JP2018125176A - 屋外設置型の照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】主として公園や街路などに設置される街路灯は、防犯・安全・安心な明かりとして照射される面への十分な明るさが得られる照明が求められると共に、近隣住民や歩行者に対しては眩しさ(グレア)を極力低減した照明が求められている。本発明では、照明器具の垂直軸廻りの全方位に対して、発光部の照射方向を個別に変更可能となるように構成とすることで、様々な設置環境において周囲環境に配慮した配光を容易に得られることが可能となる照明器具を提供する。
【解決手段】支柱の先端部に取り付けられる取り付け基部と、発光部を外面に取り付けた発光部取り付け部材と、取り付け基部から上方に延び周囲に発光部取り付け部材の複数を配置可能な支持部材と、下部が取り付け基部に連接し支持部材及び発光部取り付け部材を覆い発光部の光を透過する透光カバー部材とを備え、支持部材は、発光部取り付け部材の複数が支持部材の周囲に取り付け位置変更可能に取り付けられる取り付け可変部を備えること。
【選択図】図4

Description

本発明は、公園や街路等の照明に適する屋外設置型の照明器具に関する。
主として公園や街路などに設置される街路灯は、防犯・安全・安心な明かりとして照射される面への十分な明るさが得られる照明が求められると共に、近隣住民や歩行者に対しては眩しさ(グレア)を極力低減した照明が求められている。
LEDを光源として、配光を変えられる照明器具があるが、周囲環境に配慮して照射方向を変えたり、より明るくしたい方向に集中して光を照射させるなど、照射方向を可変できる機能を持つ街路灯が望まれており、そのような照明器具が存在する(特許文献1、特許文献2参照)。
特許文献1のものは、器具の光軸方向を回動軸とし、光源ユニットの回転軸が相互に並行に複数列取付けられており、器具の長手方向に直角な方向に限定された配光変更であるため、街路灯のように四方を照射する配光を有する照明装置への適用は困難であり、全方向照射形器具の特定方向の配光を変えることに対する考慮がなされていない。
特許文献2のものは、器具の光軸方向に対しX,Y,Zの3軸方向の光軸を個別に可変可能として配光を変える構成が記述されているが、設置面側の照射角を可変するレベルのものであり街路灯のように全周方位照射形の照明器具に対応した考慮がなされていない。
特開2007-122936号公報 特開2015-002152号公報
上記のように、特許文献1のものは、街路灯のように四方を照射する配光を有する照明装置への適用は困難であり、全方位照射形の照明器具として、特定方向の配光を変えることに対するものではない。また、特許文献2のものは、設置面側の照射角を可変するレベルのものであり、全周方位照射形の照明器具に対応した考慮がなされていない。
このような点に鑑み、本発明では、照明器具の垂直軸廻りの全方位に対して、発光部の照射方向を個別に変更可能となるように構成とすることで、様々な設置環境において周囲環境に配慮した配光を容易に得られることが可能となる屋外設置型の照明器具を提供する。
第1の本発明の屋外設置型の照明器具は、
支柱の先端部に取り付けられる取り付け基部と、発光部を外面に取り付けた発光部取り付け部材と、前記取り付け基部から上方に延び前記発光部取り付け部材の複数を配置可能な支持部材と、下部が前記取り付け基部に連接し前記支持部材及び前記発光部取り付け部材を覆い前記発光部の光を透過する透光カバー部材とを備え、前記支持部材は、前記発光部取り付け部材の複数が上下方向軸周りに取り付け位置変更可能に取り付けられる取り付け可変部を備える、
ことを特徴とする。
第2の本発明の屋外設置型の照明器具は、前記第1において、
前記透光カバー部材は上面が開口し、前記開口を覆う上部カバーを備え、
前記透光カバー部材内に、前記支持部材に取り付けられ前記発光部の点灯電力を供給する点灯電力供給部、及び下部が前記支持部材に取り付けられ上部に前記上部カバーの上面側から前記上部カバーを着脱自在に取り付けるカバー取付部材とを備える、
ことを特徴とする。
第3の本発明の屋外設置型の照明器具は、前記第1または第2において、
前記取り付け可変部は、円形状に配置された複数の取り付け孔を備え、
前記発光部取り付け部材は、前記支持部材に着脱自在に取り付けられる取り付け部と、前記発光部を外面に配置した発光部取り付け部とを備え、前記取り付け部は前記取り付け孔に対して選択的に挿入可能な脚部を備え、
前記取り付け孔に対する前記脚部の挿入位置によって、前記発光部の光照射方向が可変である、
ことを特徴とする。
第4の本発明の屋外設置型の照明器具は、前記第3において、
前記取り付け孔に前記脚部が挿入された状態で、前記支持部材に前記発光部取り付け部材を着脱自在に保持する保持装置を備えた、
ことを特徴とする。
第5の本発明の屋外設置型の照明器具は、前記第1または第2において、
前記取り付け可変部は、水平円板状の支持板部と、前記支持板部に円形状に配置された複数の取り付け孔と、前記複数の取り付け孔に沿って配置されたガイド孔とを備え、
前記発光部取り付け部材は、前記支持部材に着脱自在に取り付けられる取り付け部と、前記発光部を外面に配置した発光部取り付け部とを備え、前記取り付け部は前記取り付け孔に対して選択的に挿入可能な脚部を備え、
前記取り付け孔に対し前記脚部が挿入された状態で前記支持板部に対して前記発光部取り付け部材を着脱自在に保持する保持装置を備え、
