JP2018118500A - レターオープナー付きテープ封緘具 - Google Patents

レターオープナー付きテープ封緘具 Download PDF

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JP2018118500A JP2017022593A JP2017022593A JP2018118500A JP 2018118500 A JP2018118500 A JP 2018118500A JP 2017022593 A JP2017022593 A JP 2017022593A JP 2017022593 A JP2017022593 A JP 2017022593A JP 2018118500 A JP2018118500 A JP 2018118500A
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Shigehisa Nishikura
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Abstract

【課題】封筒のノリシロ部をセロハンテープできれいに閉じることができ、封切するためのレターオープナーも具備しているレターオープナー付きテープ封緘具を提供する。【解決手段】支持台3上に、定形・定形外の封筒をテープで封緘する貼り付け作業面8と、立設したカッティング機構板4の一方の壁面にテープホルダー13、テープ送りローラー軸16、テープ留めローラー軸19、カット刃付きローラー軸17、ギザ刃状カット刃、カット刃上を回動的に動いて覆う安全カバー軸20を設け、他方の壁面に付け外し式のレターオープナー5を取り付けたことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、封筒のノリシロ部をセロハンテープ(以下、テープと称す)できれいに閉じることができ、封切するためのレターオープナーも具備しているレターオープナー付きテープ封緘具に関するものである。
従来、封筒の封緘は、ノリシロ部を糊付けするか、上からテープを貼って閉じるかしていた。ノリシロ部に剥離紙付きの接着剤を塗布した割高な封筒も使われている。単体の開封具自体はいろいろ出回っているが、封緘具と一体に成ったものは見当たらない。テープカッターの中に巻尺型スケールを内設して、必要な長さのテープを引っ張り出して切断するというスケール付きテープカッターも知られている(特許文献1参照)。
選考技術文献
特許文献
特開2004−026487号公報
多種多様な封筒はノリシロ部の長さが異なり、そのつど適宜な長さでテープをカットすることは難しい。
又、カットしたテープ同士がくっつかないように離して両手で持ち、ノリシロ部に貼りつけるやり方は手間が掛かり、
ノリシロ部に真っ直ぐとテープを貼り付けられないことがある。
レターオープナーは、さまざまな物が数多く出回っているが、単体で手に持って使用する小形の物が多く無くしやすい。
又、ペーパーナイフと違い、封筒の上端をカットして開封をする方法ばかりであり、この開封方法がそぐわない物もある。
本発明は以上の問題点を解決するためになされたものである。
短手辺・長手辺で成る矩形横長ボードで形成された支持台と、支持台上に固定的に設置されたカッティング機構板と、カッティング機構板に取付けられたレターオープナー、この三大要素が一体的に構成され、定形封筒や定形外封筒を使用対象として想定したレターオープナー付きテープ封緘具である。
支持台において、対向する短手辺の一方から発して他方側へ中間地点までの領域をカッティング機構板が占めており、残余の領域が、封筒のノリシロ部をテープで貼りつける貼り付け作業面を成し、こちら側をカッティング機構板から見て、テープ取り出しの方向である前方とするが、取り出されてくるテープの中心線の延長上に、カッティング機構板の根元から貼り付け作業面上の前方端までノリシロ目安線が設けてある
