JP2018123783A - 排気ガス浄化装置 - Google Patents

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洋 阿野田
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Abstract

【課題】排気ガス中の還元剤の分布をより均一化する。
【解決手段】エンジン8の燃焼室1から引き出された排気通路4と、排気通路4の内壁面よりも内側に設けられ通過する排気ガスによって加熱される昇温部材10と、昇温部材10よりも下流側に設けられ還元剤として尿素を排気ガス中に噴射する還元剤インジェクタ20と、尿素から生成したアンモニアによって排気ガス中の窒素酸化物を浄化する還元触媒13とを備え、還元剤インジェクタ20は、還元剤の尿素を昇温部材10の下流側端部11に向かって噴射するエンジンの排気ガス浄化装置とした。
【選択図】図1

Description

この発明は、エンジンから排出される排気ガスを浄化するエンジンの排気ガス浄化装置に関する。
一般に、ディーゼルエンジン等における排気ガス浄化装置として、排気ガス中に含まれているディーゼル排気微粒子(PM)や窒素酸化物(NOx)の浄化を目的として、ディーゼル用酸化触媒装置(Diesel Oxidation Catalyst)や、ディーゼル微粒子捕集フィルタ(Diesel Particulate Matter Filter)等が用いられる。
また、リーン排気ガス中に含まれる窒素酸化物(NOx)の浄化を目的として、窒素酸化物トラップ触媒装置(NOx Trap Catalyst)や、尿素選択触媒還元装置(Selective Catalytic Reduction)等を用いるシステムが存在する。
尿素選択触媒還元装置は、還元触媒本体の上流側に設けた還元剤インジェクタを通じて、還元剤としての尿素水溶液を排気ガス中に噴射することにより、その尿素が排気ガスの熱によって分解されてアンモニア(NH)となることを利用している。生成されたアンモニアは、還元触媒本体付近で、排気ガス中の窒素酸化物と反応して窒素ガス(N)と水(HO)となる。これにより、排気ガス中の窒素酸化物が浄化される。
例えば、特許文献1では、ディーゼル用酸化触媒装置、ディーゼル微粒子捕集フィルタを排気通路のガス流動方向に沿って順に配置し、ディーゼル微粒子捕集フィルタの下流側に尿素選択触媒還元装置の還元剤インジェクタ、還元触媒本体を順に配置している。
特開2012−122469号公報
一般的に、尿素選択触媒還元装置は、窒素酸化物トラップ触媒装置よりも高温域での窒素酸化物の浄化特性に優れる反面、低温域ではその浄化性能が劣るという傾向がある。このため、近年は、尿素選択触媒還元装置をよりエンジンに近接する位置に配置して、高い反応温度を確保するレイアウトとする場合が多くなっている。
尿素選択触媒還元装置をエンジンの近接位置に配置した場合、エンジンの燃焼室から尿素選択触媒還元装置の還元触媒本体に至る距離が短くなる。このため、噴射された尿素水を、排気ガスが還元触媒本体に流入するまでの間に、排気ガス全体に均一に分布させることが難しい。
仮に、排気ガス中における尿素水の均一化が不充分な場合、供給した尿素水量に対して、充分な浄化性能を発揮できないという問題がある。このため、還元剤インジェクタの下流側に、尿素水を排気ガス中に分散させるためのミキサを配置する場合が多い。
ミキサは、尿素水を排気ガス中に分散させるのにある程度有効である。しかし、刻々と変化する様々な運転状況、温度条件に対して、常に、尿素水を排気ガス中に均一に分布させるには、さらなる改良が求められる。
そこで、この発明の課題は、排気ガス中に噴射した還元剤の分布をより均一化することである。
上記の課題を解決するために、この発明は、エンジンの燃焼室から引き出された排気通路と、前記排気通路の内壁面よりも内側に設けられ通過する排気ガスによって加熱される昇温部材と、前記昇温部材よりも下流側に設けられ還元剤を排気ガス中に噴射する還元剤インジェクタと、前記還元剤又は前記還元剤から生成した物質によって排気ガス中の窒素酸化物を浄化する還元触媒とを備え、前記還元剤インジェクタは、前記還元剤を前記昇温部材の下流側端部に向かって噴射するエンジンの排気ガス浄化装置を採用した。
