JP2018114709A - 印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】吸引孔にインクが吸引されても吸引孔の開閉動作への影響を抑制可能にする。【解決手段】吸引孔とシャッタードラム43の内部空間(吸引空間)とを連通する連通路PTにおいて、吸引孔と吸引空間との間に位置し、吸引プラテンに対して非接触で移動するシャッタードラム43を備えている。そして、吸引ファンにより、シャッタードラム43の吸引空間に負圧を発生させて連通路PTを介して連通する吸引孔に吸引力を作用させる。この構成の下、シャッタードラム43と吸引プラテンとの間の通路構造として、シャッタードラム43と、隣接する連通路PTを仕切る仕切り部材71とを離間させる。更に、シャッタードラム43及び仕切り部材71との間の隙間SSを連通路PTに沿った面で切断したときの断面積SXを、上記連通路の開口面積SYよりも小さくする。【選択図】図9
Description
本発明は、印刷装置に関する。
搬送される媒体にインクを吐出するインクジェットヘッドと、媒体が載置される載置面、及び前記載置面に開口する吸引孔を有する吸引プラテンとを有する印刷装置が知られている。
この種の印刷装置には、負圧を発生する空気孔群のベルト幅方向の位置調整を行う調整機構を有し、この調整機構が、空気孔に接続される複数本の分岐部を開閉する開閉弁を備える構成などが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、印刷装置には、上部プラテンが複数のプラテン孔を有し、下部プラテンが、副走査方向に摺動して上下のプラテンを貫通する孔の大きさを変える複数のプレート部材を有する構成も開示されている(例えば、特許文献2参照)。
この種の印刷装置には、負圧を発生する空気孔群のベルト幅方向の位置調整を行う調整機構を有し、この調整機構が、空気孔に接続される複数本の分岐部を開閉する開閉弁を備える構成などが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、印刷装置には、上部プラテンが複数のプラテン孔を有し、下部プラテンが、副走査方向に摺動して上下のプラテンを貫通する孔の大きさを変える複数のプレート部材を有する構成も開示されている(例えば、特許文献2参照)。
しかし、従来の構成は、吸引孔に連なる通路と開閉弁又はプレート部材が接触する箇所に、インクが付着して開閉弁又はプレート部材の動作に障害が生じるおそれがある。
そこで、本発明は、吸引孔にインクが吸引されても吸引孔の開閉動作への影響を抑制可能にすることを目的とする。
そこで、本発明は、吸引孔にインクが吸引されても吸引孔の開閉動作への影響を抑制可能にすることを目的とする。
上記課題を達成するために、本発明の印刷装置は、搬送される媒体にインクを吐出するインクジェットヘッドと、前記媒体が載置される載置面、及び前記載置面に開口する吸引孔を有する吸引プラテンと、前記吸引孔と吸引空間とを連通する連通路において前記吸引孔と前記吸引空間との間に位置し、前記吸引プラテンに対して非接触で移動するシャッターと、前記吸引空間に負圧を発生させて、前記連通路を介して連通する前記吸引孔に吸引力を作用させる吸引ユニットと、を備え、前記シャッターと、隣接する前記連通路を仕切る仕切り部材とは離間しており、前記シャッター及び前記仕切り部材との離間による隙間を前記連通路に沿った面で切断したときの断面積は、前記連通路の開口面積よりも小さい。
本発明によれば、隣接する連通路間での空気及びインクの移動を抑制可能になる。従って、仮にインクが吸引されても吸引孔の開閉動作への影響を抑制できる。
本発明によれば、隣接する連通路間での空気及びインクの移動を抑制可能になる。従って、仮にインクが吸引されても吸引孔の開閉動作への影響を抑制できる。
また、本発明は、前記吸引プラテンにおける前記シャッター側の面には、前記シャッター側に突出する凸部が設けられ、前記隙間は、前記凸部と前記シャッターとの間の隙間である。本発明によれば、凸部とシャッターとの間の隙間を、空気又はインクが流入する虞がより低減される。
また、本発明は、前記吸引プラテンにおける前記シャッター側の面には、前記シャッターの反対側に凹む凹部を有し、前記シャッターは、前記凹部に入り込むリブを有する。本発明によれば、前記隙間が、屈曲した通路として作用し、この隙間を空気又はインクが移動する虞がより低減される。
また、本発明は、前記シャッターと前記吸引プラテンとの間に配置され、前記シャッターの一部を覆うシャッターカバーを備え、前記シャッターカバーにおける前記シャッター側の面には、前記シャッター側に突出する凸部が設けられ、前記隙間は、前記凸部と前記シャッターとの間の隙間である。本発明によれば、シャッターカバーを利用して、前記隙間を空気又はインクが流入する虞がより低減される。
また、本発明は、前記シャッターカバーにおける前記シャッター側の面には、前記シャッターの反対側に凹む凹部を有し、前記シャッターは、前記凹部に入り込むリブを有するので、前記隙間が、屈曲した通路として作用する。これにより、前記隙間を空気又はインクが移動する事態をより抑制できる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明の実施形態に係る印刷装置10の外観を示す図である。
印刷装置10は、長尺の台紙に一定間隔でラベルを貼り付けたラベル用紙などの連続用紙S(記録媒体、媒体)に印刷するプリンターであり、ラベルプリンターとも称する。この印刷装置10は、USB(Universal Serial Bus)ケーブル又はLAN(Local Area Network)などを介して、情報処理端末と有線又は無線で接続され、情報処理端末から送信された印刷データに基づいて印刷を行う。
図1及び後述する各図において、符号FRは印刷装置10の前方を示し、符号LHは印刷装置10の左方を示し、符号RHは印刷装置10の右方を示し、符号UPは印刷装置10の上方を示している。
図1は本発明の実施形態に係る印刷装置10の外観を示す図である。
印刷装置10は、長尺の台紙に一定間隔でラベルを貼り付けたラベル用紙などの連続用紙S(記録媒体、媒体)に印刷するプリンターであり、ラベルプリンターとも称する。この印刷装置10は、USB(Universal Serial Bus)ケーブル又はLAN(Local Area Network)などを介して、情報処理端末と有線又は無線で接続され、情報処理端末から送信された印刷データに基づいて印刷を行う。
図1及び後述する各図において、符号FRは印刷装置10の前方を示し、符号LHは印刷装置10の左方を示し、符号RHは印刷装置10の右方を示し、符号UPは印刷装置10の上方を示している。
