JP2018128418A - 電磁波測定器及びこれを用いた設備診断システム - Google Patents

電磁波測定器及びこれを用いた設備診断システム Download PDF

Info

Publication number
JP2018128418A
JP2018128418A JP2017023198A JP2017023198A JP2018128418A JP 2018128418 A JP2018128418 A JP 2018128418A JP 2017023198 A JP2017023198 A JP 2017023198A JP 2017023198 A JP2017023198 A JP 2017023198A JP 2018128418 A JP2018128418 A JP 2018128418A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
test signal
electromagnetic wave
external input
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017023198A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6736495B2 (ja
Inventor
将和 西村
Showa Nishimura
将和 西村
正樹 竹野
Masaki Takeno
正樹 竹野
信光 塚元
Nobumitsu Tsukamoto
信光 塚元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DX Antenna Co Ltd
Original Assignee
DX Antenna Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DX Antenna Co Ltd filed Critical DX Antenna Co Ltd
Priority to JP2017023198A priority Critical patent/JP6736495B2/ja
Publication of JP2018128418A publication Critical patent/JP2018128418A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6736495B2 publication Critical patent/JP6736495B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)

Abstract

【課題】多種多様な電波が混在する場所でも診断対象設備の電波漏えいを測定する。【解決手段】電磁波測定器2は、所定の情報を重畳した試験信号が信号発生器から診断対象設備に外部入力されたときに診断対象設備から周囲に外部出力される漏えい電波を受信アンテナ200で受信することにより漏えい電波を介して試験信号の外部入力を受け付ける外部入力部(200、201)と、試験信号に重畳された情報(試験信号の周波数情報やレベル情報)を取得する情報取得部(204、206)と、情報取得部で取得された情報に基づいて受信アンテナ200の出力信号から試験信号を抽出しそのレベルを検出して診断対象設備の電波漏えいを診断する診断部(205、206)と、を有する。なお、試験信号の変調方式は、FSK方式にするとよい。また、外部入力端子201は、受信アンテナ200として、特性の異なる複数のアンテナを任意に着脱可能にしておくとよい。【選択図】図6

