JP2018116237A - 撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の機能の一つを選択するための操作部を有する撮影装置において、操作部によって選択される機能の割り当てを変更可能な場合においても、操作部によってどの機能が選択可能かを把握し易い撮影装置を提供する。【解決手段】撮影装置を、複数の機能が割り当てられており、複数の機能の一つを選択するための第1操作部と、第1操作部に割り当てられている複数の機能のうち、少なくとも一部の機能を変更する機能割当変更部と、表示部46と、表示部46に、第1操作部を用いて選択されている機能を示す情報、及び、第1操作部を用いて選択されていない少なくとも一つの機能を示す情報を識別可能に表示する表示制御部と、から構成する。【選択図】図4

Description

本発明は、撮影装置に関する。
撮影装置において、撮影装置の有する機能の一つや、当該機能の設定値を選択するための操作部を有する構成が知られている。
例えば特許文献1に、この種の撮影装置の具体的構成が記載されている。特許文献1では、撮影装置に設けられた操作部の天面に撮影装置の複数の機能(動作モード)を示す記号がプリントされている。ユーザが操作部を回転させて動作モードの一つを選択すると、撮影装置の背面に設けられた表示部に、選択された動作モードを示す情報が表示される。これにより、操作部で選択された動作モードが表示部で確認可能となる。
特開2004−85670号公報
特許文献1では、操作部に割り当てられている選択可能な機能が固定されている。そのため、ユーザは、所望の機能が操作部に割り当てられていなかった場合、機能を選択するためのメニュー画面を表示部に表示させた上で当該機能を選択する必要があり、撮影装置の操作性が悪かった。これに対し、操作部に割り当てられる機能を変更することが可能な撮影装置が知られている。この場合、所望の機能を使用するためにメニュー画面を表示させる必要がなくなる。しかし、操作部の天面にプリントされた記号を、割り当てる機能を変更するたびに書き換えることは難しい。そのため、ユーザは、操作部を用いて所望の機能を選択する場合は、操作部にどの機能が割り当てられているかを記憶しておく必要がある。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、複数の機能の一つを選択するための操作部を有する撮影装置において、操作部によって選択される機能の割り当てを変更可能な場合においても、操作部によってどの機能が選択可能かを把握し易い撮影装置を提供することである。
本発明の一実施形態に係る撮影装置は、複数の機能が割り当てられており、複数の機能の一つを選択するための第1操作部と、第1操作部に割り当てられている複数の機能のうち、少なくとも一部の機能を変更する機能割当変更部と、表示部と、表示部に、第1操作部を用いて選択されている機能を示す情報、及び、第1操作部を用いて選択されていない少なくとも一つの機能を示す情報を識別可能に表示する表示制御部と、を備える。
本発明の一実施形態によれば、複数の機能の一つを選択するための操作部を有する撮影装置において、操作部によって選択される機能の割り当てを変更可能な場合においても、操作部によってどの機能が選択可能かを把握し易い撮影装置が提供される。
本発明の一実施形態に係る撮影装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る撮影装置の正面図、背面図、上面図である。 本発明の一実施形態に係るLCDの表示画面に表示される画像の例である。 本発明の一実施形態に係る機能選択ダイヤルが操作された場合のLCDの表示画面に表示される画像の例である。 本発明の一実施形態に係る設定選択ダイヤルが操作された場合のLCDの表示画面に表示される画像の例である。 本発明の一実施形態に係る撮影装置の機能選択ダイヤル及び設定選択ダイヤルの操作時の処理のフローチャートの一例である。
以下、本発明の一実施形態に係る撮影装置について図面を参照しながら説明する。以下においては、本発明の一実施形態として、デジタル一眼レフカメラについて説明する。なお、撮影装置は、デジタル一眼レフカメラに限らず、例えば、ミラーレス一眼カメラ、コンパクトデジタルカメラ、ビデオカメラ、カムコーダ、タブレット端末、PHS(Personal Handy phone System)、スマートフォン、フィーチャフォン、携帯ゲーム機など、撮影機能を有する別の形態の装置に置き換えてもよい。
図1は、本発明の一実施形態に係る撮影装置1の構成を示すブロック図である。図1に示されるように、撮影装置1は、撮影レンズ系10(撮影レンズ11及び12)を備えている。撮影レンズ11と撮影レンズ12との間には絞り13が配置されている。撮影レンズ系10の後方には、ミラー14が配置されている。ミラー14はハーフミラーであり、ハーフミラー面が撮影レンズ系10の光軸AXに対して約45°をなす姿勢で配置されている。
被写体からの光束(被写体光束)は、撮影レンズ系10を透過してミラー14に入射される。ミラー14の後方には、ミラー14側から順に、フォーカルプレーンシャッタ15、固体撮像素子16が配置されている。ミラー14の上方には、光学ファインダ20が配置されている。光学ファインダ20は、ペンタプリズム17、拡散板18、接眼レンズ19を備えている。ミラー14の上方には、ミラー14側から順に、拡散板(焦点板又はピント板)18、ペンタプリズム17が配置されている。
ミラー14に入射された被写体光束の一部はミラー14により反射され、拡散板18を介してペンタプリズム17に入射される。拡散板18は、固体撮像素子16の撮像面と等価な位置に配置されている。そのため、拡散板18には、撮影レンズ系10を通過した被写体光束が結像する。ペンタプリズム17は、複数の反射面を持ち、拡散板18に結像して入射した被写体像を各反射面で反射させることで正立像とし、接眼レンズ19に向けて射出する。接眼レンズ19は、拡散板18上に結像されてペンタプリズム17により正立化された被写体像を、撮影者の観察に適する虚像に再結像する。これにより、撮影者は、接眼レンズ19を覗くことで被写体像を観察することができる。
