JP2018132378A - 加速度センサ較正装置、加速度センサ較正プログラム及び加速度センサ較正方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両の停車場所が同じも車両姿勢の違いにより生じる加速度センサの出力値のばらつきを補正する加速度センサ較正装置を提供する。【解決手段】カーナビゲーション装置2は、GPS受信機21の測位した複数位置を用いて車両60の停止位置での停止方向を特定し、停止位置が車両60の基準位置に一致するか判定し、停止方向が車両60の基準方向に一致するか判定する判定部112と、基準位置及び停止位置、かつ、基準方向及び停止方向とが一致する場合、基準位置及び基準方向での車両60の基準停止姿勢を示す基準姿勢情報と、停止位置及び停止方向での車両60の停止姿勢情報とを取得し、基準姿勢情報と停止姿勢情報とを用いて基準位置における車両60の姿勢と停止位置における車両60の姿勢との差を示す姿勢差分情報を抽出する抽出部113と、姿勢差分情報に基づいて加速度センサ23を較正する較正部114とを備える。【選択図】図1
Description
この発明は、加速度センサを較正する、加速度センサ較正装置、加速度センサ較正プログラム及び加速度センサ較正方法に関する。
従来の加速度センサの較正技術では、車両停車時にセンサ補正処理を行う。しかし、車両の停車場所が同じであっても路面状況が水平とはかぎらないため、車両の向きあるいは傾きの違いによって、加速度センサの出力値が異なる。そのため、加速度センサのゼロ点補正及び異常検出の精度低下が発生するという課題があった(例えば特許文献1)。
つまり、従来の加速度センサの較正技術では、停車時の交差点特定情報、進行方位、加速度センサの出力値を関連付けて記憶し、基準値の計算を行っている。しかし、同一交差点に停車した場合でも、停止車線、停止線から車両までの位置、車線に対する車両の傾きなどに起因する車両の偏角及び伏角が考慮されていないため、加速度センサの出力が異なり、ゼロ点補正及び異常検出の精度低下が発生するという課題があった。
本発明は、車両の停車場所が同じであっても車両の向きや傾きの違いによって生じる加速度センサの出力値のばらつきを補正でき、高精度なゼロ点補正や早期の異常検出が可能な加速度センサ較正装置の提供を目的とする。
本発明の加速度センサ較正装置は、
加速度センサと位置を測位する測位受信機とを備え、車両に搭載される加速度センサ較正装置において、
前記車両の停止位置を含む前記測位受信機の測位した複数の位置を用いて、前記停止位置における前記車両の向きを示す停止方向を特定し、前記停止位置と前記車両の基準位置とが一致するか判定し、前記停止方向と前記車両の基準方向とが一致するか判定する判定部と、
前記基準位置と前記停止位置とが一致し、かつ、前記基準方向と前記停止方向とが一致すると前記判定部が判定した場合に、前記基準位置及び前記基準方向のもとにおける前記車両の基準の停止姿勢を示す基準姿勢情報と、前記停止位置及び前記停止方向のもとにおける前記車両の停止姿勢を示す停止姿勢情報とを取得し、前記基準姿勢情報と前記停止姿勢情報とを用いて、前記基準位置における前記車両の姿勢と前記停止位置における前記車両の姿勢との差を示す姿勢差分情報を抽出する抽出部と、
前記姿勢差分情報に基づいて、前記加速度センサを較正する較正部と
を備える。
加速度センサと位置を測位する測位受信機とを備え、車両に搭載される加速度センサ較正装置において、
前記車両の停止位置を含む前記測位受信機の測位した複数の位置を用いて、前記停止位置における前記車両の向きを示す停止方向を特定し、前記停止位置と前記車両の基準位置とが一致するか判定し、前記停止方向と前記車両の基準方向とが一致するか判定する判定部と、
前記基準位置と前記停止位置とが一致し、かつ、前記基準方向と前記停止方向とが一致すると前記判定部が判定した場合に、前記基準位置及び前記基準方向のもとにおける前記車両の基準の停止姿勢を示す基準姿勢情報と、前記停止位置及び前記停止方向のもとにおける前記車両の停止姿勢を示す停止姿勢情報とを取得し、前記基準姿勢情報と前記停止姿勢情報とを用いて、前記基準位置における前記車両の姿勢と前記停止位置における前記車両の姿勢との差を示す姿勢差分情報を抽出する抽出部と、
前記姿勢差分情報に基づいて、前記加速度センサを較正する較正部と
を備える。
本発明によれば、車両の停車場所が同じであっても車両の向きや傾きの違いによって生じる加速度センサの出力値のばらつきを補正できる加速度センサ較正装置を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には、同一符号を付している。実施の形態の説明において、同一または相当する部分については、説明を適宜省略または簡略化する。
実施の形態1.