支持台の厚さは、数ミリの厚みを帯びた後端域から前方へ次第に薄くなってゆき、テープ貼り付け作業の必要上、前端部は接地面との段差が殆ど無いように形成されている。
カッティング機構板は、約10数ミリ程の厚手のボードであり、支持台の平行する両長手辺の一方側へ縁辺まで約10数ミリ残して片寄った位置で、長手辺に平行に立設してあり、後端は短手辺縁から垂直に約100ミリの高さで立ち上がり、そこで約30ミリ前方へ水平面を成し、そこから約40ミリ垂下し、そこから水平に約65ミリ前方へ伸び、そこで約40数ミリ垂下し、その地点から後方へアールを成して、カッティング機構板の後端から約90ミリ前方・支持台面から約6ミリ高さ地点まで斜降し、そこから水平に後方へ約6ミリ進み、その地点で支持台面まで約6ミリ高さを垂下して接地している。
ここにできた奥行×高さ≒6ミリ×6ミリの凹みの奥壁を共有し、そのまま左右に伸びて、カッティング機構板に直交的に、支持台面の一方の長手辺から他方の長手辺まで一杯に、約6ミリ高さの封筒縁当て板が設けてある。
立ち上がっているカッティング機構板において、それを挟む支持台面の幅広側に面する壁面を機構設置面、幅狭側をレターオープナー設置面と称す。
機構設置面において、
後端側の高い壁面の上端近くに、テープを装着するテープホルダーを取り付けるテープ設置軸が、先端部に止め管を備えて突き出、
その下方にテープ送りローラー軸が突き出、
前端下部域のアールの内側にカット刃付きローラー軸がカッティング機構板の向こう側から貫通した形で突き出て来ており、そのローラーの幅一杯に一筋のギザ刃状カット刃が、ローラー面から数ミリ高さで、斜め上やや前方向きに立ち上がり、一定小角度域で前後に回動するローラーに伴って回動するのであり、テープ送りローラー軸とカット刃付きローラー軸との、前後及び上下共に中間の位置に、テープ留めローラー軸がつきでており、
テープ留めローラー軸の斜め上・約65ミリ縁端の手前位置に、安全カバー軸が設けてあるが、
安全カバー軸は、
コの字状の一端片を回動的に固定されて突き出、他端片はカット刃の上方を遮りつつ、円弧状に回動して、カット刃にピッタリ当たる面は柔軟性素材で凹状にギザ刃状カット刃防護面が形成してあり、ギザ刃状カット刃防護面の反対側には縦線がノリシロ目安線として設けられ、貼り付け作業面のノリシロ目安線の延長線上になっており、コの字状全体が一端片側の固定点を基点に円弧軌道の任意の位置で自在に停止状態が保持されることができるのである。
テープホルダーは、テープ幅相当・テープ内径相当の外径で成るテープ取付け芯部を、テープ外径相当の円盤状の2枚のテープ取付け挟み板で両側を閉じて、テープ取り出し中にテープがブレてずれたり外れたりしないように機能し、中心部の設置軸孔をテープ設置軸に差込み、止め管で付け外し式に固定されている。
レターオープナー設置面において、
前端下部域のアールの内側に、機構設置面側から貫通してこちら側に突き出ているカット刃付きローラー軸に、カット刃角度調整ナットが設けてあり、封筒蓋を封緘するテープの切断作業時や非使用時に、カット刃の向きを微調整することが出来るのであり、
上部寄りの適所に、水平に、取り付け面の前後幅一杯に、レターオープナーを付け外し式に設置してあるが、
レターオープナーは、
レターオープナー設置面に取り付けた時に、設置面に接触する縦幅約15ミリの背板とその上端縁から直交的に約15ミリ出っ張る庇状基板と、背板の下端縁から上方庇状基板側へ約10ミリ高さまで、約5ミリ厚みで出っ張るガイドレールで構成され、
庇状基板の前後、即ち短手辺の両側には、庇先端側から幅2ミリ〜3ミリ程内側即ち背板側へ寄った位置から、長手辺に平行に、短手縁から長さ20ミリ〜30ミリ、幅4ミリ〜5ミリ程の細長く切欠いた、封筒端を差し込む差込開口部が設けてあり、それによって長手先端に沿って自ずと形成された半島状の差込片が設けてあり、差し込み開口部の中央部には、差込片側から対向側へ橋渡しして略V字谷を形成するように円弧状カット刃が設けてあり、前方側からも後方側からも同じように使用できる様に形成してある。