操作部32には、電源スイッチ32aやレリーズスイッチ32b、操作キー32cなど、ユーザが撮影装置1を操作するために必要な各種操作部が含まれる(図2参照)。ユーザにより電源スイッチ32aが押されると、図示省略されたバッテリから撮影装置1の各種回路に電源ラインを通じて電源供給が行われる。CPU(Central Processing Unit)31は電源供給後、所定のメモリ領域(不図示)にアクセスして制御プログラムを読み出してワークエリアにロードし、ロードされた制御プログラムを実行することにより、撮影装置1全体の制御を行う。
機能選択ダイヤル33及び設定選択ダイヤル34は、ユーザによって操作されるダイヤルであり、撮影装置1の各機能の選択及び各機能の設定値の選択を行うために使用される。
CPU31は、固体撮像素子16により撮像された画像に基づいて計算された測光値や測光センサ26で測定された測光値に基づき適正露出が得られるように、絞り駆動回路22を介して絞り13を駆動制御する。
レリーズスイッチ32bが半押し操作されると、CPU31は、AF(Autofocus)センサ25の検出結果に基づきレンズ制御回路21を介して、光軸AX上における撮影レンズ11と撮影レンズ12の位置及び位置関係を制御する。これにより、撮影レンズ系10の合焦状態が調整される。次いで、レリーズスイッチ32bが全押し操作されると、CPU31は、シャッタ駆動回路24を介してフォーカルプレーンシャッタ15を駆動制御すると共にミラー14をクイックリターンさせる。すなわち、CPU31は、フォーカルプレーンシャッタ15の先幕走行開始直前から後幕走行終了直後の期間に限り、ミラー駆動回路23を介してミラー14をアップすることにより、撮影レンズ系10の光軸AXと平行な光路からミラー14を退避させる。
撮影レンズ系10を透過した被写体光束は、フォーカルプレーンシャッタ15が開いている期間中、固体撮像素子16の撮像面上で結像される。固体撮像素子16は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサであり、撮像面上の各画素で結像した光学像を光量に応じた電荷として蓄積する。固体撮像素子16は、蓄積された電荷をフローティングディフュージョンアンプにて電圧(ここでは「画素信号」と記す。)に変換し、変換された画素信号をA/D変換回路27に出力する。A/D変換回路27は、入力された画素信号をA/D変換してDSP(Digital Signal Processor)41に出力する。
DSP41は、固体撮像素子16の電荷蓄積動作及び画素信号の読み出し動作を制御すると共に、A/D変換回路27より入力される画素信号に対して所定の信号処理を施す。具体的には、DSP41は、A/D変換回路27より入力される画素信号に対して色補間、マトリックス演算、Y/C分離等の所定の信号処理を施して輝度信号Y、色差信号Cb、Crを生成し、JPEG(Joint Photographic Experts Group)等の所定のフォーマットで圧縮する。バッファメモリ42は、例えば、DSP41による処理の実行時、処理データの一時的な保存場所として用いられる。
カードインタフェース43のカードスロットにはメモリカード50が着脱可能に装填される。DSP41は、カードインタフェース43を介してメモリカード50と通信可能である。DSP41は、生成された圧縮画像信号(撮影画像データ)をメモリカード50(又は撮影装置1に備えられる不図示の内蔵メモリ)に保存する。
また、DSP41は、Y/C分離後の信号に所定の信号処理を施して、フレームメモリ(不図示)にフレーム単位でバッファリングする。DSP41は、バッファリングされた信号を所定のタイミングで各フレームメモリから掃き出して所定のフォーマットのビデオ信号に変換し、モニタインタフェース44を介してLCD制御回路45に出力する。LCD制御回路45は、DSP41より入力される撮影画像データを基にLCD46を表示制御する。これにより、被写体の撮影画像がLCD46の表示画面に表示される。ユーザは、適正なピントで撮影された適正な輝度のリアルタイムのスルー画をLCD46の表示画面を通じて視認することができる。
図2(a)は撮影装置1の正面図を示し、図2(b)は撮影装置1の背面図を示し、図2(c)は撮影装置1の上面図を示す。撮影装置1の筐体100の正面には撮影レンズ系10が配置され、背面にはLCD46や接眼レンズ19が配置される。
撮影装置1の筐体100の上面及び背面には、操作部32を構成する各種操作部が設けられている。具体的には、撮影装置1の筐体100の背面には、図2(b)に示されるように、操作キー32cの一部である上下左右の方向キーやボタンが設けられている。撮影装置1の筐体100の上面には、図2(c)に示されるように、電源スイッチ32aやレリーズスイッチ32bが設けられている。
撮影装置1の筐体100には、機能選択ダイヤル33及び設定選択ダイヤル34が設けられている。機能選択ダイヤル33及び設定選択ダイヤル34は、回転可能な円柱状(又は円盤状)のダイヤルである。機能選択ダイヤル33及び設定選択ダイヤル34はそれぞれ、ユーザの指等で回転操作されたときに周知のクリック機構により回転時にクリック感が得られるようになっている。また、機能選択ダイヤル33及び設定選択ダイヤル34はそれぞれ、所定の回転角度毎に回転及び回転停止可能に筐体100に支持されている。機能選択ダイヤル33及び設定選択ダイヤル34は、ユーザが筐体100を保持しながら指で操作し易いように、筐体100の上部に設けられている。
