JP2018123050A - 改質器、セルスタック装置、燃料電池モジュールおよび燃料電池装置 - Google Patents

改質器、セルスタック装置、燃料電池モジュールおよび燃料電池装置 Download PDF

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Tomoyuki Oda
智之 小田
真紀 末廣
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真紀 末廣
竜一 中村
Ryuichi Nakamura
竜一 中村
幸司 村瀬
Koji Murase
幸司 村瀬
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Abstract

【課題】 改質効率を向上できる改質器、それを備えて発電性能を向上できるセルスタック装置、燃料電池モジュールおよび燃料電池装置を提供する。【解決手段】 本発明の改質器1は、原燃料を水蒸気改質して水素を含む改質ガスを生成する改質器1であって、該改質器1は、水を水蒸気に気化するための気化部1aと、改質触媒を備える改質部1bと、気化部1aと改質部1bとの間に設けられた連結路1c2と、該連結路1c2に接続され、原燃料を供給する原燃料供給部3bとを備えることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、改質器、セルスタック装置、燃料電池モジュールおよび燃料電池装置に関する。
近年、次世代エネルギーとして、燃料電池セルをマニホールドに固定し、それを収納容器内に収納してなる燃料電池モジュールが種々提案されている。
このような燃料電池モジュールとしては、収納容器内に、複数の燃料電池セルを電気的に直列に接続してなるセルスタック装置を収納したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このセルスタック装置は、複数のセルスタックの上方に改質器を配置してなるとともに、該改質器がU字状をなしており、水を気化して水蒸気を生成する気化部と、該気化部で発生した水蒸気を用いて原燃料ガスを水蒸気改質する改質部とを具備している。そして、原燃料ガス供給管および水供給管が、改質器の一端である気化部に接続され、気化部で発生した水蒸気と原燃料ガスとが混合されて、改質部に供給され、この改質部にて原燃料ガスが改質されるように構成されている。
特開2007−207446号公報
しかしながら、特許文献1では、水供給管と原燃料ガス供給管とが気化部に接続されており、水と原燃料ガスがほぼ同じ位置の気化部に供給されるため、水の気化熱と供給された低温の原燃料ガスにより、水と原燃料ガスとが供給された気化部が著しく低温状態となり、改質効率が低下するおそれがあった。
本発明は、改質効率を向上した改質器、それを備えるセルスタック装置、燃料電池モジュールおよび燃料電池装置を提供することを目的とする。
本発明の改質器は、
原燃料を水蒸気改質して水素を含む改質ガスを生成する改質器であって、
該改質器は、水を水蒸気に気化するための気化部と、改質触媒を備える改質部と、前記気化部と前記改質部との間に設けられた連結路と、該連結路に接続され、原燃料を供給する原燃料供給部とを備え、
前記改質部は、前記改質ガスが一端側より他端側に流れる改質部往路と、前記改質ガスが他端側より一端側に流れる改質部復路とを含み、
前記改質部往路の幅が、前記改質部復路の幅よりも大きく、かつ、前記改質部往路の断面積が、前記改質部復路の断面積よりも大きく形成され、該改質部往路内には、前記改質部復路内より多くの前記改質触媒が収容されているとともに、
前記気化部は、前記水蒸気が一端側より他端側に流れる気化部往路と、前記水蒸気が他端側より一端側に流れる気化部復路とを備え、
前記気化部復路と前記改質部往路との間は、連結板によってつながっていることを特徴とする。
本発明のセルスタック装置は、酸素含有ガスと前記改質ガスとで発電を行なう燃料電池セルを一列に配置してなるセルスタックを複数備え、該複数のセルスタックの上方に、上記改質器が配置されてなることを特徴とする。
本発明の燃料電池モジュールは、上記したセルスタック装置を収納容器内に収納してなることを特徴とする。
本発明の燃料電池装置は、上記の燃料電池モジュールと、該燃料電池モジュールを作動させるための補機とを、外装ケース内に収納してなることを特徴とする。
本発明の改質器は、原燃料が低温であったとしても、原燃料が追加混合される時には、供給された水は殆ど気化しており、改質器の一部における低温化を抑制できる。これにより改質効率を向上できる。あわせて、該改質器を備えることで、発電性能の向上したセルスタック装置、燃料電池モジュールおよび燃料電池装置とすることができる。
