JP2018122740A - 車両用センタバイザ - Google Patents

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Abstract

【課題】車両用センタバイザに関し、ルームミラーの視認性を確保しつつ、ルームミラー上方の遮光性を向上させる。【解決手段】車両用センタバイザ1は、車両10のルームミラー20の鏡面21aを被覆可能な偏光フィルタ2を有する本体部3と、本体部3をルームミラー20に対して可動に支持し、本体部3が鏡面21aに沿う収納状態とルームミラー20の上方で鏡面21aに対して後傾する使用状態とを切り替えるための支持部4とを備える。偏光フィルタ2は、収納状態ではドライバの目の位置Eを含むとともに使用状態ではドライバの目の位置Eを除外する視野角範囲Rに光を透過させる。【選択図】図3

Description

本発明は、ルームミラーの上方から車室内に差し込む日射を遮断するための車両用センタバイザに関する。
例えば高級車といった一部の車両には、ドライバがルームミラー上方からの日射を眩しく感じないように、ルームミラーと車室天井面との間を塞ぐ可動式のセンタバイザが設けられる。従来、このようなセンタバイザとして、運転席や助手席の上方に配置されるサンバイザと同様に、車室天井面に対して回動自在に取り付けられるタイプのものが存在する。また、例えば特許文献1に記載されるように、ルームミラーに対して回動自在に取り付けられるタイプのものも提案されている。
特許文献1に記載されたセンタバイザには、光の一部を透過させるとともに光の一部を反射させるハーフミラー層が設けられている。このセンタバイザは、ハーフミラー層により、ルームミラー上方の位置(バイザ位置)では減光板として機能し、ルームミラーの鏡面上の位置(ミラー位置)では防眩用のルームミラーとして機能する。
特開2005-75029号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたようなセンタバイザをルームミラーの鏡面上に位置させた場合、車室側からの光の一部しかハーフミラー層で反射されないため、反射光の量が低減され、ルームミラーの視認性が低下する虞がある。また、このセンタバイザをルームミラーの上方に位置させたとしても、車外からの光の一部はハーフミラー層を透過することから、ルームミラー上方の日射を十分に遮断できない虞がある。
本件の車両用センタバイザは、上述のような課題に鑑み創案されたものであり、ルームミラーの視認性を確保しつつ、ルームミラー上方の遮光性を向上させることを目的の一つとする。なお、この目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本件の他の目的である。
(1)ここで開示する車両用センタバイザは、車両のルームミラーの鏡面を被覆可能な偏光フィルタを有する本体部と、前記本体部を前記ルームミラーに対して可動に支持し、前記本体部が前記鏡面に沿う収納状態と前記ルームミラーの上方で前記鏡面に対して後傾する使用状態とを切り替えるための支持部と、を備えている。前記偏光フィルタは、前記収納状態ではドライバの目の位置を含むとともに前記使用状態では前記ドライバの目の位置を除外する視野角範囲に光を透過させる。
(2)前記車両用センタバイザが、前記収納状態から前記使用状態となるように前記本体部を付勢する付勢部材と、弾性変形可能に設けられ、前記付勢部材の付勢力に抗して前記本体部を前記収納状態に保持する爪部材と、を備えることが好ましい。
(3)この場合、前記車両用センタバイザが、前記ルームミラーの側面から運転席側に向かって左右方向に突設された操作レバーを備え、前記操作レバーは、前記運転席側のサンバイザが下ろされると前記爪部材を弾性変形させて前記本体部の保持を解除させることが好ましい。
(4)前記支持部が、前記ルームミラーの上部において、左右方向に延びる軸まわりに前記本体部を回動自在に支持するヒンジであることが好ましい。
(5)前記偏光フィルタが、前記車両の左右のサンバイザの間にわたって設けられていることが好ましい。
開示の車両用センタバイザによれば、偏光フィルタにより、収納状態ではルームミラーの鏡面からドライバの目に向かう光を透過させることができ、使用状態ではルームミラーの上方からドライバの目に向かう光を遮ることができる。このため、ルームミラーの視認性を確保しつつ、ルームミラー上方の遮光性を高めることができる。
