、コピージョブ、スキャンジョブ、あるいはファックスジョブを画像処理装置14に入力するに際して、画像処理装置14に対してプレスキャンを指示した場合、画像読取部48は、紙文書に対してプレスキャン処理を行う。本実施形態では、画像読取部48は、紙文書の全体(全ページ)に対してプレスキャン処理を実行する。プレスキャン処理により、紙文書の各ページに対応する複数のプレスキャンページデータからなるプレスキャンデータが得られる。プレスキャンページデータは事前読取ページデータに相当するものであり、プレスキャンデータは事前読取データに相当するものである。このように、画像読取部48は、事前読取データ取得部としても機能する。
プレスキャン処理は、事前読取設定としてのプレスキャン設定において行われる。本実施形態においては、プレスキャン設定の内容は、画像処理装置14の管理者あるいはユーザなどによって予め決定されているものとする。スキャン処理に関する設定に含まれる設定項目には、例えば、「解像度」、「カラーモード」、「原稿の画質」、「スキャン面指定」、「自動正立指定」、「白紙検出指定」、あるいは「傾き補正指定」などがある。本実施形態では、上記の設定項目のうち、「解像度」及び「カラーモード」に注目する。
「解像度」とは、スキャン処理により生成される画像データの画素密度を表すものであり、例えば200DPI(Dots Per Inch)、300DPI、400DPI、600DPIなどの設定値を取り得る。「カラーモード」とは、スキャン処理により生成される画像データのカラーモードを表すものである。カラーモードとして「カラー」が選択されると画像データがカラー画像となり、「白黒」が選択されると画像データが白黒となる。
本実施形態におけるプレスキャン設定に含まれる各設定項目に対する設定値は以下の通りである。設定項目「解像度」に対する設定値は、プレスキャンデータに対してOCR(Optical Character Recognition)処理(文字認識処理)が実施可能となる程度以上に設定される。本実施形態では、「300DPI」が設定される。もちろんそれ以上の解像度が設定されてもよいが、プレスキャンデータの容量を極力抑えるため、あるいはプレスキャン処理の高速化の観点から、本実施形態では、OCR処理が可能である限りにおいてできるだけ小さい解像度が設定されている。設定項目「カラーモード」に対する設定値は、プレスキャンデータの容量を抑えるため、あるいはプレスキャン処理の高速化の観点から「白黒」が設定される。
画像読取部48は、紙文書の原稿属性を紙文書に含まれるページ毎に取得する。本実施形態では、原稿属性として、ページにカラー(白黒以外の色)が含まれるか否かを示す色属性が取得される。もちろん取得される原稿属性はこれに限られず、他の属性が含まれていてもよい。画像読取部48は、プレスキャン処理にあたり、紙文書に含まれる各ページに対するスキャン処理を行うから、当該スキャン処理によって紙文書の各ページの原稿属性を取得することができる。例えば、本実施形態においては、プレスキャン設定で設定項目「カラーモード」に対して「白黒」が設定されており、プレスキャンデータとしては白黒となるものの、スキャン処理の過程において、紙文書の各ページにカラーが含まれているか否かを判定することができる。
プレスキャン処理により取得された、紙文書のページ毎の原稿属性、各プレスキャンページデータ、及びプレスキャン設定は、互いに関連付けられて、記憶部52内に構築されるプレスキャンDB54に格納される。なお、本実施形態におけるプレスキャンページデータはビットマップ形式のデータで記憶される。プレスキャンページデータとしては、その他、TIFF(Tagged Image File Format)形式、若しくは、ビットマップ形式又はTIFF形式などの非圧縮形式のデータを圧縮して圧縮形式(例えばZIP形式)として記憶されてもよい。プレスキャンページデータが圧縮形式で格納された場合は、後にプレスキャンDB54から読み出される際は、圧縮解除(解凍)された上で読み出される。
また、ユーザにより、コピージョブ、スキャンジョブ、あるいはファックスジョブの本処理実行が指示された場合には、画像読取部48は、ユーザにより指定された本処理読取設定としての本スキャン設定に基づいて、紙文書に対してスキャン処理を行って本読取ページデータとしての本スキャンページデータを取得する。つまり、画像読取部48は、本読取データ取得部としても機能する。取得された本スキャンページデータは後述の制御部56(詳しくは画像データ生成部62)に送られる。本処理時における画像読取部48の動作の詳細については後述する。
