JP2018126249A - 巻き取り装置及び電動ローマンシェード装置 - Google Patents

巻き取り装置及び電動ローマンシェード装置 Download PDF

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Abstract

【課題】電動ローマンシェード装置の外観の乱れを抑制する技術を提供する。
【解決手段】電動ローマンシェード装置1は、モーター71により回転される第1パイプ5と、第1パイプ5と連結する第2パイプ6と、を備える。第1パイプ5は、右端でモーター71とスライド回転軸77を介して接続する。スライド回転軸77は、モーター71のモーター回転軸71aと連結するスライドシャフト71bと回転方向に固定され、左右方向に移動可能になっている。また、第1パイプ5の左端には、第2パイプ6とを連結するリミットボルト53が設けられている。ブラケット9にはリミットボルト受けナット91が設けられリミットボルト53と螺動する。
【選択図】図2

Description

本発明は、巻き取り装置及び電動ローマンシェード装置に関する。
ドレープカーテンやレースカーテンを蛇腹に折り畳みながら上下に昇降させて開閉することができるシェードとして「ローマンシェード」が知られている。最上部まで引き上げると窓全体があらわれ、また、上げ下げの調整により、直射日光を避けながら太陽の光を取り入れることができる。
一般に、ローマンシェードの上げ下げの調整は、昇降紐(引き紐)によってシェード本体を伸縮させる操作で行われることが一般的である。ユーザの利便性の観点から、モータ等の駆動装置によって上げ下げ操作を行う装置も提案されている(例えば特許文献1及び2参照)。
特開2006−198298号公報 特開2015−117500号公報
ところで、ローマンシェードが設置される環境においては、装置外観等への配慮が求められる。例えば、シェード本体を巻き上げたときに、昇降紐が乱れないようにすることが求められる。
本発明は、このような状況に鑑みなされたものであって、上記課題を解決する技術を提供するものである。
本発明は、モーターにより複数の昇降紐を上下に操作してシェードを昇降させる巻き取り装置であって、前記モーターにより回転させ、前記昇降紐を巻回する第1パイプと、前記第1パイプと連結し、前記昇降紐を巻回する第2パイプと、前記第1パイプの端部に取り付けられて前記第1パイプを支持する支持部と、前記第1パイプと前記第2パイプとを連結する螺刻された支柱と、天井または壁面に固定するためのヘッドレールに設けられ、前記支柱を支持するブラケットと、前記ブラケットに設けられ前記支柱と螺動する螺動部と、を備え、前記支持部は、前記モーターのシャフトの軸心方向に相対移動可能に設けられている。
前記支持部は、前記第1パイプの内部を相対移動可能であって、前記第1パイプの回転方向には移動が規制され前記モーターの回転と一体となってもよい。
前記支柱を支持する前記ブラケットは第1リードスイッチ及び第2リードスイッチを備え、前記支柱は前記第1リードスイッチ及び前記第2リードスイッチが反応する第1マグネット及び第2マグネットを有し、前記第1リードスイッチと前記第1マグネットが近接したとき、及び前記第2リードスイッチと前記第2マグネットが近接したとき、前記モーターの動作が停止してもよい。
前記昇降紐は、ヘッドレールに取り付けられたプーリーブロックを介して、前記第1パイプ及び前記第2パイプに巻回されてもよい。
本発明の電動ローマンシェード装置は、上記の巻き取り装置を備える。
また、2基の前記巻き取り装置が共通の前記ヘッドレールに備わってもよい。
本発明によると、シェードを昇降させる巻き取り装置において、外観の乱れを抑制する技術を実現することができる。
第1の実施形態に係る、電動ローマンシェード装置を示す図である。 第1の実施形態に係る、電動ローマンシェード装置のローマンシェード本体装置の一部を拡大して示す図である。 第1の実施形態に係る、電動ローマンシェード装置の側面図である。 第1の実施形態に係る、スライド回転軸と第1パイプの嵌合構造を示す図である。 第1の実施形態の変形例に係る、電動ローマンシェード装置を示す図である。 第2の実施形態に係る、ダブル電動ローマンシェード装置の正面図である。 第2の実施形態に係る、ダブル電動ローマンシェード装置の平面図である。 第2の実施形態に係る、ダブル電動ローマンシェード装置の右側面図である。 第2の実施形態に係る、ダブル電動ローマンシェード装置の左側面図である。