図3(a)〜図3(c)は、撮影待機状態(レリーズスイッチ32bが操作されるのを待っている状態)において、LCD46の表示画面に表示される画像の例を示す。図3(a)は、スルー画60のみが表示画面に表示されている状態を示す。図3(b)は、スルー画60に露出値、ISO感度、シャッタースピード、撮影レンズ系10のF値等の各種設定値を重畳させた画像が表示画面に表示されている状態を示す。図3(c)は、各種設定値のみが表示画面に表示され、スルー画60が非表示となっている状態を示す。LCD46の表示画面に、図3(a)〜図3(c)に示す何れの画像を表示させるかは、ユーザによる操作部32への操作に応じて切り替え可能である。また、LCD46の表示画面に表示される画像は、図3(a)〜図3(c)に示す例に限定されない。LCD46の表示画面に、いずれの設定値を表示させるかは、ユーザ操作に応じて変更可能である。また、LCD46の表示画面には、撮影装置1の各種設定を行う設定画面や、メモリカード50(又は撮影装置1に備えられる不図示の内蔵メモリ)に保存されている画像等を表示させることが可能である。
<機能選択ダイヤル33の操作時の処理>
機能選択ダイヤル33は、撮影時の各種機能を選択するために使用される。機能選択ダイヤル33の天面(上面)には、各種機能を表す記号(例えば、文字列)が回転方向に並べてプリントされている。機能選択ダイヤル33の隣には、指標33aが設けられている。機能選択ダイヤル33は、周知のクリック機構により、天面にプリントされた各記号が指標33aと隣り合う位置で回転停止可能である。機能選択ダイヤル33が回転され、天面の何れかの記号が指標33aと隣り合うと、当該記号に対応する機能が選択される。
図2(c)に、機能選択ダイヤル33の天面にプリントされる記号の一例が示されている。図2(c)において、「AF」はオートフォーカス機能を示し、「AE」は測光機能を示し、「WB」はホワイトバランス調整機能を示す。「C1」〜「C3」がプリントされているポジションには、ユーザによって割り当てる機能を選択可能である。ポジション「C1」〜「C3」に割り当て可能な機能は、例えば、露出の調整機能、ISO感度を調整する機能、HDR(High Dynamic Range)撮影機能、撮影画像の彩度やコントラストを変更する画像調整機能、撮影画像の高周波成分を抑制して撮影画像に含まれるノイズやモアレを抑制するローパスフィルタ機能、屋内外でLCDの輝度を変化させるLCD輝度調整機能などがあるが、これらに限定されない。また、ポジション「C1」〜「C3」に割り当てられる機能は、操作部32に対する操作によって変更可能である。
なお、図2(c)に示す例では、機能選択ダイヤル33により、6つの機能のうちの何れかを選択可能であるが、本実施形態はこの構成に限定されない。例えば、機能選択ダイヤル33を用いて、2つ以上の複数の機能の何れかを選択可能であればよく、選択可能な機能数は6つに限定されない。また、図2(c)に示す例では、機能選択ダイヤル33を用いて選択可能な機能のうち、3つの機能(ポジション「AF」、「AE」、「WB」に対応する機能)が固定されており、残る3つの機能(ポジション「C1」〜「C3」に割り当てられた機能)が変更可能であるが、本発明はこの構成に限定されない。例えば、機能選択ダイヤル33の全てのポジションに割り当てられる機能が変更可能であってもよい。
図4(a)は、LCD46の表示画面に図3(a)に示すスルー画60のみが表示されていた状態で、機能選択ダイヤル33が操作された場合のLCD46の表示画面に表示される画像の例を示す。図4(a)に示す例では、機能選択ダイヤル33が操作されてオートフォーカス機能が選択されている。
機能選択ダイヤル33が操作されると、LCD46の表示画面中の下側に、機能ガイド65が表示される。機能ガイド65には、機能選択ダイヤル33によって選択可能な機能を示す情報の一覧が含まれる。また、機能ガイド65には、機能選択ダイヤル33を用いて現在選択されている機能を示す情報が強調して表示される。図4(a)に示す例では、機能ガイド65に、オートフォーカス機能を示す「AF」、測光機能を示す「AE」、ホワイトバランス調整機能を示す「WB」、ポジション「C1」〜「C3」に割り当てられた機能を示す情報が表示されている。また、図4(a)に示す例では、ポジション「C1」に露出調整機能、ポジション「C2」にISO感度調整機能、ポジション「C3」にHDR撮影機能が割り当てられている。そのため、機能ガイド65には、露出調整機能を示す情報「+/−」が「C1」と共に表示され、ISO感度調整機能を示す情報「ISO」が「C2」と共に表示され、HDR撮影機能を示す情報「HDR」が「C3」と共に表示される。また、機能選択ダイヤル33を用いてオートフォーカス機能が選択されているため、機能ガイド65では、オートフォーカス機能を示す情報「AF」が、枠線67で囲われることによって強調されている。
なお、機能ガイド65に表示される選択可能な機能を示す情報は、図4(a)に示されるような文字列に限定されない。これらの情報は、各機能を示す図(アイコン)であってもよい。また、選択されている機能を示す情報の強調方法は、強調する情報を枠線67で囲う方法に限定されない。機能ガイド65には、選択されている機能を示す情報と選択されていない機能を示す情報とが識別可能に表示されていればよい。例えば、選択されている機能を示す情報は、選択されていない機能を示す情報と色や大きさを異ならせることによって強調されてもよい。
また、機能選択ダイヤル33が操作されると、LCD46の表示画面中の上側に、選択されている機能(図4(a)に示す例では、オートフォーカス機能)の現在の設定値68が表示される。図4(a)に示す例では、オートフォーカス機能の設定値が「スポット」に設定されている。オートフォーカス機能の設定値が「スポット」に設定されると、撮影画像のうち、撮影画像の中心付近がオートフォーカス機能によるフォーカス調整の対象領域となる。
図4(a)に示すように、LCD46の表示画面に機能ガイド67及び設定値68が表示されている状態で機能選択ダイヤル33を回転させると、機能選択ダイヤル33の回転方向に応じて、選択される機能が順次切り替わる。そして、選択される機能が切り替わる毎に、枠線67が移動して機能ガイド65において選択された機能を示す情報のみが強調表示されると共に、当該選択された機能の現在の設定値68が表示される。