***構成の説明***
図1〜図7を参照して実施の形態1の車両装置1を説明する。
図1は、実施の形態1の車両装置1の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、車両装置1は、カーナビゲーション装置2と、カメラ装置3を備えている。車両装置1は、車両60に搭載されている。カーナビゲーション装置2は、加速度センサ較正装置91である。加速度センサ較正装置91は、加速度センサ23と測位受信機であるGPS受信機21とを備え、車両60に搭載される。
***構成の説明***
図1〜図7を参照して実施の形態1の車両装置1を説明する。
図1は、実施の形態1の車両装置1の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、車両装置1は、カーナビゲーション装置2と、カメラ装置3を備えている。車両装置1は、車両60に搭載されている。カーナビゲーション装置2は、加速度センサ較正装置91である。加速度センサ較正装置91は、加速度センサ23と測位受信機であるGPS受信機21とを備え、車両60に搭載される。
カメラ装置3は、CCD(Charge Coupled Devices)等の撮像素子を用いて構成されている。カメラ装置3は車両周囲の画像を撮影出来るよう、車両60の様々な位置に設置されてよいが、本実施の形態では、車両進行方向前方の映像を撮影出来るよう設置される事が望ましい。カメラ装置3が撮影した映像は、カーナビゲーション装置2へ送られる。送られた映像は、カーナビゲーション装置2の機器IF装置40を介してRAM14に記録される。
カーナビゲーション装置2は、自車位置を推定しながら目的地までの適切な経路を案内する為の装置である。カーナビゲーション装置2は、測位情報を演算する測位情報演算装置10と、車両60の測位情報を検知する測位情報検知装置20と、車両60に乗車しているユーザーが操作する為のユーザーIF装置30と、カーナビゲーション装置2が外部であるカメラ装置3、エンジンの停止を知らせる信号を出力するエンジン側装置4とデータをやり取りするための機器IF装置40を備えている。
測位情報演算装置10は、プロセッサ11、道路地図データを含む地図データが記憶された不揮発性の地図データ記憶装置12、自車位置を算出するプログラムが格納されたROM(Read Only Memory)13、アクセス可能な記憶装置として機能するRAM(Random Access Memory)14を備えている。
測位情報検知装置20は、GPS(Global Positioning System)用の人工衛星からの送信電波をGPSアンテナを介して受信し、車両60の位置,方位,速度等を検出するGPS受信機21と、車両60に加わる回転運動の角速度を検出するためのジャイロセンサ22と、車両60の前後方向における加速度を検出するための加速度センサ23と、車両60の傾き角および車両60の方位を検出する為の電子コンパス24とを備えている。測位情報検知装置20が検知した情報は、測位情報演算装置10のプロセッサ11へ送られる。
ユーザーIF装置30は、入力装置31と表示装置32を備えている。入力装置31は、タッチパネル、操作ボタン、音声入力装置又はリモコン受信装置等である。回転あるいは押下等に基づく入力信号をプロセッサ11へ出力する。表示装置32は、液晶ディスプレイ又はEL(Electroluminescence)ディスプレイ等である。表示装置32は、プロセッサ11からの指示に従い画像を画面に表示する。
カーナビゲーション装置2はコンピュータである。プロセッサ11は信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。プロセッサ11は、演算処理を行うIC(Integrated Circuit)である。プロセッサ11は、具体例としては、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、GPU(Graphics Processing Unit)である。
ROM13には、カーナビゲーション装置2及び測位情報演算装置10の機能を実現するためのプログラムや他のデータが記憶されている。
ROM13には、カーナビゲーション装置2及び測位情報演算装置10の機能を実現するためのプログラムや他のデータが記憶されている。
カーナビゲーション装置2の測位情報演算装置10は、機能要素として、設定部111、判定部112、抽出部113及び較正部114を備えている。設定部111、判定部112、抽出部113、及び較正部114の機能は、ソフトウェアにより実現される。ROM13には、設定部111、判定部112、抽出部113及び較正部114の機能を実現するプログラムが記憶されている。このプログラムは、プロセッサ11により読み込まれ実行される。これにより、設定部111、判定部112、抽出部113及び較正部114の機能が実現される。図1では、プロセッサ11は、1つだけ示されている。しかし、プロセッサ11を代替する複数のプロセッサを使用してもよい。これら複数のプロセッサは、設定部111、判定部112、抽出部113及び較正部114のプログラムの実行を分担する。
