JP2018128187A - 埋設管の採熱構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】埋設管内を流れる流体の熱を効率良く採熱することができる埋設管の採熱構造を提供する。【解決手段】埋設管T内を流れる流体F1の熱を採熱する埋設管の採熱構造1であって、埋設管Tの内周面Taの全周に亘って設けられ、硬化性樹脂を含有する第1更生材からなる第1更生管12と、第1更生管12の内底部12bに配設され、流体F1と熱交換を行う少なくとも1つの採熱管13と、第1更生管12の内部であって且つ少なくとも1つの採熱管13の上方に配置され、流体F1が流れる流路R1を内部に形成する、硬化性樹脂を含有する第2更生材からなる第2更生管14と、を備え、第2更生材は、熱伝導性フィラーを含有する。【選択図】図1

Description

本発明は、地中に埋設された埋設管の採熱構造に関し、特に、老朽化した埋設管を更生するとともに、埋設管内を流れる流体の熱を採熱することが可能な埋設管の採熱構造に関する。
従来、地中に埋設された下水道管や工業用管等の埋設管が老朽化した場合、この埋設管の内壁に未硬化状態の管更生材を密着させ、その後、管更生材の内側から熱風の吹き込み等によって未硬化状態の管更生材を硬化させることにより補修、補強等して埋設管を更生している(例えば、特許文献1参照)。
また、このような埋設管を流下する流体は、外気の影響を受けにくく、特に冬期における流体の温度が外気温よりも高いため、埋設管を更生する際、埋設管を流れる流体が保有する熱を採熱する熱交換器を埋設管の内部に配置することにより、熱エネルギーとして利用する埋設管の採熱構造が知られている(例えば、特許文献2参照)。
上記の採熱構造は、下水に接触する第1の壁部分と、下水管に接触する第2の壁部分と、第1の壁部分と第2の壁部分との間に形成された熱交換室内に熱交換媒体を流通させる第1の供給ラインを形成する第3の壁部分と、第1の壁部分と第2の壁部分との間に形成された熱交換室内に熱交換媒体を流通させる第2の供給ラインを形成する第4の壁部分とを有する熱交換壁を備えている。
この採熱構造では、下水よりも低温の熱交換媒体が上記熱交換室内に連続的に供給され、熱交換室内で下水が保有する熱を熱交換媒体が採熱することにより、熱交換媒体が加熱状態で第2の供給ラインに供給される。
特開2010−179525号公報 特表2013−500456号公報
しかしながら、上述した採熱構造では、下水から熱交換媒体へ熱を伝達する第1の壁部分における熱伝導性が考慮されておらず、当該第1の壁部分における伝熱が不十分で、効率のよい採熱を行うことができない場合がある。
本発明の目的は、埋設管内を流れる流体の熱を効率良く採熱することができる埋設管の採熱構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の埋設管の採熱構造は、埋設管内を流れる流体の熱を採熱する埋設管の採熱構造であって、前記埋設管の内周面の全周に亘って設けられ、硬化性樹脂を含有する第1更生材からなる第1更生管と、前記第1更生管の内底部に配設され、前記流体と熱交換を行う少なくとも1つの採熱管と、前記第1更生管の内部であって且つ前記少なくとも1つの採熱管の上方に配置され、前記流体が流れる流路を内部に形成する、硬化性樹脂を含有する第2更生材からなる第2更生管と、を備え、前記第2更生材は、熱伝導性フィラーを含有することを特徴とする。
本発明の埋設管の採熱構造は、前記第2更生材の熱伝導率が、0.19W/m・K以上2.50W/m・K以下であることを特徴とする。
本発明の埋設管の採熱構造は、前記熱伝導性フィラーの含有量が、5質量%〜60質量%であることを特徴とする。
本発明の埋設管の採熱構造は、前記第2更生材が、繊維状材料を更に含有することを特徴とする。
本発明の埋設管の採熱構造は、前記第2更生材と前記少なくとも1つの採熱管とを熱的に接続する熱接続部材を更に備え、前記熱接続部材の熱伝導率が、前記第2更生材の熱伝導率と同じかそれ以上であることを特徴とする。
