JP2018129107A - レンズホルダ、対物レンズ駆動装置、光ピックアップ装置およびレンズホルダの製造方法 - Google Patents

レンズホルダ、対物レンズ駆動装置、光ピックアップ装置およびレンズホルダの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】巻線ワイヤの導通接続を容易に行うことができるレンズホルダ等を提供する。
【解決手段】レンズホルダ1は、ホルダ本体10と、ホルダ本体10に巻き付けられる巻線ワイヤ20aとを備える。ホルダ本体10は、巻胴部13と、ホルダ本体10の表面から突出する第1突起部11aおよび第2突起部12aと、第1突起部11aと第2突起部12aとの間に位置しホルダ本体10の表面に設けられた巻線用端子31aとを有している。巻線ワイヤ20aの一部は、巻胴部13に巻回されてコイルTCを形成し、巻線ワイヤ20aの端部weは、第2突起部12aに巻き付けられ、巻線用端子31aに接続されている。
【選択図】図3

Description

本開示は、レンズホルダ、対物レンズ駆動装置、光ピックアップ装置およびレンズホルダの製造方法に関する。
特許文献1は、レンズホルダを備える対物レンズ駆動装置を開示する。この対物レンズ駆動装置では、巻線ワイヤを予め巻回し成形したコイル成形部品をレンズホルダに取り付けた後、はんだ付けすることで、巻線ワイヤを導通接続している。
特開2000−57601号公報
本開示は、巻線ワイヤの導通接続を容易に行うことができるレンズホルダ等を提供する。
本開示におけるレンズホルダは、ホルダ本体と、前記ホルダ本体に巻き付けられる巻線ワイヤとを備えるレンズホルダであって、前記ホルダ本体は、巻胴部と、前記ホルダ本体の表面から突出する第1突起部および第2突起部と、前記第1突起部と前記第2突起部との間に位置し前記ホルダ本体の表面に設けられた巻線用端子とを有し、前記巻線ワイヤの一部は、前記巻胴部に巻回されてコイルを形成し、前記巻線ワイヤの端部は、前記第2突起部に巻き付けられ、前記巻線用端子に接続されている。
本開示のレンズホルダは、巻線ワイヤの導通接続を容易に行うことができる。
実施の形態における光ピックアップ装置を内蔵する光ディスク装置の一部を示す平面図 実施の形態におけるレンズホルダを備える対物レンズ駆動装置の斜視図 実施の形態におけるレンズホルダにトラッキング用のコイルが形成された状態を示す図であって、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は背面図、(d)は左側面図、(e)は右側面図 実施の形態におけるレンズホルダにフォーカス用のコイルが形成された状態を示す図であって、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は背面図、(d)は左側面図、(e)は右側面図 実施の形態におけるレンズホルダであって、コイルが形成される前のレンズホルダを示す図 実施の形態におけるレンズホルダの製造方法を示すフローチャート 実施の形態におけるレンズホルダの第1突起部および第2突起部に巻線ワイヤを巻き付ける様子を示す図 実施の形態におけるレンズホルダの巻線用端子に巻線ワイヤを接続する様子を示す図
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態)
[1.光ピックアップ装置の構成]
まず、本実施の形態における光ピックアップ装置3について説明する。図1は、光ピックアップ装置3を内蔵する光ディスク装置4の一部を示す平面図である。
光ディスク装置4は、CD、DVDまたはBlu−ray(登録商標) Discなどのディスク(記録媒体)5に情報の記録、書き込みを行う記録再生装置である。光ディスク装置4は、外箱の内部に、ディスク5を回転するターンテーブル81と、ディスク5の所定位置にレーザ光を照射する光ピックアップ装置3とを備えている。光ディスク装置4は、ターンテーブル81の半径方向と平行に延在するスクリューシャフト(図示省略)と、一対のガイドシャフト82とを備えている。
光ピックアップ装置3は、スクリューシャフトの駆動によって、ガイドシャフト82に沿って半径方向に移動する。光ピックアップ装置3は筐体70を有し、筐体70上に後述する対物レンズ駆動装置2、および、各種部品が搭載されている。なお、各種部品として、制御用IC、レーザ光学系部品、対物レンズ駆動装置2のドライバが搭載されていてもよい。
[2.対物レンズ駆動装置およびレンズホルダの基本構成]
次に、図2を参照しつつ、対物レンズ駆動装置2およびレンズホルダ1の基本構成について説明する。
