JP2018132453A - 電池状態推定装置及び電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】二次電池の状態を高精度に推定することができる電池状態推定装置及び電源装置を提供する。【解決手段】電池状態推定装置1は、電池情報取得部40、履歴情報取得部41、特性情報記憶部30、特性情報抽出部60、特性値算出部61及び推定部62を有する。特性情報記憶部30は二次電池2の電池情報と正極及び負極の特性値との対応関係を示す正極特性情報及び負極特性情報がそれぞれ、二次電池2の使用履歴情報と対応付けて予め記憶されている。特性情報抽出部60は二次電池2の使用履歴情報に対応する正極特性情報及び負極特性情報を特性情報記憶部30から抽出する。特性値算出部61は当該抽出された正極特性情報及び負極特性情報と、二次電池2の電池情報とに基づいて正極及び負極の特性値をそれぞれ算出する。推定部62は当該算出された正極及び負極の特性値に基づいて二次電池2における入出力可能な電力を推定する。【選択図】図1

Description

本発明は、電池状態推定装置及び電源装置に関する。
二次電池は使用に伴って、電池容量の低下や電池の入出力抵抗値の上昇が生じる。そして、電池容量の低下や入出力抵抗値の上昇の度合いは、二次電池における正極の劣化状態と負極の劣化状態との関係によって決まり、より劣化度合いが高い方の影響を強く受ける。そして、正極及び負極のどちらの劣化度合いが高くなるかは、電池が使用された環境や使用のされ方などの使用履歴によって異なり、電池の固体差も影響する。従って、複数の二次電池において取得した電池容量や端子電圧、入出力抵抗値等が同じ値であっても、それらの正極及び負極の劣化状態は互いに異なる場合があるため、単に電池容量や端子電圧、入出力抵抗値等から二次電池の状態を正確に推定することは困難であった。
そこで、各電池の正極及び負極の特性を直接測定してそれぞれの劣化状態を考慮して電池状態を推定することが考えられる。しかしながら、正極及び負極の特性を直接測定するには、測定装置が必要となるため装置の大型化や複雑化を招く。特に、多数の二次電池を備えるPHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle)やHEMS(Home Energy Management System)などの電源装置ではこの問題が顕著となる。
特許文献1に開示の構成では、正極及び負極の特性を直接測定することに替えて、二次電池の端子電圧を検出する際に正極及び負極の劣化パラメータを用いて補正を行い、当該劣化を考慮して二次電池の状態を推定している。
特許第5761378号公報
しかしながら、特許文献1に開示の構成では、正極及び負極の劣化は一様に進むものとして劣化パラメータを設定しており、二次電池の使用履歴が何ら考慮されていない。上述の如く、二次電池の使用履歴によって正極及び負極の劣化度合いは異なるため、特許文献1に開示の構成により二次電池の状態を正確に推定するには改善の余地がある。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたもので、二次電池の状態を高精度に推定することができる電池状態推定装置及び電源装置を提供しようとするものである。
本発明の一態様は、二次電池(2)における入出力可能な電力を推定する電池状態推定装置(1)であって、
上記二次電池の電池情報を取得する電池情報取得部(40)と、
上記二次電池の使用履歴情報を取得する履歴情報取得部(41)と、
上記二次電池の電池情報と上記二次電池における正極の特性値及び負極の特性値との対応関係を示す正極特性情報及び負極特性情報がそれぞれ、上記二次電池の使用履歴情報と対応付けられて、予め記憶されている特性情報記憶部(30)と、
上記履歴情報取得部により取得された上記使用履歴情報に対応する上記正極特性情報及び上記負極特性情報を上記特性情報記憶部から抽出する特性情報抽出部(60)と、
上記電池情報取得部により取得された上記電池情報と、上記特性情報抽出部により抽出された上記正極特性情報及び上記負極特性情報とに基づいて、上記二次電池における正極の特性値及び負極の特性値をそれぞれ算出する特性値算出部(61)と、
