JP2018132417A - ナビゲーション起動装置、ナビゲーション起動システム、ナビゲーション起動方法およびナビゲーション起動プログラム - Google Patents
ナビゲーション起動装置、ナビゲーション起動システム、ナビゲーション起動方法およびナビゲーション起動プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】ユーザの利便性を向上させることができるナビゲーション起動装置、ナビゲーション起動システム、ナビゲーション起動方法およびナビゲーション起動プログラムを提供すること。【解決手段】実施形態に係るナビゲーション起動装置は、表示処理部と、受付部と、パケット生成部と、送信部とを備える。表示処理部は、車両に用いられるナビゲーション装置を遠隔操作する操作画面を表示部に表示させる。受付部は、表示処理部によって表示された操作画面に対するユーザの操作を受け付ける。パケット生成部は、受付部によって受け付けられた操作が所定の起動操作であった場合に、ナビゲーション装置を起動させる起動パケットを生成する。送信部は、パケット生成部によって生成された起動パケットをナビゲーション装置へ送信する。【選択図】図2
Description
本発明は、ナビゲーション起動装置、ナビゲーション起動システム、ナビゲーション起動方法およびナビゲーション起動プログラムに関する。
従来、例えば車載のナビゲーション装置は、車両のアクセサリー電源(以下、ACC電源と記載)がオンされてから、起動を開始することが知られている(たとえば、特許文献1参照)。また、ナビゲーション装置は、起動を開始してから地図情報の設定等といったすべての設定を完了することで起動を完了し、ユーザの操作が可能となることが一般的である。
しかしながら、従来の技術では、ACC電源をオンしてからナビゲーション装置が操作可能となるまでユーザが待機しなければならないため、利便性が高いとは言えなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザの利便性を向上させることができるナビゲーション起動装置、ナビゲーション起動システム、ナビゲーション起動方法およびナビゲーション起動プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るナビゲーション起動装置は、表示処理部と、受付部と、パケット生成部と、送信部とを備える。表示処理部は、車両に用いられるナビゲーション装置を遠隔操作する操作画面を表示部に表示させる。受付部は、前記表示処理部によって表示された前記操作画面に対するユーザの操作を受け付ける。パケット生成部は、前記受付部によって受け付けられた前記操作が所定の起動操作であった場合に、前記ナビゲーション装置を起動させる起動パケットを生成する。送信部は、前記パケット生成部によって生成された前記起動パケットを前記ナビゲーション装置へ送信する。
本発明によれば、ユーザの利便性を向上させることができる。
以下、添付図面を参照して、本願の開示するナビゲーション起動装置、ナビゲーション起動システム、ナビゲーション起動方法およびナビゲーション起動プログラムの実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。
まず、図1を用いて実施形態に係るナビゲーション起動システムSの概要について説明する。図1は、実施形態に係るナビゲーション起動システムSの概要を示す図である。図1に示すように、実施形態に係るナビゲーション起動システムSは、ナビゲーション起動装置1と、ナビゲーション装置10とを備え、双方の装置がネットワークNを介して接続される。ネットワークNは、例えばBluetooth(登録商標)やWiFi等の無線通信方式を用いた通信ネットワークである。
ナビゲーション起動装置1は、ユーザUが使用する端末装置であり、スマートフォンやタブレット端末、デスクトップPC(Personal Computer)やノートパソコン等の情報処理装置である。
また、ナビゲーション起動装置1には、ナビゲーション装置10を遠隔操作するためのアプリケーションがインストールされている。ナビゲーション起動装置1は、かかるアプリケーションを起動することで、ナビゲーション装置10を操作する操作画面(リモコン画面)を表示部4に表示させる。
なお、図1では、説明を分かりやすくするために、操作画面にはナビゲーション装置10を起動するための操作ボタンB1が表示されているが、実際の操作画面には他の操作ボタンも含まれている。かかる操作画面の詳細については図4を用いて後述する。
ナビゲーション装置10は、車両Cに搭載され、ユーザUによって設定された目的までの経路を案内するナビゲーション機能を有する。また、ナビゲーション装置10は、ナビゲーション機能に限らず、例えば、車載カメラの画像を表示する機能や、音楽を車室内に流す機能、映画等の動画を映像表示する機能を有する。これらの機能は、ナビゲーション装置10を起動させることで設定が開始し、設定が完了すると、ユーザUが使用可能となる。
