JP2018132045A - 回転機械 - Google Patents

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【課題】 バースト時の安全性を確保することが可能な回転機械を提供する。【解決手段】回転機械1は、軸線O回りに回転するインペラと、かつ軸線Oの径方向外側を向く第一面21Aと、及び軸線O方向一方側を向く第二面21Bとが形成され、インペラを外周側から覆う第一ハウジング21と、軸線の径方向内側を向き、第一面21Aと当接する第三面51Aと、軸線方向他方側を向き、第二面21Bと当接し、第三面51Aと同じ部材の面である第四面51Bとが形成された係合部を含み、第一ハウジング21の軸線方向一方側に接続された第二ハウジング5と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、回転機械、例えば、内燃機関に用いられる過給機に関する。
近年、舶用エンジン、自動車用エンジン等の内燃機関に対して、排ガス・燃費に関する規制の強化が進められている。このような燃費の改善や、排ガス中のCO2濃度の低減を目的とする技術の一つとして、過給機が採用されている。過給機は、エンジンの排気ガスによってタービンが回転駆動されることで、遠心圧縮機のインペラを回転させる回転機械である。インペラの回転により圧縮された空気は、ディフューザ、スクロール流路を経てエンジンに供給される。
ところで、過給機の運転中には、稀にバーストと呼ばれる現象が発生する。バーストとは、例えば、過回転により遠心力が過大となることで、インペラの一部が破断する現象である。安全性を高めるためには、バーストしたインペラ片をハウジングの内部に封じ込める必要がある。このような技術の一例として、下記特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載された装置は、スクロール室フレームと、スクロール室に隣接する軸受フレームとを、ボルトによって締結する構成を採っている。
特開2015−63956号公報
しかしながら、過給機の高周速化が図られている近年では、特許文献1に記載された装置のようにボルトによって各フレームを結合した場合、ボルトに過大なせん断荷重が加わってしまう。このため、ボルトのみによっては、せん断荷重を受け止めきれず、過給機のバースト時の安全性確保に支障を来す場合がある。
また、特許文献1に記載の装置は、スクロール室フレームと、スクロール室に隣接する軸受フレームとを、ボルト(締結ボルト)によって締結するとともに、クランプと軸受フレームに押し圧を加える押しボルトを設けることで、締結ボルトに加わる回転軸方向の荷重を低減させていた。しかし、クランプおよび押しボルトは、締結ボルトに加わる半径方向の荷重を低減させることはできないため、過給機のバースト時の安全性確保に支障を来す場合がある。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、バースト時の安全性を確保することが可能な回転機械を提供することを目的とする。
本発明の回転機械は、軸線回りに回転するインペラと、軸線の径方向外側を向く第一面と、軸線方向一方側を向く第二面と、が形成され、前記インペラを外周側から覆う第一ハウジングと、軸線の径方向内側を向き、前記第一面と当接する第三面と、軸線方向他方側を向き、前記第二面と当接し、前記第三面と同じ部材の面である第四面とが形成された係合部を含み、前記第一ハウジングの軸線方向一方側に接続された第二ハウジングと、を備える。
この構成によれば、回転機械にバーストが生じて第一ハウジングに径方向外側に向かう力が加わった場合であっても、当該第一ハウジングの第一面に対して、係合部の第三面が径方向外側から当接することで、径方向外側に向かう力を受け止めることができる。例えば、第一ハウジングと第二ハウジングとの径方向の端部をクランプで覆い、クランプを押しボルトで固定した場合であっても、バースト時に加わる径方向の荷重が第一ハウジングと第二ハウジングとを締結するボルトに加わるため、バースト時の安全性確保するためには、第一ハウジングと第二ハウジングとを締結するボルトの耐久性を高くする必要がある。これに対して、ハウジングの第四面と同じ部材で形成された第三面が第一面からの径方向の荷重を受け止めることで、第一ハウジングと第二ハウジングとを締結するボルトに大きな負荷がかかることを抑制できる。これにより、第一ハウジングと第二ハウジングとを締結するボルトの耐久性を向上させずに、ハウジングの連結部分が故障することを抑制できる。また、ハウジングで荷重を受ける構造とすることで、クランプを設けるよりも構造を簡単にすることができる。
