JP4207795B2 - 雑音探査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、特に空中に放射される電磁波としての電気信号が電子機器に及ぼす影響、電灯線,送配電系統,通信線路等の電線を伝播する交流等が電子機器に及ぼす影響、あるいは永久磁石,電磁石が電子機器に及ぼす影響を正確に検出できる雑音探査装置に関する。
近年、種々の電気的雑音信号(以下、単に「雑音信号」と言う)、例えば(1)無線設備,無線機器,電磁調理器等が発生する雑音電波(放射性雑音信号)、(2)屋内配線や送配電系統を伝播する電力信号(交流あるいは直流)から対象機器の回路にのる雑音信号(伝導性雑音信号)、(3)あるいはモータ,変圧器等の永久磁石や電磁石を備えた装置が発生する雑音信号(主として放射性雑音信号)により、テレビジョン(以下、単にTVと言う)放送受信機・ラジオ放送受信機の受信障害,電気・電子機器の誤動作,携帯型電話機等の通信機器の送受信障害等の種々の通信障害が増加している。
これらの通信障害の原因を特定するため、例えば放射性雑音信号については雑音電波検出器を利用して行うことができる。すなわち、雑音電波検出器は、受信アンテナにより雑音電波を取得し、当該雑音電波に対して所定の信号処理を施し、これを適宜の表示装置に表示する。このときの表示形態としては、メータの指針の振れとして表したり、信号波形を表示するのが通常である。従来のこの種の技術としては、例えば、特許文献1,2などに開示された発明がある。
また、TVアンテナを介して混入する雑音電波の特定は、実際にTVアンテナにより放送電波を受信し、TV画面に表示される画面の乱れを測定したり、電界強度計やスペクトラム・アナライザによりC/N(Carrier to Noise Ratio:搬送波電力対雑音信号電力比)を測定することにより行っている。また、電灯線等を介して、TV受像機に混入する伝導性雑音信号は、電力品質計測診断システムを用いて測定しているし、TV受像機の映像受信回路に空中を介して直接混入する雑音電波(すなわち、アンテナを介さずに紛れ込む雑音信号)は、低周波用のアンテナと電界強度計やスペクトラム・アナライザを用いて測定している。加えて、大型スピーカ等の永久磁石等の磁界に関してはガウスメータを用いて測定している。
特開2001−33510 特開2001−242232
以上のように、雑音信号の原因は種々存在するため、どのような種類の雑音信号の測定をどの検出装置により行なうかは、技術者の経験や技能に基づいて判断しなくてはならない。
しかし、雑音信号の種類に応じて使用する装置や測定方法を変えるのは、煩雑であるばかりでなく、各装置の取り扱いや測定技術を熟知しなければならず、技術者の熟練には長時間を費やさねばならない。
また、雑音信号の有無は、メータの指針の振れや、信号波形の形状変化等に基づいて判断するが、雑音信号は、信号レベルが小さいので、通常の電波に隠れてしまいやすく、適格な熟練した技術者の経験や技能が必要となる。
さらに、電界強度計やスペクトラム・アナライザ並びに電力品質計測診断システムは測定精度が高く感度も高いものの、大型でかつ重量があるので、持ち歩きながら任意の箇所で雑音信号源を探査するのには不向きであった。また、消費電力も大きいため、屋外測定のためには電源(通常、発動発電機)も必要とし、携帯性に不向きである。
加えて、雑音信号(高周波雑音信号、あるいは中域または低域の周波数の雑音信号)による障害は、送配電設備等を伝播したり、配電設備等から二次放射したりするため、その発生源を特定することが容易ではなく、対応に苦慮している。
以上の事情から、小型かつ簡易で携帯性に優れた構成の測定装置により、無線電波に乗っている雑音信号、電力線路等を伝播しまたは電力線路から放射される雑音信号、永久磁石や電磁石からの雑音信号を、適宜周波数帯域を選択して測定可能な機器あるいは装置の提供が望まれているが、この種の機器や装置は実現されていないのが現状である。
本発明の目的は、さまざまな機器の誤動作や通信障害の原因となる雑音信号の発生源探査を簡易にかつ正確に行なうことができる雑音探査装置を提供することにある。
商用のTV受像機においては、アンテナの設置方向や電波受信状態を検出するために、カラーのテストパターンが利用されることがある。このテストパターンを目視することにより、電波受信状態を検出することができる。
本発明者は、この種のテストパターン(本明細書においては「パターン画像」と称する)を利用することで、容易に雑音信号や高周波雑音信号の発生源を、簡易にかつ正確に探査することができるとの知見を得て本発明をなすに至った。
本発明の雑音探査装置は、(1)パターン画像信号(基本となるパターン画像を生成するための信号)を生成するパターン画像信号生成手段と、(2)雑音電波受信アンテナ、伝導性雑音信号センサ、磁気雑音信号センサの少なくとも1つを含む雑音信号を受信する雑音信号受信手段と、(3)雑音信号受信手段が受信した雑音信号を、前記パターン画像信号生成手段により生成したパターン画像信号に注入し、雑音信号を含む画像信号を生成する雑音信号注入手段と、(4)雑音信号注入手段により生成した画像を表示する表示手段とを備え、前記雑音信号注入手段は、前記雑音電波受信アンテナを有する場合には、前記パターン画像信号生成手段からのパターン画像信号と前記雑音電波受信アンテナからの雑音信号とを合成する第1の合成手段を、前記伝導性雑音信号センサを有する場合には、前記パターン画像信号生成手段からのパターン画像信号と前記伝導性雑音信号センサからの雑音信号とを合成する第2の合成手段を、前記磁気雑音信号センサを有する場合には、前記パターン画像信号生成手段からのパターン画像信号と前記磁気雑音信号センサからの雑音信号とを合成する第3の合成手段を有することを特徴とする。
