JP2018128040A - 垂直導水管の単位導水管 - Google Patents

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Abstract

【課題】連続した上面を有する螺旋部を形成することができる垂直導水管の単位導水管を得る。【解決手段】分割外筒部5と、この分割外筒部5の内部に設けた分割螺旋部6とを備え、上下に突き合わせて螺旋流方式の垂直導水管1を形成する単位導水管7において、分割外筒部5と分割螺旋部6を一体に備え、上,下の単位導水管7,7の分割外筒部5,5には、互いに突き合わされる接合端面8,8Aが設けられ、上,下の単位導水管7,7の分割螺旋部6,6には、互いに突き合わされて該突き合わせ箇所で連続した上面を形成する突き合わせ面51,52が設けられているから、上,下の単位導水管7,7を突き合わせ、分割外筒部5,5の接合端面8,8A同士を突き合わせると共に、分割螺旋部6,6の上,下の突き合わせ面51,52を突き合わせることにより、突き合わせ箇所の底面に段差のない螺旋部3を有する垂直導水管1を構築することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、螺旋流方式の垂直導水管に用いる単位導水管に関する。
従来、この種の垂直導水管として、熱可塑性樹脂からなる外管と内管の間に螺旋案内板である螺旋部を設けてユニット管体を構成し、前記ユニット管体同士を連結して長尺の垂直導水管を構成するもの(例えば特許文献1)がある。
上記特許文献1の垂直導水管では、部材が熱可塑性樹脂製であるため、比較的小径なものに適し、上下のユニット管体同士の連結作業も容易である。
しかし、特許文献1の垂直導水管は、熱可塑性樹脂から形成されているため、それ自体は土圧に対する強度を備えておらず、施工においては、コンクリート製からなる壁体によりボックス状などの地下構造物を形成し、この地下構造物の内部空間に前記垂直導水管が配置される。このため垂直導水管の大型化に制約を受け易く、流量を確保するには多量の水を流す必要があるため、上部から内部の空気を外部に排出する中空筒が必要となる。さらに、地下構造物と垂直導水管の二重構造となるため、材料及び施工にコストが掛かる。
一方、コンクリート製のものとして、外筒部内に傾斜板からなる螺旋部を設け、この螺旋部の上部の出口端と該螺旋部の下部の入口端に上下の垂直板を設けており、上下の外筒部を重ね合わせて接合すると共に、上側の垂直板の下面と下側の垂直板の上面とを重ね合わせて螺旋部を連結するようにした螺旋流式の垂直導水管(例えば特許文献2)がある。
上記特許文献2のコンクリート製垂直導水管では、傾斜板を左右交互に配置し、それらを三角形等の垂直板で繋いで、段差のある直線状の折曲した螺旋による案内路を形成し、自由落下運動と螺旋落下運動とを組み合わせ、自由落下エネルギー分を螺旋落下エネルギーに衝突させ、落下の初期段階からエネルギーを消費させることにより、加速度勾配を小さくし、到達流速を下げることができる。
そして、上記特許文献2のようなコンクリート製の垂直導水管の場合、土圧に対する強度を確保することができるが、反面、コンクリートによる成形上から、螺旋部の形状に制約を受け易く、上面が連続した螺旋部が得られない。
ところで、螺旋部を流れる螺旋流は、遠心力により外筒部の内周面側に沿う流れとなるから、螺旋部の中央部はデットスペースになり易く、また、点検などのために内部に入る場合、通路を確保する必要もある。
また、上記特許文献2では、到達流速を下げることを目的とした、段差流れを併用した螺旋流方式の垂直導水管を得ることができるが、連続した上面に比べて、螺旋部が段差を有するため、条件により長期使用の場合、螺旋流によって段差部が摩耗する虞がある。