本発明の埋設管の採熱構造は、前記熱接続部材は、弾性変形或いは塑性変形可能な材料からなり、前記採熱管の少なくとも一部が、前記熱接続部材に埋設されることを特徴とする。
本発明の埋設管の採熱構造は、前記熱接続部材は、当該採熱管と前記第2更生管との間に介装され且つ前記採熱管の長手方向に沿って設けられた長尺材料であることを特徴とする。
本発明の埋設管の採熱構造は、前記熱接続部材は、前記第2更生管の全周に亘って外装された管状部材であることを特徴とする。
本発明によれば、埋設管内を流れる流体の熱を効率良く採熱することができる。
本発明の第1の実施形態に係る埋設管の採熱構造を示す概略図であり、(a)は全体断面図、(b)は部分拡大断面図である。 冬期における下水採熱率と下水熱平均回収温度との関係を示す図であり、(a)は、第2更生材の熱伝導率が0.198W/m・Kである場合を、(b)は第2更生材の熱伝導率が1.2W/m・Kの場合をそれぞれ示す。 冬期における下水採熱率と下水熱平均回収温度との関係を示す図であり、(a)は、第2更生材の熱伝導率が1.2W/m・Kである場合を、(b)は第2更生材の熱伝導率が2.00W/m・Kの場合をそれぞれ示す。 第2更生材の熱伝導率が2.5W/m・Kの場合の、冬期における下水採熱率と下水熱平均回収温度との関係を示す図である。 第2更生材の熱伝導率と、冬期における平均下水熱回収温度との関係を示すための図である。 図1の埋設管の採熱構造を適用した採熱システムの一例を示す概略構成図である。 図1の埋設管の採熱構造の変形例を示す部分拡大断面図である。 図1の埋設管の採熱構造の他の変形例を示す部分拡大断面図である。
以下、本発明の埋設管の採熱構造及び埋設管の採熱システムの実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
[1]第1の実施形態
はじめに、図1から図6を参照して、本発明の第1の実施形態に係る埋設管の採熱構造1及び埋設管の採熱システム50について説明する。
[1−1.埋設管の採熱構造の構成]
まず、図1(a)及び図1(b)を参照して、本発明の第1の実施形態に係る埋設管の採熱構造1の全体構成について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る埋設管の採熱構造を示す概略図であり、図1(a)は、埋設管の採熱構造の全体断面図であり、図1(b)は、部分拡大断面図である。
図1(a)及び図1(b)に示すように、埋設管の採熱構造1は、埋設管Tの内周面Taの全周に亘って設けられ硬化性樹脂を含有する第1更生材からなる第1更生管12と、第1更生管12の内底部12bに配設され、流体と熱交換を行う少なくとも1つの採熱管13と、第1更生管12の内部であって複数の採熱管13の上方に配置され、流体F1が流れる流路R1を内部に形成する硬化性樹脂を含有する第2更生材からなる第2更生管14とを備えている。
埋設管Tは、鉄筋コンクリート管、合成樹脂管、鋳鉄管等の補修対象管であり、例えば管内に下水を流すために地中に埋設されるか、又は管内に工業用の雑用水を流すために地中に埋設されている。埋設管Tの呼び径(A)は、例えば150mm〜1000mmであり、好ましくは200mm〜800mm以下である。
第1更生管12は、埋設管Tの内周面Taの全周に亘って設けられた管状体であり、厚さは、12mm〜15mmである。第1更生管12を構成する第1更生材は、不飽和ポリエステル樹脂或いは酢酸ビニル樹脂等の紫外線硬化樹脂からなるか、又は、不飽和ポリエステル或いは酢酸ビニル樹脂等の紫外線硬化樹脂と、繊維状材料とを含有する材料からなる。第1更生材における繊維状材料の含有量は、30質量%〜60質量%である。第1更生材の熱伝導率は、例えば0.19W/m・Kである。第1更生材に含有される繊維状材料は、例えばガラス繊維である。
採熱管13は、高密度ポリエチレン樹脂からなる中空管であり、呼び径は、例えば10mm、厚さは、例えば1.5mmである。この採熱管13の内部には、流体F1の熱との間で熱交換することが可能な熱交換媒体F2が流れる流路R2が形成されている。熱交換媒体F2は、例えば水や不凍液(例えばエチレングリコール)等の液体か、或いは気体である。
