JP2018119424A - オイルパン - Google Patents
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Abstract
Description
これにより、オイルパンの剛性を高めてオイルパンの変形を抑制できる。
図1から図10は、本発明に係る一実施例のオイルパンを示す図である。図1から図10において、上下前後左右は、車両に搭乗した運転者から見た方向である。
図1において、車両1は、内燃機関としてのエンジン2を備えている。図2において、エンジン2は、シリンダブロック3と、シリンダブロック3の上部に連結されたシリンダヘッド4と、シリンダブロック3の下部に連結されたオイルパン5とを有する。
エンジン2の運転中において、変速機6は、エンジン2の振動や車両1の振動等によって上下方向Xおよび前後方向Yに振動する(図1参照)。オイルパン5は、第1のオイルパン部31に比べて深さが深い第2のオイルパン部32を有するので、第1のオイルパン部31に比べて第2のオイルパン部32の剛性が低い。さらに、オイルパン5は、第1のオイルパン部31が変速機6に連結されている。
これにより、変速機6の振動がオイルパン5に伝達されると、オイルパン5は、湾曲部33を起点にして車両1の前後方向R(図2参照)に変形しようとする。
これに加えて、ボス部31Eは、ボルト38によって第2のオイルストレーナ部35の先端部が締結されるねじ溝31eを有する。
これにより、排気管7を通過する排気ガスの熱によってオイルパン5の内部に貯留されるオイルを昇温することができる。このため、エンジン2の冷間始動時等のようにオイルの粘度が高い状態において、排気ガスの熱によってオイルの暖機を早期に行うことができ、オイルの粘度を潤滑部位の潤滑に適したものにできる。
これにより、図5、図8に示すように、車両1の走行時に車両1の前方からエンジン2に流れる走行風Fを、走行風F3で示すように、第1の膨出部31Fに沿って排気管7と第1のオイルパン部31との間に流すことができる。
このため、流速の速い走行風によってオイルパン5の内部のオイルをより効果的に冷却でき、オイルの粘度が低くなることをより効果的に防止できる。
この結果、排気管7を流れる高温の排気ガスの熱によって、オイルパン5の内部のオイルが過度に昇温されることを防止でき、走行風F3によってオイルをより効果的に冷却できる。
Claims (10)
- 変速機が連結されるシリンダブロックを有し、かつクランクシャフトの回転中心軸が車両の幅方向に向くように前記車両に設置された内燃機関に設けられ、前記シリンダブロックの下部と前記変速機とに連結されるオイルパンであって、
第1のオイルパン部と、前記第1のオイルパン部よりも深さが深くなるように前記第1のオイルパン部の底壁よりも下方に位置する底壁を有する第2のオイルパン部と、前記第1のオイルパン部の底壁から前記第2のオイルパン部の底壁に向かって湾曲する湾曲部とを有し、
前記第1のオイルパン部と一体にオイルストレーナ部が形成されており、前記オイルストレーナ部は、前記第1のオイルパン部の側壁から前記第1のオイルパン部の底壁に沿って前記クランクシャフトの回転中心軸方向に延びていることを特徴とするオイルパン。 - 前記内燃機関が、前記シリンダブロックの上部に設けられたシリンダヘッドと、前記シリンダヘッドから前記シリンダブロックの前方を通り、前記オイルパンの下方から前記内燃機関の後方に延びる排気管とを有し、
前記排気管は、車両の幅方向において前記湾曲部に対向するようにして前記第1のオイルパン部の下方を通過することを特徴とする請求項1に記載のオイルパン。 - 前記オイルパンは、前記オイルストレーナ部に対して前側の前記第1のオイルパン部の底壁に膨出部を有し、
前記膨出部は、前記第1のオイルパン部の底壁から上方に膨れ出ており、
前記膨出部の底壁は、前記第1のオイルパン部の前壁から後方に向かって下方に傾斜し、傾斜方向の後端部が前記オイルストレーナ部に連結されており、
前記膨出部の下方を前記排気管が通過することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のオイルパン。 - 前記膨出部は、前記第1のオイルパン部の前壁から後方の前記オイルストレーナ部に向かって車両の幅方向の間隔が狭く形成されていることを特徴とする請求項3に記載のオイルパン。
- 前記第2のオイルパン部の前壁に傾斜面が形成されており、
前記傾斜面は、前記第2のオイルパン部の前壁の車両の幅方向端部から前記湾曲部に向かって後方に傾斜することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のオイルパン。 - 前記オイルストレーナを第1のオイルストレーナとした場合に、前記第2のオイルパン部に、前記第1のオイルストレーナ部の末端部から前記第2のオイルパン部の底壁に向かって延びる第2のオイルストレーナ部が設けられており、
前記第1のオイルストレーナ部の末端部に、前記第2のオイルストレーナの先端部が嵌合するボス部が形成されており、
前記ボス部は、少なくとも前記第1のオイルパン部の底壁から前記湾曲部に繋がる位置に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれ1項に記載のオイルパン。 - 前記膨出部を第1の膨出部とした場合に、前記オイルパンは、車両の幅方向において前記第1の膨出部と前記傾斜面との間に第2の膨出部を有し、
前記第2の膨出部は、前記第2のオイルパン部の前壁の上部から前記湾曲部に向かって延びるように、前記第2のオイルパン部の底壁から上方に膨れ出ていることを特徴とする請求項3から請求項6のいずれか1項に記載のオイルパン。 - 前記ボス部は、前記第1のオイルストレーナ部の軸線方向の寸法に対して、前記第1のオイルストレーナ部の軸線方向と直交する方向の寸法が大きい形状に形成されており、
前記ボス部は、前記第2のオイルストレーナ部の先端部が締結される締結部を有することを特徴とする請求項6または請求項7に記載のオイルパン。 - 前記第2のオイルストレーナ部は、前記湾曲部に沿って延びていることを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか1項に記載のオイルパン。
- 前記ボス部を第1のボス部とした場合に、前記湾曲部に前記第2のオイルストレーナ部が締結される第2のボス部が形成されていることを特徴とする請求項6から請求項9のいずれか1項に記載のオイルパン。
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