このレターオープナーは、付け外し自由なので、取り外して単体で開封具として利用するのにも便利である。
以上の構成より成るレターオープナー付きテープ封緘具。
ノリシロ部の長さ(封筒のサイズ)に係わらず、又、予め長さを測る必要もなく、そのノリシロ部に真っ直ぐと適応した長さでテープを引き出し、貼り付けてカットできるので、効率良く封筒の封緘ができる。
封緘具と開封具のレターオープナーが一体化することで、相反する2つの作業が一つの物で成すことができる。
二つの方法で開封できるレターオープナーであり、従来の方法である封筒の上端をカットする方法と、封筒蓋と封筒袋の隙間に刃を入れる方法で、カット刃が中身に当たることが無く開封できる。
本発明の斜視図 本発明の別の角度から見た斜視図 図1に示された本発明から、テープホルダー部分を外して見せた斜視図 本発明の一部であるテープホルダーの構造を見せる為に2枚あるテープ取付け挟み板の内の1枚を外して見せた斜視図 図2におけるA領域部分の拡大図 図2におけるB領域部分の拡大図 本発明の使用開始状態を示すイメージ図 本発明の使用において、テープを引き出して貼り付けようとしている状態を示すイメージ図 本発明の使用において、まさにテープをカットしようとする状態を示すイメージ図 本発明の一部であるレターオープナーの斜視図 本発明の一部であるレターオープナーの前端方向から見た斜視図 本発明の一部であるレターオープナーの封筒開封の仕方を表したイメージ図 本発明の一部であるレターオープナーの封筒開封の別の仕方を表したイメージ図
短手辺(1)・長手辺(2)で成る矩形横長ボードで形成された支持台(3)と、支持台(3)上に固定的に設置されたカッティング機構板(4)に取付けられたレターオープナー(5)、この三大要素が一体的に構成され、定形封筒や定形外封筒を使用対象として想定したレターオープナー(5)付きテープ封緘具である。
図2で示すように、支持台(3)において、対向する短手辺(1)の一方から発して他方側へ中間地点までの領域をカッティング機構板(4)が占めており、残余の領域が、図8で示す、封筒のノリシロ部(6)をテープ(7)で貼りつける貼り付け作業面(8)を成し、こちら側をカッティング機構板(4)から見て、テープ(7)取り出しの方向である前方とするが、取り出されてくるテープ(7)の中心線の延長上に、カッティング機構板(4)の根元から貼り付け作業面(8)上の前方端までノリシロ目安線(9a)が設けてある。
支持台(3)の厚さは、数ミリの厚みを帯びた後端域から前方へ次第に薄くなってゆき、図8で示すように、テープ(7)貼り付け作業の必要上、前端部は接地面との段差が殆ど無いように形成されている。
図2で示すように、カッティング機構板(4)は、約10数ミリほどの厚手のボードであり、支持台(3)の平行する両長手辺(2)の一方側へ縁辺まで約10数ミリ残して片寄った位置で、長手辺(2)に平行に立設してあり、図3で示すように、後端は短手辺(1)縁から垂直に約100ミリの高さで立ち上がり、そこで約30ミリ前方へ水平面を成し、そこから約40ミリ垂下し、そこから水平に約65ミリ前方へ伸び、そこで約40数ミリ垂下し、その地点から後方へアールを成して、カッティング機構板(4)の後端から約90ミリ前方・支持台(3)面から約6ミリ高さ地点まで斜降し、そこから水平に後方へ約6ミリ進み、その地点で支持台(3)面まで約6ミリ高さを垂下して接地している。
図5で示すように、ここにできた奥行×高さ≒6ミリ×6ミリの凹みの奥壁を共有し、そのまま左右に伸びて、カッティング機構板(4)に直交的に、支持台(3)面の一方の長手辺(2)から他方の長手辺(2)まで一杯に、約6ミリ高さの封筒縁当て板(10)が設けてある。
立ち上がっているカッティング機構板(4)において、それを挟む支持台(3)面の幅広側に面する壁面を図1で示すように機構設置面(11)、幅狭側を図2で示すようにレターオープナー設置面(12)と称す。
