JP2018123505A - 立体駐車装置の点検装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】点検や保守に要する費用を低減することのできる立体駐車装置の点検装置を提供すること。【解決手段】複数の車両19を収容する立体駐車装置10において、少なくともカメラかマイクロホンのいずれかを備えた無人飛行体21と、この無人飛行体21の動作を制御するとともに無人飛行体21からの画像データ及び音データを受信する制御装置22とを備え、無人飛行体が飛行することによって立体駐車装置10の点検を行うようにした。【選択図】図3

Description

本発明は、車両を立体的に格納する立体駐車装置の点検装置に関する。
立体駐車装置は、スペースの少ない土地に多数の車両を効率よく駐車できる駐車設備として住宅密集地等において広く利用されており、利用する土地の広狭や経済性などを考慮した種々の構造のものが提供されている。立体駐車装置は一般的には、地上や地下のスペースを利用して車両を上下方向へ複数層に配置して収納したり、平面内に互いの距離が最小限となるように配置して収納するようにしている。
立体駐車装置の一例として、例えばエレベータ式駐車装置は以下のように構成されている。エレベータ式駐車装置の内部には、中央を上下に貫通する昇降路が形成されており、この昇降路を昇降可能に昇降リフトを設けている。昇降リフトは、車両を搭載する搬器の四隅にワイヤロープを連結し、このワイヤロープを立体駐車装置の上部に設けた巻き上げ装置により駆動し、搬器が昇降路内を昇降するようにしたものである。昇降路の両側方には、複数の駐車室が上下多段に形成されており、各駐車室には、それぞれ車両を搭載するためのパレットを備えている。各駐車室のパレットは、駐車室と搬器との間をスライドするようになっており、駐車室より引き出されて搬器に搭載されたパレットは、搬器によって入出庫階へ移動する。入出庫階では、パレット上に車両が進行し搭載され、この後搬器が元の駐車室まで移動し、パレット及び車両が駐車室に格納される。
このように構成された立体駐車装置は、故障等がなく正常な状態が保たれるように定期的に内部の点検を行うようにしており、この点検作業は、一般的には点検員等の人員により行われている。また、立体駐車装置内にセンサーや計測器を備え、これらのデータを遠隔の管理センターにより監視するようなシステムもある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−157828号公報
上記の人員による点検や保守は、危険を伴うとともに人件費を要するために、これを低減したいという要望がある。また、遠隔監視のシステムは、多くのセンサや計測器およびこれらを制御する装置が必要であり高価なものとなってしまうとともに、遠隔監視システムそのものの点検保守も必要となる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、点検保守に要する費用を低減することのできる立体駐車装置の点検装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、複数の車両を収容する立体駐車装置において、少なくともカメラかマイクロホンのいずれかを備えた無人飛行体と、該無人飛行体の動作を制御するとともに前記無人飛行体からの画像データ及び音データを受信する制御装置と、を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、点検員が現地に赴くことなく立体駐車装置の点検を行うことができるので、人件費を削減することができる。また、現地で点検を行う場合であっても、点検員が高所等の危険箇所へ行く必要でないので安全性が向上する。
立体駐車装置の概略を示す側面図 立体駐車装置の概略を示す正面図 立体駐車装置の概略を示す斜視図
以下、本発明の具体的な実施の形態を図面を参照して説明する。図1及び図2は、立体駐車装置の概略を示す側面図及び正面図であり、本説明においては、具体例としてエレベータ式立体駐車装置を示して説明を行う。立体駐車装置10の内部には、中央を上下に貫通する昇降路11が形成されており、この昇降路11を昇降可能に昇降リフト12を設けている。昇降リフト12は、車両19を搭載する搬器13の四隅にワイヤロープ14を連結し、このワイヤロープ14を立体駐車装置10の上部に設けた巻き上げ装置(図示せず)により、巻き上げ又は繰り出しすることにより搬器13を昇降駆動するようにしたものである。
