JP2018123434A - 繊維集合体製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】高分子樹脂を有機溶媒で溶かした高分子樹脂溶液を用い、繊維径の小さな繊維集合体を製造できる安全で設備小型化可能な繊維集合体製造方法を提供する。【解決手段】この繊維集合体製造方法は、高分子樹脂を水溶性有機溶媒で溶かした高分子樹脂溶液Lを溶液噴射孔から噴射するとともに、気体噴射孔から気体Gを噴射し高分子樹脂溶液Lに当ててそれを運搬し、高分子樹脂溶液Lを水31及び/又は粒子状水分32に接触させて前記水溶性有機溶媒を除去することにより硬化させて繊維にする。【選択図】図6
Description
本発明は、繊維集合体製造方法に関する。
近年、サブミクロンから数ミクロンと径の小さい繊維の繊維集合体を製造できる方法が盛んに研究されている。その主なものとして、エレクトロスピニング法(例えば、特許文献1)を挙げることができる。
エレクトロスピニング法は、ノズルから液状の高分子物質を噴射させ、その高分子物質を、ノズルとの間に高電圧を生じさせているコレクター板(ターゲット板)に静電力で引き寄せながら引き伸ばして付着させることで、繊維集合体を形成するものである。液状の高分子物質としては、高分子樹脂を溶媒で溶かした高分子樹脂溶液が広く用いられる。液状の高分子物質として、高分子樹脂を高温にして溶融した高分子樹脂溶融物も可能であるが、高分子樹脂溶融物となる高分子樹脂は限定される。
高分子物質が高分子樹脂溶液の場合、ノズルから噴射された高分子樹脂溶液は、空中で引き伸ばされつつ溶媒が蒸発する。溶媒としては、有機溶媒が広く用いられる。溶媒として、高分子樹脂によっては水が可能な場合もあるが、コレクター板に到達するまでに蒸発し難い。
また、エレクトロスピニング法に類似した方法として特許文献2に開示の方法を挙げることができる。この方法は、溶液吐出孔から高分子樹脂溶液を吐出し、吐出した高分子樹脂溶液に交差するように気体を吹付け、高分子樹脂溶液に含まれる有機溶媒を空中で蒸発させながら繊維にしてコレクター板で繊維集合体を形成するものである。ここでは、静電力は用いられない。
しかしながら、エレクトロスピニング法において有機溶媒を用いる方法や特許文献2に開示される方法など、有機溶媒を空中で蒸発させるもの(及び高電圧を取り扱うもの)は、それを安全に実施し、また、蒸発した溶媒を安全に処理するには、非常に大きな設備が必要である。
本発明は、係る事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、高分子樹脂を有機溶媒で溶かした高分子樹脂溶液を用い、繊維径の小さな繊維集合体を製造できる安全で設備小型化可能な繊維集合体製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の繊維集合体製造方法は、高分子樹脂を水溶性有機溶媒で溶かした高分子樹脂溶液を溶液噴射孔から噴射するとともに、気体噴射孔から気体を噴射し前記高分子樹脂溶液に当ててそれを運搬し、前記高分子樹脂溶液を水及び/又は粒子状水分に接触させて前記水溶性有機溶媒を除去することにより硬化させて繊維にすることを特徴とする。
請求項2に記載の繊維集合体製造方法は、請求項1に記載の繊維集合体製造方法において、前記高分子樹脂溶液は、回転するスクリューによって溶液運搬孔の中を前記溶液噴射孔に向かって運搬されていることを特徴とする。
請求項3に記載の繊維集合体製造方法は、請求項1又は2に記載の繊維集合体製造方法において、前記水は、流水であることを特徴とする。
請求項4に記載の繊維集合体製造方法は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の繊維集合体製造方法において、前記高分子樹脂溶液は、前記粒子状水分に接触してから前記水に接触することを特徴とする。
請求項5に記載の繊維集合体製造方法は、請求項4に記載の繊維集合体製造方法において、前記粒子状水分は、粒子状水分噴出孔から下方に向かって噴出していることを特徴とする。
請求項6に記載の繊維集合体製造方法は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の繊維集合体製造方法において、前記粒子状水分は、前記気体噴射孔から噴射する前記気体に含まれていることを特徴とする。
本発明によれば、繊維径の小さな繊維集合体を製造できる安全で設備小型化可能な繊維集合体製造方法を提供することができる。
以下、本発明の実施形態に係る繊維集合体製造方法を、図1に示す繊維集合体製造システム1を用いて説明する。この繊維集合体製造システム1は、高分子樹脂溶液噴射装置2と繊維収集装置3を備えている。
高分子樹脂溶液噴射装置2は、図2に示すように、溶液運搬部21と気体流制御部22と噴射部23を有している。