ここで、従来のナビゲーション起動システムについて説明する。従来のナビゲーション起動システムでは、ナビゲーション装置は、車両のACC電源がオンされた場合に、起動を開始するとともに、各種機能の設定を開始していた。
このため、従来は、ACC電源をオンしてからナビゲーション装置の各種機能が使用可能となるまでユーザを待機させることとなるため、ユーザにとって利便性が高いとは言えなかった。
そこで、実施形態に係るナビゲーション起動システムSでは、ACC電源がオンされなくても、ナビゲーション起動装置1が遠隔操作によってナビゲーション装置10のみを起動可能とした。
具体的には、ナビゲーション起動装置1は、まず、表示部4に表示された操作画面に対するユーザUの起動操作を受け付ける。例えば、図1に示すように、操作ボタンB1へのタッチ操作を起動操作として受け付けたとする。
つづいて、ナビゲーション起動装置1は、起動操作を受け付けた場合に、ナビゲーション装置10を起動させる起動パケットを生成するとともに、起動パケットをナビゲーション装置10へ送信する。
ナビゲーション装置10は、ナビゲーション起動装置1から送信される起動パケットに基づいて起動する。つまり、実施形態に係るナビゲーション起動装置1は、ACC電源をオンすることなく、予めナビゲーション装置10を起動させることができる。
したがって、実施形態に係るナビゲーション起動システムSでは、ナビゲーション装置10が予め起動されているため、ACC電源をオンしてからナビゲーション装置10を即座にユーザUが使用できる。すなわち、実施形態に係るナビゲーション起動システムSによれば、ユーザUの利便性を向上させることができる。
なお、実施形態に係るナビゲーション起動装置1は、起動パケットとして、マジックパケット、または、アドバタイジングパケットを生成するが、かかる点については、図5を用いて後述する。
また、実施形態に係るナビゲーション起動装置1は、操作画面における操作ボタンの配置を、ナビゲーション装置10に対応する遠隔操作機器(いわゆる純正リモコン)のボタン配置と同じにするが、かかる点については、図4を用いて後述する。
次に、図2を参照して、実施形態に係るナビゲーション起動システムSの構成について詳細に説明する。図2は、実施形態に係るナビゲーション起動システムSの構成を示すブロック図である。図2に示すように、実施形態に係るナビゲーション起動システムSは、ナビゲーション起動装置1と、ナビゲーション装置10とを備え、ネットワークNによって接続される。
ナビゲーション起動装置1は、制御部2と、記憶部3と、表示部4と、通信部5とを備える。表示部4は、たとえば液晶ディスプレイを備え、制御部2が生成した操作画面等の画像を表示する。なお、表示部4は、操作部の機能を兼ね備えたタッチパネルディスプレイであってもよい。通信部5は、ナビゲーション装置10との間で情報の送受信を行う通信インターフェースである。
制御部2は、表示処理部21と、受付部22と、パケット生成部23と、送信部24とを備える。記憶部3は、対応情報31を記憶する。
ここで、ナビゲーション起動装置1は、たとえば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、入出力ポートなどを有するコンピュータや各種の回路を含む。
コンピュータのCPUは、たとえば、ROMに記憶されたプログラムを読み出して実行することによって、制御部2の表示処理部21、受付部22、パケット生成部23および送信部24として機能する。
また、制御部2の表示処理部21、受付部22、パケット生成部23および送信部24の少なくともいずれか一つまたは全部をASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで構成することもできる。
また、記憶部3は、たとえば、RAMやHDDに対応する。RAMやHDDは、対応情報31や、各種プログラムの情報等を記憶することができる。なお、ナビゲーション起動装置1は、有線や無線のネットワークで接続された他のコンピュータや可搬型記録媒体を介して上記したプログラムや各種情報を取得することとしてもよい。
対応情報31は、ナビゲーション装置10を操作する操作画面とナビゲーション装置10との対応関係を示す情報である。ここで、図3を用いて、記憶部3に記憶される対応情報31について説明する。
図3は、対応情報31の説明図である。図3に示すように、対応情報31には、「製品ID」、「製品型式」、「操作画面」、「MAC(Media Access Control)アドレス」および「UUID(Universally Unique Identifier)」といった項目を含む。