しかし、コンクリート製で、連続する螺旋部を上記垂直板のように外筒部の接合面で分割すると、螺旋部の上下の角部が鋭角的になり、成形時にコンクリートの充填不良を起こし易くなると共に、成形することができたとしても、施工時に外部に当たると損傷し易いという問題がある。
特開2003−35386号公報 特開2004−339922号公報
解決しようとする課題は、連続した上面を有する螺旋部を形成することができる垂直導水管の単位導水管を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、外筒部と、この外筒部の内部に設けた螺旋部とを備え、上下に突き合わせて螺旋流方式の垂直導水管を形成する単位導水管において、プレキャストコンクリート製の前記外筒部と前記螺旋部を一体に備え、上,下の前記単位導水管の前記外筒部には、接合端面が設けられ、上,下の前記単位導水管の前記螺旋部には、互いに突き合わされて該突き合わせ箇所で連続した上面を形成する突き合わせ面が設けられていることを特徴とする。
請求項2の発明は、前記螺旋部には、前記垂直導水管の中央に縦孔部を形成する縦孔形成部が設けられていることを特徴とする。
請求項3の発明は、前記外筒部の中心軸に対して前記螺旋部の前記突き合わせ面が斜設されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、前記螺旋部の上面に突出部を設けたことを特徴とする。
請求項5の発明は、前記螺旋部の下面に突出部を設けたことを特徴とする。
請求項6の発明は、前記突出部が前記上面の内縁側に設けられていることを特徴とする。
請求項7の発明は、前記突出部が前記下面の内縁側に設けられ、前記突出部の外面の下部が外向きに形成されていることを特徴とする。
請求項1の構成によれば、上,下の単位導水管を重ね合わせ、外筒部の接合端面同士を接合すると共に、螺旋部の突き合わせ面を突き合わせることにより、突き合わせ箇所の上面に段差のない螺旋部を有するコンクリート製の垂直導水管を構築することができる。
請求項2の構成によれば、中央に縦孔を有すると共に、連続した螺旋部を有するコンクリート製の垂直導水管を構築することができる。
請求項3の構成によれば、突き合わせ面を斜設することにより、下の単位導水管に対して上の単位導水管を吊り下して接合する際、上,下の突き合わせ面を合わせることにより、上,下の単位導水管の位置合わせが容易となる。また、突き合わせ面の角部の角度が小さくなることがなく、成形が容易となると共に、突き合わせ面の角部が壊れにくくなる。
請求項4の構成によれば、突出部が損傷し難くなる。
請求項5の構成によれば、突出部が損傷し難くなる。
請求項6の構成によれば、外筒部の内周面と内縁側の突出部との間に、断面積の大きな流路を形成することができる。
請求項7の構成によれば、螺旋流は、流量が多いと、上下の螺旋部の間の外筒部の内周面に沿う流れとなり、上段の螺旋部の下面に達すると、突出部のオーバーハング機能により、外筒部の内周面側に戻すことができる。
本発明の実施例1を示す全体分解斜視図である。 同上、単位導水管の斜視図である。 同上、単位導水管の正面図である。 同上、図4のA−A線拡大断面図である。 同上、単位導水管の平面図である。 同上、図5のB−B線拡大断面図である。 同上、単位導水管の底面図である。 同上、単位導水管の左側面図である。 同上、下接合端面の突出部周りの拡大正面図であり、図9(A)は肉厚部を設けた場合、図9(B)は肉厚部を設けない場合を示す。 同上、上下の単位導水管の接合作業を説明する図面である。 本発明の実施例2を示す垂直導水管の要部の断面図である。 本発明の実施例3を示す単位導水管の平面図である。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施例は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
