JP2018128330A - 測位計算装置、測位計算方法及び測位計算プログラム - Google Patents

測位計算装置、測位計算方法及び測位計算プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】測位衛星数が3機以下でも、高精度測位が可能な測位計算装置の部品点数を増加させずに得る。【解決手段】時間外挿計算部1323は、時間外挿計算により、測位計算装置の推定三次元位置と誤差共分散とを算出する。観測更新計算部1321は、観測更新計算により、時間外挿計算部1323により算出された推定三次元位置と誤差共分散とを更新する。再計算部1324は、観測更新計算部1321により得られた推定三次元位置の水平位置に対応する高度値と高度値の誤差の分散とを取得し、取得した高度値と分散と観測更新計算部1321により得られた推定三次元位置と誤差共分散とに基づき、推定三次元位置と誤差共分散とを再計算する。選択部1325は、観測更新計算部1321により得られた誤差共分散と再計算部1324により得られた誤差共分散とを比較し、いずれかの推定三次元位置を選択し、選択した推定三次元位置を出力する。【選択図】図4

Description

本発明は、衛星測位に関する。
GPS(Global Positioning Satellite System)等の衛星測位システム(GNSS:Global Navigation Satellite System)では、3次元座標値と測位計算装置(GNSS受信機)の時計誤差を求めるために、測位計算装置は、4機以上の測位衛星からの測位信号を連続して受信する必要がある。
しかし、都市部においては、高層ビル等の影響により衛星視界が遮られ、測位信号を受信できる衛星数が極端に減少し、測位精度が劣化するばかりではなく、測位そのものができない場合が頻発する。
この点につき、特許文献1では、測位信号を受信できる測位衛星数が3機の場合は、気圧計によって測定された高度を使用して測位を行う測位計算装置が開示されている。
特開平5−45436号公報
特許文献1の技術では、測位計算装置に気圧計を備える必要があるため、部品点数が多くなるという課題がある。また、特許文献1の技術は、気圧計により測定された高度を使用するため、測位精度が劣化するという課題がある。
この発明は、上記のような課題を解決することを主な目的の一つとしており、測位信号を受信できる測位衛星数が3機以下の場合にも、高精度な測位が可能な測位計算装置の部品点数を増加させずに得ることを主な目的とする。
本発明に係る測位計算装置は、
測位衛星からの測位信号を受信して測位計算を行う測位計算装置であって、
時間外挿計算を行って、前記測位計算装置の推定三次元位置と誤差共分散とを算出する時間外挿計算部と、
前記測位信号から得られた観測値を用いた観測更新計算を行って、前記時間外挿計算部により算出された前記測位計算装置の推定三次元位置と誤差共分散とを更新する観測更新計算部と、
既定の供給元から位置情報あるいは姿勢情報とその分散を取得し、取得した前記位置情報あるいは姿勢情報と前記分散と前記観測更新計算部での更新により得られた前記測位計算装置の推定三次元位置あるいは姿勢と誤差共分散とに基づき、前記測位計算装置の推定三次元位置と誤差共分散とを再計算する再計算部と、
前記観測更新計算部での更新により得られた誤差共分散と前記再計算部での再計算により得られた誤差共分散とを比較し、前記観測更新計算部での更新により得られた前記測位計算装置の推定三次元位置と前記再計算部での再計算により得られた前記測位計算装置の推定三次元位置のうちのいずれかを選択し、選択した前記測位計算装置の推定三次元位置を出力する選択部とを有する。
本発明に係る測位計算装置は、
測位衛星からの測位信号を受信して測位計算を行う測位計算装置であって、
時間外挿計算を行って、前記測位計算装置の推定三次元位置と誤差共分散とを算出する時間外挿計算部と、
前記測位信号から得られた観測値を用いた観測更新計算を行って、前記時間外挿計算部により算出された前記測位計算装置の推定三次元位置と誤差共分散とを更新する観測更新計算部と、
前記観測更新計算部での更新により得られた推定三次元位置の水平位置に対応する高度値と前記高度値の誤差の分散とをデータベースから取得し、取得した前記高度値と前記分散と前記観測更新計算部での更新により得られた前記測位計算装置の推定三次元位置と誤差共分散とに基づき、前記測位計算装置の推定三次元位置と誤差共分散とを再計算する再計算部と、
前記観測更新計算部での更新により得られた誤差共分散と前記再計算部での再計算により得られた誤差共分散とを比較し、前記観測更新計算部での更新により得られた前記測位計算装置の推定三次元位置と前記再計算部での再計算により得られた前記測位計算装置の推定三次元位置のうちのいずれかを選択し、選択した前記測位計算装置の推定三次元位置を出力する選択部とを有する。