「製品ID」は、ナビゲーション装置10を識別する情報を示す。「製品型式」は、ナビゲーション装置10の型式の名称を示す。「操作画面」は、ナビゲーション装置10を操作するための操作画面を示す。例えば、「リモコン1」には、ナビゲーション装置10を操作する操作ボタンの配置図の情報が含まれる。
「MACアドレス」は、後述するマジックパケットを送信する際のナビゲーション装置10の識別情報を示す。具体的には、「MACアドレス」は、48ビットの識別番号で構成される。
「UUID」は、後述するアドバタイジングパケットを送信する際のナビゲーション装置10の識別情報を示す。具体的には、「UUID」は、128ビットの識別番号で構成される。
つまり、後述する表示処理部21およびパケット生成部23は、対応情報31を用いてナビゲーション起動装置1における操作画面の表示や、ナビゲーション装置10への起動パケットの送信を行うが、かかる点については後述する。
ナビゲーション起動装置1の制御部2は、ナビゲーション装置10に表示された操作画面に対するユーザUの起動操作を受け付けるとともに、ナビゲーション装置10を起動させる起動パケットを生成し、ナビゲーション装置10へ送信する。
表示処理部21は、車両Cに用いられるナビゲーション装置10を遠隔操作する操作画面を表示部4に表示させる。具体的には、表示処理部21は、対応情報31から「操作画面」の情報を取得し、表示させる。ここで、図4を用いて操作画面について説明する。
図4は、操作画面の一例を示す図である。図4には、ナビゲーション装置10が有する機能毎に割り当てされた複数の操作ボタンB1〜B7の配置例を示している。なお、図4に示す配置例に限定されるものではなく、操作ボタンB1〜B7を任意の位置に配置可能である。また、図4に示す操作ボタンB1〜B7は一例であり、ナビゲーション装置10を操作するボタンであればよい。
操作ボタンB1は、ナビゲーション装置10を起動させるためのボタンである。操作ボタンB2は、ナビゲーション装置10を停止させるためのボタンである。操作ボタンB3は、例えば、音楽等の音量を調整するダイヤル式のボタンである。
操作ボタンB4は、例えば車両Cの残燃料の情報等や現在位置といった車両Cの状態に関する情報を表示するためのボタンである。操作ボタンB5は、ナビゲーション装置10に接続された端末装置の電話機能を用いて電話をかけたり受けたりするためのボタンである。なお、ナビゲーション起動装置1が電話機能を有する端末装置であってもよい。
操作ボタンB6は、ナビゲーション装置10が有する機能を切り替えるボタンであり、領域B6aに現在選択されている機能が表示される。操作ボタンB7は、再生ボタンや早送りボタン、巻き戻しボタンを含み、例えば音楽の再生を開始したり、再生位置を変更したりする。
なお、かかる操作ボタンB1〜B7は、例えば、各ナビゲーション装置10に対応する物理的な遠隔操作機器、いわゆる純正のリモコンのボタン配置と同じにすることが好ましい。
これにより、ユーザUは、普段使い慣れたボタン配置でナビゲーション装置10を遠隔操作できるため、ナビゲーション起動装置1で操作する際に、ボタン配置に対する戸惑いをなくすことができる。
図2に戻って、受付部22について説明する。受付部22は、表示処理部21によって表示された操作画面に対するユーザUの操作を受け付ける。具体的には、受付部22は、表示部4に表示された操作ボタンB1〜B7へのタッチ操作を受け付ける。
より具体的には、受付部22は、ユーザUによる操作ボタンB1(図4参照)へのタッチ操作を起動操作として受け付けた後、他の操作ボタンB2〜B7(図4参照)への操作を受付可能とする。
なお、起動操作とは、ナビゲーション装置10を起動させる操作を指す。また、受付部22は、起動操作に関係付けられた補助操作をさらに受け付けるが、かかる点については、後述する。
パケット生成部23は、受付部22によって受け付けられた操作が起動操作であった場合に、ナビゲーション装置10を起動させる起動パケットを生成する。具体的には、パケット生成部23は、対応情報31に含まれる「MACアドレス」または「UUID」に基づいて起動パケットを生成する。
パケット生成部23は、ネットワークNの通信方式がWiFiである場合に、「MACアドレス」を用い、通信方式がBluetooth Low Energy(登録商標)(以下、BLEと記載)である場合に、「UUID」を用いる。
まず、ネットワークNの通信方式がWiFiである場合のパケット生成部23の処理内容について説明する。パケット生成部23は、ネットワークNの通信方式がWiFiである場合、「MACアドレス」を含むマジックパケットを起動パケットとして生成する。
具体的には、パケット生成部23は、FF:FF:FF:FF:FF:FFに続けて起動したいナビゲーション装置10のMACアドレスを16回繰り返したパケットであるマジックパケットを生成する。これにより、WiFiに対応したナビゲーション装置10を起動させることができる。
