JP2018125619A - 無線通信装置及び無線通信システム - Google Patents
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Abstract
Description
「(3)キャリアセンス
無線設備にはキャリアセンスを備えるものとする。キャリアセンスは、無線通信回線の設定に先立ち、他の無線局の電波を受信した場合、当該無線局の発射電波と同一の周波数(複信方式及び半複信方式のものにあっては受信周波数に対応する送信周波数)の電波の発射を行わないものとする。空中線電力が1mW以下のものについては、通信方式が複信方式及び半複信方式であっても自局の送信周波数でキャリアセンスを行うことができる。ただし、413.7MHz以上414.14375MHz以下及び454.05MHz以上454.19375MHz以下の周波数の電波を使用するものは、キャリアセンスの備え付けを要しないものとする。空き状態の判定は、絶対利得が2.14dBの空中線に誘起する電圧が7μV以下とし、判定時間は200ms以上、応答時間は20ms以内とする。」
第1及び第2の親機を少なくとも含み、中継機として動作する少なくとも2個である偶数個の親機と、
第1及び第2の子機を含み、2個の子機と
を備えた同時通話無線通信システムのための無線通信装置であり、前記親機として動作する無線通信装置であって、
前記無線通信装置は、
キャリアセンスを行い、所定のペアチャネルで無線信号を送受信する送信手段及び受信手段と、
前記ペアチャネルとは別の1個のチャネルでそれぞれ無線信号を受信するサブ受信手段と、
前記サブ受信手段で受信された無線信号を復調して復調された音声信号と、前記送信手段及び受信手段で受信された無線信号を復調して復調された音声信号と、自局で送信すべき音声信号とを混合して、混合後の音声信号を前記送信手段に出力する音声混合手段とを備え、
前記第1の子機と前記第1の親機は第1のペアチャネルを用いてお互いに無線信号を送受信することで、第1の音声信号ループ回路を形成し、
前記第2の子機と前記第2の親機は第2のペアチャネルを用いてお互いに無線信号を送受信することで、第2の音声信号ループ回路を形成し、
前記第1の親機のサブ受信手段は前記第2の親機の送信手段及び受信手段から送信された無線信号を受信し、かつ前記第2の親機のサブ受信手段は前記第1の親機の送信手段及び受信手段から送信された無線信号を受信することで、第3の音声信号ループ回路を形成し、
前記偶数個の親機はそれぞれ、前記第1、第2及び第3の音声信号ループ回路におけるハウリングを防止するハウリング防止手段を備えることを特徴とする。
前記送信手段は空中線電力10mWで無線信号を送信可能であることを特徴とする。
第1、第2及び第3の親機を少なくとも含み、中継機として動作する少なくとも3個である複数個の親機と、
1個の子機と
を備えた同時通話無線通信システムのための無線通信装置であり、前記親機として動作する無線通信装置であって、
前記無線通信装置は、
キャリアセンスを行い、所定のペアチャネルで無線信号を送受信する送信手段及び受信手段と、
前記ペアチャネルとは別の1個のチャネルでそれぞれ無線信号を受信するサブ受信手段と、
前記サブ受信手段で受信された無線信号を復調して復調された音声信号と、前記送信手段及び受信手段で受信された無線信号を復調して復調された音声信号と、自局で送信すべき音声信号とを混合して、混合後の音声信号を前記送信手段に出力する音声混合手段とを備え、
前記子機と前記第1の親機は第1のペアチャネルを用いてお互いに無線信号を送受信することで、第1の音声信号ループ回路を形成し、
前記第2の親機と前記第3の親機は第2のペアチャネルを用いてお互いに無線信号を送受信することで、第2の音声信号ループ回路を形成し、
前記第1の親機のサブ受信手段は前記第2の親機の送信手段及び受信手段から送信された無線信号を受信し、かつ前記第2の親機のサブ受信手段は前記第1の親機の送信手段及び受信手段から送信された無線信号を受信することで、第3の音声信号ループ回路を形成し、
前記複数個の親機はそれぞれ、前記第1、第2及び第3の音声信号ループ回路におけるハウリングを防止するハウリング防止手段を備えることを特徴とする。
前記送信手段は空中線電力10mWで無線信号を送信可能であることを特徴とする。
第1、第2、第3及び第4の親機を少なくとも含み、中継機として動作する少なくとも4個である偶数個の親機を備えた同時通話無線通信システムのための無線通信装置であり、前記親機として動作する無線通信装置であって、
