JP2018129032A - 意識調査評価システム - Google Patents

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柴田 仁
Hitoshi Shibata
仁 柴田
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Abstract

【課題】意識調査の結果を効果的に可視化して教師による児童生徒の指導や、学級運営、学校運営を効果的に支援する。【解決手段】意識に関する複数の調査項目について継続的にかつ多数の児童生徒について実施された調査の結果を分析する意識調査評価システム10である。すべての児童生徒について、調査の年度、児童生徒の識別番号、児童生徒の所属学校、所属学年、所属クラス、担当教師、及び調査項目、調査結果を含む結果データを格納した調査結果データベース31と、調査結果データベースが格納した結果データを統計的に処理する統計処理手段32と、統計処理手段の出力に基づいて結果データの中から指定された項目を表示パラメータとして、指定された形式に可視化した可視化データを生成して出力する可視化データ出力手段33と、可視化データを画像として出力する画像出力部40と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、児童生徒の意識調査の結果を評価するシステムに関する。
児童生徒の学力向上と充実した学校生活の実現を図るため、全国規模で児童生徒の意識を調査している。この調査結果をクラス運営、個人動向についてまとめて視覚的直感的に表示することが求められている。この分析結果に基づいて教師による児童生徒の指導や、学級運営、更に学校運営を支援することができる。
特許文献1には、学校の生徒の心及びストレスを含む状態について定期的にチェックして支援する情報処理を行う定期支援システムを含み、前記定期支援システムは、設問回答処理部を有し、前記設問回答処理部は、複数の各々の生徒の端末に対して、前記チェックのための設問を含む画面を表示し、当該画面で生徒により入力された回答の情報を用いて、当該生徒の心及びストレスを含む状態を判定し、当該判定の結果情報を記憶し、関係者の端末に対して当該判定の結果情報を含む画面を表示する、学校生徒支援システムが開示されている。
特開2015−243238号公報
しかし、従来のシステムでは、児童生徒が属する学校、クラスについての意識の傾向や、各児童生徒の意識の個別傾向を効果的に表示することができず、教師による児童生徒の指導や、学級運営、更に学校運営を有効に支援することができない。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、意識調査の結果を効果的に可視化でき、ひいては教師による児童生徒の指導や、学級運営、更に学校運営を効果的に支援できる意識調査評価システムを提供することを課題とする。
前記課題を解決する請求項1に記載の発明は、意識に関する複数の調査項目について継続的にかつ多数の児童生徒について実施された調査の結果を分析するシステムであって、すべての前記児童生徒について、前記調査の年度、前記児童生徒の識別番号、前記児童生徒の所属学校、所属学年、所属クラス、担当教師、及び前記調査項目、調査結果を含む結果データを格納した調査結果データベースと、前記調査結果データベースが格納した前記結果データを統計的に処理する統計処理手段と、前記統計処理手段の出力に基づいて、前記結果データの中から指定された項目を表示パラメータとして、指定された形式に可視化した可視化データを生成して出力する可視化データ出力手段と、前記可視化データを画像として出力する画像出力手段と、を備えることを特徴とする意識調査評価システム。
本発明によれば、統計処理手段は、調査結果データベースに格納された結果データを統計処理し、可視化データ出力手段は指定された項目を表示パラメータとして指定された形式に可視化データを生成して出力し、画像出力手段は可視化データを画像として出力する。
よって、指定された調査項目をパラメータとして可視化された指定された形式の画像を取得し、画像出力手段で出力でき、この画像に基づいて意識調査の結果を容易に評価できる。
同じく請求項2に記載の発明は、前記統計処理手段は、すべての前記児童生徒の各調査結果について偏差値を演算することを特徴とする。
本発明によれば、統計処理手段により、すべての児童生徒の各調査結果について偏差値を演算することができる。
よって、各児童生徒、所属学校、所属クラスの調査結果を、評価対象とした母集団(全体、学校、クラス)中の客観的な位置を評価できる。
同じく請求項3に記載の発明は、前記可視化データ出力手段は、調査対象とした児童生徒全体、前記所属学校、前記所属クラス、前記児童生徒又は前記担当教師に着目して、各調査項目の結果を表示するレーダーチャートを出力することを特徴とする。
本発明によれば、可視化データ出力手段により調査対象とした児童生徒全体、所属学校、所属クラス、児童生徒又は担当教師に着目して、各調査項目の結果を表示するレーダーチャートを出力することができる。