前記保持装置は、前記発光部取り付け板部と前記脚部の間で前記発光部取り付け部材を貫通し、前記ガイド孔に移動可能に挿入されるネジ部材と、前記支持板部の下側に位置し前記ネジ部材が螺合するナット部材とを備える、
ことを特徴とする。
第6の本発明の屋外設置型の照明器具は、前記第1または第2において、
前記支持部材は、前記取り付け基部から上方に向けて立設された支持基柱部と、前記支持基柱部の上部に取り付けられた水平円板状の支持板部を備え、前記取り付け可変部は、前記支持板部に所定間隔を存して円形状に配置された複数の取り付け孔と、前記複数の取り付け孔に沿って配置されたガイド孔とを備え、
前記発光部取り付け部材は、前記発光部を外面に配置した発光部取り付け板部と、前記発光部取り付け板部の上部に連接し前記取り付け孔に対して選択的に挿入可能な脚部とを備え、前記脚部が前記取り付け孔に挿入状態にて、前記支持板部の外側を通りまたは前記支持板部の内側孔を通り吊り下げ状態であり、
前記取り付け孔に対し前記脚部が挿入された状態で前記支持板部に対して前記発光部取り付け部材を着脱自在に保持する保持装置を備え、
前記保持装置は、前記発光部取り付け板部と前記脚部の間で前記発光部取り付け部材を貫通し、前記ガイド孔に挿入されるネジ部材と、前記支持板部の下側に位置し前記ネジ部材が螺合するナット部材とを備える、
ことを特徴とする。
第7の本発明の屋外設置型の照明器具は、前記第5または第6において、
前記ナット部材は、前記発光部取り付け部材の孔を貫通し前記支持板部の下側に位置し前記ネジ部材が螺合するナット部と、前記ナット部と連接し前記発光部取り付け部材の孔の縁部に係止する係止部とを備え、
前記ナット部材は、前記ネジ部材との螺合が解除された状態で、前記係止部が前記発光部取り付け部材の孔の縁部に係止した状態で吊り下げ状態となる、
ことを特徴とする。
第8の本発明の屋外設置型の照明器具は、前記第1乃至第7のいずれかにおいて、
前記取り付け基部、前記発光部取り付け部材、及び前記支持部材は、金属製である、ことを特徴とする。
第9の本発明の屋外設置型の照明器具は、前記第1乃至第8のいずれかにおいて、
前記照明器具は通信制御部を備え、前記通信制御部は、外部からの信号を受けて前記発光部の点灯状態を変えられる機能を備え、外部からの信号を受けて前記発光部の点灯状態や必要な信号を発信する機能を具備していることを特徴とする。
本発明の屋外設置型の照明器具は、取り付け基部から上方に延び発光部取り付け部材の複数が配置される支持部材を設け、支持部材は、発光部取り付け部材の複数が上下方向軸周りに取り付け位置変更可能に取り付けられる取り付け可変部を備える。
これにより、支持部材に対して発光部取り付け部材の位置を変更することにより、照明器具の垂直軸廻りに対して、発光部の照射方向が個別に変更可能となり、近隣住民や歩行者に対しては眩しさ(グレア)を極力低減した照明が得られる。
また、このように発光部取り付け部材の位置を変更することにより、照明器具の光が一方向へ集中するようにすることもできる。
本発明の照明器具は、透光カバー部材は上面が開口し、この開口を覆う上部カバーを備え、透光カバー部材内に、支持部材に発光部の点灯電力を供給する点灯電力供給部、及び下部が支持部材に取り付けられ上部に上部カバーの上面側から上部カバーを着脱自在に取り付けるカバー取付部材とを備える。
これにより、発光部と点灯電力供給部の配線が容易となり、更に、上部カバーを取り外せば、発光部と点灯電力供給部の点検が容易となる効果を奏する。
本発明の照明器具は、取り付け可変部として、円形状に配置された複数の取り付け孔を備え、発光部取り付け部材は、発光部を外面に配置した発光部取り付け部と、取り付け孔に対して選択的に挿入可能な脚部とを備え、取り付け孔に対する脚部の挿入位置によって、発光部の光照射方向が可変である。
これにより、発光部の光照射方向が容易に可変可能であり、発光部をその照射方向に確定することが容易となる。
本発明の照明器具は、支持部材側の複数の取り付け孔のいずれかに発光部取り付け部材側の脚部が挿入され、その状態で、保持装置が支持部材に発光部取り付け部材を着脱自在に保持する。
これにより、発光部を所定の光照射方向に向けた状態での保持が安定し、また、容易に光照射方向を変更可能となる。
本発明の照明器具は、ネジ部材を締めることにより、ナット部材によって発光部取り付け部材を支持板部に固定でき、発光部を所定の光照射方向に向けた状態に保持できる。また、ネジ部材を緩めることにより、発光部取り付け部材が支持板部に対して移動可能となり、その移動はガイド孔に沿ってネジ部材が移動できるため、取り付け孔に対する脚部の挿入位置を変更した後、再びネジ部材を締めることにより発光部を新たな光照射方向に向けた状態に保持できる。
本発明の照明器具は、支持部材は、取り付け基部から上方に向けて立設された支持基柱部と、支持基柱部の上部に取り付けられた水平円板状の支持板部を備え、取り付け可変部は、支持板部に所定間隔を存して円形状に配置された複数の取り付け孔と、この複数の取り付け孔に沿って配置されたガイド孔とを備え、発光部取り付け部材は、発光部を外面に配置した発光部取り付け板部と、発光部取り付け板部の上部に連接し前記取り付け孔に対して選択的に挿入可能な脚部とを備え、脚部が前記取り付け孔に挿入状態にて、支持板部の外側を通りまたは支持板部の内側孔を通り吊り下げ状態である。
このため、発光部取り付け部材を円板状の支持板部に対して移動するとき、発光部取り付け部材がガイド孔に沿って回動移動でき、発光部を新たな光照射方向に向ける変更がし易くなる。