画像形成部50は、画像処理装置14にコピージョブが入力された際に、後述の画像データ生成部62が生成した画像データを紙などの印刷媒体上に再現するプリント処理を実行する印刷部などを含んで構成される。このように、画像処理装置14がコピー機能を発揮する際に画像形成部50が利用される。
記憶部52は、ハードディスク、ROM、あるいはRAMなどを含んで構成される。記憶部52には、画像処理装置14の各部を動作させるためのデータ処理プログラムが記憶される。また、図4に示される通り、記憶部52内においてプレスキャンDB54が定義される。
プレスキャンDB54には、上述の通り、画像読取部48によるプレスキャン処理により取得された、紙文書のページ毎の原稿属性、各プレスキャンページデータ、及びプレスキャン設定が互いに関連付けられて格納される。図5に、プレスキャンDB54の内容の例が示されている。図5には、10ページからなる紙文書に対してプレスキャン処理が実行された場合にプレスキャンDB54に格納される内容が示されている。
図5に示されたプレスキャンDB54においては、画像読取部48による紙文書の1ページに対するプレスキャン処理によって得られた1ページ目の原稿属性である「カラー」と、紙文書の1ページ目に対するプレスキャン処理により得られた「scan1_p1.bmp」という名前のプレスキャンページデータとが関連付けられて格納されている。以下、ページ2〜10についても同様に、各ページの原稿属性と、プレスキャンページデータが関連付けられて格納されている。また、図5の例においては、1つのジョブに対応する紙文書の各ページに対して同じプレスキャン設定が適用された例であるため、プレスキャンDB54には、各ページの原稿属性及びプレスキャンページデータに対して同じプレスキャン設定が関連付けられている。
図5に示すプレスキャンDB54からは、紙文書は、1ページ目及び10ページ目がカラーを含むページ(カラーページ)であって、2〜9ページ目がカラーを含まない白黒のページ(白黒ページ)であることが把握できる。プレスキャンDB54に格納された内容は、当該紙文書に対する本処理が完了したときに削除されてよい。
図4に戻り、制御部56は、CPUあるいはマイクロコントローラなどから構成される。制御部56は記憶部52に記憶されたデータ処理プログラムに従って、画像処理装置14の各部を制御するものである。また、図4に示されるように、制御部56は、データ解析部58、通知制御部60、及び、本処理用データ生成部としての画像データ生成部62としても機能する。
データ解析部58は、画像読取部48によるプレスキャンにより取得されたプレスキャンデータに対して解析処理を行う。具体的には、プレスキャンデータに対してOCR処理を行うものである。OCR処理は、プレスキャンデータに含まれる文字を識別して文字情報を抽出する処理である。特に、OCR処理により、紙文書の内容を示す文字情報が取得される。つまり、データ解析部58は、文字情報抽出部として機能する。OCR処理は、紙文書の内容を示す文字情報を取得することが目的であるため、データ解析部58は、プレスキャンデータ全体に対してOCR処理を行わずに、その一部に対してのみOCR処理を行うようにしてもよい。例えば、所定サイズ以上の文字のみを抽出する、紙文書のタイトル部分、各ページのヘッダー部分、あるいは各ページのフッター部分のみに対してOCR処理を行うようにしてもよい。
通知制御部60は、データ解析部58によるプレスキャンデータに対するOCR処理により抽出された文字情報をユーザに対して通知する処理を行う。具体的には、通知制御部60は、抽出された文字情報を表示部42に表示させると共に、音声出力部46から音声出力させる。これにより、ユーザに対して紙文書の内容が通知される。特に、紙文書の内容が音声出力されるから、視覚障害者であるユーザは、処理対象の紙文書が意図したものであるか否かを好適に把握することができる。
本実施形態では、データ解析部58は、紙文書の全ページに対するプレスキャンが終了した後に、プレスキャンデータに対してOCR処理を行っているが、データ解析部58は、プレスキャンによりプレスキャンページデータが生成される度に、各プレスキャンページデータに対してOCR処理を行うようにしてもよい。つまり、OCR処理及び文字情報の音声出力と、プレスキャンとが並行して行われてもよい。この場合、プレスキャンの途中で、ユーザから紙文書が意図したものであるとの情報が入力された場合は、それ以後に取得されたプレスキャンページデータに対しては、データ解析部58はOCR処理を行わないようにしてもよい。あるいは、プレスキャンの途中で、ユーザから紙文書が意図したものであるとの情報が入力された場合は、それ以降のプレスキャンは本来の意義がなくなる。したがって、その後は、プレスキャンページデータを本処理用の画像データとして利用できる可能性を高めるべく(詳細後述)、プレスキャン設定を変えてプレスキャンするようにしてもよい。例えば、プレスキャン設定を、設定項目「カラーモード」に対する設定値を「白黒」から「カラー」に変更するようにしてもよい。
