JP2018126680A - 蒸発濃縮装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に輸送、設置することができる蒸発濃縮装置を提供する。【解決手段】蒸発濃縮装置1は、蒸発器2を少なくとも収納した第1収納容器20と、蒸発器2の底部に貯留される被処理液を蒸発器2の上部に戻す循環ポンプP1を少なくとも収納した第2収納容器30とを備える。蒸発器2の底部及び循環ポンプP1が第1収納容器20及び第2収納容器30に跨って延びる被処理液導出管路L1により接続され、蒸発器2の上部及び循環ポンプP1が第1収納容器20及び第2収納容器30に跨って延びる被処理液還流管路L2により接続される。第2収納容器30上に第1収納容器20が設置される。被処理液導出管路L1及び被処理液還流管路L2は、蒸発器2から延びかつ第1収納容器20に収納される第1管路l1と、循環ポンプP1から延びかつ第2収納容器30に収納される第2管路l2とが連結手段70,71により連結されてなる。【選択図】図1

Description

本発明は、被処理液の水分を蒸発させることによって濃縮する蒸発濃縮装置に関する。
各種工場から排出される廃液、排水などを濃縮するために、従来から蒸発濃縮法が用いられている。蒸発濃縮法では、蒸発濃縮装置を用いて廃液、排水などの水分を蒸発させることにより濃縮し、この濃縮液を再利用したり産廃処理したりしている。
蒸発濃縮装置は、例えば特許文献1に示すように、内部に複数の伝熱管を有する蒸発器を備えている。真空ポンプの駆動により、廃液、排水などの濃縮処理される被処理液を蒸発器の底部に供給した後、循環ポンプによって蒸発器の上部に配備された散布ノズルに供給する。そして、散布ノズルから伝熱管に向けて被処理液を散布することで、伝熱管内を流れる加熱蒸気により被処理液を加熱して水分を蒸発させる。蒸発により濃縮された被処理液は、濃縮液として排出される。蒸発により発生した蒸気は、圧縮機又はエゼクターで圧縮して昇温し、この昇温した加熱蒸気を、ダクトを介して伝熱管に供給することによって、各伝熱管に散布される被処理液を加熱、蒸発させるように構成されている。伝熱管内の加熱蒸気は、被処理液を加熱すると同時に凝縮し、凝縮水ポンプにより凝縮水として排出される。
上述した従来の蒸発濃縮装置は、設置現場において、蒸発器、循環ポンプ、圧縮機やエゼクター、真空ポンプ、凝縮ポンプなどの複数の構成機器を適宜配置して組み立てるとともに、所定の構成機器同士を適切に配管や電気配線などで接続することで構築される。そのため、組み立てや接続に時間が掛かり、設置作業に長時間を要する。また、従来の蒸発濃縮装置は、一旦設置すると、他の場所に移して設置することが殆ど無く、移設を考慮した構造となっていない。よって、一旦設置された蒸発濃縮装置を移設する場合には、蒸発濃縮装置を各構成機器に分割し、全ての構成機器を移設先まで輸送して、移設先にて再度、各構成機器を組み立てて接続する必要があり、移設作業にも多大な時間、労力を要する。
実公平07−013763号公報
本発明は、上述した課題に着目してなされたものであり、容易に輸送、設置することができる蒸発濃縮装置を提供することを目的とする。
本発明の上記目的は、被処理液の水分を蒸発させることで被処理液を濃縮する蒸発濃縮装置であって、供給された被処理液の水分を蒸発させる蒸発器を少なくとも内部に収納した搬送可能な第1収納容器と、前記蒸発器の底部に貯留される被処理液を前記蒸発器の上部に戻す循環ポンプを少なくとも内部に収納した搬送可能な第2収納容器と、を備え、前記蒸発器の底部及び前記循環ポンプが、前記第1収納容器及び前記第2収納容器に跨って延びる被処理液導出管路により接続され、前記蒸発器の上部及び前記循環ポンプが、前記第1収納容器及び前記第2収納容器に跨って延びる被処理液還流管路により接続されている、蒸発濃縮装置により達成される。
