JP2018121148A - 端末装置、通信制御システム及びプログラム - Google Patents

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【課題】通信に要する時間とコストを抑制する。【解決手段】第1通信部20は、プロファイル記憶部18に記憶された、無線通信網26を利用するための通信プロファイルに基づき、無線通信網26を経由して通信を行う。また、通信制御部24は、自装置、及び、同一の通信プロファイルがプロファイル記憶部18に記憶された他の端末装置12を含む複数の端末装置12の中で、無線通信網26を経由しての通信が許可された通信許可端末が自装置か否かを判定する。そして、通信制御部24は、通信許可端末が自装置と判定した第1期間には第1通信部20による無線通信網26を経由しての通信を許可し、自装置が通信許可端末でない第2期間には第1通信部20による無線通信網26を経由しての通信を停止させる。【選択図】図1

Description

本発明は端末装置、通信制御システム及び通信制御プログラムに関する。
互いに異なる通信事業者("Mobile Network Operator":MNOともいう)の無線通信網を利用するための複数のEmbeded Subscriber Identity Module(以下「eSIM」という)を端末に記憶しておく技術が提案されている。この技術では、複数のeSIMを選択的にロードし、ロードしたeSIMに対応する通信事業者で認証を行う。
特開2014−17878号公報
例えば農業では、農作物の生育に影響を及ぼす気温などの環境条件を測定して管理したり、農地への害獣などの侵入を監視したい、といったニーズがある。このように、広い範囲を対象として管理や監視などを行いたい場合、センサやカメラ、無線通信部を備えた端末装置を、管理や監視などの対象とする範囲内の複数箇所に設置し、個々の端末装置で得られた情報を無線通信により収集するシステムが構築される。
この種のシステムにおける一般的な通信方式は、予め設定した1台の端末装置を、SIMを搭載し、通信事業者が提供する無線通信網とLong Term Evolution(LTE)等の高速通信を行うGateway(以下「GW」という)として機能させる方式である。GWとして機能する端末装置とそれ以外の端末装置との間はマルチホップ無線通信で情報を伝送することにより、管理や監視などの対象とする範囲が広い場合にも、1個のSIM(通信事業者との1回線の利用契約)により対応できる。
但し、端末装置の間のマルチホップ無線通信は、通信速度が115.2kbps等と低いので、端末装置の間で伝送する情報量が、例えば画像の高精細化等によって増大すると、個々の端末装置からGWまでの情報伝送に長大な時間が掛かる、という課題が生ずる。この課題は、個々の端末装置を各々GWとして機能させ、個々の端末装置が無線通信網と直接通信させるようにすれば一応は解決できる。しかし、この場合、通信事業者との間で、端末装置の台数と同数の回線利用の契約を締結する必要があり、通信のためのコストが嵩むことになる、という別の課題が生ずる。
なお、前述した技術は、互いに異なる通信事業者の無線通信網を選択的に利用する技術であり、無線通信網の回線利用の契約を複数の通信事業者と各々締結することが前提となるので、上記の課題の解決には何ら寄与しない。
一つの側面では、本発明は、通信に要する時間とコストを抑制することが目的である。
一つの実施態様では、第1通信部は、プロファイル記憶部に記憶された、無線通信網を利用するための通信プロファイルに基づき、前記無線通信網を経由して通信を行う。また、通信制御部は、自装置、及び、同一の前記通信プロファイルがプロファイル記憶部に記憶された他の端末装置を含む複数の端末装置の中で、前記無線通信網を経由しての通信が許可された通信許可端末が自装置か否かを判定する。そして、通信制御部は、前記通信許可端末が自装置と判定した第1期間には前記第1通信部による前記無線通信網を経由しての通信を許可し、前記第1期間以外の第2期間には前記第1通信部による前記無線通信網を経由しての通信を停止させる。
一つの側面として、通信に要する時間とコストを抑制できる、という効果を有する。
第1実施形態に係る管理/監視システムの一例の概略ブロック図である。 通信プロファイルの一例を示す図表である。 管理情報の一例を示す図表である。 端末装置として機能するコンピュータの一例の概略ブロック図である。 第1実施形態に係る通信制御処理の一例を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る通信許可端末決定処理の一例を示すフローチャートである。 管理情報書替処理の一例を示すフローチャートである。 第1実施形態における通信の一例を示す概略図である。 第2実施形態に係る通信制御処理の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る通信許可端末決定処理の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態における通信の一例を示す概略図である。 第3実施形態に係る管理/監視システムの概略構成を示すブロック図である。 第3実施形態に係る通信制御処理の一例を示すフローチャートである。 第3実施形態において、端末装置が実行するプロファイル切替処理の一例を示すフローチャートである。 第3実施形態において、管理装置が実行するプロファイル切替処理の一例を示すフローチャートである。 第3実施形態における通信の一例を示す概略図である。
以下、図面を参照して開示の技術の実施形態の一例を詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1には、第1実施形態に係る管理/監視システム10Aが示されている。管理/監視システム10Aは、管理/監視の対象とする範囲内の互いに異なる箇所に設置された複数台の端末装置12を有する通信制御システム14Aを含んでいる。なお、以下では、1つの通信制御システム14Aに含まれる複数台の端末装置12が、管理/監視の対象の一例としての農地に設置された態様を説明するが、これに限定されるものではない。また、管理/監視システム10Aは、通信制御システム14Aの個々の端末装置12から送信された情報を無線通信網26及び有線通信網32を経由して受信する情報蓄積サーバ34も含んでいる。
端末装置12は、情報取得部16、プロファイル記憶部18、第1通信部20、第2通信部22及び通信制御部24を含んでいる。情報取得部16は、管理/監視の対象の農地のうち、自装置が設置された箇所の周辺を管理及び監視するための情報(情報蓄積サーバ34への送信対象とする情報)を取得する。本実施形態では、情報取得部16は、図4に示すセンサ54を含み、自装置の設置箇所の周辺の環境条件等を管理するための情報の一例として、センサ54によって検出された気温、湿度、日照時間及び降水量等の少なくとも1つの情報を取得する。
また本実施形態では、情報取得部16は、図4に示すカメラ56を含み、自装置の設置箇所の周辺を監視するための情報の一例として、カメラ56によって撮影された画像を取得する。更に、情報取得部16は、カメラ56によって撮影された画像に基づいて、自装置が設置された箇所の周辺への害獣や不審者の侵入の有無を判定し、害獣等の侵入を検知した場合は、情報蓄積サーバ34へ送信する画像に、異常を示す情報を付加する。