上記特性値算出部により算出された上記正極の特性値及び上記負極の特性値に基づいて、上記二次電池における入出力可能な電力を推定する推定部(62)と、
を有する電池状態推定装置にある。
上記電池状態推定装置においては、正極特性情報及び負極特性情報が使用履歴情報に対応付けられて記憶されている。そして、二次電池における入出力可能な電力を推定する際には、当該二次電池の使用履歴情報に対応する正極特性情報及び負極特性情報を抽出した上で、当該正極特性情報及び負極特性情報に基づいて、正極の特性値と負極の特性値とを個別に算出する。そして、当該正極の特性値と負極の特性値とから当該二次電池における入出力可能な電力を推定する。これにより、使用履歴に応じて互いに異なる正極及び負極の劣化度合いが反映されるため、上記入出力可能な電力を高精度に推定することができる。
以上のごとく、本発明によれば、二次電池の状態を高精度に推定することができる電池状態推定装置を提供することができる。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
実施形態1における、電池状態推定装置及び電源装置の構成を示すブロック図。 実施形態1における、第1の温度履歴に対応した第1の正極特性情報及び負極特性情報を示す図。 実施形態1における、第2の温度履歴に対応した第2の正極特性情報及び負極特性情報を示す図。 実施形態1における、電池状態を推定する工程を示すフロー図。 比較例における、電池状態を推定する工程を示すフロー図。 変形形態1における、電池状態推定装置及び電源装置の構成を示すブロック図。 変形形態2における、電池状態推定装置及び電源装置の構成を示すブロック図。
(実施形態1)
上記電池状態推定装置の実施形態について、図1〜図5を用いて説明する。
本実施形態の電池状態推定装置1は、二次電池2における入出力可能な電力を推定するものであり、電池情報取得部40、履歴情報取得部41、特性情報記憶部30、特性情報抽出部60、特性値算出部61及び推定部62を有する。
電池情報取得部40は、二次電池2の電池情報を取得する。
履歴情報取得部41は、二次電池2の使用履歴情報を取得する。
特性情報記憶部30は、二次電池2の電池情報と二次電池2における正極の特性値及び負極の特性値との対応関係を示す正極特性情報及び負極特性情報がそれぞれ、二次電池2の使用履歴情報と対応付けられて、予め記憶されている。
特性情報抽出部60は履歴情報取得部41により取得された使用履歴情報に対応する正極特性情報及び負極特性情報を特性情報記憶部30から抽出する。
特性値算出部61は、電池情報取得部40により取得された電池情報と、特性情報抽出部60により抽出された正極特性情報及び負極特性情報とに基づいて、二次電池2における正極の特性値及び負極の特性値をそれぞれ算出する。
推定部62は、特性値算出部61により算出された正極の特性値及び負極の特性値に基づいて、二次電池2における入出力可能な電力を推定する。
以下、本実施形態の電池状態推定装置1について、詳述する。
図1に示すように、電池状態推定装置1は、二次電池2における入出力可能な電力を推定するものであって、二次電池2に接続されて電源装置100を形成している。電源装置100は電気自動車等のバッテリ制御ユニットに搭載されて、二次電池2の出力電力が電気自動車の回転機や種々のアシスト機に利用されるとともに、回転機の回生エネルギーが二次電池2に入力されるように構成されている。本実施形態では、二次電池2はリチウムイオン電池であって、LiFePO4からなる鉄系正極と、グラファイトからなる炭素系負極とを有する。
図1に示すように、電池状態推定装置1は、記憶部3、取得部4、格納部5、演算部6、報知部7を備える。記憶部3は特性情報記憶部30を有する。特性情報記憶部30は書き換え不能な不揮発性メモリであって、二次電池2の正極特性情報と負極特性情報とが予め記憶されている。
