JP2018120260A - 荷役作業支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】作業者の作業効率の悪い荷役作業を割り出し、当該荷役作業を支援する。【解決手段】荷役作業支援システムは、車体および荷役具を有するフォークリフト1と、車両の操作時間および荷役具の操作時間の少なくともいずれか一方を含む操作情報を取得する操作情報取得部と、操作情報を、通信ネットワーク3を介して収集する管理サーバ2とを備える。管理サーバ2は、操作情報に基づいて、各作業者4の作業効率の悪い荷役作業を特定する。管理サーバ2は、作業者4に、当該作業者4にとって作業効率の悪い荷役作業が割り当てられているとき、作業者4が運転するフォークリフト1に、ガイダンス情報を送信する。フォークリフト1は、管理サーバ2から送信されたガイダンス情報を作業者4に提示する提示部をさらに備える。【選択図】図1

Description

本発明は、荷役作業を支援する荷役作業支援システムに関する。
近年、無線通信を利用して荷役作業を支援する様々な種類の荷役作業支援システムが開発されている。例えば、特許文献1では、管理サーバが、複数の荷役作業を複数の作業者に対して割り当て、その割当結果を、無線通信を介して作業者に提示している。
ところで、フォークリフトの操作技術は作業者により差異がある。それゆえ、同一の荷役作業を行う場合でも、作業効率は作業者により差異がある。例えば、ある作業者は、他の作業者と比べてフォークリフトの走行操作に時間がかかり、作業時間が長くなる。また、別の作業者は、他の作業者と比べて、フォークの操作に時間がかかり、作業時間が長くなる。
しかしながら、こういった各作業者の荷役作業の作業効率の良し悪しを把握して、当該荷役作業を支援するような荷役作業支援システムはない。
特開2015−052887号公報
本発明は、作業者の作業効率の悪い荷役作業を割り出し、当該荷役作業を支援する荷役作業支援システムを提供する。
本発明は、荷役作業を支援する荷役作業支援システムであって、
車両および荷役具を有し、作業者により運転されるフォークリフトと、
前記フォークリフトに設けられ、前記車両の操作時間および前記荷役具の操作時間の少なくともいずれか一方を含む操作情報を取得する操作情報取得部と、
前記操作情報取得部により取得された前記操作情報を、通信ネットワークを介して収集する管理サーバと、を備え、
前記管理サーバは、
収集された操作情報を記憶するための収集情報記憶部と、
前記フォークリフトの操作方法についてのガイダンス情報を記憶するためのガイダンス情報記憶部と、
前記操作情報に基づいて、前記各作業者の作業効率の悪い前記荷役作業を特定する特定部と、
前記作業者に、当該作業者にとって作業効率の悪い前記荷役作業が割り当てられているか否かを判定する判定部と、を備え、
前記作業者に、当該作業者にとって作業効率の悪い前記荷役作業が割り当てられていると判定されたとき、当該作業者が運転する前記フォークリフトに、前記ガイダンス情報を送信するものであり、
前記フォークリフトは、前記管理サーバから送信された前記ガイダンス情報を提示する提示部をさらに備える、
ことを特徴とする。
好ましくは、前記管理サーバは、前記操作情報に基づいて、前記フォークリフトに送信する前記ガイダンス情報を前記ガイダンス情報記憶部に記憶された複数の前記ガイダンス情報から選択する選択部をさらに備え、前記選択部によって選択された前記ガイダンス情報を前記フォークリフトに送信する。
好ましくは、前記選択部は、前記車両の操作時間を理由に作業効率の悪い荷役作業が特定されたとき、前記車両の操作方法についての前記ガイダンス情報を選択し、前記荷役具の操作時間を理由に作業効率の悪い前記荷役作業が特定されたとき、前記荷役具の操作方法についての前記ガイダンス情報を選択する。
好ましくは、前記荷役作業の開始および終了を検出する作業検出部を備え、
前記特定部は、前記作業者の前記荷役作業における前記車両の操作時間が、閾値を越えているか否かに基づいて、作業効率の悪い前記荷役作業を特定する。
好ましくは、前記荷役作業の開始および終了を検出する作業検出部を備え、
前記特定部は、前記作業者の前記荷役作業における前記荷役具の操作時間が、閾値を越えているか否かに基づいて、作業効率の悪い前記荷役作業を特定する。
本発明によれば、フォークリフトの車両の操作時間または荷役具の操作時間を含む操作情報に基づいて、各作業者の作業効率の悪い荷役作業が割り出される。そして、作業効率の悪い荷役作業が作業者に割り当てられているとき、その作業者のフォークリフトに、フォークリフトの操作方法についてのガイダンス情報が送信され、提示部によってその作業者に提示される。
