JP2018129899A - 電流遮断回路 - Google Patents

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Kazuya Yamamoto
和也 山本
安井 有香
Yuka Yasui
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Abstract

【課題】過電流の非発生時における電力損失を抑制しつつ過電流の遮断機能を実現する電流遮断回路の構成を提供する。
【解決手段】トランジスタ51は、電力線11および12によって構成される電力線対に接続される。抵抗素子73および74は、電力線対に対してトランジスタ51と並列に接続される。トランジスタ51は、ノードNcの電圧が第1のしきい値電圧よりも高くなるとオンする。トランジスタ51のオンにより主回路電流の経路が形成されている状態で過電流が生じると、抵抗素子73での電圧降下量が予め定められた基準電圧を超えることによってトランジスタ53がオンして、トランジスタ51のゲート放電経路が形成される。この結果、トランジスタ51がオンからオフに変化して過電流経路を遮断することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、過電流を遮断するための電流遮断回路に関する。
予め規定された電流値を超える過電流の発生時に電流経路を遮断するための電流遮断回路の一態様として、当該電流経路の導通および遮断を導体トランジスタ等の能動素子によって切換える構成が公知である。
たとえば、特開平6−276673号公報には、前段側の回路から後段側の回路への電流経路に接続された遮断用トランジスタのゲート電圧を、過電流の発生時には当該トランジスタがオンする一方で、過電流の発生時には当該トランジスタがオフするように制御する構成が記載されている。
特開平6−276673号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、電流経路において遮断用トランジスタと直列接続された検出抵抗に生じる電圧降下が大きくなったときに、当該遮断用トランジスタをオン状態からオフ状態に変化させることで、過電流の遮断機能が実現される。
このため、過電流が発生していない通常時に、オン状態の遮断用トランジスタを経由して形成される、前段側の電源回路から後段側の回路への電流経路において、負荷電流が検出抵抗を通過することによる電力損失が常時発生する。したがって、後段側での消費電力が大きくなるのに伴って検出抵抗での電力損失が増加することが避けられず、電源効率の低下を招くことが懸念される。
この発明はこのような問題点を解決するためになされたものであって、この発明の目的は、過電流の非発生時における電力損失を抑制しつつ過電流の遮断機能を実現する電流遮断回路の構成を提供することである。
本開示に従う電流遮断回路は、前段側の第1の回路および後段側の第2の回路の間に配置される。電流遮断回路は、第1のトランジスタと、検出抵抗と、充電回路と、第1の放電回路と、放電マスク回路とを備える。第1のトランジスタは、第1および第2の回路の間を接続する電力線対に接続される。検出抵抗は、電力線対に対して第1のトランジスタと並列に接続される。充電回路は、第1の回路からの電力によって制御電極を充電する。充電回路は、電力線対と第1のトランジスタの制御電極との間に接続された第1の抵抗を含んで構成される。第1の放電回路は、検出抵抗での電圧降下量が予め定められた第1の基準電圧を超えたときに、制御電極の第1の放電経路を形成する。第1のトランジスタは、制御電極の電圧が第1のしきい値電圧よりも高いときにオンする一方で第1のしきい値電圧よりも低いときにオフするように構成される。放電マスク回路は、制御電極の電圧が、第1のしきい値電圧よりも高い第2のしきい値電圧よりも低いときに第1の放電経路を遮断する。
この発明によれば、過電流の非発生時における電力損失を抑制しつつ過電流の遮断機能を実現する電流遮断回路を得ることができる。
実施の形態1に係る電流遮断回路の構成を説明する回路図である。 実施の形態1の変形例に係る電流遮断回路の構成を説明する回路図である。 実施の形態2に係る電流遮断回路の構成を説明する回路図である。 実施の形態3に係る電流遮断回路の構成を説明する回路図である。 図4に示されたサーミスタの温度特性を示す概念的なグラフである。 実施の形態3の変形例に係る電流遮断回路におけるサーミスタの実装例を説明する側面図である。 図6をVII方向から見た平面図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお以下では、図中の同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は原則的に繰返さないものとする。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る電流遮断回路の構成を説明する回路図である。