採熱管13は、第1更生管12の長手方向に沿って複数本並べて配置されており、本実施形態では、8本の採熱管13が並べて配置されている。採熱管13の配置本数は、8本以外でもよいし(例えば20本)、1本であってもよい。この採熱管13は、第1更生管12と第2更生管14との間に設けられた熱可塑性樹脂等の合成樹脂製の採熱管マット15に内包された状態で、第1更生管12の内底部12bに配設されている。このとき、採熱管13は、採熱管マット15の弾性力により第2更生管14の外周側に押圧されている。
第2更生管14は、第1更生管12の径方向内方に設けられた管状体であり、呼び径は、200mm〜800mm、厚さは、3mm〜7mm、好ましくは3mm〜5mmである。第2更生管14の内部には下水等が流れる流路R1が形成されている。
第2更生管14を構成する第2更生材は、不飽和ポリエステル或いは酢酸ビニル樹脂等の紫外線硬化樹脂と、熱伝導性フィラーとを含有する材料からなる。第2更生材における熱伝導性フィラーの含有量は、5質量%〜60質量%である。この第2更生材の熱伝導率は、0.19W/m・K〜2.50W/m・Kであり、好ましくは0.4W/m・K〜2.50W/m・K、より好ましくは1.0W/m・K〜2.50W/m・Kである。換言すれば、第2更生材の熱伝導率が上記範囲内の値となるように、第2更生材における熱伝導性フィラーの材料及び含有量が規定される。
熱伝導性フィラーは、例えば銅粉やアルミ粉等の金属製フィラー、シリカ、アルミナ、窒化ホウ素などの絶縁性フィラー、又は石油の精製時に副産される石油コークスを原料に用いた炭素微粒子である。石油コークスを原料に用いた炭素微粒子としては、例えばコスモ石油社製「CTF−C/CTF−Rシリーズ」が挙げられる。また、第2更生材は、熱伝導性フィラーの他に繊維状材料が更に含有されていてもよく、第2更生材に含有される繊維状材料は、例えばガラス繊維或いは炭素繊維であり、相対的に熱伝導率が高い炭素繊維が好ましい。この場合、第2更生材に含有される熱伝導性フィラーの含有量5質量%〜60質量%、繊維状材料の含有量が5質量%〜40質量%であるのが好ましい。
また、第2更生管14の厚さは、第1更生管12の厚さよりも薄く形成されている。すなわち、第1更生管12は、老朽化した埋設管Tの補修、補強等をして長期的に埋設管Tを保護することを主目的としているため、第2更生管14の厚さより厚く形成して強度を高めるように構成される。一方、第2更生管14は、流体F1が円滑に流れるように表面を覆うことを主目的としているため、第1更生管12の厚さより薄く形成される。
上記の埋設管の採熱構造1では、後述するヒートポンプにより熱交換媒体F2が採熱管13内に導入される。そして、熱交換媒体F2は、第2更生管14内の流路R1を流下する流体F1との間で、当該第2更生管14の厚み方向に熱が伝達されることにより熱交換が生じ、昇温或いは冷却された熱交換媒体F2の熱がヒートポンプより採熱される。
[1−2.第2更生材の熱伝導率と採熱率との関係]
次いで、第2更生管14を構成する第2更生材の熱伝導率について説明する。第2更生材の熱伝導率の範囲の決定には、3次元シミュレーション解析を用い、熱伝導率が異なる複数の更生材を想定し、更生材の熱伝導率と、採熱管に接続されるヒートポンプによる下水採熱率との関係を検証する。
採熱管を流れる熱交換媒体は、第2更生管の厚さ方向に下水等の流体との間で熱交換を行うため、第2更生管を構成する第2更生材は、熱伝導率の高い更生材であることが好ましい。
そこで、先ず解析対象モデルの基本条件として、表1に示すように、口径400mmの埋設管の内周面に、不飽和ポリエステル及びガラス繊維を含有する第1更生材からなる厚さ9mmの第1更生管を想定した。また、この第1更生管の内底部にポリエチレン樹脂からなる内径10mmの採熱管を20本配設すると共に熱交換マットを配置し、更に、第1更生管の内部であって且つ上記20本の採熱管の上方に、不飽和ポリエステルに熱伝導性フィラーを含有する第2更生材からなる厚さ3mmの第2更生管を想定した。また、等価直径の理論(D=4S/L、D:等価直径(m)、S:円の断面積(m)、L:円の周長(m))に基づき、埋設管の円形断面を直方体断面に変換して、3次元直交座標系でモデル化した。このとき、口径400mmの埋設管の等価直径モデルへの変換を行うべく、下水有効水深を15%とし、下水管の下面で下水が満たされる範囲(潤辺)を表2のように計算し、埋設管径毎に、上記計算にて得られた潤辺を1辺とする正方形断面に近似して、直交系3次元断面にて解析を行った。