ところで、本実施形態において、端末装置12と情報蓄積サーバ34との通信経路上に存在している無線通信網26は、無線通信網26を提供する通信事業者との間で事前に回線の利用契約を締結した加入者のみが利用可能とされている。このため、プロファイル記憶部18は、端末装置12が無線通信網26を利用して無線通信を行うための通信プロファイルと、複数の端末装置12の各々を識別するための端末識別ID(例えばeUICC-ID)と、を予め記憶している。なお、個々の端末装置12のプロファイル記憶部18に記憶されている端末識別IDは互いに相違している。
本実施形態では、プロファイル記憶部18の一例としてeSIMを適用した態様を説明するが、図1のようにプロファイル記憶部18に通信プロファイルが1個のみ記憶させる場合は、プロファイル記憶部18としてSIMカード等を適用することも可能である。
通信プロファイルは、一例として図2に示すように、無線通信網26を利用して無線通信を行うための情報として、ICCID、Mobile Subscriber ISDN number(MSISDN)、International Mobile Subscriber Identity(IMSI)などの情報を含んでいる。なお、1つの通信制御システム14Aに含まれる複数台の端末装置12のプロファイル記憶部18には、同一の通信プロファイル(図1では、これを「通信プロファイルA」と表記している)が各々記憶されている。
詳細は後述するが、通信制御システム14Aは、複数台の端末装置12のうち無線通信網26を利用して無線通信を行う端末装置12を順に切り替え、個々の端末装置12は、同一の通信プロファイルに基づいて無線通信網26を利用した無線通信を行う。従って、無線通信網26を提供する通信事業者との利用契約は1回線のみで済む。
第1通信部20は、プロファイル記憶部18に記憶された通信プロファイルに基づき、無線通信網26を利用した無線通信を行う。なお、第1通信部20が行う無線通信の一例はLTE等の高速通信である。また、第2通信部22は、同一の通信制御システム14Aに含まれる他の端末装置12と無線通信を行う。なお、第2通信部22が行う無線通信の一例は低速のマルチホップ通信である。
通信制御部24は、第2通信部22による他の端末装置12との無線通信により、同一の通信制御システム14Aに含まれる複数の端末装置12の中で、無線通信網26を利用しての無線通信が許可された通信許可端末が自装置か否かを判定する。そして通信制御部24は、通信許可端末が自装置と判定した第1期間には第1通信部20による無線を許可し、第1期間以外の第2期間には第1通信部20による無線通信を停止させる。
無線通信網26には、Subscription Manager(SM)とも呼ばれる管理装置28が設けられており、管理装置28は、管理情報を記憶する管理情報記憶部30を含んでいる。管理情報記憶部30に記憶されている管理情報は、一例として図3に示すように、通信事業者と回線の利用契約を締結した無線通信網26の個々の加入者について、通信プロファイルと端末装置の端末識別ID(eUICC-ID)とが対応付けて各々記憶されている。管理情報に記憶されている通信プロファイルは、個々の加入者が使用する通信プロファイルであり、端末識別IDは個々の加入者が使用する端末装置の端末識別ID(eUICC-ID)である。なお、通信制御システム14Aの個々の端末装置12のプロファイル記憶部18に各々記憶された通信プロファイル(図1に示す「通信プロファイルA」)は、通信制御システム14Aのうち所定の1つの端末装置12の端末識別IDと対応付けて記憶されている。
管理装置28は、無線通信網26を利用した無線通信が開始される度に、無線通信を行う端末装置の端末識別ID(eUICC-ID)と、無線通信を行う端末装置が使用する通信プロファイルと、の組が管理情報として管理情報記憶部30に記憶されているかを判定する。そして、端末識別ID(eUICC-ID)と通信プロファイルの組が管理情報として記憶されている場合は無線通信を許可し、前記組が管理情報として記憶されていない場合は無線通信を遮断する処理を行う。
端末装置12は、例えば図4に示すコンピュータ40で実現することができる。コンピュータ40はCPU42、一時記憶領域としてのメモリ44及び不揮発性の記憶部46、キーボード等の入力部48、ディスプレイ等の表示部50、eSIM52、センサ54、カメラ56及び無線通信部58を含む。CPU42、メモリ44、記憶部46、入力部48、表示部50、eSIM52、センサ54、カメラ56及び無線通信部58は、バス60を介して互いに接続されている。eSIM52は図1に示すプロファイル記憶部の一例であり、無線通信部58は第1通信部20及び第2通信部22の一例である。
記憶部46はHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等によって実現される。記憶部46には、コンピュータ40を端末装置12として機能させるための通信制御プログラム62が記憶されており、通信許可端末情報記憶領域68及び送信情報記憶領域70が設けられている。CPU42は、通信制御プログラム62を記憶部46から読み出してメモリ44に展開し、通信制御プログラム62が有するプロセスを順次実行する。
通信制御プログラム62は、情報取得プロセス64及び通信制御プロセス66を含む。CPU42は、情報取得プロセス64を実行することで、図1に示す情報取得部16として動作し、センサ54によって検出された情報及びカメラ56によって撮影された画像を取得し、送信情報記憶領域70に記憶させる処理を行う。また、CPU42は、通信制御プロセス66を実行することで、図1に示す通信制御部24として動作する。これにより、通信制御プログラム62を実行したコンピュータ40が、端末装置12として機能することになる。
また、記憶部46の通信許可端末情報記憶領域68には、通信制御システム14Aに含まれる複数の端末装置12のうち、通信許可端末に設定された何れか1つの端末装置12の端末識別ID(eUICC-ID)が通信許可端末情報として記憶される。なお、通信許可端末情報の初期値は、個々の端末装置12のプロファイル記憶部18に各々記憶された通信プロファイル(通信プロファイルA)と対応付けて管理情報記憶部30に記憶された所定の端末装置12の端末識別IDである。
次に、第1実施形態の作用として、まず図5を参照し、通信制御システム14Aに含まれる個々の端末装置12で行われる通信制御処理について説明する。通信制御処理のステップ100において、端末装置12の通信制御部24は、記憶部46の通信許可端末情報記憶領域68に記憶されている通信許可端末情報を参照する。そして、ステップ102において、通信制御部24は、参照した通信許可端末情報がプロファイル記憶部18に記憶されている自装置の端末識別ID(eUICC-ID)に一致しているか否かに基づいて、自装置が通信許可端末か否かを判定する。
ステップ102の判定が否定された場合はステップ104へ移行し、ステップ104において、通信制御部24は、情報蓄積サーバ34へ送信すべき情報が記憶部46の送信情報記憶領域70に記憶されているか否か判定する。ステップ104の判定が肯定された場合はステップ106へ移行し、ステップ106において、通信制御部24は、送信情報記憶領域70に記憶されている情報の送信要求を、現在の通信許可端末に対して未送信か否か判定する。
