JP2018124162A - リーク検査方法 リーク検査装置 - Google Patents
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Abstract
Description
短い加圧検査時間の最後の圧力値から、温度補償値と呼ぶ数値を差し引き、その残りの数値の大きさにより、リークの有無を判定する(下記特許文献1、2、3参照)。
第1の検査法と同様に、圧力の時間に対する変化率(以下、圧力の変化率)を、圧力の測定値から求め、それとは別の測定によって、温度変化に起因する圧力変化率を何らかの方法で推定して、該温度変化に起因する圧力の変化率の推定値を、測定値から求めた圧力の変化率から差し引いた残りをリークによる圧力変化率であるとしてリークの有無を判定する(下記特許文献4、5参照)。
リークがない容器に対して行った試験において、加圧後の圧力の変化のパターンを記録装置に記録しておき、それと加圧後の検査対象の容器に生じる圧力変化のパターンとを比較し、検査対象の容器に生じた圧力低下がリークがない容器に生じた圧力低下より大きい場合に、検査対象の容器にリークがあると判定する。この場合、リークがない容器における圧力変化のパターンは、生産ライン上で測定した検査体の平均のパターンとするものもある(下記特許文献3、9、10参照)。
加圧により生じる検査体と参照容器の間の差圧を、リークによる時間の線形関数と、温度変化による指数関数の和と考え、差圧対時間の曲線に対するフィティングによりリークを求める(下記特許文献6、7、8参照)。
検査対象容器の内圧と漏れの無い参照容器の内圧とを共に所定圧力にして封止した後に放置したときの前記検査対象容器の内圧と前記参照容器の内圧との差圧を順次測定し、測定時刻と測定値とを対応付けて記録する測定ステップと、
差圧の変化率の時間経過のモデル関数を、時間tが無限大に向かうときに一様に0に収束する複数の滑らかな関数と、一つの定数との線形結合である関数f(t)として、前記測定ステップで測定した測定値から、該線形結合の各係数の値を決定する係数算出ステップと、
前記係数算出ステップで決定した係数のうちの定数項の値に基づいて、前記検査対象容器の漏れの有無を判定する判定ステップと、
を有する
ことを特徴とするリーク検査方法。
の値が最小になるようにf(t)の各係数の値を決定する
ことを特徴とする請求項1に記載のリーク検査方法。
ノイズを減衰させ、差圧変化率を正確に表示できる方法として優秀な例は、下記の式(13)である。以上、例を述べたが、その本質は、測定した差圧に線形演算を施した結果の主要部が差圧の変化率となる量を用いることを特徴とする。
検査対象容器の内圧と漏れの無い参照容器の内圧とを共に所定圧力P1にして封止した後に放置したときの前記検査対象容器の内圧と前記参照容器の内圧との差圧を順次測定し、測定時刻と測定値とを対応付けて記録する第1測定ステップと、
前記検査対象容器の内圧と前記参照容器の内圧とを共に所定圧力P2にして封止した後に放置したときの前記検査対象容器の内圧と前記参照容器の内圧との差圧を順次測定し、測定時刻と測定値とを対応付けて記録する第2測定ステップと、
差圧の変化率の時間経過のモデル関数を、時間tが無限大に向かうときに一様に0に収束する複数の滑らかな関数と、一つの定数との線形結合である関数f1(t)として、前記第1測定ステップで測定した測定値からf1(t)の各係数の値を決定する第1係数算出ステップと、
差圧の変化率の時間経過のモデル関数を、時間tが無限大に向かうときに一様に0に収束する複数の滑らかな関数と、一つの定数との線形結合である関数f2(t)として、前記第2測定ステップで測定した測定値からf2(t)の各係数の値を決定する第2係数算出ステップと、
前記第1係数算出ステップで求めた係数のうちの定数項をD1、前記第2係数算出ステップで求めた係数のうちの定数項をD2とし、下記の演算の結果の値を漏れ流路の形状のみにより決定される係数として、容器の漏れの有無を判定するステップと、
(ただし、Paは環境圧力、Vは検査対象容器の容積、μは気体粘度)
を有する
ことを特徴とするリーク検査方法。
の値が最小になるようにf1(t)の各係数の値を決定し、