次に、本発明を実施するための形態(以下、単に「実施形態」という)を、図面を参照して具体的に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本実施形態に係る電動ローマンシェード装置1の構成の示す図である。図1(a)は電動ローマンシェード装置1の平面図、図1(b)は正面図、図1(c)は側面図である。図2は、ローマンシェード本体装置2の第1パイプ5を拡大した図である。この図では、第1パイプ5の一部の内部構造が分かるように示している。図3はローマンシェード本体装置2の側面図である。なお、図示では、シェード3は図3にのみ示し、他の図ではシェード3を省略している。
図示のように、電動ローマンシェード装置1は、ローマンシェード本体装置2と、ローマンシェード本体装置2を天井等に固定し支持するアルミアングル8とを備える。
ローマンシェード本体装置2は、シェード3を吊り下げる昇降紐4と、昇降紐4を巻回する第1パイプ5と、第2パイプ6と、第3パイプ7とを備える。ここでは、昇降紐4は、5箇所に設けられている。
シェード3のシェード上端部3aがアルミアングル前面部8aにシェード固定用マジックテープ(登録商標)6xで取り付けられる。昇降紐4は、シェード3の上端側の挿通片22から順に挿通されて、最下端に位置する挿通片22に下端部を固定されている。
また、それぞれの昇降紐4は、第1パイプ5と、第2パイプ6と、第3パイプ7に巻回される際に、アルミアングル8に取り付けられたプーリーブロック95を介される。
第1パイプ5と、第2パイプ6と、第3パイプ7が、右からこの順に連結されている。これらパイプ(第1パイプ5、第2パイプ6、第3パイプ7)は、図示で右側端部にアルミアングル8に設けられたモーター71によって回動する。
なお、第1パイプ5と、第2パイプ6と、第3パイプ7の径は同一である。長さについては、第1パイプ5が短く、第2パイプ6および第3パイプ7が略同一長となっているが、適宜設定することができる。
第1パイプ5は、第2パイプ6とリミットボルト53で連結している。リミットボルト53には、所定のピッチで螺刻されている。第2パイプ6と第3パイプ7は、中間スライドシャフト96で連結している。中間スライドシャフト96は、支持ブラケット9dによってアルミアングル8に回動可能に支持されている。このとき、回動可能とする構造として、支持ブラケット9dは樹脂ベアリング94が設けられており、樹脂ベアリング94に中間スライドシャフト96が挿通されている。
第3パイプ7は、第2パイプ6の反対側端部(図示の左側端部)で、端部ブラケット9cを介してアルミアングル8の左端部に取り付けられる。ここでは、第3パイプ7の左端部のエンドパイプスライド軸97で固定される。
つづいて、主に図2及び図4を参照して、モーター71の回動に伴う第1パイプ5の動きについて説明する。ローマンシェード本体装置2の右側部分には、アルミアングル8にモーターブラケット9bを介してモーター71が固定されている。
モーター71のモーター回転軸71aには、第1パイプ5の内部に延びその軸心となるスライドシャフト71bが設けられている。スライドシャフト71bの左端部には、例えば樹脂製のスライド回転軸77が、スライドシャフト71bを軸心として回動可能に取り付けられている。すなわち、スライド回転軸77が、第1パイプ5を支持する支持部として機能するとともに、モーター71の回動を第1パイプ5に伝達する。
リミットボルト53は、ブラケット9によってアルミアングル8に固定されている。ブラケット9には、リミットボルト受けナット91(螺動部)が取り付けられており、リミットボルト53の螺刻と、螺動する。すなわち、第1パイプ5が回転すると、第1パイプ5に固定されているリミットボルト53が回動する。
このとき、リミットボルト受けナット91がブラケット9に固定されていることから、第1パイプ5は、リミットボルト53の回動にともなって、左右の所定方向に移動する。