ステップ106の判定が肯定された場合はステップ108へ移行する。ステップ108において、通信制御部24は、自装置の端末識別ID(eUICC-ID)、送信情報記憶領域70に記憶されている情報の種類及びデータ量を含む送信要求を通信許可端末へ送信し、ステップ110へ移行する。これにより、図8に「送信要求」と表記して示すように、図8に一点鎖線で囲んで示す通信許可端末以外の個々の端末装置12は、情報蓄積サーバ34へ送信すべき情報が有る場合、通信許可端末へ送信要求を各々送信する。なお、ステップ104又はステップ106の判定が否定された場合は、ステップ108をスキップしてステップ110へ移行する。
ステップ110において、通信制御部24は、現在の通信許可端末から次の通信許可端末(以下、「次期通信許可端末」という)が通知されたか否か判定する。ステップ110の判定が否定された場合はステップ100へ戻り、ステップ100〜ステップ110を繰り返す。
現在の通信許可端末から次期通信許可端末が通知された場合は、ステップ110の判定が肯定されてステップ112へ移行する(図8に示す「次期通信許可端末通知」も参照)。ステップ112において、(eUICC-ID)通信制御部24は、現在の通信許可端末から通知された次期通信許可端末の端末識別IDを、記憶部46の通信許可端末情報記憶領域68に通信許可端末情報として記憶させる。ステップ114において、通信制御部24は、現在の通信許可端末から通知された次期通信許可端末の端末識別ID(eUICC-ID)が自装置の端末識別ID(eUICC-ID)に一致しているか否かに基づいて、自装置が次期通信許可端末か否かを判定する。
ステップ114の判定が否定された場合はステップ100に戻り、ステップ100以降の処理を繰り返す。ここで、情報蓄積サーバ34へ送信すべき情報が送信情報記憶領域70に記憶されている場合には、前述したステップ104,106の判定が各々肯定されることで、新たな通信許可端末に対して送信要求が送信される。
また、自装置が次期通信許可端末であった場合には、ステップ114の判定が肯定されてステップ116へ移行する。ステップ116において、通信制御部24は、現在の通信許可端末から通信許可端末の切替完了が通知されたか否か判定する。ステップ116の判定が否定された場合は、判定が肯定されるまでステップ116を繰り返す。
現在の通信許可端末から通信許可端末の切替完了が通知されると(図8に示す「切替完了通知」も参照)、ステップ116の判定が肯定されてステップ118へ移行する。ステップ118において、通信制御部24は、プロファイル記憶部18に記憶されている自装置の通信プロファイルを有効化し、ステップ100へ戻る。この場合、次のステップ102の判定が肯定されることでステップ122へ移行する。
ステップ122において、通信制御部24は、送信情報記憶領域70に記憶されている情報を記憶部46から所定量読み出し、読み出した情報を第1通信部20によって無線通信網26を経由して情報蓄積サーバ34へ送信する(図8に示す「データ通信」も参照)。このとき、第1通信部20による無線通信網26との間の無線通信には、プロファイル記憶部18に記憶されている通信プロファイル(図1に示す「通信プロファイルA」)が用いられる。
詳細は後述するが、このときには、管理装置28の管理情報記憶部30に記憶されている管理情報には、通信プロファイルAと自装置の端末識別IDとが対応付けて登録されているので、第1通信部20による無線通信網26との間の無線通信は許可される。このため、ステップ122で第1通信部20によって送信された情報は情報蓄積サーバ34で受信され、情報蓄積サーバ34の図示しない記憶部に蓄積記憶される。なお、通信制御部24は、ステップ122で情報蓄積サーバ34への送信が完了した情報は、送信情報記憶領域70から消去する。
次のステップ124において、通信制御部24は、送信情報記憶領域70に記憶されている情報を情報蓄積サーバ34へ全て送信したか否か判定する。ステップ124の判定が否定された場合はステップ122に戻り、ステップ124の判定が肯定される迄、ステップ122,124を繰り返す。送信情報記憶領域70に記憶されている情報を情報蓄積サーバ34へ全て送信すると、ステップ124の判定が肯定されてステップ126へ移行する。
ステップ126において、通信制御部24は、通信許可端末決定処理を行う。以下、図6を参照し、通信許可端末決定処理を説明する。
通信許可端末決定処理のステップ150において、通信制御部24は、自装置、すなわち通信許可端末が、他の端末装置12から送信要求を受信したか否か判定する。ステップ150の判定が否定された場合はステップ152へ移行し、ステップ152において、通信制御部24は、所定時間待機した後、ステップ150へ戻る。従って、他の端末装置12から送信要求を未受信の間は、ステップ150,152が繰り返される。他の端末装置12から送信要求を受信すると、ステップ150の判定が肯定されてステップ154へ移行する。
ステップ154において、通信制御部24は、自装置、すなわち通信許可端末が、複数の端末装置12から送信要求を受信したか否か判定する。ステップ154の判定が否定された場合はステップ156へ移行し、ステップ156において、通信制御部24は、送信要求を送信した唯一の端末装置12を次期通信許可端末に決定し、通信許可端末決定処理を終了する。
また、自装置、すなわち通信許可端末が、複数の端末装置12から送信要求を受信した場合は、ステップ154の判定が肯定されてステップ158へ移行する。ステップ158において、通信制御部24は、複数の端末装置12から各々受信した送信要求に含まれる送信情報の種類・データ量を確認する。そして、次のステップ160において、通信制御部24は、複数の端末装置12から受信した送信要求の中に、異常を示す情報を含む送信要求が有るか否か判定する。
ステップ160の判定が肯定された場合はステップ162へ移行し、ステップ162において、通信制御部24は、異常を示す情報を含む送信要求を送信した端末装置12が1台であれば、当該端末装置12を次期通信許可端末に決定する。また、通信制御部24は、異常を示す情報を含む送信要求を送信した端末装置12が複数存在している場合、異常を示す情報を含む送信要求を送信した複数の端末装置12のうち、送信対象の情報のデータ量が最小の端末装置12を次期通信許可端末に決定する。そして、ステップ162の処理を行うと通信許可端末決定処理を終了する。
なお、情報蓄積サーバ34は、異常を示す情報を端末装置12から受信した場合、例えば管理者へ報知する等の処理を行う。上記のように、異常を示す情報を送信対象としている端末装置12を優先的に次期通信許可端末に決定することで、情報蓄積サーバ34による管理者へ報知する等の処理が早期に行われることで、管理者が発生した異常に早期に対処することが可能になる。
また、異常を示す情報を含む送信要求を送信した端末装置12が存在しない場合は、ステップ160の判定が否定されてステップ164へ移行する。ステップ164において、通信制御部24は、複数の端末装置12から受信した送信要求の中に、画像データの送信を要求する送信要求が有るか否か判定する。