上記構成の蒸発濃縮装置においては、前記第2収納容器上に前記第1収納容器が設置されることが好ましい。
また、前記第2収納容器は、前記蒸発器内で発生した蒸気の凝縮により生成する凝縮水を前記蒸発器外に導出する凝縮水ポンプをさらに内部に収納しており、前記蒸発器及び前記凝縮水ポンプが、前記第1収納容器及び前記第2収納容器に跨って延びる凝縮水導出管路により接続されていることが好ましい。
また、前記被処理液導出管路、前記被処理液還流管路及び前記凝縮水導出管路は、それぞれ、前記蒸発器から延びかつ前記第1収納容器に収納される第1管路と、前記の各ポンプから延びかつ前記第2収納容器に収納される第2管路とが連結手段により連結されていることが好ましい。
また、前記第1収納容器の側面及び前記第2収納容器の側面の少なくとも一部分には、複数の換気孔が形成されていることが好ましい。
また、前記第1収納容器は、前記蒸発器にダクトを介して接続されかつ前記蒸発器内で発生した蒸気を圧縮して被処理液を加熱するための加熱蒸気として前記蒸発器に供給する圧縮機をさらに内部に収納することが好ましい。
また、前記第2収納容器は、前記蒸発器内を減圧する真空ポンプをさらに内部に収納しており、前記蒸発器及び前記真空ポンプが、前記第1収納容器及び前記第2収納容器に跨って延びる空気排出管路により接続されていることが好ましい。
また、前記第2収納容器は、前記被処理液還流管路に合流する被処理液供給管路をさらに内部に収納しており、前記第2収納容器の側面には、開口部が設けられ、前記被処理液供給管路は、該蒸発濃縮装置の外部に設置された被処理液貯蔵タンクから延びる被処理液輸送管路と前記開口部を介して接続されていることが好ましい。
また、前記第2収納容器は、前記被処理液還流管路から分岐する濃縮液排出管路をさらに内部に収納しており、前記濃縮液排出管路は、該蒸発濃縮装置の外部に設置された濃縮液貯蔵タンクから延びる濃縮液輸送管路と前記開口部を介して接続されていることが好ましい。
また、前記第2収納容器は、前記凝縮水ポンプから延びる凝縮水排出管路をさらに内部に収納しており、前記凝縮水導出管路は、該蒸発濃縮装置の外部に設置された凝縮水貯蔵タンクから延びる凝縮水輸送管路と前記開口部を介して接続されていることが好ましい。
本発明に係る蒸発濃縮装置によると、該蒸発濃縮装置を構成する蒸発器、循環ポンプなどの各構成機器が第1収納容器及び第2収納容器に適宜分けて収納され、各収納容器の間において所定の構成機器同士が接続されることにより、蒸発濃縮装置が構築される。そのため、蒸発濃縮装置を設置する作業が容易となり、設置現場において、短時間で蒸発濃縮装置を設置することができる。また、一旦設置した蒸発濃縮装置を移設する場合においても、2つの収納容器の間の接続を外して2つの収納容器に分割し、例えばトラックの荷台に積んで移設現場まで輸送した後、移設現場において、再び、2つの収納容器の間で所定の構成機器同士を接続することで、蒸発濃縮装置を構築できる。よって、移設作業も容易であり、短時間で行うことができる。
本発明の一実施形態に係る蒸発濃縮装置の概略構成図である。 本発明の一実施形態に係る蒸発濃縮装置の正面図である。 本発明の一実施形態に係る蒸発濃縮装置の背面図である。 本発明の一実施形態に係る蒸発濃縮装置の平面図である。 本発明の一実施形態に係る蒸発濃縮装置の右側面図である。 本発明の一実施形態に係る蒸発濃縮装置の左側面図である。 枠体の斜視図である。 蒸発濃縮装置の輸送状態を示す説明図である。 本発明の他の実施形態に係る蒸発濃縮装置の正面図である。 本発明の他の実施形態に係る蒸発濃縮装置の背面図である。 本発明の他の実施形態に係る蒸発濃縮装置の右側面図である。 本発明の他の実施形態に係る蒸発濃縮装置の左側面図である。