本発明の照明器具は、ナット部材は、発光部取り付け部材の孔を貫通し支持板部の下側に位置しネジ部材が螺合するナット部と、ナット部と連接し発光部取り付け部材の孔の縁部に係止する係止部とを備える。このため、ネジ部材を緩めてナット部材がネジ部材との螺合が解除された状態で、発光部取り付け部材を円板状の支持板部に対して回動させるとき、係止部が発光部取り付け部材の孔の縁部に係止した状態で吊り下げ状態となる。このため、ナット部材が落下せず、再び発光部を新たな光照射方向に向け、その状態でネジ部材を締めて発光部取り付け部材を円板状の支持板部に固定するときの作業がし易くなる。
また、本発明の照明器具は、取り付け基部、発光部取り付け部材、及び支持部材は金属製であることにより、発光部の発熱が発光部取り付け部材及び支持部材によって透光カバー部材内に放散され、透光カバー部材を通して周囲空間へ放散される。更に、発光部の発熱は、発光部取り付け部材及び支持部材を通して取り付け基部に伝達され、取り付け基部を金属製とすることにより、このルートからも放熱でき、発光部の発熱放散効果が良好となる。
また、本発明の照明器具は通信制御部を備え、この通信制御部は、外部からの信号を受けて発光部の点灯状態を変えられる機能を備え、外部からの信号を受けて発光部の点灯状態や必要な信号を発信する機能を具備している。
これにより、照明器具の複数を設置地域ごとに管理センターで管理するシステムとして有効となる。
本発明に係る照明器具の正面図である。 本発明に係る照明器具の上面図である。 本発明に係る照明器具の下面図である。 本発明に係る照明器具の内部機構を点線で示す図である。 本発明に係る照明器具の右半分を縦断面で示す図である。 本発明に係る照明器具の中間部を横断面で示す図である。 本発明に係る照明器具の取り付け基部の縦断図である。 本発明に係る照明器具の発光部が90度間隔に配置された状態を示す平面図である。 図8における発光部取り付け部材の取り付け状態の側面図である。 本発明に係る照明器具の発光部の平面図である。 本発明に係る照明器具の発光部取り付け部材を持ち上げた状態の取り付け可変部の構成を示す分解斜視図である。 図11における支持板部と発光部取り付け部材との関係を示す縦断側面図である。 本発明に係る照明器具の発光部が一方向へ偏って配置された状態を示す平面図である。 本発明に係る照明器具が支柱に取り付けられた状態の側面図である。 本発明に係る照明器具の第2の実施形態を右半分が縦断面で示される図である。 本発明に係る照明器具の第3の実施形態を右半分が縦断面で示される図である。 本発明に係る照明器具の第4の実施形態として支持板部4Bがドーナツ状円板である場合の発光部が90度間隔に配置された状態を示す平面図である。 図17において発光部取り付け部材3の取り付け状態を示す断面図である。
本発明の照明器具1は、支柱PLの先端部に取り付けられる取り付け基部2と、発光部6を外面に取り付けた発光部取り付け部材3と、前記取り付け基部2から上方に延び周囲に前記発光部取り付け部材3の複数を配置可能な支持部材4と、下部が前記取り付け基部2に連接し前記支持部材4及び前記発光部取り付け部材3を覆い前記発光部6の光を透過する透光カバー部材5とを備え、前記支持部材4は、前記発光部取り付け部材3の複数が上下方向軸周りに取り付け位置変更可能に取り付けられる取り付け可変部8を備える屋外設置型の照明器具である。
以下、本発明の実施形態として、所要箇所に向けた光を発する照明用光源7が複数のLED素子(発光ダイオード)7で構成された屋外設置型の照明器具1について、図面を参照して説明する。
本発明の屋外設置型の照明器具1は、図14に示すように、金属製の支柱PLの先端部に支持される形態である。そのため、取り付け基部2は、アルミニウムダイキャスト等で作製された金属製である。取り付け基部2は、中央部に、円柱状または円筒状の支柱PLの先端部が下方から挿入される円筒形状の支柱挿入部11が下方に開口して形成され、この支柱挿入部11と同心円でもって支柱挿入部11に連続して、上方に円錐形状に拡大開口したカバー取り付け部4が形成された形態である。支柱挿入部3は、カバー取り付け部4の内方位置まで上方に延在し、その周囲に支持部材4の取り付け部9を等角度間隔に一体形成しており、実施例では180度間隔に形成している。
支持部材4は、金属製であり、取り付け基部2から上方に延び、周囲に発光部取り付け部材3の複数を上下方向軸周りに取り付け位置変更可能に取り付ける取り付け可変部8を備える。発光部取り付け部材3は、発光部6を外面に取り付けるものである。
具体的には、支持部材4は、取り付け基部2から上方に延びる支持基柱部4Aと、支持基柱部4Aの周囲に発光部取り付け部材3の複数を配置可能とする水平状に配置される円板状の支持板部4Bとを有する。
支持基柱部4Aの下端部には螺旋状の雄ネジ部が形成されており、この雄ネジ部の上部に支持ナット40を備え、取り付け部9の上面に電源線支持板10が渡り配置された状態で、支持基柱部4Aの下端部の雄ネジ部が電源線支持板10を貫通して取り付け部9に形成した雌ネジ孔に螺合し、支持ナット40が電源線支持板10を押圧状態で取り付け部9に支持基柱部4Aが垂直状態に立設される。この状態で、支持部材4は、支柱挿入部11の周囲において取り付け基部2の上方に略垂直状に立設され、照明器具1の中央部に位置する。
なお、支持部材4の形態によって、取り付け部9は180度間隔に限らず、90度間隔等、適宜等角度に配置される。