画像データ生成部62は、本処理用データとしての画像データを生成する。本処理用データとは、ユーザにより入力されたジョブの処理結果そのもの、あるいはジョブの処理の対象となるデータである。具体的には、本処理用データは、画像読取部48におけるスキャン処理によって得られた画像データである。コピージョブにおいては、本処理用データとしての画像データがジョブの処理結果そのものであるし、プリントジョブにおいては、本処理用データとしての画像データが印刷対象のデータとなるし、ファックスジョブにおいては、本処理用データとしての画像データがファックス送信の対象のデータとなる。
画像データ生成部62は、画像読取部48におけるプレスキャンが終了した後、ユーザが紙文書を再度原稿台にセットし、ユーザにより本読取設定としての本スキャン設定が入力されると共に、本処理の開始が指示されたことをトリガとして画像データの生成処理を開始する。本スキャン設定にも、上述の通り、「解像度」、「カラーモード」、「原稿の画質」、「スキャン面指定」、「自動正立指定」、「白紙検出指定」、あるいは「傾き補正指定」などの設定項目が含まれる。ユーザはこれらの設定項目に対し、所望の設定値を入力することができる。本スキャン設定においても、上記の設定項目のうち、「解像度」及び「カラーモード」に注目する。
本実施形態においては、画像データ生成部62は、プレスキャンにより取得されプレスキャンDB54に格納されたプレスキャンページデータを利用して画像データを生成する。詳しくは、ユーザにより入力された本スキャン設定、プレスキャンDB54に格納されているプレスキャン設定、及び、紙文書の各ページの原稿属性に基づいて、紙文書のページのうち、対応するプレスキャンページデータが本スキャン設定を満足するページについては、プレスキャンページデータを利用し、対応するプレスキャンページデータが本スキャン設定を満足しないページについては、本スキャン設定により画像読取部48が紙原稿を改めてスキャン処理(本スキャン処理)を行って得られた本スキャンページデータを利用して画像データを生成する。
「プレスキャンページデータが本スキャン設定を満足する」とは、プレスキャンページデータが、対応するページに対して仮に本スキャン設定でスキャン処理した場合に得られるであろう処理結果(以下「仮スキャンページデータ」と記載する)以上の品位(つまり同等あるいはより高品位)を有することを意味する。本スキャン設定を満足するか否かは紙文書のページ毎に判定される。また、プレスキャンページデータが仮スキャンページデータ以上の品位であるか否かは、プレスキャン設定及び本スキャン設定に含まれる設定項目毎に比較される。本実施形態においては、設定項目「解像度」及び「カラーモード」において品位が比較される。なお、設定値のみに着目すれば、設定項目「解像度」については、設定値であるDPIがより高い方がより高品位であるといえ、設定項目「カラーモード」については、設定値「白黒」よりも「カラー」の方が高品位であるといえる。
設定項目「解像度」については、紙文書のページの原稿属性によらず、プレスキャン設定(設定項目「解像度」に対する設定値)と、本スキャン設定(設定項目「解像度」に対する設定値)との比較によって、プレスキャンページデータと仮スキャンページデータの品位の比較をすることができる。具体的には、プレスキャン設定に含まれる設定項目「解像度」に対する設定値が、本スキャン設定に含まれる設定項目「解像度」に対する設定値以上である場合にプレスキャンページデータが仮スキャンページデータ以上の品位であるといえる。
設定項目「カラーモード」については、紙文書のページの原稿属性と、プレスキャン設定(設定項目「カラーモード」に対する設定値)と、本スキャン設定(設定項目「カラーモード」に対する設定値)との比較により、プレスキャンページデータと仮スキャンページデータの品位が比較される。まず、紙文書のページのうち白黒ページについては、プレスキャン設定及び本スキャン設定に関わらず、プレスキャンデータが仮スキャンページデータと同等の品位を有しているといえる。白黒ページであれば、本スキャン設定において設定項目「カラーモード」に対して設定値「カラー」を設定しても、仮スキャンページデータは結局白黒となるからである。一方、紙文書のページのうちカラーページについては、プレスキャン設定と本スキャン設定との比較によって、プレスキャンページデータと仮スキャンページデータの品位の比較をすることができる。具体的には、プレスキャン設定及び本スキャン設定の両方が「白黒」、プレスキャン設定及び本スキャン設定の両方が「カラー」、及び、プレスキャン設定が「カラー」且つ本スキャン設定が「白黒」である場合に、プレスキャンページデータが仮スキャンページデータ以上の品位であるといえる。