図1に示すように、印刷装置10は、この印刷装置10の筐体を構成する直方体状の装置ケース11を有する。装置ケース11のうち前方FR側の面には、操作ボタン等を有する操作パネル12が設けられる。操作パネル12の下方には、引き出し式のインクカートリッジ交換口13が設けられる。また、操作パネル12より右方RH側には印刷された連続用紙Sが排出されるスリット状の用紙排出口(媒体排出口)14が設けられる。
装置ケース11のうち右方RH側の面には、前方FR側の鉛直方向下方に、廃インクタンク交換口15が設けられ、廃インクタンク交換口15より後方側に、ロール紙給紙口16が設けられる。装置ケース11の上面には、不図示の開閉蓋が設けられる。この開閉蓋が開かれることによって、連続用紙Sの搬送経路21(後述)に設けられたガイドユニット18が露出する。
図2は図1のII−II断面を模式的に示す図である。
印刷装置10は、連続用紙Sをロール状に巻いたロール紙100が装填されるロール紙装填部20と、ロール紙装填部20から装置ケース11の用紙排出口14に向かう搬送経路21と、搬送経路21の所定位置で連続用紙Sに印刷を行う印刷部22とを備える。連続用紙Sはラベル用紙に限定されるものでなく、様々な種類のものが用いられる。例えば、長手方向に間隔を空けて設けられたミシン目に沿って折りたたまれた用紙が用いられてもよい。
印刷装置10は、連続用紙Sをロール状に巻いたロール紙100が装填されるロール紙装填部20と、ロール紙装填部20から装置ケース11の用紙排出口14に向かう搬送経路21と、搬送経路21の所定位置で連続用紙Sに印刷を行う印刷部22とを備える。連続用紙Sはラベル用紙に限定されるものでなく、様々な種類のものが用いられる。例えば、長手方向に間隔を空けて設けられたミシン目に沿って折りたたまれた用紙が用いられてもよい。
ロール紙装填部(媒体装填部)20は、装置ケース11のうち、前方向FRと反対の後側の鉛直方向下方に配置される。搬送経路21は、ロール紙装填部20から上方UP側に延びる第1経路21Aと、第1経路21Aの上端から前方FR側に向けて延びる第2経路21Bと、を備える。
第2経路21Bには、複数のローラー及びローラーを駆動するモーターなどからなる搬送機構を有する。搬送機構は、連続用紙Sを上流側から下流側の用紙排出口14に向けて搬送する。印刷装置10は、モーターの回転方向を切り換えることにより、連続用紙Sを逆方向に搬送可能である。
ロール紙装填部20に装填されるロール紙は、ロール紙回転軸23により回転される。また、搬送経路21は、連続用紙に一定の張力を付与するテンションレバー24を有する。テンションレバー24は、搬送経路21における弛みの発生を低減する。
第2経路21Bには、複数のローラー及びローラーを駆動するモーターなどからなる搬送機構を有する。搬送機構は、連続用紙Sを上流側から下流側の用紙排出口14に向けて搬送する。印刷装置10は、モーターの回転方向を切り換えることにより、連続用紙Sを逆方向に搬送可能である。
ロール紙装填部20に装填されるロール紙は、ロール紙回転軸23により回転される。また、搬送経路21は、連続用紙に一定の張力を付与するテンションレバー24を有する。テンションレバー24は、搬送経路21における弛みの発生を低減する。
第2経路21Bには、ガイドユニット18と、吸引プラテン31を有するプラテンユニット46とが設けられる。第2経路21Bにおいて吸引プラテン31はガイドユニット18より前方FR側に位置する。
ガイドユニット18は、連続用紙Sの紙案内として機能する。このガイドユニット18は、搬送される連続用紙Sの鉛直方向下方に位置する板状の送りプレート18A(図1)と、送りプレート18Aに対して、連続用紙Sの搬送方向と交差する幅方向X(図3参照)の両側に立設するガイド壁18L、18Rとを備える。ガイド壁18Lは送りプレート18Aに対して、左方LH側(一方側)に位置し、ガイド壁18Rは送りプレート18Aに対して右方RH側(他方側)に位置する。
ガイド壁18L、18Rは、連続用紙Sの搬送方向に延伸し、搬送される連続用紙Sの、搬送方向と交差する幅方向Xの端部である側端(側縁)に接触し、側端の位置をガイドする。
ガイドユニット18は、連続用紙Sの紙案内として機能する。このガイドユニット18は、搬送される連続用紙Sの鉛直方向下方に位置する板状の送りプレート18A(図1)と、送りプレート18Aに対して、連続用紙Sの搬送方向と交差する幅方向X(図3参照)の両側に立設するガイド壁18L、18Rとを備える。ガイド壁18Lは送りプレート18Aに対して、左方LH側(一方側)に位置し、ガイド壁18Rは送りプレート18Aに対して右方RH側(他方側)に位置する。
ガイド壁18L、18Rは、連続用紙Sの搬送方向に延伸し、搬送される連続用紙Sの、搬送方向と交差する幅方向Xの端部である側端(側縁)に接触し、側端の位置をガイドする。
ガイド壁18Lは、位置が固定される固定ガイドに含まれる。また、ガイド壁18Rは、固定ガイドに対して移動する可動ガイドに含まれる。この構成によれば、印刷装置10の使用者は、連続用紙Sの紙幅に応じてガイドの位置を調整する際に、固定ガイド側のガイド壁に連続用紙の側端を接触させた状態で、もう一方のガイドの位置を調整することができ、連続用紙のセットが容易化する。なお、この構成において、連続用紙Sのうち固定ガイド側のガイド壁18Lに当接する側端は、連続用紙Sの紙幅によらず、搬送方向と交差する幅方向Xにおいて常に同じ位置に揃えられて搬送される。また、これらガイド壁18L、18Rによって連続用紙Sの斜行も防止される。
本実施形態においては、幅方向Xの両側にガイドが設けられる構成であるが、一方側にのみガイドが設けられる構成でもよい。この場合においては、一方側にのみ設けられたガイドに対して側端が接触した状態で、連続用紙Sが搬送される。
本実施形態においては、幅方向Xの両側にガイドが設けられる構成であるが、一方側にのみガイドが設けられる構成でもよい。この場合においては、一方側にのみ設けられたガイドに対して側端が接触した状態で、連続用紙Sが搬送される。
印刷部22は、搬送された連続用紙Sにインクを吐出するインクジェットヘッド(液体吐出ヘッド)22Aを備える。インクジェットヘッド22Aは、インクカートリッジからのインクを吐出することにより、連続用紙Sにドットを形成し、ドットの組み合わせにより画像を印刷する。インクジェットヘッド22Aは、第2経路21Bを挟んで吸引プラテン31と対向する位置に設けられる。本実施形態では、インクジェットヘッド22Aは、吸引プラテン31の鉛直方向上方に配置される。これにより、インクジェットヘッド22Aは、吸引プラテン31との間を通過する連続用紙Sに向けてインクを吐出する。
本実施形態の印刷装置10は、インクジェットヘッド22Aが連続用紙Sの幅の略全体に渡ってノズル列を有するラインプリンターである。