前記無線通信装置は、
キャリアセンスを行い、所定のペアチャネルで無線信号を送受信する送信手段及び受信手段と、
前記ペアチャネルとは別の1個のチャネルでそれぞれ無線信号を受信するサブ受信手段と、
前記サブ受信手段で受信された無線信号を復調して復調された音声信号と、前記送信手段及び受信手段で受信された無線信号を復調して復調された音声信号と、自局で送信すべき音声信号とを混合して、混合後の音声信号を前記送信手段に出力する音声混合手段とを備え、
前記第1の親機の送信手段は第1のペアチャネルで無線信号を送信し、
前記第2の親機のサブ受信手段は前記第1のペアチャネルで無線信号を受信し、前記第2の親機の送信手段は第2のペアチャネルで無線信号を送信し、
前記第3の親機のサブ受信手段は前記第2のペアチャネルで無線信号を受信し、前記第3の親機の送信手段は第3のペアチャネルで無線信号を送信し、
前記第4の親機のサブ受信手段は前記第3のペアチャネルで無線信号を受信し、前記第4の親機の送信手段は第4のペアチャネルで無線信号を送信し、
前記第1の親機のサブ受信手段は前記第4のペアチャネルで無線信号を受信することで
1つの音声信号ループ回路を形成し、
前記偶数個の親機のうちの少なくとも1つの親機は、前記音声信号ループ回路におけるハウリングを防止するハウリング防止手段を備えることを特徴とする。
前記送信手段は空中線電力10mWで無線信号を送信可能であることを特徴とする。
前記第1の発明にかかる無線通信装置である少なくとも2個である偶数個の親機と、
キャリアセンスを行い、所定のペアチャネルで無線信号を送受信する別の送信手段及び別の受信手段を有する2個の子機とを備え、
少なくとも4者である偶数者の同時通話を行うことを特徴とする。
前記第2の発明にかかる無線通信装置である少なくとも3個である複数個の親機と、
キャリアセンスを行い、所定のペアチャネルで無線信号を送受信する別の送信手段及び別の受信手段を有する1個の子機とを備え、
少なくとも4者である複数者の同時通話を行うことを特徴とする。
前記第3の発明にかかる無線通信装置である少なくとも4個である偶数個の親機を備え、
少なくとも4者である偶数者の同時通話を行うことを特徴とする。
図3は実施形態1にかかる無線通信システムの構成例を示すブロック図である。図3において、実施形態1にかかる無線通信システムは、2個の子機10−1、10−2(総称して、符号10を付す。)と、中継機である親機20−1,20−2(総称して、符号20を付す。)とを備えて構成される。なお、図3において二重線で囲った部分はメイン送受信手段を示し、以下の図面においても同様である。また、図3のチャネル番号CH1〜CH2は例えば非特許文献1の5ページの表3.2のチャネル番号1〜18のうちから選択されるいずれかの異なるチャネル番号であり、以下の図面において同様である。本実施形態では、前記メイン送受信手段のチャネルは、同時通話の複信方式において用いる送受信チャネルであって、同一のチャネル番号の対波(以下、ペアチャネルという。)を用いる。
図10は実施形態2にかかる無線通信システムの構成例を示すブロック図である。図10において、実施形態2にかかる無線通信システムは、2個の子機10−1,10−2と、中継機である親機20−1〜20−4(総称して、符号20を付す。)とを備えて構成される。ここで、各子機10−1,10−2は図5と同様の構成を有し、各親機20−1〜20−4は図4と同様の構成を有する。
(1)子機10−1は、例えば421MHzのチャネル1で送信する変調送信部13と、例えば440MHzのチャネル1でキャリアセンス及び受信する受信復調部11とを備える。
(2)親機20−1は、例えば440MHzのチャネル1で送信する変調送信部23と、例えば421MHzのチャネル1でキャリアセンス及び受信する受信復調部21−1と有するメイン送受信手段と、例えば421MHzのチャネル2で受信する受信復調部21−2を有するサブ受信手段とを備える。
(3)親機20−2は、例えば421MHzのチャネル2で送信する変調送信部23と、例えば440MHzのチャネル2でキャリアセンス及び受信する受信復調部21−1と有するメイン送受信手段と、例えば440MHzのチャネル1で受信する受信復調部21−2を有するサブ受信手段とを備える。