以下、図面を参照して、本発明の実施例1について説明する。図1〜図10に示すように、本実施例の垂直導水管1は、土圧を受ける外筒部2と、この外筒部2の内部に設けられ螺旋案内路を構成する螺旋部3と、この螺旋部3の中央に設けた縦孔部4とを備え、この縦孔部4は、外筒部2の中央に位置すると共に、外筒部2の中心軸Sと同軸をなす。
また、垂直導水管1は、コンクリート製であり、二次製品を組み立てる組立式マンホールである。
前記垂直導水管1は、前記外筒部2を長さ方向に分割した分割外筒部5,5A,5Bと、前記縦孔部4を囲む前記螺旋部3を周方向に分割した分割螺旋部6とを一体に有する単位導水管7を複数備える。前記分割外筒部5,5A,5Bは円筒形又は角筒型をなし、この例では円筒形のものを図示している。尚、図1では、2個の単位導水管7,7を図示しているが、3個以上の単位導水管7を用いることができる。
そして、分割外筒部5が単位導水管7の外筒部であり、分割螺旋部6が単位導水管7の螺旋部である。また、分割外筒部5の上下には、上下方向において互いに突き合わされる接合端面8,8Aが設けられている。
前記垂直導水管1の上部には着水部11が設けられ、着水部11の分割外筒部5Aには螺旋部は設けられておらず、前記分割外筒部5Aの上部には上蓋体12が設けられ、この上蓋体12の上には、人が出入りする入口部13が設けられている。また、前記分割外筒部5Aの側面には流入管14が接続されている。さらに、分割外筒部5Aには、流入管14を接続する接続孔14Aが穿設されている。尚、前記着水部11内には、前記流入管14から流入した流入水を、下方の前記螺旋部3に送る案内部(図示せず)が設けられている。
前記垂直導水管1の最下部の分割外筒部5Bには螺旋部は設けられておらず、その最下部の分割外筒部5Bの下部は、板状の下蓋体15により塞がれている。また、前記最下部の分割外筒部5Bの側面には、排出管16が接続されている。尚、分割外筒部5Bには、排出管16を接続する接続孔16Aが穿設されている。
前記分割外筒部5,5A,5Bの上,下端面である接合端面8,8Aには、凹凸嵌合部21が設けられ、この凹凸嵌合部21は、下の部材の上縁の内周側に凹部22を設けると共に、上の部材の下縁の内周側に凸部23を設け、それら凹部22と凸部23とが嵌合するものであり、前記凹凸嵌合部21を上下に跨ぐ連結手段(図示せず)により上下の部材を連結固定している。尚、前記接合端面8,8A間には止水処理が施される。また、上下の接合端面8,8Aは外筒部2の中心軸Sに直交する。
また、凹凸嵌合部21を上下で逆にして上の部材の下縁に凹部22を設けると共に、下の部材の上縁に凸部23を設けてもよい。上部材たる前記上蓋体12の上,下面には凹部22,凸部23が設けられ、下部材たる下蓋体15と分割外筒部5Bの上に凹部22が設けられている。そして、分割外筒部5の上の接合端面8に凹部22が設けられ、分割外筒部5の下の接合端面8Aに前記凸部23が設けられている。尚、前記上蓋体12の上面中央の凹部22に、前記入口部13の下面の凸部23が嵌合する。
前記外筒部2の内面には、螺旋流れを形成する前記螺旋部3が連続して形成されている。この螺旋部3は上から下に向かって反時計回りの螺旋状をなす。図5及び図7に示すように、螺旋部3の内周面38は、外筒部2の内周面30と同心円状をなし、外筒部2の内周面30から一定寸法だけ離れている。そして、前記内周面38が前記縦孔部4を形成する縦孔形成部である。
前記螺旋部3の上面には、流路39が設けられ、図6などに示すように、凹部31が形成されている。この凹部31は水平方向で略平坦な底面32と、この底面32の外側と前記外筒部2の内周面30とを連結する凹部外壁面33と、前記底面32の内側から立設された凹部内壁面34とを備える。