次に、ネットワークNの通信方式がBLEである場合のパケット生成部23の処理内容について説明する。パケット生成部23は、ネットワークNの通信方式がBLEである場合、「UUID」を含むアドバタイジングパケットを起動パケットとして生成する。
具体的には、パケット生成部23は、ナビゲーション装置10に対応するUUIDと、ナビゲーション装置10の起動を指示する情報とを含むパケットであるアドバタイジングパケットを生成する。これにより、BLEに対応したナビゲーション装置10を起動させることができる。
なお、パケット生成部23は、アドバタイジングパケットを生成する場合、起動操作を受け付けることなく、所定間隔でアドバタイジングパケットを自動生成することで、BLEの通信範囲内においてナビゲーション装置10を自動で起動させることができる。かかる点については、図5を用いて後述する。
なお、パケット生成部23は、起動操作を受け付けることで起動パケットを生成してもよく、あるいは、補助操作を受け付けることで起動パケットを生成してもよい。具体的には、パケット生成部23は、受付部22によって起動操作および補助操作が受け付けられた場合に、起動パケットを生成する。
例えば、パケット生成部23は、ユーザUが操作ボタンB1にタッチした状態で、例えば操作ボタンB4をタッチした場合に、起動パケットを生成する。つまり、パケット生成部23は、例えば操作ボタンB1および操作ボタンB4の両方がタッチされることを起動パケット生成の条件とする。
これにより、例えばユーザUが不意に操作ボタンB1をタッチしてナビゲーション装置10が起動されることを防止できるため、ナビゲーション装置10の起動による車両Cのバッテリ上がりを防ぐことができる。
また、パケット生成部23は、受付部22によって起動操作が受け付けられてから所定期間が経過するまでに操作ボタンB2〜B7への操作が受け付けられなかった場合に、ナビゲーション装置10を停止させる停止情報を生成する。
これにより、後述する送信部24が停止情報をナビゲーション装置10へ送信することで、ナビゲーション装置10を停止させることができる。したがって、例えば、ユーザUによって不意にナビゲーション装置10の起動が為されたとしても、その後の操作を受け付けなければ自動でナビゲーション装置10を停止させることができる。
また、パケット生成部23は、ナビゲーション起動装置1の位置およびネットワークNの通信範囲に応じて生成する起動パケットをマジックパケットにするか、アドバタイジングパケットにするかを選択してもよい。かかる点について、図5を用いて説明する。
図5は、パケット生成部23の処理内容を示す図である。図5には、ナビゲーション装置10が通信可能なBLEの通信範囲Rを示している。通信範囲Rは、対応するBLEのクラスに応じた通信範囲となる。なお、BLEのクラスは、クラス1〜3のいずれであってもよい。
パケット生成部23は、ナビゲーション起動装置1の位置がBLEの通信範囲Rの内側である場合、所定間隔で自動的にアドバタイジングパケットを生成し、ナビゲーション装置10へ送信する。これにより、ユーザUは、通信範囲R内に入ることで、自動でナビゲーション装置10を起動させることができる。
なお、パケット生成部23は、必ずしもアドバタイジングパケットを自動生成する必要はなく、ユーザUの起動操作をトリガーとしてアドバタイジングパケットを生成してもよい。
また、パケット生成部23は、ナビゲーション起動装置1の位置がBLEの通信範囲Rよりも外側である場合、マジックパケットを生成し、ナビゲーション装置10へ送信する。かかる場合、パケット生成部23は、ユーザUの起動操作を受け付けてから、マジックパケットを生成する。
このように、通信範囲Rに基づいて2種類の起動パケットを使い分けることで、ユーザUは、様々な位置からナビゲーション装置10を起動させることができる。したがって、ユーザの利便性を向上させることができる。
送信部24は、パケット生成部23によって生成された起動パケットをナビゲーション装置10へ送信する。
次に、図2に示すナビゲーション装置10の構成について説明する。図2に示すように、ナビゲーション装置10は、電子装置20に接続される。ナビゲーション装置10は、ナビゲーション起動装置1から送信される起動パケットに基づいてスリープ状態から起動状態に切り替える。スリープ状態とは、後述する通信部11および電源管理部12以外の機能を停止させた状態、いわゆる省電力状態である。
電子装置20は、車載カメラや車速センサ等の各種車両センサであり、取得した各種情報をナビゲーション装置10へ出力する。なお、電子装置20の電源のオンオフの切替は、ナビゲーション装置10によって一元的に行われる。