参考の形態の改質器の一例を示し、(a)は斜視図、(b)は平面図である。 図1に示す改質器の原燃料供給部およびその近傍を抜粋して示す(a)は横断面図、(b)は縦断面図である。 参考の形態の改質器の他の一例を示し、原燃料供給管が気化改質連結部に接合された形態を示す平面図である。 参考の形態の改質器のさらに他の一例を示し、(a)は、気化部往路と気化改質部連結路との端面同士、および改質部復路と気化改質部連結路との端面同士を補 強板で連結した形態を示す斜視図、(b)は気化部往路と、気化部復路と、改質部往路と、改質部復路とのそれぞれの間が開放空間とされた形態を示す斜視図である。 本実施形態の改質器のさらに他の一例を示し、(a)は斜視図、(b)は平面図である。 参考の形態の改質器のさらに他の一例を示し、(a)は斜視図、(b)は平面図である。 燃料電池モジュールの一例を示す縦断面図である。 (a)は4個のセルスタックを有するセルスタック装置を、改質器を取り外した状態で示す平面図、(b)は(a)に示すセルスタック装置のうち、マニホールドに2個のセルスタックを設けた状態を示す斜視図である。 セルスタック装置を示す側面図である。 燃料電池モジュールの他の一例を示し、気化部復路と改質部往路との間の連結板に排ガス導出孔を形成し、該排ガス導出孔に接続された排ガス導出管で排ガスを導出する形態の縦断面図である。 燃料電池モジュールのさらに他の一例を示し、(a)は気化部復路と改質部往路との間の空間の下端部を連結板で塞ぎ、この連結板の下方に排ガス導出管を設けた形態の縦断面図、(b)は気化部復路と改質部往路との間の空間の上端部を連結板で塞ぎ、この連結板の下方に排ガス導出管を設けた形態の縦断面図である。 燃料電池モジュールのさらに他の一例を示し、(a)は縦断面図、(b)は並置された2個の改質器を抜粋して示す平面図である。 燃料電池モジュールのさらに他の一例を示し、気化部復路と改質部往路との間の連結板の排ガス導出孔に接続された排ガス導出管で、排ガスを導出する形態の縦断面図である。 燃料電池モジュールのさらに他の一例を示し、(a)は気化部復路と改質部往路との間の空間の下端部を連結板で塞ぎ、この連結板の下方に排ガス導出管を設けた形態の縦断面図、(b)は気化部復路と改質部往路との間の空間の上端部を連結板で塞ぎ、この連結板の下方に排ガス導出管を設けた形態の縦断面図である。 燃料電池装置を示す斜視図である。
以下、図面を用いて本実施形態および参考の形態の改質器、セルスタック装置、燃料電池モジュールおよび燃料電池装置について説明する。なお、図1〜図4および図6は、一部に実施形態の構成を含む、参考の形態である。また、異なる図中の同一の構成要素については、同一の符号を付与するものとする。
図1は、参考の形態の改質器の一例を示し、(a)は斜視図、(b)は平面図である。
図1に示す改質器1は、天然ガスや灯油等の原燃料を改質して改質ガス(水素含有ガス、以降、燃料ガスともいう。)を生成するためのW字状(ミアンダ形状)の改質器1を示している。
改質器1は、図1に示したように、水を気化して水蒸気を生成する気化部1aと該気化部1aで発生した水蒸気を用いて原燃料を水蒸気改質する改質部1bとを具備している。
気化部1aは、水蒸気が一端側より他端側に流れる気化部往路1a1と、水蒸気が他端側より一端側に流れる気化部復路1a2とを備えている。また、気化部往路1a1には、内部に一端部から気化部往路1a1に沿って突出する第2筒状部2aと、一端部に接続され、第2筒状部2aに水を供給する水供給部2bとを備えている。なお、第2筒状部2aは、気化部を構成する管体より内側に突出するように設けて、この第2筒状部2aに水供給部2bである水供給管を接続するほか、水供給部2bである水供給管を外部より内部に挿入して、水供給管の一部が第2筒状部2aとなる構成であってもよい。以下の説明においては、水供給管2が外部より内部に挿入した構成を用いて説明する。
また、改質部1bは、原燃料供給部3bである原燃料供給管3より供給された原燃料を改質して生成された改質ガスが一端側より他端側に流れる改質部往路1b1と、改質ガスが他端側より一端側に流れる改質部復路1b2とを備えており、改質部復路1b2には、改質ガスを導出するための改質ガス導出管4が接続されている。図1に示す改質器1において、水供給管2、原燃料供給管3および改質ガス導出管4は、改質器1の一方側に接続されている。
さらに改質器1においては、気化部往路1a1の他端側と気化部復路1a2の他端側とが連結路(以下、気化部連結路という。)1c1で連結され、気化部復路1a2の一端側と改質部往路1b1の一端側とが連結路(以下、気化改質部連結路という。)1c2で連結され、改質部往路1b1の他端側と改質部復路1b2の他端側とが連結路(以下、改質部連結路という。)1c3で連結されており、気化部往路1a1と、気化部復路1a2と、改質部往路1b1と、改質部復路1b2とが、側方が対向するように並置されている。
改質器1では、気化部往路1a1に供給された水が水蒸気となり、気化部連結路1c1、気化部復路1a2、気化改質部連結路1c2、改質部往路1b1を順に流れ、また、気化改質部連結路1c2では、原燃料供給部3bである原燃料供給管3から原燃料が供給され、気化改質部連結路1c2で水蒸気と混合され、改質部往路1b1、改質部連結路1c3、改質部復路1b2を流れる間に改質され、水素を含む改質ガス(燃料ガス)が生成され、改質ガス導出管4から導出される。
気化部往路1a1、気化部復路1a2、改質部往路1b1、改質部復路1b2、気化部連結路1c1、気化改質部連結路1c2、改質部連結路1c3は、横断面が矩形状の管体から構成されている。なお、図1に示す改質器1にいては、気化部往路1a1を構成する管体と気化部復路1a2を構成する管体との間、および改質部往路1b1を構成する管体と改質部復路1b2を構成する管体との間には、開放空間が形成されている。
なお、図1に示す改質器1では、気化部復路1a2を構成する管体と改質部往路1b1を構成する管体との間は連結板5で塞がれている。それにより、気化部復路1a2と改質部往路1b1との温度分布を低減することができるとともに、改質器1の強度を向上することができる。