したがって、作業者は、フォークリフトを運転して、作業効率の悪い荷役作業をする際に、フォークリフトの操作方法のアドバイスを受けることができる。それによって、その作業者のフォークリフトの操作は改善され、当該荷役作業の作業効率は向上する。
本発明の一実施例に係る荷役作業支援システムを示す概略図である。 図2Aは、フォークリフトの側面図、図2Bは、フォークリフトのブロック図である。 管理サーバのブロック図である。 各作業者の作業効率の悪い荷役作業を特定した結果を示す。
以下、本発明の一実施例に係るに荷役作業支援システム(以下、単に支援システムとする)が説明される。
図1を参照して、支援システムは、複数のフォークリフト1、管理サーバ2を備える。周知の通信ネットワーク3が設けられており、通信ネットワーク3によって、各フォークリフト1と管理サーバ2とが無線通信できるように構成されている。
フォークリフト1は、各作業者4に一台ずつ割り当てられている。作業者4は、自身に割り当てられたフォークリフト1を運転して荷役作業をする。図2Aの通り、フォークリフト1は、作業者4が搭乗する運転席を有する車両10、荷物を支持する荷役具11などを備える。荷役具11は、実施例では一対のフォークであるが、フォークに装着され、またはこれに代えて装着される周知のアタッチメントであってもよい。
図2Bの通り、フォークリフト1は、車両10および荷役具11を操作するための操作部12を備える。操作部12は、車両10の走行、旋回といった動作のために走行レバー、操舵ハンドルを含む。さらに操作部12は、荷役具11の動作のために操作レバー(実施例では、リフトレバー、ティルトレバー、リーチレバー)を含む。フォークリフト1は、車両10および荷役具11を動作させる駆動部13(走行・操舵モータ、油圧シリンダ、マスト等で構成される)と、操作部12からの入力に従って駆動部13を制御する等、フォークリフト1の各種の制御を行なう制御部14(処理装置)とを備える。
フォークリフト1は、情報を提示する提示部15(ディスプレイ、スピーカー等)と、必要な情報を記憶する記憶部16(記憶媒体)と、通信ネットワーク3を介して管理サーバ2と無線通信するための通信部17(無線モジュール)とを備える。
さらに、支援システムは、各フォークリフト1に設けられ、フォークリフト1の操作情報を取得するための操作情報取得部18を備える。実施例では、操作情報は、車両10の操作時間および荷役具11の操作時間を含む。このために、操作情報取得部18は、操作部12が操作されたことを検出する操作検出部、操作部12が操作された時間を検出するタイマーなどを備える。操作検出部は、走行レバー、操舵ハンドル、および、荷役具11用の操作レバーが操作されたことを検出するポテンショメータなどを含む。
なお、この実施例では、フォークリフト1が行う荷役作業は、ある作業開始場所(例えば、第1倉庫)に移動してから、そこで荷物を荷役具11に積み込み、そこから作業終了場所(例えば、第2倉庫)へ移動して荷物を搬送し、そこで荷物を荷役具11から積み降ろすまでの作業を意味する。
支援システムは、各フォークリフト1に設けられ、フォークリフト1による荷役作業の開始および終了を検出する作業検出部19を備える。作業検出部19は、例えば、フォークリフト1が作業開始場所および作業終了場所に移動したことを検出するために車両10に設けられた位置検出部(位置検出センサ、GPS受信器など)、荷役具11上に荷物があるか否かを検出するために荷役具11に設けられた荷重検出部(荷重センサ)等で構成される。
管理サーバ2は、例えば汎用性を有するコンピュータ、後述する処理を実行するためのプログラムや収集した情報を記憶する記憶媒体等で構成されている。
管理サーバ2は、図3の通り、記憶部を備えており、この記憶部は、収集情報記憶部20、作業情報記憶部21、および、ガイダンス情報記憶部22を含む。管理サーバ2は、制御部を備えており、この制御部は、割当部23、特定部24、判定部25、および、選択部26を含む。
管理サーバ2は、フォークリフト1から通信ネットワーク3を介して送信された情報を受信し、収集する。収集情報記憶部20は、収集されたこれらの情報を記憶するためのものである。具体的には、操作情報取得部18からの操作情報、作業検出部19からの作業開始終了情報が、収集情報記憶部20に記憶され、蓄積される。その他、収集情報記憶部20には、作業者4の識別情報と、作業者4に割り当てられたフォークリフト1とが、作業者4毎に関連付けて記憶されている。