前記凹部外壁面33は前記底面32から上方に向かって外向き斜めに形成され、前記凹部内壁面34は前記底面32から上方に向かって内向き斜めに形成され、それら凹部外壁面33と凹部内壁面34との間隔は上方に向かってテーパー状に拡大する。また、前記凹部外壁面33と底面32との間には、湾曲面35が設けられ、前記凹部内壁面34と底面32との間には、湾曲面35が設けられている。尚、前記凹部外壁面33の上端と前記内周面30とは段差なく接続されている。
前記螺旋部3の下面36の外筒部直径方向の断面は、水平方向で平坦に形成され、前記下面36と前記底面32との間の厚さは一定である。また、前記凹部内壁面34の上端から内側には、平坦な内側上面37が形成され、この内側上面37は一定の幅を有する。さらに、前記内側上面37の内縁から下方に向かって前記螺旋部3の内周面38が形成され、この内周面38の下端は前記下面36の内縁に連結されている。また、前記内側上面37は前記底面32と平行に形成されている。
そして、前記凹部外壁面33,湾曲面35,底面32,湾曲面35及び凹部内壁面34により、螺旋部3の流路39を構成している。また、前記底面32が前記螺旋部3の上面であり、前記底面32から上方に突出した内側部分が突出部40であり、この突出部40の最上部に前記内側上面37が位置する。また、上突き合わせ面51において、前記突出部40の上部は前記上の接合端面8から上方に突出する。
また、前記螺旋部3の内周面38は、外筒部2の内周面30と略同心円状をなし、外筒部2の内周面30から一定寸法だけ離れている。尚、螺旋部3の内周面38を形成する型枠部材(図示せず)の離型性を考慮して、図6に示すように、螺旋部3の内周面38は高さ方向中央が上下より外側に凹むように僅かに湾曲している。
前記接合端面8,8A位置において、前記螺旋部3を分割して前記分割螺旋部6が形成されている。そして、1つの単位導水管7では、分割螺旋部6は略半周に渡って設けられている。また、分割螺旋部6の螺旋角度θは、5度〜45度(5度以上、45度以下)で、この例では20.9度として説明する。尚、図面の螺旋角度θは20.9度と異なる。
また、前記接合端面8,8A位置において、前記分割螺旋部6の上下には上,下突き合わせ面51,52が設けられ、下の分割螺旋部6の上突き合わせ面51に、上の分割螺旋部6の下突き合わせ面52が突き合わされる。前記上,下突き合わせ面51,52は、分割螺旋部6の螺旋角度θに対して略直交して形成されており、上,下突き合わせ面51,52は、分割外筒部5の中心軸Sに対して傾き角度θKで形成され、この傾き角度θKは、最も好ましくは前記螺旋角度θと略等しく形成される。尚、上,下突き合わせ面51,52は外筒部2の半径方向に形成されている。また、傾き角度θKは0度でもよい。
前記上突き合わせ面51は斜め上向きをなし、前記下突き合わせ面52は斜め下向きをなし、上,下突き合わせ面51,52同士の傾き角度θKは等しい。また、傾き角度θKが螺旋角度θと等しい場合、上,下突き合わせ面51,52は、前記底面32,凹部外壁面33,凹部内壁面34,湾曲面35,35,下面36及び内周面38に直交する。尚、螺旋角度θに対して傾き角度θKを異なるように形成にした場合も、上,下突き合わせ面51,52が内周面38に直交するように上,下突き合わせ面51,52を形成することが好ましい。
上,下突き合わせ面51,52を突き合わせると、上下の分割螺旋部6,6の前記底面32,凹部外壁面33,凹部内壁面34及び内側上面37が段差なく連続する。そして、底面32に段差が無いため、流路39にゴミが詰まり難い。
また、上,下突き合わせ面51,52を突き合わせた状態で、上下の分割螺旋部6,6の底面32及び内周面38も段差なく連続する。尚、上,下突き合わせ面51,52は同一形状である。