本発明に係る蒸発濃縮装置は、例えば、各種工場などから排出される廃液や排水、さらには、食品用の液体(お茶・コーヒー・濃縮ジュース・清涼飲料などの飲料、牛乳などの液状乳製品、麺つゆ・各種出汁・調味料・スープなどの液状食料、液状の健康補助食品など)などの被処理液から水分を蒸発させることによって、被処理液を濃縮して減容し、かつ、被処理液から水を回収する装置である。
図1は、本発明の一実施形態に係る蒸発濃縮装置1の概略構成を示している。また、図2〜図6は、本発明の一実施形態に係る蒸発濃縮装置1の外観構成を示している。
蒸発濃縮装置1は、図1に示すように、供給された被処理液の水分を蒸発させる蒸発器2と、蒸発器2の底部に貯留される被処理液を蒸発器2の上部に戻す循環ポンプP1と、を少なくとも備えている。蒸発器2は、底部において被処理液導出管路L1を介して循環ポンプ2と接続され、上部において被処理液還流管路L2を介して循環ポンプP1と接続されている。
被処理液還流管路L2の途中には、蒸発器2内に原液となる被処理液を供給するための被処理液供給管路L3が接続されている。被処理液供給管路L3には、蒸発濃縮装置1の外部に設置された被処理液貯蔵タンク10から延びる被処理液輸送管路L10が接続されており、被処理液ポンプP4の駆動により、被処理液貯蔵タンク10に貯蔵された被処理液が被処理液輸送管路L10から被処理液供給管路L3及び被処理液還流管路L2を通って蒸発器2に供給される。
蒸発器2は、全体として横長の円筒体をなす密閉型のものであり、底部が被処理液を貯留する液溜りとなっている。蒸発器2内の天井には、蒸発器2に供給された被処理液を下方に向けて散布する散布ノズル3が配備されている。
蒸発器2内の底部の上方には、複数の伝熱管4が水平方向に延びるようにして設けられている。蒸発器2には、複数の伝熱管4の両端部に対向して左右一対のヘッダー5,6が接続されており、両ヘッダー5,6は複数の伝熱管4により連通している。入口側ヘッダー5内には、入口室5aと折り返し室5bとを区画する仕切板5cが設けられ、他方の出口側ヘッダー6内には、折り返し室6aと出口室6bとを区画する仕切板6cが設けられている。
出口側ヘッダー6の出口室6bには、蒸発器2内を大気圧以下に減圧するための真空ポンプP2が空気排出管路L4を介して接続されている。また、出口側ヘッダー6の折り返し室6aには、蒸発器2内で発生した蒸気の凝縮により生成する凝縮水を蒸発器2外に導出する凝縮水ポンプP3が凝縮水導出管路L5を介して接続されている。
入口側ヘッダー5の入口室5aには、駆動用の加熱蒸気となる蒸気を供給するための蒸気供給管路L6が接続されている。蒸気供給管路L6は、蒸発濃縮装置1の内部に備えられたボイラーなどの蒸気発生器7に接続されている。蒸気発生器7において、水供給管路L7から供給される清浄な水がヒータで加熱されて蒸気が生成され、生成された蒸気が蒸気供給管路L6を通って入口側ヘッダー5に送られる。水供給管路L7には、蒸発濃縮装置1の外部に設置された図示しない水供給源から延びる水輸送管路L11が接続されている。
蒸発器2内の散布ノズル3から散布された被処理液は、複数の伝熱管4の外表面に吹き付けられた後、蒸発器2内の底部上に流下して貯留される。そして、循環ポンプ3の駆動によって、被処理液導出管路L1から被処理液還流管路L2を通って再び蒸発器2内の散布ノズル3に供給され、散布ノズル3から複数の伝熱管4の外表面に向けて散布された後、蒸発器1内の底部上に流下する。蒸発器2では、この被処理液の循環が繰り返し行われる。
このとき、複数の伝熱管4内には、被処理液を加熱するための加熱蒸気が入口側ヘッダー5の入口室5aから導入されている。そのため、散布ノズル3から散布された被処理液は、複数の伝熱管4の外表面において複数の伝熱管4内を流れる加熱蒸気により加熱されることで水分が蒸発して濃縮し、蒸気が発生する。蒸発器2の上部は、ダクト9を介して圧縮機8(ヒートポンプ)に接続されており、蒸発器2内で発生した蒸気は、圧縮機8により圧縮されて高温高圧の蒸気となり、ダクト9を介して入口側ヘッダー5の入口室5aに供給されて、複数の伝熱管4の外表面に散布される被処理液を加熱するための熱源として利用される。なお、圧縮機8に代えて蒸気エゼクターで蒸発器2内で発生した蒸気を圧縮してもよい。