Description

本明細書中に開示されている発明は、電磁波測定器及びこれを用いた設備診断システムに関する。
近年、様々な設備やデバイスの電波漏えいが問題となっている。例えば、衛星放送受信設備では、中間周波数帯(約1〜2GHz:BS・CS−IF)の不要電波が外部に漏えいすることにより、携帯電話などの無線サービスに混信や妨害を引き起こす事例(いわゆる中間周波数漏えい問題)が生じている。
特に、日本国内で2018年に実用放送が開始される4K・8K衛星放送では、中間周波数帯が約1〜3.2GHzに拡張される。そのため、これと重複する周波数を利用している他の無線サービス(2.4GHz帯を利用する無線LANなど)との干渉を防ぐためには、衛星放送受信設備における電波漏えいの状況を正しく把握し、受信環境の整備(=電波漏えいを生じない適正な機器への取り替えや適切な施工)を行う必要がある。
なお、上記に関連する従来技術の一例としては、特許文献1を挙げることができる。
特開平8−36008号公報
ところで、電波漏えいの簡易測定手段としては、携帯型の電磁波測定器(いわゆる電磁波計)が知られている。しかしながら、従来の電磁波測定器は、あくまで、その場における電磁波(電波を含む)の強度を測定するものであり、多種多様な電波が混在している場所では、診断対象設備の電波漏えいを正しく測定することが困難であった。
本明細書中に開示されている発明は、本願の発明者らにより見出された上記の課題に鑑み、多種多様な電波が混在している場所でも診断対象設備の電波漏えいを測定することのできる電磁波測定器及びこれを用いた設備診断システムを提供することを目的とする。
本明細書中に開示されている電磁波測定器は、所定の情報を重畳した試験信号が信号発生器から診断対象設備に外部入力されたときに前記診断対象設備から周囲に外部出力される漏えい電波を受信アンテナで受信することにより前記漏えい電波を介して前記試験信号の外部入力を受け付ける外部入力部と、前記試験信号に重畳された情報を取得する情報取得部と、前記情報取得部で取得された情報に基づいて前記受信アンテナの出力信号から前記試験信号を抽出しそのレベルを検出して前記診断対象設備の電波漏えいを診断する診断部と、を有する構成(第1の構成)とされている。
なお、第1の構成から成る電磁波測定器において、前記情報取得部は、前記試験信号の周波数情報、若しくは、前記試験信号の周波数情報とレベル情報を取得する構成(第2の構成)にするとよい。
また、第1または第2の構成から成る電磁波測定器において、前記試験信号は、FSK[frequency shift keying]変調されている構成(第3の構成)にするとよい。
また、第1〜第3いずれかの構成から成る電磁波測定器において、前記外部入力部は、前記受信アンテナとして、特性の異なる複数のアンテナを任意に着脱することのできる外部入力端子を含む構成(第4の構成)にするとよい。
また、第4の構成から成る電磁波測定器において、前記外部入力端子は、前記診断対象設備の端末端子にも着脱可能な構造とされており、前記診断部は、前記外部入力端子が前記診断対象設備の端末端子に接続されているときには、前記信号発生器から前記診断対象設備を介して前記外部入力端子に外部入力される前記試験信号のレベルを検出して前記診断対象設備の伝送損失を診断する構成(第5の構成)にするとよい。
また、第5の構成から成る電磁波測定器は、外部入力信号に帯域制限を掛けるフィルタと、前記フィルタの有効/無効を切り替えるフィルタ制御部と、をさらに有する構成(第6の構成)にするとよい。
また、第6の構成から成る電磁波測定器において、前記フィルタ制御部は、前記受信アンテナの未装着を検出したときに前記フィルタを有効とし、前記受信アンテナの装着を検出したときに前記フィルタを無効とする構成(第7の構成)にするとよい。
また、本明細書中に開示されている設備診断システムは、試験信号を生成して試験対象設備に外部出力する信号発生器と、第1〜第7いずれかの構成から成る電磁波測定器と、を有する構成(第8の構成)とされている。
なお、第8の構成から成る設備診断システムにおいて、前記信号発生器は、連続波信号を生成する生成部と、前記連続波信号の周波数を可変制御する制御部と、所定の情報で前記連続波信号を変調することにより被変調信号を生成する変調部と、前記被変調信号を前記試験信号として外部出力する外部出力部とを有する構成(第9の構成)にするとよい。
本明細書中に開示されている発明によれば、多種多様な電波が混在している場所でも診断対象設備の電波漏えいを測定することのできる電磁波測定器及びこれを用いた設備診断システムを提供することが可能となる。
設備診断システムの第1実施形態を示す図である。 診断対象設備の一構成例を示す図である。 信号発生器の一構成例を示す図である。 周波数掃引動作の一例を示す図である。 図3に示す信号発生器の正面図である。 電磁波測定器の一構成例を示す図である。 図6に示す電磁波測定器の正面図である。 アンテナ着脱機能を備えた電磁波測定器の正面図である。 信号発生器の一変形例を示す図である。 設備診断システムの第2実施形態を示す図である。 電磁波測定器の一変形例を示す図である。
<第1実施形態(電波漏えい診断システム)>
図1は、設備診断システムの第1実施形態(=電波漏えい診断システムとしての利用形態)を示す図である。本実施形態の設備診断システムXは、信号発生器1と電磁波測定器2を有する。
伝送系3(=診断対象設備に相当)の電波漏えいを診断する際には、信号発生器1の外部出力端子101が伝送系3の入力端子301に接続され、高周波電気信号である試験信号S1が信号発生器1から伝送系3に与えられる。このとき、伝送系3に不備(=同軸ケーブルの端子接続不良や劣化、不適切な敷設、不適合品の使用など)があると、伝送系3の周囲に漏えい電波W1が放射される。