溶液運搬部21は、高分子樹脂溶液Lを噴射部23の後述する溶液噴射孔23aに向かって運搬する部分である。溶液運搬部21は、図3に示すように、溶液運搬孔21aが中心部分に形成された大略円筒状の溶液運搬部本体21bを有している。溶液運搬部本体21bの外側面の上部には、高分子樹脂溶液Lを溶液運搬孔21aの中に投入するための略漏斗状の溶液投入部21cが設けられている。溶液運搬孔21aの中には、溶液運搬孔21aの中を溶液噴射孔23aに向かって高分子樹脂溶液Lを運搬するためのスクリュー21dが配置されている。スクリュー21dの一方側には、スクリュー21dを回転させるスクリュー駆動機21eが配置されている。
高分子樹脂溶液Lは、高分子樹脂を水溶性有機溶媒で溶かした溶液である。
高分子樹脂は、水溶性有機溶媒に溶かすことができるならば、限定されることはなく、様々な高分子樹脂が可能である。例えば、ポリアクリロニトリル樹脂などがあげられる。また、それぞれの樹脂の前駆体、共重合体なども可能である。例えば、ポリアクリロニトリル樹脂の場合は、アクリロニトリルのホモポリマー(単独重合体)とすることができるが、水溶性有機溶媒との溶解性向上のため、アクリル酸メチルなど他の樹脂との共重合体とすることもできる。
水溶性有機溶媒は、限定されることはなく、様々な水溶性有機溶媒が可能である。例えば、高分子樹脂がポリアクリロニトリル樹脂の場合、N−メチル−2−ピロリドンなどの有機アミド系溶媒等があげられる。水溶性有機溶媒は、単独種類の溶媒でもよく2種以上の混合溶媒でもよい。
溶液運搬部21においては、高分子樹脂溶液Lは、スクリュー21dの回転数に応じた速度で噴射部23の後述する溶液噴射孔23aに向かって送られる。
気体流制御部22は、所要の気体Gの流れを発生させて噴射部23の後述する気体噴射孔23bに向かって送る部分である。気体Gは、空気又は窒素などを用いることができる。気体Gの流れは、気体流発生機22aで発生させられ、気体通過管22bの気体通過孔22ba(図5参照)の中を通過して噴射部23の気体噴射孔23bに送られる。気体流発生機22aは、コンプレッサーなどを用いることができる。
噴射部23は、図4(a)、(b)に示すように、溶液噴射孔23aと気体噴射孔23bを有している。噴射部23では、高分子樹脂溶液Lを溶液噴射孔23aから噴射するとともに気体噴射孔23bから気体Gを噴射する。溶液噴射孔23aは、通常、複数個(図においては3個)設けられる。気体噴射孔23bは、図4(a)、(b)に示すように、溶液噴射孔23aの下方の近傍に設けられている。図4(b)に示す例では、溶液噴射孔23aは段付きであり、先端側23aaよりも後部側23abは直径が少し大きくなっている。溶液噴射孔23a(詳しくは、その後部側23ab)は、溶液運搬部21のスクリュー21dの先端が入り込む凹部23cに導通している。また、気体噴射孔23bは、図5に示すように、気体導通孔23dを介して気体流制御部22の気体通過孔22baに導通する。なお、噴射部23の溶液運搬部21への固定は、正面からネジ(図示せず)などで行うことができる。
溶液噴射孔23a(図4(a)、(b)に示すような段付きの場合は、先端側23aa)は、非常に直径が小さく、例えば、直径が100〜500μm程度とすることができる。スクリュー21dの回転数に応じた速度で溶液運搬部21の溶液運搬孔21aの中を運搬されて来た高分子樹脂溶液Lは、溶液運搬孔21aよりも直径が小さい溶液噴射孔23aの中を加速されて通過してから外方に噴射される。
気体噴射孔23bは、通常、溶液噴射孔23aよりも直径が大きく、例えば、直径が1〜2mm程度とすることができる。気体通過孔22baの中を通って来た気体Gは、気体噴射孔23bを通って外方に噴射される。噴射の圧力は、限定されることはないが、例えば、0.2〜2MPaとすることができる。噴射された気体Gは、溶液噴射孔23aから噴射された高分子樹脂溶液Lに当たりそれを引き伸ばしながら運搬する。
詳細には、溶液噴射孔23aと気体噴射孔23bは、通常、互いに平行になるように設けられている(図4(b)参照)。そうすると、溶液噴射孔23aから噴射した高分子樹脂溶液Lは、重力により少し落下して、又は、以下に述べる気体Gの旋回により、気体Gに当たる。
気体Gは、気体流発生機22aのスクリュー(又は羽根)の回転、気体通過孔22bの屈曲部、気体噴射孔23bの屈曲部などによって、通常、旋回流となっているので、旋回ながら高分子樹脂溶液Lに当たりそれを運搬することになる。気体流発生機22aのスクリュー(又は羽根)の回転数などにより、旋回を調整することも可能である。また、強い旋回とするために、気体通過孔22b又は気体噴射孔23bの途中或いは末端に、その側壁が自由に回転する部分を付加した構造とすることなども可能である。
後述のように高分子樹脂溶液Lが硬化して繊維になるとき、その繊維径は、高分子樹脂溶液Lの粘度、溶液噴射孔23aの直径、溶液噴射孔23aから噴射される高分子樹脂溶液Lの速度、気体噴射孔23bから噴射される気体Gの速度、旋回の度合、などによって決まる。