本発明の回転機械では、前記係合部は、前記第二ハウジングにおける軸線の周方向の全域にわたって延びていてもよい。
この構成によれば、第一ハウジングの第一面に対して、係合部の第三面が径方向外側かつ周方向の全域で当接することで、径方向外側に向かう力をより安定的に受け止めることができる。
本発明の回転機械では、前記係合部は、前記第二ハウジングにおける軸線の周方向に間隔をあけて複数設けられていてもよい。
この構成によれば、第一ハウジングの第一面に対して、係合部の第三面が径方向外側から当接することで、径方向外側に向かう力を受け止めることができる。
本発明の回転機械は、前記第一ハウジングと前記第二ハウジングとを軸線方向に接続するボルトを有し、前記係合部は、軸線の周方向において少なくとも前記ボルトと重複する位置に設けられていてもよい。
この構成によれば、ボルトによって第一ハウジングと第二ハウジングの結合強度をさらに高めることができる。加えて、第一ハウジングの第一面に対して、係合部の第三面が径方向外側から当接することで、径方向外側に向かう力を受け止めることができる。つまり、ボルトに係るせん断力を低減することができる。これにより、ボルトのみによって第一ハウジングと第二ハウジングとを結合した場合に比べて、回転機械の構造強度を向上させることができる。
本発明の回転機械では、前記第一面、及び前記第三面は、軸線に対して平行であってもよい。
この構成によれば、第一面から第三面に向かって径方向に作用するせん断力を、径方向に直交する軸線方向から受け止めることができる。すなわち、せん断力をより安定的に受け止めることができる。
本発明によれば、バースト時の安全性を確保することが可能な回転機械を提供することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る回転機械の構成を示す断面図である。 図2は、本発明の第一実施形態に係る回転機械の構成を示す要部拡大断面図である。 図3は、本発明の第一実施形態に係るハウジング連結部を軸線方向から見た図である。 図4は、本発明の第二実施形態に係るハウジング連結部を軸線方向から見た図である。
[第一実施形態]
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明するが、本発明は以下実施形態の構成に限定されない。以下で説明する一部の構成要素を用いない構成を採ることも可能である。また、本実施形態は、回転機械を、エンジンに圧縮空気を供給する過給機(ターボチャージャ)としたが、本発明はこれに限定されない。図1に示すようにターボチャージャ1(回転機械1)は、回転軸2と、回転軸2とともに回転するタービン3及び圧縮機4と、タービン3と圧縮機4を連結するとともに回転軸2を支持するハウジング連結部5(第二ハウジング5)と、を備えている。このターボチャージャ1では、図示しないエンジンからの排気ガスGによりタービン3が回転し、当該回転に伴って圧縮機4が圧縮した空気ARをエンジンに供給する。なお、エンジンは、舶用ディーゼルエンジンとすることが好ましいが、他の用途のエンジンとしてもよい。
回転軸2は、軸線O方向に延び、軸線Oを中心として回転する。タービン3は、軸線O方向の一方側(図1の紙面に向かって右側)に配置されている。タービン3は、回転軸2が取付けられるとともにタービンブレード15を有するタービンインペラ14と、タービンインペラ14を外周側から覆うタービンハウジング11とを備えている。
タービンインペラ14には、回転軸2が嵌り込んでおり、回転軸2とともに軸線O回りに回転可能となっている。