機構設置面(11)において、
図3で示すように、後端側の高い壁面の上端近くに、テープ(7)を装着するテープホルダー(13)を取付けるテープ設置軸(14)が、先端部に止め管(15)を備えて突き出、
その下方にテープ送りローラー軸(16)が突き出、
前端下部域のアールの内側にカット刃付きローラー軸(17)がカッティング機構板(4)の向こう側から貫通した形で突き出て来ており、図6で示すように、そのローラー(17)の幅一杯に一筋のギザ刃状カット刃(18)が,ローラー(17)面から数ミリ高さで、斜め上やや前方向きに立ち上がり、一定小角度域で前後に回動するローラー(17)に伴って回動するのであり、テープ送りローラー軸(16)とカット刃付きローラー軸(17)との、前後及び上下共に中間の位置に、図3で示すように、テープ留めローラー軸(19)が突き出ており、
テープ留めローラー軸(19)の斜め上・約65ミリ縁端の手前位置に、安全カバー軸(20)が設けてあるが、
図3で示すように、安全カバー軸(20)は、
コの字状の一端片を回動的に固定されて突き出、他端片はギザ刃状カット刃(18)の上方を遮りつつ、円弧状に回動して、図6で示すように、カット刃(18)にピッタリ当たる面は柔軟性素材で凹状にギザ刃状カット刃防護面(21)が形成してあり、図2で示すように、ギザ刃状カット刃防護面(21)の反対側には縦線がノリシロ目安線(9b)として設けられ、貼り付け作業面(8)のノリシロ目安線(9a)の延長線上になっており、コの字状全体が一端片側の固定点を基点に円弧軌道の任意の位置で自在に停止状態が保持されることができるのである。
図4で示すように、テープホルダー(13)は、テープ(7)幅相当、テープ(7)内径相当の外径で成るテープ取付け芯部(22)を、テープ(7)外径相当の円盤状の2枚のテープ取付け挟み板(23)で両側を閉じて、テープ(7)取り出し中にテープ(7)がブレてずれたり外れたりしないように機能し、中心部の設置軸孔(24)をテープ設置軸(14)に差込、止め管(15)で付け外し式に固定されている。
レターオープナー設置面(12)において、
図5で示すように、前端下部域のアールの内側に、機構設置面(11)側から貫通してこちら側に突き出ているカット刃付きローラー軸(17)にカット刃角度調整ナット(25)が設けてあり、封筒蓋を封緘するテープ(7)の切断作業時や非使用時に、ギザ刃状カット刃(18)の向きを微調整することが出来るのである。
図2で示すように、上部寄りの適所に、水平に、取り付け面の前後幅一杯にレターオープナー(5)を付け外し式に設置してあるが、
レターオープナー(5)は、
レターオープナー設置面(12)に取り付けたときに、図10で示すように、設置面(12)に接触する縦幅約15ミリの背板(26)と、その上端縁から直交的に約15ミリ出っ張る庇状基板(27)と、背板(26)の下端縁から上方の庇状基板(27)側へ約10ミリ高さまで、約5ミリ厚みで出っ張るガイドレール(28)で構成される。
庇状基板(27)の前後即ち短手辺の両側には、図10で示すように、庇先端から幅2ミリ〜3ミリ程内側即ち背板(26)側へ寄った位置から、長手辺に平行に、短手縁から長さ20ミリ〜30ミリ、幅4ミリ〜5ミリ程の細長く切欠いた、封筒端を差し込む差込開口部(29)が設けてあり、それによって長手先端に沿って自ずと形成された半島状の差込片(30)が設けてある。
図12で示すように、差込開口部(29)の中央部には、差込片(30)側から対向側へ橋渡しして略V字谷を形成するように円弧状カット刃(31)が設けてあり、前方側からも後方側からも同じように使用できる様に形成してある。
このレターオープナー(5)は、付け外し自由なので、取り外して単体で開封具として利用するのにも便利である。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用する時は、
