JP2018128972A - 終活品等保管・供養サービス方法およびシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 思い入れがあってすぐには捨てられないが、保管スペースがない、整理する時間的余裕がない、処分するには精神的な負担が大きい、などの問題がある終活品等を保管し、所定期間の後にお焚上げを実行するまでの一連の流れをサポートできるようにする。
【解決手段】 終活品等を持つ利用者のPCと終活品等保管・供養サービスを提供するサービス提供業者サーバと終活品等を保管する倉庫業者のPCと終活品等のお焚上げを実行する神社・仏閣等のPCとをネットワークに接続したシステムを用いて、利用者PCからサービス提供業者サーバにサービス申込情報を送信し、サービス提供業者サーバから倉庫業者PCに配送依頼を送信し、利用者PCからの集荷依頼に応じて倉庫業者が集荷を行い、指定保管期間だけ該終活品等を保管し期間満了したとき、該終活品等のお焚上げを実行する。利用者にはお焚上げ証明書が送られる。
【選択図】 図1
【解決手段】 終活品等を持つ利用者のPCと終活品等保管・供養サービスを提供するサービス提供業者サーバと終活品等を保管する倉庫業者のPCと終活品等のお焚上げを実行する神社・仏閣等のPCとをネットワークに接続したシステムを用いて、利用者PCからサービス提供業者サーバにサービス申込情報を送信し、サービス提供業者サーバから倉庫業者PCに配送依頼を送信し、利用者PCからの集荷依頼に応じて倉庫業者が集荷を行い、指定保管期間だけ該終活品等を保管し期間満了したとき、該終活品等のお焚上げを実行する。利用者にはお焚上げ証明書が送られる。
【選択図】 図1
Description
この発明は、終活に係る物品等を保管し、最終的にはお焚上げを実行して供養するまでの一連の流れをサポートする終活品等保管・供養サービス方法およびシステムに関する。
近年、いわゆる終活と呼ばれる人生の終焉を迎えるにあたっての事前準備を行うことが盛んになってきている。特に、長寿・高齢化および核家族化が進んだことから、自宅を売却し老人ホームや子供宅などに支援を求めて転居するシニア層が増えており、このようなシニア層の終活も盛んである。終活の中でも、思い入れのある物品の整理には幾つかの問題がある。例えば、自宅を売却して新居に入居することになったが、思い入れのある物品が多くある。とりあえず取っておきたいが、新居には収納スペースが無い。また、新居に入居するまでの時間が十分でなく整理することもできない。さらに、思い入れのある物品であり、家庭ゴミに出すのは気が引ける、物品により処分方法が分からない、あるいは、自分や先祖のものを子供や孫に引き継ぎたくない、自分の代で処理しておきたい、などの心理的な要因もある。なお、本願では、終活に関連して何れは処分したいがすぐには処分できない思い入れのある物品を「終活品」と呼ぶものとする。
上述の終活品については、各個人が神社・仏閣や専門業者に個別に依頼してお焚上げ・供養を実施してもらい、処分する方法がある。また、故人の意志にしたがって遺品を確定する技術として下記特許文献1に記載の発明がある。遺物の保管管理および処分の技術として下記特許文献2や3に記載の発明がある。
各個人が自己の意志で神社・仏閣や専門業者にお焚上げ・供養を依頼する方法では、思い入れのある物品を確実に処分および供養できる。しかし、終活で例えば新居への転居を機に思い入れのある物品を整理する場合、上述したように、新居に保管スペースが無い、整理する時間的な余裕がない、精神的な負担が大きい、などの問題がある。
特許文献1の技術は、生前に故人が残したネットワーク上のコンテンツなどの情報を遺品として確定する技術であり、物品を対象とする技術ではない。特許文献2の技術は、故人の遺骨その他の遺品を寺などに付随する施設でパック化して保管することで、簡便な供養を実現するもので、終活品のような処分を考えている物品を対象としたものではない。特許文献3の技術は、廃棄処分することが決まっている遺品などを処分する方法であり、思い入れがあってすぐには捨てられない終活品に適用する発明ではない。