タービンハウジング11は、タービンインペラ14を覆っている。そして、タービンハウジング11には、タービンブレード15の前縁部(径方向外側の端部)から径方向外側に向かって延びるとともに径方向外側の位置で軸線Oを中心とした環状に形成されてタービンハウジング11の内外を連通するスクロール通路12が形成されている。このスクロール通路12から排気ガスGがタービンインペラ14に導入されることで、タービンインペラ14及び回転軸2が回転する。
また、タービンハウジング11には、軸線O方向一方側で開口する排出口13が形成されており、タービンブレード15を通過した排気ガスGは、軸線O方向一方側に向かって流通し、排出口13からタービンハウジング11の外部に排出される。
圧縮機4は、軸線O方向の他方側(図1の紙面に向かって左側)に配置されている。圧縮機4には、回転軸2が取付けられるとともに圧縮機ブレード25を有する圧縮機インペラ24(インペラ24)と、圧縮機インペラ24を外周側から覆う圧縮機ハウジング21(第一ハウジング21)と、を備えている。より詳細には、この圧縮機インペラ24は、回転軸2の外周面から軸線Oの径方向外側に張り出す円盤状のディスクを有している。圧縮機インペラ24は、このディスクにおける軸線O方向一方側の面上で、軸線Oを中心として放射状をなすとともに、周方向に間隔をあけて配列されている。さらに、圧縮機インペラ24には、回転軸2が嵌り込んでおり、回転軸2とともに軸線O回りに回転可能となっている。
圧縮機ハウジング21は、圧縮機インペラ24を覆っている。圧縮機ハウジング21は、軸線Oの他方側で開口する吸込口23が形成されている。圧縮機ハウジング21は、吸込口23を通じて圧縮機ハウジング21の外部から圧縮機インペラ24に空気ARを導入する。圧縮機インペラ24にタービンインペラ14からの回転力が回転軸2を介して伝達されることで、圧縮機インペラ24が軸線O回りに回転し、空気ARが圧縮される。
圧縮機ハウジング21は、圧縮機通路22を形成する。圧縮機通路22は、圧縮機ブレード25の後縁部(空気ARの流れの下流端部)から径方向外側に向かって延びるとともに、径方向外側の位置で軸線Oを中心とした環状をなして圧縮機ハウジング21の内外を連通している。この圧縮機通路22に圧縮機インペラ24で圧縮された空気ARが導入され、圧縮機ハウジング21の外部に吐出される。なお、圧縮機ハウジング21は、鋳物等で一体に形成された構造としてもよいが、複数の分割した部材を組み立てた構造としてもよい。圧縮機ハウジング21は、複数の部材を組み立てる場合、締結機構で連結しても、溶接等により溶接してもよい。
ハウジング連結部5(第二ハウジング5)は、圧縮機ハウジング21とタービンハウジング11との間に配置されている。ハウジング連結部5は、回転軸2を外周側から覆う。ハウジング連結部5は、軸受6が設けられている。軸受6は、回転軸2をハウジング連結部5に対して相対回転可能となるように支持している。
次に、圧縮機ハウジング21と、ハウジング連結部5との結合部分について図2を参照して説明する。圧縮機ハウジング21とハウジング連結部5とは、ボルトBによって軸線O方向両側から結合されている。すなわち、圧縮機ハウジング21、及びハウジング連結部5には、ボルトBが挿通する第一ボルト孔H1、及び第二ボルト孔H2がそれぞれ形成されている。
さらに、図2に示すように、圧縮機ハウジング21の軸線O方向一方側の端縁には、軸線Oの径方向外側を向く第一面21Aと、軸線O方向一方側を向く第二面21Bとが形成されている。第一面21A、及び第二面21Bは、ハウジング連結部5に設けられた係合部51(後述)に対して係合する。
係合部51は、ハウジング連結部5の軸線O方向他方側の端縁に設けられている。具体的には、係合部51は、ハウジング連結部5から軸線O方向他方側に向かって突出している。係合部51を形成する各面のうち、軸線Oの径方向内側を向く面は第三面51Aであり、軸線O方向他方側を向く面は第四面52Bである。なお、図3に示すように、係合部51(第三面51A、第四面51B)は、軸線Oの周方向における全域にわたって連続して形成されている。すなわち、第三面51Aは、軸線O方向から見て円形の断面を有している。また、ハウジング連結部5のうち、係合部51は、1つの部材で形成されている。つまり、係合部51は、第三面51Aと第四面51Bとが一体の同じ部材で形成されている。