複数の伝熱管4内に導入された加熱蒸気は、被処理液を蒸発させると同時に凝縮して凝縮水となり、複数の伝熱管4を流下して出口側ヘッダー6の折り返し室6aの底部に溜まる。そして、凝縮水ポンプL3の駆動により凝縮水導出管路L5から蒸発器2外に導出される。凝縮水ポンプP3には、蒸発器2から導出された凝縮水を蒸発濃縮装置1外に排出するための凝縮水排出管路L8が接続されている。凝縮水排出管路L8には、蒸発濃縮装置1の外部に設置された凝縮水貯蔵タンク11から延びる凝縮水輸送管路L12が接続され、凝縮水は、凝縮水排出管路L8から凝縮水輸送管路L12を通って凝縮水貯蔵タンク11に貯蔵される。また、凝縮水排出管路L8には、凝縮水排出管路L8から分岐して蒸気発生器7に凝縮水を供給する凝縮水供給ラインL14が接続されている。蒸発器2から導出された凝縮水の一部を蒸気発生器7に供給することにより、水供給管路L7から蒸気発生器7に供給される給水量をセーブすることができる。
また、被処理液還流管路L2の被処理液供給管路L3との接続位置よりも上流側には、蒸発器2内で濃縮された被処理液(濃縮液)を蒸発濃縮装置1外に排出するための濃縮液排出管路L9が接続されている。濃縮液排出管路L9には、蒸発濃縮装置1の外部に設置された濃縮液貯蔵タンク12から延びる濃縮液輸送管路L13が接続され、濃縮液は、濃縮液排出管路L9から濃縮液輸送管路L13を通って濃縮液貯蔵タンク12に貯蔵される。
被処理液導出管路L1、被処理液還流管路L2、空気排出管路L4、凝縮水導出管路L5及び蒸気供給管路L6は、本実施形態では、それぞれ、蒸発器2から延びる第1管路l1と、各ポンプP1〜P3あるいは蒸気発生器7から延びる第2管路l2とで構成されている。第1管路l1及び第2管路l2は、フレキシブルホースやクランプ、継手などの連結手段70〜74により端部同士が連結されている。
以上、図1を用いて本実施形態の蒸発濃縮装置1の概略構成を説明したが、以上の説明では、説明の簡略のため、ダンパーやバルブなどの弁機構、被処理液の発泡を防止するための発泡防止機器、被処理液供給管路L3により供給される被処理液を予熱するための予熱器、凝縮水排出管路L8により排出される凝縮水を冷却するための冷却器、各ポンプP1〜P3にシール水を供給するためのシール水機構(シール水タンク、シール水ポンプ、シール水冷却器など)など、蒸発濃縮装置1を構成するその他の構成機器を示していないが、これらの各構成機器は必要に応じて適当な位置に配備して配管(管路)や電気配線などで適切に接続すればよい。
上述した蒸発濃縮装置1を構成する各構成機器(各ポンプ、圧縮機8、蒸気発生器7、弁機構など)は、制御盤100により動作制御されている。なお、圧縮機8は、ジョイントボックス101を介して制御盤100により動作制御されており、ジョイントボックス101は制御盤100と電気配線102により接続されている。
上記構成の蒸発濃縮装置1は、図2〜図6に示すように、蒸発濃縮装置1を構成する各構成機器が第1収納容器20及び第2収納容器30に適宜分けて収納され、各収納容器20,30内において所定の構成機器同士が配管、電気配線などにより適切に接続されている。各収納容器20,30は、第2収納容器30上に第1収納容器20が設置され、各収納容器20,30の間においても、所定の構成機器同士が配管、電気配線などで適切に接続されることにより、蒸発濃縮装置1が構築される。
第1収納容器20及び第2収納容器30は、貨物輸送に使用可能な箱型のものである。第1収納容器20及び第2収納容器30としては、規格化されたコンテナを用いることが輸送が容易になるため好ましく、例えば20フィート型のコンテナ、40フィート型のコンテナ、あるいは、それぞれの型のハイキューブコンテナなどを用いることができる。なお、第1収納容器20及び第2収納容器30のサイズは、これらに限定されるものではない。また、第1収納容器20及び第2収納容器30は、必ずしも規格化されたコンテナに限られるものではなく、貨物輸送可能なものであれば種々のものを用いることができる。