本発明の目的は、思い入れがあってすぐには捨てられないが、保管スペースがない、整理する時間的余裕がない、処分するには精神的な負担が大きい、などの問題がある終活品等を、とりあえずまとめて保管し、所定期間の後にお焚上げを実行して供養するまでの一連の流れをサポートすることができる終活品等保管・供養サービス方法およびシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、終活品等を持つ利用者の利用者PCと、終活品等保管・供養サービスを提供するサービス提供業者サーバと、終活品等を保管する倉庫業者の倉庫業者PCと、終活品等のお焚上げを実行する神社・仏閣等の神社・仏閣PCとをネットワークに接続したシステムを用いた終活品等保管・供養サービス方法であって、前記利用者PCから前記サービス提供業者サーバにサービス申込情報を送信するステップと、該サービス申込情報を受信した前記サービス提供業者サーバが、前記倉庫業者PCに配送依頼を送信するステップと、該配送依頼を受信した倉庫業者PCの倉庫業者が前記利用者に終活品等を収納する箱を届け、その箱に終活品等を収納した利用者が、利用者PCから集荷依頼申込操作を実行したとき、該集荷依頼申込を受けたサービス提供業者サーバが倉庫業者PCに集荷依頼を送信するステップと、該集荷依頼を受信した倉庫業者PCの倉庫業者が、該集荷依頼に応じて利用者の終活品等の集荷を行い、指定された保管期間だけ該終活品等を保管し、該保管期間が満了したとき、該終活品等をお焚上げを実行する神社・仏閣等に配送するステップと、前記神社・仏閣等が、前記倉庫業者から配送された終活品等のお焚上げを実行し、お焚上げ証明書を前記利用者に送るステップとを備えることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の終活品等保管・供養サービス方法において、さらに、前記終活品等の保管期間が満了する所定期間前に、前記サービス提供業者サーバが、前記利用者PCに、延長用ページのリンク情報を含む実行前通知を送信するステップと、利用者が前記延長用ページにおいて前記保管期間の延長を指示したとき、前記サービス提供業者サーバが、該指示に応じて前記保管期間を延長するステップとを備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の終活品等保管・供養サービス方法において、さらに、前記利用者が前記利用者PCから前記終活品等の返却申込を実行したとき、前記サービス提供業者サーバが、該返却申込を受けて前記倉庫業者PCに返却配送依頼を送信するステップと、該返却配送依頼を受けた前記倉庫業者が、前記保管している終活品等を前記利用者に配送するステップとを備えることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、終活品等を持つ利用者の利用者PCと、終活品等保管・供養サービスを提供するサービス提供業者サーバと、終活品等を保管する倉庫業者の倉庫業者PCと、終活品等のお焚上げを実行する神社・仏閣等の神社・仏閣PCとをネットワークに接続した終活品等保管・供養サービスシステムであって、前記利用者PCから前記サービス提供業者サーバにサービス申込情報を送信し、該サービス申込情報を受信した前記サービス提供業者サーバが、前記倉庫業者PCに配送依頼を送信し、該配送依頼を受信した倉庫業者PCの倉庫業者が前記利用者に終活品等を収納する箱を届け、その箱に終活品等を収納した利用者が、利用者PCから集荷依頼申込操作を実行したとき、該集荷依頼申込を受けたサービス提供業者サーバが倉庫業者PCに集荷依頼を送信し、該集荷依頼を受信した倉庫業者PCの倉庫業者が、該集荷依頼に応じて利用者の終活品等の集荷を行い、指定された保管期間だけ該終活品等を保管し、該保管期間が満了したとき、該終活品等をお焚上げを実行する神社・仏閣等に配送し、前記神社・仏閣等が、前記倉庫業者から配送された終活品等のお焚上げを実行し、お焚上げ証明書を前記利用者に送ることを特徴とする。
本発明によれば、利用者が思い入れがあってすぐには捨てられないような終活品等を、とりあえず保管期間を指定してまとめて倉庫業者に保管することができるので、保管スペースがない、あるいは整理する時間的余裕がないなどの問題はない。また、保管途中で一時的に取り出したり再保管することも容易であり、保管期間の猶予があるので処分する際の精神的な負担は軽減される。また、終活品等は所定期間の後にお焚上げを実行して供養されるので、この点でも利用者の精神的負担は少ない。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明に係る終活品等保管・供養サービスの概念図を示す。132は本サービスの利用者、131は本サービスを提供するサービス提供業者、133は倉庫業者、134,135は宅配業者、136は神社・仏閣を示す。なお、本願において「終活品等」は「終活品」だけに限らず「愛用品・趣味品」を含むものとする。利用者は、終活品とともに愛用品や趣味品を処分したい場合もあるので、本サービスではそれらを含めた「終活品等」を対象とする。図1において、実線の矢印は物理的な物の動きを伴うことを意味し、点線の矢印は指示や通知などを意味するデータのやり取りを意味する。