圧縮機ハウジング21の第一面21Aは、係合部51の第三面51Aに対して平行である。さらに、第一面21A、及び第三面51Aは、ともに軸線Oに平行である。さらに、圧縮機ハウジング21の第二面21Bは、係合部51の第四面51Bに対して平行である。さらに、第二面21B、及び第四面51Bは、ともに軸線Oの径方向に平行である。なお、ここで言う平行とは実質的な平行を指すものであり、わずかな製造誤差や公差等は許容される。
圧縮機ハウジング21とハウジング連結部5とが組み合わされた状態において、第一面21Aと第三面51Aとは、隙間なく当接している。なお、運転中における熱伸びを考慮して、第一面21Aと第三面51Aとの間にわずかな隙間が形成されていてもよい。さらに、第二面21Bと第四面51Bとは、隙間なく当接している。このように、圧縮機ハウジング21の軸線O方向一方側の端部は、ハウジング連結部5の軸線O方向他方側に設けられた係合部51に対して嵌り込むように構成されている。
以上のように構成されたターボチャージャ1では、図示しないエンジンからの排気ガスGによりタービン3が回転し、当該回転に伴って圧縮機4が圧縮した空気ARをエンジンに供給する。
ここで、ターボチャージャ1の運転中には、稀にバーストと呼ばれる現象が発生する。バーストとは、例えば、過回転により遠心力が過大となることで、インペラの一部が破断する現象である。安全性を高めるためには、バーストしたインペラ片をハウジングの内部に封じ込める必要がある。しかしながら、ターボチャージャの高周速化が図られている近年では、ボルトBのみによって圧縮機ハウジング21とハウジング連結部5とを結合した場合、ボルトBに過大なせん断荷重が加わってしまう。このため、ボルトBのみによっては、せん断荷重を受け止めきれず、過給機のバースト時の安全性確保に支障を来す場合がある。
そこで、本実施形態では、上述のように、圧縮機ハウジング21の軸線O方向一方側の端部は、ハウジング連結部5の軸線O方向他方側に設けられた係合部51に対してはまり込むように構成されている。この構成によれば、バーストが生じて圧縮機ハウジング21に径方向外側に向かう力が加わった場合であっても、当該圧縮機ハウジング21の第一面21Aに対して、係合部51の第三面51Aが径方向外側から当接することで、径方向外側に向かう力を受け止めることができる。これにより、バーストが発生した場合であっても、インペラ片を圧縮機ハウジング21の内部に封じ込めることができる。さらに、上記の構成によれば、ボルトBのみによって圧縮機ハウジング21とハウジング連結部5とを結合した場合に比べて、ボルトBが負担する応力を低減することができる。これにより、ボルトBの寸法を小さくすることができ、ターボチャージャ1の周囲に配置される補機類等のレイアウト設計に自由度を持たせることができる。また、例えば、本願の係合部51の構造の代わりに、圧縮機ハウジング21とハウジング連結部5との径方向の端部をクランプで覆い、クランプを押しボルトで固定した場合であっても、バースト時に加わる径方向の荷重が圧縮機ハウジング21とハウジング連結部5を締結するボルトに加わるため、バースト時の安全性を確保するためには、圧縮機ハウジング21とハウジング連結部5とを締結するボルトの耐久性を高くする必要がある。これに対して、ハウジング連結部5の第四面51Bと同じ部材で形成された第三面51Aが第一面21Aからの径方向の荷重を受け止めることで、圧縮機ハウジング21とハウジング連結部5とを連結するボルトに大きな負荷がかかることを抑制できる。これにより、圧縮機ハウジング21とハウジング連結部5とを締結するボルトBの耐久性を向上させずに、ハウジングの連結部分が故障することを抑制できる。また、ハウジングで荷重を受ける構造とすることで、クランプを設けるよりも構造を簡単にすることができる。
また、上記の構成では、係合部51は、ハウジング連結部5における軸線Oの周方向の全域にわたって延びている。この構成によれば、第一面21Aに対して、係合部51の第三面51Aが径方向外側かつ周方向の全域で当接することで、径方向外側に向かう力をより安定的に受け止めることができる。これにより、バーストが発生した場合であっても、インペラ片を圧縮機ハウジング21の内部に封じ込めることができる。