作業情報記憶部21には、一日にすべき全ての荷役作業の情報が日毎に記憶されている。荷役作業の情報には、作業開始場所、作業終了場所、および、作業開始場所から作業終了場所までの搬送ルート、搬送する荷物などが含まれる。
内容の異なる複数の荷役作業がある。例えば、ある荷役作業は、走行ルートが狭い通路であり高い走行操作技術が必要とされ、また別の荷役作業は、作業空間が冷蔵庫、冷凍庫であり、走行ルートがスリップしやすく高い走行操作技術が必要とされ、さらに、別の荷役作業は、ラックなどの構造の問題により荷役具11の高い操作技術が必要とされる。実施例では、作業開始場所、作業終了場所、搬送ルートが同じ荷役作業は同一の荷役作業と規定され、これらの少なくとも一つが異なればそれは別の荷役作業と規定される。
ガイダンス情報記憶部22は、フォークリフト1の操作方法についての複数のガイダンス情報を記憶するためのものである。実施例では、具体的には、車両10の操作方法についてのガイダンス情報と、荷役具11の操作方法についてのガイダンス情報とが予めガイダンス情報記憶部22に記憶されている。
割当部23は、作業情報記憶部21に記憶されたその日にすべき荷役作業をその日に作業する各作業者4に割り当てる。その割当結果は、作業情報記憶部21に記憶される。また、各作業者4の割当結果は、その作業者4に割り当てられたフォークリフト1に通信ネットワーク3を介して送信され、フォークリフト1の記憶部16に記憶され、さらに提示部15によって作業者4へ提示できるようになっている。
特定部24は、収集情報記憶部20に記憶され、蓄積された操作情報および作業開始終了情報に基づいて、各作業者4の作業効率の悪い荷役作業を評価し、特定する。判定部25は、作業者4にとって作業効率が悪いと特定部24により特定された荷役作業が、割当部23によりその作業者4に割り当てられているか否かを判定する。選択部26は、操作情報に基づいて、後述の通りフォークリフト1へ送信すべきガイダンス情報を、ガイダンス情報記憶部22に記憶された複数のガイダンス情報から選択するものである。特定部24、判定部25および選択部26による処理は以下で詳述される。
管理サーバ2は、各作業者4の作業効率の悪い荷役作業の特定のために必要な情報を収集する。
各作業者4は、内容が異なる各荷役作業を少なくとも1回行なっており、この際に得られた操作情報、作業開始終了情報などが、通信ネットワーク3を介して管理サーバ2に送信され、収集され、収集情報記憶部20に記憶され、蓄積されていく。
特定部24は、収集情報記憶部20に蓄積されたこれらの情報を用いて演算処理をして、荷役作業における車両10の操作時間および荷役具11の操作時間を得る。実施例では、作業検出部19が荷役作業の開始を検出してから終了を検出するまでの間に、操作情報取得部18が測定した車両10の操作時間が、その荷役作業における車両10の操作時間となり、操作情報取得部18が測定した荷役具11の操作時間が、その荷役作業における荷役具11の操作時間となる。なお、ある作業者4が同一の荷役作業を複数回行なっているときには、最新の荷役作業における車両10の操作時間および荷役具11の操作時間が採用されてよい。
そして、特定部24は、各作業者4および各荷役作業において、荷役作業における車両10の操作時間が閾値を越えたか否かを演算するとともに、荷役作業における荷役具11の操作時間が閾値を越えたか否かを演算する。
ここで、車両10の操作時間に対する閾値、荷役具11の操作時間に対する閾値は、いずれも、荷役作業毎に予め設定されたものであってもよい。車両10の操作時間に対する閾値、および、荷役具11の操作時間に対する閾値は、いずれも、各荷役作業において、複数の作業者4の、好ましくは全ての作業者4のその荷役作業における作業時間の平均値としてもよい。
そして、各作業者4および各荷役作業において、特定部24は、車両10の操作時間がその閾値を越えている、および、荷役具11の操作時間がその閾値を越えている、の少なくともいずれか一方を満たしているとき、その荷役作業は、その作業者4にとって不得手であり作業効率が悪いと、特定する。一方、そうでなければ、特定部24は、その荷役作業は作業者4にとって得手であり作業効率が良いと特定する。
作業者4が、車両10の苦手な操作を必要とする荷役作業をするとき、車両10の操作時間は他の作業者4と比べて長くなってしまい、荷役具11の苦手な操作を必要とする荷役作業をするとき、荷役具11の操作時間は他の作業者4と比べて長くなってしまう。つまり、車両10の操作時間および荷役具11の操作時間といった操作情報は、作業効率を反映するものであるといえる。したがって、操作情報に基づいて、作業者4の作業効率の悪い荷役作業を評価し、特定することができる。