まず利用者132は、矢印101の「(1)申込」に示すように、自己の利用者PCからサービス提供業者131のサーバに接続し、そのホームページから終活品等の保管・供養(お焚上げ)のサービスを申し込む。申し込みを受けたサービス提供業者131は、矢印102の「(2)配送依頼」を倉庫業者133に送る。この「(2)配送依頼」は、倉庫業者133に対して、利用者132から保管・供養サービスを依頼された終活品等の配送を依頼するものである。配送のためには終活品等を入れる箱(例えば段ボールの箱であるが、それに限らない)が必要であるので、倉庫業者133は宅配業者134に依頼して、矢印103の利用者132への「(3)箱届け」を実行させる。
利用者132は、届いた箱に所望の終活品等を入れて配送の準備ができたら、サービス提供業者131の所定のホームページから集荷申込を行う。これを受けて、サービス提供業者131は、倉庫業者133に矢印104「(4)集荷依頼」を行う。集荷依頼を受けた倉庫業者133は、宅配業者134に集荷依頼し、宅配業者134が利用者132から終活品等の入った箱(以下、終活品等の入った箱についても単に「終活品等」という場合があるものとする)の集荷、すなわち矢印105の「(5)終活品等集荷」を行う。集荷された終活品等は宅配業者134から倉庫業者133に渡され、倉庫業者133は、106の「(6)○年保管」に示すように、所定の期間だけ保管する。この保管の期間は、利用者132が(1)申込時に指定した期間である。
サービス提供業者131は、その保管期間が満了したとき、矢印107の「(7)お焚上げ依頼」に示すように、神社・仏閣136にお焚上げを依頼する。倉庫業者133は、宅配業者135に依頼して、矢印108の「(8)保管満了後終活品等配送」に示すように、保管していた終活品等を神社・仏閣136に配送する。神社・仏閣136は、109の「(9)お焚上げ」に示すように、配送された終活品等のお焚上げを実行する。その後、神社・仏閣136は、矢印110に示すように、「(10)お焚上げ証明書」を利用者132に送る。
なお、矢印107の「(7)お焚上げ依頼」は行わなくてもよい。この場合は、矢印108の「(8)保管満了後終活品等配送」が「(7)お焚上げ依頼」に相当するとみなし、神社・仏閣136は、矢印108の「(8)保管満了後終活品等配送」による終活品等の配送を受けたら、その終活品等をすべてお焚上げする。また、お焚上げ証明書は、矢印110で神社・仏閣136からサービス提供業者131に送り、サービス提供業者131が矢印111に示すように利用者132に転送するというように図示しているが、お焚上げ終了後、神社・仏閣136から利用者132に直接送るようにしてもよい。
さらに、倉庫業者133が106に示すように終活品等を保管している途中で、利用者132の指示により、矢印121に示すように一時的に終活品等を取出したり、再度の預入れを行うことができる。
また、終活品等の保管期間が満了する所定期間前に、矢印122に示すようにサービス提供業者131から利用者132に「廃棄前通知」を行って、保管している終活品等のお焚上げを実行して良いか否かなどの確認を行うようにしている。
図2は、図1で説明した終活品等保管・供養サービスを実現するシステムの全体構成を示す。本システムは、ワイドエリアネットワーク(ここではインターネットとする)230に接続された、サービス提供業者サーバ201、利用者PC211,212,213、倉庫業者PC221、および神社・仏閣PC222を備える。サービス提供業者サーバ201は、本サービスを実現する中核となるサービス提供業者131のサーバであり、会員データベース(DB)202、保管DB203、および注文決済DB204を備える。利用者PC211,212,213は、利用者132が操作するPCであり、ここでは3台のみ図示した。倉庫業者PC221は倉庫業者133が操作するPC、神社・仏閣PC222は神社・仏閣136が操作するPCを示す。