それぞれのプロセッサは、プロセッサ11と同じように、演算処理を行うICである。
それぞれのプロセッサは、プロセッサ11と同じように、演算処理を行うICである。
***動作の説明***
<(A)車両停車条件の設定処理>
図2は、「(A)車両停車条件の設定処理」の流れを示すフローチャートである。「(A)車両停車条件の設定処理」は、車両の停車場所を設定する処理であり、ユーザーが車両60を新たに導入した時や、車両60の駐車場が変更になった場合に実施される処理である。
<(A)車両停車条件の設定処理>
図2は、「(A)車両停車条件の設定処理」の流れを示すフローチャートである。「(A)車両停車条件の設定処理」は、車両の停車場所を設定する処理であり、ユーザーが車両60を新たに導入した時や、車両60の駐車場が変更になった場合に実施される処理である。
<ステップS101:カーナビ起動判定>
設定部111は、カーナビゲーション装置2が起動しているか判断する。
設定部111は、カーナビゲーション装置2が起動しているか判断する。
<ステップS102:設定要否判定>
設定部111は、車両停車条件が新規に設定されるか又は変更されるかを判断する。例えば、入力装置31が設定ボタンを有しており、設定部111は設定ボタンが押された場合に出力される設定指示信号によって設定が必要と認識する。
設定部111は、車両停車条件が新規に設定されるか又は変更されるかを判断する。例えば、入力装置31が設定ボタンを有しており、設定部111は設定ボタンが押された場合に出力される設定指示信号によって設定が必要と認識する。
<ステップS103:基準位置の設定>
設定部111は、車両60の停車場所である基準位置71の設定を行う。設定部111は、GPS受信機21が測位した位置情報と、地図データ記憶装置12に記憶されている道路地図情報とを元に、自車位置の算出処理を行い、その結果をRAM14に記憶する。設定部111は、自車位置の算出処理において、車両60が停止した位置を基準位置71としてRAM14に設定する。なお、設定部111は、GPS受信機21からの位置情報を使用する代わりに、ユーザーが入力装置31から手動で入力した位置情報を基準位置71として設定してもよい。
設定部111は、車両60の停車場所である基準位置71の設定を行う。設定部111は、GPS受信機21が測位した位置情報と、地図データ記憶装置12に記憶されている道路地図情報とを元に、自車位置の算出処理を行い、その結果をRAM14に記憶する。設定部111は、自車位置の算出処理において、車両60が停止した位置を基準位置71としてRAM14に設定する。なお、設定部111は、GPS受信機21からの位置情報を使用する代わりに、ユーザーが入力装置31から手動で入力した位置情報を基準位置71として設定してもよい。
<ステップS104:停止方向の設定>
設定部111は、自車位置に対する車両60の相対向きである基準方向72を設定する。基準方向72は後述する停止方向82と比較可能な方向の情報である。基準方向72は、後述の図4に示す車両向き特定方法を用いることができる。あるいは、ユーザーが入力装置31から入力した方向情報を基準方向72として用いてもよい。判定部112は基準方向72をRAM14に記憶する。
設定部111は、自車位置に対する車両60の相対向きである基準方向72を設定する。基準方向72は後述する停止方向82と比較可能な方向の情報である。基準方向72は、後述の図4に示す車両向き特定方法を用いることができる。あるいは、ユーザーが入力装置31から入力した方向情報を基準方向72として用いてもよい。判定部112は基準方向72をRAM14に記憶する。
<ステップS105:基準姿勢情報の設定>
設定部111は、基準姿勢情報73を設定する。基準姿勢情報73とは、基準位置71及び基準方向72のもとにおける車両60の停止姿勢を示すデータである。基準姿勢情報73のデータの種類としては、
(a)カメラ装置3の映像、
(b)電子コンパス24からの入力情報、
(c)ユーザーが入力装置31から入力した情報、
などである。設定部111は、基準姿勢情報73をRAM14に記憶する。
設定部111は、基準姿勢情報73を設定する。基準姿勢情報73とは、基準位置71及び基準方向72のもとにおける車両60の停止姿勢を示すデータである。基準姿勢情報73のデータの種類としては、
(a)カメラ装置3の映像、
(b)電子コンパス24からの入力情報、
(c)ユーザーが入力装置31から入力した情報、
などである。設定部111は、基準姿勢情報73をRAM14に記憶する。
<ステップS106:加速度センサの出力値の設定>
設定部111は、基準位置71及び基準方向72のもとにおいて計測された加速度センサ23の出力値である基準出力値23aをRAM14に記録する。