支持基柱部4Aの上部に支持板部4Bが取り付けられる。支持基柱部4Aの上端部には螺旋状の雄ネジ部が形成されており、この雄ネジ部の下部に支持ナット41を備え、支持基柱部4Aの上端部が支持板部4Bの孔4BPを貫通状態で支持ナット41上に支持板部4Bを載置し、その状態で支持基柱部4Aの上端部の雄ネジ部に螺合する締め付けナット42の締め付けによって、支持基柱部4Aの上に円板状の支持板部4Bが水平状に配置される。
発光部6は、照明用光源7が複数の発光素子で構成される場合と、有機ELのように面発光体で構成される場合等があり、複数の発光素子で構成される場合の一つとして、発光ダイオードであるLED素子7が複数個配置される形態がある。
実施例では、発光部6は、複数のLED素子7が縦長矩形状の発光部基板12の表面側に配置された形態であり、図10に示すように、縦方向に1列3個が左右2列配置である。
その場合、発光部6の光が所定方向に好ましい配光を形成するために、照射光を発するLED素子7と、下側面にLED素子7が配置された発光部基板12の他に、LED素子7を覆うように発光部基板12の下側面に組み合わされLED素子7が放射する光を所定の配光にて出射する配光ユニット13を備える構成でもよい。
配光ユニット13は透光性合成樹脂製であり、その一つの形態として、板状部81に複数の配光部82を一体形成した構成である。配光部82は、LED素子7ごとに所定の配光となる出射光を形成する部分であり、実施例ではレンズ形態をなす。板状部81の外形を発光部基板12と同形状・同寸法とすることにより、発光部基板12と配光ユニット13とを重ね合わせ状態で一体化できる。
支持部材4は、周囲に発光部取り付け部材3の複数を上下方向軸周りに取り付け位置変更可能に取り付ける取り付け可変部8を備える。このため、支持板部4Bの周縁部には、発光部取り付け部材3の複数が支持基柱部4Aの周囲に取り付け位置変更可能に取り付けられる取り付け可変部8を備える。前記上下方向軸周りへの取り付けとは、図14に示すように支柱PLが垂直設置の場合は、支持部材4は取り付け基部2から上方に垂直状態に立設され、支持部材4の上下方向軸が垂直軸となるため、この垂直軸の周りに取り付け可変部8を備える。
取り付け可変部8は、支持板部4Bと、支持板部4Bの周縁4Fに沿って円形状に配置された複数の取り付け孔15(以下、位置決め孔15という)と、複数の位置決め孔15に沿って配置されたガイド孔16とを備える。実施例では、図13に示すように、支持板部4Bの周縁4Fと位置決め孔15の間にあって支持板部4Bの周縁に沿って配置された円弧状のガイド孔16を備える。
発光部取り付け部材3は金属製であり、支持部材4に着脱自在に取り付けられる取り付け部31と、取り付け部31に連接し発光部6を外面に配置した発光部取り付け板部32とを備える。発光部取り付け部32は、斜め内向き下方に傾斜した平板状であり、この発光部取り付け板部32の外面に、発光部6が外面側となるように発光部基板12の裏面が当接する状態で、ネジ44で固定される。
なお、配光ユニット13を設ける場合は、配光部82がLED素子7を覆うように発光部基板12の外面に配光ユニット13を重ね合わせ状態に取り付ける。この場合、配光ユニット13の板状部81と発光部基板12とを貫通するネジ44にて発光部取り付け板部32に取り付ける構成でもよい。
取り付け部31は、発光部取り付け板部32の上端部に連接し支持板部4Bの周縁4Fに対向するガイド部33と、ガイド部33に連接し位置決め孔15の2個以上の複数に対して選択的に挿入可能な一対の脚部34とを備える。
実施例では図8等に示すように、一つの円弧状のガイド孔16に対応して等間隔配置の9個の位置決め孔15を備え、この位置決め孔15のうちの一つ置きの隣り合う2個の位置決め孔15に嵌り合うように、2個の脚部34を備える。
位置決め孔15に対し脚部34が挿入された状態で、支持板部4Bに対して発光部取り付け部材3を着脱自在に保持する保持装置17を備える。
保持装置17は、発光部取り付け板部32と脚部34の間で発光部取り付け部材3を貫通し、円弧状ガイド孔16に移動可能に挿入されるネジ部材18と、支持板部4Bの下側に位置しネジ部材18が螺合するナット部材19とを備える。
この具体的構成として、保持装置17は、ガイド部33と脚部34の間で取り付け部31の水平部分を貫通し円弧状ガイド孔16に挿入されるネジ部材18と、支持板部4Bの下側に位置しネジ部材18が螺合するナット部材19とを備える。ネジ部材18は、手で簡単に締め付け及び緩め操作ができるように上部に双葉状に広がった操作部18Aを有する蝶ネジと称する形態である。
この構成によって、一対の脚部34が位置決め孔15に対して選択的に挿入された状態で、ネジ部材18がナット部材19に締め付け螺合することにより、ナット部材19が支持板部4Bの下側面に当接し、発光部取り付け部材3が支持部材4の所定位置に固定される。図8は、支持板部4Bの上面から見た平面図であり、発光部6の光が照明器具1の全周囲から照射されるように、発光部6が90度間隔に配置された状態を示している。このように脚部34が位置決め孔15に挿入状態にて、発光部取り付け板部32は脚部34から支持板部4Bの外側を通り吊り下げ状態となる。
この状態から発光部6の光照射方向を変更する場合は、脚部34が位置決め孔15の上方へ外れるように、発光部取り付け部材3を持ち上げ得る程度にネジ部材18をナット部材19から緩める。この状態で、ナット部材19はネジ部材18のネジ部に螺合した状態を維持しており、支持板部4Bに対して発光部取り付け部材3を持ち上げた状態で、ガイド部33が支持板部4Bの周縁4Fを案内面として摺動するように発光部取り付け部材3を照明器具1の垂直軸廻りに円周方向へ回動させる。この場合、ネジ部材18は円弧状ガイド孔16に入り込んだ状態で円周方向へ移動する。
