JP2018119386A - し渣カゴ着脱装置付バッフル - Google Patents
し渣カゴ着脱装置付バッフル Download PDFInfo
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Abstract
【課題】暗くて、狭くて深いマンホールの更に狭いバッフルの内側に、し渣カゴを設置できるようにする事が課題である。【解決手段】図5は、し渣カゴ3を補助ワイヤ4で吊り上げ、し渣カゴ3のガイドパイプスライダー9をガイドパイプ7に通し、補助ワイヤ4を緩めて、し渣カゴ3をガイドパイプ7に沿って、下降させ、バッフル2内部上端部に到着し、し渣カゴハンガー5でバッフル2内部上端部に吊り下げます。バッフル2内部上端部に吊り下げられているし渣カゴ3を補助ワイヤ4で吊り上げ、し渣カゴ3をガイドパイプ7に沿って、上昇させ、ガイドパイプ7上端部に達し、し渣カゴ3のガイドパイプスライダー9をガイドパイプ7から外し、し渣カゴ3内の異物を除去します。【選択図】 図5
Description
現在、下水道設備において、上流側から流された水が、下流側マンホール 槽内にためられ、水位が、有る量に成ったら、ポンプが起動して、水を圧送して、槽内を空にしています。
マンホールに流入する汚水の中に、汚物だけではなく、いろんな異物が、流れ込んできます。布切れや、木片なども流れてくることがあります。
マンホール内の水中ポンプが、これらの異物を吸い込んで故障する現象が、多発しています。
マンホール内の水中ポンプが、これらの異物を吸い込んで故障する現象が、多発しています。
特開 2012-21386号公開が、下水道マンホール用スクリーンとして公開されています。
マンホール内の流入管の出口に汚水飛散防止の為に取り付けられるバッフルの内側にスクリーンを取り付けて、異物をマンホールの中に落とさない装置です。
特開 2012-21386号公開の中には、スクリーンは、汚水中のゴミなどを除去、破砕すると書いてあります。
特開 2012-21386号公開を詳細に検討すると、この中でスクリーンと呼ばれているものは、我々は、し渣カゴと呼んでいます。し渣カゴは、汚水中のゴミなどを除去、破砕すると書いてありますが、破砕の方法が、鋭利の底部構造と水圧によると述べてあります。マンホールに流れ込んでくる異物は、木切れ、板切れ、ウエス、コーヒー缶やオシメ等で鋭利なものに水圧で押し付けても破砕できないものが、100%流れてきます。その為、破砕できずに異物が、し渣カゴ内部にたまります。し渣カゴ内に異物がたまると、ワイヤーでし渣カゴを引き上げて、し渣カゴ内の異物を取り除きます。取り除いて、し渣カゴをきれいにし、再度、暗くて、狭くて深いマンホールの更に狭いバッフルの内側に、ワイヤーでし渣カゴを垂らして設置しようとしますが、バッフルは、マンホールの奥のほうに有りますので、その内側にし渣カゴを上からワイヤーで垂らしても設置できません。どうしても設置するには、タラップで下に降りて行き人力で設置するようになります。ワイヤーでし渣カゴを引き上げて、再度、暗くて、狭くて深いマンホールの更に狭いバッフルの内側に、し渣カゴを設置できるようにする事が課題である。
マンホール低部についているバッフルからガイドパイプをマンホール入り口近くまで立ち上げ、し渣カゴを補助ワイヤで吊り上げ、し渣カゴのガイドパイプスライダーをガイドパイプに通し、補助ワイヤを緩めて、し渣カゴを前記ガイドパイプに沿って、下降させ、バッフル内部上端部に到着し、し渣カゴハンガーでバッフル内部上端部に吊り下げます 。流入管から汚水と異物が、放流され、し渣カゴが、受け止め、汚水は、下に流し、異物は、し渣カゴの中に残ります。
し渣カゴの中に異物がたまると、バッフル内部上端部に吊り下げられているし渣カゴを補助ワイヤで吊り上げ、し渣カゴをガイドパイプに沿って、上昇させ、ガイドパイプ上端部に達し、し渣カゴのガイドパイプスライダーをガイドパイプから外し、し渣カゴの中の異物を除去し、し渣カゴをガイドパイプを使って、