吸引プラテン31は、載置面31Aを有し、この載置面31Aに載置される連続用紙Sは後述の吸引ユニットにより吸引される。印刷装置10は、吸引プラテン31を作動させた状態、すなわち、連続用紙Sを吸引した状態で連続用紙Sを搬送することにより、連続用紙Sの浮きを低減しつつ搬送できる。これにより、連続用紙Sとインクジェットヘッド22Aとの間のプラテンギャップも適正に維持される。なお、ロール状に巻かれた連続用紙Sが搬送される場合、連続用紙Sは巻き癖により載置面31Aから浮きやすいため、吸引プラテン31の構成が特に有効である。
吸引プラテン31は、載置面31Aを有し、この載置面31Aに載置される連続用紙Sは後述の吸引ユニットにより吸引される。印刷装置10は、吸引プラテン31を作動させた状態、すなわち、連続用紙Sを吸引した状態で連続用紙Sを搬送することにより、連続用紙Sの浮きを低減しつつ搬送できる。これにより、連続用紙Sとインクジェットヘッド22Aとの間のプラテンギャップも適正に維持される。なお、ロール状に巻かれた連続用紙Sが搬送される場合、連続用紙Sは巻き癖により載置面31Aから浮きやすいため、吸引プラテン31の構成が特に有効である。
図3はプラテンユニット46の斜視図であり、図4はプラテンユニット46を前方FR側から見た外観図である。
プラテンユニット46は、吸引プラテン31と、支持フレーム41と、吸引ファン42と、シャッタードラムユニット43と、ドラムカバー(シャッターカバー)44と、を備える。吸引プラテン31は、第2経路21Bの搬送方向に対して交差する方向である幅方向Xに延びる板状のプラテンである。この吸引プラテン31は、幅方向Xに間隔を空けて設けられた一対の支持フレーム41に支持される。
プラテンユニット46は、吸引プラテン31と、支持フレーム41と、吸引ファン42と、シャッタードラムユニット43と、ドラムカバー(シャッターカバー)44と、を備える。吸引プラテン31は、第2経路21Bの搬送方向に対して交差する方向である幅方向Xに延びる板状のプラテンである。この吸引プラテン31は、幅方向Xに間隔を空けて設けられた一対の支持フレーム41に支持される。
吸引ファン42、シャッタードラムユニット43に含まれるシャッタードラム43A、及びドラムカバー44は、一対の支持フレーム41の間、且つ、吸引プラテン31に対してインクジェットヘッド22Aと反対側(吸引プラテン31の鉛直方向下方側)に設けられる。後述するが、吸引ファン42は、吸引プラテン31に吸引力を発生させる吸引ユニットとして機能する。
図5は吸引プラテン31の分解斜視図である。
吸引プラテン31は、連続用紙Sが載置される載置面31Aを有する載置板32と、載置板32によって開口が覆われる箱体33とを有する。載置板32は、連続用紙Sの搬送方向に交差する幅方向Xに延びる部材である。
載置板32は、載置面31Aに開口する複数の吸引孔51を有する。載置板32は、複数の吸引孔51として第1の吸引孔51Aと、第1の吸引孔51Aに対して幅方向Xに間隔を空けて設けられる第2の吸引孔51Bと、を有する。本実施形態では、第1の吸引孔51Aは、前記第2の吸引孔51Bより、右方RH側に位置する。また、載置板32は、第1の吸引孔51Aに対して、幅方向Xにおける位置が重なり、かつ、連続用紙Sの搬送方向に間隔を空けて設けられる第3の吸引孔51Cを有する。また、後述するが、第1の吸引孔51A、第2の吸引孔51B、及び第3の吸引孔51Cはいずれも、複数の吸引室K2のうちいずれかに連通する。
吸引プラテン31は、連続用紙Sが載置される載置面31Aを有する載置板32と、載置板32によって開口が覆われる箱体33とを有する。載置板32は、連続用紙Sの搬送方向に交差する幅方向Xに延びる部材である。
載置板32は、載置面31Aに開口する複数の吸引孔51を有する。載置板32は、複数の吸引孔51として第1の吸引孔51Aと、第1の吸引孔51Aに対して幅方向Xに間隔を空けて設けられる第2の吸引孔51Bと、を有する。本実施形態では、第1の吸引孔51Aは、前記第2の吸引孔51Bより、右方RH側に位置する。また、載置板32は、第1の吸引孔51Aに対して、幅方向Xにおける位置が重なり、かつ、連続用紙Sの搬送方向に間隔を空けて設けられる第3の吸引孔51Cを有する。また、後述するが、第1の吸引孔51A、第2の吸引孔51B、及び第3の吸引孔51Cはいずれも、複数の吸引室K2のうちいずれかに連通する。
図6は箱体33の斜視図である。
図5及び図6に示すように、箱体33は、載置板32との間の空間を、連続用紙Sの幅方向Xに間隔を空けて仕切る複数の仕切り板33Aを有する。箱体33の底板には、仕切り板33Aによって仕切られる空間に連通する連通孔33Bが設けられる。
本構成では、これら連通孔33Bを介して、仕切り板33Aによって仕切られた各空間の空気が、吸引ファン42によって吸引される。これによって、仕切り板33Aで仕切られた空間は、大気圧よりも低い負圧の室、すなわち吸引室として機能する。したがって、吸引ファン42により、吸引室に連通する吸引孔51に負圧が発生し、連続用紙Sを吸引する吸引力が発生する。
図5及び図6に示すように、箱体33は、載置板32との間の空間を、連続用紙Sの幅方向Xに間隔を空けて仕切る複数の仕切り板33Aを有する。箱体33の底板には、仕切り板33Aによって仕切られる空間に連通する連通孔33Bが設けられる。
本構成では、これら連通孔33Bを介して、仕切り板33Aによって仕切られた各空間の空気が、吸引ファン42によって吸引される。これによって、仕切り板33Aで仕切られた空間は、大気圧よりも低い負圧の室、すなわち吸引室として機能する。したがって、吸引ファン42により、吸引室に連通する吸引孔51に負圧が発生し、連続用紙Sを吸引する吸引力が発生する。
図6に示すように、箱体33は、吸引室として、吸引室K1と、吸引室K1と箱体33の端部との間に複数設けられる吸引室K2と、を有する。
本実施形態では、幅方向Xにおいてガイドユニット18のうち、固定ガイドが位置する側(左方LH側)に吸引室K1が位置する。上記したように、搬送される連続用紙Sのうち固定ガイドに含まれるガイド壁18Lに接触する端部は、連続用紙Sの紙幅によらず、幅方向Xにおける同じ位置を搬送される。このため、連続用紙Sの幅が変わっても、載置板32において吸引室K1が設けられる領域には連続用紙Sが存在する。
本実施形態では、幅方向Xにおいてガイドユニット18のうち、固定ガイドが位置する側(左方LH側)に吸引室K1が位置する。上記したように、搬送される連続用紙Sのうち固定ガイドに含まれるガイド壁18Lに接触する端部は、連続用紙Sの紙幅によらず、幅方向Xにおける同じ位置を搬送される。このため、連続用紙Sの幅が変わっても、載置板32において吸引室K1が設けられる領域には連続用紙Sが存在する。