設定部111は、基準位置71及び基準方向72のもとにおいて計測された加速度センサ23の出力値である基準出力値23aをRAM14に記録する。
<(B)停車の判定処理>
図3は、「(B)停車の判定処理」を示すフローチャートを示す図である。図3を参照して停車判定フローを説明する。「(B)停車の判定処理」では、カーナビゲーション装置2は、基準位置71及び基準方向72に車両60が停車しているか判定し、判定結果に従って、加速度センサ23の較正または異常通知を行う。
図3は、「(B)停車の判定処理」を示すフローチャートを示す図である。図3を参照して停車判定フローを説明する。「(B)停車の判定処理」では、カーナビゲーション装置2は、基準位置71及び基準方向72に車両60が停車しているか判定し、判定結果に従って、加速度センサ23の較正または異常通知を行う。
<ステップS201:停車設定場所の近辺かの判断>
判定部112は、GPS受信機21の測位した位置を参照することで、車両60が、ステップS103で設定した停車場所である基準位置71の近辺に近づいたか判断する。
判定部112は、GPS受信機21の測位した位置を参照することで、車両60が、ステップS103で設定した停車場所である基準位置71の近辺に近づいたか判断する。
<ステップS202:自車位置の推移記録の開始>
判定部112は、自車位置の推移記録を開始する。判定部112は、GPS受信機21から複数の位置を取得することで自車位置の推移を記録し、RAM14に記録する。
判定部112は、自車位置の推移記録を開始する。判定部112は、GPS受信機21から複数の位置を取得することで自車位置の推移を記録し、RAM14に記録する。
<ステップS203:エンジン停止判断>
判定部112は、車両60が停車し、エンジンが停止したかの判断を行う。判断はエンジン側装置4から出力される信号から判断する。判定部112によってエンジンが停止したと判断された場合、処理はステップS204に進む。
判定部112は、車両60が停車し、エンジンが停止したかの判断を行う。判断はエンジン側装置4から出力される信号から判断する。判定部112によってエンジンが停止したと判断された場合、処理はステップS204に進む。
<ステップS204:停車位置判断>
判定部112は、停止位置81と予め設定されている基準位置71(ステップS103)とが一致するか判定する。停止位置81は、ステップS202で開始された自車位置の推移記録によって記録されている。停止位置81と基準位置71とが一致していなければ本処理は終了する。
判定部112は、停止位置81と予め設定されている基準位置71(ステップS103)とが一致するか判定する。停止位置81は、ステップS202で開始された自車位置の推移記録によって記録されている。停止位置81と基準位置71とが一致していなければ本処理は終了する。
<ステップS205:車両向き特定>
判定部112は、GPS受信機21の測位した車両60の停止位置81を含む複数の測位位置を用いて、停止位置81における車両60の向きを示す停止方向82を特定する。車両60の停止位置81を含むGPS受信機21の測位した複数の位置は、ステップS202で開始された自車位置の推移記録によって記録されている。
図4は、ステップS205の車両向き特定方法を説明する図である。
図4を用いて自車位置の推移記録を用いた車両向き特定方法の概略を説明する。
判定部112は、自車位置の推移記録が破線101の場合、矢印102の方向を停止方向82と特定する。同様に、判定部112は、自車位置の推移記録が破線103の場合、矢印104の方向を停止方向82と特定する。
判定部112は、GPS受信機21の測位した車両60の停止位置81を含む複数の測位位置を用いて、停止位置81における車両60の向きを示す停止方向82を特定する。車両60の停止位置81を含むGPS受信機21の測位した複数の位置は、ステップS202で開始された自車位置の推移記録によって記録されている。
図4は、ステップS205の車両向き特定方法を説明する図である。
図4を用いて自車位置の推移記録を用いた車両向き特定方法の概略を説明する。
判定部112は、自車位置の推移記録が破線101の場合、矢印102の方向を停止方向82と特定する。同様に、判定部112は、自車位置の推移記録が破線103の場合、矢印104の方向を停止方向82と特定する。
<ステップS206:車両向き判断>
判定部112は、ステップS205で特定した停止方向82が、ステップS104で設定された基準方向72と一致しているか判定する。一致していなければ本処理は終了する。
判定部112は、ステップS205で特定した停止方向82が、ステップS104で設定された基準方向72と一致しているか判定する。一致していなければ本処理は終了する。
<ステップS207:車両傾斜データの取得>