図1を参照して、実施の形態1に係る電流遮断回路100は、電力線11,12によって構成される電力線対によって接続される、入力電源10および電源回路20の間に配置される。
電流遮断回路100は、前段側の入力電源10から後段側の電源回路20への電流供給経路に過電流が発生したときに、当該電流経路の遮断機能を有する。以下では、電力線対によって、入力電源10から電源回路20へ供給される電流を主回路電流とも称する。主回路電流は、電源回路20による消費電流に相当する。図1の構成例において、入力電源10は「第1の回路」に対応し、電源回路20は「第2の回路」に対応する。たとえば、電源回路20は、入力電源10から供給された電力を、図示しない負荷を作動させるための電源電圧に変換する。
電源回路20の入力端子21および22は、電力線11および12とそれぞれ電気的に接続されている。さらに、入力端子21および22に対して、平滑コンデンサ25が並列に接続されている。なお、平滑コンデンサ25は、電源回路20の内部において入力端子21および22に対して並列に接続されてもよい。
電源回路20の入力端子21,22に平滑コンデンサ25を接続すると、電源回路20への入力電圧のリップル成分を抑制できる一方で、平滑コンデンサ25の放電状態から主回路電流の供給が開始される電源起動時において、平滑コンデンサ25を充電する大きな突入電流が発生することが懸念される。
次に、電流遮断回路100の構成を説明する。
電流遮断回路100は、電力線対に接続されたダイオード31およびトランジスタ51を備える。トランジスタ51は、たとえば、n型の電界効果トランジスタ(代表的には、MOS(Metal-Oxide-Semiconductor)トランジスタ)によって構成することができる。ダイオード31は、主回路電流の逆流を阻止する方向に接続される。
トランジスタ51は、電力線対による電流供給経路上のノードNaおよびノードNbの間に接続される。n型のトランジスタ51は、ノードNaと接続されたドレインと、ノードNbと接続されたソースとを有する。トランジスタ51のゲート(制御電極)は、ノードNcと接続される。
トランジスタ51は、制御電極に印加されるゲート−ソース間電圧(以下、単にゲート電圧Vgとも称する)が、しきい値電圧Vth1よりも高くなると導通(オン)して、ノードNaおよびNbの間に電流経路を形成する。これにより、入力電源10から電源回路20への主回路電流の供給経路を形成することができる。
一方で、ゲート電圧Vgがしきい値電圧Vth1よりも低いと、トランジスタ51は非導通(オフ)となって、ノードNaおよびNbの間の電流経路は遮断される。すなわち、過電流の発生時にトランジスタ51をオフすることによって、当該過電流を遮断することができる。トランジスタ51は「第1のトランジスタ」の一実施例に対応し、しきい値電圧Vth1は「第1のしきい値電圧」に対応する。
図1の構成例では、電力線対において、電流遮断回路100のトランジスタ51および検出抵抗105の両方と直列に、電流遮断素子200がさらに接続されている。電流遮断素子200は、過電流の発生時に、過電流のエネルギによって主回路電流経路を遮断する物理的変化が不可逆的に生じるように構成される。すなわち、電流遮断素子200は、過電流の通過に応じて一旦遮断状態に変化すると、電流が消滅しても自動的に導通状態に復帰することなく遮断状態を維持することにより、不可逆的に電流経路を遮断する。たとえば、電流遮断素子200は、ヒューズ素子やブレーカによって構成することができる。
電流遮断回路100は、さらに、充電回路101と、分圧回路102と、放電回路103および104と、検出抵抗105と、起動用コンデンサ61と、放電マスク用トランジスタ52とを有する。
充電回路101は、電力線11上のノードNdとノードN1との間に接続された抵抗素子71と、ノードN1およびノードNcの間に直列に接続された、抵抗素子75およびダイオード32とを有する。ダイオード32は、ノードN1からノードNcへ向かう方向、すなわち、トランジスタ51のゲートを充電するための電流方向を順方向として接続される。充電回路101により、入力電源10から電力線11に供給された電力によって、ノードN1およびNcを経由した、トランジスタ51のゲート充電経路を形成することができる。