特性情報記憶部30に記憶された正極特性情報及び負極特性情報とは、二次電池2の正極の特性及び負極の特性と、二次電池2の電池状態との対向関係を示す情報である。正極の特性及び負極の特性としては、正極及び負極における抵抗上昇率、容量維持率、電極電位など、正極及び負極に関する種々の情報を採用することができる。二次電池2の電池状態としては、二次電池2における充放電電力量の積算値である積算充放電電力量、電極に流れた電流量の積算値である積算電流量、充放電回数、通電時間、二次電池2が搭載された車両の走行距離、電池温度、電池電圧、充電状態、残容量など、二次電池2の使用に関する種々の情報を採用することができる。本実施形態では、正極特性情報及び負極特性情報として、正極及び負極における抵抗上昇率を採用した。なお、抵抗上昇率とは、正極及び負極における初期抵抗値Rdch,intと検出時の抵抗値Rdchとの変化率であるRdch/Rdch,intを示す。
特性情報記憶部30に記憶された正極特性情報及び負極特性情報は、それぞれ別個に、二次電池2の使用履歴情報に対応付けられた状態で記憶されている。二次電池2の使用履歴情報とは、二次電池2における温度履歴、電力入出力履歴、通電履歴、二次電池2が搭載された車両の走行履歴、充放電履歴、積算充電容量、積算放電容量、総充電容量、総放電容量、平均電池電圧など、二次電池2の使用履歴に関する種々の情報を採用することができる。
本実施形態では、特性情報記憶部30には、正極特性情報及び負極特性情報としての正極及び負極における抵抗上昇率と二次電池2における積算充放電電力量との対応関係が、二次電池2の使用履歴情報としての二次電池2の温度履歴に対応付けられて記憶されている。特性情報記憶部30には、本実施形態では、例えば、図2に示す第1の温度履歴に対応する第1の正極特性情報及び負極特性情報が記憶されており、図3に示す第2の温度履歴に対応する第2の正極特性情報及び負極特性情報が記憶されている。この場合は、第2の温度履歴では、第1の温度履歴の場合よりも、負極の劣化に比べて正極の劣化が進みやすい温度環境で使用されている。なお、特性情報記憶部30に記憶された正極特性情報及び負極特性情報の形態は特に限定されず、例えば、算出式、マップ、表などの形態とすることができる。なお、特性情報記憶部30に記憶される正極特性情報及び負極特性情報は、測定用の二次電池2を用いて加速劣化試験を行って分解調査して得られた実測定値を基に作成したり、二次電池2のモデルを用いて正極及び負極の状態変化を論理的に導き出す算出式により作成することができる。
図1に示すように、取得部4は、電池情報取得部40と履歴情報取得部41とを有する。電池情報取得部40は、電池状態推定装置1に接続された二次電池2から上述の電池情報を取得する。電池情報取得部40は、例えば、各種センサや計測器により構成することができる。本実施形態では、電池情報取得部40は、二次電池2に流れた電流量、二次電池2の電圧値及び流れた時間に基づいて二次電池2において充放電された電力量を計測する計測器からなる。履歴情報取得部41は、電池状態推定装置1に接続された二次電池2から二次電池2における上述の使用履歴情報を取得する。本実施形態では、電池状態推定装置1に接続された二次電池2の使用環境の温度を計測する温度センサからなる。なお、電池情報取得部40が所定のタイミングや間隔で取得して蓄積した情報を二次電池2の使用履歴情報として取得するようにしてもよい。
次に、格納部5は、電池情報格納部50と、履歴情報格納部51とを有する。電池情報格納部50は揮発性のメモリであって、電池情報取得部40が取得した電池情報が一次的に格納される。履歴情報格納部51は書き換え可能な不揮発性のメモリであって、履歴情報取得部41が取得した二次電池2の使用履歴情報が蓄積される。
演算部6は、特性情報抽出部60、特性値算出部61、推定部62を有する。演算部6はマイコンにより構成され、特性情報抽出部60、特性値算出部61、推定部62としての機能を果たすプログラムを実行可能に構成されている。当該プログラムは演算部6に設けられた図示しないメモリに格納されている。特性情報抽出部60は、特性情報記憶部30から、履歴情報格納部51に格納された二次電池2の使用履歴情報に対応する正極特性情報及び負極特性情報を抽出する。特性値算出部61は、電池情報格納部50に格納された二次電池2の電池情報と、特性情報抽出部60により抽出された正極特性情報及び負極特性情報とに基づいて、正極の特性値と負極の特性値とを算出する。