前記選択部は、
前記観測更新計算部での更新により得られた誤差共分散が前記再計算部での再計算により得られた誤差共分散よりも以下の場合は、前記観測更新計算部での更新により得られた前記測位計算装置の推定三次元位置を選択し、
前記再計算部での再計算により得られた誤差共分散が前記観測更新計算部での更新により得られた誤差共分散よりも小さい場合は、前記再計算部での再計算により得られた前記測位計算装置の推定三次元位置を選択する。
前記選択部は、
測位計算に使用した衛星数がある閾値より大きい場合は、前記観測更新計算部での更新により得られた前記測位計算装置の推定三次元位置を選択し、
測位計算に使用した衛星数がある閾値より小さい場合は、前記再計算部での再計算により得られた前記測位計算装置の推定三次元位置を選択する。
前記時間外挿計算部は、
前記選択部により選択された前記測位計算装置の推定三次元位置と、前記選択部により選択された前記測位計算装置の推定三次元位置に対応する誤差共分散とに基づき、時間外挿計算を行う。
本発明に係る測位計算方法は、
測位衛星からの測位信号を受信して測位計算を行うコンピュータが、時間外挿計算を行って、前記コンピュータの推定三次元位置と誤差共分散とを算出する時間外挿計算処理と、
前記コンピュータが、前記測位信号から得られた観測値を用いた観測更新計算を行って、前記時間外挿計算処理により算出された前記コンピュータの推定三次元位置と誤差共分散とを更新する観測更新計算処理と、
前記コンピュータが、前記観測更新計算処理での更新により得られた推定三次元位置の水平位置に対応する高度値と前記高度値の誤差の分散とをデータベースから取得し、取得した前記高度値と前記分散と前記観測更新計算処理での更新により得られた前記コンピュータの推定三次元位置と誤差共分散とに基づき、前記コンピュータの推定三次元位置と誤差共分散とを再計算する再計算処理と、
前記コンピュータが、前記観測更新計算処理での更新により得られた誤差共分散と前記再計算処理での再計算により得られた誤差共分散とを比較し、前記観測更新計算処理での更新により得られた前記コンピュータの推定三次元位置と前記再計算処理での再計算により得られた前記コンピュータの推定三次元位置のうちのいずれかを選択し、選択した前記コンピュータの推定三次元位置を出力する選択処理とを有する。
本発明に係る測位計算プログラムは、
測位衛星からの測位信号を受信して測位計算を行うコンピュータに、
時間外挿計算を行って、前記コンピュータの推定三次元位置と誤差共分散とを算出する時間外挿計算処理と、
前記測位信号から得られた観測値を用いた観測更新計算を行って、前記時間外挿計算処理により算出された前記コンピュータの推定三次元位置と誤差共分散とを更新する観測更新計算処理と、
前記観測更新計算処理での更新により得られた推定三次元位置の水平位置に対応する高度値と前記高度値の誤差の分散とをデータベースから取得し、取得した前記高度値と前記分散と前記観測更新計算処理での更新により得られた前記コンピュータの推定三次元位置と誤差共分散とに基づき、前記コンピュータの推定三次元位置と誤差共分散とを再計算する再計算処理と、
前記観測更新計算処理での更新により得られた誤差共分散と前記再計算処理での再計算により得られた誤差共分散とを比較し、前記観測更新計算処理での更新により得られた前記コンピュータの推定三次元位置と前記再計算処理での再計算により得られた前記コンピュータの推定三次元位置のうちのいずれかを選択し、選択した前記コンピュータの推定三次元位置を出力する選択処理とを実行させる。
本発明では、推定三次元位置の水平位置に対応する高度値と当該高度値の誤差の分散とをデータベースから取得し、取得した高度値と分散とを用いた推定三次元位置と誤差共分散とを再計算する。更に、本発明では、観測更新により得られた誤差共分散と再計算により得られた誤差行分散とを比較して、観測更新により得られた推定三次元位置と再計算により得られた推定三次元位置のうちのいずれかを選択する。
このため、本発明によれば、測位信号を受信できる測位衛星数が3機以下の場合にも、高精度な測位が可能な測位計算装置の部品点数を増加させずに得ることができる。
実施の形態1に係る測位システムの構成例を示す図。 実施の形態1に係る測位計算装置の構成例を示す図。 実施の形態1に係る測位計算部の構成例を示す図。 実施の形態1に係るカルマンフィルタの構成例を示す図。 実施の形態1に係る時間外挿計算、観測更新計算、再計算の詳細を示す図。 従来のカルマンフィルタの構成例と時間外挿計算及び観測更新計算の詳細を示す図。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。以下の実施の形態の説明及び図面において、同一の符号を付したものは、同一の部分または相当する部分を示す。
実施の形態1.