この特定結果は、収集情報記憶部20に記憶される。特定結果には、作業効率の悪い荷役作業が特定された理由が含まれるようになっている。即ち、車両10の作業時間(車両10の作業時間がその閾値を越えたこと)が理由であるか、荷役具11の作業時間(荷役具11の作業時間がその閾値を超えたこと)が理由であるか、若しくは、車両10の作業時間および荷役具11の作業時間の双方が理由であるかが、特定結果に含まれる。
例えば、図4のように、内容が異なる5つの荷役作業A〜Eがあり、4人の作業者4a〜4dがいるとき、各作業者4a〜4dの各荷役作業A〜Eの作業効率の良し悪しが特定部24によって特定される。そして、この特定結果には、作業効率が悪い荷役作業であると特定した理由も含まれている。
支援システムは、各作業者4の作業効率の悪い荷役作業を特定できることを利用して、以下のように荷役作業を支援する支援機能を備えている。
支援機能が使用されるとき、管理サーバ2において、判定部25は、作業者4にとって作業効率が悪いと特定部24により特定された荷役作業が、割当部23によりその作業者4に割り当てられているか否かを作業者4毎に判定する。すなわち、作業者4に割り当てられている複数の荷役作業の中に、その作業者4にとって作業効率の悪い荷役作業が含まれているか否かが作業者4毎に判定される。この判定は、収集情報記憶部20に記憶された特定結果と、作業情報記憶部21に記憶された割当結果に基づいて行われる。
例えば、図4においては、作業者4aに、荷役作業Cが割り当てられているか否かが判定され、作業者4bに、荷役作業Bおよび荷役作業Dが割り当てられているか否かが判定される。なお、作業者4cのように、車両10および荷役具11の双方の操作技術が高く、作業効率の悪い荷役作業がない場合もある。
作業者4に、その作業者4にとって作業効率の悪い荷役作業が割り当てられていると判定部25により判定されたとき、選択部26は、フォークリフト1へ送信すべきガイダンス情報を、ガイダンス情報記憶部22に記憶された複数のガイダンス情報の中から選択する。
実施例では、選択部26は、収集情報記憶部20に記憶された特定結果に含まれる上記理由を参照して、ガイダンス情報を選択する。具体的には、選択部26は、車両10の操作時間を理由とするとき、車両10の操作方法についてのガイダンス情報を選択する。選択部26は、荷役具11の操作時間を理由とするとき、荷役具11の操作方法についてのガイダンス情報を選択する。そして、選択部26は、車両10の操作時間および荷役具11の操作時間の双方を理由とするとき、車両10の操作方法についてのガイダンス情報および荷役具11の操作方法についてのガイダンス情報を選択する。
管理サーバ2は、作業者4にその作業者4にとって作業効率の悪い荷役作業が割り当てられていると判定部25により判定されたとき、上記のように選択部26によって選択されたガイダンス情報を、その荷役作業と関連付けて、その作業者4のフォークリフト1に通信ネットワーク3を介して無線通信で送信する。
すなわち、図4において、管理サーバ2は、作業者4aのフォークリフト1に、車両10の操作方法のガイダンス情報を荷役作業Cと関連付けて送信する。管理サーバ2は、作業者4bのフォークリフト1に、荷役具11の操作方法のガイダンス情報を荷役作業Bと関連付けて、かつ、車両10の操作方法のガイダンス情報を荷役作業Dと関連付けて送信する。管理サーバ2は、作業者4cのフォークリフト1にはガイダンス情報を送信しない。そして、管理サーバ2は、作業者4dのフォークリフト1に、車両10の操作方法のガイダンス情報および荷役具11の操作方法のガイダンス情報を荷役作業Aと関連付けて送信する。
フォークリフト1は、管理サーバ2からガイダンス情報を受信し、これを記憶部16に記憶する。そして、作業者4がそのフォークリフト1を運転して、作業効率が悪い荷役作業をする順番がきたことが作業検出部19により検出されると、その荷役作業の開始時または作業中に、その荷役作業と関連付けられたガイダンス情報が提示部15によって提示される。
例えば、図4において、作業者4bが荷役作業Bをするとき、荷役具11の操作方法のガイダンス情報が提示部15によって作業者4bに提示される。これにより、作業者4bは、例えば、フォークのリフト動作の速度を速くする方法や、フォークを正確に位置決めする方法といった荷役具11の操作方法のアドバイスを受ける。また、作業者4bが荷役作業Dをするとき、車両10の操作方法のガイダンス情報が提示部15によって作業者4bに提示される。これにより、作業者4bは、車両10の走行速度を速くする方法、車両10をスムーズに旋回させる方法といった車両10の操作方法のアドバイスを受けることができる。