ステップ164の判定が肯定された場合はステップ166へ移行し、ステップ166において、通信制御部24は、画像データの送信を要求している端末装置12が1台であれば、当該端末装置12を次期通信許可端末に決定する。また、通信制御部24は、画像データの送信を要求している端末装置12が複数存在している場合、画像データの送信を要求している複数の端末装置12のうち、送信対象の画像データのデータ量が最小の端末装置12を次期通信許可端末に決定する。そして、ステップ166の処理を行うと通信許可端末決定処理を終了する。
また、画像データの送信を要求している端末装置12が存在しない場合は、ステップ164の判定が否定されてステップ168へ移行する。ステップ168において、通信制御部24は、送信要求を送信した複数の端末装置12のうち、送信対象の情報のデータ量が最小の端末装置12を、次期通信許可端末に決定し、通信許可端末決定処理を終了する。
通信許可端末決定処理を終了すると、図5に示す通信制御処理のステップ128へ移行する。ステップ128において、通信制御部24は、上述した通信許可端末決定処理で決定した次期通信許可端末の端末識別ID(eUICC-ID)を、自装置以外の全ての端末装置12へ通知する(図8に示す「次期通信許可端末通知」も参照)。
次のステップ130において、通信制御部24は、管理装置28に対し、管理情報記憶部30に記憶されている管理情報の書き替えを要求する。具体的には、管理情報のうち、現在使用している通信プロファイルと対応付けられている端末識別ID(eUICC-ID)を、自装置の端末識別IDから次期通信許可端末の端末識別IDへ書き替えるよう要求する。なお、この要求には、次期通信許可端末の端末識別ID(eUICC-ID)も含まれる。図8には、上記の要求を「eUICC-ID書替要求」と表記して示す。次のステップ132において、通信制御部24は、管理装置28から書き替え完了が通知されたか否か判定する。ステップ132の判定が否定された場合はステップ130に戻り、ステップ132の判定が肯定される迄、ステップ130,132を繰り返す。
この間、端末装置12(現在の通信許可端末)から管理情報の書き替えが要求された管理装置28では、図7に示す管理情報書替処理が行われる。管理情報書替処理のステップ180において、管理装置28は、書替要求元の端末装置12(現在の通信許可端末)が現在使用している通信プロファイルを認識する。次のステップ182において、管理装置28は、ステップ180で認識した通信プロファイルをキーにして、管理情報記憶部30に記憶されている管理情報を検索する。
ステップ184において、管理装置28は、ステップ182の検索で抽出した通信プロファイルと管理情報上で対応付けられている端末識別IDを、書替要求元の端末装置12の端末識別IDから、書替要求に含まれる次期通信許可端末の端末識別IDへ書き替える。そして、ステップ186において、管理装置28は、書替要求元の端末装置12(現在の通信許可端末)へ管理情報の書き替え完了を通知し(図8に示す「書替完了通知」も参照)、管理情報書替処理を終了する。
管理情報の書き替えを要求した端末装置12(現在の通信許可端末)は、管理装置28から管理情報の書き替え完了が通知されると、図5のステップ132の判定が肯定されてステップ134へ移行する。ステップ134において、通信制御部24は、プロファイル記憶部18に記憶されている自装置の通信プロファイルを無効化する。
そして、ステップ136において、通信制御部24は、次期通信許可端末へ切替完了を通知し、ステップ100に戻る。これにより、切替完了が通知された端末装置12(次期通信許可端末)において、先に説明したステップ118の処理が行われることにより、通信制御システム14A内の通信許可端末の切り替えが完了する。そして、新たに通信許可端末になった端末装置12から情報蓄積サーバ34へ情報が送信される。
〔第2実施形態〕
次に開示の技術の第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態は第1実施形態と同一の構成であるので、各部分に同一の符号を付して構成の説明を省略し、以下、第2実施形態の作用として、第1実施形態と異なる部分を説明する。
第1実施形態では、通信許可端末が次期通信許可端末を決定していたが、この態様では、各端末装置12が、通信許可端末が切り替わる度に、新たな通信許可端末へ送信要求を送信する必要がある。第2実施形態では、次期通信許可端末を決定する端末装置12を、通信制御システム14Aのうちの特定の端末装置12(以下、特定端末という)に固定することで、通信制御システム14A内のトラフィックを削減する。
第2実施形態では、通信制御システム14Aの個々の端末装置12が、図9に示す通信制御処理を行う。第2実施形態に係る通信制御処理は、第1実施形態(図5)と比較して、自装置が通信許可端末ではなく(ステップ102が否定)、送信情報記憶領域70に情報が記憶されている(ステップ104が肯定)場合に、ステップ107へ移行する点で相違している。ステップ107において、通信制御部24は、送信情報記憶領域70に記憶されている情報の送信要求を、特定端末に対して未送信か否か判定する。
ステップ107の判定が肯定された場合はステップ109へ移行する。ステップ109において、通信制御部24は、自装置の端末識別ID(eUICC-ID)、送信情報記憶領域70に記憶されている情報の種類及びデータ量を含む送信要求を特定端末へ送信し、ステップ110へ移行する。これにより、図11に「送信要求」と表記して示すように、図11に破線で囲んで示す特定端末以外の端末装置12は、情報蓄積サーバ34へ送信すべき情報が有る場合、特定端末へ送信要求を送信する。
なお、送信情報記憶領域70に情報が記憶されていない場合(ステップ104が否定)、又は送信情報記憶領域70に記憶されている情報の送信要求を特定端末へ送信済みの場合(ステップ107が否定)は、ステップ109をスキップしてステップ110へ移行する。これにより、特定端末以外の端末は、通信許可端末が切り替わる度に送信要求を送信する必要が無くなり、送信情報記憶領域70に新たな情報が記憶される度に、特定端末へ送信要求を送信するのみで済む。
また、第2実施形態に係る通信制御処理は、第1実施形態(図5)と比較して、自装置が通信許可端末で(ステップ102が肯定)、情報蓄積サーバ34への情報送信が完了した場合(ステップ124が肯定)に、ステップ190へ移行する。ステップ190において、通信制御部24は、特定端末に対して次期通信許可端末の問い合わせを行う(図11に示す「次期通信許可端末問い合わせ」も参照)。次のステップ192において、特定端末から次期通信許可端末が通知されたか否か判定する。ステップ192の判定が否定された場合は、判定が肯定される迄、ステップ192を繰り返す。
一方、通信許可端末から次期通信許可端末の問い合わせを受信した特定端末では、図10に示す通信許可端末決定処理を行う。通信許可端末決定処理のステップ230において、特定端末の通信制御部24は、通信制御システム14Aの各端末装置12の中に、自装置を含めて送信要求中の端末装置12が存在しているか否か判定する。
ここで、自装置(特定端末)が送信要求中か否かは、自装置の送信情報記憶領域70に情報が記憶されているか否かに基づいて判定できる。また、自装置(特定端末)以外の個々の端末装置12が送信要求中か否かは、個々の端末装置12を通信許可端末に決定して以降の期間に、個々の端末装置から送信要求を受信したか否かに基づいて判定できる。