よって、レーダーチャートにより児童生徒全体、所属学校、所属クラス、児童生徒又は担当教師についての意識調査の動向を明確に把握できる。
同じく請求項4に記載の発明は、前記可視化データ出力手段は、設定した2つの項目についての調査結果を横軸と縦軸とし、前記児童生徒の分布状態を示すグラフを出力することを特徴とする。
本発明によれば、可視化データ出力手段により設定した2つの項目についての調査結果を横軸と縦軸とし、児童生徒の分布状態を示すグラフを出力することができる。
よって、設定した項目に関する児童生徒の分布状態を一目で把握できる。
同じく請求項5に記載の発明は、前記可視化データ出力手段は、前記統計処理手段の処理結果について経時的な変化を示すグラフを出力することを特徴とする。
本発明によれば、可視化データ出力手段により統計処理手段の処理結果について経時的な変化を示すグラフを出力することできる。
よって、意識調査結果の経時的な変化を一目で把握できる。
同じく請求項6に記載の発明は、前記可視化データ出力手段は、選択した項目について表示する表形式のデータを出力することを特徴とする。
本発明によれば、可視化データ出力手段により選択した項目について表示する表形式のデータを出力することができる。
よって、出力手段により選択した項目について表示する表形式の画像により意識調査の全体像を一目で把握できる。
同じく請求項7に記載の発明において、意識に関する複数の調査項目は、意識についての複数のカテゴリごとの複数の質問からなり、前記可視化データ出力手段は、前記カテゴリ、前記質問の各項目から選択した2つの項目をパラメータとする調査対象の分布を表すグラフを表示するデータを出力することを特徴とする。
本発明によれば、意識関する複数の調査項目は、意識についての複数のカテゴリごとの複数の質問からなり、可視化データ出力手段によりカテゴリ、質問の各項目から選択した2つの項目をパラメータとする調査対象の分布を表すグラフが表示される。
よって、カテゴリ、質問の間の相関関係が容易に把握できる。
同じく請求項8に記載の発明において、前記可視化データ出力手段は、全国規模の学力試験結果をパラメータの1つとして選択することを特徴とする。
本発明によれば、前記可視化データ出力手段は、全国規模の学力試験結果をパラメータの1つとして選択する。
よって、学力試験の結果と意識調査のカテゴリ又は質問との相関関係が容易に把握できる。
同じく請求項9に記載の発明において、前記可視化データ出力手段は、着目した学級における調査結果の偏差値の経年的、又は1年間における変化を示すグラフを出力することを特徴とする。
本発明によれば、着目した学級における調査結果の偏差値の経年的又は1年間における変化がグラフとして出力される。
よって、着目した学級における教諭の指導力が容易に評価できる。
同じく請求項10に記載の発明において、前記可視化データ出力手段は、選択した1又は複数の指導者について、前記指導者が担当した学級のカテゴリについての偏差値の変化を複数段階での評価結果で表示する前記可視化データを出力することを特徴とする。
本発明によれば、選択した1又は複数の前記指導者について、担当した学級におけるカテゴリについての偏差値の変化が複数段階の評価で表示される。
よって、各指導者のカテゴリ別の指導力を一目で評価できる。
同じく請求項11に記載の発明は、前記画像出力手段は、画像表示装置又は印刷装置であることを特徴とする。
本発明によれば、画像データは、画像表示装置は又は印刷装置により画像として出力される。
よって、画像データを表示画面又は印刷された画像として容易かつ確実に認識できる。
同じく請求項12に記載の発明は、サーバー装置と、このサーバー装置にデータ通信網を介して接続された利用者端末と、を備え、前記利用者端末は、前記統計処理手段に項目を指定する入力手段及び前記画像出力手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、利用者端末により統計処理手段に設定項目を指定する項目入力手段及び画像出力手段が実現される。
よって、端末装置から設定項目を指定すれば、結果データの統計処理及び可視化データ化がなされ、端末装置では指定した項目について指定した形式で作成された可視化データに基づいた画像を出力できる。
本発明に係る意識調査評価システムによれば、意識調査の結果を効果的に可視化でき、ひいては教師による児童生徒の指導や、学級運営、更に学校運営を効果的に支援できる。
即ち、請求項1に記載の意識調査評価システムによれば、計処理手段は、調査結果データベースに格納された結果データを統計処理し、可視化データ出力手段は指定された項目を表示パラメータとして指定された形式の可視化データを生成して出力し、画像出力手段は可視化データを画像として出力するので、指定された調査項目をパラメータとした指定された形式で可視化された画像を取得して表示でき、この画像に基づいて意識調査の結果を容易に評価できる。
また、請求項2に記載の意識調査評価システムによれば、統計処理手段により、すべての児童生徒の各調査結果について偏差値を演算するので、各児童生徒、所属学校、所属クラスの調査結果を、評価対象とした母集団(全体、学校、クラス)中の客観的な位置を評価できる。