ナビゲーション装置10は、通信部11と、電源管理部12とを備える。なお、ナビゲーション装置10も、ナビゲーション起動装置1と同様に、コンピュータや各種の回路にて構成することができる。通信部11は、ナビゲーション起動装置1との間で情報の送受信を行う通信インターフェースである。なお、ナビゲーション装置10は、地図データ等を外部のサーバーから取得するものでもよい。すなわち、ナビゲーション装置10は、一体で車内に搭載されているものでなくともよい。
電源管理部12は、ナビゲーション起動装置1から送信される起動パケットに基づいてナビゲーション装置10および電子装置20を起動する。
具体的には、電源管理部12は、WOL(Wake On Lan)機能を有しており、ナビゲーション起動装置1からマジックパケットを受信した場合、ナビゲーション装置10を起動させるとともに、電子装置20へ起動を指示する。
また、電源管理部12は、ナビゲーション起動装置1からアドバタイジングパケットを受信した場合、アドバタイジングパケットに含まれる「UUID」が指定されたUUIDであるか否かを判定する。
電源管理部12は、「UUID」が指定されたUUIDであった場合、ナビゲーション装置10および電子装置20を起動する。一方、電源管理部12は、「UUID」が指定されたUUIDでなかった場合、ナビゲーション装置10および電子装置20を起動せずに、スリープ状態を維持する。
また、電源管理部12は、ナビゲーション装置10および電子装置20を起動した後に、ナビゲーション起動装置1から停止情報を取得した場合、ナビゲーション装置10をスリープ状態にし、電子装置20を停止する。
次に、図6を用いて、実施形態に係るナビゲーション起動装置1が実行する起動処理の処理手順について説明する。図6は、実施形態に係るナビゲーション起動装置1が実行する起動処理の処理手順を示すフローチャートである。
図6に示すように、まず、表示処理部21は、車両Cに用いられるナビゲーション装置10を遠隔操作する操作画面を表示部4に表示させる(ステップS101)。つづいて、受付部22は、表示処理部21によって表示された操作画面に対するユーザUの起動操作を受け付ける(ステップS102)。
つづいて、パケット生成部23は、受付部22によって受け付けられた操作が所定の起動操作であった場合に、ナビゲーション装置10を起動させる起動パケットを生成する(ステップS103)。
つづいて、送信部24は、パケット生成部23によって生成された起動パケットをナビゲーション装置10へ送信する(ステップS104)。
つづいて、パケット生成部23は、受付部22によって起動操作が受け付けられてから所定期間が経過するまでに操作ボタンB2〜B7への操作があったか否かを判定する(ステップS105)。
つづいて、パケット生成部23は、所定期間が経過するまでに操作ボタンB2〜B7への操作があった場合(ステップS105,Yes)、操作に応じた指示に関する情報(指示情報)を生成する(ステップS106)。
つづいて、送信部24は、パケット生成部23によって生成された指示情報をナビゲーション装置10へ送信し(ステップS107)、処理を終了する。
一方、ステップS105において、パケット生成部23は、所定期間が経過するまでに操作ボタンB2〜B7への操作がなかった場合(ステップS105,No)、ナビゲーション装置10を停止させる停止情報を生成する(ステップS108)。
つづいて、送信部24は、パケット生成部23によって生成された停止情報をナビゲーション装置10へ送信し(ステップS109)、処理を終了する。
次に、図7を用いて、実施形態に係るナビゲーション装置10が実行する起動処理の処理手順について説明する。図7は、実施形態に係るナビゲーション装置10が実行する起動処理の処理手順を示すフローチャートである。
図7に示すように、まず、電源管理部12は、ナビゲーション起動装置1から起動パケットを受信する(ステップS201)。つづいて、電源管理部12は、受信した起動パケットに基づいてナビゲーション装置10および電子装置20を起動する(ステップS202)。
つづいて、電源管理部12は、ナビゲーション起動装置1から停止情報を受信したか否かを判定する(ステップS203)。電源管理部12は、ナビゲーション起動装置1から停止情報を受信した場合(ステップS203,Yes)、ナビゲーション装置10および電子装置20を停止し(ステップS204)、処理を終了する。なお、ナビゲーション装置10は、スリープ状態となる。
一方、ステップS203において、電源管理部12は、ナビゲーション起動装置1から停止情報を受信しなかった場合(ステップS203,No)、所定期間内に車両CのACC電源がオンされたか否かを判定する(ステップS205)。
電源管理部12は、所定期間内に車両CのACC電源がオンされた場合(ステップS205,Yes)、処理を終了する。つまり、電源管理部12は、ナビゲーション装置10を起動させたままにする。
一方、ステップS205において、電源管理部12は、所定期間内に車両CのACC電源がオンされなかった場合(ステップS205,No)、処理をステップS204へ移行する。