***構成の説明***
図1は、本実施の形態に係る測位システムの構成例を示す図である。
図1では、補強信号の配信に準天頂衛星を用いた例を示す。
準天頂衛星の代わりに放送衛星等の静止衛星を用いてもよく、また、補強信号を広域に均一に放送できる機能を持つ衛星であれば他の衛星でもよい。
また、図1では、測位衛星としてGPS衛星を使用した例を示す。
GPS衛星の代わりに、GLONASS、Galileo、BeiDou等のGNSS、準天頂衛星等のRNSS(Regional Navigation Satellite System)を用いてもよい。
図1において、測位計算装置100は、例えば自動車などの移動体に搭載される。
測位計算装置100は、GPS衛星300から送信される測位信号500を受信する。
また、測位計算装置100は、準天頂衛星200(QZSとも表記する)から送信される補強信号400を受信する。
準天頂衛星200は、図1に図示していない地上局から補強信号を受信し、受信した補強信号を補強信号400として配信する。
補強信号400は、GPS衛星300に起因する誤差、信号伝搬経路に起因する誤差を通知する情報である。
GPS衛星300は、測位信号500を送信する。
本実施の形態に係る測位計算装置100は、GPS衛星300が3機以下の場合でも、高精度に測位を行うことができる。
図2は、測位計算装置100の構成例を示す。
測位計算装置100は、ハードウェアとして、プロセッサ901、記憶装置902を備える。
また、測位計算装置100は、機能構成として、測位信号受信部101、補強信号受信部102、測位計算部103、地図表示部104及び地図データベース105を備える。
記憶装置902には、図示していないが、測位信号受信部101、補強信号受信部102、測位計算部103及び地図表示部104の機能を実現するプログラムが記憶されている。
そして、プロセッサ901がこれらプログラムを実行して、後述する測位信号受信部101、補強信号受信部102、測位計算部103及び地図表示部104の動作を行う。
図2では、プロセッサ901が測位信号受信部101、補強信号受信部102、測位計算部103及び地図表示部104の機能を実現するプログラムを実行している状態を模式的に表している。
記憶装置902は、また、地図データベース105を実現する。
測位信号受信部101は、GPS衛星300からの測位信号500を受信する。
補強信号受信部102は、準天頂衛星200からの補強信号400を受信する。
測位計算部103は、測位信号受信部101により受信された測位信号と補強信号受信部102により受信された補強信号とを用いて、測位計算装置100の所在位置の測位計算を行う。
地図表示部104は、測位計算部103により算出された測位計算装置100の所在位置が示される地図を測位計算装置100に備わっているディスプレイ装置(図2では不図示)に表示する。
地図データベース105は、地図データを保持する。地図データは、複数のグリッドに分割されている。そして、各グリッドの規定の点(例えば、グリッドの左下の点)に、当該点に対応する地理位置の緯度経度及び高度の情報が設定されている。
図3は、測位計算部103の内部構成を示す。
図3に示すように、測位計算部103は、観測値算出部131とカルマンフィルタ132で構成される。
観測値算出部131は、測位信号と補強信号とに基づき観測値を算出する。観測値算出部131は、一重差計算及び二重差計算を行って観測値を算出する。観測値には、受信機雑音が残っているが、受信機雑音は、カルマンフィルタ132による統計処理により取り除くことができる。
観測値算出部131は、公知の構成であるため、詳細な説明は省略する。
カルマンフィルタ132は、時間外挿計算、観測更新計算及び再計算を行う。
カルマンフィルタ132の詳細を説明する前に、従来のカルマンフィルタを説明する。
図6は、従来のカルマンフィルタ162の構成と、従来のカルマンフィルタ162で行われる動作を示す。
図6の(a)は、カルマンフィルタ162で行われる時間外挿計算と観測更新計算の詳細を示す。図6の(b)は、カルマンフィルタ162の構成例を示す。
図6の(a)及び図6の(b)において、yL,tは、時刻0からtまでの観測値である。観測値yL,tには、測位計算装置100の推定三次元位置が含まれている。