また、請求項3に記載の意識調査評価システムによれば、可視化データ出力手段により調査対象とした児童生徒全体、所属学校、所属クラス、児童生徒又は担当教師に着目して、各調査項目の結果を表示するレーダーチャートを出力するので、レーダーチャートにより児童生徒全体、所属学校、所属クラス、児童生徒又は担当教師についての意識調査の動向を明確に把握できる。
また、請求項4に記載の意識調査評価システムによれば、可視化データ出力手段により設定した2つの項目についての調査結果を横軸と縦軸とし、児童生徒の分布状態を示すグラフを出力するので、設定した項目に関する児童生徒の分布状態を一目で把握できる。
また、請求項5に記載の意識調査評価システムによれば、可視化データ出力手段により統計処理手段の処理結果について経時的な変化を示すグラフを出力するので、意識調査結果の経時的な変化を一目で把握できる。
また、請求項6に記載の意識調査評価システムによれば、可視化データ出力手段により選択した項目について表示する表形式のデータを出力するので、出力手段により選択した項目について表示する表形式の画像により意識調査の全体像を一目で把握できる。
同じく請求項7に記載の意識調査評価システムによれば、意識に関する複数の調査項目は、意識についての複数のカテゴリごとの複数の質問からなり、可視化データ出力手段によりカテゴリ、質問の各項目から選択した2つの項目をパラメータとする調査対象の分布を表すグラフが表示される。よって、カテゴリ、質問の間の相関関係が容易に把握できる。
同じく請求項8に記載の意識調査評価システムによれば、可視化データ出力手段は、全国規模の学力試験結果をパラメータとして選択する。よって、学力試験の結果と意識調査のカテゴリ又は質問との相関関係が容易に把握できる。
同じく請求項9に記載の意識調査評価システムによれば、着目した学級における調査結果の偏差値の経年的又は1年間における変化がグラフとして出力される。よって、着目した学級における教諭の指導力が容易に評価できる。
同じく請求項10に記載の意識調査評価システムによれば、選択した1又は複数の前記指導者について、担当した学級におけるカテゴリについての偏差値の変化が複数段階の評価で表示される。
よって、各指導者のカテゴリ別の指導力を一目で評価できる。
更に、請求項11に記載の意識調査評価システムによれば、画像データは、画像表示装置は又は印刷装置により画像として出力されるので、画像データを表示画面又は印刷された画像として容易かつ確実に認識できる
そして、請求項12に記載の意識調査評価システムによれば、利用者端末により統計処理手段に設定項目を指定する項目入力手段及び画像出力手段が実現され、端末装置から設定項目を指定するだけで、結果データの統計処理及び可視化データ化がなされ、端末装置では指定した項目について指定した形式で作成された可視化データに基づいた画像を出力できる。
本発明の実施形態に係る意識調査評価システムの構成を示すブロック図である。 同意識調査評価システムの処理の流れを示すフローチャートである。 同意識調査評価システムで使用される質問の概要を示す表である。 同意識調査評価システムにおける調査結果の可視化画像を示すものであり、(a)は各クラスの肯定値を示す表、(b)は肯定値の標準スコアを示す表、(c)は全国平均の学校での調査結果を示すレーダーチャート、(d)は1組の調査結果を示すレーダーチャート、(e)は2組の調査結果を示すレーダーチャート、(f)は3組の調査結果を示すレーダーチャートである。 同意識調査評価システムによるクラスの概要を示す可視化画像であり、(a)は各調査項目の分布を示す表、(b)は同分布を示すレーダーチャートである。 同意識調査評価システムによるクラスの概要を示す可視化画像であり、(a)は「学級適応性」と「自己肯定感」についての分布を示す図、(b)は生徒別の調査結果を示す表、(c)は「クラスの言葉の力」と「規律と他者の尊重」についての分布を示す図、(d)は「学級の絆」の頻度分布を示す図である。 同意識調査評価システムにおける生徒別の結果を示す可視化画像であり、(a)は「自己肯定感」について示す表、(b)は「社会性」について示す表である。 同意識調査評価システムにおける生徒別の結果を示す可視化画像であり、(a)は「学級環境」について示す表、(b)は「生活・学習習慣」について示す表である。 同意識調査評価システムにおける生徒個人の調査結果の経年変化を示す調査項目についての変化を示すグラフである。 意識調査評価システムにおける小学校教諭の質問項目の偏差値の変化を示すグラフである。 意識調査評価システムにおける中学校教諭の質問項目の偏差値の変化を示すグラフである。 意識調査評価システムによる意識調査のカテゴリと質問項目との相関を見るためのグラフである。 意識調査評価システムによる質問のカテゴリとカテゴリとの相関を見るためのグラフである。 同指導者教科別指導力分析システムによる小学校教諭別のカテゴリ別の指導力を示す表である。