電磁波測定器2は、上記の漏えい電波W1を測定して、伝送系3における電波漏えいの状況を診断する。このように、本実施形態の設備診断システムX(=電波漏えい診断システム)では、電磁波測定器2が簡易型電波漏えい測定器として用いられる。
伝送系3は、例えば一戸建ての家屋、1棟の集合住宅等に敷設される。伝送系3がテレビジョン放送を受信する際には、アンテナまたはCATV網からの信号が伝送系3の入力端子301に入力され、伝送系3の端末端子302にテレビジョン受像機等の端末機器が接続される。なお、本実施形態において、伝送系3は単一の入力端子301を有しているが、複数の入力端子301を有してもよい。また、本実施形態において、伝送系3は複数の端末端子302を有しているが、端末端子302は単一であってもよい。伝送系3は、光信号の伝送経路を有する構成であってもよく、光信号の伝送経路を有さない構成であってもよい。伝送系3が光信号の伝送経路を有する構成である場合には、伝送系3が、電気信号を光信号に変換するE/O[electrical-to-optical]変換器と、光信号を電気信号に変換するV−ONU[video-optical network unit]と、を有するようにすればよい。
図2は、診断対象設備である伝送系3の一構成例を示す図である。本構成例の伝送系3は、衛星放送受信設備であり、パラボラアンテナ(不図示)の受信電波を増幅するブースター310と、ブースター出力を複数系統に分配する分配器320と、居室や寝室などに設けられた壁面アンテナコンセント330と、衛星放送を受信するための放送受信端末340(例えばテレビジョン放送受信機)と、を有する。
伝送系3の電波漏えいを診断する際には、不図示のパラボラアンテナに代えて、信号発生器1の外部出力端子101がブースター310の入力端子311(=図1の入力端子301に相当)に接続され、伝送系3に対する試験信号S1の入力が行われる。
なお、伝送系3の電波漏えいは、例えば、ブースター310の出力端子312と同軸ケーブルとの接続不良箇所(A)、ブースター310の出力端子312と分配器320の入力端子321との間に敷設される同軸ケーブルの劣化箇所(B)、分配器320の入力端子321と同軸ケーブルとの接続不良箇所(C)、分配器320の出力端子322と同軸ケーブルとの接続不良箇所(D)、分配器320の出力端子322と壁面アンテナコンセント330との間に敷設される同軸ケーブルの劣化箇所(E)、開放状態の壁面アンテナコンセント330(F)、壁面アンテナコンセント330と同軸ケーブルとの接続不良箇所(G)、壁面アンテナコンセント330と放送受信端末340の入力端子341との間に敷設される同軸ケーブルの劣化箇所(H)、及び、放送受信端末340の入力端子341と同軸ケーブルとの接続不良箇所(I)などで発生する。
そのため、伝送系3の電波漏えいを診断する際には、上記のポイントA〜Iを中心に、電磁波測定器2を用いて漏えい電波W1の測定を行うことが望ましい。なお、開放状態の壁面アンテナコンセント330が他の測定ポイントに近接しており、当該他の測定ポイントにおける測定に悪影響を及ぼすおそれがある場合には、必要に応じて、開放状態の壁面アンテナコンセント330にターミネータ(終端抵抗)350を接続してもよい。
特に、本実施形態の設備診断システムXでは、多種多様な電磁波W2が混在している場所でも診断対象設備3の漏えい電波W1のみを正しく測定することができるように、信号発生器1において、試験信号S1に所定の情報が重畳されており、電磁波測定器2には、当該情報が重畳された漏えい電波W1のみを抽出して解析する機能が付与されている。
そこで、以下では、信号発生器1と電磁波測定器2それぞれの構成及び動作について、個別具体的な説明を行う。
<信号発生器>
図3は、信号発生器1の一構成例を示す図である。本図に示す信号発生器1は、外部出力端子101と、発振部102と、利得調整部103と、増幅器104と、分岐器105と、信号検出部106と、制御回路107と、操作部108と、表示部109と、変調回路110と、バッテリ111と、を有する。
発振部102、利得調整部103、増幅器104、分岐器105、及び信号検出部106は、請求項に記載されている「生成部」の一例である。制御回路107は、請求項に記載されている「制御部」の一例である。変調回路110は、請求項に記載されている「変調部」の一例である。外部出力端子101は、請求項に記載されている「外部出力部」の一例である。
発振部102は、正弦波信号を発振する。発振部102から発振される正弦波信号は、利得調整部103に供給される。利得調整部103としては、例えば減衰量の調整が可能な減衰器を用いることができる。利得調整部103から出力される正弦波信号は、増幅器104により増幅される。増幅器104から出力される正弦波信号は、分岐器105に供給される。分岐器105の分岐出力端から出力される正弦波信号のレベルが信号検出部106によって検出され、信号検出部106のレベル検出結果に応じて利得調整部103の利得が調整される。その結果、分岐器105の幹線出力端から出力される正弦波信号(=無変調の連続波信号CW[continuous wave]であり、搬送波信号CW[carrier wave]として理解することもできる)のレベルが一定になる。つまり、信号発生器1は、連続波信号の自動利得制御機能を有している。
制御回路107は、発振部102に対して発振周波数を指示することにより、発振部102から発振される正弦波信号の周波数ひいては連続波信号の周波数可変制御(=周波数掃引)を行う。なお、連続波信号の周波数は、図4で例示したように、中間周波数帯に変換された放送信号の各チャンネルの中心周波数に概ね一致する周波数の中から選択されることが好ましい。放送信号の種類は特に限定されないが、例えば、BS右旋放送信号、110°CS右旋放送信号、BS左旋放送信号、及び、110°CS左旋放送信号などを挙げることができ、さらには、UHF地上放送信号などを含めることもできる。