本実施形態では、吸引室K1は、最も幅が狭い連続用紙Sが存在する領域に対応する形状である。吸引室K1は、当該領域に位置する吸引孔51に連通し、吸引室K1の幅方向Xにおける長さである幅W1(図6)は、最低幅の連続用紙Sが存在し得る領域の幅方向Xにおける長さに対応する。これによって、吸引室K1は、最低幅の連続用紙Sが搬送される領域に設けられた吸引孔51を負圧にする室として機能する。
また、本実施形態では、吸引室K1は、連続用紙Sの搬送方向に延在する形状であり、幅方向Xにおける位置が重なる複数の吸引孔51に連通する。これによって、吸引室K1により、最低幅の連続用紙Sが搬送される領域に配置される全ての吸引孔51が負圧にされる。
また、本実施形態では、吸引室K1は、連続用紙Sの搬送方向に延在する形状であり、幅方向Xにおける位置が重なる複数の吸引孔51に連通する。これによって、吸引室K1により、最低幅の連続用紙Sが搬送される領域に配置される全ての吸引孔51が負圧にされる。
吸引室K2の幅方向Xにおける長さである幅W2(図6)は、幅方向Xにおいて隣接する吸引孔51の間隔に対応する。特に本実施形態では、幅W2と、隣接する吸引孔51の間隔とが一致する。複数の吸引室K2は、第1吸引室K1に連通しない吸引孔51を所定の単位で負圧にする室として機能する。
また、本実施形態では、各吸引室K2は、連続用紙Sの搬送方向に延在する形状であり、幅方向Xにおける位置が重なる複数の吸引孔51に連通する。すなわち、第1の吸引孔51Aと第3の吸引孔51Cとは、同一の吸引室K2に連通する。これによって、吸引室K2に連通する吸引孔51は、幅方向Xにおける位置が同じ吸引孔51毎に負圧にされる。
なお、本実施形態においては、幅W2が隣接する吸引孔51の間隔に一致し、幅方向Xにおける位置が同じ吸引孔51毎に負圧にされるが、幅W2と吸引孔51の間隔との対応関係はこれに限定されない。例えば、幅W2が吸引孔51の間隔の2倍に相当する長さであれば、1つの吸引室K2により負圧にされる吸引孔が配置される領域は本実施形態の2倍であり、箱体33の構成、及び吸引される領域の変更に係る制御が単純化する。
また、本実施形態では、各吸引室K2は、連続用紙Sの搬送方向に延在する形状であり、幅方向Xにおける位置が重なる複数の吸引孔51に連通する。すなわち、第1の吸引孔51Aと第3の吸引孔51Cとは、同一の吸引室K2に連通する。これによって、吸引室K2に連通する吸引孔51は、幅方向Xにおける位置が同じ吸引孔51毎に負圧にされる。
なお、本実施形態においては、幅W2が隣接する吸引孔51の間隔に一致し、幅方向Xにおける位置が同じ吸引孔51毎に負圧にされるが、幅W2と吸引孔51の間隔との対応関係はこれに限定されない。例えば、幅W2が吸引孔51の間隔の2倍に相当する長さであれば、1つの吸引室K2により負圧にされる吸引孔が配置される領域は本実施形態の2倍であり、箱体33の構成、及び吸引される領域の変更に係る制御が単純化する。
図6に示すように、吸引室K1の連通孔33Bは、吸引室K2の連通孔33Bよりも大きい開口である。このため、吸引室K2よりも多数の吸引孔51に連通する吸引室K1内の空気を迅速に吸引し、吸引室K1に連通する多数の吸引孔51に迅速に負圧を発生させ易くなる。
また、吸引室K2の連通孔33Bは、吸引室K2における搬送方向の中央位置に設けられている。これにより、搬送方向に並ぶ複数の吸引孔51に適切に負圧を発生させ易くなる。
また、吸引室K2の連通孔33Bは、吸引室K2における搬送方向の中央位置に設けられている。これにより、搬送方向に並ぶ複数の吸引孔51に適切に負圧を発生させ易くなる。
図7は図2のプラテンユニット46におけるVII−VII断面図である。
シャッタードラムユニット43は、吸引プラテン31の鉛直方向下方にて、一対の支持フレーム41の間に位置するシャッタードラム43Aを有する。シャッタードラム43Aは、一対の支持フレーム41に、連続用紙Sの搬送方向と直交する方向に延びる回転軸線L1を中心に回転自在に支持される。シャッタードラム43Aは、内部が中空で回転軸線L1を中心にして吸引プラテン31の幅方向Xに延びる筒形状である。シャッタードラム43Aのいずれか一方(本実施形態ではガイドユニット18の固定ガイド側)の端部は開口する。上述の吸引ファン42は、開口する端部に隣接する。
シャッタードラムユニット43は、吸引プラテン31の鉛直方向下方にて、一対の支持フレーム41の間に位置するシャッタードラム43Aを有する。シャッタードラム43Aは、一対の支持フレーム41に、連続用紙Sの搬送方向と直交する方向に延びる回転軸線L1を中心に回転自在に支持される。シャッタードラム43Aは、内部が中空で回転軸線L1を中心にして吸引プラテン31の幅方向Xに延びる筒形状である。シャッタードラム43Aのいずれか一方(本実施形態ではガイドユニット18の固定ガイド側)の端部は開口する。上述の吸引ファン42は、開口する端部に隣接する。
シャッタードラム43Aは、開き部43Hを有する。開き部43Hが吸引室K2毎の連通孔33Bに対応する位置に位置するとき、連通孔33Bを介して、シャッタードラム43A内と、吸引室K2とが連通される。また、シャッタードラム43Aは、閉じ部43Tを有する。閉じ部43Tが吸引室K2毎の連通孔33Bに対応する位置に位置するとき、連通孔33Bのシャッタードラム43A側の開口は、綴じ部43Tにより遮られる。
開き部43Hと閉じ部43Tとは、シャッタードラム43Aの円周方向に沿って形成される。このため、シャッタードラム43Aが回転軸線L1を中心に所定の回転位置まで回転することによって、所定の連通孔33Bに対応する位置に、開き部43H、又は閉じ部43Tが位置する。したがって、シャッタードラム43Aの回転により、所定の連通孔33Bがシャッタードラム43A内に連通し、又は、所定の連通孔33Bのシャッタードラム43A側の開口が遮蔽される。
開き部43Hと閉じ部43Tとは、シャッタードラム43Aの円周方向に沿って形成される。このため、シャッタードラム43Aが回転軸線L1を中心に所定の回転位置まで回転することによって、所定の連通孔33Bに対応する位置に、開き部43H、又は閉じ部43Tが位置する。したがって、シャッタードラム43Aの回転により、所定の連通孔33Bがシャッタードラム43A内に連通し、又は、所定の連通孔33Bのシャッタードラム43A側の開口が遮蔽される。
シャッタードラム43Aは、吸引室K2の連通孔33Bの各々に対応する位置に、このシャッタードラム43Aの周方向に沿って、連通孔33Bを開状態にする開き部43Hと、連通孔33Bを閉状態にする閉じ部43Tとを備える。
図7に示すように、閉じ部43Tは、回転軸線L1と同方向に延びてシャッタードラム43Aの両端の間を架橋する全閉部TAを含む。シャッタードラム43Aの回転により、全閉部TAが連通孔33Bに対向する位置へ配置されたとき、吸引室K2に連通する連通孔33Bの全てが閉塞される。また、全閉部TAは、シャッタードラム43Aを幅方向Xに横断するため、シャッタードラム43Aのフレーム部材又は、補強部材として兼用される。