(4)親機20−3は、例えば440MHzのチャネル2で送信する変調送信部23と、例えば421MHzのチャネル2でキャリアセンス及び受信する受信復調部21−1と有するメイン送受信手段と、例えば421MHzのチャネル3で受信する受信復調部21−2を有するサブ受信手段とを備える。
(5)親機20−4は、例えば421MHzのチャネル3で送信する変調送信部23と、例えば440MHzのチャネル3でキャリアセンス及び受信する受信復調部21−1と有するメイン送受信手段と、例えば440MHzのチャネル2で受信する受信復調部21−2を有するサブ受信手段とを備える。
(6)子機10−2は、例えば440MHzのチャネル3で送信する変調送信部13と、例えば421MHzのチャネル3でキャリアセンス及び受信する受信復調部11とを備える。
(2)親機20−2のサブ受信手段である受信復調部21−2が親機20−1の変調送信部23の送信チャネルの無線信号を受信することで、親機20−1と子機10−1との間の2者同時通話の音声信号が親機20−2のサブ受信手段である受信復調部21−2を介して音声混合部22に入力されて、親機20−2と親機20−3との間の2者同時通話の音声信号に音声混合される。
(3)親機20−3のサブ受信手段である受信復調部21−2が親機20−4の変調送信部23の送信チャネルの無線信号を受信することで、親機20−4と子機10−2との間の2者同時通話の音声信号が親機20−3のサブ受信手段である受信復調部21−2を介して音声混合部22に入力されて、親機20−2と親機20−3との間の2者同時通話の音声信号に音声混合される。
(4)親機20−4のサブ受信手段である受信復調部21−2が親機20−3の変調送信部23の送信チャネルの無線信号を受信することで、親機20−2と親機20−3との間の2者同時通話の音声信号が親機20−4のサブ受信手段である受信復調部21−2を介して音声混合部22に入力されて、親機20−4と子機10−2との間の2者同時通話の音声信号に音声混合される。
図11は実施形態3にかかる無線通信システムの構成例を示すブロック図である。図11において、実施形態3にかかる無線通信システムは、図10の実施形態2にかかる無線通信システムに比較して、子機10−2を削除したことを特徴としている。ここで、実施形態3にかかる無線通信システムは、1個の子機10−1と、4個の親機20−1〜20−4とを備えて構成され、その動作は子機10−2がないことを除いて、図10の無線通信システムと同様である。これにより、5者同時通話の無線通信システムを構成できる。
図12は実施形態4にかかる無線通信システムの構成例を示すブロック図である。図12において、実施形態4にかかる無線通信システムは、中継機である4個の親機20−1〜20−4(総称して、符号20を付す)とを備えて構成される。ここで、各親機20−1〜20−4は図4と同様の構成を有する。
(1)親機20−1は、例えば421MHzのチャネル1で送信する変調送信部23と、例えば440MHzのチャネル1でキャリアセンス及び受信する受信復調部21−1と有するメイン送受信手段と、例えば440MHzのチャネル4で受信する受信復調部21−2を有するサブ受信手段とを備える。
(2)親機20−2は、例えば440MHzのチャネル2で送信する変調送信部23と、例えば421MHzのチャネル2でキャリアセンス及び受信する受信復調部21−1とを有するメイン送受信手段と、例えば421MHzのチャネル1で受信する受信復調部21−2を有するサブ受信手段とを備える。
(3)親機20−3は、例えば421MHzのチャネル3で送信する変調送信部23と、例えば440MHzのチャネル3でキャリアセンス及び受信する受信復調部21−1と有するメイン送受信手段と、例えば440MHzのチャネル2で受信する受信復調部21−2を有するサブ受信手段とを備える。
(4)親機20−4は、例えば440MHzのチャネル4で送信する変調送信部23と、例えば421MHzのチャネル4でキャリアセンス及び受信する受信復調部21−1と有するメイン送受信手段と、例えば421MHzのチャネル3で受信する受信復調部21−2を有するサブ受信手段とを備える。
(1)親機20−1のメイン送受信手段の受信復調部21−1は例えば440MHzのチャネル1でキャリアセンスを行い、キャリアが無ければ、メイン送受信手段の変調送信部23は例えば421MHzのチャネル1で無線信号を送信する。