また、機能ガイド65には、機能選択ダイヤル33を用いて選択可能な機能を示す情報の全てが同時に表示されていなくてもよい。図4(b)は、機能ガイド65の別の表示方法を示す例である。図4(b)に示す例では、機能選択ダイヤル33を用いて、オートフォーカス機能、測光機能、ホワイトバランス調整機能、及び、4つのポジション「C1」〜「C4」に割り当てられた機能を選択可能である。この例では、図4(a)に示す例よりも、選択可能な機能の数が多いため、機能ガイド65に全ての機能を示す情報を表示すると、各情報の表示が小さくなる、或いは、機能ガイド65の表示範囲が大きくなり、ユーザにとって機能ガイド65やスルー画60が見辛くなってしまう虞がある。そのため、図4(b)に示す例では、機能ガイド65に、一部の機能を示す情報のみが表示される。この場合、機能選択ダイヤル33が操作されて、選択された機能が変更されると、枠線67は移動せず、各機能を示す情報が左右方向にスクロールし、選択された機能を示す情報が枠線67内に移動する。
<設定選択ダイヤル34の操作時の処理>
設定選択ダイヤル34は、機能選択ダイヤル33で選択された機能の設定値を選択するために使用される。設定選択ダイヤル34によって選択される設定値は、機能選択ダイヤル33で選択されている機能に応じて変化する。そのため、設定選択ダイヤル34の天面には、設定値を示す記号はプリントされていない。
例えば、機能選択ダイヤル33を用いて、オートフォーカス機能が選択されている場合、設定選択ダイヤル34を用いて、撮影画像のうち、オートフォーカス機能によってフォーカス調整の対象領域が選択可能となる。詳しくは、設定選択ダイヤル34を回転させると、フォーカス調整の対象領域を、撮影画像の中心付近とするか、ユーザによって指定された所定の領域とするか、人物の顔を検出して、その顔を対象領域とするか等が切り替わる。
設定選択ダイヤル34によって設定値が変更されると、LCD46の表示画面中の上側に、変更された設定値68が表示される。図5(a)は、設定選択ダイヤル34が回転されてオートフォーカス機能の設定値が変更された場合のLCD46の表示画面に表示される画像の例を示す。例えば、設定選択ダイヤル34を用いて、フォーカス調整の対象領域として、撮影画像の中心付近が選択された場合は「スポット」、ユーザによって指定された所定の領域が選択された場合は「エリア」、検出された顔が選択された場合は「顔検出」と表示画面に表示される。なお、表示画面に表示される設定値68は、文字列ではなく、設定値を示す図(アイコン)であってもよい。
図5(a)に示す例では、LCD46の表示画面の上側にオートフォーカス機能の設定値68が表示され、LCD46の表示画面の下側に機能ガイド65が表示されているが、本実施形態はこれに限定されない。例えば、設定選択ダイヤル34が操作されている間は選択されている機能は変更されないため、図5(b)に示すように、表示画面には選択されている設定値68及び選択されている機能を示す情報69が表示されてもよい。この場合、選択されていない機能を示す情報を含む機能ガイド65は表示されない。或いは、設定選択ダイヤル34が操作されている間は、図5(c)に示すように、LCD46の表示画面に選択されている設定値68が表示され、選択されている機能や機能ガイド65は表示されなくてもよい。このように、機能選択ダイヤル33を操作した場合と、設定選択ダイヤル34を操作した場合とで、表示画面の機能や設定値の表示の仕方を変えることにより、ユーザは、LCD46の表示画面を見ることによって、現在、機能選択ダイヤル33と設定選択ダイヤル34のどちらが操作されているかを把握することができる。
また、図5(a)に示す例では、LCD46の表示画面の上側には、現在選択されている設定値68のみが表示されるが、本実施形態はこれに限定されない。例えば、LCD46の表示画面の上側には、図5(d)に示すように、設定選択ダイヤル34が操作されている間、設定選択ダイヤル34を用いて選択可能な複数の設定値を示す情報70が表示されると共に、現在選択されている設定値を示す情報のみが枠線66で囲われて強調表示されてもよい。これにより、ユーザは、選択可能な設定値を容易に把握することができる。なお、図5(d)に示す選択可能な複数の設定値を示す情報70は、設定選択ダイヤル34の操作時だけでなく、機能選択ダイヤル33の操作時に表示されてもよい。
また、機能選択ダイヤル33を用いて選択されている機能によっては、設定選択ダイヤル34が操作されたとしても、現在の設定値68が表示されなくてもよい。例えば、図3(b)又は図3(c)に示すように、設定選択ダイヤル34が操作される前の状態で、LCD46の表示画面に各種設定値が既に表示されている場合、既に表示されている設定値と同一の内容である設定値68は表示されなくてもよい。この場合、例えば、設定選択ダイヤル34によってISO感度の設定値が変更されると、LCD46の表示画面の上側にISO感度の設定値が表示されることなく、既に表示されているISO感度の設定値が変更される。
図6は、機能選択ダイヤル33及び設定選択ダイヤル34の操作時の撮影装置1の処理のフローチャートの一例を示す図である。
[図6のS1(電源スイッチ32aの操作判定)]
本処理ステップS1では、電源スイッチ32aが操作され、撮影装置1の電源をオフにするように電源スイッチ32aが操作されたか否かが判定される。
[図6のS2(電源オフ処理)]
本処理ステップS2は、処理ステップS1にて撮影装置1の電源をオフにする操作が行われたと判定された場合(S1:YES)に実行される。本処理ステップS2では、撮影装置1の電源がオフにされて、本フローチャートの処理が終了する。
[図6のS3(機能選択ダイヤル33の操作判定)]
本処理ステップS3は、処理ステップS1にて撮影装置1の電源をオフにする操作が行われていないと判定された場合(S1:NO)に実行される。本処理ステップS3では、機能選択ダイヤル33が操作されたか否かが判定される。
[図6のS4(機能ガイド65の表示判定)]
本処理ステップS4は、処理ステップS3にて機能選択ダイヤルが操作されたと判定された場合(S3:YES)に実行される。本処理ステップS4では、LCD46の表示画面に機能ガイド65が表示されているか否かが判定される。
[図6のS5(機能ガイド65表示処理)]