また、気化部往路1a1および気化部復路1a2内に、仕切板1a11、1a21がそれぞれ設けられ、これらの仕切板1a11、1a21間が気化室とされており、水供給管2の先端部(第2筒状部)は仕切板6a1の上流側に位置し、気化室手前の位置に水を供給している。気化室内には、気化を促進するためセラミックボールが収納されており、仕切板1a11、1a21は、水蒸気は通過するが、セラミックボールは通過しないように形成されている。なお、これら仕切板1a11、1a21は、改質器の構造や、後述するセルスタックの構造等に応じて適宜配置を変更することができる。
さらに、改質部往路1b1および改質部復路1b2内にも、それぞれ仕切板1b11、1b21が配置され、仕切板1b11、1b21間に位置する改質部往路1b1、改質部連結路1c3、改質部復路1b2が改質室とされ、この改質室には改質触媒が収納されている。仕切板1b11、1b21は、水蒸気、原燃料、改質ガス等のガスは通過できるが、改質触媒は通過できないように構成されている。なお、これら仕切板1b11、1b21は、改質器の構造や、後述するセルスタックの構造等に応じて適宜配置を変更することができる。
そして、参考の形態の改質器1においては、気化部1aと改質部1bとの間である気化改質部連結路1c2に、原燃料を供給する原燃料供給部3bである原燃料供給管3が接続されている。このような改質器1においては、原燃料供給管3が、水供給管2が接続された気化部往路1a1よりも下流側の気化改質部連結路1c2に接続されているため、水が供給される地点と原燃料が供給される地点とが、気化部往路1a1を構成する管体と気化部復路1a2を構成する管体との間の空間を介しており、また、水蒸気の流れ方向で見れば、流れ方向の長さが長い。従って、原燃料が低温であったとしても、原燃料が追加混合される時には、供給された水が殆ど気化しており、改質器1の一部(気化部往路1a1)における低温化を抑制できる。それにより、改質効率を向上することができる。
図2は、図1に示す改質器の原燃料供給部3bおよびその近傍を抜粋して示す(a)は横断面図、(b)は縦断面図である。
図1に示す原燃料供給部3bは、気化改質部連結路1c2の内部に、水蒸気の流れ方向に交差するように突出する第1筒状部3aを備えている。なお、第1筒状部3aは、気化改質部連結路1c2を構成する管体より内側に突出するように設けて、この第1筒状部3aに原燃料供給部3bである原燃料供給管3を接続するほか、原燃料供給部3bである原燃料供給管3を外部より内部に挿入して、原燃料供給管3の一部が第1筒状部3aとなる構成であってもよい。以下の説明においては、原燃料供給管3が外部より内部に挿入した構成を用いて説明する。
この第1筒状部3aは、図2に示すように、原燃料供給管3内の原燃料ガスの流れ方向が水蒸気の流れ方向と交差するように設けられており、さらに第1筒状部3aの上下に貫通孔3a1が複数所定間隔をおいて形成されている。水蒸気は、貫通孔3a1が形成された第1筒状部3aの外面を滑るように流れ、この際に、貫通孔3a1から導出される原燃料と混合するように構成されている。それにより、効率よく水蒸気と原燃料とを混合できる。なお、第1筒状部3aの先端は開口していても良く、閉塞していても良いが、開口している場合には、開口部が管壁近傍に位置していることが望ましい。
図3は、原燃料供給管3が気化改質部連結路1c2に接合されている、言い換えれば第1筒状体3aを有していない改質器101の平面図である。上述の説明においては、気化改質部連結路1c2内に第1筒状体3aが設けられている例を用いて説明したが、このように第1筒状部3aを設けていない場合であっても、原燃料供給管3により原燃料を改質器101の気化改質部連結路1c2内に供給でき、水蒸気と原燃料とを混合でき、改質効率を向上することができる。
図4は(a)は、気化部往路と気化改質部連結路との端面同士、および改質部復路と気化改質部連結路との端面同士を補強板で連結した形態を示す斜視図である。
図4(a)に示すように、気化部往路1a1と気化部復路1a2との端面同士、および改質部往路1b1と改質部復路1b2との端面同士を補強板6で連結することで、改質器102を補強できる。
また、図4(b)は、気化部往路と、気化部復路と、改質部往路と、改質部復路とのそれぞれの間が開放空間とされた形態を示す斜視図である。
図4(b)に示すように、気化部往路1a1と、気化部復路1a2と、改質部往路1b1と、改質部復路1b2とのそれぞれの間が開放空間とされることで、改質器103の周囲を流れるガスがさらに効率よく流れることとなる。
図5は、本実施形態の改質器の一例を示し、(a)は斜視図、(b)は平面図である。
図5に示す改質器104においては、ガス流れ方向に対して垂直な断面における改質部往路1b1の断面積が、改質部復路1b2の断面積よりも大きくなっている。言い換えると、改質部往路1b1と改質部復路1b2の高さhが同一であり、幅wが改質部往路1b1の方が大きくなっている(図において、W1>W2として示している。)。それに伴い、改質部往路1b1内には、改質部復路1b2よりも多く改質触媒が収容されている。
それにより、改質部往路1b1内に収容される改質触媒を多くでき、さらに改質部往路1b1でのガスの流速が遅くなることによって、改質部往路1b1において吸熱反応である水蒸気改質反応を促進し、高温となりやすい改質器104の中央部の温度を低下させ、改質器104の均熱化を図ることができる。これにより改質効率を向上することができる。