図2は、実施の形態における対物レンズ駆動装置2の斜視図である。図3は、レンズホルダ1にトラッキング用のコイルTCが形成された状態を示す図である。図4は、レンズホルダ1にフォーカス用のコイルFC1、FC2が形成された状態を示す図である。
対物レンズ駆動装置2は、レンズホルダ1に固定された対物レンズ40を所定方向に移動する装置である。以下において、対物レンズ40の光軸と平行なフォーカス方向をZ方向とし、ターンテーブル81の半径方向と平行なトラッキング方向をY方向とし、Z方向およびY方向の両方に垂直な方向をX方向として説明する。
対物レンズ駆動装置2は、図2に示すように、レンズホルダ1と、対物レンズ40と、一対のリード線56a、56b、56cと、ハウジング50と、複数の磁石60a、60bと、フレキシブルケーブル59とを備える。対物レンズ駆動装置2は、フレキシブルケーブル59を介して、光ディスク装置4または光ピックアップ装置3から電力を供給される。
レンズホルダ1は、図3〜図5に示すように、直方体状であり、X方向に互いに対向する一対の側面10a、10bと、Y方向に互いに対向する一対の側面10c、10dと、側面10a、10bおよび側面10c、10dの両方に垂直な天面10eとを有している。レンズホルダ1は、Z方向から見た場合に、Y方向に長辺、X方向に短辺を有する長方形状である。レンズホルダ1は、例えば、硬質の合成樹脂から形成される。軽量化のため、レンズホルダ1の底から内部にかけては空洞になっている。
レンズホルダ1の天面10e側には、レンズ固定穴19が設けられている。対物レンズ40は、このレンズ固定穴19に嵌め込まれ、固定されている。
レンズホルダ1の側面10aには、側面10aから突出する巻胴部13、15、17が設けられている。巻胴部13は、長辺が延びる方向(Y方向)の中央に配置され、巻胴部15、17のそれぞれは、巻胴部13の両側に配置されている。また、レンズホルダ1の側面10bには、側面10bから突出する巻胴部14、16、18が設けられている。巻胴部14は、長辺が延びる方向の中央に配置され、巻胴部16、18のそれぞれは、巻胴部14の両側に配置されている。
図3および図4に示すように、巻胴部13、14のそれぞれには、巻線ワイヤ20aが約30ターン巻回され、トラッキング用のコイルTCが形成されている。巻胴部15、16には、巻線ワイヤ20bが約40ターン巻回され、フォーカス用のコイルFC1が形成されている。巻胴部17、18には、巻線ワイヤ20cが約40ターン巻回され、フォーカス用のコイルFC2が矩形状に形成されている。コイルFC1の巻方向は、コイルFC2の巻方向と逆である。コイルTC、FC1、FC2は、矩形状であり、各コイル軸がX方向に平行となるように配置されている。巻線ワイヤ20a〜20cは、例えば、銅材からなり、表面に被膜が形成されている。
レンズホルダ1の側面10c、10dのそれぞれには、複数の第1突起部11a、11b、11cおよび複数の第2突起部12a、12b、12cが設けられている。これら第1突起部11a〜11cおよび第2突起部12a〜12cを含む構成については、後で詳述する。
図2に示すように、一対のリード線56a、56b、56cは、X方向に沿って延設され、一端Le1側がレンズホルダ1のそれぞれの側面10c、10dに接続されている。リード線56a〜56cは、弾性を有するサスペンション用のワイヤであり、レンズホルダ1を支持するとともに、レンズホルダ1の移動量が所定範囲に収まるようにレンズホルダ1の動きを規制する。また、リード線56a〜56cは、給電用のワイヤであり、フレキシブルケーブル59に入力された電力を巻線ワイヤ20a〜20c(すなわちコイルTC、FC1、FC2)に供給する。リード線56a〜56cは、例えば、ベリリウム銅材からなり、表面に金属めっきが施されている。
ハウジング50は、シャーシに相当するハウジング本体51と、ハウジング本体51に設けられた支持ブロック52とを有している。ハウジング本体51は、例えば帯磁性を有する鉄などの金属である。支持ブロック52は、樹脂材料からなる一対のダンパ53を有している。ダンパ53には、リード線56a、56b、56cの他端Le2側が接続されている。ハウジング50は、これらリード線56a〜56cを介してレンズホルダ1を支持している。また、ハウジング50は、ヨークとしての機能を有し、一部が折り曲げて形成され、X方向に互いに対向する磁石固定部54a、54bを有している。