ステップ230の判定が否定された場合はステップ232へ移行し、ステップ232において、特定端末の通信制御部24は、所定時間待機した後、ステップ230へ戻る。従って、送信要求中の端末装置12が出現する迄の間は、ステップ230,232が繰り返される。送信要求中の端末装置12が出現すると、ステップ230の判定が肯定されてステップ234へ移行する。
ステップ234において、特定端末の通信制御部24は、送信要求中の端末装置12が複数存在しているか否か判定する。ステップ234の判定が否定された場合はステップ236へ移行し、ステップ236において、通信制御部24は、送信要求中の唯一の端末装置12を次期通信許可端末に決定し、ステップ250へ移行する。
また、送信要求中の端末装置12が複数存在している場合は、ステップ234の判定が肯定されてステップ238へ移行する。ステップ238において、特定端末の通信制御部24は、送信要求中の複数の端末装置12の各々が送信対象としている情報の種類・データ量を確認する。そして、次のステップ240において、特定端末の通信制御部24は、送信要求中の複数の端末装置12の中に、異常を示す情報を送信対象としている端末装置12が存在しているか否か判定する。
ステップ240の判定が肯定された場合はステップ242へ移行する。ステップ242において、特定端末の通信制御部24は、送信要求中で、かつ異常を示す情報を送信対象としている端末装置12が1台であれば、当該端末装置12を次期通信許可端末に決定する。また、特定端末の通信制御部24は、送信要求中で、かつ異常を示す情報を送信対象としている端末装置12が複数存在している場合、該当する複数の端末装置12のうち、送信対象の情報のデータ量が最小の端末装置12を次期通信許可端末に決定する。そして、ステップ242の処理を行うとステップ250へ移行する。
また、送信要求中の端末装置12の中に、異常を示す情報を送信対象としている端末装置12が存在しない場合は、ステップ240の判定が否定されてステップ244へ移行する。ステップ244において、特定端末の通信制御部24は、送信要求中の複数の端末装置12の中に、画像データを送信対象としている端末装置12が含まれているか否か判定する。
ステップ244の判定が肯定された場合はステップ246へ移行し、ステップ246において、特定端末の通信制御部24は、送信要求中でかつ画像データを送信対象としている端末装置12が1台であれば、当該端末装置12を次期通信許可端末に決定する。また、特定端末の通信制御部24は、送信要求中でかつ画像データを送信対象としている端末装置12が複数存在している場合、該当する複数の端末装置12のうち、送信対象の画像データのデータ量が最小の端末装置12を次期通信許可端末に決定する。そして、ステップ246の処理を行うとステップ250へ移行する。
また、送信要求中の複数の端末装置12の中に、画像データを送信対象としている端末装置12が存在しない場合は、ステップ244の判定が否定されてステップ248へ移行する。ステップ248において、特定端末の通信制御部24は、送信要求中の複数の端末装置12のうち、送信対象の情報のデータ量が最小の端末装置12を次期通信許可端末に決定する。そして、ステップ248の処理を行うとステップ250へ移行する。
ステップ250において、特定端末の通信制御部24は、上述した処理により決定した次期通信許可端末を現在の通信許可端末へ通知し(図11に示す端末Cから端末Aへの「次期通信許可端末通知」も参照)、通信許可端末決定処理を終了する。
通信許可端末では、特定端末から次期通信許可端末が通知されると、図9のステップ192の判定が肯定されてステップ194へ移行する。ステップ194において、通信許可端末の通信制御部24は、特定端末から通知された次期通信許可端末の端末識別ID(eUICC-ID)を、自装置以外の全ての端末装置12へ通知する(図11に示す端末Aから端末Bへの「次期通信許可端末通知」も参照)。
なお、第2実施形態において、上述した処理以外の処理は第1実施形態と同一であるので、説明を省略する。
〔第3実施形態〕
次に開示の技術の第3実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略し、第1実施形態と異なる部分のみ説明する。
図12には、第3実施形態に係る管理/監視システム10Bが示されている。管理/監視システム10Bは通信制御システム14Bを含んでいる。通信制御システム14Bは、第1実施形態に係る通信制御システム14Aと比較して、個々の端末装置12のプロファイル記憶部18が、複数の通信プロファイル(図12では「通信プロファイルA」「通信プロファイルB」)を記憶している点で相違している。なお、第3実施形態では、複数の通信プロファイルの一例として、同一の無線通信網26を利用するための互いに異なる通信プロファイルを適用した態様を説明する。但し、これに限られるものではなく、複数の通信プロファイルは、異なる通信事業者が提供する無線通信網26を利用するための通信プロファイルであってもよい。
第3実施形態では、通信制御システム14Bの個々の端末装置12が、図13に示す通信制御処理を行う。第3実施形態に係る通信制御処理は、第1実施形態(図5)と比較して、自装置が通信許可端末で(ステップ102が肯定)、送信情報記憶領域70に記憶されている所定量の情報を情報蓄積サーバ34へ送信する(ステップ122)と、ステップ200へ移行する。ステップ200において、通信許可端末の通信制御部24は、情報蓄積サーバ34への情報の送信で通信障害が発生したか否か判定する。
ステップ200の判定が否定された場合はステップ124へ移行し、ステップ124において、通信許可端末の通信制御部24は、第1実施形態と同様に、送信情報記憶領域70に記憶されている情報を情報蓄積サーバ34へ全て送信したか否か判定する。ステップ124の判定が否定された場合はステップ122に戻り、ステップ200の判定が肯定されるか、又は、ステップ124の判定が肯定される迄、ステップ122,200,124を繰り返す。情報蓄積サーバ34への情報の送信が、途中で通信障害が発生することなく完了した場合には、ステップ124の判定が肯定され、第1実施形態と同様にステップ126へ移行する。
一方、情報蓄積サーバ34への情報送信の途中で通信障害が発生した場合には、ステップ200の判定が肯定されてステップ202へ移行し、ステップ202において、通信許可端末の通信制御部24は、プロファイル切替処理を行う。
図14に示すように、プロファイル切替処理のステップ210において、通信許可端末の通信制御部24は、管理装置28に対し、自装置の端末識別ID及び切替後の通信プロファイルを情報として含むプロファイル切替要求を送信する。次のステップ212において、通信許可端末の通信制御部24は、管理装置28から通信プロファイルの切り替え完了が通知されたか否か判定する。ステップ212の判定が否定された場合はステップ210に戻り、ステップ212の判定が肯定される迄、ステップ210,212を繰り返す。