前記傾き角度θKは、下限値が前記螺旋角度θの−20度、但し、0度以上(θ−20度、但し0度以上)、上限値が前記螺旋角度θの+60度、但し、80度以下、好ましくは、前記傾き角度θKは、上限値が前記螺旋角度θの−10度、但し、10度以上、上限値が前記螺旋角度θの+50度、但し、70度以下である。そして、傾き角度θKを前記螺旋角度θと等しく(θK=θ)形成することが最も好ましく、傾き角度θKを螺旋角度θの−10度〜+10度(但し、0度以上)としてもよい。
この場合、前記傾き角度θKが90度であると、この例では上突き合わせ面51と底面32との間の角部45の角度が20.9度になり、上,下突き合わせ面51,52が接合端面8,8Aと略面一で平行となり、角部45が鋭角になるため、型枠(図示せず)における角部45の対応部分におけるコンクリートの充填性に劣り、さらに、製品として角部が欠ける虞がある。尚、下突き合わせ面52においても、前記傾き角度θKが90度であると、底面32及び内側上面37との間の角度が20.9度になり、同様な問題が生じる。
これに対して、前記傾き角度θKの下限値を前記螺旋角度θの−20度、但し、0度以上、好ましくは、前記傾き角度θKの下限値を前記螺旋角度θの−10度、但し、10度以上とすることにより、上下の単位導水管7,7において下突き合わせ面52と上突き合わせ面51の位置合わせが容易となり、さらに、好ましくは、前記傾き角度θKは、下限値が前記螺旋角度θの−10度、但し、10度以上とすることにより、一層、上下の単位導水管7において下突き合わせ面52と上突き合わせ面51の位置合わせが容易となる。
また、前記傾き角度θKの上限値を前記螺旋角度θの+60度、但し、80度以下、好ましくは、前記傾き角度θKの上限値を前記螺旋角度θの+50度、但し、70度以下とすることにより、前記20.9度の角部の角度が、30.9度以上、好ましくは40.9度以上となるため、下の分割螺旋部6の上突き合わせ面51に対する上の分割螺旋部6の下突き合わせ面52の位置合わせ作業が容易になる。また、型枠におけるコンクリートの充填性を確保できる。尚、下突き合わせ面52の場合は、下突き合わせ面52と底面32及び内側上面37との角部の角度を大きく取ることができる。
図3、図4及び図7などに示すように、前記分割螺旋部6の下突き合わせ面52の箇所には、前記分割外筒部5の前記接合端面8Aより下方に突出した箇所に、断面略台形形状の肉厚部41を設け、この肉厚部41の肉厚部底面42は平坦で水平に形成されている。また、前記肉厚部41には、傾斜外面43が設けられ、この傾斜外面43と前記下面36との間には屈曲部44が設けられ、前記接合端面8A箇所において、下面36の傾斜に比べて傾斜外面43は急な角度で下向きに設けられている。そして、前記肉厚部41が突出部であり、下突き合わせ面52において、前記肉厚部41は前記上の接合端面8Aから下方に突出する。
図9(A)は前記肉厚部41周りの拡大正面図であり、図9(B)は肉厚部41を設けない場合の下突き合わせ面52の下部側の拡大正面図であり、肉厚部41を設けることにより平坦な肉厚部底面42が得られ、単位導水管7を仮置きする際などに下突き合わせ面52が損傷し難くなり、運搬や仮置き作業が容易となる。図8は現場で仮置きした状態を示し、地面に角材81,81を配置し、この角材81,81に接合端面8Aを載置することにより、肉厚部底面42が地面に接地しないようにする。尚、肉厚部41を設けない場合は、図9(B)で分割外筒部5の下の接合端面8Aから下方に突出した分割螺旋部6の部分が突出部になる。
次に、前記垂直導水管1の施工方法について、単位導水管7の接合を中心にして説明する。垂直導水管1を設置する掘削孔(図示せず)を掘削し、その掘削孔の底部に基礎(図示せず)を設ける。前記基礎上に下蓋体15を設置し、この下蓋体15上に分割外筒部5Bを接合し、接続孔16Aに排出管16を水密に接続する。この後、下蓋体15の上にプレキャストコンクリート製のインバート(図示せず)を取付ける。