制御回路107は、操作部108から出力される指示内容に基づいて、連続波信号の周波数を可変制御し、制御内容を知らせる表示や指示入力を促す表示等を表示部109に行わせる。操作部108及び表示部109の表示画面は、図5に示すように、信号発生器1の正面に配置される。連続波信号の周波数を可変制御する形態としては、例えば、放送信号の各チャンネルの中心周波数に概ね一致する周波数を一定間隔で順次切り替えていく形態、作業者が操作部108を操作することで放送信号の各チャンネルの中心周波数に概ね一致する周波数の中から所望の周波数のみを抽出し、その抽出した所望の周波数を一定間隔で順次切り替えていく形態等を挙げることができる。なお、制御回路107が上記抽出した所望の周波数を不揮発的に記憶しておけることが望ましい。更には、制御回路107が上記抽出した所望の周波数を複数の抽出パターンで不揮発的に記憶しておけることが望ましい。この場合、作業者が操作部108を操作することによって複数の抽出パターンから所望の抽出パターンを読み出せるようにしておくことが望ましい。
4K或いは8Kの衛星放送であるBS左旋放送及びCS左旋放送は、2018年から実用放送が予定されており、現時点ではアンテナ等によって放送信号を取得することができない。しかしながら、既存の伝送系3を診断対象とし、連続波信号の周波数を、予定されているBS左旋放送信号及びCS左旋放送信号の各チャンネルの中心周波数に概ね一致する周波数の中から選択できる構成にすることで、既存の伝送系3におけるBS左旋放送信号及びCS左旋放送信号の各チャンネルの電波漏えいを診断することが可能になる。これにより、既存の伝送系3を改修せずにBS左旋放送及びCS左旋放送を問題なく伝送できるか否か(=漏えい電波W1による悪影響を周囲に及ぼすことがないか否か)を簡易的に判定することが可能となる。
制御回路107は、連続波信号の周波数に関する情報(以下では周波数情報と呼ぶ)を持つ変調信号を変調回路110に供給する。変調回路110は、変調信号に応じて連続波信号をFSK(frequency shift keying)変調することにより、被変調信号を生成する。なお、連続波信号の周波数を或る放送信号の或るチャンネルの中心周波数に概ね一致されている場合に、変調回路110によって生成される被変調信号の周波数帯域が、当該或る放送信号の当該或るチャンネルの周波数帯域内に収まるように、FSK変調が行われる。
なお、試験信号S1のデジタル変調方式としては、FSK変調に限らず、例えば、ASK[amplitude shift keying]変調、OOK[on/off keying]変調、若しくは、PSK[phase shift keying]変調などを採用してもよいし、或いは、伝送系3で本来伝送されるべき衛星放送信号の変調方式(4PSK、8PSKなど)を採用してもよい。
ただし、ASK変調やOOK変調では、電磁波測定器2で測定すべき漏えい電波W1のレベルを自ら揺らすことになるので、測定精度の低下を招くおそれがある。また、PSK変調では、FSK変調よりも信号処理が複雑になるので、回路規模やコストが増大してしまう。これらの事情を鑑みると、試験信号S1のデジタル変調方式としては、信号処理の容易なFSK変調が好適であると言える。
外部出力端子101は、変調回路110によって生成された被変調信号を試験信号S1として外部出力する。
信号発生器1は、可搬型の機器であり、バッテリ111から出力される直流電力によって駆動する。
<電磁波測定器>
図6は、電磁波測定器2の一構成例を示す図である。本図に示した電磁波測定器2は、受信アンテナ200と、外部入力端子201と、増幅器202と、分岐器203と、復調回路204と、信号検出部205と、制御回路206と、操作部207と、表示部208と、記憶媒体インターフェース209と、バッテリ210と、を有する。
受信アンテナ200と外部入力端子201は、請求項に記載されている「外部入力部」の一例である。復調回路204及び制御回路206は、請求項に記載されている「情報取得部」の一例である。信号検出部205及び制御回路206は、請求項に記載されている「診断部」の一例である。制御回路206は、「情報取得部」の一部として機能する一方で、「診断部」の一部としても機能する。
受信アンテナ200は、周囲の電磁波(伝送系3から外部に放出される漏えい電波W1を含む)を受信してアンテナ出力信号に変換する。なお、受信アンテナ200としては、図7で示したように、小型のループアンテナを用いることが望ましい。
外部入力端子201には、受信アンテナ200が接続されており、受信アンテナ200で受信された漏えい電波W1を介して、試験信号S1の外部入力を受け付ける。なお、外部入力端子201は、図8で示したように、受信アンテナ200として、特性の異なる複数のアンテナ200(1)〜(m)を任意に着脱することのできる構造としておくことが望ましい。このような構造を採用することにより、信号発生器1で生成される試験信号S1の周波数に合わせて、常に最適な受信アンテナ200を選択することができるので、電磁波測定器2による漏えい電波W1の測定精度を高めることが可能となる。
増幅器202は、外部入力端子201からアンテナ出力信号の入力を受け付けており、当該アンテナ出力信号を増幅して出力する。
増幅器202で増幅されたアンテナ出力信号は、分岐器203に供給される。復調回路204は、分岐器203の幹線出力端からアンテナ出力信号の入力を受け付けており、当該アンテナ出力信号に含まれる試験信号S1を復調して、これに重畳された周波数情報を持つ復調信号を生成する。制御回路206は、復調回路204から供給される復調信号に基づいて、連続波信号の周波数情報を取得する。信号検出部205は、分岐器203の分岐出力端からアンテナ出力信号の入力を受け付けており、制御回路206で取得された連続波信号の周波数情報に基づいて、多種多様な電磁波に由来するアンテナ出力信号から、漏えい電波W1に由来する試験信号S1のみを抽出し、そのレベルを検出する。信号検出部205で得られたレベル検出結果は、制御回路206に供給される。なお、信号検出部205には、漏えい電波W1以外の電磁波の強度を別途測定する機能を持たせてもよい。