昇降路11の両側方には、複数の駐車室17が上下多段に形成されており、各駐車室17には、それぞれ車両19を搭載するためのパレット18を備えている。この立体駐車装置10においては、地上1階部分を車両19の入出庫階15としており、車両19の入退出方向16は、搬器13の長手方向に対して直交する方向に設定されている。車両19が格納されていない何れかの駐車室17にある空のパレット18は、搬器13上へスライド(横行)させられた後、搬器13とともに入出庫階15に降下して停止する。入出庫階15の下方には、パレット18を旋回して向きを変えるパレット旋回装置20を備えており、入出庫階15に到着したパレット18は、このパレット旋回装置20により90°旋回させられて、その長手方向が車両19の入退出方向16となるように方向転換して待機する。車両19の入庫時には、車両19が自走してパレット18上へと乗り込んだ後、車両19及びパレット18は、パレット旋回装置20により90°旋回させられて搬器13上に載置される。そしてこの後搬器13は、元の駐車室17の位置、すなわち、パレット18を取り出して空になった駐車室17まで車両19及びパレット18を搬送し、この後パレット18ごと車両19を横行させて格納する。
図3は、立体駐車装置10の斜視図である。立体駐車装置10の入出庫階15には、遠隔制御で飛行する無人飛行体21と、この無人飛行機21の動作を制御する制御装置22とを備えている。無人飛行体21は、ヘリコプターやマルチコプターのように垂直方向および水平方向へ移動自在であり、また空中に停止することも可能であって、制御装置22からの無線信号により飛行する経路を制御される。無人飛行体21には、静止画や動画を撮影するカメラと、撮影部を照射するライトと、音を収音するマイクロホンとを備えており、カメラおよびマイクロホンで収集したデータは、無線信号により制御装置22へと送信される。
制御装置22は、立体駐車装置10を管理する管理センターとネットワーク回線により接続されており、無人飛行体21で収集された画像や音のデータは、制御装置22を介して管理センターへ送信される。なお、収集された画像や音のデータは、一旦制御装置22に保存された後にまとめて管理センターへ送信することができ、また、データ収集と同時に送信することもできる。
制御装置22には、無人飛行体21の飛行経路27があらかじめ記憶されており、これにより無人飛行体21は当該飛行経路27に沿って飛行する。飛行経路27の一例として無人飛行体21は、以下のような経路を飛行する。まず、制御装置22の信号により無人飛行体21は待機位置から浮上し、入出庫階15中央の搬器13の方向へ進行する。無人飛行体21の動作の開始は、制御装置22に動作開始の日時を設定し、これによって定期的に行ってもよく、また、管理センターからの指令信号により動作を開始するようにしてもよい。
搬器13付近へ達した無人飛行体21は、搬器13の周辺を撮影した後に昇降路11を上昇し、一段上の駐車室17で上昇を停止して、パレット18を固定するパレットロック装置等を撮影する。この後、無人飛行体21は、各駐車室17を撮影して上昇し、立体駐車装置10の最上部に設けられた機械室23に進入する。機械室23には、ワイヤロープ14を誘導するシーブ24や、ワイヤロープ14を駆動するための電動機25や減速機26が設置されており、無人飛行体21は、ワイヤロープ14を含めてこれら機器類を順次撮影する。このときに、例えば管理センターからの遠隔操作等により立体駐車装置10が動作するようにしていれば、これにより立体駐車装置10を動作させて各機器の撮影と同時に各機器の動作音も収音する。この後、無人飛行体21は、昇降路11を下降して待機位置まで移動し、着地した後に動作を停止する。待機位置には充電器を備えており、無人飛行体21は、待機中に充電される。
以上のようにして収集された画像や音のデータは、前記したように管理センターへ送信され、管理センターで画像や音が再生されて立体駐車装置10の状態がチェックされる。以上の構成により、立体駐車装置10の点検は点検員等が赴くことなく行われる。また、上記においては、無人で点検を行うようにしたが、立体駐車装置10において点検員が無人飛行体21を操作し点検を行うようにしてもよい。この場合に画像や音のデータは、上記のように管理センターに送信されるようにしてもよく、また、点検員が持参したモニター等により現地の点検員が確認するようにしてもよい。
10 立体駐車装置
11 昇降路
12 昇降リフト
13 搬器
14 ワイヤロープ
15 入出庫階
16 入退出方向
17 駐車室
18 パレット
19 車両
20 パレット旋回装置
21 無人飛行体
22 制御装置
23 機械室
24 シーブ
25 電動機
26 減速機
27 飛行経路

Claims (1)

  1. 複数の車両を収容する立体駐車装置において、少なくともカメラかマイクロホンのいずれかを備えた無人飛行体と、該無人飛行体の動作を制御するとともに前記無人飛行体からの画像データ及び音データを受信する制御装置と、を備えたことを特徴とする立体駐車装置の点検装置。
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