ステップS207は抽出部113が実施する。抽出部113は、RAM14に記録されている基準姿勢情報73(ステップS105)と、停止位置81及び停止方向82のもとにおける車両60の停止姿勢を示す停止姿勢情報83を取得する。抽出部113は、基準姿勢情報73と停止姿勢情報83とを用いて、基準位置71及び基準方向72における車両60の姿勢と、停止位置81及び停止方向82における車両60の姿勢との差を示す姿勢差分情報84を抽出する。具体的には以下のようである。
ステップS207は抽出部113が実施する。抽出部113は、RAM14に記録されている基準姿勢情報73(ステップS105)と、停止位置81及び停止方向82のもとにおける車両60の停止姿勢を示す停止姿勢情報83を取得する。抽出部113は、基準姿勢情報73と停止姿勢情報83とを用いて、基準位置71及び基準方向72における車両60の姿勢と、停止位置81及び停止方向82における車両60の姿勢との差を示す姿勢差分情報84を抽出する。具体的には以下のようである。
抽出部113は、「(A)車両停車条件の設定処理」で抽出したカメラ装置3の映像及び電子コンパス24からの入力情報と、本フローで停車した際に得たカメラ装置3の映像及び電子コンパス24からの入力情報との比較を行い、停車した車両60の前後及び左右の傾斜補正データを取得する。本フローでは、遅くとも、ステップS204からはカメラ装置3での撮影を開始する。カメラ装置3で撮影される映像は、「(A)車両停車条件の設定処理」のステップS105の(a)として示す映像と比較が可能な映像である。
「(A)車両停車条件の設定処理」でのカメラ装置3の映像は基準姿勢情報73であり、「(A)車両停車条件の設定処理」での電子コンパス24の情報も基準姿勢情報73である。また、本フローで停車した際にカメラ装置3で撮影された映像は停止姿勢情報83であり、本フローで停車した際に電子コンパス24から得られる情報も停止姿勢情報83である。
図5は、カメラ装置3を使用した際の、車両傾斜データを取得する方法の概略を示す図である。図5を参照して説明する。「車両傾斜データ」とは、設定時(ステップS105)における車両の姿勢と、停止時における車両の姿勢との差分を示す情報である。「車両傾斜データ」は姿勢差分情報84である。姿勢差分情報84は、基準位置71及び基準方向72における車両60の姿勢と、停止位置81及び停止方向82における車両60の姿勢との差を示す差分情報である。以下では、姿勢差分情報84の字句を用いる。図5を参照して、カメラ装置3を使用した際の姿勢差分情報84の抽出方法を説明する。なお、電子コンパス24を使用した際の姿勢差分情報84の抽出方法は、図5の説明後に述べる。
図5の左側が設定時である「(A)車両停車条件の設定処理」に対応し、右側が今回の「(B)停車の判定処理」に対応する。図5の(a−4)がステップS105で設定された画像であり、(b−4)が今回の「(B)停車の判定処理」で得られた画像である。
両方の画像は同じ木105が基準になっている。
図5の左側は(a−4)の画像から車両60の(a−1),(a−2),(a−3)の状態がわかることを示しており、右側は、(b−4)の画像から車両60の(b−1),(b−2),(b−3)の状態がわかることを示している。よって(a−1)と(b−1),(a−2)と(b−2)、(a−3)と(b−3)の3組の情報から、設定時に対する今回の姿勢がわかる。具体的には以下のようである。
抽出部113は、「(A)車両停車条件の設定処理」のときにカメラ装置3にて取得した画像(a−4)において、建造物や標札や木など、位置関係が変動しない対象を、設定時及び停止時の基準にする。上記のように図5では木105を基準としている。抽出部113は、今回の停車時において、設定時にカメラ装置3から得た画像(a−4)と、停車時にカメラ装置3から得た画像(b−4)とを比較することで、設定時に対する停車時の変化量である、車両60の前後の傾きを表す偏角と、車両60の左右の傾きを表す伏角とを算出できる。偏角はピッチ角方向の角度であり、伏角はロール方向の角度である。偏角及び伏角は姿勢差分情報84である。抽出部113は、姿勢差分情報84である偏角及び伏角を重力加速度に換算し、換算値をRAM14に保存する。
両方の画像は同じ木105が基準になっている。
図5の左側は(a−4)の画像から車両60の(a−1),(a−2),(a−3)の状態がわかることを示しており、右側は、(b−4)の画像から車両60の(b−1),(b−2),(b−3)の状態がわかることを示している。よって(a−1)と(b−1),(a−2)と(b−2)、(a−3)と(b−3)の3組の情報から、設定時に対する今回の姿勢がわかる。具体的には以下のようである。