分圧回路102は、ノードN1を介して、電力線11および12の間に接続された抵抗素子71および72によって構成される。ノードN1には、電力線11および12の間の電圧差(すなわち、入力電源10から入力電圧Vin)を分圧回路102によって分圧した電圧が出力される。抵抗素子71および72は、入力電源10から電源回路20への電流供給経路に対して並列に接続されている。したがって、抵抗素子71,72を高抵抗値で構成することにより、分圧回路102における電力損失を抑制することができる。
放電回路103は、ノードNcおよび電力線12(ノードNb)の間に直列に接続された、抵抗素子77、ダイオード33およびトランジスタ53を有する。ダイオード33は、ノードNcからノードNbへ向かう方向、すなわち、トランジスタ51のゲートを放電するための電流方向を順方向として接続される。
トランジスタ53は、代表的には、npn型のバイポーラトランジスタによって構成することができる。トランジスタ53のベース(制御電極)は、ノードN3と接続される。
検出抵抗105は、ノードNbおよびノードN3の間に接続された抵抗素子73と、ノードN3およびノードNaの間に接続された抵抗素子74とを含む。これにより、直列接続された抵抗素子73および74が、トランジスタ51と並列に接続される。したがって、抵抗素子73,74には、トランジスタ51のソース−ドレイン間に生じる電位差と同等の電圧降下が生じる。
さらに、トランジスタ53のベースと接続されたノードN3には、抵抗素子73,74による分圧電圧が生じる。この分圧電圧は、主回路電流の増加に比例して上昇する。したがって、トランジスタ53は、主回路電流の増大に応じて、抵抗素子73で生じる電圧降下量が基準電圧Vr1よりも大きくなるのに応じてオンされる。トランジスタ53がオフからオンに転じる保護動作点(すなわち、主回路電流の許容上限値)は、抵抗素子73,74による分圧比によって調整することができる。基準電圧Vr1は「第1の基準電圧」に対応する。
たとえば、基準電圧Vr1は、抵抗素子73および74の抵抗値によって、電源回路20の最大定格動作時における抵抗素子73での電圧降下量がトランジスタ53のオフ状態を維持できる一方で、素子の損傷につながるような過電流の発生時にはトランジスタ53がオンするように設定される。
放電マスク用トランジスタ52は、ノードNbおよびノードNcの間に、放電回路103による放電経路に対して直列に接続される。トランジスタ52は、たとえばn型の電界効果トランジスタ(MOSトランジスタ)によって構成することができる。トランジスタ52のゲートは、ノードN2と接続される。
ノードN2は、抵抗素子78を経由してノードNbと接続されるとともに、ツェナーダイオード41を経由してノードNcと電気的に接続される。ツェナーダイオード41は、ノードN2からノードNcへ向かう方向を順方向として接続される。ゲート電圧Vgの上昇時には、ツェナーダイオード41および抵抗素子78による電流経路がノードNcおよびノードNbの間に形成される。これにより、充電回路101によるゲート充電時におけるゲート電圧Vgは、ツェナーダイオード41の降伏電圧と抵抗素子78の抵抗値によって決まる一定電圧にクランプされる。
ここで、ツェナーダイオード41の降伏電圧Vz1と、トランジスタ52のしきい値電圧Vth2との和は、トランジスタ51のしきい値電圧Vth1よりも高くなるように、各素子は設計される(Vth1<Vz+Vth2)。なお、トランジスタ51のゲートが充電されていない期間は、抵抗素子78によってノードN2がプルダウンされるので、トランジスタ52はオフ状態に維持される。
トランジスタ52は、充電回路101によりトランジスタ51のゲートが充電されると、ノードNcの電圧Vc(すなわち、トランジスタ51のゲート電圧Vg)が、しきい値電圧Vth1よりも高い所定電圧Vd(Vd=Vz+Vth2)よりも高くなったときに、ノードN2の電圧がしきい値電圧Vth2よりも高くなることに応じてオンされる。この所定電圧Vdは「第2のしきい値電圧」に対応し、放電マスク用トランジスタ52は、「放電マスク回路」の一実施例に対応する。
放電回路104は、ノードNcおよびノードNbの間に直列に接続された、抵抗素子76およびトランジスタ54を有する。トランジスタ54は、代表的には、pnp型のバイポーラトランジスタによって構成することができる。トランジスタ54のベース(制御電極)は、分圧回路102による分圧電圧が生じるノードN1と接続される。したがって、トランジスタ54は、入力電圧Vinの低下に応じてオンする。具体的には、入力電圧Vinが基準電圧Vr2よりも低下したときにトランジスタ54がオンするように、分圧回路102による分圧比、すなわち、抵抗素子71および72の抵抗値を調整することができる。反対に、トランジスタ54は、入力電圧Vinが基準電圧Vr2よりも高い期間ではオフ状態に維持される。