ηL,tは、時刻tにおける状態ベクトルを示す変数パラメータである。状態ベクトルにも、測位計算装置100の推定三次元位置が含まれる。
ηL,t|tは、時刻tにおける状態ベクトルの拘束条件無の観測更新値である。拘束条件の詳細は後述する。
ηL,t|t−1は、時刻tにおける状態ベクトルの拘束条件無の時間外挿値である。
ηL,t−1|t−1は、時刻t−1における状態ベクトルの拘束条件無の観測更新値である。
ΣL,t|tは、時刻tにおける誤差共分散行列の拘束条件無の更新値である。
ΣL,t|t−1は、時刻tにおける誤差共分散行列の拘束条件無の時間外挿値である。
ΣL,t−1|t−1は、時刻t−1における誤差共分散行列の拘束条件無の更新値である。
L,tは、時刻tにおけるカルマンゲインである。
L,tは、時刻tにおける遷移行列である。
L,tは、時刻tにおける観測行列である。
L,tは、時刻tにおける観測量に含まれると予想される観測ノイズである。
νL,tは、図6の(a)の「状態方程式更新」における「(yL,t−HL,tηL,t|t−1)」である。
また、上付き添え字の「T」は転置行列を示す。
カルマンフィルタ162は、観測更新計算部1621、時間遅延部1622及び時間外挿計算部1623で構成される。
観測更新計算部1621は、図6の(a)に示す「カルマンゲイン計算」、「共分散更新」及び「状態方程式更新」を行う。
すなわち、観測更新計算部1621は、図6の(a)に示す「カルマンゲイン計算」を行って、時刻tにおけるカルマンゲインKL,tを得る。
また、観測更新計算部1621は、図6の(a)に示す「共分散更新」を行って、時刻tにおける誤差共分散列の更新値ΣL,t|tを得る。
更に、観測更新計算部1621は、図6の(a)に示す「状態方程式更新」を行って、時刻tにおける状態ベクトルの更新値ηL,t|tを得る。そして、状態ベクトルの更新値ηL,t|tを推定値として地図表示部104に出力する。
更に、観測更新計算部1621は、状態ベクトルの更新値ηL,t|tと共分散行列ΣL,t|tを、時間遅延部1622に出力する。
時間遅延部1622は、観測更新計算部1621により得られた状態ベクトルの更新値ηL,t|tを遅延させて、状態ベクトルの観測更新値ηL,t−1|t−1を時間外挿計算部1623に出力する。また、時間遅延部1622は、共分散行列ΣL,t|tを遅延させて、共分散行列の更新値ΣL,t−1|t−1を時間外挿計算部1623に出力する。
時間外挿計算部1623は、図6の(a)に示す「状態方程式外挿」及び「共分散外挿」を行う。
すなわち、時間外挿計算部1623は、図6の(a)に示す「状態方程式外挿」を行って、状態ベクトルの更新値ηL,t|t−1を得る。また、時間外挿計算部1623は、図6の(a)に示す「共分散外挿」を行って、共分散行列の時間外挿値ΣL,t|t−1を得る。更に、時間外挿計算部1623は、状態ベクトルの更新値ηL,t|t−1と共分散行列の時間外挿値ΣL,t|t−1を観測更新計算部1621に出力する。
図4は、本実施の形態に係るカルマンフィルタ132の構成例を示す。
図4を参照して、カルマンフィルタ132の構成例を説明する。
図4に示すように、カルマンフィルタ132は、観測更新計算部1321、時間遅延部1322、時間外挿計算部1323、再計算部1324及び選択部1325で構成される。
観測更新計算部1321は観測更新計算部1621に対応し、時間遅延部1322は時間遅延部1622に対応し、時間外挿計算部1323は時間外挿計算部1623に対応する。すなわち、再計算部1324及び選択部1325に対応する構成は、カルマンフィルタ162には存在しない。
観測更新計算部1321は、測位信号から得られた観測値yL,tを用いた観測更新計算を行って、時間外挿計算部1323により算出された状態ベクトルと誤差共分散とを更新する。
前述したように状態ベクトルには、測位計算装置100の推定三次元位置が含まれるため、観測更新計算部1321は、観測更新計算を行って、時間外挿計算部1323により算出された測位計算装置100の推定三次元位置と誤差共分散とを更新する。
観測更新計算部1321は、観測更新計算部1621で行われる観測更新計算と同様の計算を行う。