推定部62は、劣化度判定部63と電力量算出部64とを有する。劣化度判定部63は、正極の特性値と負極の特性値とを比較して、どちらが劣化度合いが高いか判定する。電力量算出部64は、劣化度判定部63において、正極及び負極のうち劣化度合いが高いと判定された方の特性値から二次電池における入出力可能な電力を算出する。これにより、推定部62において、二次電池2における入出力可能な電力が推定される。
報知部7は、推定結果表示部70を有する。推定結果表示部70は、推定部62による推定結果を表示して、ユーザに推定結果を報知する。推定結果表示部70は、所定のディスプレイで構成され、推定結果である二次電池2における入出力可能な電力を表示可能に構成されている。また、これとともに又はこれに替えて、劣化度判定部63によって、劣化度合いが高いと判定された電極が正極及び負極のどちらであるかを示すように構成されていてもよい。なお、報知部7は、推定結果表示部70に替えて、又はこれとともに、推定部62による推定結果を音声で報知したり、所定のランプで報知する推定結果出力部を備えていてもよい。例えば、推定結果である二次電池2における入出力可能な電力が所定の基準値よりも高い場合又は低い場合に所定態様の音声を出力したり、所定態様のでランプを点灯させるようにしてもよい。
次に、電池状態推定装置1の使用態様について、図4に示すフロー図を用いて説明する。まず、図4に示すように、ステップS1において、履歴情報取得部41により、二次電池2の使用履歴情報を取得し、履歴情報格納部51に格納する。本実施形態では、履歴情報取得部41は所定間隔で二次電池2の温度を取得し、二次電池2の使用履歴情報として温度履歴情報を履歴情報格納部51に格納する。また、履歴情報取得部41は二次電池2における積算充放電電力量(Wh)も所定間隔で取得し、履歴情報格納部51に格納する。
次に、ステップS2において、二次電池2における入出力可能な電力量を推定する電力量推定タイミングが到来したか否かを判定する。当該判定は図示しない判定部により行う。電力量推定タイミングが到来していないと判定された場合は、再度ステップS1に戻る。
ステップS2において、電力推定タイミングが到来していると判定された場合は、ステップS3に進み、電池情報取得部40により、二次電池2の電池情報を取得し、電池情報格納部50に格納する。本実施形態では、電池情報取得部40は、履歴情報格納部51に格納されている電力推定タイミングまでの二次電池2における積算充放電電力量(Wh)を電池情報として取得する。
そして、ステップS4において、特性情報抽出部60により、履歴情報格納部51に格納された温度履歴情報に対応する正極特性情報及び負極特性情報を特性情報記憶部30から抽出する。例えば、履歴情報格納部51に格納された温度履歴情報が第1の温度履歴である場合には、特性情報記憶部30から図2に示す第1の正極特性情報及び負極特性情報を抽出し、履歴情報格納部51に格納された温度履歴情報が第2の温度履歴である場合には、特性情報記憶部30から図3に示す第2の正極特性情報及び負極特性情報を抽出する。
その後、ステップS5において、特性値算出部61により、電池情報格納部50に格納された二次電池2の電池情報と、特性情報抽出部60により抽出された正極特性情報及び負極特性情報とに基づいて、正極の特性値と負極の特性値とを算出する。本実施形態では、例えば、履歴情報格納部51に格納された温度履歴情報が第1の温度履歴である場合には、図2に示す第1の正極特性情報及び負極特性情報と、電池情報格納部50に格納された二次電池2における積算充放電電力量(Wh)とに基づいて、正極の特性値及び負極の特性値として正極の抵抗上昇率(Rdch/Rdch,int)及び負極の抵抗上昇率(Rdch/Rdch,int)を算出する。また、例えば、履歴情報格納部51に格納された温度履歴情報が第2の温度履歴である場合には、図3に示す第2の正極特性情報及び負極特性情報と、電池情報格納部50に格納された二次電池2における積算充放電電力量(Wh)とに基づいて、正極の特性値及び負極の特性値として、正極の抵抗上昇率(Rdch/Rdch,int)及び負極の抵抗上昇率(Rdch/Rdch,int)を算出する。