電流遮断回路100は、ノードNcおよびノードNbの間に接続された起動用コンデンサ61をさらに備える。起動用コンデンサ61を設けることにより、電源起動時には、抵抗素子71,75および起動用コンデンサ61によって構成されるRC回路を経由して、トランジスタ51のゲートを緩やかに充電することができる。
次に、電流遮断回路100の動作について詳細に説明する。
電源起動前には、入力電源10からの入力電圧Vin=0のため、トランジスタ54のオンにより、放電回路104によってトランジスタ51のゲート放電回路が形成される。したがって、トランジスタ51のゲート電圧Vgがしきい値電圧Vth1よりも低い状態であるため、トランジスタ51はオフに維持される。さらに、トランジスタ52,53もオフ状態である。
電源起動により、入力電源10の入力電圧Vinが上昇すると、まず、トランジスタ54がオン状態からオフ状態に変化して、放電回路104によるゲート放電経路が遮断される。これにより、放電回路103,104の両方のゲート放電経路が遮断されるので、充電回路101によるゲート充電経路が形成されることによって、ゲート電圧Vgが緩やかに上昇する。なお、抵抗素子73,74は、トランジスタ51のオフ期間における平滑コンデンサ25の充電経路に接続されるので、当該期間の平滑コンデンサ25の充電電流値は、抵抗素子73,74の抵抗値に依存する。
なお、このときの抵抗素子73での電圧降下に応じてトランジスタ53がオンしても、ゲート電圧Vgがしきい値電圧Vth2に達するまでは放電マスク用トランジスタ52がオフされていることから、放電回路103による放電経路は形成されないため、トランジスタ51がオンするまでゲート充電を継続することができる。
ゲート電圧Vgがしきい値電圧Vth1よりも上昇すると、トランジスタ51がオンすることによって、主回路電流の経路が形成される。この際に、起動用コンデンサ61を設けることによってゲート電圧Vgの上昇を緩やかにすることにより、トランジスタ51のドレイン−ソース間電流の増加速度も抑制されるので、平滑コンデンサ25の充電に伴う過大な突入電流の発生を防止することができる。
上述のように、トランジスタ51のオンによって生じる主回路電流の大きさに比例して、抵抗素子73での電圧降下量が変化する。したがって、過電流の非発生時(すなわち、通常動作時)には、抵抗素子73での電圧降下量が基準電圧Vr1よりも小さいので、トランジスタ53はオフ状態に維持される。これにより、放電回路103による放電回路は遮断される。また、入力電圧Vinの正常期間では、トランジスタ54がオフ状態に維持されて放電回路103による放電回路は遮断される。一方で、充電回路101によるゲート充電経路が維持される。
したがって、通常動作時には、トランジスタ51のオンが維持されて、主回路電流の経路が連続的に形成される。この際に、抵抗素子73,74は、主回路電流の経路に対して並列接続されるため、検出抵抗105での電力損失は、主回路電流(電源回路20の消費電流)の一部のみによって発生することになる。また、抵抗素子73,74の抵抗値は、主回路電流の許容上限値に対応する上記保護動作点を適切にするための分圧比を有する限り、任意の抵抗値で構成することができる。したがって、抵抗素子73,74を含む検出抵抗105を高抵抗値で構成することによって、通常時の電力損失を抑制するとともに、電源起動時の突入電流を制限することができる。
次に、過電流発生時の回路動作を説明する。一例として、電源回路20が絶縁型のフライバックコンバータで構成される場合、入力端子21および22の間にスイッチング用の半導体素子が接続されている。このスイッチング素子が短絡故障した場合には、電力線11および12の間に短絡経路が形成されることにより、主回路電流が過大となって過電流が発生してしまう。
このような原因による過電流によって、主回路電流が許容上限値を超えると、抵抗素子73での電圧降下量が基準電圧Vr1よりも大きくなるのに応じて、トランジスタ53がオフからオンに転じる。上述のように、トランジスタ51を主回路電流が通過する段階では、放電回路マスク用のトランジスタ52もオンされているので、トランジスタ53がオンすると、オン状態のトランジスタ52を経由して、放電回路103によるゲート放電回路が形成される。この結果、トランジスタ51のオフによって主回路電流が遮断されることにより、過電流の遮断機能が確保される。
過電流の発生により、トランジスタ53のオフとともに、ヒューズの溶断等によって電流遮断素子200によって主回路電流が遮断されると、入力電源10によるトランジスタ51のゲート充電は中断される。また、ダイオード31によって、平滑コンデンサ25を含む後段側からの電力によるトランジスタ51のゲート充電経路は遮断される。この結果、トランジスタ51のオフが継続される。