この操作により、脚部34が新たな位置決め孔15に対応した状態で、発光部取り付け部材3を降下させる。これによって、脚部34が新たな位置決め孔15に嵌り、その状態でネジ部材18を回してナット部材19が支持板部4Bの下側面に当接した状態で、発光部6が新たな光照射方向位置において発光部取り付け部材3が支持部材4の所定位置に固定される。
上記のように、支持部材4に対して発光部取り付け部材3の位置を変更することにより、照明器具1の垂直軸廻りに対して、4個の発光部6の照射方向が個別に変更可能となる。
このように発光部6の照射方向が個別に変更することにより、近隣住民や歩行者に対しては眩しさ(グレア)を極力低減した照明を得ることができる。その一つの例が図13であり、図13は発光部6が一方向へ偏って配置された状態を平面図で示しており、発光部6からの光が近隣住民や歩行者に対しては眩しさ(グレア)を感じる方向(図13の左側であり、発光部6の背面側の方向)を直接照らさないような配置とすることができる。
図13は、4個の発光部6が一方向へ偏って配置された状態であるが、例えば、図8の状態において眩しさ(グレア)を低減する側の発光部6(例えば、図8の上部の発光部6)を取り外すとか、また、図13の4個の発光部6のうち、左右両側の2個を取り外して残りの2個で一方向の照明とすることも可能である。
また、図13のように、一方向へ偏って配置される場合は、図8の場合に比して、その一方向への発光部6による照度が増すため、その方向を強く照明することが要求される場合に有効となる。
このような発光部6の光照射方向の変更操作において、ネジ部材18は円弧状ガイド孔16に挿入された状態で円弧状ガイド孔16に沿って移動するが、例えば、一周360度の円周上において円弧状ガイド孔16を4等分の位置に配置する等、一つの円周上において円弧状ガイド孔16を複数形成する場合は、図示のようにて円弧状ガイド孔16の相互間に円弧状ガイド孔16の存在しない不連続箇所20が存在する。
このため、この不連続箇所20を跨いでネジ部材18を隣の円弧状ガイド孔16へ移動させる場合には、一旦ネジ部材18をナット部材19から外し、隣の円弧状ガイド孔16へ移動した段階で再度ネジ部材18をナット部材19に螺合させる必要があり、その場合、ネジ部材18から外れたナット部材19を手で保持しなければ落下する。
これを防止するために、図11及び図12に示すように、ナット部材19は、ガイド部33に形成した縦方向の長孔33Aを貫通し支持板部4Bの下側に位置しネジ部材18が螺合するナット部19Aと、ナット19Aと連接しガイド部33の孔33Aの縁部に係止する係止部19Bとを備える。
ナット部材19は、係止部19Bよりもナット部19Aの方の重量が大である。これによって、図11及び図12に点線で示すように、ナット部材19は、ネジ部材18との螺合が解除された状態で、係止部19Bがガイド部33の孔33Aの縁部に係止した状態で吊り下げ状態となる。
このため、ネジ部材18を一つの円弧状ガイド孔16から隣の円弧状ガイド孔16へ移動させる場合も、ネジ部材18から外れたナット部材19を手で保持しなくても落下する虞はなく、ナット部材19の紛失もなく、発光部6の光照射方向の変更操作が効率よく行えるものとなる。
透光カバー部材5は、発光部6が発する光りを透過するガラスや合成樹脂で構成され、内部に収容する各部品が外部から透視し難いように、乳白色としたり、内面に梨地のようなシボ加工が施される。
透光カバー部材5は、発光部6が発する光りを透過し拡散するために、下部から上部にかけて拡大する球状周面形態を有し、上部と下部に円形状の開口5A、5Bを有する。下部の開口5Bの周縁部に形成した内向きの環状フランジ5Cが、取り付け基部2のカバー取り付け部2Cに環状パッキン21を介して載置され、金属製の固定具22が環状フランジ5Cに載置された状態で、固定具22の上方から固定ネジ23をカバー取り付け部2C内側に一体形成した固定部24に締め付けることにより、環状パッキン21が圧縮状態で透光カバー部材5が取り付け基部2に固定される。
取り付け基部2に一体に形成された固定部24は、支柱挿入部3を中心として180度、90度、60度等のように、等角度間隔で配置される。
透光カバー部材5の上部開口5Aは、環状パッキン25を介して透光カバー部材5に載置される上部カバー26によって覆われる。上部カバー26は光不透過性であり、金属で以って円形環状の周囲壁26Aと上部中心部に向けて球面状に膨出した上壁26Bが一体成型された蓋形態である。
透光カバー部材5の内部には、支持部材4の上部に発光部6の点灯電力を供給する点灯電力供給部36と、上部カバー26を着脱自在に取り付けるカバー取付部材28とを備える。
このため、支持部材4の支持板部4Bには、取り付け可変部8よりも内方位置にカバー取付部材28を取り付けている。カバー取付部材28は、門型の形態をなし、下部の左右の固定部28Bを支持基柱部4Aの上端部の雄ネジ部が貫通状態に支持板部4B上に載置し、この状態で、支持板部4Bと共に締め付けナット42で締め付け固定される。カバー取付部材28の上部辺28Aは、上部カバー26の中心部を貫通するギボシ形態の取り付けネジ35が螺合する部分である。取り付けネジ35のギボシ部と上部カバー26との間には防水用のパッキン38が介在されている。