上述してきたように、実施形態に係るナビゲーション起動装置1は、表示処理部21と、受付部22と、パケット生成部23と、送信部24とを備える。表示処理部21は、車両Cに用いられるナビゲーション装置10を遠隔操作する操作画面を表示部4に表示させる。受付部22は、表示処理部21によって表示された操作画面に対するユーザUの操作を受け付ける。パケット生成部23は、受付部22によって受け付けられた操作が所定の起動操作であった場合に、ナビゲーション装置10を起動させる起動パケットを生成する。送信部24は、パケット生成部23によって生成された起動パケットをナビゲーション装置10へ送信する。これにより、ACC電源をオンしてからナビゲーション装置10を即座にユーザUが使用できるため、ユーザUの利便性を向上させることができる。
なお、上述した実施形態では、ナビゲーション起動装置1の表示部4にいわゆる純正のリモコンを示す操作画面を表示させたが、これに限定されず、ナビゲーション装置10に表示された画面を共有して表示してもよい。かかる点について、図8を用いて説明する。
図8は、変形例に係るナビゲーション起動システムSを示す図である。図8では、ナビゲーション装置10の画面に起動後のメニュー画面が表示されている。変形例に係るナビゲーション起動装置1は、ナビゲーション装置10の画面と同じ画面を表示部4に表示する。
例えば、図8に示すように、ナビゲーション起動装置1は、ナビゲーション装置10の起動後のメニュー画面を表示する。そして、ナビゲーション起動装置1は、表示部4に表示されたメニュー画面へのユーザ操作に応じて画面を切り替える。
ナビゲーション起動装置1は、画面を切り替える場合、切替後の画面をナビゲーション装置10から取得し、表示部4に表示する。つまり、ユーザUは、車両Cに乗車することなく、ナビゲーション装置10と同じ画面により各種設定を行うことができる。したがって、ユーザUの利便性をさらに向上させることができる。
なお、実施形態に係るナビゲーション起動装置1は、純正のリモコン画面を表示したが、例えば、対応する純正のリモコン画面が存在しない場合には、所定の操作画面をリモコン画面として表示してもよい。これにより、純正のリモコンが無い場合であっても、例えば後部座席からナビゲーション装置10を操作することができる。
また、実施形態に係るナビゲーション起動装置1は、ナビゲーション装置10に対して車両Cのエンジンを始動させることとしてもよい。かかる場合、車両Cに搭載されたイモビライザに対応するアダプタを接続しておくことが好ましい。
これにより、車両Cのエンジンを遠隔で始動させる電子機器、いわゆるリモートスタートエンジンのキーを購入することなく、エンジンを遠隔始動させることができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 ナビゲーション起動装置
2 制御部
3 記憶部
4 表示部
5 通信部
10 ナビゲーション装置
11 通信部
12 電源管理部
20 電子装置
21 表示処理部
22 受付部
23 パケット生成部
24 送信部
31 対応情報
S ナビゲーション起動システム
2 制御部
3 記憶部
4 表示部
5 通信部
10 ナビゲーション装置
11 通信部
12 電源管理部
20 電子装置
21 表示処理部
22 受付部
23 パケット生成部
24 送信部
31 対応情報
S ナビゲーション起動システム
Claims (9)
- 車両に用いられるナビゲーション装置を遠隔操作する操作画面を表示部に表示させる表示処理部と、
前記表示処理部によって表示された前記操作画面に対するユーザの操作を受け付ける受付部と、
前記受付部によって受け付けられた前記操作が所定の起動操作であった場合に、前記ナビゲーション装置を起動させる起動パケットを生成するパケット生成部と、
前記パケット生成部によって生成された前記起動パケットを前記ナビゲーション装置へ送信する送信部と
を備えることを特徴とするナビゲーション起動装置。 - 前記パケット生成部は、
マジックパケットを前記起動パケットとして生成すること
を特徴とする請求項1に記載のナビゲーション起動装置。 - 前記パケット生成部は、
アドバタイジングパケットを前記起動パケットとして生成すること
を特徴とする請求項1に記載のナビゲーション起動装置。 - 前記操作画面は、前記ナビゲーション装置が有する機能毎に割り当てられた複数の操作ボタンを有し、
前記表示処理部は、
前記操作画面における前記複数の操作ボタンの配置を前記ナビゲーション装置に対応する遠隔操作機器のボタン配置と同じにすること
を特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のナビゲーション起動装置。 - 前記受付部は、
前記起動操作に関係付けられた補助操作をさらに受け付け、
前記パケット生成部は、