前記分割外筒部5Bの上に単位導水管7の分割外筒部5を積み重ねて接合する。この後、下の単位導水管7に上の単位導水管7を積み重ねる。この際、図10に示すように、下の単位導水管7の上突き合わせ面51は斜め上方を向いており、この上突き合わせ面51に、上の単位導水管7の下突き合わせ面52を位置合わせし、吊り上げた上の単位導水管7を吊り下ろすことにより、斜めの突き合わせ面51,52がガイドになって上下の分割外筒部5,5の位置合わせを簡便に行うことができる。尚、図10において、下側の単位導水管7は正面図、上側の単位導水管7は背面図である。
また、吊り下し作業などの際、突き合わせ面51,52を水平に形成した場合に比べて、突き合わせ面51,52の角部45などが外部に当たっても損傷し難くなる。
複数の単位導水管7を上下に積み重ねて接合することにより、複数の分割螺旋部6が連続した螺旋部3が得られ、この分割螺旋部6は、この例では、その外面が上下で段差なく連続して形成され、螺旋部3の流路39も段差の無いものとなる。また、施工においては、上,下突き合わせ面51,52間に目地部(図示せず)を設け、この目地部を充填材により塞ぐ。尚、凹凸嵌合部21による接合端面8,8Aの接合では、接合端面8,8A間に隙間の目地部を設け、この目地部に充填材を充填する。
また、凹部22及び凸部23のない平坦な接合端面8,8Aを採用する場合は、平坦な接合端面8,8A間にクッション材などを挟んで数ミリ(例えば5mm程度)の目地部(図示せず)を設け、目地部の上下の分割外筒部5,5A,5Bを連結具とボルトを用いて連結する。或いは、平坦な接合端面8,8A間に隙間の目地部を設け、この目地部に充填材を充填する。
複数の単位導水管7の施工が完了した後、着水部11の分割外筒部5Aを単位導水管7の上部に積み重ねて接合し、前記着水部11の上に入口部13を構築し、また、接続孔14Aに流入管14を接続し、施工途中又は施工が完了した後、前記掘削孔を埋め戻す。
このようにして構築した垂直導水管1においては、流入管14から雨水などの下水が流入すると、その雨水は着水部11の前記案内部により螺旋部3上に落下し、螺旋流となって落下する。この際、流路39には突き合わせ面51,52の接合個所に段差がないため、下水はスムーズな流れとなって落下する。
また、螺旋流は、螺旋部3の上に略三角形状をなし、設計における最大水量の場合、内周面30に沿う流れとなる。一方、水量がわずかな場合でも、凹部31を設けることにより、スムーズな流れとなる。
このように本実施例では、請求項1に対応して、外筒部たる分割外筒部5と、この分割外筒部5の内部に設けた螺旋部たる分割螺旋部6とを備え、上下に突き合わせて螺旋流方式の垂直導水管1を形成する単位導水管7において、プレキャストコンクリート製の分割外筒部5と分割螺旋部6を一体に備え、上,下の単位導水管7,7の分割外筒部5,5には、互いに突き合わされる接合端面8,8Aが設けられ、上,下の単位導水管7,7の分割螺旋部6,6には、互いに突き合わされて該突き合わせ箇所で連続した上面たる底面32を形成する突き合わせ面51,52が設けられているから、上,下の単位導水管7,7を突き合わせ、分割外筒部5,5の接合端面8,8A同士を突き合わせると共に、分割螺旋部6,6の上,下の突き合わせ面51,52を突き合わせることにより、突き合わせ箇所の上面たる底面32に段差のない螺旋部3を有するコンクリート製の垂直導水管1を構築することができる。
このように本実施例では、請求項2に対応して、螺旋部たる分割螺旋部6には、垂直導水管1の中央に縦孔部4を形成する縦孔形成部たる内周面38が設けられているから、中央に縦孔部4を有すると共に、連続した螺旋部3を有するコンクリート製の垂直導水管1を構築することができる。