さらに、改質部往路1b1の断面積を大きくすることによって、改質器104の圧力損失を低減できる。それにより、原燃料を供給するポンプの消費電力を低減することができる。
なお、上記例では、改質部往路1b1と改質部復路1b2の高さhが同一であり、幅wが改質部往路1b1の方が大きくなっている例を示したが、改質部往路1b1と改質部復路1b2の幅wが同一であり、高さhが改質部往路1b1の方が大きくなっていてもよい。
図6は、参考の形態の改質器のさらに他の一例を示し、(a)は斜視図、(b)は平面図である。
図6に示す改質器105は、図1に示す改質器1と比較して、連結板5にガス流通口5aが設けられている点で異なっている。このような改質器105においては、上述の図4(b)で示した改質器103と同様に、改質器105の周囲を流れるガスが効率よく流れるとともに、改質器105の強度を向上することができる。
図7は、燃料電池モジュール(以下、モジュールという場合がある。)の一例を示す縦断面図であり、図8は改質器を取り外した状態のセルスタック装置の一例を示す図であり、図9はセルスタック装置を示す側面図である。
モジュール7は、直方体状の収納容器8の内部に、内部に燃料ガス流路を有する燃料電池セル15を立設させた状態で一列に配列し、隣接する燃料電池セル15間に集電部材(図示せず)を介して電気的に直列に接続してなる4個のセルスタック10を収納して構成されている。
燃料電池セル15の下端部はガラスシール材等の絶縁性接合材17でマニホールド9に固定されている。一個のマニホールド9には、2個のセルスタック10が固定されており、4個のセルスタック10のそれぞれの両端には、図8(a)に示すように、導電部材16に設けられた引出部16aが接続され、一方側の引出部16a同士は連結部材16bで連結され、4個のセルスタック10が電気的に直列に接続されている。
また、図7、図8、図9においては、燃料電池セル15の内部に燃料電池セル15の長さ方向yに設けられた燃料ガス流路を燃料ガスが流れる中空平板型で、支持基板の表面に、燃料側電極、固体電解質及び酸素側電極を順に設けてなる固体酸化物形の燃料電池セル15を例示している。
また、燃料電池セル15にて使用する水素含有ガスを得るために、任意の複数のセルスタック10を1群として、1群につき1個の改質器1がセルスタック10の情報に配置されている。なお、図7においては、4個のセルスタック10を1群として、改質器1が、4個のセルスタック10の上方に1個配置されている。以下の説明においては、4個のセルスタック10を1群として改質器1が1個配置されている例を用いて説明する。
そして、図9に示すように、改質器1で生成された改質ガス(燃料ガス)は、改質ガス導出管4により2つのマニホールド9に供給され、マニホールド9を介して燃料電池セル15の内部に設けられた燃料ガス流路に供給される。これにより、セルスタック装置11が構成されている。すなわち、セルスタック装置11は、図7に示したように、マニホールド9と、マニホールド9に固定されたセルスタック10と、4個のセルスタック10の上方に配置された1個の改質器1とを具備して構成されている。
なお、改質器1で生成された改質ガスは、図9に示すように、改質ガス導出管4により、分配器18を介して2つのマニホールド9に供給される。すなわち、改質ガス導出管4は、改質器1から分配器18までのU字状の第1改質ガス導出管18aと、分配器18から下方の2つのマニホールド9にそれぞれ延びる第2改質ガス導出管18bとを具備している。第1改質ガス導出管18a、第2改質ガス導出管18bの長さは、改質ガスをマニホールド9に均等に供給すべく、同じ長さ(圧力損失)とされている。
また、燃料電池セル15の燃料ガス流路に供給され、発電に使用されなかった余剰の燃料ガスは、燃料電池セル15の上方に放出される。余剰の燃料ガスは、燃料電池セル15と改質器1との間に位置する燃焼部にて、燃料電池セル15の外部に供給された酸素含有ガス(空気)と反応させ燃焼させることができる。それにより、改質器1を直接加熱できるほか、この燃焼により生成される燃焼ガスが、上述した改質器の気化部往路1a1と、気化部復路1a2と、改質部往路1b1と、改質部復路1b2との間に設けられた空間を流れることでも加熱することができ、効率よく改質器1の温度を上昇させることができる。
なお、改質器1においては、水供給管2(第2筒状部2b)は、セルスタック10の燃料電池セル15の配列方向x中央部の上方における気化室に水を供給するように構成されている。燃料電池セル15の配列方向x中央部は温度が高くなり易いため、気化を促進できる。これにより改質器1の気化部往路1a1下方におけるセルスタック10の低温化を抑制して発電性能が低下することを抑制でき、セルスタック装置11全体としての発電性能を向上できる。
さらに、図1に示した改質器1では、気化部復路1a2内の仕切板1a21は、セルスタック10の燃料電池セル15の配列方向x中央部に位置させたが、セルスタック10の燃料電池セル15の配列方向x中央部よりも、原燃料供給管3側に配置することもできる。この場合、セルスタック10の燃料電池セル15の配列方向x中央部の熱を水の気化に有効利用できる。
また、図7に示したように、改質器1において、気化部往路1a1、気化部復路1a2改質部往路1b1、改質部復路1b2のそれぞれは、1つのセルスタックと対応して、セルスタックの上方に配置されている。それにより、気化部往路1a1、気化部復路1a2改質部往路1b1、改質部復路1b2のそれぞれを効率よく加熱することができる。