磁石60a、60bのそれぞれは、四角柱状であり、磁石60aは、接着等で磁石固定部54aに固定され、磁石60bは接着等で磁石固定部54bに固定されている。磁石60a、60bのそれぞれは、X方向に互いに対向する対向面を有している。磁石60aの対向面は、ホルダ本体10の側面10aに対向し、磁石60bの対向面は、ホルダ本体10の側面10bに対向している。例えば、磁石60aの対向面では、磁石60aの長手方向(Y方向)の中央を境として、Y方向プラス側がN極、Y方向マイナス側がS極となっている。また、磁石60bの対向面では、磁石60bの長手方向の中央を境として、Y方向プラス側がS極、Y方向マイナス側がN極となっている。この構造により、磁石60a、60bで挟まれた空間に磁場を形成している。
矩形状のコイルFC1、FC2の上辺(Z方向プラス側に位置する辺)は、磁石60a、60bの間に配置されている。そのため、コイルFC1、FC2に電流を流した場合、コイルFC1、FC2にZ方向の力が発生し、レンズホルダ1はZ方向(フォーカス方向)に移動する。
矩形状のコイルTCのY方向プラス側に位置する辺には、X方向マイナス側へ向かう磁界が作用し、コイルTCのY方向マイナス側に位置する辺には、X方向プラス側へ向かう磁界が作用する。そのため、コイルTCに電流を流した場合、コイルTCにY方向の力が発生し、レンズホルダ1はY方向(トラッキング方向)に移動する。なお、コイルTCの上辺および下辺によって発生する力は相殺される。
このように、対物レンズ駆動装置2のレンズホルダ1は、コイルFC1、FC2またはコイルTCへの給電によって、フォーカス方向またはトラッキング方向に移動する構造となっている。
[3.レンズホルダの構成]
次に、レンズホルダ1の詳細構成について説明する。
前述したように、巻線ワイヤ20aはトラッキング用のコイルTCを構成し、巻線ワイヤ20b、20cのそれぞれはフォーカス用のコイルFC1、FC2をそれぞれ構成している。これらのコイルTC、FC1、FC2は、巻線ワイヤ20a〜20cの端部weを所定位置に固定して引き回し、巻線ワイヤ20a〜20cの一部を各巻胴部13〜18に巻回することで形成される。本実施の形態におけるレンズホルダ1では、巻線ワイヤ20a〜20cの端部weの領域において以下に示す構造を有している。
図5は、コイルTC、FC1、FC2が形成される前のレンズホルダ1を示す図である。
図5に示すように、ホルダ本体10の側面10cには、第1突起部11a、11b、11cおよび第2突起部12a、12b、12cが設けられている。また、側面10dには、第2突起部12a、12b、12cおよび第1突起部11a、11b、11cが設けられている。
例えば、側面10cの第2突起部12aは、巻線ワイヤ20aの一方の端部weが巻き付けられ固定される部分であり、側面10dの第2突起部12aは、巻線ワイヤ20aの他方の端部weが巻き付けられ固定される部分である。側面10cの第1突起部11aは、レンズホルダ1に巻線を行うにあたり、巻線ワイヤ20aの一方の端部weを仮止めする部分であり、側面10dの第1突起部11aは、巻線ワイヤ20aの他方の端部weを仮止めする部分である。
また、第1突起部11aは第2突起部12aに対して、X方向に所定距離、離れて配置されている。具体的には、巻線処理後にピンセットやはんだ工具が入るように、X方向に1mm以上10mm以下離れて配置されている。なお、各側面10c、10dの第1突起部11b、11c、第2突起部12b、12cについても同様である。
側面10cの第1突起部11a〜11cおよび第2突起部12a〜12cは、柱状であり、側面10cから垂直に突出している。また、側面10dの第1突起部11a〜11cおよび第2突起部12a〜12cは、柱状であり、側面10dから垂直に突出している。例えば、第1突起部11aの側面10cからの突出量は、巻線ワイヤ20aの直径寸法の5倍以上50倍以下である。
側面10cの第1突起部11a〜11cと第2突起部12a〜12cとの間には、一方の配線基板30が設けられている。また、側面10dの第1突起部11a〜11cと第2突起部12a〜12cとの間には、他方の配線基板30が設けられている。それぞれの配線基板30は、ホルダ本体10の側面10cまたは10dに接着固定され、ホルダ本体10と一体化されている。配線基板30は、切り欠き部を有し、この切り欠き部を用いてホルダ本体10に対して位置合わせされている。
配線基板30の表面には、複数の巻線用端子31a、31b、31cと複数のリード線用端子32a、32b、32cとが形成されている。巻線用端子31a〜31cおよびリード線用端子32a〜32cのそれぞれは、ランド状の電極である。