なお、移動量の制御を行う機構として、リングマグネットとリードスイッチのスイッチ動作による制御機構が用いられている。具体的には、ブラケット9の根元の図示右面に第1リードスイッチ92、左面に第2リードスイッチ93が取り付けられている。
リミットボルト53の所定の位置、ここではブラケット9の図示右側に第1リングマグネット82がSLナット82aによって、また、ブラケット9の図示左側に第2リングマグネット83がSLナット83aによって取り付けられている。第1及び第2リングマグネット82、83は、それぞれSLナット82a、83aの位置を調整すること、所望の位置に固定される。
第1及び第2リードスイッチ92、93は、図示しない回路配線によってモーター71に接続され、一般的な制御回路によって、モーター71の動作が制御される。
具体的には、第1リードスイッチ92が第1リングマグネット82に近接すると、第1リングマグネット82を第1リードスイッチ92に近づけるモーター71の動作が停止する。また、第2リードスイッチ93が第2リングマグネット83に近接すると、第2リングマグネット83を第2リードスイッチ93に近づけるモーター71の動作が停止する。
より、具体的な動作を図2によって例示する。ここで図2は、第1リングマグネット82が第1リードスイッチ92に近接した状態を示している。モーター71によって第1パイプ5が回動し、第1パイプ5が左方向に移動すると、第1リングマグネット82が第1リードスイッチ92に近接する。それによって、モーター71の動作が停止する。図2の状態から、モーター71によって第1パイプ5が右方向に移動すると、第2リングマグネット83が第2リードスイッチ93に近づくように移動する。第2リングマグネット83が第2リードスイッチ93に近接すると、それによって、モーター71の動作が停止する。
図4(a)は第1パイプ5の内部にスライド回転軸77が配置された状態の側面視を示し、図4(b)は第1パイプ5の側面視を示し、図4(c)はスライド回転軸77の側面視を示し、図4(d)はスライド回転軸77の正面視を示している。
第1パイプ5は、例えばアルミニウム合金の円筒形状のパイプであって、断面視で、内部に、中心方向に向かって所定の高さの嵌合突起55が上下左右の4箇所に、つまり90度間隔で形成されている。嵌合突起55は、第1パイプ5の長手方向(電動ローマンシェード装置1の幅方向)に亘って形成されている。
スライド回転軸77は、略円筒形状に樹脂材で形成されており、中心には、シャフト軸孔77bが形成されている。シャフト軸孔77bにスライドシャフト71bが挿通され固定される。スライド回転軸77の外周側面には、断面視で90度間隔で、長手方向に亘って嵌合溝77aが形成されている。
スライド回転軸77が第1パイプ5の内部に配置される際に、嵌合溝77aに嵌合突起55が係合する。このとき、スライド回転軸77及び第1パイプ5について、嵌合溝77aと嵌合突起55の係合構造により、モーター71の回転方向には移動規制されるが、左右方向には自在に相対移動可能になっている。
このように、第1パイプ5は、スライド回転軸77による支持構造と、リミットボルト53とリミットボルト受けナット91の螺設構造によって、モーター71が回転することで、第1パイプ5が回動し、その際に、所定の左または右方向に移動する。移動量は、リミットボルト53のピッチとモーター71によるリミットボルト53(スライドシャフト71b)の回転量によって定まる。
なお、ローマンシェード本体装置2の左端部は、端部ブラケット9cによって、軸方向に沿って摺動自在に支持される。すなわち、例えば、第1パイプ5とスライド回転軸77との嵌合構造と同様の内部構造や、ベアリング等により、第3パイプ7の左端部も左右方向に自在に移動可能になっている。
以上、本実施形態によると、シェード3の昇降動作において、昇降紐4を巻き取る第1パイプ5、第2パイプ6、第3パイプ7が連動して左右に移動することから、位置が固定されている昇降紐4が、パイプ上で自身の上に乗り上げることがない。