制御回路206は、信号検出部205で得られたレベル検出結果(=漏えい電波W1を介して電磁波測定器2に外部入力された試験信号S1のレベル検出結果)に基づいて、伝送系3における電波漏えいの状況を診断する。なお、制御回路206には、信号発生器1から出力される試験信号S1のレベルに関する情報(以下ではレベル情報と呼ぶ)を不揮発的に記憶しておき、どのようなレベルの試験信号S1が伝送系3に入力されたときに、どの程度の電波漏えいが生じるかを把握できるようにしておくとよい。電波漏えいの診断結果については、例えば、電波漏えいの度合いを示す数値(=漏えい電波W1のレベル自体)としてもよいし、上記数値と閾値との比較によって良否判定した結果としてもよい。
制御回路206は、上述の通り連続波信号の周波数情報を取得しているので、試験信号S1の周波数と電波漏えいの診断結果とを対応付けた上で、その結果を表示部208に表示させたり、記憶媒体インターフェース209に装着される記憶媒体(マイクロSDカードなど)に記憶させたりする。従って、本実施形態の設備診断システムXによれば、試験信号S1の周波数と電波漏えいの診断結果との対応関係を容易に把握することができる。
なお、制御回路206は、操作部207から出力される指示内容に応じて、表示部208及び記憶媒体インターフェース209に対する制御の内容を決定する。操作部207及び表示部208の表示画面は、図7に示すように、電磁波測定器2の正面に配置される。
電磁波測定器2は、可搬型の機器であり、バッテリ210から出力される直流電力によって駆動する。
上述した図3に示す信号発生器1と、図6に示す電磁波測定器2とを備える設備診断システムX(電波漏えい診断システム)では、信号発生器1から出力される試験信号S1のレベルが一定であるため、電磁波測定器2において、信号発生器1から出力される試験信号S1のレベルを把握できている。
また、信号発生器1から出力される試験信号S1のレベルが可変であっても、信号発生器1から出力される試験信号S1の周波数に応じて信号発生器1から出力される試験信号S1のレベルが一意に定まるように、信号発生器1が連続波信号のレベルを調整していれば、電磁波測定器2は、信号発生器1から出力される試験信号S1のレベルを把握することができる。なぜなら、電磁波測定器2は、試験信号S1を復調することにより、連続波信号の周波数を把握することができるからである。
一方、信号発生器1から出力される試験信号S1の周波数に応じて、信号発生器1から出力される試験信号S1のレベルが一意に定まらない場合には、変調信号を用いて連続波信号の周波数情報を信号発生器1から電磁波測定器2に伝送するだけでは対応できない。信号発生器1から出力される試験信号S1の周波数に応じて信号発生器1から出力される試験信号S1のレベルが一意に定まらない場合には、例えば、信号発生器1を図9に示す構成にすればよい。
図9に示す信号発生器1は、制御回路107が信号検出部106を制御する点及び制御回路107が連続波信号のレベル情報を変調回路110に供給する点で、図3に示す信号発生器1と異なっている。
図9に示した信号発生器1において、制御回路107は、信号検出部106を制御することで、自動利得制御における目標利得の値を可変するとともに、連続波信号のレベル情報を変調回路110に供給する。連続波信号のレベルは、自動利得制御における目標利得の値に応じて一意に定まる。制御回路107は、操作部108から出力される指示内容に基づいて、連続波信号の周波数と連続波信号のレベルとの関係を決定する。
図9に示す信号発生器1において、変調回路110は、連続波信号の周波数情報とレベル情報の双方を持つ変調信号を用いて連続波信号をFSK変調することにより、被変調信号を生成する。これにより、図9に示す信号発生器1と対で用いられる図6に示す電磁波測定器2(特に制御回路206)では、復調回路204から供給される復調信号に基づいて、連続波信号の周波数情報とレベル情報の双方を取得し、これらを反映した電波漏えい診断を行うことが可能となる。
上記したように、本実施形態の設備診断システムXでは、所定の情報(周波数情報やレベル情報)を重畳した試験信号S1が信号発生器1から伝送系3に入力されており、伝送系3からの漏えい電波W1を測定する際には、電磁波測定器2で試験信号S1のみが復調される。これにより、多種多様な電磁波(=漏えい電波W1の測定に悪影響を与える不要電波や不要反射など)が混在する場所であっても、その影響を受け難くなるので、伝送系3の電波漏えいを正しく診断することが可能となり、延いては、電波漏えいのある不適切な伝送系3の是正を図ることが可能となる。
なお、本実施形態の設備診断システムXでは、衛星放送受信設備を診断対象とした例を挙げたが、その診断対象は何ら上記に限定されるものではなく、電波漏えいを生じ得る設備全般を診断対象とすることが可能であり、小型の電子機器を診断対象とすることも可能である。例えば、電子機器の電波漏えい試験は、一般にシールドボックス内(または電波暗室内)で実施されるが、信号発生器1と電磁波測定器2を用いた簡易診断を別途行うことにより、実使用状況に近い条件下での電波漏えいを診断することが可能となる。
<第2実施形態(伝送損失診断システム)>
図10は、設備診断システムの第2実施形態(=伝送損失診断システムとしての利用形態)を示す図である。本実施形態の設備診断システムXも、先出の第1実施形態(図1)と同じく、信号発生器1と電磁波計測器2を有する。