前述したリード線56a、56b、56cのそれぞれの一端Le1は、はんだ35を用いて、リード線用端子32a、32b、32cのそれぞれと1対1で対応するように接続されている。リード線用端子32a、32b、32cのそれぞれは、配線基板30の表面配線または内部配線を用いて、巻線用端子31a、31b、31cのそれぞれと1対1で対応するように接続されている。巻線用端子31a、31b、31cのそれぞれは、はんだ35を用いて、巻線ワイヤ20a、20b、20cのそれぞれの端部weと1対1で対応するように接続されている。この配線構造により、各コイルTC、FC1、FC2への給電が可能となっている。
ここで、第1突起部11a、リード線用端子32a、巻線用端子31aおよび第2突起部12aの位置関係について説明する。例えば、巻線用端子31aは、リード線用端子32aよりも第2突起部12aの近くに配置されている。具体的には、巻線用端子31aは、第1突起部11aと第2突起部12aとの間に位置しており、側面10cに対して垂直な方向から見た場合に、第1突起部11aと第2突起部12aとを結ぶ直線上に位置している。また、リード線用端子32aは、巻線用端子31aよりも第1突起部11aの近くに配置されている。リード線用端子32aは、第1突起部11aと第2突起部12aとの間であって、第1突起部11aの斜め上側に位置している。これらの関係は、第1突起部11b、11c、リード線用端子32b、32c、巻線用端子31b、31cおよび第2突起部12b、12cについても同様である。
次に、巻線ワイヤ20aの巻き付けの有無について説明する。図3に示すように、例えば、巻線ワイヤ20aの端部weは、第2突起部12aに2〜10ターン巻き付けられ固定されている。また、巻線ワイヤ20aの端部weの先端は、巻線用端子31aに、はんだ35を用いて接続されている。換言すれば、第2突起部12aは、巻線用端子31aとコイルTCとを巻線ワイヤ20aで繋ぐワイヤ配線経路WL上に配置され、巻線ワイヤ20aの端部weが巻き付けられている。一方、第1突起部11aは、ワイヤ配線経路WL外に配置されており、巻線ワイヤ20aが巻き付けられていない。第1突起部11aに巻線ワイヤ20aが巻き付けられていないのは、第1突起部11aが、巻線ワイヤ20aを仮止めする部分であり、巻線後に第1突起部11aに巻き付けられた巻線ワイヤ20aが除去されるからである。
具体的には、図7Aの(a)に示すように、第1突起部11aに巻線ワイヤ20aを巻き付けて一時的に固定し、次に図7Aの(b)に示すように、第2突起部12aまで巻線ワイヤ20aを引き回し、次に図7Aの(c)に示すように、第2突起部12aに巻線ワイヤ20aを巻き付ける。そして一連の巻線が終わった後、図7Bの(a)に示すように、第1突起部11aと第2突起部12aとの間に位置する巻線ワイヤ20aを巻線用端子31aにはんだ付けする。そして図7Bの(b)に示すように、第1突起部11aと巻線用端子31aとの間の不要な巻線ワイヤ20aを除去する。
このように、本実施の形態では、レンズホルダ1が第1突起部11aを有することで、例えば、第1突起部11aと第2突起部12aとを用いて巻線ワイヤ20aを固定した上で、巻線用端子31aに巻線ワイヤ20aを接続することができる。これにより、巻線ワイヤ20aの導通接続を容易に行うことができる。
これらの関係は、巻線ワイヤ20b、20c、第1突起部11b、11c、第2突起部12b、12c、巻線用端子31b、31c、リード線用端子32b、32cについても同様である。なお、図4の(a)では、巻線ワイヤ20bを優先的に表示するため、例えば第2突起部12bを第2突起部12aよりも上側に表示している。
[4.レンズホルダの製造方法]
次に、図6を参照しつつ、レンズホルダ1の製造方法について説明する。図6は、レンズホルダ1の製造方法を示すフローチャートである。
なお、レンズホルダ1は、3組のコイルTC、FC1、FC2を有しているが、ここではコイルTCの形成方法を代表例として説明する。また、本実施の形態では、3軸以上の軸方向に移動可能なニードルを備える自動巻線機を用いて、巻線ワイヤ20aの引き回し、巻き付け等を行っている。
まず、側面10cに設けられた第1突起部11aに巻線ワイヤ20aの端部weの一部we1を巻き付けて固定する(S11:図7Aの(a)参照)。巻き付け数は、例えば2〜10ターンである。
次に、上記第1突起部11aから側面10cに設けられた第2突起部12aに向けて巻線ワイヤ20aを引き回す(S12:図7Aの(b)参照)。これにより、側面10cに垂直な方向から見て、巻線用端子31aと重なる位置に巻線ワイヤ20aが延設される。