上述の各設定項目(「解像度」及び「カラーモード」)の全てにおいて、プレスキャンページデータが仮スキャンページデータ以上の品位であると判定された場合に、プレスキャンページデータ全体として、仮スキャンページデータ以上の品位を有する、つまりプレスキャンページデータが本スキャン設定を満足する、と判定される。画像データ生成部62は、紙文書の各ページについて上記判定処理を行う。そして、判定処理の結果に応じて、ページ毎に、プレスキャンページデータを利用するか、本スキャンページデータを利用するかを決定する。
以下、画像データ生成部62の処理について具体例を挙げて説明する。
処理対象の紙文書は、1ページ目及び10ページ目がカラーページであって、2〜9ページ目が白黒ページであるとする。また、紙文書の全ページに対して同じプレスキャン設定、詳しくは、設定項目「解像度」に対して設定値「300DPI」、及び、設定項目「カラーモード」に対して設定値「白黒」でプレスキャンが行われたとする。つまり、プレスキャンDB54には、図5に示す内容が格納されているとする。さらに、本スキャン設定として、設定項目「解像度」に対して設定値「300DPI」、及び、設定項目「カラーモード」に対して設定値「カラー」が設定されたとする。
まず、設定項目「解像度」に注目すると、プレスキャン設定の設定項目「解像度」に対する設定値は「300DPI」であり、本スキャン設定の設定項目「解像度」に対する設定値も「300DPI」であるから、「解像度」のみについていえば、各プレスキャンページデータは本スキャン設定を満足するといえる。なお、プレスキャン設定の解像度よりも本スキャン設定の解像度が高い場合、画像データ生成部62は、それが判明した時点で画像読取部48に対して紙文書の全ページを本スキャン設定でスキャンすることを指示し、それによって得られた、紙文書の全ページに対応する各本スキャンページデータを画像データとして生成してよい。
次に、設定項目「カラーモード」に注目する。設定項目「カラーモード」については、上述のように、紙文書のページ毎の原稿属性も考慮されるから、ページ毎にプレスキャンページデータが本スキャン設定を満足するか否かが判定される。
1ページ目の原稿属性は「カラー」となっているため、画像データ生成部62は、プレスキャン設定の設定項目「カラーモード」に対する設定値と、本スキャン設定の設定項目「カラーモード」に対する設定値とを比較する。ここで、プレスキャン設定の設定項目「カラーモード」に対する設定値は「白黒」であり、本スキャン設定の設定項目「カラーモード」に対する設定値は「カラー」である。つまり、プレスキャン設定よりも本スキャン設定の方が高品位の設定となっている。したがって、画像データ生成部62は、1ページ目については、プレスキャンページデータは本スキャン設定を満足しないと判定する。画像データ生成部62は、当該判定に基づき、紙文書の1ページ目を、本スキャン設定による本スキャン処理の対象である本スキャン対象ページとして特定する。
2〜9ページ目の原稿属性は「白黒」となっているため、画像データ生成部62は、プレスキャン設定及び本スキャン設定を確認する必要なく、2〜9ページ目については、プレスキャンデータが本スキャン設定を満足すると判定できる。画像データ生成部62は、当該判定に基づき、紙文書の2〜9ページ目を、本スキャン処理の対象ではない本スキャン非対象ページとして特定する。
10ページ目の原稿属性は「カラー」となっているため、1ページ目と同様に、画像データ生成部62は、10ページ目については、プレスキャンページデータは本スキャン設定を満足しないと判定する。画像データ生成部62は、当該判定に基づき、紙文書の10ページ目を、本スキャン設定による本スキャン処理の対象である本スキャン対象ページとして特定する。
このように、画像データ生成部62により、紙文書の各ページが本スキャン対象ページと本スキャン非対象ページとに分けられる。そして、紙文書の各ページが本スキャン対象ページであるか本スキャン非対象ページであるかを示す本スキャン対象ページ情報が画像読取部48に送られる。