実施形態に係る車両用センタバイザが適用された車両の車室前部を後方から視た図である。 図1の車両用センタバイザ及びルームミラーの斜視図であり、(a)は収納状態を示し、(b)は使用状態を示している。 偏光フィルタの視野角範囲を説明するための模式的な側面図であり、(a)は収納状態を示し、(b)は使用状態を示している。 爪部材及び操作レバーの作用を説明するための図(図1のA−A矢視断面図)である。 偏光フィルタの作用を説明するための図であり、(a)は収納状態を示し、(b)は使用状態を示している。
図面を参照して、実施形態としての車両用センタバイザについて説明する。なお、以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。以下の説明では、本実施形態に係る車両用センタバイザが適用された車両を基準にして、前後方向及び左右方向を定める。また、重力の方向を下方とし、その逆方向を上方とする。
[1.装置構成]
本実施形態に係る車両用センタバイザ1(以下、単に「センタバイザ1」という)は、図1に示す車両10に適用されている。この車両10の車室前部には、運転席11及び助手席12と、運転席11及び助手席12の前方上部のそれぞれに設けられたサンバイザ13,14とが配置されている。
本実施形態では、車両10が右ハンドル車である場合について説明する。すなわち、運転席11は車両10の右側に位置し、助手席12は車両10の左側に位置する。また、左右のサンバイザ13,14のうち、右側の一方は運転席11側のサンバイザ13であり、左側の他方は助手席12側のサンバイザ14である。
各サンバイザ13,14は、車室天井面15に対して回動自在に取り付けられている。各サンバイザ13,14は、使用されない場合には、車室天井面15に沿うように収納される。一方、各サンバイザ13,14は、使用される場合には、フロントガラス16に沿うように下方へと回動させられる。
車室天井面15のうち、左右のサンバイザ13,14の取付位置の間には、車室照明の一つであるマップランプ17が設けられる。また、マップランプ17の下方には、車両10のドライバが運転席11に着座した状態で後方を確認するためのルームミラー20が設けられる。ルームミラー20は、フロントガラス16の中央上部に取り付けられている。ルームミラー20と車室天井面15との間(すなわち、ルームミラー20の上方)には、フロントガラス16を通じて車外から日射が差し込みうる隙間Sが存在する。
図2(a)及び(b)に示すように、ルームミラー20は、鏡面21aを後方へ向けて配置された鏡部21と、鏡部21を支持するケース部22と、ケース部22から前方へ延設されたアーム部23と、アーム部23の前端部をフロントガラス16に固定するための固定部24とを有する。ケース部22とアーム部23との間には、鏡面21aの角度を変更するための図示しない角度調節機構が設けられる。
センタバイザ1は、上述した隙間Sからドライバの目に向かって差し込む日射を遮断するためのものである。本実施形態のセンタバイザ1は、ルームミラー20に予め取り付けられた状態で車両10に搭載されている。センタバイザ1は、ルームミラー20の鏡面21aを被覆可能な偏光フィルタ2を有する本体部3と、本体部3をルームミラー20に対して可動に支持する支持部4とを備えている。本実施形態では、フィルム状の偏光フィルタ2が透明な板部材5に貼着されることにより構成された本体部3を例示する。
以下、図2(a)に示すように、本体部3が鏡面21aに沿う状態(すなわち、偏光フィルタ2が鏡面21aと略平行な状態)を収納状態という。また、図2(b)に示すように、本体部3がルームミラー20の上方で鏡面21aに対して後傾する状態(すなわち、偏光フィルタ2がルームミラー20の上方で鏡面21aに対して後傾する状態)を使用状態という。なお、ここでいう「後傾する状態」とは、ルームミラー20の上方において、鏡面21aから離れるほど(後方に行くほど)斜め上方へ向かう状態(姿勢)を意味する。本体部3は、使用状態である場合に、ルームミラー20の上方の隙間Sからドライバの目に向かって差し込む日射を偏光フィルタ2で遮断する機能を持つ。