門型のカバー取付部材28の内側には、カバー取付部材28によって点灯電力供給部36が覆われる状態でもって、発光部6の点灯電力を供給する点灯電力供給部36が金属製カバー59で覆われた状態で、取り付け台座36Dを介して支持板部4B上に取り付けられている。点灯電力供給部36は、電力供給ライン37から商用交流電力が供給される。電力供給ライン37は、支柱PL及び支柱挿入部3を通り電源線支持板10を貫通して支持基柱部4Aに沿って配線される。
点灯電力供給部36は、商用交流電力を直流電力変換部で直流電力に変換し、照明器具1の周囲の照度を検出する照度センサ(図示せず)によって、発光部6の点灯及び消灯が制御される構成である。
電力供給ライン37は、電源線支持板10の上面に適宜の保持手段48によって途中部分が保持され、保持部材39によって支柱PLに保持される。
このため点灯電力供給部36は、照度センサが照明器具1の周囲の照度が所定照度以下になったことを検出することによって、直流電力変換部の直流電力を発光部6へ供給してLED素子7を点灯させ、照度センサが照明器具1の周囲の照度が所定照度以上になったことを検出することによって、発光部6への直流電力供給を停止してLED素子7を消灯させる。
この様な構成によって、取り付け基部2に取り付けた透光カバー部材5の上面開口5Aを上部カバー26で覆った状態で、取り付けネジ35を締め付けることにより、環状パッキン25を圧縮する状態で上部カバー26が透光カバー部材5上に固定される。
発光部6や点灯電力供給部36の点検等の際には、取り付けネジ35を緩めることにより、上部カバー26を透光カバー部材5から取り外すことができる。
支柱PLの先端部分に照明器具1を固定する手段は、支柱挿入部11の下部に対応して、取り付け基部2の下部に等角度間隔で3か所形成した凹部46の奥壁に取り付けネジ孔45が貫通形成され、支柱挿入部11に支柱PLの先端部分を挿入した状態で、取り付けネジ孔45に螺合する固定ネジの先端が支柱PLの側面を押圧することにより、支柱PLの先端部分に照明器具1が固定される。
本発明は上記のように、取り付け可変部8によって、支持部材4に対して発光部取り付け部材3の位置を変更することにより、照明器具1の垂直軸廻りの全方位に対して、発光部6の照射方向が個別に変更可能となる。このため、眩しさを抑制する方向への発光部6の光照射方向を容易に変更できる。
また、発光部6の光照射方向が一方向へ向くように複数の発光部取り付け部材3を移動させれば、一方向への照射光量が増し、一方向の照度を上げることができる。
照明器具1内の空気は、周囲温度変化によって凝縮し、透光カバー部材5内面等照明器具1内に結露が生じる虞があるための、この結露が生じた場合は、その結露を排出するために3個の排水孔47が、等角度間隔で取り付け基部2に貫通形成されている。
図15には、照明器具1の第2の実施形態を示す。図15のものは、図4に示す形態に比して、発光部取り付け板部32が斜め上外方向へ向くように取り付けられ、発光部6が斜め上外方向から透光カバー部材5を通して周辺を照らす形態である。図15において図1乃至図14と同機能部には同じ符号を付している。
本発明の照明器具1は、透光カバー部材5を透過する光を周囲方向に略均一に放射させることが好ましい。発光部6が透光カバー部材5の内面に近づき過ぎると、照明器具1を外部から見た場合、単一の発光部6の光が透光カバー部材5の一部分に集中する発光状態になる。実施形態のように周囲方向に4個の発光部6を等間隔配置した場合、発光部6が透光カバー部材5の内面に近づき過ぎると、透光カバー部材5の4か所が集中的に明るい状態となり好ましくない。
これを解消して、発光部6からの光を周囲方向に略均一に放散させるために、発光部6を透光カバー部材5の内面から遠ざけて、透光カバー部材5を透過する光を周囲方向に略均一に放射させることができる構成とする。
その一例を図16に照明器具1の第3の実施形態として示す。図16において、発光部取り付け板部32は、取り付け部31から内側へ屈曲し、更に斜め下内側へ向けて取り付け基部2の上端部近傍まで長く延びた形態とし、その発光部取り付け板部32の表面に取り付けた略同じ長さの発光部基板12の表面に、1列6個のLED素子7が等間隔配置されて発光部6を構成している。なお、1列6個のLED素子7が等間隔配置されそれが左右2列配置されて発光部6を構成してもよい。
図16において図1乃至図14と同機能部には同じ符号を付している。
これによって、発光部基板12上のLED素子7で構成する発光部6は、透光カバー部材5の内面に沿った配置状態となり、発光部6の光が透光カバー部材5の一部分に集中する発光状態が解消され、照明効果の低減を抑制しつつ、透光カバー部材5の上部から下部に至る範囲で透過する光を周囲方向に略均一に放散させることができるものとなる。
図16では、点灯電力供給部36が、取り付け基部2と支持板部4Bとの間において、支持基柱部4A相互間の空間の有効利用として、この空間に配置されている。具体的には、上部は支持基柱部4Aの一つが貫通して支持され、下部はネジ60にて電源線支持板10に固定される取り付け台座36Dを設け、その取り付け台座36Dの側面に、金属製カバー59で覆われた状態で、点灯電力供給部36が縦長状態に取り付けられている。
照明器具1の複数を設置地域ごとに管理する管理センターを設けるシステムにおいて、管理センターに外部通信制御部が設置され、各照明器具1の点灯制御をする方式とする場合は、支持板部4B上に点灯電力供給部3の他に、外部通信制御部と通信する照明器具1側の通信制御部を設けることができる。また、透光カバー部材5は、発光部6が発する光りを透過するガラスや合成樹脂で構成されることにより、電波透過機能を備える。