本発明を実施するための形態に係る意識調査評価システムについて説明する。図1は本発明の実施形態に係る意識調査評価システムの構成を示すブロック図、図2は同意識調査評価システムの処理の流れを示すフローチャートである。本実施形態に係る意識調査評価システムは、小学校及び中学校(以下小学校等いう)においてなされた児童生徒の意識調査の結果に基づいて、各児童生徒の意識状態、学校全体の意識状態、各学年及び各クラスの意識の状態を把握して分析できる画像を出力する。この画像に基づいて、個人指導、学校運営、学年運営、クラス運営の状態を向上させるのに役立てる他、指導する担当教師の資質向上に役立てるものである。
図1に示すように、実施形態に係る意識調査評価システム10は、入力手段である入力部20、処理部30、及び画像出力手段である画像出力部40を備える。この意識調査評価システム10において、入力部20及び画像出力部40は、意識調査評価システム10を使用する複数の小学校等や教育委員会に配置し、処理部30は、処理センターに配置している。入力部20及び画像出力部40と、処理部30とをインターネット等のデータ通信網で接続して構成する。また、入力部20及び画像出力部40は、各小学校に配置した利用者端末であるコンピュータで実現し、処理部30を処理センターに配置したサーバー装置であるコンピュータで実現する。
各小学校等に配置されたコンピュータは、処理部としてCPU(Central Processing Unit)、主記憶装置としてRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、補助記憶装置としてHDD(Hard Disc Drive)、SSD(Solid State Drive)を備え、種制御部でアプリケーションソフトウエアと実行して後述する各処理部の機能を実現する。
まず、入力部20と画像出力部40とについて説明する。入力部20は、キーボード、マウス等の入力手段21、液晶ディスプレイ等の表示手段22、データ格納手段23と、を備える。入力部20からは調査結果51が入力され、処理部30に送出される。データ格納手段23には、処理部30が使用している調査結果のデータ形式のデータの他、このデータ形式とは異なる形式のデータ、例えば表計算ソフトウエアで採用されているデータが格納される。
データ格納手段23に格納された調査結果データは、処理部30に送出されて統計処理、可視化処理がなされ、その結果が画像出力部40に送出されて表示、出力される。上述のように、入力部20と画像出力部40とは同一のコンピュータで実現される。
画像出力部40は、印刷装置である印刷手段41と、画像表示装置である液晶ディスプレイ等の表示手段42を備える。画像出力部40からは、処理部30の処理結果52が表やグラフとして出力される。即ち、印刷手段41は処理結果52を印刷物として出力し、表示手段42は処理結果52を画面表示として出力する。ここで、入力部20と画像出力部40とは同一のコンピュータで実現されるので、画像出力部40の表示手段42と、入力部20の表示手段22とは同一のものとできる。
次に処理部30について説明する。処理部30は、調査結果データベース31と、統計処理手段32と、可視化データ出力手段33と、データ変換手段34とを備える。調査結果データベース31は、意識調査評価システム10を採用する学校から送出された調査結果データを格納する。
統計処理手段32は、調査結果データベース31が格納した調査結果データを統計的に演算処理して定量データとして出力する。可視化データ出力手段33は、統計処理手段32からの定量データに基づいて表、グラフ等を表示する画像データを出力する。この可視化データ出力手段33が画像データを生成するに際しては、入力部20からの指定、即ち調査結果データのうちのどの項目をパラメータとしてどのような形式に可視化するかの指示を受ける。可視化データ出力手段33は、この指示に基づいて可視化データを作成して出力する。データ変換手段34は、各学校の入力部20から送出された、他形式の調査結果データを調査結果データベース31に格納できる形式に変換する。
ここで、調査結果データについて説明する。各小学校等では、意識調査が定期的、例えば1年に1回実施される。意識調査は全国的に、或いは広域で実施され多数の小学校、中学校で多くの児童生徒を対象として実施する。これにより、調査の客観性が担保される。
意識調査は、児童生徒の意識を多角的にとらえるものであり、小学校1年から6年まで、中学1年から3年までの9年間継続的に行われる。質問項目、質問数は、学年により異なるが、小学校5年生では、例えば以下のものとできる。図3は同意識調査評価システムで使用される質問の概要を示す表である。
質問は以下のように分類されている。即ち、最上位である第1カテゴリとして、「1.自己認識」、「2.社会性」、「3.学級環境」、「4.生活・学習習慣」、「5.その他」、の5項目に分類される。そして、この例では第1カテゴリの5項目の下位に第2カテゴリとして、それぞれ以下の項目が設定され、この第2カテゴリの下位に第3カテゴリが設定され、この第3カテゴリに対応する質問がそれぞれ設定される。