板部材5は、収納状態と使用状態とが切り替えられても偏光フィルタ2の形状が保たれる(偏光フィルタ2が曲がらない)ように、剛性を持つ材料で形成される。板部材5は、偏光フィルタ2が貼着される平らな被貼着面5aと、収納状態のときに下方に位置する端部に形成された屈曲部5bとを有する。被貼着面5aは、収納状態においてルームミラー20の鏡面21aを被覆可能であるとともに、使用状態において左右のサンバイザ13,14の間にわたって隙間Sを埋めることができるような大きさとされる。また、屈曲部5bは、ドライバが手動で収納状態と使用状態とを切り替え操作する場合に取っ手として利用可能な部位であって、使用状態において車室天井面15から運転席11側(下方)に突出するように形成される。
偏光フィルタ2は、所定の視野角範囲(可視範囲)に光を透過させる機能を持つ光学フィルタである。すなわち、偏光フィルタ2は、所定の視野角範囲の内側から見た場合には透けて見え、この視野角範囲の外側から見た場合には黒く見える性質を持つ。偏光フィルタ2としては、例えば、携帯電話等の画面の覗き見を防止するために使用される、いわゆる覗き見防止シートが適用されうる。本実施形態の偏光フィルタ2は、板部材5の被貼着面5aの略全域をカバーする大きさに形成されている。つまり、偏光フィルタ2は、左右のサンバイザ13,14の間にわたって設けられている。
図3(a)及び(b)に示すように、偏光フィルタ2の視野角範囲Rは、収納状態ではドライバの目の位置Eを含み、使用状態ではドライバの目の位置Eを除外する所定範囲とされる。このような視野角範囲Rは、例えば、偏光フィルタ2自体の特性や、使用状態における偏光フィルタ2の角度(本実施形態では、板部材5の被貼着面5aの角度)を調整することにより設定可能である。なお、ドライバの目の位置Eには個人差(バラツキ)があるため、視野角範囲Rはある程度の余裕を持つように設定される。例えば、ドライバの目の位置Eが、収納状態では視野角範囲Rの略中心に位置し、使用状態では視野角範囲Rからできるだけ離れて位置するように、視野角範囲Rが設定される。本実施形態では、視野角範囲Rが偏光フィルタ2の表面の法線Lに対して±30°の範囲とされている。
支持部4は、収納状態と使用状態とを切り替えるための部位である。図2に示すように、本実施形態の支持部4は、ルームミラー20の上部において、左右方向に延びる軸Cまわりに本体部3を回動自在に支持するヒンジである。支持部4は、ルームミラー20のケース部22と一体に設けられた軸筒4aと、本体部3の板部材5と一体に設けられた軸筒4bと、これらの軸筒4a,4bに貫設された一本の芯棒(図示略)とを有する。これらの軸筒4a,4b及び芯棒は、軸C上(同軸上)に設けられている。ルームミラー20側の軸筒4aと、本体部3側の軸筒4bとは、芯棒を軸にして相対回転可能である。
また、本実施形態に係るセンタバイザ1は、ドライバが運転席11側のサンバイザ13を下ろすことで自動的に使用状態となるように構成されている。すなわち、本実施形態のセンタバイザ1は、ドライバによるサンバイザ13の操作に連動して本体部3を収納状態から使用状態に切り替えるための構成として、付勢部材6,爪部材7及び操作レバー8を備えている。
付勢部材6は、収納状態から使用状態となるように本体部3を付勢するものである。本実施形態の付勢部材6は、支持部4の各軸筒4a,4bと同軸上に配置されたコイルバネで形成されている。付勢部材6は、ルームミラー20のケース部22とセンタバイザ1の本体部3とのそれぞれに両端部が固定され、本体部3を軸Cまわりに上方へと回動させるような付勢力を本体部3に対して常時付与する。
爪部材7は、弾性変形可能に設けられ、付勢部材6の付勢力に抗して本体部3を収納状態に保持するものである。本実施形態の爪部材7はルームミラー20側に固定されており、本体部3に対し弾性的に係止される。具体的には、爪部材7は、本体部3を右方(側方)から抱え込むように屈曲した形状に形成され、基端側がルームミラー20のケース部22の右側面(ルームミラー20の側面)22aに固定されており、先端側が本体部3に係止されている。図4に二点鎖線で示すように、爪部材7は、本体部3に係止された先端側が右方に弾性変形することで、本体部3に対する保持を解除する(本体部3をリリースする)。
操作レバー8は、運転席11側のサンバイザ13が下ろされると、サンバイザ13によって前方へ押されるものであり、これにより爪部材7を右方へ弾性変形させる。操作レバー8は、ルームミラー20のケース部22の右側面22aから運転席11側に向かって左右方向に突設される。本実施形態の操作レバー8は、爪部材7と一体に形成されており、弾性変形可能に設けられている。操作レバー8は、運転席11側のサンバイザ13が下ろされた状態で、このサンバイザ13と干渉する位置まで突設される。図4に二点鎖線で示すように、操作レバー8は、サンバイザ13によって前方へと押されて弾性変形すると、爪部材7を右方に弾性変形させて本体部3の保持を解除させる。