また、開き部43Hは、回転軸線L1と同方向に沿って、吸引室K2の連通孔33Bの各々に対応する位置が全て開口した全開部HA(図7参照)を含む。このため、シャッタードラム43Aの回転により、全開部HAが連通孔33Bに対向する位置へ配置されたとき、吸引室K2に連通する連通孔33Bの全てがシャッタードラム43A内に連通される。
図7に示すように、閉じ部43Tは、回転軸線L1と同方向に延びてシャッタードラム43Aの両端の間を架橋する全閉部TAを含む。シャッタードラム43Aの回転により、全閉部TAが連通孔33Bに対向する位置へ配置されたとき、吸引室K2に連通する連通孔33Bの全てが閉塞される。また、全閉部TAは、シャッタードラム43Aを幅方向Xに横断するため、シャッタードラム43Aのフレーム部材又は、補強部材として兼用される。
また、開き部43Hは、回転軸線L1と同方向に沿って、吸引室K2の連通孔33Bの各々に対応する位置が全て開口した全開部HA(図7参照)を含む。このため、シャッタードラム43Aの回転により、全開部HAが連通孔33Bに対向する位置へ配置されたとき、吸引室K2に連通する連通孔33Bの全てがシャッタードラム43A内に連通される。
シャッタードラム43Aは、吸引室K2に連通する連通孔33Bの全てが開口する回転位置である「第1角度状態」、及び、連通孔33Bの少なくともいずれかが閉塞する回転位置(図7に示す位置など)である「第2角度状態」に回転可能である。
また、シャッタードラム43Aは、周方向に沿って延びる円弧状のリブ43Rを有する。このリブ43Rにより、開き部43Hは幅方向Xに区切られる。リブ43Rがシャッタードラム43Aの全周に存在するため、リブ43Rはシャッタードラム43Aを補強する補強部材(補強リブ)としても機能する。
また、シャッタードラム43Aは、周方向に沿って延びる円弧状のリブ43Rを有する。このリブ43Rにより、開き部43Hは幅方向Xに区切られる。リブ43Rがシャッタードラム43Aの全周に存在するため、リブ43Rはシャッタードラム43Aを補強する補強部材(補強リブ)としても機能する。
シャッタードラムユニット43は、シャッタードラム43Aから回転軸線L1の方向に突出する軸部43Jと、動力を軸部43Jに伝達する動力伝達機構と、を有する。動力伝達機構は、不図示の駆動モーターからの動力により回転する駆動軸43Kと、軸部43J及び駆動軸43Kの間で動力を伝達する減速歯車機構43Gと、を有する。不図示の駆動モーターの動力がシャッタードラム43Aに伝達され、回転駆動される。本実施形態では、軸部43J、及び駆動軸43Kは、図3に示すように、右方RH側の支持フレーム41に軸支される。また、減速歯車機構43Gは、右方RH側の支持フレーム41におけるシャッタードラム43Aと反対側に設けられる。
この印刷装置10では、不図示の制御ユニットが駆動モーターの回転量(又は回転角)を制御することによって、シャッタードラム43Aの回転位置(回転角)が調整される。例えば、制御ユニットは、連続用紙Sの幅に係る情報を不図示のセンサーによる検出や、ドライバーの設定から取得し、その幅に合わせてシャッタードラム43Aの回転位置を制御することが可能である。
なお、図7は、シャッタードラム43Aが、吸引室K2のうち吸引室K1側から8番目までの吸引室K2の連通孔33Bがシャッタードラム43A内に連通し、残りの吸引室K2の連通孔33Bが、閉じ部43Tによって遮蔽される位置に、回転した状態である。
なお、図7は、シャッタードラム43Aが、吸引室K2のうち吸引室K1側から8番目までの吸引室K2の連通孔33Bがシャッタードラム43A内に連通し、残りの吸引室K2の連通孔33Bが、閉じ部43Tによって遮蔽される位置に、回転した状態である。
本実施形態のシャッタードラム43Aは、図7に示すように、回転軸線L1の右方RH側に行くほど、閉じ部43Tの開始位置が、シャッタードラム43Aの周方向に沿って所定角度毎にずれて形成される。
したがって、シャッタードラム43Aが、シャッタードラム43Aの周方向のうち第1方向に回転するとき、その回転に応じて吸引室K1(左方LH)側から連続して開口する連通孔33Bの数が増加し、シャッタードラム43Aが第1方向と逆方向の第2方向に回転するとき、その回転に応じて吸引室K1側から連続して開口する連通孔33Bの数が減少する。
したがって、シャッタードラム43Aが、シャッタードラム43Aの周方向のうち第1方向に回転するとき、その回転に応じて吸引室K1(左方LH)側から連続して開口する連通孔33Bの数が増加し、シャッタードラム43Aが第1方向と逆方向の第2方向に回転するとき、その回転に応じて吸引室K1側から連続して開口する連通孔33Bの数が減少する。
図8は図7と異なる回転位置にシャッタードラム43Aを回転させた場合のプラテンユニット46の縦断面図である。図8では、図7に示す位置から、シャッタードラム43Aが第2方向に回転された状態であり、吸引室K1側から連続して開口する吸引室K2の連通孔33Bの数が、8から5に変化した状態を示している。
すなわち、シャッタードラム43Aの回転に応じて、第1の吸引孔51Aに連通する連通路(吸引室K2及び連通孔33B)、及び第1の吸引孔51Aに対して幅方向Xに所定の間隔を空けて設けられる吸引孔51Bに連通する連通路の開閉状態が、選択的に変更される。
従って、本実施形態の印刷装置10は、連続用紙Sの幅に応じてシャッタードラム43Aの回転位置を調整することによって、各吸引室K2に連通する吸引孔51のうち連続用紙Sが存在する領域に対応する吸引孔51だけをシャッタードラム43A内に連通させることができる。
すなわち、シャッタードラム43Aの回転に応じて、第1の吸引孔51Aに連通する連通路(吸引室K2及び連通孔33B)、及び第1の吸引孔51Aに対して幅方向Xに所定の間隔を空けて設けられる吸引孔51Bに連通する連通路の開閉状態が、選択的に変更される。
従って、本実施形態の印刷装置10は、連続用紙Sの幅に応じてシャッタードラム43Aの回転位置を調整することによって、各吸引室K2に連通する吸引孔51のうち連続用紙Sが存在する領域に対応する吸引孔51だけをシャッタードラム43A内に連通させることができる。
図7及び図8に示すように、吸引室K1に連通する連通孔33Bは、吸引ファン42とシャッタードラム43Aとの間に設けられた吸気通路45に連通する。この吸気通路45は、内部の空気が吸引ファン42に吸引されることによって負圧にされる。これにより、吸引ファン42を駆動した場合には、吸引室K1に連通する吸引孔51には常に負圧が発生し、連続用紙Sの吸引力が発生する。
なお、吸気通路45を省略する構成も可能である。この場合、シャッタードラム43Aが、吸引室K1の鉛直方向下方まで延出した形状であり、かつ、吸引室K1の連通孔33Bを常に開口させる開き部43Hが設けられた形状であればよい。