図3(a)は、会員DB202の構成例を示す。会員DB202は、各会員を一意に識別するIDである会員ID、会員の氏名、電子メールアドレス(E-mail)、パスワード、電話番号、住所などの項目を記憶するDBである。なお、電子メールアドレスを会員IDとして使用しても良い。図3(b)は、保管DB203の構成例を示す。保管DB203は、終活品等の保管・供養サービスを申し込んだ会員の会員ID、該サービスの申込日時、終活品等を収納した箱を一意に識別するIDである箱ID、希望保管期間、集荷希望日時、集荷依頼の実行、返却依頼、返却配送希望日時、返却配送実行日などの項目を記憶するDBである。図3(c)は、注文決済DB204の構成例を示す。注文決済DB204は、終活品等の保管・お焚上げサービスを申し込んだ会員の会員ID、終活品等を収納した箱の箱ID、クレジットカード情報、決済情報などの項目を記憶するDBである。
図4は、会員登録処理の流れを示すフローチャートである。利用者が利用者PC(以下、図2の利用者PC211を例に説明する)211からサービス提供業者サーバ201に接続すると、利用者PC211にはサービス提供業者の所定のホームページが表示される。利用者は、このホームページから会員登録の申込を行うことができる。
まず、ステップ401で、利用者の会員登録の申込操作に応じて、利用者PC211がサービス提供業者サーバ201に会員登録のリクエストを送信すると、ステップ411で、サービス提供業者サーバ201は該リクエストに応じて会員登録画面のデータを送信する。利用者PC211は、該会員登録画面のデータを受信して表示する。ステップ402で、利用者PC211は、利用者による会員登録画面での会員情報の入力を受け付ける。入力された会員情報は、ステップ403で利用者PC211からサービス提供業者サーバ201に送信される。
サービス提供業者サーバ201は、ステップ412で会員情報を受信し、ステップ413でその会員を一意に特定する会員IDを割当て、割当てた会員IDと受信した会員情報とを会員DB202に登録する。ステップ414で、サービス提供業者サーバ201は利用者PC211に会員登録完了を通知する。ステップ404で、利用者PC211はその通知を表示し、会員登録の処理を終える。以上の処理により、図3(a)の会員DB202に、当該会員の会員IDや氏名などの会員情報のエントリが登録される。
会員登録が終了した利用者には、その利用者のみがアクセスできる、いわゆるマイページが割り当てられる。利用者は、パスワードを使ったログイン操作を行うことで、自己の利用者PC211からマイページにログインすることができる。また、利用者は、自己のマイページにおいて所定の操作を行うことにより、会員情報の変更、図5で後述する終活品等の保管・供養サービスの申込処理、図6で後述する集荷依頼処理、図7(b)で後述する返却処理、および、保管中の終活品等の一時取り出し・預け入れ処理(図1の121)を行うことができる。
図5は、終活品等の保管・供養サービス申込処理の流れを示すフローチャートである。この処理は、利用者が利用者PC211からサービス提供業者サーバ201に接続して、マイページにログインし、マイページから保管・供養サービスの申込みを指示したときに開始される処理であり、図1の「(1)申込」101に相当する。
ステップ501で、利用者PC211がサービス提供業者サーバ201に終活品等保管・供養サービス申込のリクエストを送信すると、ステップ511で、サービス提供業者サーバ201が保管・供養サービス申込画面のデータを送信する。利用者PC211は、該サービス申込画面のデータを受信して表示する。ステップ502で、利用者PC211は、該サービス申込画面での利用者による保管・供養サービスの申込情報の入力を受け付ける。入力された申込情報は、ステップ503で利用者PC211からサービス提供業者サーバ201に送信される。
サービス提供業者サーバ201は、ステップ512で申込情報を受信し、ステップ513で、受信した申込情報を保管DB203に登録する。これにより、図3(b)の保管DB203に、保管・供養サービスを申し込んだ会員の会員IDとともに、利用者により入力された申込情報が登録される。申込情報は、少なくとも、本サービスの申込日時、終活品等の希望保管期間、およびサービスの対価を請求するためのクレジットカード情報を含む。また、保管DB203へ申込日時や希望保管期間を登録する際には、終活品等を収納する箱を一意に特定する箱IDを割り当てて保管DB203に登録する。