このように本実施例では、請求項3に対応して、外筒部たる分割外筒部5の中心軸Sに対して螺旋部たる分割螺旋部6の突き合わせ面51,52が斜設されているから、下の単位導水管7に対して上の単位導水管7を吊り下して接合する際、上,下の突き合わせ面51,52を合わせることにより、上,下の単位導水管7,7の位置合わせが容易となる。また、突き合わせ面51,52の角部の角度が小さくなることがなく、成形が容易となると共に、突き合わせ面51,52の角部が壊れにくくなる。
このように本実施例では、請求項4に対応して、螺旋部たる分割螺旋部6の上面に突出部40を設けたから、突出部40が損傷し難くなる。
このように本実施例では、請求項6に対応して、突出部40が上面たる底面32の内縁側に設けられているから、分割外筒部5の内周面30と内縁側の突出部40との間に、断面積の大きな流路39を形成することができる。
以下、実施例上の効果として、螺旋部3の凹部31は、水平方向で略平坦な底面32を有するからスムーズな螺旋流が得られる。また、分割螺旋部6の下突き合わせ面52の箇所には、分割外筒部5の接合端面8Aより下方に突出した該下突き合わせ面52の箇所に、断面略台形形状の肉厚部41を設けたから、下突き合わせ面52が損傷し難くなり、運搬や仮置き作業が容易となる。また、分割螺旋部6は、上突き合わせ面51の一部が接合端面8より上方に突出すると共に、下突き合わせ面52の一部が接合端面8Aより下方に突出しているから、吊り下し時の作業で、それら突出部分を目視により確認することができる。
図11は本発明の実施例2を示し、上記実施例1と同一部分に同一符号を付し、その説明を省略して詳述する。この例では、螺旋部3の上面には、流路39が設けられ、略円弧状の凹部31Aが形成され、この凹部31Aの底部の高さ位置より前記内周面38側の内側上面37が高く形成され、この内側上面37は一定の幅を有する。前記螺旋部3の下面36は平坦に形成され、内周面38側の下側に、オーバーハングである垂設部61を設け、この垂設部61の外周面62は略円弧状に形成され、その外周面62の下部は、下側外向きに形成され、前記内周面30側に向いている。尚、前記垂設部61が前記螺旋部3の下面36に設けた突出部である。
螺旋流は、螺旋部3の上に略三角形状をなし、設計における最大水量の場合、内周面30に沿う流れとなる。一方、水量がわずかな場合でも、凹部31Aを設けることにより、スムーズな流れとなる。
また、図11に示すように、螺旋流は、流量が多いと、上下の螺旋部3,3の間の内周面30に沿う流れとなり、上段の螺旋部3の下面36に達すると、垂設部61のオーバーハング機能により、汚水が縦孔部4側に飛ぶことを防止できる。尚、縦孔部4は、点検などのために固定式の梯子や着脱式の梯子などの昇降部を設けることができる空間であり、その縦孔部4への汚水の飛散を防止できる。尚、縦孔部4内に点検用の筒部(図示せず)を設けてもよい。
このように本実施例においても、上記実施例1と同様な作用・効果を奏する。
このように本実施例では、請求項5に対応して、螺旋部たる分割螺旋部6の下面36に突出部たる垂設部61を設けたから、垂設部61が損傷し難くなる。
このように本実施例では、請求項7に対応して、突出部たる垂設部61が下面36の内縁側に設けられ、垂設部61の外面たる外周面62の下部が外向きに形成されているから、螺旋流は、流量が多いと、上下の螺旋部3,3の間の外筒部2の内周面30に沿う流れとなり、上段の螺旋部3の下面36に達すると、垂設部61のオーバーハング機能により、外筒部2の内周面側に戻すことができる。
図12は本発明の実施例3を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その説明を省略して詳述する。この例の単位導水管7は、分割外筒部5内に、平面視で半円形の分割螺旋部6を設け、この分割螺旋部6は略一定厚さに形成され、上面71と下面36には突出部は設けられていない。また、平面視で半円形の分割螺旋部6を用いることにより縦孔部4は設けられていない。