本処理ステップS5は、処理ステップS4にてLCD46の表示画面に機能ガイド65が表示されていないと判定された場合(S4:NO)に実行される。本処理ステップS5では、図4(a)又は図4(b)に示すように、LCD46の表示画面の下側に、機能ガイド65が表示される。また、機能ガイド65に含まれる複数の機能のうち、現在選択されている機能が強調表示される。更に、LCD46の表示画面の上側に、現在選択されている機能の設定値68が表示される。
[図6のS6(タイマー開始処理)]
本処理ステップS6では、タイマー処理が開始されて、処理ステップS1に戻る。本実施形態では、タイマー処理によってカウントされる時間は3秒間である。なお、この3秒間は、カウント時間の一例であり、本実施形態のカウント時間はこれに限定されない。例えば、カウント時間は、3秒間以外の時間であってもよい。或いは、カウント時間は、ユーザ操作によって変更可能であってもよい。
本実施形態では、機能ガイド65が表示された後、機能選択ダイヤル33や設定選択ダイヤル34、各操作部32に対する操作が行われない限り、タイマーのカウント中は機能ガイド65及び設定値68が表示され続ける。そして、3秒間のカウントが終了すると、機能ガイド65及び設定値68は非表示となる。このように、3秒間というユーザが認識可能な期間だけ機能ガイド65及び設定値68を表示し続けることにより、ユーザは、現在選択されている機能及びその設定値を把握することができる。また、3秒間の経過後に機能ガイド65及び設定値68を非表示とすることにより、LCD46の表示画面に表示されているスルー画60や各種設定値が見辛くなることを防止できる。
[図6のS7(タイマーリセット処理)]
本処理ステップS7は、処理ステップS4にてLCD46の表示画面に機能ガイド65が表示されていると判定された場合(S4:YES)に実行される。本処理ステップS7では、カウント中のタイマーがリセットされ、再度、3秒間のカウントが開始される。タイマーのカウント中は、機能ガイド65及び設定値68が表示され続ける。このタイマーのリセット処理により、機能ガイド35及び設定値68の表示時間が延長される。タイマーがリセットされた後、処理ステップS1に戻る。
[図6のS8(設定選択ダイヤル34の操作判定)]
本処理ステップS8は、処理ステップS3にて機能選択ダイヤル33が操作されていないと判定された場合(S3:NO)に実行される。本処理ステップS8では、設定選択ダイヤル34が操作されたか否かが判定される。
[図6のS9(機能ガイド65の表示要否の判定)]
本処理ステップS9は、処理ステップS8にて設定選択ダイヤル34が操作されたと判定された場合(S8:YES)に実行される。本処理ステップS9では、機能ガイド65及び設定値68の表示の要否が判定される。機能ガイド65及び設定値68の表示の要否は、機能選択ダイヤル33を用いて選択されている機能、及び、LCD46に表示されている画面に基づいて判定される。
処理ステップS9では、LCD46の表示画面に機能ガイド65及び設定値68が表示されていない状態において、表示画面に選択されている機能の設定値が表示されていない場合(例えば、表示画面が図3(a)に示す状態である場合)に、機能ガイド65及び設定値68の表示が必要であると判定される(S9:YES)。機能ガイド65及び設定値68の表示が必要であると判定(S9:YES)されると、処理ステップS4に進む。これにより、機能ガイド65及び設定値68が表示されていない場合は(S4:NO)、処理ステップS5で機能ガイド65及び設定値68が表示される。また、すでに機能ガイド65及び設定値68が表示されていた場合は(S4:YES)は、処理ステップS7で機能ガイド65及び設定値68の表示が延長される。
図3(a)に示すように、LCD46の表示画面に機能ガイド65及び設定値68が表示されていない状態において、LCD46の表示画面にスルー画60のみが表示されている場合、ユーザは、LCD46の表示画面を見ても、選択されている機能の現在の設定値を把握することができない。この場合は、処理ステップS9で機能ガイド65及び設定値68の表示が必要であると判定され、機能ガイド65及び設定値68が表示(S5)、或いは、機能ガイド65の表示が延長される(S7)。これにより、ユーザは、現在選択されている機能の現在の設定値を把握することができる。
また、図3(b)に示すように、LCD46の表示画面に機能ガイド65及び設定値68が表示されていない状態において、LCD46の表示画面に露出値やISO感度等の各種設定値が重畳した画像が表示されており、且つ、選択されている機能の設定値が表示画面中の各種設定値に含まれていない場合も、機能ガイド65及び設定値68の表示が必要であると判定される(S9:YES)。
図3(b)に示すように、LCD46の表示画面に複数の所定の機能(例えば、ISO感度調整機能や露出調整機能等)の現在の設定値が表示されており、且つ、機能選択ダイヤル33により、表示画面に表示されていない機能(例えば、ローパスフィルタ機能やLCD輝度調整機能等)が選択されている場合、ユーザは、LCD46の表示画面を見ても、選択されている機能の現在の設定値を把握することができない。この場合は、処理ステップS9で機能ガイド65及び設定値68の表示が必要であると判定される。
一方、LCD46の表示画面に機能ガイド65及び設定値68が表示されていない状態において、表示画面に機能選択ダイヤル33を用いて選択されている機能の設定値が表示されている場合に、機能ガイド65の表示が不要であると判定される(S9:NO)。
例えば、撮影待機状態で、図3(b)や図3(c)に示すように、LCD46の表示画面に複数の所定の機能(例えば、ISO感度調整機能や露出調整機能等)の現在の設定値が表示されており、且つ、機能選択ダイヤル33により、表示画面に表示されている機能機能(例えば、ISO感度調整機能)が選択されている場合、ユーザは、LCD46の表示画面を見ることにより、選択されている機能の現在の設定値を把握することができる。この場合は、処理ステップS9で機能ガイド65及び設定値68の表示が不要であると判定される。
本処理ステップS9で、一方、機能ガイド65の表示が不要であると判定(S9:NO)された場合、処理ステップS10に進む。
[図6のS10(機能ガイド65の表示判定)]