本実施形態の第1収納容器20及び第2収納容器30は、図7に示す枠体40と、側面パネル50(図2、図3、図5及び図6に示す。)とを少なくとも備えている。また、第1収納容器20については、天井パネル60(図4に示す。)を備えている。なお、第2収納容器30については、天井パネルを備えていてもよいし、備えていなくてもよい。
枠体40は、図7に示すように、土台となるベース41を少なくとも備えた構成のものであり、屋根や側壁の無いもの(例えばフラットラックコンテナ)を好ましく用いることができる。屋根や側壁が無いことで、各構成機器を枠体40に上方や側方から積み入れることができるので、各構成機器を枠体40内に収納、設置する作業を効率よく行うことができる。
図7の枠体40は、ベース41の四隅に支柱42がそれぞれ立設されており、各支柱42の間に、側面をなす側面パネル50がそれぞれ取り付けられる。なお、図7中の符号43は、各支柱42の間に間隔をあけて立設される間柱であり、側面パネル50を支持する。また、枠体40には、各支柱42の上端部の間に桁44及び梁45がそれぞれ横架されており、桁44及び梁45上に、天井をなす天井パネルが敷設される。なお、図7中の符号46は、各桁44の間に間隔をあけて横架される垂木であり、天井パネルを支持する。これら間柱43、桁44及び梁45は、枠体40内に各構成機器が収納された後に、枠体40に設けられる。
なお、図7では、枠体40は、ベース41の四隅に支柱42がそれぞれ設けられているが、枠体40の構成はこれに限られるものではなく、例えば、ベース41の両短辺部分に側壁を有する構成のものなどであってもよい。また、ベース41は全体に床面を有する構成であるが、ベース41の構成は必ずしもこれに限られるものではなく、各構成機器を設置するのに必要な一部にだけ床面を有する構成であってもよく、また、床面を有さずにフレームに複数の補強材を各構成機器の設置に必要な配置で横架した構成のものであってもよい。ベース41が床を有する場合には、床面には、上下の第1収納容器20及び第2収納容器30の構成機器同士で接続が必要な配管などを通すための開口が適当な位置に設けられる。
側面パネル50は、例えば鉄板などの金属板などを用いることができる。側面パネル50には、少なくとも一部分に複数の換気孔が形成されている。複数の換気孔より第1収納容器20及び第2収納容器30の内外が連通し、第1収納容器20及び第2収納容器30内の熱や汚染空気が外部に排出され、第1収納容器20及び第2収納容器30内が換気される。この換気孔を有する側面パネル50としては、パンチングプレート、金網、鉄格子、ルーバーなどを用いることができる。なお、換気孔は、側面パネル50の全体に設けられている必要はなく、一部分にだけ設けるようにしてもよい。この側面パネル50は、例えば、枠体40に着脱可能なパネル枠(図示せず)に固定し、パネル枠を枠体40に固定することで、枠体40に取り付けることができる。
第1収納容器20の枠体40の正面(長辺に垂直な面)側に配置された側面パネル50には、下部の一方の角に、開口部52(図2に示す)が設けられている。第1収容容器20内の開口部52の近傍にはジョイントボックス101が設置されており、第1収容容器20及び第2収納容器30の外部で上下に延びる電気配線102が開口部52を介してジョイントボックス101に接続されている。