その後、上記第2突起部12aに巻線ワイヤ20aの端部weの他の一部we2を巻き付けて固定する(S13:図7Aの(c)参照)。巻き付け数は、例えば2〜10ターンである。なお、ここでいう巻線ワイヤ20aの端部weの他の一部we2は、第1突起部11aで巻き付けた巻線ワイヤ20aの端部weの一部we1よりも巻線ワイヤ20aの中央側に位置する部分である。
次に、上記第2突起部12aから側面10aに設けられた巻胴部13に向けて巻線ワイヤ20aを引き回す(S14)。その後、巻胴部13に巻線ワイヤ20aを巻回する(S15)。巻回数は、例えば30ターンである。
次に、巻胴部13から、ホルダ本体10の天面10e側の突起に巻線ワイヤ20aを沿わせながら、側面10bに設けられた巻胴部14に向かって巻線ワイヤ20aを引き回す(S16)。その後、巻胴部14に巻線ワイヤ20aを巻回する(S17)。巻回数は、例えば30ターンである。
次に、巻胴部14から側面10dに設けられた第2突起部12aに向けて巻線ワイヤ20aを引き回す(S18)。その後、上記第2突起部12aに巻線ワイヤ20aの端部weの他の一部we2を巻き付けて固定する(S19)。巻き付け数は、例えば2〜10ターンである。なお、ここでいう巻線ワイヤ20aの端部weの他の一部we2は、次の工程で第1突起部11aに巻き付ける巻線ワイヤ20aの端部weの一部we1よりも巻線ワイヤ20aの中央側に位置する部分である。
次に、上記第2突起部12aから側面10dに設けられた第1突起部11aに向けて巻線ワイヤ20aを引き回す(S20)。これにより、側面10dに垂直な方向から見て、巻線用端子31aと重なる位置に巻線ワイヤ20aが延設される。
その後、上記第1突起部11aに巻線ワイヤ20aの端部weの一部we1を巻き付けて固定する(S21)。巻き付け数は、例えば2〜10ターンである。
次に、側面10cの第1突起部11aと第2突起部12aとの間に延設された巻線ワイヤ20aの一部分を、側面10cの巻線用端子31aに、はんだ付けする。また、側面10dの第1突起部11aと第2突起部12aとの間に延設された巻線ワイヤ20aの一部分を、側面10dの巻線用端子31aに、はんだ付けする(S22:図7Bの(a)参照)。このように、巻線ワイヤ20aが第1突起部11a、第2突起部12aのそれぞれに固定された状態、また、第1突起部11aと第2突起部12aとの間に延設された巻線ワイヤ20aの裏側に巻線用端子31aが配置された状態ではんだ付けするので、巻線ワイヤ20aを巻線用端子31aに容易にはんだ付けすることができる。
その後、第1突起部11aに巻き付けられた巻線ワイヤ20a、および、第1突起部11aと巻線用端子31aとの間の巻線ワイヤ20aを、ピンセット等の工具を用いて除去する(S23:図7Bの(b)参照)。これにより、コイルTCの巻線処理が終了する。
同様に、巻線ワイヤ20b、20cのそれぞれについてS11〜S23に示す工程を行い、2組のコイルFC1、FC2を形成する。具体的には、巻線ワイヤ20bを、側面10cの第1突起部11b、第2突起部12b、側面10bの巻胴部16、側面10aの巻胴部15、側面10cの第2突起部12c、第1突起部11cの順に巻き付け、その後、はんだ付けおよび不要な巻線ワイヤの除去処理を行う。これにより、1組のコイルFC1を形成する。また、巻線ワイヤ20cを、側面10dの第1突起部11b、第2突起部12b、側面10bの巻胴部18、側面10aの巻胴部17、側面10dの第2突起部12c、第1突起部11cの順に巻き付け、その後、はんだ付けおよび不要な巻線ワイヤの除去処理を行う。これにより、1組のコイルFC2を形成する。
なお、コイルTC、コイルFC1、FC2のS11〜S21の工程を先に行い、その後、S22およびS23の工程をまとめて行ってもよい。これらの工程により、巻線ワイヤ20a〜20cが巻き付けられ、コイルTC、FC1、FC2を有するレンズホルダ1を形成することができる。
なお、対物レンズ駆動装置2は、例えば以下に示す工程によって形成する。すなわち上記S23の工程の後、レンズホルダ1に対物レンズ40を取り付ける。また、リード線56a〜56cの他端Le2が取り付けられたハウジング50と、上記レンズホルダ1とを治具上に載せ、リード線56a〜56cの一端Le1をリード線用端子32a〜32cに、はんだ付けする。上記により、対物レンズ駆動装置2を形成することができる。
[5.効果等]
以上のように、本実施の形態において、レンズホルダ1は、ホルダ本体10と、ホルダ本体10に巻き付けられる巻線ワイヤ(例えば20a)とを備える。ホルダ本体10は、巻胴部(例えば13)と、ホルダ本体10の表面から突出する第1突起部(例えば11a)および第2突起部(例えば12a)と、第1突起部11aと第2突起部12aとの間に位置しホルダ本体10の表面に設けられた巻線用端子(例えば31a)とを有している。巻線ワイヤ20aの一部は、巻胴部13に巻回されてコイル(例えばTC)を形成し、巻線ワイヤ20aの端部weは、第2突起部12aに巻き付けられ、巻線用端子31aに接続されている。