本発明において、パターン画像は、色分割された画像であってもよいし、色分割されていないもの(全面が階調なしの単一色のもの)であってもよい。
パターン画像が色分割された画像(「色分割パターン画像」と称する)には、画像領域が白と黒とにより分割されているものを含むし、画像領域が階調が異なる同一の色彩により分割されている場合をも含む。さらに、色分割には、色彩または階調がステップ状に変化する態様、および色彩または階調が連続的に(徐々に)変化する態様を含む。
本発明では、前記雑音信号注入手段による雑音信号の注入を、水平ブランキング期間中および垂直ブランキング期間中に、前記雑音信号注入手段による雑音信号の注入を遮断する雑音信号遮断手段を備えることができる。これにより、雑音信号が大きくなっても、水平同期はずれや、垂直同期はずれが生じることはなく、適正な雑音信号探査を行なうことができる。雑音信号受信手段は、例えば、雑音電波受信アンテナ,伝導性雑音信号センサ,磁気雑音信号センサなどである。
本発明の雑音探査装置では、前記パターン画像信号にかかる画像は、アナログRGBまたはデジタルRGB信号により作成された縦帯模様または横縞模様の静止画像とすることができる。
また、本発明の雑音探査装置は、前記雑音電波受信アンテナからの雑音信号と、前記伝導性雑音信号センサからの雑音信号と、前記磁気雑音信号センサからの雑音信号の何れかを選択して前記雑音信号注入手段に送出する切換手段を備えることができる。特に、本発明の雑音探査装置は、前記切換手段は、雑音電波受信アンテナからの雑音信号の前記第1の合成手段への入力と、伝導性雑音信号センサからの雑音信号の前記第2の合成手段と、磁気雑音信号センサからの雑音信号の前記第3の合成手段への入力との何れかを選択するように構成することができる。
パターン画像に生じる雑音信号を、定型化して分類してデータベース化することで、より容易に雑音信号源を特定することができ、これにより雑音信号源の除去や雑音信号の発生防止等の対処が可能となる。
本発明では、パターン画像信号生成手段で生成されたパターン画像信号に、雑音信号受信手段で受信した雑音信号を注入する。これにより、雑音信号を受信した場合には、その雑音信号によってパターン画像に歪みが生じる。よって、歪みの有無から、雑音信号の有無を簡単に判別でき、歪みの特性ないし特徴から雑音信号の種類を簡単に判別できる。そして、雑音信号受信手段が指向性を有する場合、雑音信号受信手段の向きを変えながら表示手段に表示することにより、雑音信号源を簡単に特定することができる。
本発明では、前記第2の合成手段および/または前記第3の合成手段は、前記パターン画像信号生成手段の直後に設けることもできるし、前記表示手段の直前に設けることもできる。
雑音電波受信アンテナ,伝導性雑音センサ,磁気雑音センサを適宜選択することにより、例えば、雑音電波(100〜470MHz),伝導性雑音信号(0.1〜10MHz),磁気雑音信号(誘導磁場)(DC〜100kHz)を発生する雑音信号源を容易に探査することができる。
具体的には、あるTV放送(例えば、地上波TV放送,CATV(ケーブルTV)放送等)のあるチャンネルに雑音信号が現れるような場合に、当該TV放送のチャンネルと同一周波数のパターン画像をディスプレイ(表示手段)に表示させる。そして、適宜、雑音電波受信アンテナ,伝導性雑音センサ,磁気雑音センサを切り換えることで、雑音信号が、(1)無線設備や無線機器が発生する雑音電波(放射性雑音信号)なのか、(2)屋内配線や送配電系統を伝播する電力信号(交流あるいは直流)から対象機器の回路にのる雑音信号(伝導性雑音信号)なのか、(3)モータ、変圧器等の永久磁石や電磁石を備えた装置が発生する雑音信号(主として放射性雑音信号)なのかを容易に特定できる。これにより、TV放送受信機,ラジオ放送受信機の受信障害、さらには、電気・電子機器の誤動作、携帯型電話機等の通信機器の送受信障害等の種々の通信障害を解消ないし低減することができる。
図1は本発明の基本構成を示す機能ブロック図である。図1において、雑音探査装置1は、雑音電波受信アンテナ11と、伝導性雑音信号センサ12と、磁気雑音信号センサ13と、色分割パターン画像信号生成手段14と、雑音信号注入手段15と、表示手段16と、切換手段17とを備えている。
雑音電波受信アンテナ11は、電磁波を受信できるものであればそのタイプは問わない。図1に示した例では、ツイン・クワッドアンテナから構成されているが、これに限定はされない。
伝導性雑音信号センサ12は、主として電灯線,送配電系統(送配電線,変圧器等),電話線等の通信線を伝導する電気的雑音信号を検出することができるセンサである。この伝導性雑音信号センサ12は、例えば後述するようにピックアップコイルで構成される。