観測更新計算部1321で行われる動作は、観測更新計算処理に相当する。
時間遅延部1322は、観測更新計算部1321により得られた状態ベクトルの更新値を遅延させる。
時間遅延部1322は、時間遅延部1622で行われる時間遅延計算と同様の計算を行う。
時間外挿計算部1323は、時間外挿計算を行って、状態ベクトル(測位計算装置100の推定三次元位置)と誤差共分散とを算出する。
時間外挿計算部1323は、時間外挿計算部1623で行われる時間外挿計算と同様の計算を行う。
時間外挿計算部1323で行われる動作は、時間外挿計算処理に相当する。
再計算部1324は、観測更新計算部1321での更新により得られた測位計算装置100の推定三次元位置の水平位置に対応する高度値と当該高度値の誤差の分散とを拘束条件として地図データベース105から取得する。そして、再計算部1324は、地図データベース105から取得した高度値と分散と観測更新計算部1321での更新により得られた状態ベクトル(測位計算装置100の推定三次元位置)と誤差共分散とに基づき、状態ベクトルと誤差共分散とを再計算する。
なお、再計算部1324における再計算の詳細は後述する。
再計算部1324で行われる動作は、再計算処理に相当する。
選択部1325は、観測更新計算部1321での更新により得られた誤差共分散と再計算部1324での再計算により得られた誤差共分散とを比較する。
また、選択部1325は、観測更新計算部1321での更新により得られた状態ベクトル(測位計算装置100の推定三次元位置)と再計算部1324での再計算により得られた状態ベクトル(測位計算装置100の推定三次元位置)のうちのいずれかを選択する。
より具体的には、選択部1325は、観測更新計算部1321での更新により得られた誤差共分散が再計算部1324での再計算により得られた誤差共分散以下の場合は、観測更新計算部1321での更新により得られた状態ベクトルを選択する。
一方、再計算部1324での再計算により得られた誤差共分散が観測更新計算部1321での更新により得られた誤差共分散よりも小さい場合は、再計算部1324での再計算により得られた状態ベクトルを選択する。
そして、選択部1325は、選択した状態ベクトルを出力する。つまり、選択部1325は、選択した状態ベクトルを地図表示部104に出力する。また、選択部1325は、選択した状態ベクトルと、選択した状態ベクトルに対応する誤差共分散を時間遅延部1322に出力する。
時間外挿計算部1323では、選択部1325により選択された状態ベクトルと、当該状態ベクトルに対応する誤差共分散とに基づき、時間外挿計算を行う。
***動作の説明***
次に、図4及び図5を参照して、本実施の形態に係るカルマンフィルタ132の動作例を説明する。
なお、図5は、カルマンフィルタ132で行われる時間外挿計算と観測更新計算と再計算の詳細を示す。
図4及び図5において、η^L,t|tは、時刻tにおける状態ベクトルの拘束条件有の更新値である(なお、「η^」は、「η」の真上に「^」が位置していることを意味する)。
Σ^L,t|tは、時刻tにおける共分散行列の拘束条件有の更新値である(なお、「Σ^」は、「Σ」の真上に「^」が位置していることを意味する)。
L,tは、時刻tにおける既知の高度値である(なお、「Z」は、「Z」の真上に「」が位置していることを意味する)。
σ LZは、観測更新計算部1321による水平位置における既知の高度値Z L,t(以下、Z L,tという)とその真値(以下、ZL,tという)の差の誤差共分散行列である。本実施の形態では、σ LZは、ホワイトガウスノイズと仮定する。
なお、Z L,tとσ LZは、再計算部1324が地図データベース105から拘束条件として取得する。
bは状態ベクトルのz座標の位置を指定する行列である。
具体的には、b=[0,0,1,0,0,0,0,0,0,0,0(k)]である。
0(k)は、0がk個続くことを意味する。Tは転置行列を意味する。
bbは、bとb(bの転置行列)の行列の積の演算である。
また、図6に示す記号と同じ記号は同じ意味であるので、説明を省略する。
観測更新計算部1321は、図5に示す「カルマンゲイン計算」、「共分散更新」及び「状態方程式更新」を行う。