第2収納容器30の枠体40の正面(長辺に垂直な面)側に配置された側面パネル50には、下部に横幅全体にわたって延びる開口部51(図2に示す)が設けられている。第2収容容器30内の正面側には制御盤100が設置されており、第1収容容器20及び第2収納容器30の外部で上下に延びる電気配線102が開口部51を介して制御盤100に接続されている。また、第2収容容器30内には、被処理液供給管路L3、水供給管路L7、凝縮水排出管路L8及び濃縮液排出管路L9が収納されており、被処理液供給管路L3、水供給管路L7、凝縮水排出管路L8及び濃縮液排出管路L9の先端が、それぞれ、開口部51の近傍に配置されている。
第2収納容器30の枠体40の一側面(短辺に垂直な面)側には、第2収納容器30に出入りするためのドア53が設けられている。ドア53は、隣り合う2つの間柱43にドア枠54が固定され、このドア枠54にヒンジ(図示せず)により開閉可能に取り付けられている。
天井パネル60は、例えば鉄板などの金属板、防水性の合成樹脂シートなどを用いることができる。
上段に位置する第1収納容器20内には、図1に示されるように、蒸発器2及び圧縮機8がダクト9により接続された状態で収納され、ジョイントボックス101が圧縮機8に電気配線で接続された状態で収納されている。
また、第1収納容器20内においては、被処理液導出管路L1、被処理液還流管路L2、空気排出管路L4、凝縮水導出管路L5及び蒸気供給管路L6の各第1管路l1が、それぞれ、先端の開口が下方を向いた状態で蒸発器2に接続されている。
一方、下段に位置する第2収納容器30内には、図1に示されるように、循環ポンプP1、真空ポンプP2、凝縮水ポンプP3及び蒸気発生器7が収納されている。また、発泡防止機器、予熱器、冷却器、シール水機構などのその他の各構成機器が配管などで適切に接続された状態で収納される。さらに、制御盤100が各構成機器に電気配線で接続された状態で収納されている。
また、第2収納容器30内においては、被処理液導出管路L1、被処理液還流管路L2、空気排出管路L4、凝縮水導出管路L5及び蒸気供給管路L6の各第2管路l2が、それぞれ、先端の開口が上方に向いた状態で循環ポンプP1、真空ポンプP2、凝縮水ポンプP3及び蒸気発生器7に接続されている。そして、連結手段70〜74により、各第2管路l2の先端が、それぞれ、第1収納容器20の各第1管路l1の先端と連結されている。
さらに、第2収納容器30内においては、被処理液供給管路L3、水供給管路L7、凝縮水排出管路L8及び濃縮液排出管路L9が、それぞれ、先端の開口を側方に向けた状態で被処理液還流管路L2、蒸気発生器7、凝縮水ポンプP3及び被処理液還流管路L2に接続されている。被処理液供給管路L3、水供給管路L7、凝縮水排出管路L8及び濃縮液排出管路L9の先端の開口は、第2収納容器30の開口部51近傍に位置しており、それぞれ、開口部51を介して、被処理液輸送管路L10、水搬送管路L11、凝縮水搬送管路L12及び濃縮液搬送管路L13の先端に接続される。
上記構成の蒸発濃縮装置1は、該蒸発濃縮装置1を構成する蒸発器2、各種ポンプP1〜P3、蒸気発生器7、圧縮機8及びその他の各構成機器、さらには各構成機器を接続する配管や電気配線を第1収納容器20及び第2収納容器30に適宜分けて収納したことに特徴を有している。つまり、蒸発濃縮装置1を、所定の構成機器を配管、電気配線で接続した状態で収納した上下2段の収納容器20,30(ユニット)で構成しているので、上下の各収納容器20,30の間で、接続すべき配管を連結手段70〜74にて連結したり、電気配線をコネクタなどで接続することで、蒸発濃縮装置1を構築できる。
そのため、蒸発濃縮装置1を設置する作業が容易となり、設置現場において、複数の構成機器を適宜配置して組み立て、全ての構成機器について配管や電気配線などで接続する必要がなく、短時間で蒸発濃縮装置1を設置することができる。
また、一旦設置した蒸発濃縮装置1を移設する場合においても、上下の各収納容器20,30の間の配管や電気配線の接続を外して、2つの収納容器20,30に分割し、図8に示すように、例えばトラックTの荷台に載せて移設現場まで輸送した後、移設現場において、再び、上下の各収納容器20,30の間で配管や電気配線を接続することで、蒸発濃縮装置1を構築できる。よって、移設作業も容易であり、短時間で行うことができる。