なお、吸気通路45を省略する構成も可能である。この場合、シャッタードラム43Aが、吸引室K1の鉛直方向下方まで延出した形状であり、かつ、吸引室K1の連通孔33Bを常に開口させる開き部43Hが設けられた形状であればよい。
ドラムカバー44は、シャッタードラム43Aの少なくとも一部を覆い、吸引プラテン31の底面に設けられた連通孔33Bに対応する領域に開口を有するカバーである。
このドラムカバー44によって、シャッタードラム43A内はドラムカバー44外の空間と連通せず、周囲から閉塞された空間とされる。また、連通孔33Bに対応する領域は開口により、連通孔33Bとシャッタードラム43A内とは連通される。
このドラムカバー44によって、シャッタードラム43A内はドラムカバー44外の空間と連通せず、周囲から閉塞された空間とされる。また、連通孔33Bに対応する領域は開口により、連通孔33Bとシャッタードラム43A内とは連通される。
吸引ファン42は、吸引室K2に対して吸引室K1側の支持フレーム41とシャッタードラム43Aとの間、且つ、吸引プラテン31の鉛直方向下方に配置される。そして、吸引ファン42は、吸引室K1に連通する吸気通路45、及びシャッタードラム43Aの内部空間内の空気を外部に排出する。つまり、吸引ファン42は、吸気通路45及び内部空間を負圧にして吸引孔51に負圧を発生させる吸引ユニットとして機能する。
本構成では、シャッタードラム43Aの一方(本実施形態では左側)の端部が開口し、この端部から、吸引ファン42によりシャッタードラム43A内の空気が排出されるので、連通路を細分化する場合と比べて、シャッタードラム43A内の空気を、シャッタードラム43Aの回転軸線L1方向に沿わせて効率良く排出可能である。
さらに、吸引ファン42は、シャッタードラム43Aの回転軸線L1方向に隣接して配置されるので、コンパクトな配置が可能となる。また、シャッタードラム43Aと吸引ファン42との間の空気通路を短縮でき、吸気抵抗の低減に有利である。従って、吸引ファン42によってシャッタードラム43A内を効率よく負圧にでき、また、静音化にも有利である。
なお、本実施形態においては、吸引孔に負圧を発生させる吸引ユニットとして吸引ファン42を有するが、吸引ファン42に代えて、真空ポンプなどの機構を適用してもよい。
さらに、吸引ファン42は、シャッタードラム43Aの回転軸線L1方向に隣接して配置されるので、コンパクトな配置が可能となる。また、シャッタードラム43Aと吸引ファン42との間の空気通路を短縮でき、吸気抵抗の低減に有利である。従って、吸引ファン42によってシャッタードラム43A内を効率よく負圧にでき、また、静音化にも有利である。
なお、本実施形態においては、吸引孔に負圧を発生させる吸引ユニットとして吸引ファン42を有するが、吸引ファン42に代えて、真空ポンプなどの機構を適用してもよい。
このように、本実施形態では、幅方向Xに延びる回転軸線L1を中心に回転するシャッタードラム43と、シャッタードラム43の内部空間に負圧を発生させる吸引ファン42とを備える。シャッタードラム43は、回転に応じて第1の吸引孔51Aに連通する第1の連通路、及び第2の吸引孔51Bに連通する第2の連通路の開閉状態を選択的に変化させるシャッターとして機能する。さらに、吸引ファン42は、開状態の上記連通路に連通する吸引孔に吸引力を発生する吸引ユニットとして機能する。
この構成によれば、複数本の分岐部及び開閉弁を設ける従来構成、又は複数のプレート部材を設ける従来構成と比べて部品点数を低減できる。また、吸引ファン42によりシャッタードラム43Aの内部の空気が吸引され、シャッタードラム43Aの内部空間に負圧が発生されるため、吸気抵抗の低減に有利である。従って、簡易な構成で、複数の吸引孔51の開閉状態を変化させ、且つ、吸引力を確保し易くすることができる。また、吸引孔51は、幅方向Xに間隔を空けて設けられるので、幅方向Xにおける吸引範囲を拡げることができる。
また、シャッタードラム43Aは、内部が中空で回転軸線L1を中心として幅方向Xに延びる。本構成では、シャッタードラム43Aの一方(本実施形態では左側)の端部が開口し、この端部から、吸引ファン42によりシャッタードラム43A内の空気が排出されるので、連通路を細分化する場合と比べて、シャッタードラム43A内の空気を、シャッタードラム43Aの回転軸線L1方向に沿わせて効率良く排出可能である。また、シャッタードラム43と吸引ファン42とを容易かつコンパクトに配置でき、吸気抵抗の低減にも有利である。
また、シャッタードラム43Aは、上記第1及び第2連通路の各々に対応する位置に、このシャッタードラム43Aの周方向に沿って、連通路を開状態にする開き部43Hと連通路を閉状態にする閉じ部43Tとを備える。さらに、上記第1及び前記第2の連通路に各々対応する開き部43Hの間には、周方向に沿って延びるリブ43Rが設けられる。この構成によれば、簡易な構成で各連通路の開閉状態を変化させることができ、また、十分な剛性を有するシャッタードラム43Aを提供し易くなる。
また、シャッタードラム43Aは、上記第1及び第2連通路の各々に対応する位置に、このシャッタードラム43Aの周方向に沿って、連通路を開状態にする開き部43Hと連通路を閉状態にする閉じ部43Tとを備える。さらに、上記第1及び前記第2の連通路に各々対応する開き部43Hの間には、周方向に沿って延びるリブ43Rが設けられる。この構成によれば、簡易な構成で各連通路の開閉状態を変化させることができ、また、十分な剛性を有するシャッタードラム43Aを提供し易くなる。
また、本実施形態では、印刷装置10に設けられた吸引プラテン31(プラテンユニット46)に本発明を適用する場合を説明したが、これに限定されない。例えば、インクジェット方式以外の印刷装置の搬送装置に本発明を適用してもよいし、また、印刷装置に限定されず、連続用紙S以外の搬送物(媒体)を搬送する搬送装置に本発明を適用することも可能である。
<シャッタードラム43Aと吸引プラテン31との間の通路構造>
続いて、シャッタードラム43Aと吸引プラテン31との間の通路構造について説明する。
図9は図7の一部を拡大してシャッタードラム43Aと吸引プラテン31との間の通路構造を示した図である。図7では、吸引室K2のうち吸引室K1(左方LH)側から8番目までの吸引室K2の連通孔33Bがシャッタードラム43A内に連通している。図9は左方LH側から8番目と9番目との吸引室K2を示す。また、図10は図9のX−X断面図である。
図9に示すように、ドラムカバー44は、吸引プラテン31のシャッタードラム43A側の面を含む部材である。このドラムカバー44には、吸引室K2につながる連通路(以下、符号PTを付して示す)を仕切る複数の仕切り部材71が設けられる。