図1に示すように、電流遮断素子200を主回路電流経路に接続することによって、過電流の遮断をさらに確実化することができる。その一方で、電流遮断素子200が不完全な遮断状態となった場合、たとえば、不完全なヒューズ溶断によって数(Ω)から数百(Ω)程度のインピーダンスが存在するレアショート状態の発生時には、電流遮断素子200による電流遮断機能が阻害されることが懸念される。
これに対して、電流遮断回路100の構成とすることにより、電流遮断素子200が不完全な遮断状態(レアショート状態)となったときにも、検出抵抗105(抵抗素子73,74)を経由する小電流の経路は残るものの、トランジスタ51のオフによる過電流の遮断機能を継続的に実現することができる。
具体的には、過電流が継続して発生しているときには、抵抗素子73で生じる電圧降下量に応じてトランジスタ53がオンすることによって、放電回路103によってトランジスタ51のターンオンを妨げることができる。すなわち、トランジスタ51が過電流の発生に応じてターンオフされた後において、ゲート電圧Vgが上昇してトランジスタ51が再び完全にオンする前に、トランジスタ52および53がオンするように回路定数を調整することができる。
なお、電流遮断回路100では、電流遮断素子200が配置されない構成に適用しても、上記レアショート状態の発生時と同様のトランジスタ51のオフによる過電流の遮断機能を実現することができる。
次に、瞬間的な停電等による入力電源10からの電力供給の一時的な中断時(以下、瞬停時とも称する)における回路動作を説明する。
入力電源10からの電力供給が中断されると(Vin=0)、電源回路20に対して平滑コンデンサ25に蓄積された電力が供給されることによって、平滑コンデンサ25の電圧が低下する。この状態で、停電からの回復により入力電圧Vinが復帰すると、平滑コンデンサ25の過大な充電電流が発生する虞がある。
電流遮断回路100では、瞬停時には、入力電圧Vinの低下に応じて、分圧回路102によるノードN1の分圧電圧の低下により、トランジスタ51をオフすることができる。したがって、瞬停からの復帰により入力電圧Vinが復帰しても、充電回路101によって起動用コンデンサ61が並列に接続されたゲートが充電されるまで、トランジスタ51はオンしない。この結果、瞬停に伴う入力電圧Vinの回復時においても、通常の電源起動時と同様に、過大な突入電流が発生することを防止できる。
以上説明したように、実施の形態1に係る電流遮断回路100によれば、主回路電流経路の形成および遮断を制御するトランジスタ51と並列に接続された検出抵抗105(抵抗素子73,74)での電圧降下量に応じて、トランジスタ51をオフするための放電回路103を動作させることができる。したがって、抵抗素子73,74(検出抵抗105)を高抵抗値で構成しても、過電流発生時におけるトランジスタ51をオフすることができる。この結果、通常動作時(過電流の非発生時)における主回路電流による電力損失を抑制するとともに、過電流発生時における主回路電流の遮断機能を実現することができる。
さらに、起動用コンデンサ61を配置することにより、電源起動時には、抵抗素子71,75および起動用コンデンサ61によって構成されるRC回路を経由して、トランジスタ51のゲートを緩やかに充電することができる。したがって、トランジスタ51のターンオン時における電流(すなわち、主回路電流)を緩やかに増加することができる。この結果、特に、電流遮断回路100の後段側(電源回路20)に平滑コンデンサが接続されたアプリケーションにおいて、電源起動時におけるコンデンサ充電によって主回路電流が過大になることを防止できる。
さらに、放電回路104を設けることにより、瞬停を含む入力電圧Vinの低下時に、トランジスタ51を確実に一旦オフすることができる。したがって、入力電圧Vinの回復時には、トランジスタ51を再び緩やかにターンオンすることができるので、瞬停からの復帰時における過大な突入電流の発生を防止することができる。
また、充電回路101に含まれる抵抗素子71を、放電回路104のトランジスタ54のオンオフを制御するための分圧回路102の一部として用いることにより、充電回路101および分圧回路102で抵抗素子71を共有することにより、部品点数の削減を図ることが可能である。
なお、図1の構成例において、起動用コンデンサ61と並列に、図示しない放電用抵抗を接続することが好ましい。当該放電用抵抗は、入力電源10からの電力供給停止時にトランジスタ51をオフ状態に確実に復帰させるためのゲート放電経路(自然放電)を設けるために配置することができる。すなわち、放電用抵抗の抵抗値を大きくすることにより、当該自然放電の時定数は、充電回路101および放電回路103,104によるゲート充放電よりも十分に大きくなるように調整することができる。
実施の形態1の変形例.