前記受付部によって前記起動操作および前記補助操作が受け付けられた場合に、前記起動パケットを生成すること
を特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のナビゲーション起動装置。 - 前記受付部は、
前記複数の操作ボタンへの前記操作をさらに受け付け、
前記パケット生成部は、
前記受付部によって前記起動操作が受け付けられてから所定期間が経過するまでに前記操作ボタンへの前記操作が受け付けられなかった場合に、前記ナビゲーション装置を停止させる停止情報を生成し、
前記送信部は、
前記パケット生成部によって生成された前記停止情報を前記ナビゲーション装置へ送信すること
を特徴とする請求項4に記載のナビゲーション起動装置。 - 車両に用いられるナビゲーション装置を遠隔操作する操作画面を表示部に表示させる表示処理部と、
前記表示処理部によって表示された前記操作画面に対するユーザの操作を受け付ける受付部と、
前記受付部によって受け付けられた前記操作が所定の起動操作であった場合に、前記ナビゲーション装置を起動させる起動パケットを生成するパケット生成部と、
前記パケット生成部によって生成された前記起動パケットを前記ナビゲーション装置へ送信する送信部と、を有するナビゲーション起動装置と、
前記ナビゲーション起動装置から送信される前記起動パケットに基づいて起動する前記ナビゲーション装置と
を備えることを特徴とするナビゲーション起動システム。 - 車両に用いられるナビゲーション装置を遠隔操作する操作画面を表示部に表示させる表示処理工程と、
前記表示処理工程によって表示された前記操作画面に対するユーザの操作を受け付ける受付工程と、
前記受付工程によって受け付けられた前記操作が所定の起動操作であった場合に、前記ナビゲーション装置を起動させる起動パケットを生成するパケット生成工程と、
前記パケット生成工程によって生成された前記起動パケットを前記ナビゲーション装置へ送信する送信工程と
を含むことを特徴とするナビゲーション起動方法。 - 車両に用いられるナビゲーション装置を遠隔操作する操作画面を表示部に表示させる表示処理手順と、
前記表示処理手順によって表示された前記操作画面に対するユーザの操作を受け付ける受付手順と、
前記受付手順によって受け付けられた前記操作が所定の起動操作であった場合に、前記ナビゲーション装置を起動させる起動パケットを生成するパケット生成手順と、
前記パケット生成手順によって生成された前記起動パケットを前記ナビゲーション装置へ送信する送信手順と
をコンピュータに実行させることを特徴とするナビゲーション起動プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017026143A JP2018132417A (ja) | 2017-02-15 | 2017-02-15 | ナビゲーション起動装置、ナビゲーション起動システム、ナビゲーション起動方法およびナビゲーション起動プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017026143A JP2018132417A (ja) | 2017-02-15 | 2017-02-15 | ナビゲーション起動装置、ナビゲーション起動システム、ナビゲーション起動方法およびナビゲーション起動プログラム |
Publications (1)
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JP2018132417A true JP2018132417A (ja) | 2018-08-23 |
Family
ID=63249637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017026143A Pending JP2018132417A (ja) | 2017-02-15 | 2017-02-15 | ナビゲーション起動装置、ナビゲーション起動システム、ナビゲーション起動方法およびナビゲーション起動プログラム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2018132417A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020170993A (ja) * | 2019-04-05 | 2020-10-15 | 株式会社東海理化電機製作所 | 通信システム及び通信方法 |
-
2017
- 2017-02-15 JP JP2017026143A patent/JP2018132417A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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