ここで、前記還元剤インジェクタの噴射口は、前記昇温部材の下流側端部に対向するよう配置される構成を採用することができる。
また、前記還元剤が尿素である場合に、前記昇温部材の下流側端部に前記尿素からのアンモニアの生成を促進するアンモニア生成促進触媒が担持されている構成を採用することができる。
前記昇温部材は、酸化触媒装置の一部又は微粒子捕集フィルタの一部である構成を採用することができる。あるいは、前記昇温部材は、前記排気通路の内壁面よりも内側に設けられた多孔質部材、板状部材、軸状部材、網状部材、又は、ハニカム構造の部材である構成を採用することができる。
前記還元剤インジェクタは、前記排気通路と前記還元剤インジェクタの噴射口との間に還元剤を拡散させる拡散部を有する穴内に設けられる構成を採用することができる。
また、前記還元剤インジェクタと前記還元触媒との間にミキサを備える構成を採用することができる。
この発明は、還元剤インジェクタによる還元剤の噴射が、還元剤インジェクタよりも上流側に位置する昇温部材の下流側端部に向かって行われるので、還元剤は排気ガスの流れ方向に対向することによって、噴射時の貫徹力が弱められる。また、その噴射された還元剤は、排気ガスによって温度が高められた昇温部材の下流側端部に付着する。これにより、還元剤は、排気通路の内壁面よりも相対的に温度が高い昇温部材によって気化の促進が図られるので、排気ガス中の還元剤の分布をより均一化することができる。
この発明の一実施形態のエンジンの排気ガス浄化装置の模式図である。 図1の変形例を示す模式図である。 図1のさらなる変形例の要部を示す模式図である。
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、この実施形態のエンジンの排気ガス浄化装置の構成を概念的に示す模式図である。
図1に示すように、エンジン8の燃焼室1には、吸気通路3及び排気通路4が接続されている。燃焼室1には、吸気通路3を通じて空気が供給される。また、燃焼室1には、燃料噴射装置2によって燃料が噴射されるようになっている。燃焼室1からの排気ガスは、燃焼室1から引き出された排気通路4を通って送り出され、有害物質を除去する排気浄化部を通過した後に大気へ放出される。
燃焼室1へ通じる吸気通路3には、上流側から下流側に向かって、エアクリーナ、通路断面積を変化させて吸気の流量を制御するスロットルバルブ5、吸入空気量を検出するエアフローセンサ6等が順に設けられている。
燃焼室1から引き出された排気通路4には、上流側から下流側に向かって、機械式過給機のタービン7、上流側の排気浄化部Aとしてのディーゼル用酸化触媒装置、還元剤を排気ガス中に噴射する還元剤インジェクタ20、還元剤を排気ガス中に分散させて均一化を図るミキサ30、還元剤又は還元剤から生成した物質によって排気ガス中の窒素酸化物を浄化する還元触媒13、消音装置としてのマフラ等が順に備えられている。
還元剤インジェクタ20とミキサ30、還元触媒13等は、下流側の排気浄化部Bとしての尿素選択触媒還元装置14を構成する。
ディーゼル用酸化触媒装置は、前後の排気通路4よりも大きな断面を有する空間をその内部に備え、その空間内には、担体12としてハニカム構造の部材が収容されている。担体12は、排気ガスが通過可能な多数のセルの集合を有している。その素材には、例えば、熱膨張率が小さく、耐熱衝撃性に優れた結晶質のセラミックス(コーディエライト組成)が用いられる。担体の表面には、触媒の機能を発揮するための金属が担持されている。これにより、通過する排気ガス中に含まれる一酸化炭素、炭化水素等の有害物質を、水や二酸化炭素等の無害な物質に浄化させることができる。
このように、ディーゼル用酸化触媒装置は、排気通路4の排気管壁の内壁面よりも内側に、通過する排気ガスによって加熱される部材(前記担体12)を備えており、その加熱される部材は、外壁面が外気に触れる排気通路4の排気管壁よりも相対的に高い温度となり得る。このため、以下、このディーゼル用酸化触媒装置の加熱される部材を、昇温部材10と称する。
上流側の排気浄化部Aを構成する昇温部材10、下流側の排気浄化部Bである尿素選択触媒還元装置14は、いずれも、エンジン8の燃焼室1に近く、比較的高温の排気ガスに晒される機会が多い環境にある近接触媒として配置されている。