画像読取部48は、本スキャン対象ページ情報に基づいて、紙文書のうち、本スキャン対象ページに対して、本スキャン設定でスキャン処理を行う。一方、紙文書のうち、本スキャン非対象ページに対しては、本処理時においてはスキャン処理は行わない。本実施形態では、本処理前において紙文書の全ページが原稿台にセットされる。その上で、画像読取部48は、紙文書の全ページを読み取り位置まで順次送った上で、本スキャン対象ページに対してはスキャン処理を行うが、本スキャン非対象ページについてはスキャン処理をしないで排出する。つまり、本スキャン非対象ページについては空送りする。これにより、ユーザは、紙文書の各ページが本スキャン対象ページであるか本スキャン非対象ページであるかを意識する必要なく、紙文書の全ページを原稿台にセットした上で本処理を行う指示を入力すれば、自動的に本スキャン対象ページのみに対するスキャン処理を行うことができる。
画像データ生成部62は、本スキャン対象ページに対する本スキャン処理により得られた本スキャンページデータを取得する。一方、画像データ生成部62は、本スキャン非対象ページに対応するプレスキャンページデータをプレスキャンDB52から取得する。そして、本スキャンページデータとプレスキャンページデータが混在した画像データを生成する。
生成された画像データは、ユーザにより入力されたジョブに応じて適宜処理される。例えば、スキャンジョブであれば画像データが記憶部52に記憶され、コピージョブであれば生成された画像データに対して画像形成部50によってプリント処理が実行され、ファックスジョブであれば生成された画像データがファックス送信される。
本実施形態に係る画像処理システム10の構成概略としては以上の通りである。画像処理システム10によれば、視覚障害者が原稿の内容を確認するために得られたプレスキャンデータの少なくとも一部を利用して画像データが生成される。これにより、画像データ生成のために本スキャン処理を行わなければならないページが低減される。したがって、本処理に係る時間が低減される。さらに、本実施形態によれば、本スキャン非対象ページは、プレスキャンページデータが本スキャン設定を満足するページであるから、本実施形態により生成された画像データは、紙文書の全ページに対して本スキャン設定によりスキャン処理を行うことで得られた画像データに対して品位が低下していない。すなわち、本実施形態によれば、画像データの質を維持しつつも、本スキャン処理に要する時間を低減することができる。
以下、図6に示すフローチャートに従って、本実施形態に係る画像処理装置14の処理の流れについて説明する。
ステップS10において、ユーザが端末装置12を利用して画像処理装置14対してプレスキャン処理を指示すると、画像読取部48は、所定のプレスキャン設定にて原稿である紙文書の全ページに対してプレスキャン処理を実行する。
ステップS12において、画像読取部48は、プレスキャン処理により得られた、紙原稿のページ毎の原稿属性、プレスキャンページデータ、及びプレスキャン処理を関連付けてプレスキャンDB54に格納する。
ステップS14において、データ解析部58は、ステップS12でプレスキャンDB54に格納されたプレスキャンデータ(各プレスキャンページデータ)に対してOCR処理を実行する。これにより、プレスキャンデータから、紙文書の内容を示す文字情報が抽出される。
ステップS16において、通知制御部60は、ステップS14で抽出された文字情報を音声出力部46に音声出力させる。これにより、視覚障害者であるユーザは、紙文書の内容を把握することができる。
ステップS18において、制御部56は、ユーザによりジョブの実行がキャンセルされたか否化を判定する。ステップS16において紙文書の内容が音声通知されたユーザは、紙文書が意図したものである場合は処理を継続するが、紙文書が意図したものでない場合は、ジョブをキャンセルできる。当該キャンセル指示は、端末装置12上で動作するジョブアプリケーション22を操作することで画像処理装置14に入力できる。あるいは、ユーザは、画像処理装置14を直接操作することでジョブをキャンセルしてもよい。ユーザによりジョブがキャンセルされた場合は、画像処理装置14は、ステップS20以下の処理を行わずに処理を終了する。ジョブが継続された場合はステップS20に進む。
ステップS20において、ユーザは、紙文書を再度原稿台にセットし、画像処理装置14に本スキャン設定を入力すると共に、本スキャン処理の実行を指示する。本実施形態では、ユーザは、画像処理装置14を直接操作することによって(つまり入力部44を用いて)本スキャン設定を入力するものとする。なお、もちろん本スキャン設定は端末装置12から入力されてもよい。
図7に、本スキャン設定の入力に先立って表示部42に表示されるプレスキャン設定利用選択画面が示されている。プレスキャン設定利用選択画面においては、ユーザは、チェックボックスD1をチェックした上で「OK」ボタンをタッチすることにより、本スキャン設定としてプレスキャン設定と同一の設定を入力することができる。本実施形態においては、チェックボックスD1の初期状態はチェックが入った状態となっている。これにより、ユーザに本スキャン設定としてプレスキャン設定を利用することが促される。本スキャン設定としてプレスキャン設定が利用されれば、画像データ生成部62は、本スキャン処理を行う必要なく、既にプレスキャンDB54に格納されているプレスキャンデータを画像データとして利用できる。