この間、端末装置12(通信許可端末)から通信プロファイルの切り替えが要求された管理装置28では、図15に示すプロファイル切替処理が行われる。プロファイル切替処理のステップ220において、管理装置28は、受信したプロファイル切替要求から通信許可端末の端末識別IDを抽出する。次のステップ222において、管理装置28は、ステップ220で抽出した通信許可端末の端末識別IDをキーにして、管理情報記憶部30に記憶されている管理情報を検索する。
ステップ224において、管理装置28は、ステップ222の検索で抽出した端末識別IDと管理情報上で対応付けられている通信プロファイルを、通信許可端末から受信したプロファイル切替要求に含まれる切替後の通信プロファイルへ書き替える。そして、ステップ226において、管理装置28は、通信許可端末へ通信プロファイルの切替完了を通知し、プロファイル切替処理(図15)を終了する。
通信許可端末は、管理装置28から管理情報の書き替え完了が通知されると、図14のステップ212の判定が肯定されてステップ214へ移行する。ステップ134において、通信許可端末の通信制御部24は、自装置のプロファイル記憶部18に記憶されている複数の通信プロファイルのうち、これまで使用していた通信プロファイルを無効化すると共に、切替後の通信プロファイルを有効化する。ステップ134の処理を行うと、プロファイル切替処理(図14)を終了して図13のステップ122に戻る。これにより、切替後の通信プロファイルに基づいて、情報蓄積サーバ34への情報送信が再開されるので、通信プロファイルの切り替えに伴って通信障害が解消される可能性が生じ、端末装置12から情報蓄積サーバ34への情報送信が滞ることが抑制される。
また、第3実施形態では、通信許可端末から次期通信許可端末へ通信許可端末の切替完了を通知する際に、現在使用中の通信プロファイルも通知する(図13のステップ204を参照)。これにより、新たな通信許可端末において、通知された使用中の通信プロファイルに基づいて、情報蓄積サーバ34への情報送信が行われる。
以上説明したように、上述した各実施形態では、第1通信部20は、プロファイル記憶部18に記憶された、無線通信網26を利用するための通信プロファイルに基づき、無線通信網26を経由して通信を行う。また、通信制御部24は、自装置、及び、同一の通信プロファイルがプロファイル記憶部18に記憶された他の端末装置12を含む複数の端末装置12の中で、無線通信網26を経由しての通信が許可された通信許可端末が自装置か否かを判定する。そして、通信制御部24は、通信許可端末が自装置と判定した第1期間には第1通信部20による無線通信網26を経由しての通信を許可し、自装置が通信許可端末でない第2期間には第1通信部20による無線通信網26を経由しての通信を停止させる。これにより、個々の端末装置12から情報蓄積サーバ34へ送信する情報を、端末装置12の間で転送する必要が無くなり、個々の端末装置12から情報蓄積サーバ34への情報送信に要する時間を抑制できる。また、個々の端末装置が同一の通信プロファイルを時分割で用いて情報蓄積サーバ34へ情報を送信するので、個々の端末装置12から情報蓄積サーバ34への情報送信に要するコストも抑制できる。
また、上述した各実施形態では、第2通信部22が他の端末装置12と無線通信を行い、通信制御部24は、第2通信部22による他の端末装置12との無線通信を通じて、通信許可端末が自装置か否かを判定する。他の端末装置12との無線通信は一般に低速であるが、この無線通信を通信許可端末が自装置か否かの判定に利用する程度であれば、個々の端末装置12から情報蓄積サーバ34への情報送信に要する時間に悪影響を及ぼすことを抑制できる。
また、第1,第3実施形態では自装置が通信許可端末である場合、第2実施形態では自装置が特定端末である場合に、通信制御部24は、複数の端末装置12の中から通信許可端末を決定する。そして通信制御部24は、決定した通信許可端末を第2通信部22によって他の端末装置12へ通知する。これにより、複数の端末装置を含む通信制御システムの外部の装置の構成変更を必要とすることなく、通信制御システム内で自律的に通信許可端末を決定することができる。
また、第1,第3実施形態では自装置が通信許可端末である場合に、通信制御部24は、無線通信網26を経由しての通信を要求している端末装置12の中から通信許可端末を決定する。そして、自装置の通信が終了すると、決定した通信許可端末を他の端末装置12へ通知する。これにより、複数の端末装置を含む通信制御システム内の一部の端末装置の動作が不調になった場合にも、他の端末装置が影響を受けることなく、情報蓄積サーバ34への情報送信を行うことができる。
また、第2実施形態では自装置が特定端末である場合に、通信制御部24は、現在の通信許可端末による無線通信網26を経由しての通信が終了する度に、無線通信網26を経由しての通信を要求している端末装置12の中から次の通信許可端末を決定する。そして、通信制御部24は、決定した次の通信許可端末を第2通信部22によって他の端末装置12へ通知する。これにより、複数の端末装置を含む通信制御システム内の端末装置の間の通信を減らすことができる。
また、第1,第3実施形態では自装置が通信許可端末である場合、第2実施形態では自装置が特定端末である場合に、通信制御部24は、無線通信網26を経由しての通信を要求している端末装置12の中から通信許可端末を決定する。また、通信許可端末の決定は、送信要求に含まれる通信対象の情報の種類、情報量及び優先度の少なくとも1つに基づいて行う。これにより、通信許可端末を無作為に決定する場合と比較して、無線通信網26を経由しての通信が完了する迄の時間を、通信対象の情報の種類、情報量及び優先度の少なくとも1つに応じて制御することができる。
また、上述した各実施形態では、通信制御部24は、自装置が通信許可端末である場合に、第1通信部20による無線通信網26を経由しての通信が完了すると、無線通信網26側に存在する管理装置28に対して以下の要求をする。すなわち、管理装置28は、通信プロファイルと現在の通信許可端末の端末識別IDを対応付けて管理情報記憶部30に記憶している。この管理装置28に対し、管理情報記憶部30に記憶されている端末識別IDを次の通信許可端末の端末識別IDへ書き替えるよう、第1通信部20により無線通信網26を経由して要求する。そして通信制御部24は、通信許可端末の端末識別IDの書き替え完了が管理装置28から通知された後に、通信許可端末を自装置から次の通信許可端末へ切り替える処理を行う。これにより、通信可能端末を時分割に切り替えることを、無線通信網26側に存在する管理装置28から通信を拒否されることなく実現することができる。
また、第3実施形態では、互いに異なる複数の通信プロファイルがプロファイル記憶部18に各々記憶されている。また、通信制御部24は、かつ、プロファイル記憶部18に記憶された第1の通信プロファイルに基づく通信で通信障害が発生した場合に、第1通信部20により、プロファイル記憶部18に記憶された第2の通信プロファイルに基づく通信を行わせる。これにより、無線通信網26を経由しての通信が通信障害等によって滞る頻度を低減することができる。
なお、第1,第3実施形態では通信許可端末、第2実施形態では特定端末が通信許可端末を決定する態様を説明したが、これに限定されるものではない。通信許可端末の決定は通信制御システム14の外部の装置、例えば情報蓄積サーバ34又は管理装置28が行うことも可能である。但し、この場合、外部の装置の構成を変更する必要があるので、通信制御システム14内の何れかの端末装置12で行うことが好ましい。