また、アルミアングル8に取り付けられたプーリーブロック95を介して昇降紐4をパイプ(第1パイプ5、第2パイプ6、第3パイプ7)に巻き取るため、より高い位置までシェード3を開けることができる。ローマンシェドは、上部にカーテンだまりができることからオープン時の窓面積を大きくするために、昇降紐4(釣り上げ紐)をできる限り天井上部まであるげことが求められるが、本実施形態の電動ローマンシェード装置1によると、このような要望に応えることができる。
また、シェード3と人との接触や風の影響を、昇降紐4とパイプ(第1パイプ5、第2パイプ6、第3パイプ7)との巻き取り部分に直接与えず吸収することができる。すなわち、シェード3の乱れや昇降紐4の乗り上げを抑制、防止することができる。特に、使用上の問題として、人がシェード3を捲し上げて外を見たりすることで、昇降紐4が乗り上げたり乱れたりして巻き取られ、故障の原因となることもある。この様な状況を回避できるため、特に使用者が日替わりになるホテルなどからの改善要望に対して応えることができる。また、シェード3の洗濯の際の取り外し・取り付け作業について、昇降紐4の乱れを気にする必要が無く簡単に作業できる。
また、第1及び第2リングマグネット82、83の固定をSLナット82a、83aで行うため、固定位置の調整が容易である。すなわち、昇降紐4の巻き上げ等の停止位置を調整・変更することが容易である。
また、連装によるシェード間の光漏れやコスト面から、1枚の大型シェードが駆動可能なメカが求められていたが、このような要望に応えることができる。具体的には、パイプ(第1パイプ5、第2パイプ6、第3パイプ7)をブラケット9等で支持する構成とすることで、短く小径のパイプを複数撓みなく使用することができる。その結果、施工現場での連結組み立てが容易となる。また、運搬・搬入に必要とされる収納空間が狭くすることができるため、小型の運搬車を用いることができたり、施工現場のエレベータの利用が可能となるなど、施工できる範囲を拡大することができる。すなわち、従来では施工できなかったような場所でも、幅広い一枚物のシェード3を用いた電動ローマンシェード装置1を設置することができる。
また、パイプの増設が容易である。図5は、変形例の電動ローマンシェード装置1Aを示している。電動ローマンシェード装置1Aは、上述のローマンシェード本体装置2にローマンシェード本体装置増設部2Aを追加している。ローマンシェード本体装置増設部2Aは、増設構造として、第1パイプ5A、第2パイプ5B、第3パイプ5Cが取り付けられているアルミアングル8とは別のアルミアングル8Aに、第4パイプ5D、第5パイプ5Eを備える。
第3パイプ5Cと第4パイプ5Dとは、それぞれから延出する連結スライドシャフト98a、98bで連結している。また、各連結スライドシャフト98a、98bは、樹脂ベアリング94を備える支持ブラケット9dでアルミアングル8、8aにそれぞれ固定され支持されている。
このように、パイプ増設が容易であることから、施工現場での設計変更への対応が可能となる。
<第2の実施形態>
図6〜図9を参照して、ダブル電動ローマンシェード装置100を説明する。図6は正面図、図7は平面図、図8は右側面図、図9は左側面図である。
ダブル電動ローマンシェード装置100は、前側のドレープシェード203と後側のレースシェード303の2枚のシェードを備えるダブルシェードタイプである。
ダブル電動ローマンシェード装置100は、ドレープシェード本体装置101と、レースシェード本体装置102と、アルミアングル108とを備える。ドレープシェード本体装置101は、ドレープ用昇降紐204による前側のドレープシェード203の開閉を行う。レースシェード本体装置102は、レース用昇降紐304による後側のレースシェード303の開閉を行う。
ドレープシェード本体装置101とレースシェード本体装置102は、リミットリミットボルト支持ブラケット109a、ドレープモーターブラケット109b、レースモーターブラケット109c及びスライドシャフトブラケット109dにより、共通にアルミアングル108に支持される。また、ダブル電動ローマンシェード装置100の底面側には、アルミアングル108と対向するようにレースシェード固定用アルミアングル107が、各ブラケット(リミットボルト支持ブラケット109a、ドレープモーターブラケット109b、レースモーターブラケット109c、スライドシャフトブラケット109d)の下部に取り付けられる構造で、設けられている。