即ち、第1カテゴリの「1.自己認識」の下位に第2カテゴリとして、「(1)愛されてますか」、「(2)自己肯定感」が設定されている。この「(1)愛されてますか」の下位には、第3カテゴリとして「(a)家族のささえ」、「(b)友だちのささえ」、「(c)先生のささえ」が設定されており、第3カテゴリのそれぞれについて、数問の質問が配置される。
この質問としては、(a)家族のささえについては、例えば「家の人は、あなたにとって、かけがえのない存在だと思いますか」、「本当につらいことがあったとき、それを家の人のだれかに相談できますか」等の数問が設定される。回答は、例えば「強い肯定」、「弱い肯定」、「弱い否定」、「強い否定」の4段階とすることができる。同様に、第1カテゴリ「(1)愛されてますか」の下位「(b)友だちのささえ」、「(c)先生のささえ」にも同様に数問が設定される。
また、第1カテゴリ「(2)自己肯定感」の下位に第2カテゴリとして「(a)成功体験と自信」、「(b)充実感と向上心」、「(c)感動体験」、「(d)クラス内での評価」が設定される。以下同様に、第1カテゴリ「2.社会性」の下位に、第2カテゴリとして「(1)ソーシャルスキル」、「(2)社会参加」が設定される。そして、「(1)ソーシャルスキル」の下位には第3カテゴリとして「(a)社会規範」、「(b)思いをつたえる力」、「(c)問題解決力」が設定され、それぞれ問題が設定される。
また、第2カテゴリの「(2)社会参画」下位には第3カテゴリとして「(a)社会参画」が設定され、問題が設定される。また、第1カテゴリの「3.学級環境」の下位には、第2カテゴリとして「(1)学級風土」、「(2)リスク管理」が設定される。そして、「(1)学級環境」の下位には第3カテゴリとして「(a)学級の規範意識」、「(b)学級の絆」が設定され、それぞれ問題が設定される。同様に、第2カテゴリの「(2)リスク管理」の下位には第3カテゴリとして「(a)いじめのサイン」、「(b)対人ストレス」が設定され、それぞれ質問が設定される。
更に、第1カテゴリの「4.生活・学習習慣」の下位には、第2カテゴリとして「(1)生活・学習習慣」が設定され、その下位には第3カテゴリとして「(a)基本的な生活習慣」、「(b)学習習慣と学習意欲」が設定され、それぞれ問題が設定される。
そして、第1カテゴリの「5.その他」の下位には、第2カテゴリとして「(1)その他」が設定され、その下位には第3カテゴリとして「(a)その他」が設定され、それぞれ問題が設定される。
以上の意識調査の回答結果は点数化されて統計処理がなされる。点数化は、例えば以下の処理で行う。「肯定値」は,4択の質問を対象に,各選択肢に次の配点で得点を与え、カテゴリごとに算出した平均値(最小1.0〜最大4.0)に25を掛けた値とする。このため、回答に以下の配点を行う。
・最も望ましい/良好な選択肢 (強い肯定)に「配点:4」
・次に望ましい/良好な選択肢 (弱い肯定)に「配点:3」
・改善/配慮を要する選択肢 (弱い否定)に「配点:2」
・特に改善/配慮を要する選択肢(強い否定)に「配点:1」
従って,肯定値の値域は、最低値25〜最高値100になる。
ここで、「肯定値」は児童生徒の回答(自己評価)をそのまま点数化したものであるため絶対評価的性格を持つ。
次に、統計処理手段32により、「標準スコア」を算出する。この算出は以下の手法による。まず、質問ごとに全国平均を50とする「偏差値」を計算する。次にそのカテゴリに属する全質問の偏差値の平均値を算出する。これにより、同じ「弱い否定」(配点:2)の回答でもほとんどの子どもが「強い肯定」で回答する質問における「弱い否定」とほとんどの子どもが「弱い否定」で回答する質問における「弱い否定」とでは、要支援/配慮のレベルが異なることを表現できる。「標準スコア」は児童生徒の回答を、全国平均に基づいて標準化したものであるため、相対評価的性格を持つ。
統計処理手段32では、これらの処理を行い、それぞれの結果を調査結果データベース31の項目データに付加する。また、統計処理手段32は、調査結果データベース31が格納した項目データから指定した項目ごとに偏差値の経年変化を出力する。
以下、意識調査評価システム10の処理の流れについて説明する。図2は同意識調査評価システムの処理の流れを示すフローチャートである。まず、入力部20から調査結果が入力される(ステップSA)。この調査結果は、継続して各年度(n、n+1、n+2、…)について行われる(ステップSA1、SA2、SA3、…)。入力は、各年度において、調査対象としたすべての小学校等のすべての児童生徒について、識別番号、所属学校(学校名)、所属学年(学年)、所属クラス(クラス)、担当教師、各質問の回答についてなされる。このとき、データの形式は、処理部30の調査結果データベース31で扱われる形式の他、各学校で使用されている表計算ソフトウエアの形式でもよい。この場合は、処理部30のデータ変換手段34で所定のデータ変換がなされる。
次に処理部30で統計処理(ステップSB)がなされる。まず、入力部20からの調査結果データが調査結果データベース31に格納される(ステップSB1)。他形式のデータは、データ変換手段34で所定のデータ変換がなされて、調査結果データベース31に格納される。