前記第2係数算出ステップでは、前記第2測定ステップでの測定値に基づく差圧の変化率の時間経過の関数をr2(t)とし、r2(t)を近似するモデル関数を前記f2(t)とし、前記第2測定ステップで測定したK2個の測定値から、
の値が最小になるようにf2(t)の各係数の値を決定する
ことを特徴とする[3]に記載のリーク検査方法。
Paを環境圧力として、
検査対象容器の内圧と漏れの無い参照容器の内圧とを共に所定圧力P1=Paにして封止した後に放置したときの前記検査対象容器の内圧と前記参照容器の内圧との差圧を順次測定し、測定時刻と測定値とを対応付けて記録する第1測定ステップと、
前記検査対象容器の内圧と前記参照容器の内圧とを共に所定圧力P2にして封止した後に放置したときの前記検査対象容器の内圧と前記参照容器の内圧との差圧を、前記放置の開始時を基準とした各測定タイミングを前記第1測定ステップの場合と同じにして順次測定し、測定時刻と測定値とを対応付けて記録するする第2測定ステップと、
前記第1測定ステップでの測定値に基づく差圧の変化率の時間経過の関数をr1(t)とし、前記第2測定ステップでの測定値に基づく差圧の変化率の時間経過の関数をr2(t)とし、r2(t)-(P2/P1)r1(t)を近似するモデル関数F(t)を、時間tが無限大に向かうときに一様に0に収束する複数の滑らかな関数と、一つの定数との線形結合である関数F(t)として、前記第1、第2測定ステップで測定したK個の測定値から、
の値が最小になるようにF(t)の各係数の値を決定する係数算出ステップと、
前記係数算出ステップで決定した定数項の値に基づいて、前記検査対象容器の漏れの有無を判定する判定ステップと、
を有する
ことを特徴とするリーク検査方法。
ことを特徴とする[1]乃至[5]のいずれか1つに記載のリーク検査方法。
1.時間tが無限大に向かうときに0に収束する関数を複数設定する。
2.上記関数は、全て微分可能である。
3.上記関数をグラフで示すと、全てが、段付きステップや折れのない関数である。
4.上記1.で設定した各々の関数に定数を設定して線形結合する。
5.上記4.で線形結合して得た関数(f(t))をモデル関数とする。
[1]第1開閉弁31を閉じ、第2開閉弁32、第3開閉弁33、排気弁34、第5開閉弁35、第6開閉弁36はすべてを開放する。これを初期状態とする。
[P1(t1),P1(t2)...,P1(tN1)]
を得る。なお、測定した圧力はそれぞれの測定時刻に対応付けされて記録される。
[P2(s1),P2(s2)...,P2(sN2)]
を得る。なお、測定した圧力はそれぞれの測定時刻に対応付けされて記録される。
次に、測定で取得したデータセットから漏れ量を推定する方法について説明する。なお、ここでは、ワークWからの微小な漏れ以外に外部との物質交換がなく、かつエネルギーの能動的注入もない場合を考える。この場合、測定した差圧の変化率は、長時間後には指数関数的に減衰して消滅する部分と、定数として残る部分からなる。定数項はリークに起因する部分と、環境温度変化に起因する部分からなる。
第1の漏れ量推定方法では、第1のデータセットに対する解析から、差圧変化率の時間無限大における値D1(定数項として残る部分)を求め、第2のデータセットに対する解析から、差圧変化率の時間無限大における値D2(定数項として残る部分)を求める。次に、容器におけるエネルギー保存法則等から、D1、D2のそれぞれを、リークに起因する部分と環境温度変化に起因する部分で表した理論式を作成し、これら2つの式を連立させて環境温度変化に起因する部分を消去して漏れ量を求める式を導出し、この式にD1、D2、等を代入して得た値に基づいて漏れ量を求める。以下詳細に説明する。
チャージ圧がP1のときに生じる差圧をp1と表す。これは時間の関数である。
なお、式(4)〜式(6)の導出に関する詳細は後に説明する。
[P1(t1),P1(t2)...,P1(tN1)]
に関連する計算をまず行う。この実施例ではr1(T)として、後出の式(16)で表されるI1を用いる。それは次のように導いた量である。まず式(4)の両辺にtnをかける。ただしnは正整数である。
次にデータセットP2のもとで求めた第2のデータセット、
[P2(s1),P2(s2)...,P2(sN2)]
に対するデータ処理も、第1のデータセットに対する式(5)〜式(16)と同様に行う。