このとき、図6に示すように、ドレープシェード本体装置101は上側に配置され、レースシェード本体装置102は下側に配置されている。また、図7〜図9に示すように、ドレープシェード本体装置101とレースシェード本体装置102は、前後方向で若干オフセットしており、ドレープシェード本体装置101がレースシェード本体装置102より僅かに前に位置している。ドレープシェード本体装置101とレースシェード本体装置102の配置は、ドレープ用昇降紐204とレースシェード本体装置102の干渉、レース用昇降紐304とドレープシェード本体装置101の干渉が発生しないように適当に調整される。
ドレープシェード本体装置101とレースシェード本体装置102の基本的な構造は、第1の実施形態で説明したローマンシェード本体装置2と同様である。
具体的には、ドレープシェード本体装置101は、ドレープシェード203を吊り下げるドレープ用昇降紐204と、ドレープ用昇降紐204を巻回する第1ドレープパイプ205及び第2ドレープパイプ206とを備える。ここでは、ドレープ用昇降紐204は3箇所に設けられている。すなわち、第1ドレープパイプ205では2箇所でドレープ用昇降紐204を巻回し、第2ドレープパイプ206では1箇所でドレープ用昇降紐204を巻回する。
ドレープシェード203のシェード上端部203aがアルミアングル前面部108aにシェード固定用マジックテープ206xで取り付けられる。ドレープ用昇降紐204は、ドレープシェード203の上端側の挿通片222から順に挿通されて、最下端に位置する挿通片222に下端部を固定されている。
また、それぞれのドレープ用昇降紐204は、第1ドレープパイプ205及び第2ドレープパイプ206に巻回される際に、アルミアングル108に取り付けられた計3箇所のドレープ用プーリーブロック295を介される。それぞれのドレープ用プーリーブロック295は、アルミアングル108の前方側の端部近傍に固定されている。
正面視で、第1ドレープパイプ205は右側、第2ドレープパイプ206は左側に配置され、中央で、それぞれは、第1ドレープパイプ205の第1ドレープ用パイプ左端軸274と第2ドレープパイプ206の第2ドレープパイプスライドシャフト296がドレープ用リミットボルト253で連結している。
第1ドレープパイプ205と第2ドレープパイプ206は、図示で右側端部にアルミアングル108に設けられたドレープ用モーター271によって回動する。すなわち、第1ドレープパイプ205の右端部のドレープ用モーター回転軸273にドレープ用モーター軸受けベアリング272を介して取り付けられ、ドレープ用モーター271によって回転する。
ここで、第1ドレープパイプ205とドレープ用モーター271との連動機構として、第1の実施形態のスライド回転軸77等による支持構造と同様に、ドレープ用スライド回転軸277の支持構造及びドレープ用リミットボルト253とドレープ用リミットボルト受けナット291との螺設構造が設けられている。
なお、第1ドレープパイプ205と第2ドレープパイプ206の径は同一である。長さについては、第1ドレープパイプ205が第2ドレープパイプ206より短いが、適宜設定することができる。
第1ドレープパイプ205と第2ドレープパイプ206を連結するドレープ用リミットボルト253には、所定のピッチで螺刻されている。ドレープ用リミットボルト253は、リミットボルト支持ブラケット109aによってアルミアングル108に回動可能に支持される。
リミットボルト支持ブラケット109aには、ドレープ用リミットボルト受けナット291(螺動部)が取り付けられており、ドレープ用リミットボルト253の螺刻と、螺動する。すなわち、第1ドレープパイプ205が回転すると、第1ドレープパイプ205に固定されているドレープ用リミットボルト253が回動する。
このとき、ドレープ用リミットボルト受けナット291がリミットボルト支持ブラケット109aに固定されていることから、第1ドレープパイプ205は、ドレープ用リミットボルト253の回動にともなって、左右の所定方向に移動する。
なお、移動量の制御を行う機構として、第1の実施形態と同様に、リングマグネットとリードスイッチのスイッチ動作による制御機構が用いられている。すなわち、リミットボルト支持ブラケット109aの根元の図示右面に第1ドレープ用リードスイッチ292、左面に第2ドレープ用リードスイッチ293が取り付けられている。