(2)親機20−2のサブ受信手段の受信復調部21−2は例えば421MHzのチャネル1で親機20−1からの無線信号を受信し、受信した無線信号を復調して得られる音声信号を音声混合部22及び可変増幅器29を介してメイン送受信手段の変調送信部23に入力する。ここで、メイン送受信手段の受信復調部21−1が例えば421MHzのチャネル2でキャリアセンスし、キャリアが無ければ、当該変調送信部23は例えば440MHzのチャネル2で、入力される音声信号に従って変調した無線信号を送信する。
(3)親機20−3のサブ受信手段の受信復調部21−2は例えば440MHzのチャネル2で親機20−2からの無線信号を受信し、受信した無線信号を復調して得られる音声信号を音声混合部22及び可変増幅器29を介してメイン送受信手段の変調送信部23に入力する。ここで、メイン送受信手段の受信復調部21−1が例えば440MHzのチャネル3でキャリアセンスし、キャリアが無ければ、当該変調送信部23は例えば421MHzのチャネル3で、入力される音声信号に従って変調した無線信号を送信する。
(4)親機20−4のサブ受信手段の受信復調部21−2は例えば421MHzのチャネル3で親機20−3からの無線信号を受信し、受信した無線信号を復調して得られる音声信号を音声混合部22及び可変増幅器29を介してメイン送受信手段の変調送信部23に入力する。ここで、メイン送受信手段の受信復調部21−1が例えば421MHzのチャネル4でキャリアセンスし、キャリアが無ければ、当該変調送信部23は例えば440MHzのチャネル4で、入力される音声信号に従って変調した無線信号を送信する。
(5)親機20−1のサブ受信手段の受信復調部21−2は例えば440MHzのチャネル4で親機20−4からの無線信号を受信し、受信した無線信号を復調して得られる音声信号を音声混合部22及び可変増幅器29を介してメイン送受信手段の変調送信部23に入力する。
図13は実施形態5にかかる無線通信システムの構成例を示すブロック図である。図13において、実施形態5にかかる無線通信システムは、中継機である6個の親機20−1〜20−6(総称して、符号20を付す)とを備えて構成される。ここで、各親機20−1〜20−6は図4と同様の構成を有する。
(1)親機20−1〜20−4は、親機20−1のサブ受信手段の受信復調部21−2が440MHzのチャネル6で受信することを除き、図12の親機20−1〜20−4と同様の送受信チャネル及び構成を有する。
(2)親機20−5は、例えば421MHzのチャネル5で送信する変調送信部23と、例えば440MHzのチャネル5でキャリアセンス及び受信する受信復調部21−1と有するメイン送受信手段と、例えば440MHzのチャネル4で受信する受信復調部21−2を有するサブ受信手段とを備える。
(3)親機20−6は、例えば440MHzのチャネル6で送信する変調送信部23と、例えば421MHzのチャネル6でキャリアセンス及び受信する受信復調部21−1と有するメイン送受信手段と、例えば421MHzのチャネル5で受信する受信復調部21−2を有するサブ受信手段とを備える。
(1)親機20−1のメイン送受信手段の受信復調部21−1は例えば440MHzのチャネル1でキャリアセンスを行い、キャリアが無ければ、メイン送受信手段の変調送信部23は例えば421MHzのチャネル1で無線信号を送信する。
(2)親機20−2のサブ受信手段の受信復調部21−2は例えば421MHzのチャネル1で親機20−1からの無線信号を受信し、受信した無線信号を復調して得られる音声信号を音声混合部22及び可変増幅器29を介してメイン送受信手段の変調送信部23に入力する。ここで、メイン送受信手段の受信復調部21−1が例えば421MHzのチャネル2でキャリアセンスし、キャリアが無ければ、当該変調送信部23は例えば440MHzのチャネル2で、入力される音声信号に従って変調した無線信号を送信する。
(3)親機20−3のサブ受信手段の受信復調部21−2は例えば440MHzのチャネル2で親機20−2からの無線信号を受信し、受信した無線信号を復調して得られる音声信号を音声混合部22及び可変増幅器29を介してメイン送受信手段の変調送信部23に入力する。ここで、メイン送受信手段の受信復調部21−1が例えば440MHzのチャネル3でキャリアセンスし、キャリアが無ければ、当該変調送信部23は例えば421MHzのチャネル3で、入力される音声信号に従って変調した無線信号を送信する。