例えば、図2及び図3に示すように、電池情報格納部50に格納された二次電池2における積算充放電電力量(Wh)がWh1である場合には、正極の抵抗上昇率(Rdch/Rdch,int)はR1pであり、負極の抵抗上昇率(Rdch/Rdch,int)はR1nである。また、電池情報格納部50に格納された二次電池2における積算充放電電力量(Wh)がWh2である場合には、正極の抵抗上昇率(Rdch/Rdch,int)はR1pであり、負極の抵抗上昇率(Rdch/Rdch,int)はR1nである。
そして、図4に示すステップS6において、推定部62における劣化度判定部63により、特性値算出部61によって算出された正極の特性値及び負極の特性値とを比較して、どちらの劣化度合いが高いか判定する。本実施形態では、劣化度判定部63により、正極の抵抗上昇率と負極の抵抗上昇率とを比較して、抵抗上昇率の大きい方を劣化度合いが高いと判定する。
例えば、図2に示すように、第1の温度履歴の場合において、二次電池2の充放電電力量がWh1の場合には、正極の特性値R1pが負極の特性値R1nよりも大きいため、劣化度判定部63により正極の方が負極よりも劣化度合いが高いと判定される。また、二次電池2の積算充放電電力量がWh2の場合も正極の特性値R2pが負極の特性値R2nよりも大きいため、劣化度判定部63により正極の方が負極よりも劣化度合いが高いと判定される。また、図3に示すように、第2の温度履歴の場合においては、二次電池2の積算充放電電力量がWh1の場合には、第1の温度履歴の場合と同様に、正極の特性値R1pが負極の特性値R1nよりも大きいため、劣化度判定部63により正極の方が負極よりも劣化度合いが高いと判定される。しかし、二次電池2の積算充放電電力量がWh2の場合には、負極の特性値R2nが正極の特性値R2pよりも大きいため、劣化度判定部63により負極の方が正極よりも劣化度合いが高いと判定される。
その後、図4に示すステップS7において、推定部62における電力算出部64により、劣化度判定部63によって正極及び負極のうち劣化度合いが高いと判定された方の特性値から二次電池2における入出力可能な電力を算出する。本実施形態では、電力算出部64により、劣化度合いが高い方の電極の抵抗上昇率から当該電極の抵抗値を算出して二次電池2に流すことができる電流を推定し、当該電流値と現在の二次電池2の端子電圧とから二次電池2における入出力可能な電力を算出する。
以上のように、電池状態推定装置1により、二次電池2における入出力可能な電力を推定することができる。
(評価試験1)
次に、電池状態推定装置における使用履歴に関する以下の評価試験1を行った。
試験例の電池状態推定装置として実施形態1の電池状態推定装置1を使用し、比較例として電極非分離方式の推定方法により電池状態を推定する電池状態推定装置を使用した。
比較例の電池状態推定装置は、二次電池における積算充放電電力量(Wh)と二次電池の抵抗上昇率との関係を示す情報である電池特性情報を有している。比較例の電池状態推定装置による二次電池における入出力可能な電力の推定は、図5に示すフローに従って行った。まず、ステップS101において、二次電池2における積算充放電電力量を検出し、記憶する。そして、ステップS102において、電力推定タイミングに到達したか否かを判定する。電力推定タイミングに到達していないと判定された場合は、再度ステップS101に戻る。一方、ステップS102において電力推定タイミングに到達していると判定された場合は、測定時点までの二次電池における積算充放電電力量を取得する。そして、ステップS104において、ステップS102で取得した当該二次電池における積算充放電電力量と電池特性情報とに基づいて、ステップS105によって二次電池2の入出力可能な電力を推定する。
