JP2018128231A5 - - Google Patents

Description

ヒートポンプサイクルを構成する機器を備える給湯ユニットにおいて、ＣＯ _２ を冷媒として用い、圧縮機の出口側でＣＯ _２ を超臨界状態とすることで、９０℃以上の湯を供給できることが知られている。かかる給湯ユニットでは、空気を熱源としてＣＯ _２ などの冷媒を蒸発させる蒸発器として空気熱交換器が用いられる。
特許文献１には、上下方向に沿って設けられた一対の空気熱交換器を互いに向かい合わせて配置し、一対の空気熱交換器に空気を通過させるファンを一対の空気熱交換器の上方に配置した熱交換ユニットが開示されている。

（７）幾つかの実施形態では、上記（６）の構成において、前記パネル状熱交換器は、上方から下方へ向けて間隔が狭まるように配置された一対の前記パネル状熱交換器を含み、前記溝は前記一対の前記パネル状熱交換器の間の領域に前記一対の前記パネル状熱交換器の前記長手方向に沿って延在する。
上記（７）の構成によれば、上記構成の熱交換ユニットにおいて、異物がドレン口に侵入せず、異物によるドレン口の詰まりを防止できる。また、溝が一対のパネル状熱交換器の間の領域にパネル状熱交換器の長手方向に沿って延在するので、パネル状熱交換器で発生したドレンを効果的に集められる。

（８）幾つかの実施形態では、上記（１）乃至（７）の何れかの構成において、
前記パネル状熱交換器は、上方から下方へ向けて間隔が狭まるように配置された一対の前記パネル状熱交換器を含み、
前記ドレンパンは、前記一対の前記パネル状熱交換器の下部及び前記一対の前記パネル状熱交換器の間の領域に配置されている。
上記（８）の構成によれば、上記構成の熱交換ユニットにおいて、異物がドレン口に侵入せず、異物によるドレン口の詰まりを防止できる。また、上方から下方へ向けて間隔が狭まるように配置された一対のパネル状熱交換器の下部及び一対のパネル状熱交換器の間の領域にドレンパンが配置されているので、ドレンパンを小型化できる。

Claims (9)

1. 上下方向に沿って設けられたパネル状熱交換器と、
   前記パネル状熱交換器の下方に設けられ、ドレン口を有するドレンパンと、
   前記ドレン口に配置され、前記パネル状熱交換器で発生するドレン以外の異物が前記ドレン口に侵入するのを阻止する詰まり防止部材と、
   を備えることを特徴とする熱交換ユニット。
2. 前記詰まり防止部材は、
   前記ドレンが通過可能な網目状の基部と、
   前記基部に設けられ、前記基部から上方へ突出する複数の針と、
   を有することを特徴とする請求項１に記載の熱交換ユニット。
3. 前記複数の針は、互いに間隔を置いて配置され、かつ同等の高さを有していることを特徴とする請求項２に記載の熱交換ユニット。
4. 前記詰まり防止部材の前記基部は平坦な底面を有し、前記複数の針は前記底面に対して直交する方向に沿って設けられていることを特徴とする請求項２又は３に記載の熱交換ユニット。
5. 前記パネル状熱交換器の内部に熱交換媒体流路が形成され、かつ空気が前記パネル状熱交換器の表裏面を通過可能に構成されていることを特徴とする請求項１乃至４の何れか一項に記載の熱交換ユニット。
6. 前記ドレンパンは前記パネル状熱交換器の長手方向に沿って延在する溝を有し、
   前記詰まり防止部材は前記溝内において前記長手方向に沿って延在していることを特徴とする請求項１乃至５の何れか一項に記載の熱交換ユニット。
7. 前記パネル状熱交換器は、上方から下方へ向けて間隔が狭まるように配置された一対の前記パネル状熱交換器を含み、
   前記溝は前記一対の前記パネル状熱交換器の間の領域に前記一対の前記パネル状熱交換器の前記長手方向に沿って延在することを特徴とする請求項６に記載の熱交換ユニット。
8. 前記パネル状熱交換器は、上方から下方へ向けて間隔が狭まるように配置された一対の前記パネル状熱交換器を含み、
   前記ドレンパンは、前記一対の前記パネル状熱交換器の下部及び前記一対の前記パネル状熱交換器の間の領域に配置されていることを特徴とする請求項１乃至７の何れか一項に記載の熱交換ユニット。
9. 箱形ケーシングと、
   前記箱形ケーシング内の上部領域に設けられ、請求項１乃至８の何れか一項に記載の熱交換ユニットと、
   前記箱形ケーシング内の下部領域に設けられ、前記パネル状熱交換器が蒸発器として組み込まれるヒートポンプサイクル構成機器と、
   を備えることを特徴とするヒートポンプユニット。