また、上記各実施形態では、通信制御システム14内の何れかの端末装置12が通信許可端末を決定する態様を説明したが、通信許可端末を決定する処理を省略することも可能である。例えば、通信制御システム14内の個々の端末装置12を通信許可端末に割り当てる時間及び順番を予め決定しておく。そして、個々の端末装置12を、予め決定された時間及び順番に基づき、自装置が通信許可端末になっている期間を判断し、自装置が通信許可端末になっている期間にのみ、無線通信網26を経由して情報蓄積サーバ34への情報送信を行う。この態様は、個々の端末装置12が、自装置が通信許可端末になっている期間に内蔵タイマの時刻の校正も行うようにすれば、端末装置12の間での無線通信を省略することも可能である。
また、上記では本発明に係る通信制御プログラムの一例である通信制御プログラム62が記憶部46に予め記憶(インストール)されている態様を説明した。しかし、本発明に係る通信制御プログラムは、CD−ROMやDVD−ROM、メモリカード等の記録媒体に記録されている形態で提供することも可能である。
本明細書に記載された全ての文献、特許出願及び技術規格は、個々の文献、特許出願及び技術規格が参照により取り込まれることが具体的かつ個々に記された場合と同程度に、本明細書中に参照により取り込まれる。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
プロファイル記憶部に記憶された、無線通信網を利用するための通信プロファイルに基づき、前記無線通信網を経由して通信を行う第1通信部と、
自装置、及び、同一の前記通信プロファイルがプロファイル記憶部に記憶された他の端末装置を含む複数の端末装置の中で、前記無線通信網を経由しての通信が許可された通信許可端末が自装置か否かを判定し、前記通信許可端末が自装置と判定した第1期間には前記第1通信部による前記無線通信網を経由しての通信を許可し、前記第1期間以外の第2期間には前記第1通信部による前記無線通信網を経由しての通信を停止させる通信制御部と、
を含む端末装置。
(付記2)
プロファイル記憶部に記憶された、無線通信網を利用するための通信プロファイルに基づき、前記無線通信網を経由して通信を行う第1通信部と、
自装置、及び、同一の前記通信プロファイルがプロファイル記憶部に記憶された他の端末装置を含む複数の端末装置の中で、前記無線通信網を経由しての通信が許可された通信許可端末が自装置か否かを判定し、前記通信許可端末が自装置と判定した第1期間には前記第1通信部による前記無線通信網を経由しての通信を許可し、前記第1期間以外の第2期間には前記第1通信部による前記無線通信網を経由しての通信を停止させる通信制御部と、
を含む端末装置を複数備え、
前記通信許可端末が複数の前記端末装置の何れかへ順に切り替わる通信制御システム。
(付記3)
前記他の端末装置と無線通信を行う第2通信部を更に含み、
前記通信制御部は、前記第2通信部による前記他の端末装置との無線通信を通じて、前記通信許可端末が自装置か否かを判定する付記1記載の端末装置、又は、付記2記載の通信制御システム。
(付記4)
前記通信制御部は、前記通信許可端末を決定する役割が自装置に付与されている場合に、前記複数の端末装置の中から前記通信許可端末を決定し、決定した前記通信許可端末を前記第2通信部によって前記他の端末装置へ通知する付記3記載の端末装置、又は、付記3記載の通信制御システム。
(付記5)
前記通信制御部は、自装置の前記第1期間に前記役割が自装置に付与されていると判断し、前記無線通信網を経由しての通信を要求している端末装置の中から前記通信許可端末を決定し、自装置の前記無線通信網を経由しての通信が終了すると、決定した前記通信許可端末を前記他の端末装置へ通知する付記4記載の端末装置、又は、付記4記載の通信制御システム。
(付記6)
前記通信制御部は、前記役割が自装置に固定的に付与されている場合に、現在の通信許可端末による前記無線通信網を経由しての通信が終了する度に、前記無線通信網を経由しての通信を要求している端末装置の中から次の通信許可端末を決定し、決定した次の通信許可端末を前記第2通信部によって他の端末装置へ通知する付記4記載の端末装置、又は、付記4記載の通信制御システム。
(付記7)
前記通信制御部は、前記役割が自装置に付与されている場合に、前記無線通信網を経由しての通信を要求している端末装置の中から、通信対象の情報の種類、情報量及び優先度の少なくとも1つに基づいて前記通信許可端末を決定する付記4乃至付記6の何れか1項記載の端末装置、又は、付記4乃至付記6の何れか1項記載の通信制御システム。
(付記8)
前記通信制御部は、自装置の前記第1期間に、前記第1通信部による前記無線通信網を経由しての通信が完了すると、前記無線通信網側に存在し、前記通信プロファイルと現在の前記通信許可端末の識別情報を対応付けて管理情報記憶部に記憶する管理装置に対し、前記管理情報記憶部に記憶されている前記識別情報を次の前記通信許可端末の識別情報へ書き替えるよう、前記第1通信部により前記無線通信網を経由して要求し、前記通信許可端末の識別情報の書き替え完了が前記管理装置から通知された後に、前記通信許可端末を自装置から次の前記通信許可端末へ切り替える処理を行う付記1、付記3乃至付記7の何れか1項記載の端末装置、又は、付記2乃至付記7の何れか1項記載の通信制御システム。
(付記9)
前記通信制御部は、互いに異なる複数の前記通信プロファイルが前記プロファイル記憶部に各々記憶されており、かつ、前記プロファイル記憶部に記憶された第1の通信プロファイルに基づく通信で通信障害が発生した場合に、前記第1通信部により、前記プロファイル記憶部に記憶された第2の通信プロファイルに基づく通信を行わせる付記1、付記3乃至付記8の何れか1項記載の端末装置、又は、付記2乃至付記8の何れか1項記載の通信制御システム。
(付記10)
プロファイル記憶部に記憶された、無線通信網を利用するための通信プロファイルに基づき、前記無線通信網を経由して通信を行う第1通信部を含むコンピュータに、
自装置、及び、同一の前記通信プロファイルがプロファイル記憶部に記憶された他の端末装置を含む複数の端末装置の中で、前記無線通信網を経由しての通信が許可された通信許可端末が自装置か否かを判定し、前記通信許可端末が自装置と判定した第1期間には前記第1通信部による前記無線通信網を経由しての通信を許可し、前記第1期間以外の第2期間には前記第1通信部による前記無線通信網を経由しての通信を停止させる
処理を実行させるための通信制御プログラム。
(付記11)
前記コンピュータは、前記他の端末装置と無線通信を行う第2通信部を更に含み、
前記第2通信部による前記他の端末装置との無線通信を通じて、前記通信許可端末が自装置か否かを判定する付記10記載の通信制御プログラム。
(付記12)
前記通信許可端末を決定する役割が自装置に付与されている場合に、前記複数の端末装置の中から前記通信許可端末を決定し、決定した前記通信許可端末を前記第2通信部によって前記他の端末装置へ通知する付記11記載の通信制御プログラム。
(付記13)
自装置の前記第1期間に前記役割が自装置に付与されていると判断し、前記無線通信網を経由しての通信を要求している端末装置の中から前記通信許可端末を決定し、自装置の前記無線通信網を経由しての通信が終了すると、決定した前記通信許可端末を前記他の端末装置へ通知する付記12記載の通信制御プログラム。