提示部15によるガイダンス情報の提示は、例えばディスプレイによる画像、動画や、スピーカーによる音声で行なわれる。
以上のように、本発明は、各作業者4の作業効率の悪い荷役作業を、車両10の操作時間または荷役具11の操作時間を含む操作情報に基づいて評価し、割り出す。そして、本発明は、作業者4に作業効率の悪い荷役作業が割り当てられているとき、その作業者4に、フォークリフト1の操作方法のガイダンス情報を提示する。したがって、作業者4は、作業効率の悪い荷役作業をするとき、フォークリフト1の操作方法のアドバイスを受けることができる。それによって、作業者4のフォークリフト1の操作は改善され、結果的にその荷役作業の作業効率が向上する。
また、選択部26は、作業効率を悪くする理由(原因)となる操作の操作方法のガイダンス情報を選択するので、作業者4に的確なアドバイスだけを提供することができる。
以上、本発明の好ましい一実施例について説明したが、本発明は上記の実施例に限定されるものではない。
上記実施例では、フォークリフト1の操作情報は、車両10の操作時間および荷役具11の操作時間の双方が含むものであったが、いずれか一方だけを含んでいればよい。
車両10の操作時間は、車両10の走行の操作時間と、車両10の旋回の操作時間とを含んでもよい。この場合、操作情報取得部18は、走行の操作時間と、旋回の操作時間とを区別して取得できるように構成されている。特定部24は、作業効率の悪い荷役作業を特定するための条件を、車両10の走行の操作時間、車両10の旋回の操作時間、および、荷役具11の操作時間の少なくとも一つが、それに対する閾値を越えている、とする。選択部26は、作業効率が悪いと特定した理由が、車両10の走行の操作時間によるとき、車両10の走行についてのガイダンス情報を選択し、車両10の旋回の操作時間によるとき、旋回操作についてのガイダンス情報を選択する。これにより、作業者4は、より的確なアドバイスを受けることができる。
荷役具11がフォークのとき、荷役具11の操作時間は、フォークのリフト動作の操作時間と、フォークのティルト動作の操作時間、および、フォークのリフト動作の操作時間を含んでもよい。この場合、操作情報取得部18は、これらの各動作の操作時間を区別して取得することができるように構成されている。特定部24は、作業効率の悪い荷役作業を特定するための条件を、車両10の操作時間、フォークのリフト動作の操作時間、フォークのティルト動作の操作時間、および、フォークのリーチ動作の操作時間の少なくともいずれか1つが、それに対する閾値を越えていると、してもよい。そして、選択部26は、作業効率が悪いと特定した理由が、リーチ動作の操作時間によるとき、リーチ操作についてのガイダンス情報を選択し、ティルト動作の操作時間によるとき、ティルト操作についてのガイダンス情報を選択し、リーチ動作の操作時間によるとき、リーチ操作についてのガイダンス情報を選択する。これにより、作業者4は、より的確にアドバイスを受けることができる。
1 フォークリフト
10 車両
11 荷役具
15 提示部
18 操作情報取得部
19 作業検出部
2 管理サーバ
20 収集情報記憶部
22 ガイダンス情報記憶部
24 特定部
25 判定部
26 選択部
3 通信ネットワーク
4 作業者
本発明は、車両および荷役具を有し、各作業者に割り当てられ、当該作業者により運転される複数のフォークリフトを備え、前記フォークリフトによる荷役作業を支援する荷役作業支援システムであって、
前記各フォークリフトに設けられた提示部と、
前記フォークリフトに設けられ、前記車両の操作時間および前記荷役具の操作時間の少なくともいずれか一方を含む操作情報を取得する操作情報取得部と、
前記各フォークリフトに設けられ、当該フォークリフトによる前記荷役作業の開始および終了を検出する作業検出部と、
前記フォークリフトから通信ネットワークを介して送信された情報を収集する管理サーバと、を備え、
前記管理サーバは、
収集された前記操作情報取得部からの前記操作情報および前記作業検出部からの作業開始終了情報を記憶するための収集情報記憶部と、
前記フォークリフトの操作方法についてのガイダンス情報を記憶するためのガイダンス情報記憶部と、
前記操作情報および前記作業開始終了情報に基づいて、前記各作業者の作業効率の悪い前記荷役作業を特定する特定部と、
前記荷役作業を前記各作業者に割り当てる割当部と、