次に、上記のようにして第1、第2のデータセットから算出したD1, D2に基づいてワークWの漏れ量を求める。(5)式と(22)式とが未知数KTとCBに関する連立方程式となっていることに注目する。これを次のように再記する。
第1の漏れ量推定方法は一般的な計算法であるが、第2の漏れ量推定方法では、若干の条件を付加することにより、漏れ流量をより簡単に算出する。
これまでの説明では、環境温度変化の影響を消去するために、異なるチャージ圧下で差圧の測定を2回行っていたが、環境温度変化を無視できる場合には、1つのデータセットから時間無限大のときにおける漏れ量Dを推定して漏れの有無を判定するようにしてもよい。以下、環境温度変化を無視できる場合であって、数値積分を、台形公式を用いて行う場合を例に、データ演算の詳細を説明する。図5、図6はその流れ図である。図5、図6に示す処理は、これまで説明した第1、第2の漏れ量推定方法における数値積分や定数項の決定に適用できる。
上記のデータ処理において最小二乗法を適用する測定期間を示すkの初期値Mや、kの最大値Nをどう選ぶかという問題がある。これは、測定対象の寸法や形状、材質により変わるので、F(T)をグラフ表示し、F(T) 曲線の傾向から判断して決めるのが良い。
式(5)に至る物理的な根拠を次に説明する。
容器内の圧力変化と漏れの関係は、
さて、それゆえ、本文式(4)のように差圧の変化率を表すことにすれば、
(1) tの逆数のべき乗、すなわち、
{1/t、1/t2、…、1/tn} ただし、t >0 の範囲で使用する。
(2) aを任意の整数、nを正整数とするときの指数関数
{e-at、e-2at、…、e-nat 、…} ただし、t >0 の範囲で使用する。
(3) tのべき乗と指数関数の積
{e-at、te-2at、…、tne-nat 、…} ただし、t>n/a の範囲で使用する。
(4) tと指数関数の積
{e-at、te-2at、…、te-nat 、…} ただし、t>1/aの範囲で使用する。
特許文献8には、差圧の近似式を、
1.数式モデルの対象とする物理量
従来技術は差圧、
本願発明は差圧の変化率、
2.モデルにおける空気の熱容量と容器の熱量量
従来技術では区別されていない、
本願発明では区別している(式(4)〜式(6))
3.数式モデル中の未知パラメータ
従来技術では未知数の決定法が示せていない、
本願発明では線形最小二乗法で未知数を求めている
4.現象を記述する物体固有の値(固有値)と毎回変わる初期値の特性の違い
従来技術では認識できていない(微分方程式の初期値と固有値を混同している)、
本願発明ではこれらを明確に区別して扱っている
3…供給源
5…圧力計
10…リーク検査装置
11…加圧源接続口
12…ワーク接続口
13…マスタ接続口
15…記録演算部
21…第1配管
22…第2配管
23…第3配管
24…排気管
31…第1開閉弁
32…第2開閉弁
33…第3開閉弁
34…排気弁
35…第5開閉弁
36…第6開閉弁
38…差圧計
M…マスタ
W…ワーク
A1,k, A2,k ; 内部空気及び容器の温度の初期値による定数(k=1,2)
CB ; 環境温度変化速度(環境温度の変化を,θE=CA+CBtと仮定する)
G; 質量流量
KT; 漏れ流路の定数
p1,p2,J; 差圧
Pa; 環境圧力(大気圧)
P0, P1, P2; 容器内圧力の基準値(=チャージ圧力)
PR; 参照容器内圧力
PS; 供給源圧力
PT; 検査対象容器内圧力
R; 気体定数
t; 時間
V; 容器容積
θ; 容器内空気温度
θE; 環境温度
μ; 気体粘度
Claims (7)
- 検査対象容器の漏れの有無を検査するリーク検査方法であって、
検査対象容器の内圧と漏れの無い参照容器の内圧とを共に所定圧力にして封止した後に放置したときの前記検査対象容器の内圧と前記参照容器の内圧との差圧を順次測定し、測定時刻と測定値とを対応付けて記録する測定ステップと、
差圧の変化率の時間経過のモデル関数を、時間tが無限大に向かうときに一様に0に収束する複数の滑らかな関数と、一つの定数との線形結合である関数f(t)として、前記測定ステップで測定した測定値からf(t)の各係数の値を決定する係数算出ステップと、
前記係数算出ステップで決定した係数のうちの定数項の値に基づいて、前記検査対象容器の漏れの有無を判定する判定ステップと、