このように、レンズホルダ1が第1突起部11aを有することで、例えば、第1突起部11aと第2突起部12aとを用いて巻線ワイヤ20aを固定した上で、第1突起部11aと第2突起部12aとの間に位置する巻線用端子31aに巻線ワイヤ20aを接続することができる。これにより、巻線ワイヤ20aの導通接続を容易に行うことができる。また、巻線ワイヤ20aを固定した上で接続するので、巻線ワイヤ20aと巻線用端子31aとの接続品質を向上することができる。
また、第2突起部12aは、巻線用端子31aとコイルTCとを巻線ワイヤ20aで繋ぐワイヤ配線経路WL上に配置され、第1突起部11aは、ワイヤ配線経路WL外に配置されていてもよい。
このように、第1突起部11aがワイヤ配線経路WL外に配置されていることで、例えば、巻線ワイヤ20aと巻線用端子31aとの接続後に、第1突起部11aと巻線用端子31aとの間に位置する不要な巻線ワイヤ20aを、容易に取り除くことができる。これにより、巻線ワイヤ20aの接続後における不要配線の除去処理を容易に行うことができる。
また、巻線用端子31aは、ランド状の電極であり、巻線ワイヤ20aの端部weは、はんだ35を用いて巻線用端子31aに接続されていてもよい。
これによれば、巻線ワイヤ20aの端部weを巻線用端子31aに容易に接続することができる。
また、ホルダ本体10は、第1突起部11aと第2突起部12aとの間に設けられた配線基板30を含み、巻線用端子31aは、配線基板30の表面に形成されていてもよい。
これによれば、巻線用端子31aをホルダ本体10に容易に形成することができる。
また、ホルダ本体10は、一対の側面10c、10dを有し、第1突起部11aおよび第2突起部12aは、それぞれが一対の側面10c、10dから突出していてもよい。
これによれば、ホルダ本体10の2つの側面10c、10dにおいて、巻線ワイヤ20aの導通接続を容易に行うことができる。
また、巻線用端子31a、31b、31cとコイルTC、FC1、FC2とを巻線ワイヤ20a、20b、20cで繋ぐワイヤ配線経路WLを複数有し、複数のワイヤ配線経路WLと対応して、ホルダ本体10の側面(例えば10c)に、1つの第1突起部、1つの巻線用端子および1つの第2突起部を1組とする複数組(本実施の形態では3組)の第1突起部11a、11b、11c、巻線用端子31a、31b、31cおよび第2突起部12a、12b、12cが設けられていてもよい。
このように、レンズホルダ1が、複数の巻線ワイヤ20a〜20cに対応する複数組の第1突起部11a〜11cおよび第2突起部12a〜12cを有しているので、複数の巻線用端子31a〜31cに対して巻線ワイヤ20a〜20cの導通接続を容易に行うことができる。
また、第1突起部11aの側面10cからの突出量は、第2突起部12aの側面10cからの突出量以上であってもよい。
これによれば、例えば、レンズホルダ1を搭載した光ピックアップ装置3に対してY方向に急激な加速度が加わった場合であっても、第1突起部11aが、対物レンズ駆動装置2の側面を囲む筐体70に当たって、衝撃を緩和することができる。
また、本実施の形態において、対物レンズ駆動装置2は、上記レンズホルダ1と、ホルダ本体10に固定された対物レンズ40と、一端Le1側がホルダ本体10に接続されたリード線(例えば56a)と、リード線56aの他端Le2側に接続され、リード線56aを介してホルダ本体10を支持するハウジング50と、ハウジング50に固定された磁石60a、60bとを備える。
このように、導通接続が容易となった上記レンズホルダ1を用いることで、対物レンズ駆動装置2の生産効率を向上することができる。また、巻線ワイヤ20aと巻線用端子31aとの接続品質が向上したレンズホルダ1を用いることで、対物レンズ駆動装置2の電気的な接続品質を向上することができる。
また、ホルダ本体10の表面には、さらに、巻線用端子(例えば31a)と導通するリード線用端子(例えば32a)が設けられ、リード線56aの一端Le1側は、リード線用端子32aに接続されていてもよい。
これによれば、リード線用端子32aおよび巻線用端子31aを介して、リード線56aと巻線ワイヤ20aとの導通接続を容易に行うことができる。
また、本実施の形態において、光ピックアップ装置3は、上記対物レンズ駆動装置2と、対物レンズ駆動装置2のハウジング50を固定する筐体70とを備える。