本処理ステップS10は、処理ステップS9にて機能ガイド65の表示が不要であると判定された場合(S9:NO)に実行される。本処理ステップS10では、LCD46の表示画面に機能ガイド65が表示されているか否かが判定される。LCD46の表示画面に機能ガイド65が表示されていないと判定された場合は(S10:NO)、処理ステップS1に戻る。
[図6のS11(機能ガイド65の非表示処理)]
本処理ステップS11は、処理ステップS10にてLCD46の表示画面に機能ガイド65が表示されていると判定された場合(S10:YES)に実行される。本処理ステップS11では、LCD46の表示画面に表示されている機能ガイド65、及び、選択されている機能の設定値68が非表示となる。
[図6のS12(タイマー中断処理)]
本処理ステップS12では、カウント中のタイマーが中断された後、処理ステップS1に戻る。
[図6のS13(機能ガイド65非表示操作の判定)]
本処理ステップS13は、処理ステップS8にて設定選択ダイヤル34が操作されていないと判定された場合(S8:NO)に実行される。本処理ステップS13では、機能ガイド65を非表示とする操作が行われたか否かが判定される。例えば、ユーザが、機能選択ダイヤル33及び設定選択ダイヤル34以外の他の操作部32(例えば、レリーズスイッチ32b)を操作した場合、そのユーザは他の操作部32を用いた操作(例えば、静止画像の撮影)を行っているため、機能ガイド65を表示しておく必要性は低くなっていると考えられる。そのため、本処理ステップS13では、操作部32が操作された場合に、機能ガイド65を非表示とする操作が行われたと判定される。機能ガイド65を非表示とする操作が行われたと判定された場合(S13:YES)、処理ステップS10に進む。
なお、処理ステップS13では、複数の操作部32のうち、何れの操作部32が操作された場合も、機能ガイド65を非表示とする操作が行われたと判定されなくてもよい。例えば、ユーザが特定の操作部32を操作した際に、機能ガイド65が表示されていたとしても、当該操作に対応した処理に支障が無い場合は、機能ガイド65を非表示とする操作が行われていないと判定されてもよい。特定の操作部32の操作に対応した処理に支障が無い場合は、具体的には、特定の操作部32が操作されると、LCD46の表示画面のうち、機能ガイド65が表示されている領域以外の領域の表示内容が変更される場合である。
[図6のS14(機能ガイド65の表示判定)]
本処理ステップS14は、処理ステップS13にて機能ガイド65を非表示とする操作が行われていないと判定された場合(S13:NO)に実行される。本処理ステップS14では、LCD46の表示画面に機能ガイド65が表示されているか否かが判定される。LCD46の表示画面に機能ガイド65が表示されていないと判定された場合は(S14:NO)、処理ステップS1に戻る。
[図6のS15(タイマー終了判定)]
本処理ステップS15は、処理ステップS14にてLCD46の表示画面に機能ガイド65が表示されていると判定された場合(S14:YES)に実行される。本処理ステップS15では、タイマー(3秒間のカウント)処理が終了したか否かが判定される。タイマー処理が終了していないと判定された場合は(S15:NO)、処理ステップS1に戻る。
[図6のS16(機能ガイド65の表示終了処理)]
本処理ステップS16は、処理ステップS15にて、タイマー処理が終了したと判定された場合(S15:YES)に実行される。本処理ステップS16では、LCD46の表示画面に表示されている機能ガイド65、及び、選択されている機能の設定値68が非表示となる。
このように、本実施形態では、機能選択ダイヤル33が操作されると、所定時間、LCD46の表示画面に機能ガイド65が表示される。機能ガイド65には、選択可能な複数の機能を示す情報が含まれている。また、現在選択されている機能を示す情報が強調して表示される。これにより、ユーザは、機能選択ダイヤル33の天面にプリントされた記号を見ることなく、現在選択されている機能及びどの機能が選択可能かを容易に把握できる。また、機能ガイド65には、選択可能な機能を示す情報が、機能選択ダイヤル33の天面にプリントされた記号に対応する順序で表示されるため、ユーザは、選択されている機能を変更するために、機能選択ダイヤル33を、どの程度及びどちらの方向に回転させればよいかを容易に把握できる。
また、機能選択ダイヤル33のポジション「C1」〜「C3」に割り当てられる機能が変更されると、機能ガイド65に表示される情報が、割り当てられた機能を示す情報に変更される。そのため、機能選択ダイヤル33のポジション「C1」〜「C3」に割り当てられる機能が変更されたとしても、ユーザは、機能ガイド65を見ることにより、ポジション「C1」〜「C3」にどの機能が割り当てられているかを容易に把握することができる。
また、本実施形態では、機能選択ダイヤル33が操作されると、所定時間(本実施形態では3秒間)、LCD46の表示画面に選択された機能の現在の設定値68が表示される。そのため、ユーザは、選択されている機能を変更するだけで、各機能の現在の設定値を容易に把握できる。
また、本実施形態では、設定選択ダイヤル34や機能選択ダイヤル33の操作時に、LCD46の表示画面に、選択されている機能の選択可能な複数の設定値を表示させることができる。これにより、ユーザは、各機能における選択可能な設定値を容易に把握できる。
また、本実施形態では、機能選択ダイヤル33が操作された時に表示される機能ガイド65は、所定時間表示され続ける。この所定時間は、ユーザによって機能ガイド65に含まれる複数の機能を示す情報を認識可能な時間(本実施形態では3秒間)に設定されている。また、機能ガイド65は、機能選択ダイヤル33が操作されてから所定時間の経過後に非表示となるため、機能ガイド65が表示画面に表示されているスルー画60や各種設定値と重なってしまい、ユーザにとってスルー画60や各種設定値を確認し辛くなることが防止される。