(4)親機20−4のサブ受信手段の受信復調部21−2は例えば421MHzのチャネル3で親機20−3からの無線信号を受信し、受信した無線信号を復調して得られる音声信号を音声混合部22及び可変増幅器29を介してメイン送受信手段の変調送信部23に入力する。ここで、メイン送受信手段の受信復調部21−1が例えば421MHzのチャネル4でキャリアセンスし、キャリアが無ければ、当該変調送信部23は例えば440MHzのチャネル4で、入力される音声信号に従って変調した無線信号を送信する。
(5)親機20−5のサブ受信手段の受信復調部21−2は例えば440MHzのチャネル4で親機20−4からの無線信号を受信し、受信した無線信号を復調して得られる音声信号を音声混合部22及び可変増幅器29を介してメイン送受信手段の変調送信部23に入力する。ここで、メイン送受信手段の受信復調部21−1が例えば440MHzのチャネル5でキャリアセンスし、キャリアが無ければ、当該変調送信部23は例えば421MHzのチャネル5で、入力される音声信号に従って変調した無線信号を送信する。
(6)親機20−6のサブ受信手段の受信復調部21−2は例えば421MHzのチャネル5で親機20−5からの無線信号を受信し、受信した無線信号を復調して得られる音声信号を音声混合部22及び可変増幅器29を介してメイン送受信手段の変調送信部23に入力する。ここで、メイン送受信手段の受信復調部21−1が例えば421MHzのチャネル6でキャリアセンスし、キャリアが無ければ、当該変調送信部23は例えば440MHzのチャネル6で、入力される音声信号に従って変調した無線信号を送信する。
(7)親機20−1のサブ受信手段の受信復調部21−2は例えば440MHzのチャネル6で親機20−6からの無線信号を受信し、受信した無線信号を復調して得られる音声信号を音声混合部22及び可変増幅器29を介してメイン送受信手段の変調送信部23に入力する。
以上の実施形態において、ハウリング防止手段として可変増幅器29を用いているが、本発明はこれに限らず、可変減衰器を用いてもよい。ここで、可変増幅器29又は可変減衰器は、音声信号の各ループ回路において少なくとも1つを挿入すればよい。また、実施形態では、音声混合部22の後段に可変増幅器29を挿入しているが、本発明はこれに限らず、音声混合部22の前段の両方又は一方に可変増幅器29を挿入してもよい。
11…受信復調部、
11A…受信アンテナ、
13…変調送信部、
13A…送信アンテナ、
14…マイクロホン、
15…制御部、
16…スピーカ、
17…操作部、
18…PTTキー、
20,20−1〜20−8…親機、
21−1,21−2…受信復調部、
21A…受信アンテナ、
22…音声混合部、
23…変調送信部、
23A…送信アンテナ、
25…制御部、
26…スピーカ、
27…操作部、
28…PTTキー、
29…可変増幅器。
Claims (9)
- 第1及び第2の親機を少なくとも含み、中継機として動作する少なくとも2個である偶数個の親機と、
第1及び第2の子機を含み、2個の子機と
を備えた同時通話無線通信システムのための無線通信装置であり、前記親機として動作する無線通信装置であって、
前記無線通信装置は、
キャリアセンスを行い、所定のペアチャネルで無線信号を送受信する送信手段及び受信手段と、
前記ペアチャネルとは別の1個のチャネルでそれぞれ無線信号を受信するサブ受信手段と、
前記サブ受信手段で受信された無線信号を復調して復調された音声信号と、前記送信手段及び受信手段で受信された無線信号を復調して復調された音声信号と、自局で送信すべき音声信号とを混合して、混合後の音声信号を前記送信手段に出力する音声混合手段とを備え、
前記第1の子機と前記第1の親機は第1のペアチャネルを用いてお互いに無線信号を送受信することで、第1の音声信号ループ回路を形成し、
前記第2の子機と前記第2の親機は第2のペアチャネルを用いてお互いに無線信号を送受信することで、第2の音声信号ループ回路を形成し、
前記第1の親機のサブ受信手段は前記第2の親機の送信手段及び受信手段から送信された無線信号を受信し、かつ前記第2の親機のサブ受信手段は前記第1の親機の送信手段及び受信手段から送信された無線信号を受信することで、第3の音声信号ループ回路を形成し、
前記偶数個の親機はそれぞれ、前記第1、第2及び第3の音声信号ループ回路におけるハウリングを防止するハウリング防止手段を備えることを特徴とする無線通信装置。 - 前記無線通信装置は特定小電力無線局無線電話用無線設備であり、
前記送信手段は空中線電力10mWで無線信号を送信可能であることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。 - 第1、第2及び第3の親機を少なくとも含み、中継機として動作する少なくとも3個である複数個の親機と、