ただし、本実施形態の設備診断システムXでは、電磁波測定器2の外部入力端子201が伝送系3の端末端子302に接続されている。すなわち、電磁波測定器2の外部入力端子201は、伝送系3の端末端子302にも着脱可能な構造とされており、受信アンテナ200を取り外した電磁波測定器2がレベルチェッカーとして用いられている。
なお、信号発生器1及び電磁波測定器2それぞれの動作は、第1実施形態での動作と基本的に同一である。具体的に述べると、信号発生器1は、外部出力端子101から所定の情報(周波数情報ないしレベル情報)を重畳した試験信号S1を外部出力する。一方、電磁波測定器2(特に制御回路206)は、信号発生器1から伝送系3を介して外部入力端子201に外部入力される試験信号S1のレベルを検出し、その検出結果に基づいて伝送系3の伝送損失(=伝送系3における試験信号S1の減衰度合い)を診断する。その際、電磁波測定器2では、試験信号S1を復調してこれに重畳された情報が取得され、当該情報を反映した伝送損失診断が行われる。
上記したように、電磁波測定器2は、簡易型電波漏えい測定器(第1実施形態)としてだけでなく、レベルチェッカー(第2実施形態)としても用いることができる。このような使用形態を鑑み、電磁波測定器2の内部構成には、更なる工夫が凝らされている。以下では、図11を参照しながら、その詳細について説明する。
図11は、電磁波測定器2の一変形例を示す図である。本変形例の電磁波測定器2は、先出の図6をベースとしつつ、フィルタ211とセレクタ212が追加されている点に特徴を有する。そこで、先と同様の構成要素には、図6と同一の符号を付すことにより重複した説明を割愛し、以下では、本変形例の特徴部分について重点的な説明を行う。
フィルタ211は、外部入力端子201の後段に設けられており、外部入力端子201から供給される外部入力信号に所定の帯域制限を掛ける。
セレクタ212は、フィルタ211と増幅器202との間に設けられており、制御回路206からの指示に応じて、フィルタ211から供給されるフィルタ出力信号(=帯域制限が掛けられた外部入力信号)と、外部入力端子201から直接供給される外部入力信号(=帯域制限が掛けられていない外部入力信号)の一方を増幅器202に選択出力する。
なお、制御回路206とセレクタ212は、フィルタ211の有効/無効を切り替える手段であり、請求項に記載されている「フィルタ制御部」の一例である。すなわち、セレクタ212において、フィルタ出力信号が選択出力されているときには、フィルタ211が有効となり、外部入力信号が選択出力されているときには、フィルタ211が無効となる。ただし、フィルタ211の有効/無効を切り替える手法としては、何らこれに限定されるものではなく、例えば、フィルタ211自体に外部入力信号をスルー出力する機能を設けておき、制御回路206からフィルタ211を制御する構成としてもよい。
本変形例の電磁波測定器2において、外部入力端子201から受信アンテナ200が外され、電磁波測定器2がレベルチェッカーとして使用される場合には、フィルタ211が有効とされて、外部入力信号に帯域制限が掛けられる。このような帯域制限により、外部入力端子201に高強度広帯域の試験信号S1が直接入力されても、増幅器202の飽和を回避することが可能となる。
一方、外部入力端子201に受信アンテナ200が接続され、電磁波測定器2が簡易型電波漏えい測定器として使用される場合には、フィルタ211が無効とされて、外部入力信号が増幅器202にバイパスされる。このような帯域制限の解除により、外部入力信号(=アンテナ出力信号)が不必要に減衰されなくなるので、NF[noise figure]を向上して電波漏えいの診断精度を高めることが可能となる。
なお、制御回路206は、例えば、受信アンテナ200の未装着を検出したときにフィルタ211を有効とし、受信アンテナ200の装着を検出したときにフィルタ211を無効とすればよい。或いは、操作部207からの入力操作に応じて、フィルタ211の有効/無効を切り替えるようにしてもよい。
<その他の変形例>
本明細書中に開示されている種々の技術的特徴は、上記実施形態のほか、その技術的創作の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。例えば、上述した実施形態では、電磁波測定器に対して装脱着可能な記憶媒体に診断結果データが書き込まれたが、これに代わって又はこれに加えて診断結果データを有線通信又は無線通信によって電磁波測定器の外部に出力できるようにしてもよい。また、上述した実施形態では、変調信号の変調方式がFSK変調であったが、他のデジタル変調方式を採用してもよい。
本明細書中に開示されている電磁波測定器は、例えば、衛星放送受信設備の電波漏えいを診断する設備診断システムに利用することが可能である。
1 信号発生器
2 電磁波測定器(簡易型電波漏えい測定器、レベルチェッカー)
3 伝送系(診断対象設備)
101 外部出力端子
102 発振部
103 利得調整部
104、202 増幅器
105、203 分岐器
106、205 信号検出部
107、206 制御回路
108、207 操作部
109、208 表示部
110 変調回路
111、210 バッテリ
200 受信アンテナ
201 外部入力端子(アンテナ着脱端子)
204 復調回路
209 記憶媒体インターフェース
211 フィルタ
212 セレクタ
301 入力端子
302 端末端子
310 ブースター
311 入力端子
312 出力端子
320 分配器
321 入力端子
322 出力端子
330 壁面アンテナコンセント
340 放送受信端末(テレビ)
341 入力端子
350 ターミネータ(終端抵抗)
X 設備診断システム(電波漏えい診断システム、伝送損失診断システム)