磁気雑音信号センサ13は、主として永久磁石や電磁石からの磁気や低周波の交番磁気を検出することができるセンサである。この磁気雑音信号センサ13は、後述するように例えばホール素子から構成される。
色分割パターン画像信号生成手段14は、水平同期信号と垂直同期信号とが合成された基準画像信号から色分割パターン画像にかかる信号を生成でき、色分割された画像を、表示手段16を構成する後述するモニタに出力することができる。この基準画像信号は、アナログRGB信号またはデジタルRGB信号からなり、色分割パターン画像として、R,G,Bにより生成される各種の静止画像(本実施の形態では、縦帯模様)が使用される。
雑音信号注入手段15は、雑音電波受信アンテナ11からの雑音信号の端子a1への入力と、伝導性雑音信号センサ12からの雑音信号の端子a2への入力と、磁気雑音信号センサ13からの雑音信号の端子a3への入力との何れかを、端子a0を介して入力することができる。雑音信号注入手段15は、色分割パターン画像信号生成手段14が生成した色分割パターン画像信号に、雑音電波受信アンテナ11または磁気雑音信号センサ13からの雑音信号を注入した画像信号を生成する。雑音信号注入手段15は、色分割パターン画像信号生成手段14からの色分割パターン画像と雑音電波受信アンテナ11からの雑音電波とを合成する第1の合成手段(図示省略)と、色分割パターン画像信号生成手段14からの色分割パターン画像と伝導性雑音信号センサ12からの雑音信号を合成する第2の合成手段(図示省略)と、色分割パターン画像信号生成手段14からの色分割パターン画像と磁気雑音信号センサ13からの雑音信号を合成する第3の合成手段(図示省略)を備えている。
表示手段16は、液晶モニタ,CRTモニタを含むものである。そして、この表示手段16に、雑音信号注入手段15により合成した画像を表示することができる。
図1において、高周波雑音等の雑音電波の検出に際しては、切換手段17の端子a0は雑音電波受信アンテナ11が接続された端子a1にセットされる。雑音信号注入手段15は、色分割パターン画像信号生成手段14からの色分割パターン画像と、雑音電波受信アンテナ11からの雑音信号とを合成することで、色分割パターン画像信号に雑音信号を注入することができる。表示手段16は、この合成信号を受信し、雑音電波に応じた縦帯模様(色分割パターン画像)を表示することができる。
また、図1において、電灯線等からの伝導性雑音信号の検出に際しては、切換手段17の端子a0は、伝導性雑音信号センサ12が接続された端子a2にセットされる。雑音信号注入手段15は、色分割パターン画像信号生成手段14からの色分割パターン画像と、伝導性雑音信号センサ12からの雑音信号とを合成することで、色分割パターン画像信号に雑音信号を注入することができる。表示手段16は、この合成信号を受信し、伝導性雑音信号に応じた縦帯模様(色分割パターン画像)を表示することができる。
さらに、図1において、永久磁石等からの雑音信号の受信に際しては、切換手段17の端子a0は、磁気雑音信号センサ13が接続された端子a3にセットされる。雑音信号注入手段15は、色分割パターン画像信号生成手段14からの色分割パターン画像と、磁気雑音信号センサ13からの雑音信号とを合成することで、色分割パターン画像信号に雑音信号を注入することができる。表示手段16は、この合成信号を受信し、雑音信号に応じた縦帯模様(色分割パターン画像)を表示することができる。
《第1の実施の形態》
図2,図3により、図1の機能ブロック図に基づく第1の実施の形態を詳細に説明する。図2は雑音探査装置1Aの機能ブロック図であり、図3は雑音探査装置1Aのハードウェアブロック図である。
雑音電波受信アンテナ11は、図2ではRF(Radio Frequency)アンテナ111で示してあり、図3ではツイン・クワッドアンテナ(RFアンテナと同一の符号111で示す)で示してある。
図2において、RFアンテナ111、プローブ121、磁気センサ131からの信号を択一的に選択する切換手段17は、図3では、ツイン・クワッドアンテナ111、ピックアップコイルセンサ121、ホール素子センサ131からの信号を切り換える切換スイッチ171,172,173により構成され、これらスイッチを適宜切り換え操作することにより、何れかからの信号を1つ選択して受信機本体RCVに送出することができる。
ツイン・クワッドアンテナ111は、電波雑音信号の探査に使用されるもので、切換スイッチ171の端子a1に接続されている。ツイン・クワッドアンテナ111は、指向性が高い割には小型でインピーダンス整合が取りやすく、例えば100〜470MHzの雑音信号を検出できる。ツイン・クワッドアンテナ111は、適宜、取り替えることで、100〜200MHz,200〜300MHz,300〜400MHzの雑音信号を検出することができる。さらに、アンテナを替えることにより、90〜770MHzといった幅広い周波数範囲に適用することができる。この点は、以下の実施の形態でも同様である。