次いで統計処理手段32において、すべての児童について、上述した各回答項目の「標準スコア」が算出される(ステップSB2)。この結果は調査結果データベース31に格納される。そして、処理部30から出力を希望するグラフや表のパラメータとなる項目と、主出力を希望する形式を受信する(ステップSB3)。
すると、可視化データ出力手段33は、統計処理手段32が出力し、調査結果データベース31に格納したデータに基づいて可視化されたグラフや表の可視化データを出力する(ステップSB4)。この可視化データは、各小学校に配置されたコンピュータで実現される画像出力部40からの要求により、画像出力部40に送出される。
可視化データ出力手段33には、入力手段21から、表示パラメータとなる項目の設定、出力を希望する可視化データの種類が指定される。表示パラメータとしては、学校、クラス、調査結果の標準スコア等が指定される。また、可視化データの種類としては、表形式、棒グラフ、線グラフ、レーダーチャート等が指定される。可視化データ出力手段33では、指定された項目をパラメータとして指定された種類の表やグラフのデータを出力する。
画像出力部40では出力処理がなされる(ステップSC)。即ち、印刷手段41からは処理部30からのデータに基づいてグラフ、表等が印刷物として出力され(ステップSC1)、表示手段42にはグラフ、表等が画面表示される(ステップSC2)。これにより、指定した指導者についての各カテゴリにおいて前記指導者が担当した前記受検者の前記調査結果の経年変化が可視化されて出力され、指導者の指導力を客観的に判定することができる。
次に意識調査評価システムの処理の具体例について説明する。図4は同意識調査評価システムにおける調査結果の可視化画像を示すものであり、(a)は各クラスの肯定値を示す表、(b)は肯定値の標準スコアを示す表、(c)は全国平均の学校での調査結果を示すレーダーチャート、(d)は1組の調査結果を示すレーダーチャート、(e)は2組の調査結果を示すレーダーチャート、(f)は3組の調査結果を示すレーダーチャートである。
この例では、ある中学校のある学年の1組から3組の調査結果を示している。図4(a)に示す表には、調査の項目(カテゴリ)について、全国(児童生徒全体)、学年(学校)、クラスごとに肯定値を得点化した結果が示されている。また図4(b)に示す表では、同じく標準スコアが示されている。更に、図4(c)に示したレーダーチャートには、学年全体の標準スコアの分布状態を全国の分布状態と重ねて表示している。これらにより、調査の各項目について学校の状態を全国の状態と簡単に比較できる。
更に、図4(d)、(e)、(f)に示したレーダーチャートは、それぞれ1組、2組、3組に着目して、質問の各項目についての標準スコア状態を全国の状態と重ねて表示している。これにより、各クラスの状態を全国の状態と簡単に比較できる。
図5は同意識調査評価システムによるクラスの概要を示す可視化画像であり、(a)は各調査項目の分布を示す表、(b)は同分布を示すレーダーチャートである。図5(a)に示す表には、あるクラスの質問の各項目についての得点化された肯定値、標準スコアが全国、学年、クラス別に表示される。図5(b)に示すレーダーチャートには、対象とするクラスについて質問の各項目の標準スコア状態を学校、及び全国の状態と重ねて表示している。これらにより、調査の各項目についてクラスの状態を、学校及び全国の状態と簡単に比較できる。
図6は同意識調査評価システムによるクラスの概要を示す可視化画像であり、(a)は学級適応性と自己肯定についての分布を示す図、(b)は生徒別の調査結果を示す表、(c)は「クラスの言葉の力」と「規律と他者の尊重教」についての分布を示す図、(d)は「学級の絆」の頻度分布を示す図である。図6(a)に示すグラフは、横軸に「学級適応度」の高低、縦軸に「自己肯定感」の高低をとり、この座標に34人の児童生徒の回答を配置したものである。
また、図5(b)に示す表は、このクラスの34人の児童生徒の各項目についての回答を記載したものである。なお、この表では、「強い肯定」を「○○」、「弱い肯定」を「○」、「弱い否定」を「同黒塗りの▽」、「強い否定」を「黒塗りの▽▽」で示している。これらにより、クラスの意識の分布や児童生徒個人の意識を把握することができる。
図6(d)に示すグラフは、横軸に「クラスの言語の力」の高低、縦軸に「規律と他者の尊重」の高低をとり、この座標に34人の児童生徒の回答を配置したものである。更に、図6(e)に示すグラフは、「学級の絆」の高低についての児童生徒の頻度分布を示している。これらにより、クラスにおける児童生徒の意識の分布状態を把握できる。
図7は同意識調査評価システムにおける生徒別の結果を示す可視化画像であり、(a)は「自己肯定感」について示す表、(b)は「社会性」について示す表、図8は同意識調査評価システムにおける生徒別の結果を示す可視化画像であり、(a)は「学級環境」について示す表、(b)は「生活・学習習慣」について示す表である。なお、図7及び図8では、「強い肯定」を「○○」、「弱い肯定」を「○」、「弱い否定」を「同黒塗りの▽」、「強い否定」を「黒塗りの▽▽」で示している。
図7(a)、(b)及び図8(a)、(b)に示す表には、児童生徒の個人別の回答が表示されている、これにより、個別の児童生徒の意識を一覧して把握することができる。