以上のように、本実施形態の蒸発濃縮装置1によれば、2つの収納容器20,30に分割して輸送することができるので、蒸発濃縮装置1の輸送作業に多大な労力を必要としない。また、設置現場における蒸発濃縮装置1の設置作業にも多大な労力及び時間を必要としないので、設置作業を容易に行うことができる。
さらに、仮に1つの収納容器に全ての構成機器を収納すると、収納容器の高さが非常に高くなり、トラックの荷台に載せた場合、日本の道路交通法で定められた通常の車高規制値(全高3800mm)を超えてしまうため、自由に輸送をできないおそれがある。これに対して、本実施形態の蒸発濃縮装置1によれば、2つの収納容器20,30に各構成機器を分けて収納しているので、1つの収納容器に全ての構成機器を収納するよりも各収納容器20,30の高さを低く抑えることができる。そのため、トラックの荷台に並べて載せることで、車高規制値(全高3800mm)を超えることなく、自由に輸送することができる。
加えて、本実施形態の蒸発濃縮装置1によれば、一方の第1収納容器20に蒸発器2を収納し、他方の第2収納容器30に循環ポンプP1を収納して、第2収納容器30上に第1収納容器20を設置することで、渦巻きポンプなどの一般的に用いられるポンプを循環ポンプP1に使用しても、蒸発濃縮装置1を問題なく稼働させることができる。つまり、蒸発器2及び循環ポンプP1が同じ収納容器に収納されると、蒸発器2内の被処理液の液面から循環ポンプP1の吸込み口までの距離が非常に小さくなり、また、真空ポンプP2により蒸発器2内が低圧(15kPa〜40kPa)となっているため、有効吸込みヘッドが極端に低くなる。よって、渦巻きポンプなどの一般的なポンプでは、蒸発器2の上部まで被処理液を移送するのが困難となる。一方で、有効吸込みヘッドが極端に低くても移送できるポンプを使用することが考えられるが、このようなポンプは高価なうえ、十分な被処理液の循環量を確保できないおそれがある。これに対して、本実施形態の蒸発濃縮装置1によれば、上段の第1収納容器20に蒸発器2を収納し、下段の第2収納容器30に循環ポンプP1を収納しているので、蒸発器2内の被処理液の液面から循環ポンプP1の吸込み口までの距離を大きくとることができる。そのため、有効吸込みヘッドを高くすることができ、渦巻きポンプなどの一般的なポンプでも、問題なく蒸発器2の上部まで被処理液を移送することができる。なお、凝縮水ポンプP3についても同様である。
さらに、蒸発器2及び循環ポンプP1を各収納容器20,30に分けて収納することで、
輸送できる範囲で蒸発器2のサイズを大きくすることができ、ひいては蒸発器2内部の伝熱面積も広くとることができる。
また、本実施形態の蒸発濃縮装置1によれば、第1収納容器20及び第2収納容器30が、屋根や側壁の無い枠体40(フラットラックコンテナ)で主に構成されているので、各構成機器を第1収納容器20及び第2収納容器30内に収納する作業を効率よく行うことができる。また、第1収納容器20及び第2収納容器30内の各構成機器をメンテナンスする際においても、側面パネル50や天井パネル60を取り外すことで、各構成機器を容易に出し入れすることができるので、メンテナンス作業も効率よく行うことができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態の蒸発濃縮装置1に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態の蒸発濃縮装置1では、各側面パネル50に複数の換気孔が設けられているが、換気孔は、必ずしも側面パネル50に設ける必要はない。