また、試算条件として、表1に示すように、更生材及び採熱管の材質は、光硬化方法の一つであるヒートライナー方式に準拠した。また、各熱物性値である熱伝導率は、各材料の標準的な値を用いた。下水有効水深及び流速は、下水熱利用マニュアル(国土交通省)を参照した。立地は東京とし、東京における気象データ(時刻別)及び下水温度データ(月平均値)を参照した。運転条件は、12時間/日(平日以外に、土曜、日曜、休日も運転)とし、冬期(12月〜3月)の温熱利用ヒートポンプ運転として設定した。
Figure 2018128187
Figure 2018128187
更に、下水温度の設定条件は、既往の文献(国交省国土技術政策総合研究所、管路内設置型熱回収技術を用いた下水熱利用導入ガイドライン,p27,2014)より、月別の一定温度で設定した。我が国においては、埋設管を流れる下水温度と年間の外気温度とを比較すると、通常、冬期の下水温度と外気温度との差が大きく、冬期における温熱のポテンシャル(採熱可能量)が大きいことが分かる。そこで、冬期におけるヒートポンプによる下水採熱率と平均下水熱利用温度との関係に着目する。
上記の条件にて3次元シミュレーション解析を行った結果を図2〜図5に示す。図2(a)は、第2更生材の熱伝導率が0.198W/m・Kである場合の下水採熱率と平均下水熱利用温度の関係を示す図である。
下水採熱率は、採熱管の内部を流れる熱交換媒体の循環流量と、ヒートポンプが利用する熱の温度との差を設定することにより決定される値であるため、下水採熱率が大きくなるようにヒートポンプを運転するほど、冬期においてヒートポンプが採熱する熱の温度は低くなり、熱としてのポテンシャルは相対的に低くなる。そこで本実施形態では、冬期の採熱システム運転時における平均下水熱利用温度が同時間帯の平均外気温度と同じかそれ以上の場合を、有効下水熱採熱率として定義し、第2更生管の内部を流れる熱交換媒体により、ヒートポンプが外気の温度よりも高い温度で下水からの熱を回収した時の採熱率(W/m)を有効下水採熱率とした。
この結果、冬期における平均外気温度が9.0℃であるのに対し、単位長さ当たりの熱交換量150W/mでヒートポンプを運転した場合の下水熱平均回収温度が10.3℃、200W/mでヒートポンプを運転した場合の下水熱平均回収温度が7.0℃であることから、第2更生材の熱伝導率が0.198W/m・Kの場合における有効下水採熱率は、150W/m〜200W/mの範囲内にあると推察される。
同様にして、第2更生材の熱伝導率が0.4W/m・Kの場合について解析を行うと(図2(b))、冬期における平均外気温度が9.0℃であるのに対し、250W/mでヒートポンプを運転した場合の下水熱平均回収温度が9.6℃、300W/mでヒートポンプを運転した場合の下水熱平均回収温度が7.6℃であることから、第2更生材の熱伝導率が0.4W/m・Kの場合における有効下水採熱率は、250W/m〜300W/mの範囲内にあると推察される。
なお、第2更生材の熱伝導率を0.198W/m・Kから0.4W/m・Kへと高くした場合、有効下水採熱率が約100W/m程度高くなっていることから、第2更生材を構成する材料である不飽和ポリエステルを熱伝導率の低い高密度ポリエチレン樹脂等にした場合でも、上記有効下水採熱率は約100W/m程度上がると推察される。
また、第2更生材の熱伝導率が1.2W/m・Kの場合について解析を行うと(図3(a))、冬期における平均外気温度が9.0℃であるのに対し、400W/mでヒートポンプを運転した場合の下水熱平均回収温度が10.4℃、500W/mでヒートポンプを運転した場合の下水熱平均回収温度が8.1℃であることから、第2更生材の熱伝導率が1.2W/m・Kの場合における有効下水採熱率は、400W/m〜500W/mの範囲内にあると推察される。