Claims (9)

  1. 所定の情報を重畳した試験信号が信号発生器から診断対象設備に外部入力されたときに前記診断対象設備から周囲に外部出力される漏えい電波を受信アンテナで受信することにより前記漏えい電波を介して前記試験信号の外部入力を受け付ける外部入力部と、
    前記試験信号に重畳された情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部で取得された情報に基づいて前記受信アンテナの出力信号から前記試験信号を抽出しそのレベルを検出して前記診断対象設備の電波漏えいを診断する診断部と、
    を有することを特徴とする電磁波測定器。
  2. 前記情報取得部は、前記試験信号の周波数情報、若しくは、前記試験信号の周波数情報とレベル情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の電磁波測定器。
  3. 前記試験信号は、FSK[frequency shift keying]変調されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電磁波測定器。
  4. 前記外部入力部は、前記受信アンテナとして、特性の異なる複数のアンテナを任意に着脱することのできる外部入力端子を含むことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の電磁波測定器。
  5. 前記外部入力端子は、前記診断対象設備の端末端子にも着脱可能な構造とされており、
    前記診断部は、前記外部入力端子が前記診断対象設備の端末端子に接続されているときには、前記信号発生器から前記診断対象設備を介して前記外部入力端子に外部入力される前記試験信号のレベルを検出して前記診断対象設備の伝送損失を診断することを特徴とする請求項4に記載の電磁波測定器。
  6. 外部入力信号に帯域制限を掛けるフィルタと、
    前記フィルタの有効/無効を切り替えるフィルタ制御部と、
    をさらに有することを特徴とする請求項5に記載の電磁波測定器。
  7. 前記フィルタ制御部は、前記受信アンテナの未装着を検出したときに前記フィルタを有効とし、前記受信アンテナの装着を検出したときに前記フィルタを無効とすることを特徴とする請求項6に記載の電磁波測定器。
  8. 試験信号を生成して試験対象設備に外部出力する信号発生器と、
    請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の電磁波測定器と、
    を有することを特徴とする設備診断システム。
  9. 前記信号発生器は、
    連続波信号を生成する生成部と、
    前記連続波信号の周波数を可変制御する制御部と、
    所定の情報で前記連続波信号を変調することにより被変調信号を生成する変調部と、
    前記被変調信号を前記試験信号として外部出力する外部出力部と、
    を有することを特徴とする請求項8に記載の設備診断システム。
JP2017023198A 2017-02-10 2017-02-10 電磁波測定器及びこれを用いた設備診断システム Active JP6736495B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017023198A JP6736495B2 (ja) 2017-02-10 2017-02-10 電磁波測定器及びこれを用いた設備診断システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017023198A JP6736495B2 (ja) 2017-02-10 2017-02-10 電磁波測定器及びこれを用いた設備診断システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018128418A true JP2018128418A (ja) 2018-08-16
JP6736495B2 JP6736495B2 (ja) 2020-08-05