モジュール7は、図7に示したように、収納容器8の内部にセルスタック装置11を収納してなるもので、セルスタック10の配列方向(燃料電池セル15の配列方向xと直交する方向)の両側における収納容器8の側壁には、外側から酸素含有ガス導入路13、排ガス排出路14が形成されている。酸素含有ガス導入路13は、収納容器8の底部から側部を介して上部まで形成され、酸素含有ガス供給板12に酸素含有ガスを供給するように構成されている。
一方、排ガス排出路14は、収納容器8の側部から底部まで形成され、燃料電池セル15の上端からの排ガスが、気化部往路1a1を構成する管体と気化部復路1a2を構成する管体との間、および改質部往路1b1を構成する管体と改質部復路1b2を構成する管体との間に形成された空間を通過し、排ガス排出路14により、収納容器8の側部を介して底部の排出口から排出されるように構成されている。それにより、酸素含有ガスが酸素含有ガス導入路13を流れる間に、排ガス排出路14を流れる排ガスにより加熱される。
以上のようなセルスタック装置11では、改質器1において、原燃料供給部3b(原燃料供給管3)が、気化改質部連結路1c2に接続されているため、改質器1の一部(気化部往路1a1)における低温化を抑制できることから、改質器1の気化部往路1a1の下方におけるセルスタック10の低温化を抑制して発電性能が低下することを抑制でき、セルスタック装置11全体としての発電性能を向上できる。
図10は、燃料電池モジュールの他の一例を示し、改質器として図6に示す改質器105を備えるセルスタック装置11を備えている例を示している。
このような改質器105を有するモジュール7は、マニホールド9間に配置され、下端が排ガス排出路14に接続された排ガス導出管19の上端部を、連結板5の排ガス導出孔5aに接続して構成されている。
このようなモジュール7では、燃料電池セル15の上端からの排ガスが、気化部往路1a1と気化部復路1a2との間、改質部往路1b1と改質部復路1b2との間を通って、排ガス導出孔5a、排ガス導出管19を介して排出することができ、これにより、排ガスの熱をより効率よく改質器1に伝熱することでき、さらに排ガスの滞留を抑制し、セル上端部の燃焼を安定的に行うことができる。
図11は、燃料電池モジュールのさらに他の一例を示し、(a)は気化部復路と改質部往路との間の空間の下端部を連結板で塞ぎ、この連結板の下方に排ガス導出管を設けた形態の縦断面図、(b)は気化部復路と改質部往路との間の空間の上端部を連結板で塞ぎ、この連結板の下方に排ガス導出管を設けた形態の縦断面図である。
上記図7のモジュール7では、収納容器8の側壁側に排ガスを集めて排出するようにしたが、図11(a)に示すように、気化部復路1a2を構成する管体と改質部往路1b1を構成する管体との間の下側(セルスタック10側)を連結板5で塞ぎ、この連結板5の下方に、下端が排ガス排出路14に接続された排ガス導出管20を設けても良い。
このようなモジュール7では、燃料電池セル15の上端からの排ガスが、気化部復路1a2の下面、改質部往路1b1の下面を通って加熱した後、排ガス導出管20から排出することができ、これにより、気化部復路1a2および改質部往路1b1の加熱を促進できる。
さらに、上記図7のモジュール7では、収納容器8の側壁側に排ガスを集めて排出するようにしたが、図11(b)に示すように、気化部復路1a2を構成する管体と改質部往路1b1を構成する管体との間の上側(収納容器8の壁側)を連結板5で塞ぎ、この連結板5の下方に、下端が排ガス排出路14に接続された排ガス導出管21を設けても良い。
このようなモジュール7では、燃料電池セル15の上端からの排ガスが、気化部復路1a2、改質部往路1b1の下面および側面を通って加熱した後、排ガス導出管21から排出することができ、これにより、気化部復路1a2および改質部往路1b1をさらに加熱できる。
図12は、燃料電池モジュールのさらに他の一例を示し、(a)は縦断面図、(b)は並置された2個の改質器を抜粋して示す平面図である。
図12に示すモジュール22は、収納容器8内に、8個のセルスタック10と、2つの改質器1とを収納して構成されている。この8個のセルスタック10は、それぞれ電気的に直列に接続されている。また、1個の改質器1が、4個のセルスタック10の上方に配置され、モジュール22には2個の改質器1が並置されている。すなわち、収納容器8内に2つのセルスタック装置11が配置されている。
そして、収納容器8内の2個の平箱状の改質器1が、図12に示したように、気化部1aが内側になるように点対称に並置されている。すなわち、2個の改質器1は、4個のセルスタック10の上方にそれぞれ配置されており、内側から外側に向けて気化部往路1a1、気化部復路1a2、改質部往路1b1、改質部復路1b2が順次設けられている。これにより、収納容器8内の中央部に気化部1aが位置するように2個の改質器1が並置されている。
このようなモジュール22では、収納容器8内の中央部に、2個の改質器1の気化部1aが位置しているため、高温となり易い収納容器8内の中央部温度を低下することができる。すなわち、セルスタック10は、多数の燃料電池セル15を集積しており、燃料電池セル15で生じる反応熱、および燃料電池セル15から排出される余剰燃料ガスの燃焼により、収納容器8の中央部の温度が高温となる傾向にある。さらに、収納容器8の対向する側部には、酸素含有ガス導入路13を流れる酸素含有ガスと、排ガス排出路14を流れる排ガスとが熱交換し、酸素含有ガス導入路13、排ガス排出路14が形成された収納容器8の側部側よりも、収納容器8内の中央部が見かけ上高温となる。このような場合であっても、収納容器8内の中央部に2個の改質器1の気化部1aが位置しているため、高温となり易い収納容器8の中央部温度を低下できる。