仕切り部材71に仕切られ、幅方向Xにおける仕切り部材71の間の空間である開口部71Kが、吸引プラテン31の底面に設けられた連通孔33B、及び、シャッタードラム43Aの開き部43Hに連通する。これにより、各吸引室K2はシャッタードラム43Aの内部空間に独立して連通される。図10に示すように、開口部71Kは、シャッタードラム43Aの周方向における長さが、前記連通孔33Bよりも大きい。なお、開口部71Kのシャッタードラム43Aの周方向における長さは、連通孔33Bと同一でもよい。開口部71Kの形状は、連通孔33Bへの連通が可能な形状であればよく、真円、楕円又は多角形のいずれの形状でもよい。
続いて、シャッタードラム43Aと吸引プラテン31との間の通路構造について説明する。
図9は図7の一部を拡大してシャッタードラム43Aと吸引プラテン31との間の通路構造を示した図である。図7では、吸引室K2のうち吸引室K1(左方LH)側から8番目までの吸引室K2の連通孔33Bがシャッタードラム43A内に連通している。図9は左方LH側から8番目と9番目との吸引室K2を示す。また、図10は図9のX−X断面図である。
図9に示すように、ドラムカバー44は、吸引プラテン31のシャッタードラム43A側の面を含む部材である。このドラムカバー44には、吸引室K2につながる連通路(以下、符号PTを付して示す)を仕切る複数の仕切り部材71が設けられる。
仕切り部材71に仕切られ、幅方向Xにおける仕切り部材71の間の空間である開口部71Kが、吸引プラテン31の底面に設けられた連通孔33B、及び、シャッタードラム43Aの開き部43Hに連通する。これにより、各吸引室K2はシャッタードラム43Aの内部空間に独立して連通される。図10に示すように、開口部71Kは、シャッタードラム43Aの周方向における長さが、前記連通孔33Bよりも大きい。なお、開口部71Kのシャッタードラム43Aの周方向における長さは、連通孔33Bと同一でもよい。開口部71Kの形状は、連通孔33Bへの連通が可能な形状であればよく、真円、楕円又は多角形のいずれの形状でもよい。
図9は、幅方向Xに隣接する2つの開口部71Kのうち、左方LH側の開口部71Kが、開き部43Hを介してシャッタードラム43Aの内部に連通し、右方RH側の開口部71Kが、閉じ部43Tによって閉塞された状態を示す。
本実施形態では、シャッタードラム43Aは、仕切り部材71から離間して配置される。したがって、シャッタードラム43Aは、仕切り部材71と接触せず回転する。これにより、シャッタードラム43Aが回転する際に、吸引プラテン31側の部材との摺接により生じる負荷が低減され、シャッタードラム43Aが円滑に回転される。
本実施形態では、シャッタードラム43Aは、仕切り部材71から離間して配置される。したがって、シャッタードラム43Aは、仕切り部材71と接触せず回転する。これにより、シャッタードラム43Aが回転する際に、吸引プラテン31側の部材との摺接により生じる負荷が低減され、シャッタードラム43Aが円滑に回転される。
隣接する連通路PTは、シャッタードラム43Aと、シャッタードラム43Aから離間して設けられる仕切り部材71との間の隙間SS(図9参照)により連通される。この隙間SSが大きいと、図9に示すような一方(左方LH側)の連通路PTが開状態で、他方(右方RH側)の連通路PTが閉状態の場合であっても、一方(左方LH側)の連通路PTに生じる負圧によって他方の連通路PT内の空気が吸引されるおそれがある。他方の連通路PT内の空気が吸引されると、他方の連通路PTは閉状態にも拘わらず負圧になり、その分、一方の連通路PTに連通する吸引孔51の吸引力が低下する。
そこで、本実施形態では、図9に示すように、隙間SSを連通路PTに沿って上下方向に延びる面で切断したときの断面積SXが、連通路PTの開口面積SYよりも小さくなるようにシャッタードラム43A、及び仕切り部材71は配置される。
より詳細には、断面積SXは、隙間SSの中心軸線(図9の左右方向)に対して直交する面で切断したときの隙間SSの断面積である。仮に、隙間SSの断面積SXが、連通路PTの開口面積SYと同様の面積まで拡がると、通路抵抗が小さくなり、隣接する連通路PT間の隙間SSを空気又は吸引されたインクが流れ易くなる。
これに対し、本実施形態における隙間SSの断面積SXは、開口面積SYよりも小さいので、連通路PTから隙間SSへの流路の抵抗が高く、隙間SSへの空気の流入が制限される。従って、他方の連通路PTが閉状態(開口部71Kが閉じ部43Tによって閉塞された状態)であるにも拘わらず負圧になる事態が抑制され、一方の連通路PTに連通する吸引孔51の吸引力が効率良く確保される。また、一方の連通路PTに吸引されたインクや異物などが隙間SSに流れる可能性が低減されるので、隙間SSへのインクや異物などの付着も抑制される。
これに対し、本実施形態における隙間SSの断面積SXは、開口面積SYよりも小さいので、連通路PTから隙間SSへの流路の抵抗が高く、隙間SSへの空気の流入が制限される。従って、他方の連通路PTが閉状態(開口部71Kが閉じ部43Tによって閉塞された状態)であるにも拘わらず負圧になる事態が抑制され、一方の連通路PTに連通する吸引孔51の吸引力が効率良く確保される。また、一方の連通路PTに吸引されたインクや異物などが隙間SSに流れる可能性が低減されるので、隙間SSへのインクや異物などの付着も抑制される。
図9に示すように、仕切り部材71は、吸引プラテン31よりもシャッタードラム43側に突出する凸部72T(突出部)と、凸部72Tに対してシャッタードラム43Aの反対側に凹む凹部72Hを有する。
また、凸部72Tは、シャッタードラム43Aの周方向に沿って延びる環状の突出部である。
また、凸部72Tは、シャッタードラム43Aの周方向に沿って延びる環状の突出部である。
シャッタードラム43Aは、上記したように、幅方向Xに隣接する開き部43Hの間を周方向に沿って延びる円弧状のリブ43Rを有している。
リブ43Rの形状は、プラテン側の凸部72T及び凹部72Hに対応する形状である。すなわち、リブ43Rは、幅方向Xにおいて凸部72Tと重ならない位置に凸部74Tを有し、凸部74Tは凹部72Hに対向する。また、リブ43Rは幅方向Xにおいて凹部74Hと重ならない位置に凹部74Hを有し、凹部74Hは凸部72Tに対向する。また、凸部74Tは、シャッタードラム43Aの周方向に沿って延びる環状の突出部である。
リブ43Rの形状は、プラテン側の凸部72T及び凹部72Hに対応する形状である。すなわち、リブ43Rは、幅方向Xにおいて凸部72Tと重ならない位置に凸部74Tを有し、凸部74Tは凹部72Hに対向する。また、リブ43Rは幅方向Xにおいて凹部74Hと重ならない位置に凹部74Hを有し、凹部74Hは凸部72Tに対向する。また、凸部74Tは、シャッタードラム43Aの周方向に沿って延びる環状の突出部である。