Family

ID=63172724

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017023198A Active JP6736495B2 (ja) 2017-02-10 2017-02-10 電磁波測定器及びこれを用いた設備診断システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6736495B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021096153A (ja) * 2019-12-17 2021-06-24 本田技研工業株式会社 伝送路異常検知システム、および伝送路異常検知装置

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57126083U (ja) * 1981-02-02 1982-08-06
JPS5954974A (ja) * 1982-09-22 1984-03-29 Fujitsu Ltd 伝送特性測定方式
JPS63221260A (ja) * 1987-03-09 1988-09-14 Murata Mfg Co Ltd 同軸ケーブルの伝送損失測定用治具
JPH07123029A (ja) * 1993-10-22 1995-05-12 Miharu Tsushin Kk Catv伝送路における漏洩検出信号伝送方法
JPH0836008A (ja) * 1994-07-20 1996-02-06 Hitachi Cable Ltd Catv線路の電波漏洩検知装置
US5585842A (en) * 1994-09-19 1996-12-17 Wavetek Corporation CATV frequency sweep testing using RF transmitter to generate test signals
JP2005300223A (ja) * 2004-04-07 2005-10-27 Ntt Docomo Inc 受信装置及び受信方法
JP2011199768A (ja) * 2010-03-23 2011-10-06 Dx Antenna Co Ltd 共同受信システム用診断システム
JP2016040523A (ja) * 2014-08-12 2016-03-24 株式会社カイザー 電波計測器

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57126083U (ja) * 1981-02-02 1982-08-06
JPS5954974A (ja) * 1982-09-22 1984-03-29 Fujitsu Ltd 伝送特性測定方式
JPS63221260A (ja) * 1987-03-09 1988-09-14 Murata Mfg Co Ltd 同軸ケーブルの伝送損失測定用治具
JPH07123029A (ja) * 1993-10-22 1995-05-12 Miharu Tsushin Kk Catv伝送路における漏洩検出信号伝送方法
JPH0836008A (ja) * 1994-07-20 1996-02-06 Hitachi Cable Ltd Catv線路の電波漏洩検知装置
US5585842A (en) * 1994-09-19 1996-12-17 Wavetek Corporation CATV frequency sweep testing using RF transmitter to generate test signals
JP2005300223A (ja) * 2004-04-07 2005-10-27 Ntt Docomo Inc 受信装置及び受信方法
JP2011199768A (ja) * 2010-03-23 2011-10-06 Dx Antenna Co Ltd 共同受信システム用診断システム
JP2016040523A (ja) * 2014-08-12 2016-03-24 株式会社カイザー 電波計測器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021096153A (ja) * 2019-12-17 2021-06-24 本田技研工業株式会社 伝送路異常検知システム、および伝送路異常検知装置
JP7082602B2 (ja) 2019-12-17 2022-06-08 本田技研工業株式会社 伝送路異常検知システム、および伝送路異常検知装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6736495B2 (ja) 2020-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107682843B (zh) 基于nfc系统中的频率响应测量相位偏移的方法和系统
US9924390B2 (en) Shielding flaw detection and measurement in quadrature amplitude modulated cable telecommunications environment
US8143900B2 (en) Communication system fault location using signal ingress detection
US6211807B1 (en) System using spread spectrum modulation for locating underground objects
PL227094B1 (pl) Sposób znakowania sygnałów uzywanych dowykrywania ipomiaru wycieków wsieciach telewizji kablowej oraz urzadzenie dowykrywania i/lub pomiaru wycieków znakowanych tym sposobem
US9614696B2 (en) Alternating phase filter for increasing communication speeds, spectral efficiency and enabling other benefits
JP4516029B2 (ja) リーダライタ装置
JP2011114443A (ja) 通信装置および電力量計
JP6736495B2 (ja) 電磁波測定器及びこれを用いた設備診断システム
US7425895B2 (en) Reader device for contactless reading of transponder data
KR100887767B1 (ko) 주파수 감응형 무선전파교란장치
EP3706338B1 (en) Transmission/reception circuit, communication device, and method for controlling transmission/reception circuit
JP3566882B2 (ja) 回線品質評価装置
JP5831644B2 (ja) 無線送信装置、vswr判定装置およびvswr判定方法
US9491027B2 (en) Miniature mobile marker system and method
JP6670218B2 (ja) 伝送損失診断システム、信号発生器、及びレベルチェッカー
JP4563232B2 (ja) 線路状態検出装置、通信装置、平衡伝送システム、及び線路状態検出方法
JP5501817B2 (ja) 共同受信システム用診断システム
CN219802340U (zh) 时域交错式参数测量系统
JP2018132474A (ja) 漏洩電波検出装置
CN208143214U (zh) 一种多系统接入平台漏缆的检测设备和系统
JPWO2007099610A1 (ja) リーダ装置
JP2010157866A (ja) 無線装置
JP4207795B2 (ja) 雑音探査装置
Vágner et al. Band-monitoring Payload for a CubeSat Satellite.

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190329

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200225

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200417

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200623

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200715

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6736495

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250