各アンテナの指向性は本実施の形態ではそれぞれ±35°である。切換スイッチ171は、端子a1の他、切換スイッチ172の端子a5に接続された端子a4、後述する合波器151に接続された端子a0、および後述する端子k2に接続された端子a02からなる。
伝導性雑音信号センサ12は、図2ではプローブ121およびレベル調整器122で示してあり、図3ではピックアップコイルセンサ(プローブと同一の符号121で示す)で示してある。ピックアップコイルセンサ121は、測定帯域制限用の帯域通過フィルタ(BPF)124,増幅器(AMP)125からなるフィルタ回路,レベル調整器(LC)122,増幅器(AMP)123からなる回路を介して、切換スイッチ172の端子a2に接続されている。ピックアップコイルセンサ121は、伝導性雑音信号を探査する際に使用されるもので、受信機本体RCVの外部に取り付けられる。ピックアップコイルセンサ121には、電灯線等を伝導する雑音信号電流を検出するピックアップコイル1211を備えている。前述したように、ピックアップコイルセンサ121は、帯域通過フィルタ(BPF)124,増幅器(AMP)125からなるフィルタ回路、およびレベル調整器(LC)122と増幅器(AMP)123からなる回路を介して切換スイッチ172の端子a3に接続されているが、レベル調整器(LC)122と増幅器(AMP)123からなる回路は、受信機本体RCV内に設置してもよいし、ピックアップコイルセンサ121と同様、受信機本体RCVの外部に設置してもよい。
磁気雑音信号センサ13は、図2では磁気センサ131,レベル調整器132で示してあり、図3ではホール素子センサ(磁気センサと同一の符号131で示す)で示してある。ホール素子センサ131は、切換スイッチ173により、高域通過フィルタ(HPF)134と増幅器(AMP)135からなるフィルタ回路、または低域通過フィルタ(LPF)136とDC増幅器(AMP)137からなるフィルタ回路を介してレベル調整器(LC)132,増幅器(AMP)133からなる回路を介して、切換スイッチ172の端子a3に接続されている。ホール素子センサ131は、ホール素子1311を備えたもので、誘導磁場を探査する際に使用される。このホール素子センサ131は、ハードウェア構成としては、受信機本体の外部に取り付けられる。ホール素子センサ131の出力は、切換スイッチ173により高域通過フィルタ(HPF)134,増幅器(AMP)135からなる交流磁界を検出する系統、または低域通過フィルタ(HPF)136とDC増幅器(AMP)137からなる直流磁界を検出する系統の何れかが選択され、後段のレベル調整器(LC)132,増幅器(AMP)133からなる回路に送出される。また、レベル調整器(LC)132,増幅器(AMP)133は、受信機本体(符号RCVで示す)内に設置してもよいし、磁気雑音信号センサ13と同様に受信機本体RCVの外部に設置してもよい。ホール素子センサ131は、受信機本体RCV内部の切換スイッチ172を切り換えることにより、DCから10Hz程度までの直流磁界として扱われる磁界と、それよりも高い周波数(例えば、30Hzから100kHz程度まで)の交流磁界を検出することができる。
切換スイッチ172は、端子a2,端子a3の他、端子a5を備えている。端子a5は、後述する磁気レベルモニタ201に接続されるとともに、切換スイッチ171の端子a4に接続されている。
前述したように、図2おける切換手段17は、図3では切換スイッチ171,172として示されている。図2において、切換手段17は、切換スイッチ171と切換スイッチ172とからなる。切換スイッチ171は、RFアンテナ111に接続された端子a1と、後述する合波器151に接続され端子a1との開閉を行なう端子a01と、切換スイッチ172の端子a4に接続され端子a5と、後述する端子k1に接続され端子a5との開閉を行なう端子a02とを備えている。また、切換スイッチ172は、伝導性雑音信号センサ12のレベル調整器122に接続された端子a2と、磁気雑音信号センサa3のレベル調整器132に接続された端子a3と、磁気レベルモニタ201に接続され端子a2または端子a3との開閉を行なう端子a4とを備えている。
切換スイッチ171の端子a01が端子a1に接続されるようにセットされているときは、雑音電波受信アンテナ11が受信する雑音電波を後述するTVディスプレイ161を用いて測定することができる。また、切換スイッチ171の端子a02が端子a5に接続されるようにセットされているときは、ピックアップコイルセンサ121またはホール素子センサ131の何れかからの雑音信号をTVディスプレイ161を用いて測定することができる。この場合、切換スイッチ172の端子a4が端子a2に接続されているときはピックアップコイルセンサ121が検出する雑音信号を測定でき、切換スイッチ172の端子a4が端子a3に接続されているときはホール素子センサ131が検出する雑音信号を測定できる。