下に降ろし、バッフル内部に設置します。
下に降ろし、バッフル内部に設置します。
マンホールポンプ場の故障は、水中ポンプの異物の噛みこみが、90パーセン ト占めています。バッフルにし渣カゴをつければ、良い事は、解っていますが、そのメンテナンス方法が、見つかっていません。確かに、し渣カゴにワイヤーを付けて置けば、上から引っ張れば、し渣カゴは、上に上がってきます。しかし、今までは、バッフルが、マンホールの深い位置にあることが、多いので、上に引っ張り上げたし渣カゴを再度、バッフル内にセットすることが出来ませんでした。その為に、バッフルにし渣カゴをつける方法が、ポンプ噛みこみ防止に最善の方法ですが、世の中に普及していません。ガイドパイプを使って、バッフルの中にマンホールの上からし渣カゴをセットできれば、大いに採用され、マンホールポンプ場のポンプ噛みこみによる故障も激減します。
1 流入管
2 バッフル
3 し渣カゴ
4 補助ワイヤ
5 し渣カゴハンガー
6 補助ワイヤ用フック
7 ガイドパイプ
8 ガイドパイプホルダー
9 ガイドパイプスライダー
2 バッフル
3 し渣カゴ
4 補助ワイヤ
5 し渣カゴハンガー
6 補助ワイヤ用フック
7 ガイドパイプ
8 ガイドパイプホルダー
9 ガイドパイプスライダー
し渣カゴを補助ワイヤで吊り上げ、し渣カゴのガイドパイプスライダーをガイドパイプに通し、補助ワイヤを緩めて、し渣カゴをガイドパイプに沿って、下降させ、バッフル内部上端部に到着し、し渣カゴハンガーで前記バッフル内部上端部に吊り下げます 。
バッフル内部上端部に吊り下げられているし渣カゴを補助ワイヤで吊り上げ、し渣カゴをガイドパイプに沿って、上昇させ、ガイドパイプ上端部に達して、し渣カゴのガイドパイプスライダーをガイドパイプから外し、し渣カゴ内の異物を除去します。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明します。
図1は、現在のマンホールポンプ場の中の状況です。水中ポンプ、仕切り弁、逆止弁と水中ポンプの着脱装置が、各々2式とそれらを繋ぐステンレス配管、水位計やバッフル等が設置されています。バッフルは、流入管からの流入水を受け止める位置に付きますますので、一般的には、マンホールポンプ場の深いところに流入管の数だけ取り付けられます。流入管1から入ってきた汚水は、バッフル2に当り、下に落ちて行き、マンホールの底にたまります。汚水が貯まり、水位計の設定水位になると水中ポンプが起動し汚水を圧送します。
図1は、現在のマンホールポンプ場の中の状況です。水中ポンプ、仕切り弁、逆止弁と水中ポンプの着脱装置が、各々2式とそれらを繋ぐステンレス配管、水位計やバッフル等が設置されています。バッフルは、流入管からの流入水を受け止める位置に付きますますので、一般的には、マンホールポンプ場の深いところに流入管の数だけ取り付けられます。流入管1から入ってきた汚水は、バッフル2に当り、下に落ちて行き、マンホールの底にたまります。汚水が貯まり、水位計の設定水位になると水中ポンプが起動し汚水を圧送します。
図2は、バッフル2にし渣カゴ3が、付いた状況です。し渣カゴ3の形状は、バッフル2の内側に入れば良いので、丸でも三角でも四角でも任意の形状で問題ありません。但し、網目の大きさには、標準的な考え方が、有ります。網目の大きさが小さいと、異物を止めすぎて、し渣カゴの中がすぐに満杯になります。缶コーヒーの缶が、通らない大きさを標準にしています。缶コーヒーの缶は、5cm直径ですので、4cmを網目の標準とし、し渣カゴを4cmの網目で作っています。
図3は、マンホールポンプ場のマンホールのJIS規格寸法です。入り口はいずれも直径600mmで1号マンホール直径900mm、2号マンホール直径1200mm、3号マンホール直径1500mm、4号マンホール直径1800mmになります。現在は、1号マンホールは、狭すぎて、余り採用されません。2号マンホールや3号マンホールが、多いようです。入口600mmの上から、し渣カゴ3を垂らして、3号マンホール1500mmの壁についているバッフル2の内側にし渣カゴ3を入れるのは、ほぼ不可能で、ガイドパイプ7と着脱装置が、必要不可欠のものに成ってきます。