抽出部113は、「(A)車両停車条件の設定処理」のときにカメラ装置3にて取得した画像(a−4)において、建造物や標札や木など、位置関係が変動しない対象を、設定時及び停止時の基準にする。上記のように図5では木105を基準としている。抽出部113は、今回の停車時において、設定時にカメラ装置3から得た画像(a−4)と、停車時にカメラ装置3から得た画像(b−4)とを比較することで、設定時に対する停車時の変化量である、車両60の前後の傾きを表す偏角と、車両60の左右の傾きを表す伏角とを算出できる。偏角はピッチ角方向の角度であり、伏角はロール方向の角度である。偏角及び伏角は姿勢差分情報84である。抽出部113は、姿勢差分情報84である偏角及び伏角を重力加速度に換算し、換算値をRAM14に保存する。
図5では、カメラ装置3で取得した画像(a−4)と画像(b−4)とから姿勢差分情報84を抽出する方法を説明したが、電子コンパス24を使用した場合も原理は同様である。
図6は、電子コンパス24を使用して姿勢差分情報84を抽出する場合を説明する図である。図6に示す座標系において、実線が設定時、破線が今回の停止時における3軸の電子コンパス24の出力を示す。抽出部113は、実線で示す設定時の出力と、破線で示す停車時の出力とを比較することで、設定時に対する停止時の偏角及び伏角を算出できる。抽出部113は、姿勢差分情報84である偏角及び伏角を重力加速度△gに換算し、換算値をRAM14に保存する。
図6は、電子コンパス24を使用して姿勢差分情報84を抽出する場合を説明する図である。図6に示す座標系において、実線が設定時、破線が今回の停止時における3軸の電子コンパス24の出力を示す。抽出部113は、実線で示す設定時の出力と、破線で示す停車時の出力とを比較することで、設定時に対する停止時の偏角及び伏角を算出できる。抽出部113は、姿勢差分情報84である偏角及び伏角を重力加速度△gに換算し、換算値をRAM14に保存する。
図5、図6で抽出された姿勢差分情報84である偏角あるいは伏角がゼロでない場合は、設定時と停止時とで地図上で同じ位置だと判定されたとしても、車両の姿勢は同じではない為、姿勢の相違、つまり姿勢差分情報84の存在のため加速度センサ23の値はばらつくことになる。
<ステップS208:加速度センサ出力の判定処理>
ステップS208では、較正部114が行う図7の「(C)加速度センサ出力の判定処理」へ移行する。ステップS208では、較正部114は、姿勢差分情報84に基づいて、加速度センサ23を較正する。
ステップS208では、較正部114が行う図7の「(C)加速度センサ出力の判定処理」へ移行する。ステップS208では、較正部114は、姿勢差分情報84に基づいて、加速度センサ23を較正する。
<ステップS209:カーナビ停止処理>
判定部112は、カーナビゲーション装置2の電源をオフにする。
判定部112は、カーナビゲーション装置2の電源をオフにする。
図7は、較正部114が行う、「(C)加速度センサ出力の判定処理」のフローチャートである。次に、図7を参照して「(C)加速度センサ出力の判定処理」を説明する。
<ステップS301:加速度センサの出力値の取得>
較正部114は、停止位置81及び停止方向82における加速度センサ23の出力値である停止出力値23bを加速度センサ23から取得する。
較正部114は、停止位置81及び停止方向82における加速度センサ23の出力値である停止出力値23bを加速度センサ23から取得する。
<ステップS302:傾き補正処理>
較正部114は、停止出力値23bに対し、ステップS207で取得した姿勢差分情報84に相当する重力加速度△gを用いて、加速度センサ23の真の出力値を算出する。「加速度センサ23の真の出力値」とは、設定時の基準位置71及び基準方向72のもとにおいて正常な加速度センサ23が出力するべき予想の出力値である。以下「加速度センサ23の真の出力値」は予想出力値23cと記す。較正部114は、予想出力値23cを以下の式1で求める。
予想出力値23c=停止出力値23b−重力加速度△g (式1)
較正部114は、停止出力値23bに対し、ステップS207で取得した姿勢差分情報84に相当する重力加速度△gを用いて、加速度センサ23の真の出力値を算出する。「加速度センサ23の真の出力値」とは、設定時の基準位置71及び基準方向72のもとにおいて正常な加速度センサ23が出力するべき予想の出力値である。以下「加速度センサ23の真の出力値」は予想出力値23cと記す。較正部114は、予想出力値23cを以下の式1で求める。
予想出力値23c=停止出力値23b−重力加速度△g (式1)
<ステップS303:加速度センサ故障判断>
較正部114は、ステップS106でRAM14に記録した基準出力値23aをRAM14から取得する。較正部114は、式1で計算した予想出力値23cと、基準出力値23aとを比較する。
つまり、較正部114は、
|基準出力値23a−予想出力値23c|>閾値 (式2)
が成立するかを判断する。
成立すると判断した場合、較正部114は加速度センサ23が故障していると判定し、ステップS304の処理に進む。較正部114が成立しないと判断した場合、処理はステップS305に進む。閾値は加速度センサ23の仕様に基づき決められる。