図2は、実施の形態1の変形例に係る電流遮断回路100aの構成を説明する回路図である。
図2を参照して、実施の形態1の変形例に係る電流遮断回路100aは、実施の形態1に係る電流遮断回路100(図1)と比較して、放電回路103が、ダイオード33に代えて、発光ダイオード33aを有する点で異なる。電流遮断回路100aのその他の部分の構成および動作は、電流遮断回路100と同様であるので詳細な説明は繰返さない。
このような構成とすることにより、主回路電流が許容上限値を超えることによりトランジスタ53のオンによってゲート放電経路が形成されたときに、発光ダイオード33aから可視光が出力される。
したがって、実施の形態1の変形例に係る電流遮断回路100aによれば、発光ダイオード33aからの可視光がユーザから視認できるように、発光ダイオード33aを実装することにより、過電流の発生をユーザが視認することが可能となる。
実施の形態2.
図3は、実施の形態2に係る電流遮断回路100bの構成を説明する回路図である。
図3を参照して、実施の形態2に従う電流遮断回路100bは、図1に示した電流遮断回路100と比較して、充電回路101が、ダイオード32に代えて、ツェナーダイオード35を有する点で異なる。ツェナーダイオード35は、ゲート充電経路を阻止する方向に接続される。
したがって、ツェナーダイオード35は、ノードNcの電圧(ゲート電圧Vg)に対するノードN1の電圧が降伏電圧よりも高いときには導通する一方で、そうでないときには非導通となって、ゲート充電経路を遮断する。ノードN1の電圧は、実施の形態1と同様に、分圧回路102による入力電圧Vinの分圧電圧である。
実施の形態1に係る電流遮断回路100では、入力電源10からの電力供給が停止されるレベルまで入力電圧Vinが低下したときには、トランジスタ54のオンにより、放電回路104によってトランジスタ51をオフすることができる。一方で、トランジスタ51のゲート充電能力を有する範囲内で入力電圧Vinが中途半端に低下した場合には、トランジスタ54がオンしないため、トランジスタ51のオンが維持される。
特に、トランジスタ51のしきい値電圧Vth1付近にゲート電圧Vgが固定されるレベルに入力電圧Vinが低下すると、トランジスタ51の導通抵抗が増加する。これにより、トランジスタ53のオンに至らないレベルの主回路電流の範囲内でも、トランジスタ51が発熱により損傷する虞がある。
これに対して、実施の形態2に係る電流遮断回路100bでは、上記のような、入力電圧Vinの中途半端な低下時には、ツェナーダイオード35が導通しないように、ツェナーダイオード35の降伏電圧等を調整することができる。なお、実施の形態2に係る電流遮断回路100bでは、ツェナーダイオード35の導通/非導通を制御するための分圧回路を、トランジスタ54を制御するための分圧回路102とは別個に配置することも可能である。
したがって、実施の形態2に係る電流遮断回路100bによれば、入力電圧Vinが、トランジスタ51のゲート充電を維持できる範囲内で中途半端に低下した場合にも、主回路電流経路での素子の異常発熱を防止することができる。この結果、電力遮断回路の動作安定性を向上することができる。
なお、実施の形態2に係る電流遮断回路100bに、実施の形態1の変形例を組み合わせることにより、放電回路103のダイオード33を、発光ダイオード33aで構成することも可能である。
実施の形態3.