ステップ514で、サービス提供業者サーバ201は利用者PC211に申込を受け付けた旨を通知する。ステップ504で、利用者PC211はその通知を表示し、保管・お焚上げサービス申込処理を終える。
一方、サービス提供業者サーバ201は、ステップ515で、倉庫業者PC221に配送依頼を送信する(図1の「(2)配送依頼」102に相当)。この配送依頼には、保管・お焚上げサービスを申し込んだ会員の会員情報が含まれている。配送依頼を受けた倉庫業者は、その会員宛に箱を届ける(図1の「(3)箱届け」103に相当)。
次に、ステップ516で、サービス提供業者サーバ201は、本サービスへの対価の決済処理を行う。決済処理は、利用者が入力したクレジットカード情報をもとに本サービスの対価の請求を行うものである。決済処理の結果、図3(c)の注文決済DB204に、会員IDと箱IDに対応させてクレジットカード情報と決済情報が登録される。決済情報は、クレジットカード会社との間で行われた決済に関する情報である。
図6は、集荷依頼処理の流れを示すフローチャートである。図5の申込処理を終えた利用者は、申込の後に届けられた箱に終活品等を収納する。さらに、利用者は、利用者PC211からサービス提供業者サーバ201に接続して、マイページにログインし、マイページから終活品等を収納した箱の集荷を依頼する。これにより、図6の処理が開始される。
ステップ601で、利用者PC211がサービス提供業者サーバ201に集荷依頼申込のリクエストを送信すると、ステップ611で、サービス提供業者サーバ201が集荷依頼申込画面のデータを送信する。利用者PC211は、該集荷依頼申込画面のデータを受信して表示する。ステップ602で、利用者PC211は、該集荷依頼申込画面での利用者による集荷依頼情報(集荷希望日時ほか)の入力を受け付ける。入力された集荷依頼情報は、ステップ603で利用者PC211からサービス提供業者サーバ201に送信される。
サービス提供業者サーバ201は、ステップ612で集荷依頼情報を受信し、ステップ613で、受信した集荷依頼情報を保管DB203に登録する。これにより、図3(b)の保管DB203に集荷希望日時が登録される。ステップ614で、サービス提供業者サーバ201は利用者PC211に集荷依頼を受け付けた旨を通知する。ステップ604で、利用者PC211はその通知を表示し、集荷依頼処理を終える。
一方、サービス提供業者サーバ201は、ステップ615で、倉庫業者PC221に集荷依頼を送信する。この集荷依頼には、集荷を行う会員の会員情報、集荷する終活品等の箱ID、希望保管期間、および集荷希望日時が含まれている。この集荷依頼が、図1の104の(4)集荷依頼に相当する。集荷依頼を受けた倉庫業者は、その集荷希望日時にその会員を対象として終活品等の箱の集荷を行う。この集荷が、図1の105の(5)終活品等集荷に相当する。倉庫業者は、集荷した終活品等の箱を希望保管期間の間保管する。この保管が図1の106の(6)○年保管に相当する。
なお、不図示であるが、サービス提供業者サーバ201は、ステップ615の集荷依頼送信を行った後、図3(b)の保管DB203の対応するエントリの「集荷依頼の実行」の項目に、倉庫業者への集荷依頼を実行した旨を示す情報を登録するものとする。
図7(a)は、サービス提供業者サーバ201によるお焚上げ実行前通知処理の流れを示すフローチャートである。この処理は、サービス提供業者サーバ201において定期的に実行される。まずステップ701で、保管DB203から、保管期間が満了する所定期間前に至ったエントリを探索し、必要な情報を取得する。ステップ702では、保管期間が満了する所定期間前に至ったエントリの会員の利用者PCに対して、現在保管している終活品等のお焚上げの実行が迫っていることを知らせるお焚上げ実行前通知を送信する。この通知は電子メールでよい。
その通知を受信した利用者は、その終活品等のお焚上げを実行させるか、保管期間を延長するか、お焚上げを中止して終活品等を返却させるかについて、最終決定を行う。お焚上げを実行させる場合は特に何もする必要はなく、保管期間が満了すれば、終活品等のお焚上げは自動的に実行される。保管期間を延長する場合、利用者は、上記のお焚上げ実行前通知に含まれている延長用ページのリンクをクリックすることで、利用者PCに延長用ページを表示させ、その延長用ページから延長を指示できる。お焚上げを中止して終活品等を返却させる場合、利用者は、利用者PCのマイページから返却申込を行う。