を有する
ことを特徴とするリーク検査方法。 - 前記係数算出ステップでは、前記測定ステップでの測定値に基づく差圧の変化率の時間経過の関数をr(t)とし、r(t)を近似するモデル関数を前記f(t)とし、前記測定ステップで測定したK個の測定値から、
ことを特徴とする請求項1に記載のリーク検査方法。 - 検査対象容器の漏れの有無を検査するリーク検査方法であって、
検査対象容器の内圧と漏れの無い参照容器の内圧とを共に所定圧力P1にして封止した後に放置したときの前記検査対象容器の内圧と前記参照容器の内圧との差圧を順次測定し、測定時刻と測定値とを対応付けて記録する第1測定ステップと、
前記検査対象容器の内圧と前記参照容器の内圧とを共に所定圧力P2にして封止した後に放置したときの前記検査対象容器の内圧と前記参照容器の内圧との差圧を順次測定し、測定時刻と測定値とを対応付けて記録する第2測定ステップと、
差圧の変化率の時間経過のモデル関数を、時間tが無限大に向かうときに一様に0に収束する複数の滑らかな関数と、一つの定数との線形結合である関数f1(t)として、前記第1測定ステップで測定した測定値からf1(t)の各係数の値を決定する第1係数算出ステップと、
差圧の変化率の時間経過のモデル関数を、時間tが無限大に向かうときに一様に0に収束する複数の滑らかな関数と、一つの定数との線形結合である関数f2(t)として、前記第2測定ステップで測定した測定値からf2(t)の各係数の値を決定する第2係数算出ステップと、
前記第1係数算出ステップで求めた係数のうちの定数項をD1、前記第2係数算出ステップで求めた係数のうちの定数項をD2とし、下記の演算の結果の値を漏れ流路の形状のみにより決定される係数として、容器の漏れの有無を判定するステップと、
を有する
ことを特徴とするリーク検査方法。 - 前記第1係数算出ステップでは、前記第1測定ステップでの測定値に基づく差圧の変化率の時間経過の関数をr1(t)とし、r1(t)を近似するモデル関数を前記f1(t)とし、前記第1測定ステップで測定したK1個の測定値から、
前記第2係数算出ステップでは、前記第2測定ステップでの測定値に基づく差圧の変化率の時間経過の関数をr2(t)とし、r2(t)を近似するモデル関数を前記f2(t)とし、前記第2測定ステップで測定したK2個の測定値から、
ことを特徴とする請求項3に記載のリーク検査方法。 - 検査対象容器の漏れの有無を検査するリーク検査方法であって、
Paを環境圧力として、
検査対象容器の内圧と漏れの無い参照容器の内圧とを共に所定圧力P1=Paにして封止した後に放置したときの前記検査対象容器の内圧と前記参照容器の内圧との差圧を順次測定し、測定時刻と測定値とを対応付けて記録する第1測定ステップと、
前記検査対象容器の内圧と前記参照容器の内圧とを共に所定圧力P2にして封止した後に放置したときの前記検査対象容器の内圧と前記参照容器の内圧との差圧を、前記放置の開始時を基準とした各測定タイミングを前記第1測定ステップの場合と同じにして順次測定し、測定時刻と測定値とを対応付けて記録するする第2測定ステップと、
前記第1測定ステップでの測定値に基づく差圧の変化率の時間経過の関数をr1(t)とし、前記第2測定ステップでの測定値に基づく差圧の変化率の時間経過の関数をr2(t)とし、r2(t)-(P2/P1)r1(t)を近似するモデル関数F(t)を、時間tが無限大に向かうときに一様に0に収束する複数の滑らかな関数と、一つの定数との線形結合である関数F(t)として、前記第1、第2測定ステップで測定した各K個の測定値から
前記係数算出ステップで決定した定数項の値に基づいて、前記検査対象容器の漏れの有無を判定する判定ステップと、
を有する
ことを特徴とするリーク検査方法。 - 前記係数の決定において、前記放置の開始後の所定期間の測定値は除外する
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載のリーク検査方法。 - 請求項1乃至6のいずれか1つに記載のリーク検査方法を用いて検査対象容器の漏れの有無を検査するリーク検査装置。
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