図4は、実施の形態3に係る電流遮断回路100cの構成を説明する回路図である。
図4を参照して、実施の形態3に係る電流遮断回路100cは、図1に示した電流遮断回路100と比較して、検出抵抗105を構成する抵抗素子73が、サーミスタ73tによって構成される点で異なる。したがって、放電回路103のトランジスタ53は、サーミスタ73tによる電圧降下量に応じてオンまたはオフされる。電流遮断回路100cのその他の部分の構成および動作は、電流遮断回路100と同様であるので詳細な説明は繰返さない。
図5は、サーミスタ73tの温度特性を説明する概念的なグラフである。
図5を参照して、サーミスタ73tは、温度上昇に応じて電気抵抗値が低下する特性を有する、いわゆるNTC(Negative Temperature Coefficient)サーミスタによって構成される。たとえば、サーミスタ73tの電気抵抗値は、基準温度T0における基準抵抗値Rrに対して、基準温度T0よりも温度が上昇すると低下し(抵抗比<1.0)、反対に、基準温度T0よりも温度が低い領域では上昇する(抵抗比>1.0)。
電流遮断回路100cでは、主回路電流の通過による発熱によってトランジスタ53の温度が上昇すると、そのベース−エミッタ間の順方向電圧が低下する。また、同一の主回路電流に対して、トランジスタ51の温度が上昇すると、トランジスタ51のドレイン−ソース間の両端に発生する電圧も上昇する。
したがって、実施の形態1に係る電流遮断回路100(図1)では、通常の抵抗素子73での電圧降下量に応じてトランジスタ53をオンするので、主回路電流の通過等による温度上昇時には、温度非上昇時と比較して、小さい主回路電流によってトランジスタ53がオンする虞がある。これにより、電流遮断回路100での温度上昇時は、本来の許容上限値よりも低い主回路電流に反応して、トランジスタ51のオフによって主回路電流経路が遮断されることが懸念される。すなわち、放電回路103による保護動作点が、温度上昇に応じて低電流側にシフトする虞がある。
これに対して、実施の形態1に係る電流遮断回路100cによれば、温度上昇時には、同じ主回路電流に対するサーミスタ73cでの電圧降下量が減少する。この結果、トランジスタ51および73の特性が温度上昇によって変化しても、放電回路103による保護動作点、すなわち、トランジスタ53のオンによってトランジスタ51がオフされる主回路電流の境界値を、本来の許容上限値に維持することができる。
具体的には、温度上昇に伴うトランジスタ51での電圧降下(ドレイン−ソース間電圧)の増加に起因する抵抗素子73での電圧降下量の増加と、トランジスタ53でのベース−エミッタ間順方向電圧の減少とを補償して、主回路電流の本来の許容上限値においてトランジスタ53がオンするように、NTCサーミスタの抵抗特性(基準抵抗値Rr、および、温度変化に対する抵抗値変化係数)を選定することが必要となる。
このように、実施の形態3に係る電流遮断回路100cによれば、主回路電流経路の遮断条件に係る温度依存性を抑制して、電流遮断機能をさらに高精度化することができる。
実施の形態3の変形例.
図6および図7は、実施の形態3の変形例に係る電流遮断回路におけるサーミスタ73tの実装例を説明する図である。
実施の形態3の変形例では、図4に示した実施の形態3に係る電流遮断回路100cにおいて、サーミスタ73tが、平滑コンデンサ25に対して密着配置するように実装される。
図6は、実施の形態3の変形例に係る電流遮断回路における実装状態のサーミスタ73tの側面図が示される。図7には、図6をVII方向から見た平面図が示される。
図6および図7を参照して、サーミスタ73tは、平滑コンデンサ25が実装された基板108上において、平滑コンデンサ25と密着した状態で、接着剤400によって固定される。これにより、サーミスタ73tは、平滑コンデンサ25との間で熱伝導を生じるように実装される。
電流遮断回路100cの他の構成素子は、同一の基板108に実装されてもよいし、平滑コンデンサ25とは異なる基板上に実装されてもよい。異なる基板上に実装される場合には、基板間の配線によって、サーミスタ73tを、電流遮断回路100cの素子と電気的に接続することができる。
実施の形態3の変形例に係る電流遮断回路によれば、サーミスタ73tは、平滑コンデンサ25の温度上昇に応じて、放電回路103による保護動作点、すなわち、トランジスタ53のオンによってトランジスタ51がオフされる主回路電流の境界値が、本来の許容上限値よりも低くなる。
したがって、主回路電流が正常であっても、平滑コンデンサ25が経年劣化によって異常発熱した場合において、電流遮断回路100cによる電流遮断機能を作動させることができる。特に、平滑コンデンサ25に電解コンデンサが使用される場合には、経年劣化に伴う容量値の低下に応じて、リップル電流の増大により電力損失による発熱が増加するので、温度上昇に基づく劣化検知が効果的である。
この結果、実施の形態3の変形例に係る電流遮断回路は、異常発熱を伴う平滑コンデンサ25の経年劣化検出機能をさらに具備することができる。このとき、NTCサーミスタ(サーミスタ73t)の抵抗特性は、下記の2条件の両方を満たすように選定する必要がある。第1には、想定される最高周囲温度時において、電源回路20の最大消費電力定格における主回路電流で放電回路103のトランジスタ53がオンしないことが必要である。さらに、第2には、主回路電流が許容電流上限値を超えた場合、または、主回路電流が許容電流上限値より低くても平滑コンデンサ25が異常発熱した場合に、トランジスタ53をオンするための電圧降下量が発生することが必要である。