これによって、照明器具1側の通信制御部が外部通信制御部からの指令を受けて点灯電力供給部36を制御し、照明器具1の発光部6の点灯及び消灯の制御や、点灯状態の発光部6の調光制御を行ったり、更には、発光部6が災害時発光部を備える場合は、照明器具1側の通信制御部が外部通信制御部からの災害時指令を受けて発光部6が赤色発光状態に変更される等、種々の点灯制御が可能となる。また、発光部6が各種の発光色のLEDを備える場合は、照明器具1側の通信制御部が外部通信制御部からの指令を受けて、発光部6の光色変換制御を行うことができる。
また、照明器具1側の通信制御部が送受信機能を備え、照明器具1に発光部6の発光状態検知センサや照明器具1の故障検知センサ等の各種の検知センサを設け、照明器具1側の通信制御部が外部通信制御部からの指令に基づき照明器具1側の通信制御部からこれらセンサで検知した情報を送信し、管理センターにおいて地域の照明器具1の故障検知や、照明器具1が好ましい状況を維持するための監視機能を備えるようにすることができる。
本発明の屋外設置型の照明器具1は、上記のように、支柱PLの先端部に取り付けられる取り付け基部2と、発光部6を外面に取り付けた発光部取り付け部材3と、取り付け基部2から上方に延び発光部取り付け部材3の複数を配置可能な支持部材4と、下部が取り付け基部2に連接し支持部材4及び発光部取り付け部材3を覆い発光部6の光を透過する透光カバー部材5とを備え、支持部材4は、発光部取り付け部材3の複数が上下方向軸周りに取り付け位置変更可能に取り付けられる取り付け可変部8を備える。
上記第1乃至第3の実施形態は、取り付け可変部8は、水平円板状の支持板部4Bと、支持板部4Bの周縁に沿って円形状に配置された複数の取り付け孔15(位置決め孔15)と、支持板部4Bの周縁と取り付け孔15の間にあって支持板部4Bの周縁に沿って配置された円弧状ガイド孔とを備える。
これに替わる第4の実施形態として、図17及び図18に示すように、水平円板状の支持板部4Bが内側孔として中央円形孔4BHを有するドーナツ状円板とし、この中央円形孔4BHに沿って支持板部4Bの板面に、複数の位置決め孔15(取り付け孔15)を円形状に等間隔に配置し、この位置決め孔15に沿って円形状に円弧状ガイド孔16を形成している。
このため、脚部34が位置決め孔15に挿入状態にて、発光部取り付け板部32は、支持板部4Bの中央円形孔4BHを通り、支持基柱部4Aの内側位置になるように下方に吊り下げ状態となる。
図17及び図18において図1乃至図14と同機能部には同じ符号を付している。
また、上記同様に、保持装置17は、発光部取り付け板部32と脚部34の間で発光部取り付け部材3を貫通し、円弧状ガイド孔16に移動可能に挿入されるネジ部材18と、支持板部4Bの下側に位置しネジ部材18が螺合するナット部材19とを備える。そして、ナット部材19は、ネジ部材18との螺合が解除された状態で、係止部19Bがガイド部33の孔33Aの縁部に係止した状態で吊り下げ状態となる。
このため、ネジ部材18を一つの円弧状ガイド孔16から隣の円弧状ガイド孔16へ移動させる場合も、ネジ部材18から外れたナット部材19を手で保持しなくても落下する虞はなく、ナット部材19の紛失もなく、発光部6の光照射方向の変更操作が効率よく行えるものとなる。
図17及び図18に示すように、取り付け部31の脚部34は、取り付け部31の中央部に形成した1個であり、上記第1乃至第3の実施形態と同様に、ネジ部材18を緩めることにより、取り付け部31の脚部34を位置決め孔15の上方へ持ち上げ、円弧状ガイド孔16に沿ってネジ部材18を移動させる関係にて発光部取り付け部材3を回動移動させる。この場合、ガイド部33が中央円形孔4BHの周縁部に対向位置となり、発光部取り付け部材3の回動移動の際に、ガイド部33が中央円形孔4BHの周縁部を摺動する関係とすることができる。この操作によって、支持板部4Bに対して発光部取り付け部材3を移動させ、所定位置において取り付け部31の脚部34が位置決め孔15の一つに嵌り合い、その状態で、ネジ部材18をナット部材19に締め付けることによって、その新たな位置にて支持板部4Bに対して発光部取り付け部材3が固定される。
このように脚部34が複数の位置決め孔15のうちの一つに選択的に嵌り合う関係によって、上記第1乃至第3の実施形態と同様に、発光部取り付け部材3の位置が変更可能となる。
また、第4の実施形態にあっても、発光部6を透光カバー部材5の内面から遠ざけた配置となり、発光部6からの光を周囲方向に略均一に放散させるために、透光カバー部材5を透過する光を周囲方向に略均一に放射させることができる構成とする。
このため、第4の実施形態にあっても、上記第1乃至第3の実施形態と同様の目的を達成し、同様の効果を奏することができるものである。
1 照明器具
2 取り付け基部
3 発光部取り付け部材
4 支持部材
4A 支持基柱部
4B 支持板部
4BH 内側孔(中央円形孔)
4F 支持板部4Bの周縁
5 透光カバー部材
6 発光部
7 照明用光源(LED素子)
8 取り付け可変部
9 取り付け部
10 電源線支持板
12 発光部基板
13 配光ユニット
15 位置決め孔(取り付け孔)
16 円弧状ガイド孔
17 保持装置
18 ネジ部材
19 ナット部材
20 不連続箇所
21 環状パッキン
22 固定具
23 固定ネジ
24 固定部
25 環状パッキン
26 採光部
27 採光孔
28 カバー取付部材