図1で示すように、テープ(7)の取り出し方向である、貼り付け作業面(8)を右側に向けて置いた形で使用をする。
テープ(7)の内にテープ取付け芯部(22)を嵌め入れ、それをテープ取付け挟み板(23)で両側から挟んだテープホルダー(13)は、テープ(7)の粘着面側が下向になって前方へ引き出される形で、設置軸孔(24)をテープ設置軸(14)に差込、はみ出たテープ設置軸(14)先端部に止め管(15)を嵌めて、テープ(7)貼り付け作業時にテープホルダー(13)がブレたり外れたりしないようにする。
次ぎに、カット刃角度調整ナット(25)で適度に調整した、カット刃付きローラー軸(17)のギザ刃状カット刃(18)に、ギザ刃状カット刃防護面(21)を接触させている安全カバー軸(20)を上方へ回動させ、図7で示すように、カット刃付きローラー軸(17)の上方の空間を大きく開放させておく。
次ぎに、図7で示すように、引き出したテープ(7)はテープ送りローラー軸(16)の下をくぐらせて斜め上方へ持ってゆき、テープ留めローラー軸(19)の上方を通して、ギザ刃状カット刃(18)の刃先を10ミリ程越した辺りで下ろし、テープ(7)の先端がカット刃(18)の前方へ庇のように伸びた形で、カット刃(18)の刃先に接着させて置く。
次ぎに、図8で示すように貼り付け作業面(8)上で封筒蓋(33)を上に向けて置く封筒は、左端を封筒縁当て板(10)とピッタリ合わせ、ノリシロ部(6)が貼り付け作業面(8)のノリシロ目安線(9a)と同一線上に在るようにする。
その時、封筒の左端の一部分は6ミリ×6ミリの凹み部の奥壁に沿い、その部分だけ、カッティング機構板(4)の下にもぐり込んだ形と成る。
このようにして準備を整え終えたら、図8で示すように、左手で封筒を押さえ、ギザ刃状カット刃(18)の刃先から伸びている、テープ(7)の先端を右手で持って斜め上方へ引き伸ばし、封筒右端のノリシロ部(6)のテープ(7)を貼り付ける適所まで持ってゆき、その箇所にテープ(7)の先端部を貼りつける。
この時、テープホルダー(13)から引き出され、テープ送りローラー軸(16)の下端に接して動きを抑制されながら引き出されたテープ(7)は、テープ留めローラー軸(19)の上端にピタリと接着し留まるので、テープ(7)はテープ留めローラー軸(19)と封筒右端のテープ(7)先端接着箇所との間で、ギザ刃状カット刃(18)を下にしてピーンと張る。
次ぎに、上方にある安全カバー軸(20)を下方へ回動し、ギザ刃状カット刃防護面(21)をギザ刃状カット刃(18)に被せて置くと、ギザ刃状カット刃防護面(21)の反対側に印されたノリシロ目安線(9b)が、テープ(7)の位置と封筒のノリシロ部(6)の位置を確かめる目安となる。
次ぎに、図9で示すように、右手(34)で封筒右端のノリシロ部(6)に接着したテープ(7)先端部を押さえておき、その辺りから軽く左手指(34)でピーンと張っているテープ(7)の上面を右から左へ擦るようにして、ノリシロ部(6)に貼り付けてゆき、ギザ刃状カット刃(18)の下辺りまで移動させてゆくと、テープ留めローラー軸(19)にピッタリ接着して留められたテープ(7)は、下方から強く引っ張られる事に成り、テープ(7)は自然と下にあるギザ刃状カット刃(18)に押し付けられて切断される。
尚、手(34)がテープ(7)面上をギザ刃状カット刃(18)方向へ移動して、突き当たってもギザ刃状カット刃(18)を覆う安全カバー軸(20)が保護してくれるので安心安全である。
切断されたテープ(7)の先端は自然と、6ミリ×6ミリの凹み部に押し入るのだが、この凹みがテープ(7)の長さを調節し、封筒左端の手前数ミリの位置でピッタリと貼り付いて納まるように機能している。
尚、切断後のテープ(7)先端は、ギザ刃状カット刃(18)に付いて残っており、続けて作業をする時は、安全カバー軸(20)を上方へ回動させ、テープ留めローラー軸(19)とギザ刃状カット刃(18)の間でピーンと張るテープ(7)を、斜め上方へ引き出して同様の手順を踏み、連続しての作業が可能であり効率的である。