このように、生産効率が向上した上記対物レンズ駆動装置2を用いることで、光ピックアップ装置3の生産効率を向上することができる。
また、本実施の形態において、レンズホルダ1の製造方法は以下に示す工程を含む。なお、本実施の形態で示した製造方法では、巻線ワイヤ20aを第1突起部11aまたは第2突起部12aに巻き付けて固定したが、固定方法は巻き付けに限られず、窪みに埋め込んで固定してもよいし、クリップで挟んで固定してもよい。そこで、以下に示すレンズホルダ1の製造方法では、第1突起部11aを第1固定部とし、第2突起部12aを第2固定部として説明する。
すなわち、本実施の形態において、レンズホルダ1の製造方法では、レンズホルダ1が、巻線ワイヤ20aの端部weの一部we1を固定する第1固定部(第1突起部11aに相当)と、巻線ワイヤ20aの端部weの一部we1よりも中央側に位置する端部weの他の一部we2を固定する第2固定部(第2突起部12aに相当)と、第2固定部よりも巻線ワイヤ20aの中央側に位置する巻胴部(例えば13)と、第1固定部と第2固定部との間に位置する巻線用端子31aとを有している。そして、レンズホルダ1の製造方法は、第1固定部に巻線ワイヤ20aの上記一部we1を固定する工程と、第1固定部と第2固定部とを繋ぐように巻線ワイヤ20aを延設する工程と、第2固定部に巻線ワイヤ20aの上記他の一部we2を固定する工程と、第2固定部と巻胴部13とを繋ぐように巻線ワイヤ20aを引き回す工程と、巻胴部13に巻線ワイヤ20aを巻回する工程と、第1固定部と第2固定部との間に延設された巻線ワイヤ20aの一部分を、巻線用端子31aにはんだ付けする工程とを含む。
これによれば、第1固定部と第2固定部とを用いて巻線ワイヤ20aを固定した上で、第1固定部と第2固定部との間に位置する巻線用端子31aに巻線ワイヤ20aを接続することができる。これにより、巻線ワイヤ20aの導通接続を容易に行うことができる。また、巻線ワイヤ20aを固定した上で接続するので、巻線ワイヤ20aと巻線用端子31aとの接続品質を向上することができる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
例えば、レンズホルダ1の第1突起部11aの側面10cからの突出量は、第2突起部12aの側面10cからの突出量以上であってもよい。この構造によれば、光ピックアップ装置3に対してY方向に急激な加速度が加わった場合であっても、第1突起部11aが、対物レンズ駆動装置2の側面を囲む筐体70の内壁71(図1参照)に当たって、衝撃を緩和することができる。また、この構造によれば、巻線ワイヤ20aが巻き付けられた第2突起部12aが筐体70の内壁71に当たることを抑制できるので、巻線ワイヤ20aのゆるみや変形を抑制することができる。
例えば、第1突起部11aは、第1突起部11aの先端の太さが中腹の太さよりも細くなっていてもよい。この構造によれば、巻線処理後に第1突起部11aの巻線ワイヤ20aを抜いて、容易に除去することができる。
また、第2突起部12aは、第2突起部12aの先端の太さが中腹の太さよりも太くなっていてもよい。この構造によれば、巻線ワイヤ20aを第2突起部12aに巻き付けた時または巻き付け後に、第2突起部12aから巻線ワイヤ20aが抜けることを抑制することができる。
また、レンズホルダ1の製造方法において、レンズホルダ1は、ロボットハンド等によりハンドリングされ、XY平面に沿って90°反転するように構成されていてもよい。これによれば、巻線ワイヤ20aの引き回しを効率よく行うことができる。
また、第1突起部、第2突起部および巻胴部における巻線ワイヤの巻き付けターン数または巻回数は、本開示に示した巻き付けターン数または巻回数に限定されない。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、CD、DVDまたはBlu−ray(登録商標) Discなど記録媒体に対して情報の書き込みや読み取りを行う記録再生装置として利用可能である。
1 レンズホルダ
2 対物レンズ駆動装置
3 光ピックアップ装置
4 光ディスク装置
5 ディスク
10 ホルダ本体
10a、10b、10c、10d 側面
10e 天面
11a、11b、11c 第1突起部(第1固定部)
12a、12b、12c 第2突起部(第2固定部)
13、14、15、16、17、18 巻胴部
19 レンズ固定穴
20a、20b、20c 巻線ワイヤ
30 配線基板
31a、31b、31c 巻線用端子
32a、32b、32c リード線用端子
35 はんだ
40 対物レンズ
50 ハウジング
51 ハウジング本体
52 支持ブロック
53 ダンパ