また、第2更生材の熱伝導率を0.198W/m・Kから1.2W/m・Kへと高くした場合、有効下水採熱率の範囲が150W/m〜200W/mから、400W/m〜500W/mにシフトしたことから、第2更生材の熱伝導率を1.0W/m・K程度高くすると、有効下水採熱率が約2.5倍に上がると推察される。
次に、第2更生材の熱伝導率が2.00W/m・Kの場合について解析を行うと(図3(b))、冬期における平均外気温度が9.0℃であるのに対し、500W/mでヒートポンプを運転した場合の下水熱平均回収温度が9.8℃、600W/mでヒートポンプを運転した場合の下水熱平均回収温度が7.7℃であることから、第2更生材の熱伝導率が2.00W/m・Kの場合における有効下水採熱率は、500W/m〜600W/mの範囲内にあると推察される。
また、第2更生材の熱伝導率を0.198W/m・Kから2.00W/m・Kへと高くした場合、有効下水採熱率の範囲が150W/m〜200W/mから、500W/m〜600W/mにシフトしたことから、第2更生材の熱伝導率を1.8W/m・K程度高くすると、有効下水採熱率が約3倍に上がると推察される。
更に、図4に示すように、第2更生材の熱伝導率が2.5W/m・Kの場合について解析を行うと、冬期における平均外気温度が9.0℃であるのに対して、500W/mでヒートポンプを運転した場合の下水熱平均回収温度が10.2℃、600W/mでヒートポンプを運転した場合の下水熱平均回収温度が8.3℃であることから、第2更生材の熱伝導率が2.5W/m・Kの場合における有効下水採熱率は、500W/m〜600W/mの範囲内にあると推察される。
また、第2更生材の熱伝導率を0.198W/m・Kから2.5W/m・Kへと高くした場合(図4)、有効下水採熱率の範囲が150W/m〜200W/mから、500W/m〜600W/mにシフトしたことから、第2更生材の熱伝導率を2.00W/m・Kから2.5W/m・Kに高めても、有効下水採熱率は向上しないと推察される。
以上の解析結果から、第2更生管を構成する第2更生材の熱伝導率を高くすると、原則として有効下水採熱率が向上することが分かる。
図5は、熱交換量300W/m(一定)でヒートポンプを運転した場合における第2更生材の熱伝導率と下水熱平均回収温度との関係を示す図である。同図に示すように、第2更生材の熱伝導率を0.198W/m・Kから0.4W/m・K以上に高くすると、冬期における下水熱平均回収温度が高くなり、1.0W/m・K以上に高くすると、冬期における下水熱平均回収温度が格段に高くなることが分かる。但し、第2更生材の熱伝導率を2.00W/m・K以上に高くしても下水熱平均回収温度に殆ど変化がない。以上のことから、第2更生材の熱伝導率を高くすると、有効下水採熱率は向上し、第2更生材の熱伝導率を2.00W/m・Kまで高くすると有効下水採熱率が約3倍まで向上するが、第2更生材の熱伝導率を2.00W/m・K以上に高くしても、有効下水採熱率はそれ以上高くならないことが分かる。したがって、本シミュレーション解析結果によれば、上述した埋設管の採熱構造1では、熱伝導率が0.19W/m・K〜2.50W/m・Kである第2更生材で第2更生管14を形成すれば、効果的且つ無駄なく良好な熱伝導性が得られることが分かる。
[1−3.埋設管の採熱システム]
図6は、図1の埋設管Tの採熱構造1を適用した採熱システムの一例を示す概略構成図である。
図6に示すように、埋設管の採熱システム50は、上述した埋設管Tの採熱構造1と、採熱管13と後述するヒートポンプとに接続され、熱交換媒体F2が循環する循環路51a,51bと、循環路51a,51bに接続され、これら循環路を流れる熱交換媒体F2と熱交換媒体F3との間で熱交換を行うヒートポンプ52(熱交換器)を備える。
また、採熱システム50は、循環路51aに設けられて熱交換媒体Fをヒートポンプ52へ送るポンプ装置53と、熱交換媒体F3が流れる他の循環路54に接続され、熱交換媒体F3を介してヒートポンプ52が採熱した熱が供給される空調機55を備える。