また、機能選択ダイヤル33は、ユーザが筐体100を保持しながら操作し易い位置に設けられている。本実施形態では、機能選択ダイヤル33は筐体100の上部に設けられているため、ユーザは、機能選択ダイヤル33を指で容易に操作することができる。なお、機能選択ダイヤル33は、筐体100の前面や側面等の背面以外の位置に設けられていてもよい。また、筐体100の背面にはLCD46が配置されている。そのため、機能選択ダイヤル33を背面以外の位置に配置することにより、ユーザがLCD46を確認しながら機能選択ダイヤル33を操作する際に、ユーザの手によってLCD46の表示画面が覆われてしまい、ユーザにとってLCD46の表示画面が確認し辛くなることを防止できる。
また、本実施形態では、設定選択ダイヤル34も筐体100の背面以外の位置に設けられている。そのため、ユーザがLCD46を確認しながら設定選択ダイヤル34を操作する際に、ユーザの手によってLCD46の表示画面が覆われてしまい、ユーザにとってLCD46の表示画面が確認し辛くなることを防止できる。
以上が本発明の例示的な実施形態の説明である。本発明の実施形態は、上記に説明したものに限定されず、本発明の技術的思想の範囲において様々な変形が可能である。例えば明細書中に例示的に明示される実施形態等又は自明な実施形態等を適宜組み合わせた内容も本発明の実施形態に含まれる。
(変形例)
上述の実施形態において、機能選択ダイヤル33を用いて選択可能な機能の数が増えると、機能選択ダイヤル33の天面に各機能を示す記号をプリントしにくくなる。そのため、別の実施形態では、機能選択ダイヤル33の天面には情報がプリントされず、機能選択ダイヤル33を所定角度だけ回転させる毎に、選択される機能が順次切り替わるように構成されていてもよい。この場合、筐体100の上部に指標33aを設ける必要はない。
また、図2(c)に示される機能選択ダイヤル33は、6つの機能の何れかを選択するために使用され、且つ、各機能に対応した6つの記号(「AF」、「AE」、「WB」、「C1」、「C2」、「C3」)の何れかが指標33aと隣り合う位置で回転停止可能であるが、本実施形態はこの構成に限定されない。詳しくは、機能選択ダイヤル33によって選択可能な機能の数と、機能選択ダイヤル33が回転停止可能な角度の数は、同じでなくてもよい。例えば、機能選択ダイヤル33を所定角度ずつ回転させる毎に選択される機能が順次切り替わる場合、機能選択ダイヤル33によって選択可能な機能の数は、機能選択ダイヤル33が回転停止可能な角度の数と異なっていてもよい。
また、図4(a)に示す例では、LCD46の表示画面の下側に機能ガイド65が表示され、表示画面の上側に設定値68が表示されるが、本実施形態はこれに限定されない。機能ガイド65及び設定値68は、LCD46の表示画面中であれば、表示される位置や大きさは限定されない。
また、機能選択ダイヤル33によって選択可能な機能の一つが、設定選択ダイヤル34の操作を無効化する設定無効化機能を含んでいてもよい。この場合、機能選択ダイヤル33により設定無効化機能が選択されている場合、設定選択ダイヤル34が操作されたとしても、何れの機能の設定値も変更されない。これにより、ユーザが意図せずに設定選択ダイヤル34を操作(誤操作)してしまった場合に、各機能の設定値が変更されてしまうことが防止される。
また、選択可能な機能の数が比較的少ない場合、筐体100の上部には、回転可能な円柱状(又は円盤状)の機能選択ダイヤル33の代わりに、位置を変更可能な機能選択レバー、或いは、選択可能な機能と同数の機能選択ボタンが設けられていてもよい。筐体100に機能選択レバーが設けられている場合、機能選択レバーの位置が変更されると、その位置に対応した機能が選択される。また、筐体100に複数の機能選択ボタンが設けられている場合、複数の機能選択ボタンの何れかが押されると、その機能選択ボタンに対応した機能が選択される。このように、撮影装置1が機能選択レバー又は機能選択ボタンを有している場合においても、これらが操作されると、LCD46の表示画面に機能ガイド65が表示される。
また、撮影装置1には、設定選択ダイヤル34の代わりに、例えば、設定値を変更する設定変更ボタンが設けられていてもよい。例えば、撮影装置1に一つの設定変更ボタンが設けられている場合、設定変更ボタンが押される毎に選択される設定値が順次切り替わる。また、撮影装置1に二つの設定変更ボタンが設けられている場合、一つの設定変更ボタンは設定値を順次切り替えるために使用され、もう一つの設定変更ボタンは設定値を逆の順序で順次切り替えるために使用される。
また、図6に示すフローチャートの処理ステップS9において、常に、機能ガイド65及び設定値68の表示が必要と判定(S9:YES)されてもよい。これにより、設定選択ダイヤル34を操作された直後は、常に、機能ガイド65、及び、選択されている機能の設定値68が表示されるため、ユーザは、現在、設定値を変更していること(即ち、設定選択ダイヤル34が操作されていること)を把握しやすくなる。
また、図6に示すフローチャートでは、機能選択ダイヤル33が操作された場合の処理と設定選択ダイヤル34が操作された場合とで、撮影装置1の処理が異なるが、本発明の実施形態の処理はこれに限定されない。例えば、図6に示すフローチャートにおいて、設定選択ダイヤル34が操作された場合(S8:YES)、処理ステップS4が実行されてもよい。この場合、機能選択ダイヤル33と設定選択ダイヤル34の何れか一方が操作されれば、機能ガイド65及び設定値68の表示(S5)、又は、機能ガイド65及び設定値68の表示の延長(S7)が行われる。
また、上述の実施形態では、機能選択ダイヤル33が操作された場合の処理と、設定選択ダイヤル34が操作された場合の処理が、図6に示す同一のフローチャートに基づいて実行されるが、本発明の実施形態の処理はこれに限定されない。例えば、機能選択ダイヤル33の操作された場合と設定選択ダイヤル34の操作された場合とで、別の処理が実行されてもよい。
また、図6に示すフローチャートでは、機能選択ダイヤル33が操作された場合と設定選択ダイヤル34が操作された場合に、処理ステップS5で機能ガイド65が表示されるが、本発明の実施形態の処理はこれに限定されない。例えば、設定選択ダイヤル34が操作された場合は、図5(b)や図5(c)に示すように、LCD46の表示画面には現在の設定値68が表示され、機能ガイド65が表示されなくてもよい。