54a、54b 磁石固定部
56a、56c、56c リード線
59 フレキシブルケーブル
60a、60b 磁石
70 筐体
71 内壁
81 ターンテーブル
82 ガイドシャフト
FC1、FC2 フォーカス用のコイル
TC トラッキング用のコイル
Le1 リード線の一端
Le2 リード線の他端
we 巻線ワイヤの端部
WL ワイヤ配線経路

Claims (11)

  1. ホルダ本体と、前記ホルダ本体に巻き付けられる巻線ワイヤとを備えるレンズホルダであって、
    前記ホルダ本体は、巻胴部と、前記ホルダ本体の表面から突出する第1突起部および第2突起部と、前記第1突起部と前記第2突起部との間に位置し前記ホルダ本体の表面に設けられた巻線用端子とを有し、
    前記巻線ワイヤの一部は、前記巻胴部に巻回されてコイルを形成し、
    前記巻線ワイヤの端部は、前記第2突起部に巻き付けられ、前記巻線用端子に接続されている
    レンズホルダ。
  2. 前記第2突起部は、前記巻線用端子と前記コイルとを前記巻線ワイヤで繋ぐワイヤ配線経路上に配置され、前記第1突起部は、前記ワイヤ配線経路外に配置されている
    請求項1に記載のレンズホルダ。
  3. 前記巻線用端子は、ランド状の電極であり、
    前記巻線ワイヤの前記端部は、はんだを用いて前記巻線用端子に接続されている
    請求項1または2に記載のレンズホルダ。
  4. 前記ホルダ本体は、前記第1突起部と前記第2突起部との間に設けられた配線基板を含み、
    前記巻線用端子は、前記配線基板の表面に形成されている
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のレンズホルダ。
  5. 前記ホルダ本体は、一対の側面を有し、
    前記第1突起部および前記第2突起部は、それぞれが前記一対の側面から突出している
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のレンズホルダ。
  6. 前記巻線用端子と前記コイルとを前記巻線ワイヤで繋ぐワイヤ配線経路を複数有し、
    複数の前記ワイヤ配線経路と対応して、前記ホルダ本体の前記側面に、1つの前記第1突起部、1つの前記巻線用端子および1つの前記第2突起部を1組とする複数組の前記第1突起部、前記巻線用端子および前記第2突起部が設けられている
    請求項5に記載のレンズホルダ。
  7. 前記第1突起部の前記側面からの突出量は、前記第2突起部の前記側面からの突出量以上である
    請求項5に記載のレンズホルダ。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のレンズホルダと、
    前記ホルダ本体に固定された対物レンズと、
    一端側が前記ホルダ本体に接続されたリード線と、
    前記リード線の他端側に接続され、前記リード線を介して前記ホルダ本体を支持するハウジングと、
    前記ハウジングに固定された磁石と
    を備える対物レンズ駆動装置。
  9. 前記ホルダ本体の表面には、さらに、前記巻線用端子と導通するリード線用端子が設けられ、
    前記リード線の一端側は、前記リード線用端子に接続されている
    請求項8に記載の対物レンズ駆動装置。
  10. 請求項8または9に記載の対物レンズ駆動装置と、
    前記対物レンズ駆動装置の前記ハウジングを固定する筐体と
    を備える光ピックアップ装置。
  11. 巻線ワイヤが巻き付けられたレンズホルダを形成するレンズホルダの製造方法であって、
    前記レンズホルダは、前記巻線ワイヤの端部の一部を固定する第1固定部と、前記巻線ワイヤの前記端部の一部よりも中央側に位置する前記端部の他の一部を固定する第2固定部と、前記第2固定部よりも前記巻線ワイヤの中央側に位置する巻胴部と、前記第1固定部と前記第2固定部との間に位置する巻線用端子とを有し、
    前記第1固定部に前記巻線ワイヤの前記一部を固定する工程と、
    前記第1固定部と第2固定部とを繋ぐように前記巻線ワイヤを延設する工程と、
    前記第2固定部に前記巻線ワイヤの前記他の一部を固定する工程と、
    前記第2固定部と前記巻胴部とを繋ぐように巻線ワイヤを引き回す工程と、
    前記巻胴部に前記巻線ワイヤを巻回する工程と、
    前記第1固定部と第2固定部との間に延設された前記巻線ワイヤを、前記巻線用端子にはんだ付けする工程と
    を含むレンズホルダの製造方法。
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