ユーザによりチェックボックスD1のチェックが外されると、通知制御部60は、表示部42にスキャン処理時間に影響があることをユーザに通知するメッセージ(警告)を表示させると共に、当該メッセージを音声出力部46から音声出力させる。つまり、通知制御部60は、警告出力部としても機能する。これにより、さらにユーザに本スキャン設定としてプレスキャン設定を利用することが促される。
図6に戻り、ステップS22において、画像データ生成部62は変数nを1に初期化する。nは、紙文書のページ番号を示す変数である。
ステップS24において、画像データ生成部62は、紙文書nページ目(ここでは1ページ目)の原稿属性、プレスキャン設定、及び本スキャン設定に基づいて、nページ目に対応するプレスキャンページデータが、本スキャン設定を満足するか否かを判定する。
プレスキャンページデータが本スキャン設定を満足すると判定された場合、ステップS26において、画像データ生成部62は、紙文書のnページ目を本スキャン非対象ページであると特定する。一方、プレスキャンページデータが本スキャン設定を満足しないと判定された場合、ステップS28において、画像データ生成部62は、紙文書のnページ目を本スキャン対象ページであると特定する。
ステップS30において、画像データ生成部62は、紙文書の全てのページに対して本スキャン対象ページであるか本スキャン非対象ページであるかの特定が終了したか否かを判定する。終了していない場合はステップS32でnが1インクリメントされる、再度S24以下の処理(つまり次のページに対する処理)が実行される。終了している場合はステップS34に進む。
ステップS34において、画像データ生成部62は本スキャン対象ページ情報を画像読取部48に送り、画像読取部48は、本スキャン対象ページ情報に基づいて、紙文書のうち本スキャン対象ページのみに対して本スキャン設定でスキャン処理(本スキャン処理)を行う。これにより、各本スキャン対象ページに対応する各本スキャンページデータが取得される。
ステップS36において、画像データ生成部62は、本スキャン対象ページについては、ステップS34で取得された本スキャンページデータを利用し、本スキャン非対象ページについては、プレスキャンDB54からプレスキャンページデータを読み出して利用して、本スキャンページデータとプレスキャンページデータが混在した画像データを生成する。
以下、変形実施形態について説明する。図8に、変形実施形態に係る画像処理装置14−2の構成概略図が示されている。画像処理装置14−2においては、上記基本実施形態に係る画像処理装置14と同じ機能を有する構成要素については同一の符号を付し、その説明は省略する。画像処理装置14−2は、画像処理装置14に比して、記憶部52−2に仮事前読取設定としての仮プレスキャン設定70が記憶されている点、及び、制御部56−2がプレスキャン設定決定部72としての機能を有する点において異なる。
基本実施形態では、プレスキャン設定が予め決定されていたが、変形実施形態においては、プレスキャン設定が本スキャン設定に応じて決定されるものである。
仮プレスキャン設定70は、画像処理装置14−2の管理者などによって予め決定され記憶部52−2に記憶される。本変形実施形態においては、仮プレスキャン設定として、設定項目「解像度」に対して設定値「300DPI」、設定項目「カラーモード」に対して設定値「白黒」が設定されている。
変形実施形態においては、ユーザは、プレスキャン処理に先立って本スキャン設定を画像処理装置14に入力する。プレスキャン設定決定部72は、仮プレスキャン設定70及び入力された本スキャン設定に基づいて、プレスキャン設定を決定する。詳しくは、設定項目毎に、仮プレスキャン設定の設定値と本スキャン設定の設定値とを比較して、2つの設定値のうちより高品位の設定値を選択することでプレスキャン設定を決定する。