1個の子機と
を備えた同時通話無線通信システムのための無線通信装置であり、前記親機として動作する無線通信装置であって、
前記無線通信装置は、
キャリアセンスを行い、所定のペアチャネルで無線信号を送受信する送信手段及び受信手段と、
前記ペアチャネルとは別の1個のチャネルでそれぞれ無線信号を受信するサブ受信手段と、
前記サブ受信手段で受信された無線信号を復調して復調された音声信号と、前記送信手段及び受信手段で受信された無線信号を復調して復調された音声信号と、自局で送信すべき音声信号とを混合して、混合後の音声信号を前記送信手段に出力する音声混合手段とを備え、
前記子機と前記第1の親機は第1のペアチャネルを用いてお互いに無線信号を送受信することで、第1の音声信号ループ回路を形成し、
前記第2の親機と前記第3の親機は第2のペアチャネルを用いてお互いに無線信号を送受信することで、第2の音声信号ループ回路を形成し、
前記第1の親機のサブ受信手段は前記第2の親機の送信手段及び受信手段から送信された無線信号を受信し、かつ前記第2の親機のサブ受信手段は前記第1の親機の送信手段及び受信手段から送信された無線信号を受信することで、第3の音声信号ループ回路を形成し、
前記複数個の親機はそれぞれ、前記第1、第2及び第3の音声信号ループ回路におけるハウリングを防止するハウリング防止手段を備えることを特徴とする無線通信装置。 - 前記無線通信装置は特定小電力無線局無線電話用無線設備であり、
前記送信手段は空中線電力10mWで無線信号を送信可能であることを特徴とする請求項3に記載の無線通信装置。 - 第1、第2、第3及び第4の親機を少なくとも含み、中継機として動作する少なくとも4個である偶数個の親機を備えた同時通話無線通信システムのための無線通信装置であり、前記親機として動作する無線通信装置であって、
前記無線通信装置は、
キャリアセンスを行い、所定のペアチャネルで無線信号を送受信する送信手段及び受信手段と、
前記ペアチャネルとは別の1個のチャネルでそれぞれ無線信号を受信するサブ受信手段と、
前記サブ受信手段で受信された無線信号を復調して復調された音声信号と、前記送信手段及び受信手段で受信された無線信号を復調して復調された音声信号と、自局で送信すべき音声信号とを混合して、混合後の音声信号を前記送信手段に出力する音声混合手段とを備え、
前記第1の親機の送信手段は第1のペアチャネルで無線信号を送信し、
前記第2の親機のサブ受信手段は前記第1のペアチャネルで無線信号を受信し、前記第2の親機の送信手段は第2のペアチャネルで無線信号を送信し、
前記第3の親機のサブ受信手段は前記第2のペアチャネルで無線信号を受信し、前記第3の親機の送信手段は第3のペアチャネルで無線信号を送信し、
前記第4の親機のサブ受信手段は前記第3のペアチャネルで無線信号を受信し、前記第4の親機の送信手段は第4のペアチャネルで無線信号を送信し、
前記第1の親機のサブ受信手段は前記第4のペアチャネルで無線信号を受信することで
1つの音声信号ループ回路を形成し、
前記偶数個の親機のうちの少なくとも1つの親機は、前記音声信号ループ回路におけるハウリングを防止するハウリング防止手段を備えることを特徴とする無線通信装置。 - 前記無線通信装置は特定小電力無線局無線電話用無線設備であり、
前記送信手段は空中線電力10mWで無線信号を送信可能であることを特徴とする請求項5に記載の無線通信装置。 - 請求項1又は2に記載の無線通信装置である少なくとも2個である偶数個の親機と、
キャリアセンスを行い、所定のペアチャネルで無線信号を送受信する別の送信手段及び別の受信手段を有する2個の子機とを備え、
少なくとも4者である偶数者の同時通話を行うことを特徴とする無線通信システム。 - 請求項3又は4に記載の無線通信装置である少なくとも3個である複数個の親機と、
キャリアセンスを行い、所定のペアチャネルで無線信号を送受信する別の送信手段及び別の受信手段を有する1個の子機とを備え、 少なくとも4者である複数者の同時通話を行うことを特徴とする無線通信システム。 - 請求項5又は6に記載の無線通信装置である少なくとも4個である偶数個の親機を備え、
少なくとも4者である偶数者の同時通話を行うことを特徴とする無線通信システム。
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