また、図2において色分割パターン画像信号生成手段14は、変調器141と、カラー・パターンジェネレータ142と、チャンネル切換器143と、チャンネル表示器145と、チャンネル切換スイッチ144とから構成される。カラー・パターンジェネレータ142は、色分割パターン画像信号を生成し出力する。この色分割パターン画像信号にかかる画像(色分割パターン画像)は、縦方向に伸びる複数(本例では8本または5本)の帯状パターン画像であって、各帯状部分の色を異ならせた基準画像である。また、色分割パターン画像は、RGB信号から構成され、雑音信号などが混入されずそのまま表示手段に表示される場合には、そのままの状態、つまり各帯状のパターン画像の境界部分が縦方向に伸びる直線で鮮明に区切られるとともに、各帯状部分がそれぞれ所定の色で表示される。
変調器141は、図3では、ミキサ(MIX)1411と、変調器用の局部発振器(LO)1412と、帯域通過フィルタ(BPF)1413と、レベル調整器(LC)1414とから構成される。ミキサ(MIX)1411には、カラー・パターンジェネレータ142から与えられた色分割パターン画像を構成するRGB信号と、局部発振器(LO)1412からの搬送波信号が入力される。搬送波信号の周波数帯は、チャンネル切換スイッチ144により設定される。チャンネル切換スイッチ144は、搬送波信号の周波数を、地上波TV放送(例えばVHF帯TV放送)の1から12チャンネル,CATV(ケーブルTV)のC13からC63チャンネル(91.25MHzから6MHzおきに463.25MHzまで)の任意なチャンネルに相当する周波数に設定できる。搬送波信号の周波数は上記の周波数に限定する必然性はなく、別の任意な周波数にすることもできる。ミキサ(MIX)1411は、与えられた2つの信号を混合する。つまり、カラー・パターンジェネレータ142からの色分割パターン画像信号を、局部発振器(LO)1412からの搬送波に混合して帯域通過フィルタ(BPF)1413に送出する。帯域通過フィルタ(BPF)1413では、ミキサ(MIX)1411からの信号を、残留側波帯AM信号になるよう、帯域制限し、レベル調整器(LC)1414に送出する。
雑音信号注入手段15は、合波器151とチューナ152とから構成されている。図3では、合波器151の一方の入力端子に上記したレベル調整器(LC)1414の出力が入力されている。
また、合波器151の他方の入力端子には、切換手段17からの出力が与えられる。合波器151は、2つの入力端子から与えられた信号を合成して、チューナ152に出力する。具体的には、合波器151には、切換手段17を構成する切換スイッチ171の出力端子a01の出力が与えられるようになっている。図3に示すように、切換スイッチ171の端子a01は、ツイン・クワッドアンテナ111からの雑音信号を入力する端子a1と、グランド端子GNDとを選択的に切り換えるもので、端子a01がツイン・クワッドアンテナ111側にセットされているときは、色分割パターン画像信号とツイン・クワッドアンテナ111からの雑音信号とが、合波器151で合成された後、チューナ152に与えられる。このような機能により、この合波器151は、本発明の第1の合成手段を構成する。また、切換スイッチ171の出力端子a01がグランド端子GNDにセットされているときは、カラー・パターンジェネレータ142からの色分割パターン画像信号(RF信号で変調された信号)が、そのままチューナ152に与えられる。
チューナ152は、図3では、合波器151の信号を入力する高周波増幅器(AMP)1521と、ミキサ(MIX)1522と、帯域通過フィルタ(BPF)1523と、チューナ用の局部発振器(LO)1524と、中間周波増幅器(AMP)1525と、映像検波器(DB)1526とから構成されている。合波器151から与えられた信号は、高周波増幅器(AMP)1521で増幅された後、ミキサ(MIX)1522に与えられる。ミキサ(MIX)1522には局部発振器(LO)1524からの信号が与えられており、高周波増幅器(AMP)1521からの信号と混合される。局部発振器(LO)1524からの信号は、チャンネル切換器143により周波数の設定が可能である。この周波数は、ミキサ(MIX)1522からの出力信号の周波数が、高周波増幅器(AMP)1521からの信号よりも、所定値だけ高い値として選択される。ミキサ(MIX)1522では、映像中間周波数帯の信号を帯域通過フィルタ(BPF)1523に送出する。帯域通過フィルタ(BPF)1523は、残留側波帯AM信号であるミキサ(MIX)1522からの信号を、レベルの揃った単側波帯AM信号にするために、周波数特性がナイキスト・スロープになっている。帯域通過フィルタ(BPF)1523から送出された信号は、中間周波増幅器(AMP)1525で増幅し、映像検波器(DB)1526で復調される。
したがって、切換スイッチ171の端子a01がグランド端子GNDにセットされている場合には、雑音信号注入手段15が表示手段16に出力する信号(映像検波器(DB)1526の出力信号)は、カラー・パターンジェネレータ142から出力された色分割パターンに戻る。また、切換スイッチ171の端子01が、ツイン・クワッドアンテナ111に接続された端子a1にセットされた場合でも、ツイン・クワッドアンテナ111が雑音信号等を受信しない場合には、上記と同様に色分割パターンと同一パターンが映像検波器(DB)1526から出力されることになる。ツイン・クワッドアンテナ111が雑音信号を受信すると、その雑音信号が色分割パターンに注入され、その雑音信号の影響を受けた画像パターンを構成する信号が映像検波器(DB)1526から出力される。