還元剤インジェクタ20は、還元剤を、昇温部材10の下流側端部11に向かって、すなわち、上流側へ向かって噴射する。ここでは、還元剤として尿素(CO(NH)を採用している。
尿素は水溶液の状態で還元剤インジェクタ20から噴射され、排気ガス中に飛散するとともに、その一部が昇温部材10に付着する。そして、尿素は、昇温部材10や排気ガスの高熱によって分解され、アンモニアを生成する。高温である昇温部材10に尿素が付着することから、その尿素のアンモニアへの分解が促進される。その外面が外気に触れる排気管壁は昇温部材10よりも温度が低いので、排気管壁に尿素が付着すると尿素の温度が低下し、気化しにくくなる。このため、昇温部材10の下流側端部11に向かって尿素が噴射されることが望ましい。
また、ここでは、昇温部材10の下流側端部11に、尿素からのアンモニアの生成を促進するアンモニア生成促進触媒11aが担持されているので、アンモニアの生成が円滑である。アンモニア生成促進触媒11aは、担体12の下流側の端部の表面に担持させることができる。
還元剤インジェクタ20は、排気通路4に開口する凹状のオフセット穴21内に設けられる。このため、還元剤インジェクタ20の噴射口は、排気通路4の内壁面よりもやや奥まった位置に配置される。このため、噴射口から配管までの間に拡散部を設けることができ、この拡散部により噴射口から昇温部材10までの噴射距離を長く確保でき、また、還元剤インジェクタ20を排気ガスの熱から保護することができる。さらに、還元剤インジェクタ20が排気ガスの流れを阻害しない。
還元剤インジェクタ20は、排気通路4内の排気ガスの流れ方向に対して対向する方向に、還元剤を噴射する。この実施形態では、還元剤インジェクタ20は、排気通路4の直管部4b,4cを結ぶ屈曲部4aの外方側に配置されており、還元剤の噴射方向は、排気ガスの流れ方向に対して、180度逆向きになる方向となっている。すなわち、ここでは、図1に示すように、還元剤インジェクタ20の噴射方向の噴射中心線pと、排気通路4内の排気ガスの流れ中心線qとが、同一直線又は平行となっている。このため、排気ガスの流れによって、噴射された還元剤の貫徹力を弱めることができ、その分散、均一化の促進を図ることができる。
還元触媒13内やその付近では、還元触媒13が備える触媒の機能により、尿素から生成したアンモニアと、排気ガスに含まれる窒素酸化物とが反応し、窒素ガスと水が生成される。これにより、排気ガスが大気開放前に浄化される。
ここで、還元剤インジェクタ20と還元触媒13との間にはミキサ30を備えているので、還元剤である尿素の排気ガス中への分散、均一化がさらに促進されている。このためアンモニアの発生、アンモニアと窒素酸化物との反応はさらに良好である。ただし、昇温部材10付近において、還元剤の排気ガス中への分散、均一化が充分に行われている場合には、図2に示す変形例のように、ミキサ30を省略することも可能である。
また、例えば、図3の変形例に示すように、還元剤インジェクタ20の噴射方向の噴射中心線p’が、排気通路4内の排気ガスの流れ中心線q’に対して、角度α(0<α<90度)をもって対向する方向としてもよい。この変形例においても、還元剤は、排気通路4内の排気ガスの流れ方向に対して対向する方向に噴射され、昇温部材10の下流側端部11に噴射されている。
排気通路4には、図1に示すように、還元触媒13の上流側(入口付近)に、アンモニアの流入量の情報を取得するアンモニア検出部bを備えている。また、還元触媒13の下流側(出口付近)に、窒素酸化物の排出量の情報を取得する窒素酸化物検出部c、Oセンサdが備えられている。さらに、昇温部材10の上流側(入口付近)には、排気ガスの温度を検出する排気ガス温度検出手段aを備えている。
このエンジン8を搭載する車両は、電子制御ユニット(Electronic Control Unit)40を備えている。吸排気バルブや燃料噴射装置、その他エンジン8の動作に必要な機器、車両の各種装備等は、すべて電子制御ユニット40によって制御される。また、各種センサ類からの情報は、ケーブルを通じて電子制御ユニット40へ伝達される。
電子制御ユニット40は、アンモニア検出部bによるアンモニアの流入量の情報と、窒素酸化物検出部cによる窒素酸化物の排出量の情報に基づいて、燃焼室1に供給される燃料の噴射量及び吸気の量を制御し、あるいは、噴射する還元剤の量や時期を制御するエンジン制御装置41を備えている。