例えば、本スキャン設定として、設定項目「解像度」に対して設定値「600DPI」、設定項目「カラーモード」に対して設定値「白黒」が入力された場合を考える。まず、設定項目「解像度」について、プレスキャン設定決定部72は、仮プレスキャン設定における設定値「300DPI」と本スキャン設定における設定値「600DPI」を比較する。それにより、プレスキャン設定の設定項目「解像度」に対する設定値として、より高品位な設定である「600DPI」を選択する。次に、設定項目「カラーモード」について、プレスキャン設定決定部72は、仮プレスキャン設定における設定値「白黒」と本スキャン設定における設定値「白黒」を比較する。この場合、2つの設定値は同じであり、その品位も同じであるから、プレスキャン設定の設定項目「カラーモード」に対する設定値として「白黒」が選択される。これにより、プレスキャン設定として、設定項目「解像度」に対して設定値「600DPI」、設定項目「カラーモード」に対して設定値「白黒」が設定される。
このように設定されたプレスキャン設定でのプレスキャン処理により生成されたプレスキャンデータは、そのまま本処理用の画像データをして利用できる。したがって、変形実施形態によれば、本スキャン処理を行うことなくプレスキャン処理のみによって、本処理用の画像データを得ることができる。
以上、本発明に係る実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
10 画像処理システム、12 端末装置、14 画像処理装置、16 通信回線、20,52 記憶部、22 ジョブアプリケーション、24,42 表示部、26,44 入力部、28,46 音声出力部、30,40 通信部、32,56 制御部、48 画像読取部、50 画像形成部、54 プレスキャンDB、58 データ解析部、60 通知制御部、62 画像データ生成部。

Claims (6)

  1. 事前読取設定により原稿を読み取って、複数の事前読取ページデータからなる事前読取データを取得する事前読取データ取得部と、
    前記原稿に対する本処理に適用される本読取設定、前記事前読取設定、及び、前記事前読取データを解析して得られる前記原稿のページ毎の原稿属性に基づいて、前記原稿が有するページのうち、対応する前記事前読取ページデータが前記本読取設定を満足するページについては当該事前読取ページデータを利用し、対応する前記事前読取ページデータが前記本読取設定を満足しないページについては前記本読取設定により原稿を読み取って得られた本読取ページデータを利用して、本処理用データを生成する本処理用データ生成部と、
    を備えることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記原稿に対する本処理の際に、前記原稿を読み取って前記本読取ページデータを取得する本読取データ取得部であって、前記原稿が有するページのうち、対応する前記事前読取ページデータが前記本読取設定を満足するページについては読み取り処理を行わずに空送りし、対応する前記事前読取ページデータが前記本読取設定を満足しないページについては読み取り処理を行って前記本読取ページデータを取得する本読取データ取得部、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記事前読取設定は、予め定められた仮事前読取設定に含まれる各設定項目に対する各設定値と、前記本読取設定に含まれる各設定項目に対する各設定値のうち、設定項目毎により高品位の設定値が選択されることで決定される、
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  4. 利用者により、前記事前読取設定とは異なる内容の前記本読取設定が選択された場合に、当該利用者に対して警告を音声出力する警告出力部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  5. 前記事前読取データから、前記原稿の内容を示す文字情報を抽出する文字情報抽出部と、
    前記本処理に先立って、前記文字情報を音声出力する原稿内容通知部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  6. コンピュータを、
    事前読取設定により原稿を読み取って、複数の事前読取ページデータからなる事前読取データを取得する事前読取データ取得部と、
    前記原稿に対する本処理に適用される本読取設定、前記事前読取設定、及び、前記事前読取データを解析して得られる前記原稿のページ毎の原稿属性に基づいて、前記原稿が有するページのうち、対応する前記事前読取ページデータが前記本読取設定を満足するページについては当該事前読取ページデータを利用し、対応する前記事前読取ページデータが前記本読取設定を満足しないページについては前記本読取設定により原稿を読み取って得られた本読取ページデータを利用して、本処理用データを生成する本処理用データ生成部と、
    として機能させることを特徴とするデータ処理プログラム。
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