図4は、タラップを降りて行ってし渣カゴ3をバッフル2の内側にセットしています。マンホールポンプ場は、使い始めると汚水による硫化水素の発生や酸欠などの危険が、大きく、入っていくのは、非常に危険です。もし入って行くとしたら、酸素と硫化水素濃度を測定し安全な状態でしか入れません。どうしても入って行くならば、強制換気をして入っていくなどの安全対策が、必要です。
図5は、し渣カゴ3を補助ワイヤ4で吊り上げ、し渣カゴ3のガイドパイプスライダー9をガイドパイプ7に通し、補助ワイヤ4を緩めて、し渣カゴ3をガイドパイプ7に沿って、下降させ、バッフル2内部上端部に到着し、し渣カゴハンガー5でバッフル2内部上端部に吊り下げます。
図6は、バッフル2内部上端部に吊り下げられているし渣カゴ3を補助ワイヤ4で吊り上げ、し渣カゴ3をガイドパイプ7に沿って、上昇させ、ガイドパイプ7上端部に達し、し渣カゴ3のガイドパイプスライダー9をガイドパイプ7から外し、し渣カゴ3内の異物を除去します。
図7は、各部の詳細図です。バッフル2は、FRP製とステンレス製が、有ります。図中半円形の物が、FRP製です。し渣カゴ3は、補助ワイヤ4、し渣カゴハンガー5とガイドパイプスライダー9で構成されます。ガイドパイプ7の連結部にガイドパイプホルダー8を使用し、ガイドパイプ7をガイドパイプスライダー9を付けたし渣カゴ3をスライドさせバッフル2との着脱を行います。
Claims (2)
- し渣カゴを補助ワイヤで吊り上げ、前記し渣カゴのガイドパイプスライダーをガイドパイプに通し、前記補助ワイヤを緩めて、前記し渣カゴを前記ガイドパイプに沿って、下降させ、バッフル内部上端部に到着し、し渣カゴハンガーで前記バッフル内部上端部に吊り下げる事を特徴とする
し渣カゴ着脱装置付バッフル 。 - 前記バッフル内部上端部に吊り下げられている前記し渣カゴを補助ワイヤで吊り上げ、前記し渣カゴを前記ガイドパイプに沿って、上昇させ、前記ガイドパイプ上端部に達し、前記し渣カゴのガイドパイプスライダーをガイドパイプから外す事を特徴とする請求項1に記載の
し渣カゴ着脱装置付バッフル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017013738A JP2018119386A (ja) | 2017-01-29 | 2017-01-29 | し渣カゴ着脱装置付バッフル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017013738A JP2018119386A (ja) | 2017-01-29 | 2017-01-29 | し渣カゴ着脱装置付バッフル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018119386A true JP2018119386A (ja) | 2018-08-02 |
Family
ID=63044888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017013738A Pending JP2018119386A (ja) | 2017-01-29 | 2017-01-29 | し渣カゴ着脱装置付バッフル |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2018119386A (ja) |
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2017
- 2017-01-29 JP JP2017013738A patent/JP2018119386A/ja active Pending
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