ドレープ用リミットボルト253の所定の位置、ここではリミットボルト支持ブラケット109aの図示右側に第1ドレープ用リングマグネット282がSLナット282aによって、また、リミットボルト支持ブラケット109aの図示左側に第2ドレープ用リングマグネット283がSLナット283aによって取り付けられている。
第1ドレープ用リングマグネット282及び第2ドレープ用リングマグネット283は、それぞれSLナット282a、283aの位置を調整することで、所望の位置に固定される。
第1ドレープ用リードスイッチ292及び第2ドレープ用リードスイッチ293は、図示しない回路配線によってドレープ用モーター271に接続され、一般的な制御回路によって、ドレープ用モーター271の動作が制御される。
第2ドレープパイプ206は、右側端部から延出しドレープ用リミットボルト253と接続する第2ドレープパイプスライドシャフト296が、スライドシャフトブラケット109dによりアルミアングル108に回動・摺動可能に支持されている。このとき、回動可能とする構造として、スライドシャフトブラケット109dは樹脂ベアリング294が設けられており、樹脂ベアリング294に第2ドレープパイプスライドシャフト296が挿通されている。
また、第2ドレープパイプ206の左側端部から延出するエンドパイプスライド軸297は、レースモーターブラケット109cに回動可能に取り付けられている。
レースシェード本体装置102は、レースシェード303を吊り下げるレース用昇降紐304と、レース用昇降紐304を巻回する第1レース用パイプ305及び第2レース用パイプ306とを備える。ここでは、レース用昇降紐304は3箇所に設けられている。すなわち、第1レース用パイプ305では2箇所でレース用昇降紐304を巻回し、第2レース用パイプ306では1箇所でレース用昇降紐304を巻回する。なお、ドレープ用昇降紐204とレース用昇降紐304の左右方向の位置は同じ位置としているが、これに限る趣旨では無い。
レースシェード303のシェード上端部303aがレースシェード固定用アルミアングル前面部107aにシェード固定用マジックテープ306xで取り付けられる。レース用昇降紐304は、レースシェード303の上端側の挿通片322から順に挿通されて、最下端に位置する挿通片322に下端部を固定されている。
また、それぞれのレース用昇降紐304は、第1レース用パイプ305及び第2レース用パイプ306に巻回される際に、アルミアングル108に取り付けられた計3箇所のレース用プーリーブロック395を介される。それぞれのレース用プーリーブロック395は、アルミアングル108の後方側の端部近傍に固定されている。
正面視で、第1レース用パイプ305は右側、第2レース用パイプ306は左側に配置され、中央で第1レース用パイプ305と第2レース用パイプ306とはレース用リミットボルト353によって連結している。
第1レース用パイプ305と第2レース用パイプ306は、図示で左側端部にアルミアングル108に設けられたレース用モーター371によって回動する。すなわち、第2レース用パイプ306の左端部の第2レースパイプ左端スライド軸397がレース用モーター軸受けベアリング372に取り付けられ、レース用モーター371によって回転する。
ここで、第2レース用パイプ306とレース用モーター371との連動機構として、第1の実施形態のスライド回転軸77等による支持構造と同様に、後側スライド回転軸377の支持構造及びレース用リミットボルト353とレース用リミットボルト受けナット391との螺設構造が設けられている。
第1レース用パイプ305と第2レース用パイプ306の径は同一である。長さについては、第1レース用パイプ305が第2レース用パイプ306より短いが、適宜設定することができる。
第1レース用パイプ305と第2レース用パイプ306を連結するレース用リミットボルト353には、所定のピッチで螺刻されている。レース用リミットボルト353は、ドレープ用リミットボルト253と同じリミットボルト支持ブラケット109aによってアルミアングル108に回動可能に支持される。