次に、繊維収集装置3を説明する。繊維収集装置3は、高分子樹脂溶液噴射装置2から気体Gにより運搬されている高分子樹脂溶液Lを水31及び/又は粒子状水分32に接触させて水溶性有機溶媒を除去することにより硬化させて繊維にするものである。水溶性有機溶媒を除去するためには、水31だけを用いる場合(図1参照)、水31と粒子状水分32をともに用いる場合(図6及び図7参照)、粒子状水分32だけを用いる場合がある。
水31のみを用いる場合は、水面に当たったときに水31の反力(抗力)によって高分子樹脂溶液Lが塊状(オタマジャクシの形状)になるのを抑制することが望ましい。このための望ましい対策は以下の通りである。なお、図1において、水31は、容器33の中に注入されている。
水面に高分子樹脂溶液Lが入射する角度は、小さいのが望ましい。具体的には、水面と気体噴射孔23bが成す角度θは、0度よりも大きく45度以下とすることができる。そうすることよって、水面に当たった瞬間に働く高分子樹脂溶液Lに対する水31の反力を小さくすることができる。なお、図1においては、気体噴射孔23bから噴射されて高分子樹脂溶液Lとともに水面に入射する気体Gは、実際は曲線となるが、直線で示している。
また、水31は、流水であることが望ましい。そうすることよって、水31の流れる向きを高分子樹脂溶液Lが当たる向きに合わせることで、水面に当たった瞬間に働く高分子樹脂溶液Lに対する水31の反力を小さくすることができる。また、水31の中で高分子樹脂溶液Lが硬化して生成された繊維を、水31の流れの先で、連続して取集することができる。繊維が収集された水31は、高分子樹脂溶液Lが当たるところに戻すようにして循環させることができる。
また、繊維が凝集しないように、水31の水面を振動させたり水面に無数の小さな泡を発生させたりすることも可能である。
次に、水31と粒子状水分32をともに用いる場合について述べる。図6に示すのは、図1に示した水31のみを用いる場合の構成に、粒子状水分32をも用いるように構成を追加したものである。なお、図6においては、粒子状水分32は粒子状水分噴出部34から噴出させている。
粒子状水分32は、高分子樹脂溶液Lが塊状になるのを抑制するのに非常に有効である。粒子状水分32は、粒径が比較的大きく下方に向かって降下して行く状態(シャワー状態)のものと、粒径が小さく空中に浮遊している状態(ミスト状態)のものと、に大別される。粒子状水分32は、その領域に突入した高分子樹脂溶液Lに当たると付着し、高分子樹脂溶液Lの水溶性有機溶媒を溶かし、それを高分子樹脂溶液Lから除去する。粒子状水分32は、粒子状水分32に高分子樹脂溶液Lが当たったときの反力が非常に小さく、特に、ミスト状態の粒子状水分32は反力が極めて小さい。
このように、高分子樹脂溶液Lを粒子状水分32に接触させてから水31に接触させる(入射させる)と、高分子樹脂溶液Lがある程度以上硬化してから水面に当たるので、高分子樹脂溶液Lが塊状になるのを十分に抑制することが可能である。また、高分子樹脂溶液Lに付着した粒子状水分32に溶けた水溶性有機溶媒を回収することも容易である。
粒子状水分32は、その噴出に勢いを付けることで、高分子樹脂溶液Lを特定方向(例えば、下方)に向かわせることも可能である。
また、粒子状水分32は、気体噴射孔23bから噴射される気体Gに含ませることが可能である。こうすれば、高分子樹脂溶液Lに気体Gが当たった瞬間から硬化を始めさせることができ、また、粒子状水分噴出部34を設ける必要がない。
図7に示すのは、水面と気体噴射孔23bが成す角度θを90度として、水面に高分子樹脂溶液Lが垂直又は垂直に近い角度で入射するようにしたものである。ここでは、高分子樹脂溶液Lが塊状になるのを十分に抑制するように、高分子樹脂溶液Lが粒子状水分32により十分に硬化してから水面に当たるようにする。図7に示すような縦型の構成にすると、非常に効果的な設備小型化が可能になる。なお、図示は省略するが、噴射部23の溶液噴射孔23aは、気体噴射孔23bのまわりにほぼ等間隔に複数個(例えば、4個)設けることができる。
また、図6及び図7に示すようにして粒子状水分32を用いる場合、粒子状水分32で十分に硬化して生成された繊維を、水31を用いずに、背景技術で述べたコレクター板に付着させることも場合によっては可能である。
図8に示すのは、繊維集合体製造システム1を用いた繊維集合体製造方法によって製造した繊維集合体の例である。図8は、5000倍率の写真であり、Scale barは2μmを示している。高分子樹脂はポリアクリロニトリル樹脂、水溶性有機溶媒はN−メチル−2−ピロリドンを用いた。水31だけを用いて(粒子状水分32は用いず)、水溶性有機溶媒を除去した。温度(高分子樹脂溶液L及び気体Gなどの温度)は、常温である。図8より、繊維径が100〜500nm程度のものが生成できていることが分かる。なお、ポリアクリロニトリル樹脂から生成した繊維集合体は、炭化することにより、フィルターなどの材料として広く用いることができる。