較正部114は、ステップS106でRAM14に記録した基準出力値23aをRAM14から取得する。較正部114は、式1で計算した予想出力値23cと、基準出力値23aとを比較する。
つまり、較正部114は、
|基準出力値23a−予想出力値23c|>閾値 (式2)
が成立するかを判断する。
成立すると判断した場合、較正部114は加速度センサ23が故障していると判定し、ステップS304の処理に進む。較正部114が成立しないと判断した場合、処理はステップS305に進む。閾値は加速度センサ23の仕様に基づき決められる。
<ステップS304:故障通知>
較正部114は、ステップS303での比較の結果、基準出力値23aと、予想出力値23cとの差の絶対値が閾値を超えている場合には、加速度センサ23の故障を通知する信号を出力する。例えば、較正部114は故障を通知する信号を表示装置32へ出力して、ユーザーへ異常を知らせる警告を表示装置32に表示する。
較正部114は、ステップS303での比較の結果、基準出力値23aと、予想出力値23cとの差の絶対値が閾値を超えている場合には、加速度センサ23の故障を通知する信号を出力する。例えば、較正部114は故障を通知する信号を表示装置32へ出力して、ユーザーへ異常を知らせる警告を表示装置32に表示する。
<ステップS305:加速度センサの較正>
較正部114は、ステップS303で加速度センサ23を故障と判断しなかった場合、加速度センサ23を較正する。較正部114は、予想出力値23cの値が基準出力値23aになるように加速度センサ23を較正する。
較正部114は、ステップS303で加速度センサ23を故障と判断しなかった場合、加速度センサ23を較正する。較正部114は、予想出力値23cの値が基準出力値23aになるように加速度センサ23を較正する。
***実施の形態1の効果***
本実施の形態1によれば、ユーザーによる車両使用終了時、例えば、特定の車庫又は駐車上へ特定の車両向きに車両を停止させた時、自車位置情報に、車載のカメラ装置、3軸デジタルコンパスなどによる偏角及び伏角情報を合わせる構成である。この構成により、車両の停車場所が同じであっても車両の姿勢の違いによって生じる加速度センサの出力値のばらつきを補正するので、加速度センサに対して、高精度なゼロ点補正及び早期の異常検出が可能となり、ユーザーの安全を向上できる。
本実施の形態1によれば、ユーザーによる車両使用終了時、例えば、特定の車庫又は駐車上へ特定の車両向きに車両を停止させた時、自車位置情報に、車載のカメラ装置、3軸デジタルコンパスなどによる偏角及び伏角情報を合わせる構成である。この構成により、車両の停車場所が同じであっても車両の姿勢の違いによって生じる加速度センサの出力値のばらつきを補正するので、加速度センサに対して、高精度なゼロ点補正及び早期の異常検出が可能となり、ユーザーの安全を向上できる。
1 車両装置、2 カーナビゲーション装置、3 カメラ装置、4 エンジン側装置、10 測位情報演算装置、11 プロセッサ、12 地図データ記憶装置、13 ROM、14 RAM、20 測位情報検知装置、21 GPS受信機、22 ジャイロセンサ、23 加速度センサ、23a 基準出力値、23b 停止出力値、23c 予想出力値、24 電子コンパス、30 ユーザーIF装置、31 入力装置、32 表示装置、40 機器IF装置、60 車両、71 基準位置、72 基準方向、73 基準姿勢情報、81 停止位置、82 停止方向、83 停止姿勢情報、84 姿勢差分情報、91 加速度センサ較正装置、105 木、111 設定部、112 判定部、113 抽出部、114 較正部。
Claims (7)
- 加速度センサと位置を測位する測位受信機とを備え、車両に搭載される加速度センサ較正装置において、
前記車両の停止位置を含む前記測位受信機の測位した複数の位置を用いて、前記停止位置における前記車両の向きを示す停止方向を特定し、前記停止位置と前記車両の基準位置とが一致するか判定し、前記停止方向と前記車両の基準方向とが一致するか判定する判定部と、
前記基準位置と前記停止位置とが一致し、かつ、前記基準方向と前記停止方向とが一致すると前記判定部が判定した場合に、前記基準位置及び前記基準方向のもとにおける前記車両の基準の停止姿勢を示す基準姿勢情報と、前記停止位置及び前記停止方向のもとにおける前記車両の停止姿勢を示す停止姿勢情報とを取得し、前記基準姿勢情報と前記停止姿勢情報とを用いて、前記基準位置における前記車両の姿勢と前記停止位置における前記車両の姿勢との差を示す姿勢差分情報を抽出する抽出部と、
前記姿勢差分情報に基づいて、前記加速度センサを較正する較正部と
を備える加速度センサ較正装置。 - 前記較正部は、
前記停止位置及び前記停止方向における前記加速度センサの出力値を示す停止出力値を取得すると共に、前記停止出力値と前記姿勢差分情報とを用いることにより、前記停止位置及び前記停止方向において前記加速度センサが出力するべき予想出力値を計算し、