すなわち、観測更新計算部1321は、図5に示す「カルマンゲイン計算」を行って、時刻tにおけるカルマンゲインKL,tを得る。また、観測更新計算部1321は、図5に示す「共分散更新」を行って、時刻tにおける誤差共分散列の更新値ΣL,t|tを得る。更に、観測更新計算部1621は、図5に示す「状態方程式更新」を行って、時刻tにおける状態ベクトルの更新値ηL,t|tを得る。そして、観測更新計算部1321は、状態ベクトルの更新値ηL,t|tと誤差共分散行列ΣL,t|tを、再計算部1324に出力する。
再計算部1324は、地図データベース105から、観測更新計算部1321により得られた状態ベクトルの更新値ηL,t|tに対応する地点の既知の高度値Z L,tと、その高度値とその真値ZL,tとの差分に対応する誤差共分散行列σ LZを取得する。
つまり、再計算部1324は、状態ベクトルの更新値ηL,t|tの推定三次元位置の水平位置に対応する既知の高度値Z L,tを地図データベース105から取得する。また、当該高度値Z L,tとその高度値の真値ZL,tとの差分に対応する誤差共分散行列σ LZを地図データベース105から取得する。
また、再計算部1324は、観測更新計算部1321から状態ベクトルの更新値ηL,t|tの推定三次元位置と、観測更新計算部1321からの誤差共分散行列の時間外挿値ΣL,t|t−1、地図データベース105から取得した既知の高度値Z L,tと誤差行分散行列σ LZとを用いて、測位計算装置100の状態ベクトルと誤差共分散行列とを再計算する。再計算により得られる状態ベクトルはη^L,t|tである。また、再計算により得られる誤差共分散行列はΣ^L,t|tである。
再計算部1324は、具体的には、図5に示す再計算を行う。
そして、再計算部1324は、再計算により得られた状態ベクトルη^L,t|tと、再計算により得られた誤差共分散行列Σ^L,t|tを選択部1325に出力する。
また、再計算部1324は、観測更新計算部1321から取得した状態ベクトルηL,t|tと誤差共分散行列ΣL,t|tを選択部1325に出力する。
選択部1325は、再計算部1324から取得した誤差共分散行列ΣL,t|tと誤差共分散行列Σ^L,t|tを比較する。
誤差共分散行列ΣL,t|tが再計算により得られた誤差共分散行列Σ^L,t|t以下であれば、選択部1325は、状態ベクトルηL,t|tを選択する。
一方、誤差共分散行列ΣL,t|tが再計算により得られた誤差共分散行列Σ^L,t|tよりも大きければ、選択部1325は、再計算により得られた状態ベクトルη^L,t|tを選択する。
そして、選択部1325は、選択した状態ベクトルを推定値として地図表示部104に出力する。
また、選択部1325は、選択した状態ベクトルと、選択した状態ベクトルに対応する誤差共分散行列とを時間遅延部1322に出力する。
時間遅延部1322は、選択部1325から出力された状態ベクトルを遅延させて、状態ベクトルηL,t−1|t−1として時間外挿計算部1323に出力する。また、時間遅延部1322は、選択部1325から出力された誤差共分散行列を遅延させて誤差共分散行列ΣL,t−1|t−1として時間外挿計算部1323に出力する。
時間外挿計算部1323は、状態ベクトルηL,t−1|t−1と、誤差共分散行列ΣL,t−1|t−1とに基づき、時間外挿計算を行う。時間外挿計算自体は、時間外挿計算部1623と同じであるため、詳細な説明を省略する。
なお、上記では、再計算部1324は、地図データベース105から取得した高度値と分散と観測更新計算部1321での更新により得られた状態ベクトル(測位計算装置100の推定三次元位置)と誤差共分散とに基づき、状態ベクトルと誤差共分散とを再計算している。これに代えて、再計算部1324は、既定の供給元から位置情報あるいは姿勢情報とその分散を取得し、取得した前記位置情報あるいは姿勢情報と前記分散と観測更新計算部1321での更新により得られた測位計算装置100の推定三次元位置あるいは姿勢と誤差共分散とに基づき、測位計算装置100の推定三次元位置と誤差共分散とを再計算するようにしてもよい。前記既定の供給元とは、外部あるいはINS(Inertial Navigation System)等の出力機器あるいはそのセンサあるいはデータベースである。