また、上述の実施形態では、機能選択ダイヤル33又は設定選択ダイヤル34が操作されると機能ガイド65及び設定値68が表示されるが、この機能ガイド65及び設定値68が表示される条件はあくまで一例である。例えば、機能選択ダイヤル33又は設定選択ダイヤル34が操作された場合に機能ガイド65及び設定値68が表示されるか否かは、撮影装置1の設定に応じて切り替え可能であってもよい。詳しくは、撮影装置1がダイヤル操作に応じて機能ガイド65及び設定値68を表示するように設定されている場合、機能選択ダイヤル33又は設定選択ダイヤル34が操作されると機能ガイド65及び設定値68が表示される。一方、撮影装置1が機能ガイド65及び設定値68を表示しないように設定されている場合、機能選択ダイヤル33又は設定選択ダイヤル34が操作されたとしても機能ガイド65及び設定値68は表示されない。
また、図6に示すフローチャートの処理ステップS10において、LCD46の表示画面に機能ガイド65が表示されていないと判定された場合(S10:NO)、処理ステップS1に戻らずに、図5(b)や図5(c)に示すように、機能ガイド65は表示されない状態で、選択されている設定値68や選択されている機能を示す情報69が表示されてもよい。この場合、設定値68や機能を示す情報69が表示された後に処理ステップS6に進んでタイマー開始処理が実行される。この設定値68や機能を示す情報69は、処理ステップS11の機能ガイド65の非表示処理や、処理ステップS16の機能ガイド65の表示終了処理により、非表示となる。
また、上述の実施形態では、機能ガイド65や設定値68はLCD46に表示されるが、本実施形態はこの構成に限定されない。例えば、撮影装置1は、光学ファインダ20の代わりに、液晶画面を有する電子ファインダを有していてもよい。この場合、機能ガイド65や設定値68は、電子ファインダが有する液晶画面に表示されてもよい。
また、上述の実施形態では、機能選択ダイヤル33の天面に選択可能な機能を示す記号がプリントされているが、本実施形態はこの構成に限定されない。例えば、選択可能な機能を示す記号は、機能選択ダイヤル33の外周面にプリントされていてもよい。
1 撮影装置
10 撮影レンズ系
11、12 撮影レンズ
13 絞り
14 ミラー
15 フォーカルプレーンシャッタ
16 撮像素子
17 ペンタプリズム
18 拡散板
19 接眼レンズ
20 光学ファインダ
21 レンズ制御回路
22 絞り駆動回路
23 ミラー駆動回路
24 シャッタ駆動回路
25 AFセンサ
26 測光センサ
27 A/D変換回路
31 CPU
32 操作部
32a 電源スイッチ
32b レリーズスイッチ
32c 操作キー
33 機能選択ダイヤル
33a 指標
34 設定選択ダイヤル
41 DSP
42 バッファメモリ
43 カードインタフェース
44 モニタインタフェース
45 LCD制御回路
46 LCD
50 メモリカード
60 スルー画
65 機能ガイド
66 枠線
67 枠線
68 設定値
69 機能を示す情報
70 設定値を示す情報
100 筐体

Claims (10)

  1. 複数の機能が割り当てられており、該複数の機能の一つを選択するための第1操作部と、
    前記第1操作部に割り当てられている前記複数の機能のうち、少なくとも一部の機能を変更する機能割当変更部と、
    表示部と、
    前記表示部に、前記第1操作部を用いて選択されている機能を示す情報、及び、該第1操作部を用いて選択されていない少なくとも一つの機能を示す情報を識別可能に表示する表示制御部と、
    を備える、
    撮影装置。
  2. 前記第1操作部を用いて選択された機能の設定値を選択するための第2操作部を更に備える、
    請求項1に記載の撮影装置。
  3. 前記表示制御部は、前記表示部に、前記第2操作部を用いて選択されている設定値を示す情報を表示する、
    請求項2に記載の撮影装置。
  4. 前記表示制御部は、前記表示部に、前記第2操作部を用いて選択されている設定値を示す情報及び該第2操作部を用いて選択されていない少なくとも一つの設定値を示す情報を識別可能に表示する、
    請求項2又は請求項3に記載の撮影装置。
  5. 前記第1操作部に割り当てられる前記複数の機能は、前記第2操作部に対する操作を無効にする無効化機能を含む、
    請求項2から請求項4の何れか一項に記載の撮影装置。
  6. 前記表示制御部は、前記表示部に、前記第2操作部が操作されると、前記第1操作部を用いて選択されている機能を示す情報、該第1操作部を用いて選択されていない少なくとも一つの機能を示す情報、及び、前記第2操作部を用いて選択されている設定値を示す情報を表示する、
    請求項2から請求項5の何れか一項に記載の撮影装置。
  7. 前記表示制御部は、前記表示部に、前記第1操作部が操作されると、前記第1操作部を用いて選択されている機能を示す情報と、該第1操作部を用いて選択されていない少なくとも一つの機能を示す情報と、を所定時間だけ表示する、
    請求項1から請求項6の何れか一項に記載の撮影装置。
  8. 前記表示制御部は、前記撮影装置に対して所定の操作が行われると、前記表示部に表示されている前記第1操作部を用いて選択されている機能を示す情報及び該第1操作部を用いて選択されていない少なくとも一つの機能を示す情報を非表示にする、
    請求項1から請求項7の何れか一項に記載の撮影装置。
  9. 前記表示部と前記第1操作部は、前記撮影装置の筐体の互いに異なる面に配置されている、
    請求項1から請求項8の何れか一項に記載の撮影装置。
  10. 前記第1操作部は、回転可能な円柱状又は円盤上のダイヤルであり、
    前記第1操作部が回転されると、前記複数の機能のうち、選択される機能が切り替わる、
    請求項1から請求項9の何れか一項に記載の撮影装置。
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