評価試験1は以下のように行った。まず、電源装置100が搭載された車両を温度環境が異なる使用履歴A、B及びCにおいて所定期間使用した後、試験例の電池状態推定装置1及び比較例の電池状態推定装置によって二次電池2における入出力可能な電力を推定した。また、二次電池2において当該推定時点で実際に入出力できた電力を実測定値として取得した。使用履歴Aは通常温度の市街地で使用した場合であり、使用履歴Bは高温度の地域で使用した場合であり、使用履歴Cは低温度の地域で使用した場合である。そして、試験例1−1及び比較例1−1を使用履歴Aとし、試験例1−2及び比較例1−2を使用履歴Bとし、試験例1−3及び比較例1−3を使用履歴Cとした。評価結果は表1に示した。なお、各試験例及び比較例のいずれにおいても、リン酸リチウムからなる正極と、非晶質炭素からなる負極とを有する二次電池2を使用した。
Figure 2018132453
表1に示すように、試験例1−1、1−2及び1−3のいずれにおいても、推定値と実測定値との差は±1Wの範囲内の高い推定精度を示すとともに、使用履歴A〜Cによってその推定精度に変化はなかった。一方、比較例1−1、1−2及び1−3では、推定値と実測定との差はいずれも試験例の場合よりも大きく、使用履歴Cの比較例1−3では、出力値における推定値と実測定値との差が+17Wと最も大きかった。
以上のように、試験例1−1、1−2及び1−3では推定値と実測定値との差は小さく、その精度は比較例のいずれよりも高いことが確認できた。
(評価試験2)
次に、電池状態推定装置と二次電池とを有する電源装置に関する以下の評価試験2を行った。評価試験2では、二次電池の電極の構成を変更した。試験例2−1及び比較例2−1では、正極がリン酸鉄リチウムからなり、負極が非晶質炭素からなる二次電池とした。試験例2−2及び比較例2−2では、正極がニッケル−マンガン−コバルト酸リチウムからなり、負極が非晶質炭素からなる二次電池とした。試験例2−3及び比較例2−3では、正極がニッケル−マンガン−コバルト酸リチウムからなり、負極がチタン酸リチウムからなる二次電池とした。なお、各試験例及び比較例では使用履歴として、評価試験1における高温地域の使用履歴Bを採用し、評価試験1の場合と同様に、二次電池2の入出力可能な電力を推定するとともに実際に入出力可能な電力の実測定値を測定した。評価結果は以下の表2に示す。
Figure 2018132453
表2に示すように、試験例2−1及び2−2では、推定値と実測定値との差は±2Wの範囲内であって高い推定精度を示すとともに、二次電池2の正極がリン酸鉄リチウムである場合と、ニッケル−マンガン−コバルト酸リチウムからなる場合とで差はなかった。一方、負極がチタン酸リチウムからなる試験例2−3の場合では、負極が非晶質炭素からなる試験例2−1及び2−3の場合に比べて、推定値と実測定値との差が若干大きくなっていた。なお、試験例2−1、2−2及び2−3の全てで、比較例2−1、2−2及び2−3よりも推定値と実測定値との差が小さく、その推定精度が高いことが確認できた。
(評価試験3)
次に、電池状態推定装置と二次電池とを有する電源装置に関する以下の評価試験3を行った。評価試験3ではさらに、二次電池の電極の構成を変更した。試験例3−1、3−2、2−2及び比較例3−1、3−2、3−3では、正極をリン酸鉄リチウムからなる二次電池とし、試験例3−4、3−5及び比較例3−4、3−5では正極をニッケル−マンガン−コバルト酸リチウムからなる二次電池とした。また、試験例3−1、3−4及び比較例3−1、3−4では、負極を非晶質炭素からなる二次電池とし、試験例3−2及び比較例3−2では、負極を黒鉛比表面積が1.2m2/gの高比表面黒鉛からなる二次電池とし、試験例3−3、3−5及び比較例3−3、3−5では、負極を黒鉛比表面積が0.8m2/gの低比表面黒鉛からなる二次電池とした。なお、各試験例及び比較例では使用履歴として、評価試験1における高温地域の使用履歴Bを採用し、評価試験1の場合と同様に、二次電池の入出力可能な電力を推定するとともに実際に入出力可能な電力の実測定値を測定した。評価結果は以下の表3に示す。
Figure 2018132453