エンジン制御装置41は、これらの制御により、運転状態に応じて、還元触媒13の上流側で生成するアンモニアの量を制御することで、窒素酸化物の排出量を低減することができる。
なお、上記の実施形態では、昇温部材10における排気ガスで加熱される部材を、排気通路4の内壁面よりも内側に設けられたハニカム構造の担体12としたが、この担体12として、ハニカム構造の部材以外に、例えば、多孔質部材、板状部材、軸状部材、網状部材等を配置する場合も考えられる。また、昇温部材10として、ディーゼル用酸化触媒装置を構成する部材に代えて、例えば、ディーゼル微粒子捕集フィルタを構成するフィルタ部材等の他の形態の排気浄化部を構成する部材としてもよい。あるいは、昇温部材10として、排気浄化以外の目的、例えば、整流、圧力調整等を目的とする各種形状の部材としてもよい。このとき、部材の形状は、ハニカム構造の部材、多孔質部材、板状部材、軸状部材、網状部材等の場合が考えられる。
また、上記の実施形態では、還元剤として尿素を採用したが、尿素以外の還元剤を採用する場合にも、この発明を適用できる。例えば、還元剤としてアンモニアを採用し、そのアンモニアの水溶液等を噴射してもよい。
さらに、上記の実施形態では、上流側の排気浄化部Aと下流側の排気浄化部Bをいずれも近接触媒としたが、上流側の排気浄化部Aと下流側の排気浄化部Bを、それぞれエンジン8の燃焼室1から遠く、比較的高温の排気ガスに晒される機会が少ない環境にある床下触媒として配置する場合にもこの発明を適用できる。
この実施形態では、ディーゼルエンジンにおける排気ガスの浄化について説明したが、この発明は、ディーゼルエンジン以外にも、排気ガス中への還元剤の噴射によって、その還元剤又はその還元剤から生成した物質によって、排気ガス中の窒素酸化物を浄化する還元触媒本体を備えたエンジン全般に用いることができる。
1 燃焼室
2 燃料噴射装置
3 吸気通路
4 排気通路
5 スロットルバルブ
6 エアフローセンサ
7 過給機
8 エンジン
10 昇温部材
11 下流側端部
11a アンモニア生成促進触媒
12 担体
13 還元触媒
14 尿素選択触媒還元装置
20 還元剤インジェクタ
21 オフセット穴
30 ミキサ
40 電子制御ユニット
41 エンジン制御装置
a 排気ガス温度検出手段
b アンモニア検出部
c 窒素酸化物検出部
d Oセンサ

Claims (7)

  1. エンジンの燃焼室から引き出された排気通路と、
    前記排気通路の内壁面よりも内側に設けられ通過する排気ガスによって加熱される昇温部材と、
    前記昇温部材よりも下流側に設けられ還元剤を排気ガス中に噴射する還元剤インジェクタと、
    前記還元剤又は前記還元剤から生成した物質によって排気ガス中の窒素酸化物を浄化する還元触媒と、
    を備え、
    前記還元剤インジェクタは、前記還元剤を前記昇温部材の下流側端部に向かって噴射する
    エンジンの排気ガス浄化装置。
  2. 前記還元剤インジェクタの噴射口は、前記昇温部材の下流側端部に対向するよう配置される
    エンジンの排気ガス浄化装置。
  3. 前記還元剤は尿素であり、
    前記昇温部材の下流側端部に前記尿素からのアンモニアの生成を促進するアンモニア生成促進触媒が担持されている
    請求項1又は2に記載のエンジンの排気ガス浄化装置。
  4. 前記昇温部材は、酸化触媒装置の一部又は微粒子捕集フィルタの一部である
    請求項1〜3の何れか1項に記載のエンジンの排気ガス浄化装置。
  5. 前記昇温部材は、前記排気通路の内壁面よりも内側に設けられた多孔質部材、板状部材、軸状部材、網状部材、又は、ハニカム構造の部材である
    請求項1〜4の何れか1項に記載のエンジンの排気ガス浄化装置。
  6. 前記還元剤インジェクタは、前記排気通路と前記還元剤インジェクタの噴射口との間に還元剤を拡散させる拡散部を有する穴内に設けられる
    請求項1〜5の何れか1項に記載のエンジンの排気ガス浄化装置。
  7. 前記還元剤インジェクタと前記還元触媒との間にミキサを備える
    請求項1〜6の何れか1項に記載のエンジンの排気ガス浄化装置。
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