上記の採熱システム50では、採熱管13を流れて、第2更生管14内を流下する流体F1との間で熱交換することにより昇温或いは降温した熱交換媒体F2は、ポンプ装置53により循環路51aを流れてヒートポンプ52へ送られる。ヒートポンプ52にて熱交換媒体F2と熱交換媒体F3との熱交換が行われて熱交換媒体F2の温度が低下或いは上昇し、降温或いは昇温した熱交換媒体F2が循環路51bを流れて採熱管13へ戻る。
また、ヒートポンプ52において熱が熱交換媒体F3に移動すると、熱交換媒体F3が昇温或いは降温し、他の循環路54を流れて空調機55に送られて暖房或いは冷房に有効利用される。なお、本採熱システム50は、熱交換媒体F2の熱を空調機55で利用する構成であるが、これに限らず、給湯器や融雪器等の他の機器で利用する構成であってもよく。また、これらの機器の中から1以上の機器を組み合わせた機器に利用してもよい。
上記の採熱システム50によれば、上記のように構成した埋設管の採熱構造1にて流体F1と熱交換媒体F2との間で良好な熱交換が行われ、更にヒートポンプ52にて熱交換媒体F2と熱交換媒体F3との間で熱交換が行われる。よって、埋設管T内を流れる流体F1の熱を効率良く採熱することができると共に、流体F1の熱を空調機55にて高効率で利用することができ、空調機55の消費電力を低減することが可能となる。
図7は、図1の埋設管の採熱構造の変形例を示す拡大断面図である。以下変形例では、図1の埋設管の採熱構造1と同一の構成要素には同一の符号を付し、以下に異なる部分を説明する。
図7に示すように、埋設管の採熱構造102は、第2更生管14と採熱管13との間に位置し、第2更生管14と採熱管13とを熱的に接続する熱接続部材62を備えている。
熱接続部材62は、第2更生管14の全周に亘って外装された管状部材である。この熱接続部材62は、弾性変形或いは塑性変形可能な材料からなり、採熱管13の少なくとも一部が埋設されるように形成されている。具体的には、採熱管13が採熱管マット15により第2更生管14の外周側に押圧されると、弾性変形或いは塑性変形することにより採熱管13が熱接続部材62に埋設されるように形成されている。
また、熱接続部材62は、熱伝導率が第2更生材の熱伝導率と同じかそれ以上の熱伝導率を有する材料からなる。熱接続部材62の熱伝導率は、例えば0.19W/m・K〜2.50W/m・Kであり、好ましくは0.4W/m・K〜2.50W/m・K、より好ましくは1.0W/m・K〜2.50W/m・Kである。また、熱接続部材62は、外力に対して追従性の高い変形が可能な材料が好ましく、例えば熱伝導性の良好なシリコーン樹脂又はシリコーンゴム(例えば、熱伝導率0.2W/m・K〜1.3W/m・K)と、上記熱伝導性フィラーとを含有する材料からなるのが好ましい。これにより、採熱管13の外周面と第2更生管の外周面との面接触が十分に確保される。
本変形例によれば、熱接続部材62は、第2更生材の熱伝導率と同じかそれ以上の熱伝導率を有する材料からなり、複数の採熱管13が熱接続部材62に埋設されて第2更生管14と熱的に接続可能に配設されている。すなわち、複数の採熱管13が熱接続部材62を介して第2更生管14に面接触しているため、複数の採熱管13と第2更生管14との間でより良好な熱交換を行うことができる。
また、熱接続部材62が第2更生管14の全周に亘って外装された管状部材であるので、複数の採熱管13の配置位置に因らず、複数の採熱管13と第2更生管14との間での面接触を確実に確保することができ、良好且つ確実な熱交換を実現することができる。
図8は、図1の埋設管Tの採熱構造1の他の変形例を示す拡大断面図である。同図に示すように、埋設管の採熱構造103は、第2更生管14と採熱管13との間に位置し、第2更生管14と採熱管13とを熱的に接続する熱接続部材63を備えている。
熱接続部材63は、採熱管13と第2更生管14との間に介装され且つ採熱管13の長手方向に沿って設けられた長尺材料である。すなわち、熱接続部材63の長手方向の長さは採熱管13の長手方向の長さと略同一であり、採熱管13の長手方向に沿って当該採熱管13と第2更生管14との間に配設されている。