図9は同意識調査評価システムにおける生徒個人の調査結果の経年変化を示す調査項目についての変化を示すグラフである。図9に示す棒グラフは、小学校4年から中学校2年までの調査の各項目に対する回答の標準スコアの経時的な変化を表示している。これにより、この児童生徒の意識の変化を把握することができる。
なお、可視化データ出力手段33は、上述した表やグラフの他、入力部20の指示により、その他の可視化画像のデータを出力することができる。また、意識調査に使用する質問のカテゴリや質問の内容は上述した例に限らず、必要に応じて変更することができる。
図10は意識調査評価システムにおける小学校教諭の質問項目の偏差値の変化を示すグラフである。本図は平成25年における着目した教諭が担当したK小学校の6年1組と平成26年における同教諭のA小学校6年1組の意識調査の結果に基づいて作成されている。図10(a)は着目した教諭が担当する学級における意識の変化を平成25年6月と、同年12月の結果に基づいて表示している。また、同図(b)は着目した教諭が担当する学級における意識の変化を平成26年6月と、同年12月の結果に基づいて表示している。更に、同図(a)、(b)においてレーダーチャートの下には着目したカテゴリ(学級の規範意識)の変化をグラフで示している。
図10に示すグラフにおいて、カテゴリ「学級の規範意識」に着目すると、この教諭の指導の下では学級の規範意識が低下する傾向にあることが判る。
図11は意識調査評価システムにおける中学校教諭の質問項目の偏差値の変化を示すグラフである。本図は平成26年における着目した教諭が担当した○○中学校と平成27年における同教諭の同中学校の意識調査の結果に基づいて作成されている。図11(a)は着目した教諭が担当する学級における意識の変化を平成26年6月と、同年12月の結果に基づいて表示している。また、同図(b)は着目した教諭が担当する学級における意識の変化を平成27年6月と、同年12月の結果に基づいて表示している。更に、同図(a)、(b)においてレーダーチャートの下には着目したカテゴリ(学級の絆、規範意識)の変化をグラフで示している。
図11に示すグラフにおいて、カテゴリ「学級の絆、規範意識」に着目すると、この教諭の指導の下では学級の絆、規範意識が向上する傾向にあることが判る。
図12は意識調査評価システムによる意識調査のカテゴリと質問項目との相関を見るためのグラフである。同図(a)はカテゴリと各質問との相関関係を見るためのグラフ、(b)はパラメータの選択状態を示す図である。この例では、複数の科目について継続的、全国的に実施された多数の調査対象者を対象とする学力調査で取得されたそれぞれの調査対象者の各科目における調査結果(学科学力)をカテゴリの1つとして一方のパラメータ(縦軸)とし、また、質問項目の1つである「宿題は週に何日出ますか?」を他方のパラメータ(横軸)として採用している
同図(a)では学校ごとに(A小学校〜M小学校)統計を集計し、グラフにプロットしている。これによれば、「教科学力(正答率)」と「宿題は週に何日出ますか?」とは正の相関関係があることがうかがえる。
図13は意識調査評価システムによる質問のカテゴリとカテゴリとの相関を見るためのグラフである。同図(a)はカテゴリと各質問との相関関係を見るためのグラフ、(b)はパラメータの選択状態を示す図である。この例では、複数の科目について継続的に実施された多数の調査対象者を対象とする学力調査で取得されたそれぞれの調査対象者の各科目における調査結果「教科学力(正答率)」をカテゴリの1つとし、1方のパラメータ(縦軸)とし、また、カテゴリの1つである「体力テスト(学級偏差値)」を他方のパラメータ(横軸)として採用している
同図(a)では学校ごとに(A小学校〜M小学校)統計を集計し、グラフにプロットしている。これによれば、「教科学力(正答率)」と「体力テスト(学級偏差値)」とは弱い正の相関関係があることがうかがえる。
図12(a)、図13(a)に示したグラフでパラメータとして選択した「カテゴリ」及び「設問」は図12(b)、図13(b)に示した様に、様々に選択できる。即ち、意識調査評価システム10では、図12(b)に示したようにカテゴリと設問をそれぞれ選択できるようにし、図13(b)に示したようにカテゴリとカテゴリとの選択できる。なお、2つの設問を2つのパラメータとして設定することができる。
また、パラメータ及び設問のすべての組み合わせで12(a)、13(a)に相当するグラフを作成し相関関係を調べることができる。
図14は同指導者教科別指導力分析システムによる小学校教諭別のカテゴリ別の指導力を示す表である。この表は小学校においてA教諭〜Q教諭の指導下でなされた意識調査のカテゴリにおける平成26年の平均と平成27年平均とを比較した表である。(a)は数値をそのまま表したものであり、(b)は偏差値の変化を平均値からの差を複数段階、この例では5段階で評価したものである。
図14(a)に示した表によれば、各教諭の教科別及び全体の指導力の状態を詳細に把握することができる。