表3に示すように、すべての試験例において、対応する比較例よりも推定値と実測定値との差が少なくなっており、高い推定精度を示すことが確認できた。なお、試験例3−2では、試験例3−1に対して推定値と実測定値との差が若干大きくなっており、負極が高比表面黒鉛からなる場合は、負極が非晶質炭素からなる場合に比べて推定精度が若干劣ることが分かった。しかし、試験例3−3における推定値と実測定値との差は、試験例3−1と同程度であることから、負極が低比表面黒鉛からなる場合には十分高い推定精度が得られることが分かった。また、正極がニッケル−マンガン−コバルト酸リチウムからなる場合には、負極が非晶質炭素からなる試験例3−4の方が負極が低比表面黒鉛からなる試験例3−5の方が推定精度が若干高かかった。
次に、本実施形態の電池状態推定装置1における作用効果について、詳述する。
電池状態推定装置1においては、正極特性情報及び負極特性情報が使用履歴情報に対応付けられて記憶されている。そして、二次電池2における入出力可能な電力を推定する際には、当該二次電池2の使用履歴情報に対応する正極特性情報及び負極特性情報を抽出した上で、当該正極特性情報及び負極特性情報に基づいて、正極の特性値と負極の特性値とを個別に算出する。そして、当該正極の特性値と負極の特性値とから二次電池2における入出力可能な電力を推定する。これにより、使用履歴に応じて互いに異なる正極及び負極の劣化度合いが反映されるため、二次電池2における入出力可能な電力を高精度に推定することができる。
また、本実施形態では、推定部62は、正極の特性値及び負極の特性値から正極及び負極のどちらが劣化度合いが高いか判定する劣化度判定部63と、正極及び負極のうち劣化度合いが高いと判定された方の特性値から二次電池2における入出力可能な電力を算出する電力算出部64とを有する。二次電池2における入出力可能な電力に対する影響は、二次電池2における正極及び負極のうち、劣化度合いが高い方の電極が優位となる。従って、推定部62は電力量算出部64において、劣化度判定部63において劣化度合いが高いと判定された電極の特性値から二次電池2における入出力可能な電力を算出することにより、高精度に二次電池2における入出力可能な電力を推定することができる。
また、本実施形態では、推定部62の推定結果を表示する推定結果表示部70を有する。これにより、当該推定結果を容易に視認することができる。
また、電池状態推定装置1と、電池状態推定装置1によって入出力可能な電力が推定される二次電池2とを含む電源装置100は、二次電池2がリチウムイオン二次電池であるとともに、比表面積が3.0m2/g以下である黒鉛からなる負極を有することが好ましく、1.0m2/g以下である黒鉛からなる負極を有することがより好ましい。これにより、電池状態推定装置1により二次電池2における入出力可能な電力が高精度に推定される電源装置100となる。
本実施形態では、電源装置100は、一つの二次電池2に一つの電池状態推定装置1が接続されているが、これに替えて、図6に示す変形形態1のように、電源装置100において、複数の二次電池2が備えられて組電池20を構成していてもよい。図6に示すように、変形形態1における電源装置100は、組電池20を備えるとともに、電池状態推定装置として、第1電池状態推定装置11及び第2電池状態推定装置12を備えている。第1電池状態推定装置11及び第2電池状態推定装置12は実施形態1における電池状態推定装置1と同一の構成を有する。組電池20は、複数の二次電池2からなる第1電池群21及び第2電池群22を含んでいる。第1電池群21では、複数の二次電池2が並列に接続された状態で第1電池状態推定装置11に接続されている。また、第2電池群22では、複数の二次電池2が並列に接続された状態で第2電池状態推定装置12に接続されている。そして、第1電池状態推定装置11及び第2電池状態推定装置12は、第1電池群21及び第2電池群22ごとの使用履歴情報及び電池情報を取得するとともに、入出力可能な電力を推定するように構成されている。
変形形態1における電源装置100では、監視単位となる第1電池群21及び第2電池群22ごとに、入出力可能な電力を高精度に推定するようにできる。これにより、多数の二次電池2を備える組電池20において、二次電池2ごとに電池状態推定装置1を使用する場合に比べて電池状態推定装置1の使用数を減らすことができる。さらに、組電池20が使用された環境や使用状況等による監視単位ごとの劣化のバラつきや偏りを考慮して組電池20全体の入出力可能な電力を高精度に推定することができる。