[2.作用,効果]
(1)上述したセンタバイザ1では、ルームミラー20の鏡面21aに沿う収納状態と、ルームミラー20の上方で鏡面21aに対して後傾する使用状態とに切り替えられる本体部3に、偏光フィルタ2が設けられる。また、偏光フィルタ2が、収納状態ではドライバの目の位置Eを含むとともに使用状態ではドライバの目の位置Eを除外する視野角範囲Rに光を透過させる。
このため、図5(a)に示すように、偏光フィルタ2が収納状態である場合には、ドライバからは偏光フィルタ2が透けて見えるため、ルームミラー20に映った後方車両等を視認することができる。一方、図5(b)に示すように、偏光フィルタ2が使用状態である場合には、ドライバからは偏光フィルタ2が黒く見えるため、隙間Sから入り込む光を遮断することができる。
つまり、上述したセンタバイザ1によれば、偏光フィルタ2の特性を利用して、収納状態ではルームミラー20の鏡面21aからドライバの目に向かう光を透過させることができ、使用状態ではルームミラー20の上方からドライバの目に向かう光を遮ることができる。したがって、ルームミラー20の視認性を確保しつつ、ルームミラー20の上方の遮光性を高めることができる。
また、左右のサンバイザ13,14のように、車室天井面15に取り付けられるタイプのセンタバイザは、車室天井面15に収納スペースを要するのに対し、上述したセンタバイザ1は、本体部3をルームミラー20の鏡面21aに沿わせて収納しておくことができる。このため、センタバイザ1によれば、車室天井面15のスペース効率を高めることができ、マップランプ17等の配置の自由度を高めることができる。
(2)上述したセンタバイザ1には、収納状態から使用状態となるように本体部3を付勢する付勢部材6と、付勢部材6の付勢力に抗して本体部3を収納状態に保持する爪部材7とが設けられる。このため、ドライバは、例えば運転中であっても、爪部材7を弾性変形させるという一つの操作により、付勢部材6の付勢力を利用して本体部3を収納状態から使用状態へと切り替えることができる。つまり、付勢部材6及び爪部材7を設けることで、収納状態から使用状態への切り替え操作を簡単にすることができる。
(3)上述したセンタバイザ1では、操作レバー8がルームミラー20のケース部22の右側面22aから運転席11側に向かって左右方向に突設される。操作レバー8は、運転席11側のサンバイザ13が下ろされると爪部材7を弾性変形させる。このため、ドライバは、サンバイザ13を下ろすだけで本体部3を収納状態から使用状態へと切り替えることができ、隙間Sから入り込む光を遮断することができる。つまり、操作レバー8を設けることで、ドライバがサンバイザ13を使用するタイミングに合わせて、本体部3を使用状態へと自動的に切り替えることができ、利便性を向上させることができる。
(4)上述したセンタバイザ1では、支持部4が、ルームミラー20の上部において、左右方向に延びる軸Cまわりに本体部3を回動自在に支持するヒンジであるため、支持部4を簡素な構造とすることができ、コスト削減に寄与することができる。
(5)また、偏光フィルタ2が左右のサンバイザ13,14の間にわたって設けられているため、左右のサンバイザ13,14の間の遮光性をより高めることができる。
(6)さらに、本体部3を構成する板部材5に屈曲部5bが形成されているため、収納状態と使用状態との手動切替をしやすくすることができる。
[3.変形例]
上述した実施形態に関わらず、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。本実施形態の各構成は、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせてもよい。
上述した実施形態では、フィルム状の偏光フィルタ2が透明な板部材5に貼着されることにより構成された本体部3を例示したが、本体部3の構成はこれに限られない。例えば、上述したフィルム状の偏光フィルタ2に代えて、適度な剛性を持つ平板状の偏光フィルタを適用してもよい。この場合、板部材5を省略してもよい。
また、偏光フィルタ2の視野角範囲Rは、収納状態ではドライバの目の位置Eを含み、使用状態ではドライバの目の位置Eを除外する範囲であればよく、上述したような法線Lに対して±30°の範囲に限定されない。偏光フィルタ2の視野角範囲Rは、ルームミラー20,車室天井面15,ドライバの目の相対的な位置関係や角度等に応じて適宜設定される。