一方、映像検波器(DB)1526の出力端子k1には、切換手段17を構成する切換スイッチ171の端子a02が接続されている。この端子a02は、ホール素子センサ131またはピックアップコイルセンサ121に接続される端子a05とオープン端子とを択一的に選択することができる。切換スイッチ171の端子a01の端子a1へのセットと、スイッチ端子a02の端子a5へのセット解除と、切換スイッチ171の端子a01の端子a1へのセット解除と、スイッチ端子a02の端子a5へのセットとは連動している。端子a01がツイン・クワッドアンテナ111に接続された端子a1にセットされている場合には、端子a02はオープン側(フロート端子FLT)にセットされ、端子a0がグランド端子GNDに接続されている場合には端子a02は、ホール素子センサ131またはピックアップコイルセンサ121に接続されている端子a5にセットされる。
切換スイッチ171の端子a02がピックアップコイルセンサ121またはホール素子センサ131に接続された端子a2にセットされているときには、映像検波器(DB)1526の出力端子k1には、ピックアップコイルセンサ121またはホール素子センサ131からの雑音信号が入力される。この出力端子k1は、切換スイッチ171の機能および切換スイッチ172の機能とあいまって第2の合成手段および第3の合成手段を構成する。本発明では、第1,第2,第3の合成手段は、接点、ミキサその他の特別な機器等に限定されることはなく、2つの信号(検出対象の雑音信号と、基準画像(色分割パターン)に基づく信号とが合成されるような回路構成であればよい。
表示手段16は、図2ではTVディスプレイ161として示してある。また、図3では、表示手段16は、低域通過フィルタ(LPF)1611と映像信号増幅器(AMP)1612とからなる画像処理回路、液晶モニタ1613およびビデオレコーダ1614として示してある。
低域通過フィルタ(LPF)1611は、
(a)映像検波器(DB)1526からの信号(カラー・パターンジェネレータ142からの色分割パターン画像信号とツイン・クワッドアンテナ111からの雑音信号との合成信号)、
(b)映像検波器(DB)1526からの信号(カラー・パターンジェネレータ142からの色分割パターン画像信号)とピックアップコイルセンサ121からの雑音信号との合成信号、
(c)映像検波器(DB)1526からの信号(カラー・パターンジェネレータ142からの色分割パターン画像信号)とホール素子センサ131からの雑音信号との合成信号、
の何れかを画像信号として入力する。
低域通過フィルタ(LPF)1611は、入力信号を波形成形して映像信号増幅器(AMP)1612に送り、映像信号増幅器(AMP)1612は、映像信号を液晶モニタ1613に送る。なお、この映像信号は、ビデオレコーダ1614に保存しておくこともできる。
図3では、受信機本体RCVは、磁気レベルモニタ201、チャンネル表示器(CD)145等の補助表示装置が備えられている。ピックアップコイルセンサ121またはホール素子センサ131による検出強度が磁気レベルモニタ201に指示され、チャンネル切換器143により設定されたチャンネルナンバがチャンネル表示器145に表示される。さらに、図3では電源部202を設けている。この電源部202をバッテリーとし、液晶モニタ1613として中型ないし小型のものを使用することで雑音探査装置1の小型化が可能である。
図4および図5は、図2および図3に示した第1の実施の形態の設計変更例である。図2および図3の雑音探査装置1Aでは、カラー・パターンジェネレータ142が発生した色分割パターン画像信号は、チューナ152の出力端子k1において、ピックアップコイルセンサ121またはホール素子センサ131からの雑音信号と合成した。図4および図5の雑音探査装置1A’では、カラー・パターンジェネレータ142が発生した色分割パターン画像は、当該カラー・パターンジェネレータ142の出力端子k2(この場合、出力端子k2が切換スイッチ171の機能および切換スイッチ172の機能とあいまって本発明の第2の合成手段および第3の合成手段を構成する)において、ピックアップコイルセンサ121またはホール素子センサ131からの雑音信号と合成することができる。
《第2の実施の形態》
ところで、ビデオ信号の水平ブランキング期間や垂直ブランキング期間に強度が大きい雑音信号を注入すると、水平同期はずれや垂直同期はずれを生じ、TVディスプレイ161の表示の乱れ等により、適正な雑音信号探査ができないことがある。
図6,図7により、図1の機能ブロック図に基づく、水平同期外れや垂直同期はずれを生じない第2の実施の形態を説明する。
図6は雑音探査装置1Bの機能ブロック図であり、図7は雑音探査装置1Aのハードウェアブロック図である。図6,図7において、雑音探査装置1Bは、図2,図3の雑音探査装置1Aの各構成要素に加え、ブランキング期間判断回路18および開閉回路19が追加されている。ブランキング期間判断回路18と開閉回路19とが、本発明の雑音信号遮断手段として機能する。
ブランキング期間判断回路18は、カラー・パターンジェネレータ142から、水平ブランキング期間および垂直ブランキング期間を認識するための信号(例えば、ブランキング期間用のクロック)を入力し、これを開閉回路19に出力する。