また、状態ベクトルの選択の条件としては、測位計算に使用した衛星数がある規定の閾値以下(例えば、3機以下の場合)の場合には、再計算部1324での再計算により得られた状態ベクトルを選択する。それ以外の場合(例えば、4機以上の場合)には、観測更新計算部1321での更新により得られた状態ベクトルを選択することも可能である。
***実施の形態の効果の説明***
以上、本実施の形態に係る測位計算部103は、推定三次元位置の水平位置に対応する高度値と当該高度値の誤差の分散とを地図データベース105から取得し、取得した高度値と分散とを用いた推定三次元位置と誤差共分散とを再計算する。更に、測位計算部103は、観測更新により得られた誤差共分散と再計算により得られた誤差行分散とを比較して、観測更新により得られた推定三次元位置と再計算により得られた推定三次元位置のうちのいずれかを選択する。
このため、本実施の形態によれば、測位信号を受信できる測位衛星数が3機以下の場合にも、高精度な測位が可能な測位計算装置を、部品点数を増加させずに得ることができる。
また、本実施の形態による具体的な効果は、高さとしてZ L,tを拘束条件とすることにより、その確率密度関数がηL,t=η^L,t|tのとき、以下のように最大値が得られることである。
Figure 2018128330
このため、拘束条件を用いない場合に比べて、以下の条件の時に、改善が期待できる。また、その共分散は、ΣL,t|tとなることを表している。
Figure 2018128330
なお、確率密度関数は以下の通りである。
Figure 2018128330
100 測位計算装置、101 測位信号受信部、102 補強信号受信部、103 測位計算部、104 地図表示部、105 地図データベース、131 観測値算出部、132 カルマンフィルタ、162 カルマンフィルタ、200 準天頂衛星、300 GPS衛星、400 補強信号、500 測位信号、1321 観測更新計算部、1322 時間遅延部、1323 時間外挿計算部、1324 再計算部、1325 選択部、1621 観測更新計算部、1622 時間遅延部、1623 時間外挿計算部、901 プロセッサ、902 記憶装置。

Claims (7)

  1. 測位衛星からの測位信号を受信して測位計算を行う測位計算装置であって、
    時間外挿計算を行って、前記測位計算装置の推定三次元位置と誤差共分散とを算出する時間外挿計算部と、
    前記測位信号から得られた観測値を用いた観測更新計算を行って、前記時間外挿計算部により算出された前記測位計算装置の推定三次元位置と誤差共分散とを更新する観測更新計算部と、
    既定の供給元から位置情報あるいは姿勢情報とその分散を取得し、取得した前記位置情報あるいは姿勢情報と前記分散と前記観測更新計算部での更新により得られた前記測位計算装置の推定三次元位置あるいは姿勢と誤差共分散とに基づき、前記測位計算装置の推定三次元位置と誤差共分散とを再計算する再計算部と、
    前記観測更新計算部での更新により得られた誤差共分散と前記再計算部での再計算により得られた誤差共分散とを比較し、前記観測更新計算部での更新により得られた前記測位計算装置の推定三次元位置と前記再計算部での再計算により得られた前記測位計算装置の推定三次元位置のうちのいずれかを選択し、選択した前記測位計算装置の推定三次元位置を出力する選択部とを有する測位計算装置。
  2. 測位衛星からの測位信号を受信して測位計算を行う測位計算装置であって、
    時間外挿計算を行って、前記測位計算装置の推定三次元位置と誤差共分散とを算出する時間外挿計算部と、
    前記測位信号から得られた観測値を用いた観測更新計算を行って、前記時間外挿計算部により算出された前記測位計算装置の推定三次元位置と誤差共分散とを更新する観測更新計算部と、
    前記観測更新計算部での更新により得られた推定三次元位置の水平位置に対応する高度値と前記高度値の誤差の分散とをデータベースから取得し、取得した前記高度値と前記分散と前記観測更新計算部での更新により得られた前記測位計算装置の推定三次元位置と誤差共分散とに基づき、前記測位計算装置の推定三次元位置と誤差共分散とを再計算する再計算部と、