なお、図7に示す変形形態2のように、組電池20に一つの電池状態推定装置1を接続するようにしてもよい。変形形態2の場合には、電池状態推定装置1の使用数を一層減らすことができる。さらに、複数の二次電池2における入出力可能な電力を個別に推定することや所定の監視単位ごとに推定することはできないが、組電池20全体における入出力可能な電力を高精度に推定することができる。
なお、変形形態1及び変形形態2において、実施形態1の場合と同等の構成には同一の符号を付してその説明を省略する。
以上のごとく、本実施形態によれば、二次電池2の状態を高精度に推定することができる電池状態推定装置1及び電源装置100が提供される。
本発明は上記実施形態及び変形形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の実施形態に適用することが可能である。例えば、実施形態1における電源装置100において、電池状態推定装置1が報知部7を有していない構成としてもよい。
1、11、12 電池状態推定装置
2 二次電池
40 電池情報取得部
41 履歴情報取得部
30 特性情報記憶部
60 特性情報抽出部
61 特性値算出部
62 推定部
63 劣化度判定部
64 電力算出部
70 推定結果表示部
100 電源装置

Claims (6)

  1. 二次電池(2)における入出力可能な電力を推定する電池状態推定装置(1)であって、
    上記二次電池の電池情報を取得する電池情報取得部(40)と、
    上記二次電池の使用履歴情報を取得する履歴情報取得部(41)と、
    上記二次電池の電池情報と上記二次電池における正極の特性値及び負極の特性値との対応関係を示す正極特性情報及び負極特性情報がそれぞれ、上記二次電池の使用履歴情報と対応付けられて、予め記憶されている特性情報記憶部(30)と、
    上記履歴情報取得部により取得された上記使用履歴情報に対応する上記正極特性情報及び上記負極特性情報を上記特性情報記憶部から抽出する特性情報抽出部(60)と、
    上記電池情報取得部により取得された上記電池情報と、上記特性情報抽出部により抽出された上記正極特性情報及び上記負極特性情報とに基づいて、上記二次電池における正極の特性値及び負極の特性値をそれぞれ算出する特性値算出部(61)と、
    上記特性値算出部により算出された上記正極の特性値及び上記負極の特性値に基づいて、上記二次電池における入出力可能な電力を推定する推定部(62)と、
    を有する電池状態推定装置。
  2. 推定部は、上記正極の特性値及び上記負極の特性値から上記正極及び上記負極のどちらが劣化度合いが高いか判定する劣化度判定部(63)と、上記正極及び上記負極のうち劣化度合いが高いと判定された方の上記特性値から上記二次電池における入出力可能な電力を算出する電力算出部(64)とを有する、請求項1に記載の電池状態推定装置。
  3. 上記推定部の推定結果を表示する推定結果表示部(70)を有する、請求項1又は2に記載の電池状態推定装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の電池状態推定装置と、該電池状態推定装置によって入出力可能な電力が推定される二次電池と、を含む電源装置(100)であって、
    上記二次電池はリチウムイオン二次電池であるとともに、比表面積が3.0m2/g以下である黒鉛からなる負極を有する、電源装置。
  5. 上記二次電池は複数備えられて組電池(20)を構成している、請求項4に記載の電源装置。
  6. 上記組電池は、複数の上記二次電池からなる第1電池群(21)と複数の上記二次電池からなる第2電池群(22)とを含んでおり、上記電池状態推定装置として、上記第1電池群に接続された第1電池状態推定装置(11)と、上記第2電池群に接続された第2電池状態推定装置(12)とを有している、請求項5に記載の電源装置。
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