図6,図7において、開閉回路19は、端子a01に接続された端子a03と、合波器151に接続された端子a04と、端子a02に接続された端子a05と、端子k1に接続された端子a05を有している。開閉回路19は、ブランキング期間判断回路18から水平ブランキング期間の開始信号を受け取ると、端子a03と端子a04間および端子a05と端子a06間を開とし、ブランキング期間判断回路18から水平ブランキング期間の終了信号を受け取ると、端子a03と端子a04間および端子a05と端子a06間を開とする(すなわち遮断とする)。これにより、雑音信号強度が大きいときであっても、水平ブランキング期間や垂直ブランキング期間に雑音信号は注入されないので、水平同期外れや垂直同期はずれは生じない。
図8および図9は、図6および図7に示した雑音探査装置1Bの設計変更例である。図6および図7の雑音探査装置1Bでは、カラー・パターンジェネレータ142が発生した色分割パターン画像信号は、チューナ152の出力端子k1において、ピックアップコイルセンサ121またはホール素子センサ131からの雑音信号と合成したが、図8および図9の雑音探査装置1B’では、カラー・パターンジェネレータ142が発生した色分割パターン画像信号は、当該カラー・パターンジェネレータ142の出力端子k2において、ピックアップコイルセンサ121またはホール素子センサ131からの雑音信号と合成している。
以下、雑音探査装置1A,1A’,1B,1B’の実働例を説明する。
《ツイン・クワッドアンテナ111による測定》
ここでは、図3に示したツイン・クワッドアンテナ111を、例えば受信周波数100〜200MHz,200〜300MHz,300〜400MHzに付け替え、対応するチャンネルを選択した。この周波数は、CATVで使用される周波数であり、放送波,携帯電話,小電力通信等、常時電波が空間に充満している周波数帯を避けているので、探査の妨げにはならない。
図10(A)にIH式電磁調理器からの電磁波雑音信号を検出したときの画像例を、図10(B)にインバータ式蛍光灯からの電磁波雑音信号を検出したときの画像例を、図11(A)に電動ドリルからの電磁波雑音信号を検出したときの画像例を、図11(B)にパルス発生器からの電磁波雑音信号を検出したときの表示手段16に表示される画像例をそれぞれ示す。
《ホール素子センサ131による測定》
磁気測定においては、直流磁界および交番磁界の測定ができる。直流磁界では地磁気(約0.3Gauss)よりも大きい磁界が測定対象になる。切換スイッチ171を切り換えることで、30Hz〜100kHzの交番磁界の測定が可能である。図12に、50Hzの磁界(電磁石より発生)による基準画面の変化を観察した例を示す。
図10から図12に示すように、雑音信号があると、色分割パターン画像(複数色の帯状パターン)に歪みが生じる。一方、雑音信号がないと色分割パターン画像がそのまま表示される。この場合、各色のパターンの境界は直線状となる。よって、雑音信号の有無は、各色の帯状のパターンの境界部分が直線か歪みを生じているかにより簡単に判断できる。さらに、雑音信号源の種類に関係なく、画像パターンの歪みの有無により雑音信号の有無を検出することができるので、この装置1つで複数種の雑音信号の探査をすることができる。
さらに、図10から図12に示すように、雑音信号の種類により歪みパターンが変わる。したがって、表示手段16に表示されたパターンから、雑音信号の種類を特定することもできる。従って、各種の周波数帯域(チャンネル)と、各種の色分割パターンとを組合せて探査した実例をデータベース化しておき、どのような原因による雑音信号であるかを容易に探査することもできる。
《本実施の形態の変更例》
さらに、本実施の形態では、小型ディスプレイを用いることで、携帯型化が可能であり、屋内の雑音信号源のみならず、屋外の雑音信号源をも探査することができる。そして、永久磁石,電磁石,炊飯器,電磁調理器,電球型蛍光灯,加熱気化式加湿器,電気ドリル,ジグソー,掃除機,電子レンジ,トランシーバ,パルス発生器,コロナ放電発生器,パソコン等の雑音信号源を容易に探査することができる。
さらにまた、電車発着時,PHS基地局,CATV中継局,柱状変圧器,工場におけるNCシャーリング,NCパンチングプレス,NCベンダー,アルゴン溶接機,スポット溶接機等、研究施設におけるエピタキシャル製膜装置やイオンビーム加速装置等の雑音信号源を容易に探査することができる。
なお、図3,図5,図7,図9では、ツイン・クワッドアンテナ111、伝導性雑音信号センサ12のピックアップコイルセンサ121,帯域通過フィルタ(BPF)124,増幅器(AMP)125や、磁気雑音信号センサ13のホール素子センサ131,切換スイッチ173,高域通過フィルタ(HPF)134,増幅器(AMP)135,低域通過フィルタ(LPF)136,DC増幅器(AMP)137や、液晶モニタ1613,ビデオレコーダ1614の全部または一部を外部装置とし、その他の構成要素を装置本体に実装することができる。