さらに、上記の構成では、第一面21A、及び第三面51Aは、軸線Oに対して平行である。この構成によれば、第一面21Aから第三面51Aに向かって径方向に作用するせん断力を、径方向に直交する軸線O方向から受け止めることができる。すなわち、せん断力をより安定的に受け止めることができる。これにより、バーストが発生した場合であっても、インペラ片を圧縮機ハウジング21の内部に封じ込めることができる。
以上、本発明の第一実施形態について説明した。なお、本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、上記の構成に種々の変更を施すことが可能である。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態について、図4を主に参照して説明する。なお、第一実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。図4に示すように、本実施形態では、係合部51が、ハウジング連結部5における軸線Oの周方向に間隔をあけて設けられた複数の係合部片を有している。具体的には、軸線Oの周方向に等間隔をあけて8個の係合部片51Pが設けられている。それぞれの係合部片51Pは、ハウジング連結部5の軸線O方向他方側の端部から軸線O方向他方側に向かって板状に突出している。係合部片51Pの径方向内側を向く面は、第三面51Aとされている。
また、各係合部片51Pは、少なくとも1つのボルトBが設けられる周方向位置と重複している。本実施形態では、それぞれのボルトBの径方向外側に、係合部片51Pが設けられている。これら係合部片51Pのそれぞれに対して、圧縮機ハウジング21の第一面21Aが対向・当接する。
この構成によれば、ボルトBによって圧縮機ハウジング21とハウジング連結部5の結合強度をさらに高めることができる。加えて、圧縮機ハウジング21の第一面21Aに対して、係合部片51Pの第三面51Aが径方向外側から当接することで、径方向外側に向かう力を受け止めることができる。つまり、ボルトBに係るせん断力を低減することができる。これにより、ボルトBのみによって圧縮機ハウジング21とハウジング連結部5とを結合した場合に比べて、ターボチャージャ1の構造強度を向上させることができる。さらに、上記の構成によれば、ボルトBのみによって圧縮機ハウジング21とハウジング連結部5とを結合した場合に比べて、ボルトBが負担する応力を低減することができる。これにより、ボルトBの寸法を小さくすることができ、ターボチャージャ1の周囲に配置される補機類等のレイアウト設計に自由度を持たせることができる。
1 ターボチャージャ
2 回転軸
3 タービン
4 圧縮機
5 ハウジング連結部
6 軸受
11 タービンハウジング
12 スクロール通路
13 排出口
14 タービンインペラ
15 タービンブレード
21 圧縮機ハウジング
21A 第一面
21B 第二面
22 圧縮機通路
23 吸込口
24 圧縮機インペラ
24 インペラ
25 圧縮機ブレード
51 係合部
51A 第三面
51B 第四面
51P 係合部片

Claims (4)

  1. 軸線回りに回転するインペラと、
    軸線の径方向外側を向く第一面と、軸線方向一方側を向く第二面と、が形成され、前記インペラを外周側から覆う第一ハウジングと、
    軸線の径方向内側を向き、前記第一面と当接する第三面と、軸線方向他方側を向き、前記第二面と当接し、前記第三面と同じ部材の面である第四面とが形成された係合部を含み、前記第一ハウジングの軸線方向一方側に接続された第二ハウジングと、
    を備える回転機械。
  2. 前記係合部は、前記第二ハウジングにおける軸線の周方向の全域にわたって延びている請求項1に記載の回転機械。
  3. 前記係合部は、前記第二ハウジングにおける軸線の周方向に間隔をあけて設けられた複数の係合部片を有する請求項1に記載の回転機械。
  4. 前記第一ハウジングと前記第二ハウジングとを軸線方向に接続するボルトを有し、
    前記係合部は、軸線の周方向において少なくとも1つの前記ボルトと重複する位置に設けられている請求項1から3のいずれか一項に記載の回転機械。
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