(付記14)
前記役割が自装置に固定的に付与されている場合に、現在の通信許可端末による前記無線通信網を経由しての通信が終了する度に、前記無線通信網を経由しての通信を要求している端末装置の中から次の通信許可端末を決定し、決定した次の通信許可端末を前記第2通信部によって他の端末装置へ通知する付記12記載の通信制御プログラム。
(付記15)
前記役割が自装置に付与されている場合に、前記無線通信網を経由しての通信を要求している端末装置の中から、通信対象の情報の種類、情報量及び優先度の少なくとも1つに基づいて前記通信許可端末を決定する付記12乃至付記14の何れか1項記載の通信制御プログラム。
(付記16)
自装置の前記第1期間に、前記第1通信部による前記無線通信網を経由しての通信が完了すると、前記無線通信網側に存在し、前記通信プロファイルと現在の前記通信許可端末の識別情報を対応付けて管理情報記憶部に記憶する管理装置に対し、前記管理情報記憶部に記憶されている前記識別情報を次の前記通信許可端末の識別情報へ書き替えるよう、前記第1通信部により前記無線通信網を経由して要求し、前記通信許可端末の識別情報の書き替え完了が前記管理装置から通知された後に、前記通信許可端末を自装置から次の前記通信許可端末へ切り替える処理を行う付記10乃至付記15の何れか1項記載の通信制御プログラム。
(付記17)
互いに異なる複数の前記通信プロファイルが前記プロファイル記憶部に各々記憶されており、かつ、前記プロファイル記憶部に記憶された第1の通信プロファイルに基づく通信で通信障害が発生した場合に、前記第1通信部により、前記プロファイル記憶部に記憶された第2の通信プロファイルに基づく通信を行わせる付記10乃至付記16の何れか1項記載の通信制御プログラム。
10A,10B…管理/監視システム、12…端末装置、14A,14B…通信制御システム、18…プロファイル記憶部、20…第1通信部、22…第2通信部、24…通信制御部、26…無線通信網、28…管理装置、30…管理情報記憶部、34…情報蓄積サーバ、40…コンピュータ、42…CPU、44…メモリ、46…記憶部、54…センサ、56…カメラ、58…無線通信部、62…通信制御プログラム、68…通信許可端末情報記憶領域、70…送信情報記憶領域

Claims (10)

  1. プロファイル記憶部に記憶された、無線通信網を利用するための通信プロファイルに基づき、前記無線通信網を経由して通信を行う第1通信部と、
    自装置、及び、同一の前記通信プロファイルがプロファイル記憶部に記憶された他の端末装置を含む複数の端末装置の中で、前記無線通信網を経由しての通信が許可された通信許可端末が自装置か否かを判定し、前記通信許可端末が自装置と判定した第1期間には前記第1通信部による前記無線通信網を経由しての通信を許可し、前記第1期間以外の第2期間には前記第1通信部による前記無線通信網を経由しての通信を停止させる通信制御部と、
    を含む端末装置。
  2. 前記他の端末装置と無線通信を行う第2通信部を更に含み、
    前記通信制御部は、前記第2通信部による前記他の端末装置との無線通信を通じて、前記通信許可端末が自装置か否かを判定する請求項1記載の端末装置。
  3. 前記通信制御部は、前記通信許可端末を決定する役割が自装置に付与されている場合に、前記複数の端末装置の中から前記通信許可端末を決定し、決定した前記通信許可端末を前記第2通信部によって前記他の端末装置へ通知する請求項2記載の端末装置。
  4. 前記通信制御部は、自装置の前記第1期間に前記役割が自装置に付与されていると判断し、前記無線通信網を経由しての通信を要求している端末装置の中から前記通信許可端末を決定し、自装置の前記無線通信網を経由しての通信が終了すると、決定した前記通信許可端末を前記他の端末装置へ通知する請求項3記載の端末装置。
  5. 前記通信制御部は、前記役割が自装置に固定的に付与されている場合に、現在の通信許可端末による前記無線通信網を経由しての通信が終了する度に、前記無線通信網を経由しての通信を要求している端末装置の中から次の通信許可端末を決定し、決定した次の通信許可端末を前記第2通信部によって他の端末装置へ通知する請求項3記載の端末装置。
  6. 前記通信制御部は、前記役割が自装置に付与されている場合に、前記無線通信網を経由しての通信を要求している端末装置の中から、通信対象の情報の種類、情報量及び優先度の少なくとも1つに基づいて前記通信許可端末を決定する請求項3乃至請求項5の何れか1項記載の端末装置。
  7. 前記通信制御部は、自装置の前記第1期間に、前記第1通信部による前記無線通信網を経由しての通信が完了すると、前記無線通信網側に存在し、前記通信プロファイルと現在の前記通信許可端末の識別情報を対応付けて管理情報記憶部に記憶する管理装置に対し、前記管理情報記憶部に記憶されている前記識別情報を次の前記通信許可端末の識別情報へ書き替えるよう、前記第1通信部により前記無線通信網を経由して要求し、前記通信許可端末の識別情報の書き替え完了が前記管理装置から通知された後に、前記通信許可端末を自装置から次の前記通信許可端末へ切り替える処理を行う請求項1乃至請求項6の何れか1項記載の端末装置。
  8. 前記通信制御部は、互いに異なる複数の前記通信プロファイルが前記プロファイル記憶部に各々記憶されており、かつ、前記プロファイル記憶部に記憶された第1の通信プロファイルに基づく通信で通信障害が発生した場合に、前記第1通信部により、前記プロファイル記憶部に記憶された第2の通信プロファイルに基づく通信を行わせる請求項1乃至請求項7の何れか1項記載の端末装置。
  9. プロファイル記憶部に記憶された、無線通信網を利用するための通信プロファイルに基づき、前記無線通信網を経由して通信を行う第1通信部と、
    自装置、及び、同一の前記通信プロファイルがプロファイル記憶部に記憶された他の端末装置を含む複数の端末装置の中で、前記無線通信網を経由しての通信が許可された通信許可端末が自装置か否かを判定し、前記通信許可端末が自装置と判定した第1期間には前記第1通信部による前記無線通信網を経由しての通信を許可し、前記第1期間以外の第2期間には前記第1通信部による前記無線通信網を経由しての通信を停止させる通信制御部と、
    を含む端末装置を複数備え、
    前記通信許可端末が複数の前記端末装置の何れかへ順に切り替わる通信制御システム。
  10. プロファイル記憶部に記憶された、無線通信網を利用するための通信プロファイルに基づき、前記無線通信網を経由して通信を行う第1通信部を含むコンピュータに、
    自装置、及び、同一の前記通信プロファイルがプロファイル記憶部に記憶された他の端末装置を含む複数の端末装置の中で、前記無線通信網を経由しての通信が許可された通信許可端末が自装置か否かを判定し、前記通信許可端末が自装置と判定した第1期間には前記第1通信部による前記無線通信網を経由しての通信を許可し、前記第1期間以外の第2期間には前記第1通信部による前記無線通信網を経由しての通信を停止させる
    処理を実行させるための通信制御プログラム。
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