図7(b)は、返却処理の流れを示すフローチャートである。利用者は、例えば上記お焚上げ実行前通知を受信し、お焚上げを中止して終活品等を返却させることにした場合、利用者PC211からサービス提供業者サーバ201に接続して、マイページにログインし、マイページから返却申込を行う。これにより、図7(b)の処理が開始される。
ステップ711で、利用者PC211がサービス提供業者サーバ201に返却申込のリクエストを送信すると、ステップ721で、サービス提供業者サーバ201が返却申込画面のデータを送信する。利用者PC211は、該返却申込画面のデータを受信して表示する。ステップ712で、利用者PC211は、該返却申込画面での利用者による返却依頼情報(返却する箱の箱ID、返却配送希望日時ほか)の入力を受け付ける。入力された返却依頼情報は、ステップ713で利用者PC211からサービス提供業者サーバ201に送信される。
サービス提供業者サーバ201は、ステップ722で返却依頼情報を受信し、ステップ723で、受信した返却依頼情報を保管DB203に登録する。これにより、図3(b)の保管DB203の当該エントリ(当該利用者の会員IDかつ返却依頼された箱IDのエントリ)の項目「返却依頼」に「返却依頼あり」が、項目「返却配送希望日時」に指定された返却配送希望日時が、登録される。ステップ724で、サービス提供業者サーバ201は利用者PC211に返却依頼を受け付けた旨を通知する。ステップ714で、利用者PC211はその通知を表示し、返却申込処理を終える。
一方、サービス提供業者サーバ201は、ステップ725で、倉庫業者PC221に返却配送依頼を送信する。この返却配送依頼には、返却先である会員の会員情報、返却する終活品等の箱ID、および返却配送希望日時が含まれている。この返却配送依頼を受けた倉庫業者は、現在保管中である当該会員の当該の箱IDの箱を、指定された返却配送希望日時に当該会員に返却配送する。返却配送は宅配業者に依頼して実行する。なお、不図示であるが、返却配送が実行されると、倉庫業者133からサービス提供業者131に返却配送が実行された旨を示す連絡が入るので、サービス提供業者サーバ201は図3(b)の保管DB203の対応するエントリの「返却配送実行日」の項目に返却配送を実行した日を登録するものとする。
図8は、サービス提供業者サーバ201によるお焚上げ実行処理の流れを示すフローチャートである。この処理は、サービス提供業者サーバ201において定期的に実行される。まずステップ801で、保管DB203から、保管期間が満了したエントリを探索し、必要な情報を取得する。ステップ802では、倉庫業者PCへ、保管期間が満了したエントリの箱IDを指定して、保管中のそれらの箱の神社・仏閣への配送依頼を送信する。また、ステップ803で、神社・仏閣PCへお焚上げ依頼を送信する。このお焚上げ依頼は、図1の「(7)お焚上げ依頼」107に相当する。なお、図1で述べたように、ステップ803のお焚上げ依頼は省略しても良い。
ステップ802の配送依頼を受けた倉庫業者133は、保管期間が満了した箱IDの箱の神社・仏閣136への配送を宅配業者135に依頼し、宅配業者135がその配送を行う(図1の「(8)保管終了後終活品等配送」108に相当)。ステップ803のお焚上げ依頼を受けた神社・仏閣136は、宅配業者135により配送された箱(保管期間が満了した終活品等が収納されている)のお焚上げを実行する(図1の「(9)お焚上げ」109に相当)。お焚上げを実行した神社・仏閣136は、お焚上げ証明書を利用者132に送る(図1の「(10)お焚上げ証明書」の配送110に相当)。
なお、ここではお焚上げ証明書は紙の書面とし、神社・仏閣136から利用者132への配送は郵送などの手段を用いているが、お焚上げ証明書は紙でなく電子データとしてもよい。電子データである場合、神社・仏閣PC222から直接利用者PC211へお焚上げ証明書の電子データを送信してもよいし、サービス提供業者サーバ201を仲介させて、まず神社・仏閣PC222からサービス提供業者サーバ201へお焚上げ証明書の電子データを送信し、サービス提供業者サーバ201から利用者PCへお焚上げ証明書の電子データを送信するようにしてもよい。
131…サービス提供業者、132…利用者、133…倉庫業者、134,135…宅配業者、136…神社・仏閣、201…サービス提供業者サーバ、202…会員DB、203…保管DB、204…注文決済DB、211…利用者PC、221…倉庫業者PC、222…神社・仏閣PC。
Claims (4)