また、熱接続部材63は、上述した熱接続部材62と同一材料であり、熱伝導率が第2更生材の熱伝導率と同じかそれ以上の熱伝導率を有する部材である。本変形例によれば、複数の採熱管13が複数の熱接続部材63を介して第2更生管14に面接触しているため、採熱管13と第2更生管14との間でより良好な熱交換を行うことができる。また、熱接続部材63が採熱管13の長手方向に沿って設けられた長尺材料であるので、熱接続部材63を熱接続に必要な部分にのみ配置して良好な採熱を実現することができるので、熱接続部材63を配置するための施工工数やコストを低減することが可能となる。
なお、上述した実施形態における埋設管の採熱構造1,102,103では、第1更生管12は、母材である不飽和ポリエステルに繊維状材料が含有された第1更生材からなるが、これに限らず、繊維状材料からなる管状体に不飽和ポリエステルが含浸された更生材からなるものであってもよい。
また、上述した実施形態における埋設管の採熱構造1,102,103では、第2更生管14は、繊維状材料からなる管状体に、熱伝導性フィラーが含有された不飽和ポリエステルが含浸された更生材からなるものであってもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に係る埋設管の採熱構造1に限定されるものではなく、本発明の概念及び特許請求の範囲に含まれるあらゆる態様を含む。また、上述した課題及び効果の少なくとも一部を奏するように、各構成を適宜選択的に組み合わせてもよい。
1 採熱構造
12 第1更生管
12b 内底部
13 採熱管
14 第2更生管
15 採熱管マット
21 第1未硬化更生管
22 第1拡張更生管
31 ライトユニット
41 第2未硬化更生管
42 第2拡張更生管
50 採熱システム
52 ヒートポンプ
51a 循環路
51b 循環路
53 ポンプ装置
54 他の循環路
55 空調機
62 熱接続部材
63 熱接続部材
102 採熱構造
103 採熱構造
F1 流体
F2 熱交換媒体
F3 熱交換媒体
R1,R2 流路

Claims (8)

  1. 埋設管内を流れる流体の熱を採熱する埋設管の採熱構造であって、
    前記埋設管の内周面の全周に亘って設けられ、硬化性樹脂を含有する第1更生材からなる第1更生管と、
    前記第1更生管の内底部に配設され、前記流体と熱交換を行う少なくとも1つの採熱管と、
    前記第1更生管の内部であって且つ前記少なくとも1つの採熱管の上方に配置され、前記流体が流れる流路を内部に形成する、硬化性樹脂を含有する第2更生材からなる第2更生管と、を備え、
    前記第2更生材は、熱伝導性フィラーを含有することを特徴とする、埋設管の採熱構造。
  2. 前記第2更生材の熱伝導率が、0.19W/m・K以上2.50W/m・K以下であることを特徴とする、請求項1記載の埋設管の採熱構造。
  3. 前記熱伝導性フィラーの含有量が、5質量%〜60質量%であることを特徴とする、請求項1又は2記載の埋設管の採熱構造。
  4. 前記第2更生材が、繊維状材料を更に含有することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の埋設管の採熱構造。
  5. 前記第2更生材と前記少なくとも1つの採熱管とを熱的に接続する熱接続部材を更に備え、
    前記熱接続部材の熱伝導率が、前記第2更生材の熱伝導率と同じかそれ以上であることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の埋設管の採熱構造。
  6. 前記熱接続部材は、弾性変形或いは塑性変形可能な材料からなり、
    前記採熱管の少なくとも一部が、前記熱接続部材に埋設されることを特徴とする、請求項5記載の埋設管の採熱構造。
  7. 前記熱接続部材は、当該採熱管と前記第2更生管との間に介装され且つ前記採熱管の長手方向に沿って設けられた長尺材料であることを特徴とする、請求項5又は6記載の埋設管の採熱構造。
  8. 前記熱接続部材は、前記第2更生管の全周に亘って外装された管状部材であることを特徴とする、請求項5又は6記載の埋設管の採熱構造。
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