また、2個の改質器1から、水供給管2、原燃料供給管3および改質ガス導出管4が、対向する方向に引き出されているため、水供給管2、原燃料供給管3および改質ガス導出管4の引出方向における温度差も低減できる。
図13は、燃料電池モジュールの他の一例を示し、改質器として図6に示す改質器105を備えるセルスタック装置11を2個備えている例を示している。
このような改質器105を有するモジュール22は、マニホールド9間に配置され、下端が排ガス排出路14に接続された排ガス導出管19の上端部を、連結板5の排ガス導出孔5aに接続して構成されている。
このようなモジュール22では、燃料電池セル15の上端からの排ガスが、気化部往路1a1と気化部復路1a2との間、改質部往路1b1と改質部復路1b2との間を通って、排ガス導出孔5a、排ガス導出管19を介して排出することができ、これにより、排ガスの熱をより効率よく改質器1に伝熱することでき、さらに排ガスの滞留を抑制し、セル上端部の燃焼を安定的に行うことができる。
図14は、燃料電池モジュールのさらに他の一例を示し、(a)は気化部復路と改質部往路との間の空間の下端部を連結板で塞ぎ、この連結板の下方に排ガス導出管を設けた形態の縦断面図、(b)は気化部復路と改質部往路との間の空間の上端部を連結板で塞ぎ、この連結板の下方に排ガス導出管を設けた形態の縦断面図である。
上記図12のモジュール22では、収納容器8の側壁側に排ガスを集めて排出するようにしたが、図14(a)に示すように、気化部復路1a2を構成する管体と改質部往路1b1を構成する管体との間の下側(セルスタック10側)を連結板5で塞ぎ、この連結板5の下方に、下端が排ガス排出路14に接続された排ガス導出管23を設けても良い。
このような燃料電池モジュール7では、燃料電池セル15の上端からの排ガスが、気化部復路1a2の下面、改質部往路1b1の下面を通って加熱した後、排ガス導出管23から排出することができ、これにより、気化部復路1a2および改質部往路1b1の加熱を促進できる。
さらに、上記図12のモジュール22では、収納容器8の側壁側に排ガスを集めて排出するようにしたが、図14(b)に示すように、気化部復路1a2を構成する管体と改質部往路1b1を構成する管体との間の上側(収納容器8の壁側)を連結板5で塞ぎ、この連結板5の下方に、下端が排ガス排出路14に接続された排ガス導出管24を設けても良い。
このような燃料電池モジュール22では、燃料電池セル15の上端からの排ガスが、気化部復路1a2、改質部往路1b1の下面および側面を通って加熱した後、排ガス導出管24から排出することができ、これにより、気化部復路1a2および改質部往路1b1をさらに加熱できる。
図15は、外装ケース内にモジュール7と、モジュール7を動作させるための補機とを収納してなる燃料電池装置の一例を示す分解斜視図である。なお、図15においては一部構成を省略して示している。
図15に示す燃料電池装置32は、支柱25と外装板26とから構成される外装ケース内を仕切板27により上下に区画し、その上方側を上述したモジュール7を収納するモジュール収納室28とし、下方側をモジュール7を動作させるための補機類を収納する補機収納室29として構成されている。なお、補機収納室29に収納する補機類は省略して示している。
また、仕切板27には、補機収納室29の空気をモジュール収納室28側に流すための空気流通口30が設けられており、モジュール収納室28を構成する外装板26の一部に、モジュール収納室28内の空気を排気するための排気口31が設けられている。
このような燃料電池装置では、上述したようなモジュール1を外装ケース内に収納することにより、発電効率を向上した燃料電池装置32とすることができる。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更、改良等が可能である。
例えば、燃料電池セル15の形状としては、平板型、円筒型、中空平板型等のいずれであっても良い。燃料電池セル15(セルスタック10)の発電を効率よく行なう上で、中空平板型の燃料電池セルとすることが好ましい。
また、上記形態では、4個のセルスタック10の上方に1個の改質器1を配置したセルスタック装置を具備する形態について説明したが、例えば、2個または3個のセルスタック10の上方に1個の改質器1を配置したセルスタック装置でも良く、さらに、5個以上のセルスタックの上方に1個の改質器1を配置したセルスタック装置でも良い。
さらに、1個のマニホールド4に2個のセルスタック10を配置した形態について説明したが、1個のマニホールドに1個のセルスタックを配置しても良く、また、1個のマニホールドに3個以上のセルスタックを配置しても良い。
また、上記形態では、2個の改質器を、気化部が内側となるように並置した形態について説明したが、これに限定されるものではなく、2個の改質器を、気化部が外側となるように並置した形態であっても良い。この場合には、収納容器8の側部側が高温となる場合、例えば、酸素含有ガス導入路13、排ガス排出路14が、収納容器8の側部ではなく、収納容器8の中央部にあるとき、収納容器8の側部側が見かけ上高温となる傾向にあるため、この収納容器8の側部側の温度を低下できる。