このように本発明の実施形態に係る繊維集合体製造方法を用いて、繊維径の小さな繊維集合体を製造できる。また、この繊維集合体製造方法では、繊維になるとき高分子樹脂溶液Lの水溶性有機溶媒は、水31及び/又は粒子状水分32に接触してそれに溶けて除去されるので、回収され易い。よって、安全性を確保し易く、設備小型化が可能である。
以上、本発明の実施形態に係る繊維集合体製造方法について説明したが、本発明は、実施形態に記載したものに限られることなく、特許請求の範囲に記載した事項の範囲内での設計変更が可能である。
1 繊維集合体製造システム
2 高分子樹脂溶液噴射装置
21 溶液運搬部
22 気体流制御部
23 噴射部
23a 溶液噴射孔
23b 気体噴射孔
3 繊維収集装置
31 水
32 粒子状水分
34 粒子状水分噴出部
G 気体
L 高分子樹脂溶液
2 高分子樹脂溶液噴射装置
21 溶液運搬部
22 気体流制御部
23 噴射部
23a 溶液噴射孔
23b 気体噴射孔
3 繊維収集装置
31 水
32 粒子状水分
34 粒子状水分噴出部
G 気体
L 高分子樹脂溶液
Claims (6)
- 高分子樹脂を水溶性有機溶媒で溶かした高分子樹脂溶液を溶液噴射孔から噴射するとともに、気体噴射孔から気体を噴射し前記高分子樹脂溶液に当ててそれを運搬し、前記高分子樹脂溶液を水及び/又は粒子状水分に接触させて前記水溶性有機溶媒を除去することにより硬化させて繊維にすることを特徴とする繊維集合体製造方法。
- 請求項1に記載の繊維集合体製造方法において、
前記高分子樹脂溶液は、回転するスクリューによって溶液運搬孔の中を前記溶液噴射孔に向かって運搬されていることを特徴とする繊維集合体製造方法。 - 請求項1又は2に記載の繊維集合体製造方法において、
前記水は、流水であることを特徴とする繊維集合体製造方法。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の繊維集合体製造方法において、
前記高分子樹脂溶液は、前記粒子状水分に接触してから前記水に接触することを特徴とする繊維集合体製造方法。 - 請求項4に記載の繊維集合体製造方法において、
前記粒子状水分は、粒子状水分噴出孔から下方に向かって噴出していることを特徴とする繊維集合体製造方法。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の繊維集合体製造方法において、
前記粒子状水分は、前記気体噴射孔から噴射する前記気体に含まれていることを特徴とする繊維集合体製造方法。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015115350A JP2018123434A (ja) | 2015-06-07 | 2015-06-07 | 繊維集合体製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018123434A true JP2018123434A (ja) | 2018-08-09 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015115350A Pending JP2018123434A (ja) | 2015-06-07 | 2015-06-07 | 繊維集合体製造方法 |
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ATE162857T1 (de) * | 1990-07-20 | 1998-02-15 | Du Pont | Verfahren zur herstellung von subdenier fasern, pulpeähnlichen kurzen fasern, fibriden, vorgarnen und matten aus isotropen polymeren lösungen |
JP6021336B2 (ja) * | 2012-01-05 | 2016-11-09 | 帝人株式会社 | 極細径繊維不織布およびその製造方法 |
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2015
- 2015-06-07 JP JP2015115350A patent/JP2018123434A/ja active Pending
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2016
- 2016-06-07 WO PCT/JP2016/066972 patent/WO2016199782A1/ja active Application Filing
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Publication number | Publication date |
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