リミットボルト支持ブラケット109aには、レース用リミットボルト受けナット391(螺動部)が取り付けられており、レース用リミットボルト353の螺刻と、螺動する。すなわち、第2レース用パイプ306が回転すると、第2レース用パイプ306に固定されているレース用リミットボルト353が回動する。
このとき、レース用リミットボルト受けナット391がリミットボルト支持ブラケット109aに固定されていることから、第2レース用パイプ306は、レース用リミットボルト353の回動にともなって、左右の所定方向に移動する。
なお、移動量の制御を行う機構として、ドレープシェード本体装置101と同様に、リングマグネットとリードスイッチのスイッチ動作による制御機構が用いられている。すなわち、リミットボルト支持ブラケット109aの根元の図示右面に第1レース用リードスイッチ392、左面に第2レース用リードスイッチ393が取り付けられている。
レース用リミットボルト353の所定の位置、ここではリミットボルト支持ブラケット109aの図示右側に第1レース用リングマグネット382がSLナット382aによって、また、リミットボルト支持ブラケット109aの図示左側に第2レース用リングマグネット383がSLナット383aによって取り付けられている。
第1レース用リングマグネット382及び第2レース用リングマグネット383は、それぞれSLナット382a、383aの位置を調整することで、所望の位置に固定される。
第1レース用リードスイッチ392及び第2レース用リードスイッチ393は、図示しない回路配線によってレース用モーター371に接続され、一般的な制御回路によって、レース用モーター371の動作が制御される。
第2レース用パイプ306は、右側端部から延出しレース用リミットボルト353と接続する第2レースパイプ右端スライド軸396が、スライドシャフトブラケット109dによりアルミアングル108に回動・摺動可能に支持されている。このとき、回動可能とする構造として、スライドシャフトブラケット109dは樹脂ベアリング394が設けられており、樹脂ベアリング394に第2レースパイプ右端スライド軸396が挿通されている。
また、第1レース用パイプ305の右側端部から延出するエンドパイプスライド軸373は、ドレープモーターブラケット109bに回動・摺動可能に取り付けられている。
このような構成とすることで、ダブル電動ローマンシェード装置100は、ドレープシェード203及びレースシェード303を開閉させる2台のメカ、すなわちドレープシェード本体装置101及びレースシェード本体装置102を、大きなカーテンボックスに取り付けること無く、小さなスペースに取り付けることが可能である。
以上、本発明を実施形態をもとに説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素の組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、また、そうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。例えば、ローマンシェード本体装置2やドレープシェード本体装置101、レースシェード本体装置102の巻き取り機構は、ローマンシェードだけでなく、昇降動作する他の幕(シェード)の開閉装置に用いることができる。
1、1A 電動ローマンシェード装置
2 ローマンシェード本体装置
2A ローマンシェード本体装置増設部
3 シェード
3a、203a、303a シェード上端部
4 昇降紐
5、5A 第1パイプ
5B、6 第2パイプ
5C、7 第3パイプ
5D 第4パイプ
5E 第5パイプ
6x、206x、306x シェード固定用マジックテープ
8、8A、108 アルミアングル
8a アルミアングル前面部
9 ブラケット
9b モーターブラケット
9c 端部ブラケット
9d 支持ブラケット
22、222、322 挿通片
53 リミットボルト
55 嵌合突起
71 モーター
71a モーター回転軸
77 スライド回転軸
78 嵌合溝
79 シャフト軸孔
82 第1リングマグネット
82a、83a、282a、283a、382a、383a SLナット
83 第2リングマグネット
91 リミットボルト受けナット