さらに、上記形態では、2個の改質器を具備するモジュールについて説明したが、3個以上の改質器を有する場合であっても良い。この場合でも、上記形態と同様の効果を得ることができる。
1、101、102、103、104、105:改質器
1a:気化部
1a1:気化部往路
1a2:気化部復路
1b:改質部
1b1:改質部往路
1b2:改質部復路
1c1:気化部連結路
1c2:気化改質部連結路
1c3:改質部連結路
2:水供給管
2a:第2筒状部
2b:水供給部
3:原燃料供給管
3a:第1筒状部
3a1:貫通孔
3b:原燃料供給部
4:改質ガス導出管
5:連結板
7、22:燃料電池モジュール
8:収納容器
10:セルスタック
11:セルスタック装置
15:燃料電池セル
32:燃料電池装置
本発明の改質器は、
原燃料を水蒸気改質して水素を含む改質ガスを生成する改質器であって、
該改質器は、水を水蒸気に気化するための気化部と、改質触媒を備える改質部と、
を備え、
前記気化部は、前記水蒸気が一端側より他端側に流れる気化部往路と、前記水蒸気が他端側より一端側に流れる気化部復路とを有し、
前記改質部は、前記改質ガスが一端側より他端側に流れる改質部往路と、前記改質ガスが他端側より一端側に流れる改質部復路とを有し、
前記気化部往路と、前記気化部復路と、前記改質部往路と、前記改質部復路とがこの順で、かつ側方が対向するように並置され、前記気化部往路の他端側と、前記気化部復路の他端側とが気化部連結路で連結され、前記改質部往路の他端側と前記改質部復路の他端側とが改質部連結路で連結されており、前記気化部往路と、前記気化部復路と、前記改質部往路と、前記改質部復路とは、それぞれの底面同士は連結されておらず、それぞれの間が開放空間とされていることを特徴とする。
また本発明の改質器は、
原燃料を水蒸気改質して水素を含む改質ガスを生成する改質器であって、
該改質器は、水を水蒸気に気化するための気化部と、改質触媒を備える改質部と、
を備え、
前記気化部は、前記水蒸気が一端側より他端側に流れる気化部往路と、前記水蒸気が他端側より一端側に流れる気化部復路とを有し、
前記改質部は、前記改質ガスが一端側より他端側に流れる改質部往路と、前記改質ガスが他端側より一端側に流れる改質部復路とを有し、
前記気化部往路と、前記気化部復路と、前記改質部往路と、前記改質部復路とがこの順で、かつ側方が対向するように並置され、前記気化部往路の他端側と、前記気化部復路の他端側とが気化部連結路で連結され、前記改質部往路の他端側と前記改質部復路の他端側とが改質部連結路で連結されており、前記気化部往路と、前記気化部復路と、前記改質部往路と、前記改質部復路とは、それぞれの間が開放空間とされており、前記気化部復路の他端側の側方と前記改質部往路の他端側の側方とが連結部によって連結されていることを特徴とする。
参考の形態の改質器の一例を示し、(a)は斜視図、(b)は平面図である。 図1に示す改質器の原燃料供給部およびその近傍を抜粋して示す(a)は横断面図、(b)は縦断面図である。 参考の形態の改質器の他の一例を示し、原燃料供給管が気化改質連結部に接合された形態を示す平面図である。 (a)は、参考の形態の改質器のさらに他の一例を示し、気化部往路と気化改質部連結路との端面同士、および改質部復路と気化改質部連結路との端面同士を補強板で連結した形態を示す斜視図、(b)は、本実施形態の改質器の一例を示し、気化部往路と、気化部復路と、改質部往路と、改質部復路とのそれぞれの間が開放空間とされた形態を示す斜視図である。 参考の形態の改質器のさらに他の一例を示し、(a)は斜視図、(b)は平面図である。 本実施形態の改質器の他の一例を示し、(a)は斜視図、(b)は平面図である。 燃料電池モジュールの一例を示す縦断面図である。 (a)は4個のセルスタックを有するセルスタック装置を、改質器を取り外した状態で示す平面図、(b)は(a)に示すセルスタック装置のうち、マニホールドに2個のセルスタックを設けた状態を示す斜視図である。 セルスタック装置を示す側面図である。 燃料電池モジュールの他の一例を示し、気化部復路と改質部往路との間の連結板に排ガス導出孔を形成し、該排ガス導出孔に接続された排ガス導出管で排ガスを導出する形態の縦断面図である。 燃料電池モジュールの参考例を示し、(a)は気化部復路と改質部往路との間の空間の下端部を連結板で塞ぎ、この連結板の下方に排ガス導出管を設けた形態の縦断面図、(b)は気化部復路と改質部往路との間の空間の上端部を連結板で塞ぎ、この連結板の下方に排ガス導出管を設けた形態の縦断面図である。 燃料電池モジュールの他参考例を示し、(a)は縦断面図、(b)は並置された2個の改質器を抜粋して示す平面図である。 燃料電池モジュールのさらに他の一例を示し、気化部復路と改質部往路との間の連結板の排ガス導出孔に接続された排ガス導出管で、排ガスを導出する形態の縦断面図である。 燃料電池モジュールのさらに他の参考例を示し、(a)は気化部復路と改質部往路との間の空間の下端部を連結板で塞ぎ、この連結板の下方に排ガス導出管を設けた形態の縦断面図、(b)は気化部復路と改質部往路との間の空間の上端部を連結板で塞ぎ、この連結板の下方に排ガス導出管を設けた形態の縦断面図である。 燃料電池装置を示す斜視図である。
以下、図面を用いて本実施形態および参考の形態の改質器、セルスタック装置、燃料電池モジュールおよび燃料電池装置について説明する。また、異なる図中の同一の構成要素については、同一の符号を付与するものとする。
また、図4(b)は、気化部往路と、気化部復路と、改質部往路と、改質部復路とのそれぞれの間が開放空間とされた本実施形態を示す斜視図である。