前記基準位置及び前記基準方向のもとにおいて計測された前記加速度センサの出力値である基準出力値を取得し、前記基準出力値と前記予想出力値との比較に基づき、前記加速度センサを較正する請求項1に記載の加速度センサ較正装置。 - 前記較正部は、
比較の結果、前記基準出力値と前記予想出力値との差の絶対値が閾値を超えている場合には、前記加速度センサの故障を通知する信号を出力する請求項2に記載の加速度センサ較正装置。 - 前記基準姿勢情報と前記停止姿勢情報とは、
前記車両に搭載されたカメラ装置によって撮影された映像である請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の加速度センサ較正装置。 - 前記加速度センサ較正装置は、さらに電子コンパスを備え、
前記基準姿勢情報と前記停止姿勢情報とは、
前記電子コンパスによって計測された情報である請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の加速度センサ較正装置。 - 加速度センサと位置を測位する測位受信機とを備え、車両に搭載されるコンピュータである加速度センサ較正装置に、
前記車両の停止位置を含む前記測位受信機の測位した複数の位置を用いて、前記停止位置における前記車両の向きを示す停止方向を特定し、前記停止位置と前記車両の基準位置とが一致するか判定し、前記停止方向と前記車両の基準方向とが一致するか判定する判定処理と、
前記基準位置と前記停止位置とが一致し、かつ、前記基準方向と前記停止方向とが一致すると前記判定処理が判定した場合に、前記基準位置及び前記基準方向のもとにおける前記車両の基準の停止姿勢を示す基準姿勢情報と、前記停止位置及び前記停止方向のもとにおける前記車両の停止姿勢を示す停止姿勢情報とを取得し、前記基準姿勢情報と前記停止姿勢情報とを用いて、前記基準位置における前記車両の姿勢と前記停止位置における前記車両の姿勢との差を示す姿勢差分情報を抽出する抽出処理と、
前記姿勢差分情報に基づいて、前記加速度センサを較正する較正処理と
を実行させる加速度センサ較正プログラム。 - 加速度センサと位置を測位する測位受信機とを備え、車両に搭載される加速度センサ較正装置が行う加速度センサ較正方法において、
判定部が、前記車両の停止位置を含む前記測位受信機の測位した複数の位置を用いて、前記停止位置における前記車両の向きを示す停止方向を特定し、前記停止位置と前記車両の基準位置とが一致するか判定し、前記停止方向と前記車両の基準方向とが一致するか判定し、
抽出部が、前記基準位置と前記停止位置とが一致し、かつ、前記基準方向と前記停止方向とが一致すると前記判定部が判定した場合に、前記基準位置及び前記基準方向のもとにおける前記車両の基準の停止姿勢を示す基準姿勢情報と、前記停止位置及び前記停止方向のもとにおける前記車両の停止姿勢を示す停止姿勢情報とを取得し、前記基準姿勢情報と前記停止姿勢情報とを用いて、前記基準位置における前記車両の姿勢と前記停止位置における前記車両の姿勢との差を示す姿勢差分情報を抽出し、
較正部が、前記姿勢差分情報に基づいて、前記加速度センサを較正する、
加速度センサ較正方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017025314A JP2018132378A (ja) | 2017-02-14 | 2017-02-14 | 加速度センサ較正装置、加速度センサ較正プログラム及び加速度センサ較正方法 |
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JP2018132378A true JP2018132378A (ja) | 2018-08-23 |
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JP2017025314A Pending JP2018132378A (ja) | 2017-02-14 | 2017-02-14 | 加速度センサ較正装置、加速度センサ較正プログラム及び加速度センサ較正方法 |
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JP (1) | JP2018132378A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113865616A (zh) * | 2021-12-01 | 2021-12-31 | 成都九鼎科技(集团)有限公司 | 车辆悬架姿态测量方法和测量系统 |
-
2017
- 2017-02-14 JP JP2017025314A patent/JP2018132378A/ja active Pending
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