また、支持部4は、本体部3が収納状態と使用状態とに切り替わることができるように本体部3を可動に支持するものであればよく、上述したようなヒンジに限定されない。例えば、支持部4は、本体部3を収納状態と使用状態とにスライド移動させるような機構であってもよい。
さらに、爪部材7の具体的な形状や固定先も、上述したものに限定されない。爪部材7は、弾性変形可能に設けられ、付勢部材6の付勢力に抗して本体部3を収納状態に保持するものであればよく、例えば、本体部3側に固定され、ルームミラー20に対して弾性的に係止されてもよい。
また、上述した実施形態では、センタバイザ1が付勢部材6と爪部材7と操作レバー8とを備える場合について説明したが、これらの部材6〜8はセンタバイザ1に必須の構成ではない。例えば、操作レバー8を省略して、ドライバが爪部材7を直接的に揺動させることにより、本体部3を収納状態から使用状態に切り替えるようにしてもよい。あるいは、これらの部材6〜8を全て省略するとともに、本体部3の回動位置を任意の位置で固定するストッパを設けて、ドライバが本体部3を任意の位置まで直接的に回動させることにより、収納状態と使用状態とを切り替えるようにしてもよい。
なお、センタバイザ1の取付先はルームミラー20のケース部22に限定されない。センタバイザ1は、例えば、ルームミラー20のアーム部23に取り付けられてもよい。また、上述した実施形態では、センタバイザ1が予めルームミラー20に取り付けられた状態で車両10に搭載される場合を例示したが、センタバイザ1が車両10に予め搭載されたルームミラー20に対して後付けされてもよい。つまり、センタバイザ1は、既存の車両10に対して後付可能なオプション品として構成されてもよい。
また、上述した実施形態では、車両10が右ハンドル車である場合について説明したが、センタバイザ1は左ハンドル車に対しても同様に適用可能である。この場合には、爪部材7及び操作レバー8をルームミラー20の左方に配置すればよい。
1 車両用センタバイザ
2 偏光フィルタ
3 本体部
4 支持部
6 付勢部材
7 爪部材
8 操作レバー
10 車両
11 運転席
13,14 サンバイザ
20 ルームミラー
21a 鏡面
22a 右側面(ルームミラーの側面)
C 軸
E ドライバの目の位置
R 視野角範囲

Claims (5)

  1. 車両のルームミラーの鏡面を被覆可能な偏光フィルタを有する本体部と、
    前記本体部を前記ルームミラーに対して可動に支持し、前記本体部が前記鏡面に沿う収納状態と前記ルームミラーの上方で前記鏡面に対して後傾する使用状態とを切り替えるための支持部と、を備え、
    前記偏光フィルタが、前記収納状態ではドライバの目の位置を含むとともに前記使用状態では前記ドライバの目の位置を除外する視野角範囲に光を透過させる
    ことを特徴とする、車両用センタバイザ。
  2. 前記収納状態から前記使用状態となるように前記本体部を付勢する付勢部材と、
    弾性変形可能に設けられ、前記付勢部材の付勢力に抗して前記本体部を前記収納状態に保持する爪部材と、を備えた
    ことを特徴とする、請求項1記載の車両用センタバイザ。
  3. 前記ルームミラーの側面から運転席側に向かって左右方向に突設された操作レバーを備え、
    前記操作レバーは、前記運転席側のサンバイザが下ろされると前記爪部材を弾性変形させて前記本体部の保持を解除させる
    ことを特徴とする、請求項2記載の車両用センタバイザ。
  4. 前記支持部が、前記ルームミラーの上部において、左右方向に延びる軸まわりに前記本体部を回動自在に支持するヒンジである
    ことを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載の車両用センタバイザ。
  5. 前記偏光フィルタが、前記車両の左右のサンバイザの間にわたって設けられている
    ことを特徴とする、請求項1〜4の何れか1項に記載の車両用センタバイザ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113306372A (zh) * 2021-06-30 2021-08-27 一汽奔腾轿车有限公司 一种汽车遮阳板及化妆镜的布置方法

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