又、非使用時に、カット刃角度調整ナット(25)を調整して、カット刃付きローラー軸(17)を後方へ回動させ、ギザ刃状カット刃(18)を下向きにしておくことも出来る。
レターオープナー(5)は二通りの方法で開封作業が出来、その内の一つは、図12で示すように、封筒袋(32)と封筒蓋(33)の間にできた隙間に差し込み片(30)を差込んで、そのまま円弧状カット刃(31)方向へ滑らせるようにして反対側まで引き抜けば、封筒蓋(33)の折り目辺りがカットされてゆき、円弧状カット刃(31)が封筒の中身に当たることなく開封が出来る。
もう一方は、封筒袋(32)と封筒蓋(33)の間に差込片(30)が入る隙間が無い場合、図13で示すように封筒の上端・即ち封筒袋(32)と封筒蓋(33)ごとの封筒上端を、差し込み開口部(29)へ差し入れて、ガイドレール(28)の上端に当たるまで押し入れたら、封筒上端をガイドレール(28)の上端とピッタリ合わせて押し当て、そのまま円弧状カット刃(31)方向へガイドレール(28)に沿って反対側へ抜け出させるように滑らせてゆけば、封筒の上端から数ミリ下を同幅で真っ直ぐに切断をして開封を成す。
又、このレターオープナー(5)は、取り外して単体で使うこともでき、他の袋状の物も開封が出来るので便利である。
1 短手辺、2 長手辺、3 支持台、
4 カッティング機構板、5 レターオープナー
6 ノリシロ部、7 セロテープ
8 貼り付け作業面、9 ノリシロ目安線a
9 ノリシロ目安線b、10 封筒縁当て板
11 機構設置面、12 レターオープナー設置面、
13 テープホルダー、14 テープ設置軸、15 止め管
16 テープ送りローラー軸、17 カット刃付きローラー軸
18 ギザ刃状カット刃、19 テープ留めローラー軸
20 安全カバー軸、21 ギザ刃状カット刃防護面
22 テープ取付け芯部、23 テープ取付け挟み板
24 設置軸孔、25 カット刃角度調整ナット
26 背板、27 庇状基板、28 ガイドレール
29 差込開口部、30 差込片
31 円弧状カット刃、32 封筒袋、33 封筒蓋
34 手
A 部分拡大図 B 部分拡大図

Claims (2)

  1. 短手辺・長手辺で成る矩形横長ボードで形成された支持台と、支持台上に固定的に設置されたカッティング機構板と、カッティング機構板に取り付けられたレターオープナー、この三大要素が一体的に構成され、定形封筒や定形外封筒を使用対象として想定したレターオープナー付きテープ封緘具であるが、
    支持台において、
    対向する短手辺の一方から発して他方側へ中間地点までの領域をカッティング機構板が占めており、残余の領域が、封筒のノリシロ部をテープで貼りつける貼り付け作業面を成し、こちら側をカッティング機構板から見て、テープ取り出しの方向である前方とするが、取り出されてくるテープの中心線の延長上に、カッティング機構板の根元から貼り付け作業面上の前方端までノリシロ目安線が設けてあり、
    支持台の厚さは、数ミリの厚みを帯びた後端域から前方へ次第に薄くなっていき、テープ貼り付け作業の必要上、前端部は接地面との段差が殆ど無いように形成されているのであって、
    カッティング機構板は、
    約10数ミリの厚手のボードであり、支持台の平行する両長手辺の一方側へ縁辺まで約10数ミリ残して片寄った位置で、長手辺に平行に立設してあり、後端は短手辺縁から垂直に約100ミリの高さで立ち上がり、そこで約30ミリ前方へ水平面を成し、そこから約40ミリ垂下し、そこから水平に約65ミリ前方へ伸び、そこで約40数ミリ垂下し、その地点から後方へアールを成して、カッティング機構板の後端から約90ミリ前方・支持台面から約6ミリ高さ地点まで斜降し、そこから水平に後方へ約6ミリ進み、その地点で支持台面まで約6ミリ高さを垂下して接地しており、