前記作業者に、当該作業者にとって作業効率の悪い前記荷役作業が割り当てられているか否かを判定する判定部と、を備え、
前記作業者に、当該作業者にとって作業効率の悪い前記荷役作業が割り当てられていると判定されたとき、前記管理サーバから当該作業者前記フォークリフトに、前記ガイダンス情報が送信され、当該作業効率の悪い荷役作業をするときが前記作業検出部によって検出されると、当該作業効率の悪い荷役作業の開始時または作業中に、当該ガイダンス情報が、当該作業者の前記フォークリフトの前記提示部によって提示される、
ことを特徴とする。
好ましくは、前記特定部は、前記作業者の前記荷役作業における前記車両の操作時間が、閾値を越えているか否かに基づいて、作業効率の悪い前記荷役作業を特定するものであり、
前記荷役作業における前記車両の操作時間は、前記作業検出部が当該荷役作業の開始を検出してから当該荷役作業の終了を検出するまでの間に、前記操作情報取得部が測定した当該車両の操作時間である。
好ましくは、前記特定部は、前記作業者の前記荷役作業における前記荷役具の操作時間が、閾値を越えているか否かに基づいて、作業効率の悪い前記荷役作業を特定するものであり、
前記荷役作業における前記荷役具の操作時間は、前記作業検出部が当該荷役作業の開始を検出してから当該荷役作業の終了を検出するまでの間に、前記操作情報取得部が測定した当該荷役具の操作時間である

Claims (5)

  1. 荷役作業を支援する荷役作業支援システムであって、
    車両および荷役具を有し、作業者により運転されるフォークリフトと、
    前記フォークリフトに設けられ、前記車両の操作時間および前記荷役具の操作時間の少なくともいずれか一方を含む操作情報を取得する操作情報取得部と、
    前記操作情報取得部により取得された前記操作情報を、通信ネットワークを介して収集する管理サーバと、を備え、
    前記管理サーバは、
    収集された操作情報を記憶するための収集情報記憶部と、
    前記フォークリフトの操作方法についてのガイダンス情報を記憶するためのガイダンス情報記憶部と、
    前記操作情報に基づいて、前記各作業者の作業効率の悪い前記荷役作業を特定する特定部と、
    前記作業者に、当該作業者にとって作業効率の悪い前記荷役作業が割り当てられているか否かを判定する判定部と、を備え、
    前記作業者に、当該作業者にとって作業効率の悪い前記荷役作業が割り当てられていると判定されたとき、当該作業者が運転する前記フォークリフトに、前記ガイダンス情報を送信するものであり、
    前記フォークリフトは、前記管理サーバから送信された前記ガイダンス情報を提示する提示部をさらに備える、
    ことを特徴とする荷役作業支援システム。
  2. 前記管理サーバは、前記操作情報に基づいて、前記フォークリフトに送信する前記ガイダンス情報を前記ガイダンス情報記憶部に記憶された複数の前記ガイダンス情報から選択する選択部をさらに備え、前記選択部によって選択された前記ガイダンス情報を前記フォークリフトに送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の荷役作業支援システム。
  3. 前記選択部は、前記車両の操作時間を理由に作業効率の悪い荷役作業が特定されたとき、前記車両の操作方法についての前記ガイダンス情報を選択し、前記荷役具の操作時間を理由に作業効率の悪い前記荷役作業が特定されたとき、前記荷役具の操作方法についての前記ガイダンス情報を選択する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の荷役作業支援システム。
  4. 前記荷役作業の開始および終了を検出する作業検出部を備え、
    前記特定部は、前記作業者の前記荷役作業における前記車両の操作時間が、閾値を越えているか否かに基づいて、作業効率の悪い前記荷役作業を特定する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の荷役作業支援システム。
  5. 前記荷役作業の開始および終了を検出する作業検出部を備え、
    前記特定部は、前記作業者の前記荷役作業における前記荷役具の操作時間が、閾値を越えているか否かに基づいて、作業効率の悪い前記荷役作業を特定する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の荷役作業支援システム。
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