そして、分割螺旋部6の上下の上,下突き合わせ面51,52は長方形形状をなし、これら上,下突き合わせ面51,52は前記外筒部2の中心軸Sに対して前記傾き角度θKを持って設けられている。
このように本実施例においても、上記各実施例と同様な作用・効果を奏する。また、この例のように、略一定厚さの分割螺旋部6においても、上下の単位導水管7,7の接合作業における上,下突き合わせ面51,52の突き合わせ作業を容易に行うことができる。
尚、本発明は以上の実施例に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、実施例では、平面視で略半円状の分割螺旋部を例示したが、分割螺旋部は、平面視で90度未満或いは90度以上のものでもよく、90度未満の場合は45度以上が好ましい。また、上,下突き合わせ面の突き合わせ箇所には、螺旋部の凹部外壁面,凹部内側面,内周面及び下面には段差があっても良い。さらに、螺旋部の外筒部中央側に螺旋式の階段などを設けてもよく、この場合、外筒部と階段の間では、上下突き合わせ面の突き合わせ箇所の上面に段差の無い連続した上面を形成し、階段部分では前記突き合わせ箇所に段差があってもよい。また、請求項1には対応しないが、外筒部の中心軸に対して前記螺旋部の前記突き合わせ面を斜設することにより、上下突き合わせ面の突き合わせ箇所の上面に段差があっても、上,下の単位導水管の位置合わせが容易となるという効果を奏する。
1 垂直導水管
3 螺旋部
4 縦孔部
5 分割外筒部(単位導水管の外筒部)
6 分割螺旋部(単位導水管の螺旋部)
7 単位導水管
8 上の接合端面
8A 下の接合端面
30 内周面
31A 凹部
32 底面(上面)
36 下面
38 内周面(縦孔形成部)
39 流路
40 突出部
41 肉厚部(突出部)
51 上突き合わせ面
52 下突き合わせ面
61 垂設部(突出部)

Claims (7)

  1. 外筒部と、この外筒部の内部に設けた螺旋部とを備え、上下に突き合わせて螺旋流方式の垂直導水管を形成する単位導水管において、
    プレキャストコンクリート製の前記外筒部と前記螺旋部を一体に備え、
    上,下の前記単位導水管の前記外筒部には、接合端面が設けられ、
    上,下の前記単位導水管の前記螺旋部には、互いに突き合わされて該突き合わせ箇所で連続した上面を形成する突き合わせ面が設けられていることを特徴とする垂直導水管の単位導水管。
  2. 前記螺旋部には、前記垂直導水管の中央に縦孔部を形成する縦孔形成部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の垂直導水管の単位導水管。
  3. 前記外筒部の中心軸に対して前記螺旋部の前記突き合わせ面が斜設されていることを特徴とする請求項1又は2記載の垂直導水管の単位導水管。
  4. 前記螺旋部の上面に突出部を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の垂直導水管の単位導水管。
  5. 前記螺旋部の下面に突出部を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の垂直導水管の単位導水管。
  6. 前記突出部が前記上面の内縁側に設けられていることを特徴とする請求項4記載の垂直導水管の単位導水管。
  7. 前記突出部が前記下面の内縁側に設けられ、前記突出部の外面の下部が外向きに形成されていることを特徴とする請求項5記載の垂直導水管の単位導水管。
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