    前記観測更新計算部での更新により得られた誤差共分散と前記再計算部での再計算により得られた誤差共分散とを比較し、前記観測更新計算部での更新により得られた前記測位計算装置の推定三次元位置と前記再計算部での再計算により得られた前記測位計算装置の推定三次元位置のうちのいずれかを選択し、選択した前記測位計算装置の推定三次元位置を出力する選択部とを有する測位計算装置。
  3. 前記選択部は、
    前記観測更新計算部での更新により得られた誤差共分散が前記再計算部での再計算により得られた誤差共分散よりも以下の場合は、前記観測更新計算部での更新により得られた前記測位計算装置の推定三次元位置を選択し、
    前記再計算部での再計算により得られた誤差共分散が前記観測更新計算部での更新により得られた誤差共分散よりも小さい場合は、前記再計算部での再計算により得られた前記測位計算装置の推定三次元位置を選択する請求項2に記載の測位計算装置。
  4. 前記選択部は、
    測位計算に使用した衛星数がある閾値より大きい場合は、前記観測更新計算部での更新により得られた前記測位計算装置の推定三次元位置を選択し、
    測位計算に使用した衛星数がある閾値より小さい場合は、前記再計算部での再計算により得られた前記測位計算装置の推定三次元位置を選択する請求項2に記載の測位計算装置。
  5. 前記時間外挿計算部は、
    前記選択部により選択された前記測位計算装置の推定三次元位置と、前記選択部により選択された前記測位計算装置の推定三次元位置に対応する誤差共分散とに基づき、時間外挿計算を行う請求項2に記載の測位計算装置。
  6. 測位衛星からの測位信号を受信して測位計算を行うコンピュータが、時間外挿計算を行って、前記コンピュータの推定三次元位置と誤差共分散とを算出する時間外挿計算処理と、
    前記コンピュータが、前記測位信号から得られた観測値を用いた観測更新計算を行って、前記時間外挿計算処理により算出された前記コンピュータの推定三次元位置と誤差共分散とを更新する観測更新計算処理と、
    前記コンピュータが、前記観測更新計算処理での更新により得られた推定三次元位置の水平位置に対応する高度値と前記高度値の誤差の分散とをデータベースから取得し、取得した前記高度値と前記分散と前記観測更新計算処理での更新により得られた前記コンピュータの推定三次元位置と誤差共分散とに基づき、前記コンピュータの推定三次元位置と誤差共分散とを再計算する再計算処理と、
    前記コンピュータが、前記観測更新計算処理での更新により得られた誤差共分散と前記再計算処理での再計算により得られた誤差共分散とを比較し、前記観測更新計算処理での更新により得られた前記コンピュータの推定三次元位置と前記再計算処理での再計算により得られた前記コンピュータの推定三次元位置のうちのいずれかを選択し、選択した前記コンピュータの推定三次元位置を出力する選択処理とを有する測位計算方法。
  7. 測位衛星からの測位信号を受信して測位計算を行うコンピュータに、
    時間外挿計算を行って、前記コンピュータの推定三次元位置と誤差共分散とを算出する時間外挿計算処理と、
    前記測位信号から得られた観測値を用いた観測更新計算を行って、前記時間外挿計算処理により算出された前記コンピュータの推定三次元位置と誤差共分散とを更新する観測更新計算処理と、
    前記観測更新計算処理での更新により得られた推定三次元位置の水平位置に対応する高度値と前記高度値の誤差の分散とをデータベースから取得し、取得した前記高度値と前記分散と前記観測更新計算処理での更新により得られた前記コンピュータの推定三次元位置と誤差共分散とに基づき、前記コンピュータの推定三次元位置と誤差共分散とを再計算する再計算処理と、
    前記観測更新計算処理での更新により得られた誤差共分散と前記再計算処理での再計算により得られた誤差共分散とを比較し、前記観測更新計算処理での更新により得られた前記コンピュータの推定三次元位置と前記再計算処理での再計算により得られた前記コンピュータの推定三次元位置のうちのいずれかを選択し、選択した前記コンピュータの推定三次元位置を出力する選択処理とを実行させる測位計算プログラム。
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