31 取り付け部
32 発光部取り付け板部
33 ガイド部
34 脚部
35 取り付けネジ
36 点灯電力供給部
37 電力供給ライン

Claims (9)

  1. 支柱の先端部に取り付けられる取り付け基部と、発光部を外面に取り付けた発光部取り付け部材と、前記取り付け基部から上方に延び前記発光部取り付け部材の複数を配置可能な支持部材と、下部が前記取り付け基部に連接し前記支持部材及び前記発光部取り付け部材を覆い前記発光部の光を透過する透光カバー部材とを備え、前記支持部材は、前記発光部取り付け部材の複数が上下方向軸周りに取り付け位置変更可能に取り付けられる取り付け可変部を備える、
    ことを特徴とする屋外設置型の照明器具。
  2. 前記透光カバー部材は上面が開口し、前記開口を覆う上部カバーを備え、
    前記透光カバー部材内に、前記支持部材に取り付けられ前記発光部の点灯電力を供給する点灯電力供給部、及び下部が前記支持部材に取り付けられ上部に前記上部カバーの上面側から前記上部カバーを着脱自在に取り付けるカバー取付部材とを備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の屋外設置型の照明器具。
  3. 前記取り付け可変部は、円形状に配置された複数の取り付け孔を備え、
    前記発光部取り付け部材は、前記支持部材に着脱自在に取り付けられる取り付け部と、前記発光部を外面に配置した発光部取り付け部とを備え、前記取り付け部は前記取り付け孔に対して選択的に挿入可能な脚部を備え、
    前記取り付け孔に対する前記脚部の挿入位置によって、前記発光部の光照射方向が可変である、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の屋外設置型の照明器具。
  4. 前記取り付け孔に前記脚部が挿入された状態で、前記支持部材に前記発光部取り付け部材を着脱自在に保持する保持装置を備えた、
    ことを特徴とする請求項3に記載の屋外設置型の照明器具。
  5. 前記取り付け可変部は、水平円板状の支持板部と、前記支持板部に円形状に配置された複数の取り付け孔と、前記複数の取り付け孔に沿って配置されたガイド孔とを備え、
    前記発光部取り付け部材は、前記支持部材に着脱自在に取り付けられる取り付け部と、前記発光部を外面に配置した発光部取り付け部とを備え、前記取り付け部は前記取り付け孔に対して選択的に挿入可能な脚部を備え、
    前記取り付け孔に対し前記脚部が挿入された状態で前記支持板部に対して前記発光部取り付け部材を着脱自在に保持する保持装置を備え、
    前記保持装置は、前記発光部取り付け板部と前記脚部の間で前記発光部取り付け部材を貫通し、前記ガイド孔に移動可能に挿入されるネジ部材と、前記支持板部の下側に位置し前記ネジ部材が螺合するナット部材とを備える、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の屋外設置型の照明器具。
  6. 前記支持部材は、前記取り付け基部から上方に向けて立設された支持基柱部と、前記支持基柱部の上部に取り付けられた水平円板状の支持板部を備え、前記取り付け可変部は、前記支持板部に所定間隔を存して円形状に配置された複数の取り付け孔と、前記複数の取り付け孔に沿って配置されたガイド孔とを備え、
    前記発光部取り付け部材は、前記発光部を外面に配置した発光部取り付け板部と、前記発光部取り付け板部の上部に連接し前記取り付け孔に対して選択的に挿入可能な脚部とを備え、前記脚部が前記取り付け孔に挿入状態にて、前記支持板部の外側を通りまたは前記支持板部の内側孔を通り吊り下げ状態であり、
    前記取り付け孔に対し前記脚部が挿入された状態で前記支持板部に対して前記発光部取り付け部材を着脱自在に保持する保持装置を備え、
    前記保持装置は、前記発光部取り付け板部と前記脚部の間で前記発光部取り付け部材を貫通し、前記ガイド孔に挿入されるネジ部材と、前記支持板部の下側に位置し前記ネジ部材が螺合するナット部材とを備える、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の屋外設置型の照明器具。
  7. 前記ナット部材は、前記発光部取り付け部材の孔を貫通し前記支持板部の下側に位置し前記ネジ部材が螺合するナット部と、前記ナット部と連接し前記発光部取り付け部材の孔の縁部に係止する係止部とを備え、
    前記ナット部材は、前記ネジ部材との螺合が解除された状態で、前記係止部が前記発光部取り付け部材の孔の縁部に係止した状態で吊り下げ状態となる、
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の屋外設置型の照明器具。
  8. 前記取り付け基部、前記発光部取り付け部材、及び前記支持部材は、金属製である、ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の屋外設置型の照明器具。
  9. 前記照明器具は通信制御部を備え、前記通信制御部は、外部からの信号を受けて前記発光部の点灯状態を変えられる機能を備え、外部からの信号を受けて前記発光部の点灯状態や必要な信号を発信する機能を具備していることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の屋外設置型の照明器具。
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