また、上記実施形態の蒸発濃縮装置1では、枠体40の各支柱42の間を、それぞれ1枚の側面パネル50にて覆っているが、図9〜図12に示すように、複数の側面パネル50により覆うように構成してもよい。この場合には、枠体40の隣り合う支柱42及び間柱43の間、あるいは隣り合う間柱43同士の間ごとに、側面パネル50が取り付けることができる。
また、上記実施形態の蒸発濃縮装置1では、真空ポンプP2を下段の第2収納容器30に収納しているが、上段の第1収納容器20に収納してもよい。
また、上記実施形態の蒸発濃縮装置1では、圧縮機8を備え、蒸発器2内で発生した蒸気を圧縮機8により圧縮し、加熱蒸気として複数の伝熱管4に供給して凝縮させた後、凝縮水として回収するタイプの蒸発濃縮装置を例にして説明している。しかし、圧縮機8に代えて凝縮器(コンデンサー)を備え、蒸発器2内で発生した蒸気を凝縮器により凝縮させて、凝縮水として回収するタイプの蒸発濃縮装置についても本発明を適用し、各構成機器を第1収納容器20及び第2収納容器30に分けて収納することで、蒸発濃縮装置を構築してもよい。さらに、伝熱管4を備えずに代わりに加熱器(ヒーター)を備え、被処理液を循環ポンプP1によって被処理液還流管路L2を介して加熱器に供給し、この加熱器により加熱された状態で散布ノズル3から散布してフラッシュ蒸発させ、これにより、蒸発器2内で発生した蒸気を凝縮器により凝縮させて、凝縮水として回収するタイプの蒸発濃縮装置についても本発明を適用し、各構成機器を第1収納容器20及び第2収納容器30に分けて収納することで、蒸発濃縮装置を構築してもよい。
1 蒸発濃縮装置
2 蒸発器
8 圧縮機
9 ダクト
10 被処理液貯蔵タンク
11 凝縮水貯蔵タンク
12 濃縮液貯蔵タンク
20 第1収納容器
30 第2収納容器
50 側面パネル
51 開口部
P1 循環ポンプ
P2 真空ポンプ
P3 凝縮水ポンプ
L1 被処理液導出管路
L2 被処理液還流管路
L3 被処理液供給管路
L4 空気排出管路
L5 凝縮水導出管路
L8 凝縮水排出管路
L9 濃縮液排出管路
L10 被処理液輸送管路
L12 凝縮水輸送管路
L13 濃縮液輸送管路
l1 第1管路
l2 第2管路

Claims (5)

  1. 被処理液の水分を蒸発させることで被処理液を濃縮する蒸発濃縮装置であって、
    供給された被処理液の水分を蒸発させる蒸発器を少なくとも内部に収納した搬送可能な第1収納容器と、
    前記蒸発器の底部に貯留される被処理液を前記蒸発器の上部に戻す循環ポンプを少なくとも内部に収納した搬送可能な第2収納容器と、を備え、
    前記蒸発器の底部及び前記循環ポンプが、前記第1収納容器及び前記第2収納容器に跨って延びる被処理液導出管路により接続され、前記蒸発器の上部及び前記循環ポンプが、前記第1収納容器及び前記第2収納容器に跨って延びる被処理液還流管路により接続されている、蒸発濃縮装置。
  2. 前記第2収納容器上に前記第1収納容器が設置される、請求項1に記載の蒸発濃縮装置。
  3. 前記第2収納容器は、前記蒸発器内で発生した蒸気の凝縮により生成する凝縮水を前記蒸発器外に導出する凝縮水ポンプをさらに内部に収納しており、
    前記蒸発器及び前記凝縮水ポンプが、前記第1収納容器及び前記第2収納容器に跨って延びる凝縮水導出管路により接続されている、請求項1又は2に記載の蒸発濃縮装置。
  4. 前記被処理液導出管路、前記被処理液還流管路及び前記凝縮水導出管路は、それぞれ、前記蒸発器から延びかつ前記第1収納容器に収納される第1管路と、前記の各ポンプから延びかつ前記第2収納容器に収納される第2管路とが連結手段により連結されてなる、請求項3に記載の蒸発濃縮装置。
  5. 前記第1収納容器の側面及び前記第2収納容器の側面の少なくとも一部分には、複数の換気孔が形成されている、請求項1〜4のいずれかに記載の蒸発濃縮装置。
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