    ここにできた奥行×高さ≒6ミリ×6ミリの凹みの奥壁を共有し、そのまま左右に伸びて、カッティング機構板に直交的に、支持台面の一方の長手辺から他方の長手辺まで一杯に、約6ミリ高さの封筒縁当て板が設けてあり、
    立ち上がっているカッティング機構板において、それを挟む支持台面の幅広側に面する壁面を機構設置面、幅狭側をレターオープナー設置面と称するのであるが、
    機構設置面において、
    後端側の高い壁面の上端近くに、テープを装着するテープホルダーを取り付けるテープ設置軸が、先端部に止め管を備えて突き出、
    その下方にテープ送りローラー軸が突き出、
    前端下部域のアールの内側にカット刃付きローラー軸がカッティング機構板の向こう側から貫通した形で突き出て来ており、そのローラーの幅一杯に一筋のギザ刃状カット刃が、ローラー面から数ミリ高さで、斜め上やや前方向きに立ち上がり、一定小角度域で前後に回動するローラーに伴って回動するのであり、
    テープ送りローラー軸とカット刃付きローラー軸との、前後及び上下共に中間の位置に、テープ留めローラー軸が突き出ており、その斜め上の約65ミリ縁端の手前位置に安全カバー軸が設けてあるが、
    安全カバー軸は、
    コの字状の一端片を回動的に固定されて突き出、他端片はギザ刃状カット刃の上方を遮りつつ、円弧状に回動して、カット刃にピッタリ当たる面は柔軟性素材で凹状に形成してギザ刃状カット刃防護面が設けてあり、
    ギザ刃状カット刃防護面の反対側には、縦線がノリシロ目安線として設けられ、貼り付け作業面のノリシロ目安線の延長線上になっており、
    コの字状全体が一端片側の固定点を基点に円弧軌道の任意の位置で自在に停止状態が保持されることが出来るのであり、
    テープホルダーは、テープ幅相当・テープ内径相当の外径で成るテープ取付け芯部を、テープ外径相当の円盤状の2枚のテープ取付け挟み板で両側を閉じて、テープ取り出し中にテープがブレてずれたり外れたりしないように機能し、中心部の設置軸孔をテープ設置軸に差込み、止め管で付け外し式に固定されているのであるが、
    レターオープナー設置面において、
    前端下部域のアールの内側に、機構設置面側から貫通してこちら側に突き出ているカット刃付きローラー軸に、カット刃角度調整ナットが設けてあり、封筒蓋を封緘するテープの切断作業時や非使用時に、カット刃の向きを微調整することが出来るのであり、
    上部寄りの適所に、水平に、取付け面の前後幅一杯に、レターオープナーを付け外し式に設置してあるが、
    レターオープナーは、
    レターオープナー設置面に取付けた時に、設置面に接触する縦幅約15ミリの背板と、その上端縁から直交的に約15ミリ出っ張る庇状基板と、背板の下端縁から上方庇状基板側へ約10ミリ高さまで、約5ミリ厚みで出っ張るガイドレールで構成され、
    庇状基板の前後即ち短手辺の両側には、庇先端側から幅2ミリ〜3ミリ程内側即ち背板側へ寄った位置から、長手辺に平行に、短手縁から長さ20ミリ〜30ミリ、幅4ミリ〜5ミリ程の細長く切欠いた、封筒端を差し込む差込開口部が設けてあり、それによって長手先端に沿って自ずと形成された半島状の差込片が設けてあり、
    差込片側から対向側へ橋渡しして、略V字谷を形成するように円弧状カット刃が設けてあり、前方側からも後方側からも同じように使用できる様に形成してあって、
    この様に形成されたレターオープナーは、付け外し自由なので、取り外して単体で開封具として利用するのにも便利である、
    ということを特徴とするレターオープナー付きテープ封緘具。
  2. 定形封筒や定形外封筒以外の用途の為に、全体の大きさをより大サイズ又は小サイズに形成する場合に於いて、各部位間の距離サイズの凡その比率が維持されておれば、同様の効果を得られることを特徴とする、請求項1に記載のレターオープナー付きテープ封緘具。
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