- 終活品等を持つ利用者の利用者PCと、終活品等保管・供養サービスを提供するサービス提供業者サーバと、終活品等を保管する倉庫業者の倉庫業者PCと、終活品等のお焚上げを実行する神社・仏閣等の神社・仏閣PCとをネットワークに接続したシステムを用いた終活品等保管・供養サービス方法であって、
前記利用者PCから前記サービス提供業者サーバにサービス申込情報を送信するステップと、
該サービス申込情報を受信した前記サービス提供業者サーバが、前記倉庫業者PCに配送依頼を送信するステップと、
該配送依頼を受信した倉庫業者PCの倉庫業者が前記利用者に終活品等を収納する箱を届け、その箱に終活品等を収納した利用者が、利用者PCから集荷依頼申込操作を実行したとき、該集荷依頼申込を受けたサービス提供業者サーバが倉庫業者PCに集荷依頼を送信するステップと、
該集荷依頼を受信した倉庫業者PCの倉庫業者が、該集荷依頼に応じて利用者の終活品等の集荷を行い、指定された保管期間だけ該終活品等を保管し、該保管期間が満了したとき、該終活品等をお焚上げを実行する神社・仏閣等に配送するステップと、
前記神社・仏閣等が、前記倉庫業者から配送された終活品等のお焚上げを実行し、お焚上げ証明書を前記利用者に送るステップと
を備えることを特徴とする終活品等保管・供養サービス方法。 - 請求項1に記載の終活品等保管・供養サービス方法において、さらに、
前記終活品等の保管期間が満了する所定期間前に、前記サービス提供業者サーバが、前記利用者PCに、延長用ページのリンク情報を含む実行前通知を送信するステップと、
利用者が前記延長用ページにおいて前記保管期間の延長を指示したとき、前記サービス提供業者サーバが、該指示に応じて前記保管期間を延長するステップと
を備えることを特徴とする終活品等保管・供養サービス方法。 - 請求項1に記載の終活品等保管・供養サービス方法において、さらに、
前記利用者が前記利用者PCから前記終活品等の返却申込を実行したとき、前記サービス提供業者サーバが、該返却申込を受けて前記倉庫業者PCに返却配送依頼を送信するステップと、
該返却配送依頼を受けた前記倉庫業者が、前記保管している終活品等を前記利用者に配送するステップと
を備えることを特徴とする終活品等保管・供養サービス方法。 - 終活品等を持つ利用者の利用者PCと、終活品等保管・供養サービスを提供するサービス提供業者サーバと、終活品等を保管する倉庫業者の倉庫業者PCと、終活品等のお焚上げを実行する神社・仏閣等の神社・仏閣PCとをネットワークに接続した終活品等保管・供養サービスシステムであって、
前記利用者PCから前記サービス提供業者サーバにサービス申込情報を送信し、
該サービス申込情報を受信した前記サービス提供業者サーバが、前記倉庫業者PCに配送依頼を送信し、
該配送依頼を受信した倉庫業者PCの倉庫業者が前記利用者に終活品等を収納する箱を届け、その箱に終活品等を収納した利用者が、利用者PCから集荷依頼申込操作を実行したとき、該集荷依頼申込を受けたサービス提供業者サーバが倉庫業者PCに集荷依頼を送信し、
該集荷依頼を受信した倉庫業者PCの倉庫業者が、該集荷依頼に応じて利用者の終活品等の集荷を行い、指定された保管期間だけ該終活品等を保管し、該保管期間が満了したとき、該終活品等をお焚上げを実行する神社・仏閣等に配送し、
前記神社・仏閣等が、前記倉庫業者から配送された終活品等のお焚上げを実行し、お焚上げ証明書を前記利用者に送る
ことを特徴とする終活品等保管・供養サービスシステム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020030504A (ja) * | 2018-08-21 | 2020-02-27 | 宗教法人 證大寺 | 情報管理装置及び情報管理処理プログラム |
JP2021043710A (ja) * | 2019-09-11 | 2021-03-18 | 和則 藤沢 | ロッカー管理システム |
JP2022140493A (ja) * | 2018-11-27 | 2022-09-26 | 東芝テック株式会社 | プリンタ装置およびプリンタシステム |
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2017
- 2017-02-10 JP JP2017023270A patent/JP2018128972A/ja active Pending
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