本発明の雑音探査装置の基本構成を示す機能ブロック図である。 本発明の雑音探査装置の第1の実施の形態を示す機能ブロック図である。 図2の機能ブロック図を具体的に示す説明図である。 本発明の雑音探査装置の第2の実施の形態を示す機能ブロック図である。 図4の機能ブロック図を具体的に示す説明図である。 本発明の雑音探査装置の第の3実施の形態を示す機能ブロック図である。 図6の機能ブロック図を具体的に示す説明図である。 本発明の雑音探査装置の第4の実施の形態を示す機能ブロック図である。 図8の機能ブロック図を具体的に示す説明図である。 (A),(B)はツイン・クワッドアンテナによる測定例を示す図である。 (A),(B)はツイン・クワッドアンテナによる測定例を示す図である。 ホール素子センサによる測定例を示す図である。
符号の説明
1,1A,1A’,1B,1B’ 雑音探査装置
11 雑音電波受信アンテナ
12 伝導性雑音信号センサ
13 磁気雑音信号センサ
14 色分割パターン画像信号生成手段
15 雑音信号注入手段
16 表示手段
17 切換手段
18 ブランキング期間判断回路
19 開閉回路
111 RFアンテナ(ツイン・クワッドアンテナ)
121 プローブ(ピックアップコイルセンサ)
122,132 レベル調整器
123,125,133,135 増幅器
124 帯域通過フィルタ
131 磁気センサ(ホール素子センサ)
134 高域通過フィルタ
136 低域通過フィルタ
137 DC増幅器
141 変調器
142 カラー・パターンジェネレータ
143 チャンネル切換器
144 チャンネル切換スイッチ
145 チャンネル表示器
151 合波器
152 チューナ
161 TVディスプレイ
171,172,173 切換スイッチ
201 磁気レベルモニタ
202 電源部
1211 ピックアップコイル
1311 ホール素子
1411,1522 ミキサ
1412,1524 局部発振器
1413,1523 帯域通過フィルタ
1414 レベル調整器
1521 高周波増幅器
1525 中間周波増幅器
1526 映像検波器
1611 低域通過フィルタ
1612 映像信号増幅器
1613 液晶モニタ
1614 ビデオレコーダ

Claims (6)

  1. パターン画像信号を生成するパターン画像信号生成手段と、
    雑音電波受信アンテナ、伝導性雑音信号センサ、磁気雑音信号センサの少なくとも1つを含む雑音信号を受信する雑音信号受信手段と、
    前記パターン画像信号生成手段により生成したパターン画像信号に、前記雑音信号受信手段からの雑音信号を注入するための画像信号を生成する雑音信号注入手段と、
    前記雑音信号注入手段により生成した画像を表示する表示手段と、
    を備え、
    前記雑音信号注入手段は、
    前記雑音電波受信アンテナを有する場合には、前記パターン画像信号生成手段からのパターン画像信号と前記雑音電波受信アンテナからの雑音信号とを合成する第1の合成手段を、
    前記伝導性雑音信号センサを有する場合には、前記パターン画像信号生成手段からのパターン画像信号と前記伝導性雑音信号センサからの雑音信号とを合成する第2の合成手段を、
    前記磁気雑音信号センサを有する場合には、前記パターン画像信号生成手段からのパターン画像信号と前記磁気雑音信号センサからの雑音信号とを合成する第3の合成手段を有することを特徴とする雑音探査装置。
  2. 前記雑音電波受信アンテナからの雑音信号、前記伝導性雑音信号センサからの雑音信号、または前記磁気雑音信号センサからの雑音信号の何れかを選択して前記雑音信号注入手段に送出する切換手段を備えた雑音探査装置であって、
    前記切換手段は、
    前記雑音電波受信アンテナからの雑音信号の前記第1の合成手段への入力、
    前記伝導性雑音信号センサからの雑音信号の前記第2の合成手段への入力、
    前記磁気雑音信号センサからの雑音信号の前記第3の合成手段への入力、
    の何れかを選択することを特徴とする請求項1に記載の雑音探査装置。
  3. 前記第2の合成手段および/または前記第3の合成手段は、前記パターン画像信号生成手段の直後に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の雑音探査装置。
  4. 前記第2の合成手段および/または前記第3の合成手段は、前記表示手段の直前に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の雑音探査装置。
  5. 水平ブランキング期間中および垂直ブランキング期間中に、前記雑音信号注入手段による雑音信号の注入を遮断する雑音信号遮断手段を備えたことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の雑音探査装置。
  6. 前記パターン画像信号生成手段が生成した前記パターン画像信号にかかる画像は、アナログRGB信号またはデジタルRGB信号により作成された縦帯模様の静止画像であることを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載の雑音探査装置。
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