なお、実施の形態3およびその変形例において、実施の形態1の変形例1と同様に充電回路101のダイオード33を発光ダイオード33aで構成すること、および/または、実施の形態2と同様に充電回路101のダイオード32をツェナーダイオード35に置換することも可能である。特に、実施の形態3の変形例と、実施の形態1の変形例との組合せにより、発光ダイオード33aが可視光を発生することに応じて、ユーザが平滑コンデンサ25の経年劣化を視認することが可能となる。
なお、各実施の形態およびその変形例では、入力電源10および電源回路20の間に配置される電流遮断回路の構成を例示したが、本実施の形態に係る電流遮断回路は、回路間での電流供給を伴う、任意の2回路の間に配置することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 入力電源、11,12 電力線、20 電源回路、21,22 入力端子、25 平滑コンデンサ、31〜33 ダイオード、33a 発光ダイオード、35,41 ツェナーダイオード、51〜54 トランジスタ、61 起動用コンデンサ、71〜78 抵抗素子、73t サーミスタ、100,100a,100b,100c 電流遮断回路、101 充電回路、102 分圧回路、103,104 放電回路、105 検出抵抗、108 基板、200 電流遮断素子、400 接着剤、N1〜N3,Na〜Nd ノード。

Claims (10)

  1. 前段側の第1の回路および後段側の第2の回路の間に配置される電流遮断回路であって、
    前記第1および第2の回路の間を接続する電力線対に接続された第1のトランジスタと、
    前記電力線対に対して前記第1のトランジスタと並列に接続された検出抵抗と、
    前記電力線対と前記第1のトランジスタの制御電極との間に接続された第1の抵抗を含んで構成された、前記第1の回路からの電力によって前記制御電極を充電するための充電回路と、
    前記検出抵抗での電圧降下量が予め定められた第1の基準電圧を超えたときに、前記制御電極の第1の放電経路を形成する第1の放電回路とを備え、
    前記第1のトランジスタは、前記制御電極の電圧が第1のしきい値電圧よりも高いときにオンする一方で前記第1のしきい値電圧よりも低いときにオフするように構成され、
    前記制御電極の電圧が、前記第1のしきい値電圧よりも高い第2のしきい値電圧よりも低いときに前記第1の放電経路を遮断する放電マスク回路をさらに備える、電流遮断回路。
  2. 前記第1のトランジスタおよび前記検出抵抗の両方は、前記電力線対において電流遮断素子と直列に接続され、
    前記電流遮断素子は、過電流の通過に応じて不可逆的に電流経路を遮断するように構成される、請求項1記載の電流遮断回路。
  3. 前記第2の回路の入力端子には、第1のコンデンサが並列に接続されており、
    前記電流遮断回路は、
    前記充電回路および前記第1の放電回路の各々に対して前記制御電極と並列に接続された第2のコンデンサをさらに備える、請求項1または2に記載の電流遮断回路。
  4. 前記電力線対の間の電圧差が予め定められた第2の基準電圧よりも低いときに、前記制御電極の第2の放電経路を形成するための第2の放電回路をさらに備える、請求項3記載の電流遮断回路。
  5. 前記電力線対の間に接続された複数の抵抗を有する分圧回路をさらに備え、
    前記複数の抵抗は、前記第1の抵抗を含み、
    前記第2の放電回路は、前記分圧回路によって分圧された電圧に基づいて、前記電力線対の間の前記電圧差と前記第2の基準電圧とを比較する、請求項4記載の電流遮断回路。
  6. 前記放電マスク回路は、前記第1の放電経路と直列に接続された第2のトランジスタを含み、
    前記第2のトランジスタは、前記第2のトランジスタの制御電極の電圧が前記第2のしきい値電圧よりも高いときにオンする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の電流遮断回路。
  7. 前記充電回路は、
    前記電力線対の電圧差が予め定められた電圧よりも小さい場合に充電経路を遮断するための充電制限回路をさらに含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の電流遮断回路。
  8. 前記第1の放電経路は、
    前記制御電極を充電する電流方向を阻止する極性で接続された発光ダイオードを含む、請求項1〜7のいずれか1項に記載の電流遮断回路。
  9. 前記検出抵抗は、温度上昇に応じて電気抵抗値が低下するサーミスタを含む、請求項1〜8のいずれか1項に記載の電流遮断回路。
  10. 前記検出抵抗は、前記第1のコンデンサとの間で熱伝導を生じるように実装されるサーミスタを含み、
    前記サーミスタは、温度上昇に応じて電気抵抗値が低下する特性を有する、請求項3〜5のいずれか1項に記載の電流遮断回路。
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