図5は、参考の形態の改質器の一例を示し、(a)は斜視図、(b)は平面図である。
図6は、本実施形態の改質器の他の一例を示し、(a)は斜視図、(b)は平面図である。
図11は、燃料電池モジュールの参考例を示し、(a)は気化部復路と改質部往路との間の空間の下端部を連結板で塞ぎ、この連結板の下方に排ガス導出管を設けた形態の縦断面図、(b)は気化部復路と改質部往路との間の空間の上端部を連結板で塞ぎ、この連結板の下方に排ガス導出管を設けた形態の縦断面図である。
図12は、燃料電池モジュールの他参考例を示し、(a)は縦断面図、(b)は並置された2個の改質器を抜粋して示す平面図である。
図14は、燃料電池モジュールのさらに他の参考例を示し、(a)は気化部復路と改質部往路との間の空間の下端部を連結板で塞ぎ、この連結板の下方に排ガス導出管を設けた形態の縦断面図、(b)は気化部復路と改質部往路との間の空間の上端部を連結板で塞ぎ、この連結板の下方に排ガス導出管を設けた形態の縦断面図である。

Claims (11)

  1. 原燃料を水蒸気改質して水素を含む改質ガスを生成する改質器であって、
    該改質器は、水を水蒸気に気化するための気化部と、改質触媒を備える改質部と、前記気化部と前記改質部との間に設けられた連結路と、該連結路に接続され、原燃料を供給する原燃料供給部とを備え、
    前記改質部は、前記改質ガスが一端側より他端側に流れる改質部往路と、前記改質ガスが他端側より一端側に流れる改質部復路とを含み、
    前記改質部往路の幅が、前記改質部復路の幅よりも大きく、かつ、前記改質部往路の断面積が、前記改質部復路の断面積よりも大きく形成され、該改質部往路内には、前記改質部復路内より多くの前記改質触媒が収容されているとともに、
    前記気化部は、前記水蒸気が一端側より他端側に流れる気化部往路と、前記水蒸気が他端側より一端側に流れる気化部復路とを備え、
    前記気化部復路と前記改質部往路との間は、連結板によってつながっていることを特徴とする改質器。
  2. 前記連結板に、ガス流通口が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の改質器。
  3. 前記連結路は、内部に水蒸気の流れ方向と交差するように突出する第1筒状部を備え、
    該第1筒状部には、内面から外面に貫通する複数の貫通孔が設けられており、前記原燃料供給部から供給された原燃料が前記第1筒状部の複数の前記貫通孔から前記連結路の内部に供給されるようになっていることを特徴とする請求項1または2に記載の改質器。
  4. 前記気化部往路は、内部に一端部から当該気化部往路に沿って突出する第2筒状部と、前記一端部に接続され、前記第2筒状部に水を供給する水供給部とを備え、前記第2筒状部の先端が、前記気化部往路の中央部に位置することを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれかに記載の改質器。
  5. 前記気化部は、前記水蒸気が一端側より他端側に流れる気化部往路と、前記水蒸気が他端側より一端側に流れる気化部復路とを備え、
    前記改質部は、前記改質ガスが一端側より他端側に流れる改質部往路と、前記改質ガスが他端側より一端側に流れる改質部復路とを備え、前記気化部往路と、前記気化部復路と、前記改質部往路と、前記改質部復路とがこの順で、かつ側方が対向するように並置され、前記気化部往路の他端側と、前記気化部復路の他端側とが気化部連結路で連結され、前記改質部往路の他端側と前記改質部復路の他端側とが改質部連結路で連結されており、前記気化部往路と、前記気化部復路と、前記改質部往路と、前記改質部復路との間の少なくとも1つが、開放空間とされていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちいずれかに記載の改質器。
  6. 酸素含有ガスと前記改質ガスとで発電を行なう燃料電池セルを一列に配置してなるセルスタックを複数備え、
    該複数のセルスタックの上方に、請求項1乃至請求項5のうちいずれかに記載の改質器が配置されてなることを特徴とするセルスタック装置。
  7. 前記セルスタックを4つ備え、
    前記気化部は、前記水蒸気が一端側より他端側に流れる気化部往路と、前記水蒸気が他端側より一端側に流れる気化部復路とを備え、前記改質部は、前記改質ガスが一端側より他端側に流れる改質部往路と、前記改質ガスが他端側より一端側に流れる改質部復路とを備え、前記気化部往路と、前記気化部復路と、前記改質部往路と、前記改質部復路とが、4つのセルスタックの各々の上方に配置されていることを特徴とする請求項6に記載のセルスタック装置。
  8. 請求項6または請求項7に記載のセルスタック装置を収納容器内に収納してなることを特徴とする燃料電池モジュール。
  9. 前記セルスタック装置が、前記改質器が点対称となるように複数個配置されていることを特徴とする請求項8に記載の燃料電池モジュール。
  10. 前記複数のセルスタック装置は、前記改質器の前記気化部が前記収納容器内の中央部に位置することを特徴とする請求項9に記載の燃料電池モジュール。
  11. 請求項8乃至請求項10のうちいずれかに記載の燃料電池モジュールと、該燃料電池モジュールを作動させるための補機とを、外装ケース内に収納してなることを特徴とする燃料電池装置。
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