図14(b)に示した表は、偏差値の変化量をNとし、評価結果を「N≧3」のとき「○○」、N≧2のとき「○」、2<N<−2のとき「ー」、N≦−2のとき「▲」、「N≦ー3」のとき「▲▲」として表示する。この評価の区切りの値は発明者の経験に基づいて定めたものであり、適宜変更できる。
図14(b)に示した表により、各教諭の指導力の状態を一目で把握することができる。ここで、図14に示した例は小学教教諭に適用した例であるが、同様に中学校教諭に適用することができる。
なお、図10〜図14で示した偏差値の比較は複数年度にわたる経年的変化、及び同一年度中の異なる時期での経時変化について行うことができる。複数年度の比較では長期にわたる指導力の状態を、同一年度中での比較ではより短い間隔で指導力の状態を把握できる。
以上のように本実施形態に係る意識調査評価システムは、意識調査の結果を効果的に可視化でき、可視化した表やグラフは、児童生徒の指導を行う学校の端末装置から必要なパラメータ、形式を指定して取得できる。このため、教師による児童生徒の指導や、学級運営、更に学校運営を効果的に支援できる。
本発明に係る意識調査評価システムによれば、意識調査の結果を効果的に可視化でき、ひいては教師による児童生徒の指導や、学級運営、更に学校運営を効果的に支援でき、学校や教育産業等において利用可能である。
10:意識調査評価システム
20:入力部
21:入力手段
22:表示手段
23:データ格納手段
30:処理部
31:調査結果データベース
32:統計処理手段
33:可視化データ出力手段
34:データ変換手段
40:画像出力部
41:印刷手段
42:表示手段
51:調査結果
52:処理結果

Claims (12)

  1. 意識に関する複数の調査項目について継続的にかつ多数の児童生徒について実施された調査の結果を分析するシステムであって、
    すべての前記児童生徒について、前記調査の年度、前記児童生徒の識別番号、前記児童生徒の所属学校、所属学年、所属クラス、担当教師、及び前記調査項目、調査結果を含む結果データを格納した調査結果データベースと、
    前記調査結果データベースが格納した前記結果データを統計的に処理する統計処理手段と、
    前記統計処理手段の出力に基づいて、前記結果データの中から指定された項目を表示パラメータとして、指定された形式に可視化した可視化データを生成して出力する可視化データ出力手段と、
    前記可視化データを画像として出力する画像出力手段と、
    を備えることを特徴とする意識調査評価システム。
  2. 前記統計処理手段は、すべての前記児童生徒の各調査結果について偏差値を演算することを特徴とする請求項1に記載の意識調査評価システム。
  3. 前記可視化データ出力手段は、調査対象とした児童生徒全体、前記所属学校、前記所属クラス、前記児童生徒又は前記担当教師に着目して、各調査項目の結果を表示するレーダーチャートを出力することを特徴とする請求項1に記載の意識調査評価システム。
  4. 前記可視化データ出力手段は、設定した2つの項目についての調査結果を横軸と縦軸とし、前記児童生徒の分布状態を示すグラフを出力することを特徴とする請求項1に記載の意識調査評価システム。
  5. 前記可視化データ出力手段は、前記統計処理手段の処理結果について経時的な変化を示すグラフを出力することを特徴とする請求項1に記載の意識調査評価システム。
  6. 前記可視化データ出力手段は、選択した項目について表示する表形式のデータを出力することを特徴とする請求項1に記載の意識調査評価システム。
  7. 意識に関する複数の調査項目は、意識についての複数のカテゴリごとの複数の質問からなり、
    前記可視化データ出力手段は、前記カテゴリ、前記質問の各項目から選択した2つの項目をパラメータとする調査対象の分布を表すグラフを表示するデータを出力することを特徴とする請求項1に記載の意識調査評価システム。
  8. 前記可視化データ出力手段は、全国規模の学力試験結果をパラメータの1つとして選択することを特徴とする請求項7に記載の意識調査評価システム。
  9. 前記可視化データ出力手段は、着目した学級における調査結果の偏差値の経年的、又は1年間における変化を示すグラフ又は表を出力することを特徴とする請求項1に記載の意識調査評価システム。
  10. 前記可視化データ出力手段は、選択した1又は複数の指導者について、前記指導者が担当した学級のカテゴリについての偏差値の変化を複数段階での評価結果で表示する前記可視化データを出力することを特徴とする請求項1に記載の指導者教科別指導力分析システム。。
  11. 前記画像出力手段は、画像表示装置又は印刷装置であることを特徴とする請求項1に記載の意識調査評価システム。
  12. サーバー装置と、このサーバー装置にデータ通信網を介して接続された利用者端末と、を備え、
    前記利用者端末は、前記統計処理手段に項目を指定する入力手段及び前記画像出力手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の意識調査評価システム。
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