92 第1リードスイッチ
93 第2リードスイッチ
94、294、394 樹脂ベアリング
95 プーリーブロック
96 中間スライドシャフト
97 エンドパイプスライド軸
98a、98b 連結スライドシャフト
100 ダブル電動ローマンシェード装置
101 ドレープシェード本体装置
102 レースシェード本体装置
107 レースシェード固定用アルミアングル
107a レースシェード固定用アルミアングル前面部
108a アルミアングル前面部
109a リミットボルト支持ブラケット
109b ドレープモーターブラケット
109c レースモーターブラケット
109d スライドシャフトブラケット
203 ドレープシェード
204 ドレープ用昇降紐
205 第1ドレープパイプ
206 第2ドレープパイプ
253 ドレープ用リミットボルト
271 ドレープ用モーター
272 ドレープ用モーター軸受けベアリング
273 ドレープ用モーター回転軸
274 第1ドレープ用パイプ左端軸
277 ドレープ用スライド回転軸
282 第1ドレープ用リングマグネット
283 第2ドレープ用リングマグネット
291 ドレープ用リミットボルト受けナット
292 第1ドレープ用リードスイッチ
293 第2ドレープ用リードスイッチ
295 ドレープ用プーリーブロック
296 第2ドレープパイプスライドシャフト
297 エンドパイプスライド軸
303 レースシェード
304 レース用昇降紐
305 第1レース用パイプ
306 第2レース用パイプ
353 レース用リミットボルト
371 レース用モーター
372 レース用モーター軸受けベアリング
373 エンドパイプスライド軸
377 レース用スライド回転軸
382 第1レース用リングマグネット
383 第2レース用リングマグネット
391 レース用リミットボルト受けナット
392 第1レース用リードスイッチ
393 第2レース用リードスイッチ
395 レース用プーリーブロック
396 第2レースパイプ右端スライド軸
397 第2レースパイプ左端スライド軸

Claims (6)

  1. モーターにより複数の昇降紐を上下に操作してシェードを昇降させる巻き取り装置であって、
    前記モーターにより回転させ、前記昇降紐を巻回する第1パイプと、
    前記第1パイプと連結し、前記昇降紐を巻回する第2パイプと、
    前記第1パイプの端部に取り付けられて前記第1パイプを支持する支持部と、
    前記第1パイプと前記第2パイプとを連結する螺刻された支柱と、
    天井または壁面に固定するためのヘッドレールに設けられ、前記支柱を支持するブラケットと、
    前記ブラケットに設けられ前記支柱と螺動する螺動部と、
    を備え、
    前記支持部は、前記モーターのシャフトの軸心方向に相対移動可能に設けられていることを特徴とする巻き取り装置。
  2. 前記支持部は、前記第1パイプの内部を相対移動可能であって、前記第1パイプの回転方向には移動が規制され前記モーターの回転と一体となっていることを特徴とする請求項1に記載の巻き取り装置。
  3. 前記支柱を支持する前記ブラケットは第1リードスイッチ及び第2リードスイッチを備え、前記支柱は前記第1リードスイッチ及び前記第2リードスイッチが反応する第1マグネット及び第2マグネットを有し、
    前記第1リードスイッチと前記第1マグネットが近接したとき、及び前記第2リードスイッチと前記第2マグネットが近接したとき、前記モーターの動作が停止することを特徴とする請求項1または2に記載の巻き取り装置。
  4. 前記昇降紐は、ヘッドレールに取り付けられたプーリーブロックを介して、前記第1パイプ及び前記第2パイプに巻回されることを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の巻き取り装置。
  5. 請求項1〜4までのいずれかに記載の巻き取り装置を備えることを特徴とする電動ローマンシェード装置。
  6. 2基の前記巻き取り装置が共通の前記ヘッドレールに備わることを特徴とする請求項5に記載の電動ローマンシェード装置。
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