仕切り部材71に設けられる凸部72Tとシャッターに設けられる凸部74Tとによって、吸引プラテン31とシャッタードラム43Aとの間の隙間SSは、隣接する連通路PT間で屈曲する。これによって、隙間SSが隣接する連通路PT間で直線状である場合と比べて、流路の抵抗が高い。したがって、隣接する連通路PT間での空気の移動がより抑制される。
このように、本実施形態では、吸引孔51とシャッタードラム43Aの内部空間(吸引空間)とを連通する連通路PTにおいて、吸引孔51と吸引空間との間に位置し、吸引プラテン31に対して非接触で移動するシャッタードラム43Aを備えている。そして、吸引ファン(吸引ユニット)42により、シャッタードラム43Aの吸引空間に負圧を発生させて連通路PTを介して連通する吸引孔51に吸引力を作用させる。
この構成によれば、シャッタードラム43Aが回転するときに、吸引プラテン31側の部材(仕切り部材71)との接触で生じ得る摺接負荷が低減される。また、吸引プラテン31側の部材(仕切り部材71)に対して、シャッタードラム43Aが接触して回転する構成では、シャッタードラム43Aの回転により、微細なインク滴や異物がシャッタードラム43Aと仕切り部材71との間に入り込み、入り込んだインク滴や異物により、シャッタードラム43Aと仕切り部材71の摺接負荷が増大する虞がある。この構成では、シャッタードラム43Aと仕切り部材71とが離間するため、微細なインク滴や異物が両部材の間に入り込むことにより摺接負荷が増大する恐れが低減される。
この構成によれば、シャッタードラム43Aが回転するときに、吸引プラテン31側の部材(仕切り部材71)との接触で生じ得る摺接負荷が低減される。また、吸引プラテン31側の部材(仕切り部材71)に対して、シャッタードラム43Aが接触して回転する構成では、シャッタードラム43Aの回転により、微細なインク滴や異物がシャッタードラム43Aと仕切り部材71との間に入り込み、入り込んだインク滴や異物により、シャッタードラム43Aと仕切り部材71の摺接負荷が増大する虞がある。この構成では、シャッタードラム43Aと仕切り部材71とが離間するため、微細なインク滴や異物が両部材の間に入り込むことにより摺接負荷が増大する恐れが低減される。
この構成の下、シャッタードラム43Aと吸引プラテン31との間の通路構造として、シャッタードラム43Aと、隣接する連通路PTを仕切る仕切り部材71とを離間させる。更に、シャッタードラム43A及び仕切り部材71との間の隙間SSを連通路PTに沿った面で切断したときの断面積SXを、上記連通路の開口面積SYよりも小さくしている。
この構成によれば、隣接する連通路PT間での空気及びインクの移動を抑制可能になる。従って、連通路PTにおける空気及びインクの移動をスムーズにでき、吸引力を効率良く高めるとともに、仮にインクが吸引されても隙間SSへの付着を抑制でき、連通路PTの開閉動作(吸引孔51の開閉動作に相当)への影響を抑制できる。
この構成によれば、隣接する連通路PT間での空気及びインクの移動を抑制可能になる。従って、連通路PTにおける空気及びインクの移動をスムーズにでき、吸引力を効率良く高めるとともに、仮にインクが吸引されても隙間SSへの付着を抑制でき、連通路PTの開閉動作(吸引孔51の開閉動作に相当)への影響を抑制できる。
また、本実施形態では、シャッタードラム43Aと吸引プラテン31との間に配置され、シャッタードラム43Aの少なくとも一部を覆うシャッターカバーとして機能するドラムカバー44を備えている。そして、このドラムカバー44におけるシャッタードラム43A側の面に、シャッタードラム43A側に突出する凸部72Tが設けられ、上記隙間SSは、凸部72Tとシャッタードラム43Aとの間の隙間となっている。この構成によれば、プラテン側突出部72とシャッタードラム43Aとの間の隙間SSに空気又はインクが流入する虞がより低減される。
さらに本実施形態では、ドラムカバー44におけるシャッタードラム43A側の面に凸部72Tに対してシャッタードラム43Aの反対側に凹む凹部72Hを有し、シャッタードラム43Aは、凹部72Hに入り込む凸部74Tを有するリブ43Rが設けられる。この構成によれば、上記隙間SSが、屈曲した通路として作用し、この隙間SSを空気又はインクが移動する虞がより低減される。
なお、本実施形態では、ドラムカバー44が、吸引孔51とシャッタードラム43Aの吸引空間とを連通する連通路を仕切る仕切り部材71を有する場合を説明したが、この構成に限定されない。例えば、吸引プラテン31が有する仕切り板33Aに仕切り部材71を一体に設け、ドラムカバー44から仕切り部材71を省略してもよい。
換言すると、吸引プラテン31におけるシャッタードラム43A側の面に、シャッタードラム43A側に突出する凸部72Tが設けられ、上記隙間SSが、凸部72Tとシャッタードラム43Aとの間の隙間である構成でもよい。これにより、凸部72Tとシャッタードラム43Aとの間の隙間SSに空気又はインクが流入する虞が低減される。従って、吸引孔51にインクが吸引されても吸引孔51の開閉動作などへの影響を抑制可能になる。
換言すると、吸引プラテン31におけるシャッタードラム43A側の面に、シャッタードラム43A側に突出する凸部72Tが設けられ、上記隙間SSが、凸部72Tとシャッタードラム43Aとの間の隙間である構成でもよい。これにより、凸部72Tとシャッタードラム43Aとの間の隙間SSに空気又はインクが流入する虞が低減される。従って、吸引孔51にインクが吸引されても吸引孔51の開閉動作などへの影響を抑制可能になる。
上記した実施の形態は、本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形、及び応用が可能である。
例えば、上記した実施の形態では、吸引孔51が間隔を空けて配置される方向、及びシャッタードラム43Aの回転軸線L1が延びる方向を幅方向Xと一致させる場合を説明したが、これに限定されず、幅方向X以外も含む所定方向にしてもよい。
例えば、上記した実施の形態では、吸引孔51が間隔を空けて配置される方向、及びシャッタードラム43Aの回転軸線L1が延びる方向を幅方向Xと一致させる場合を説明したが、これに限定されず、幅方向X以外も含む所定方向にしてもよい。
例えば、シャッタードラム43Aの回転軸線L1が延びる方向を、媒体である連続用紙Sの搬送方向(前方向FR)にしてもよい。この場合、シャッタードラム43Aによって、連続用紙Sの搬送方向(前方向FR)に間隔を空けて設けられる吸引孔51の開閉状態を選択的に変化させることが可能になる。この構成によれば、例えば、連続用紙Sが搬送方向に移動する際に、連続用紙Sの移動に合わせて、搬送方向に並ぶ吸引孔51のうち、連続用紙Sが存在する領域だけの吸引孔51を開状態にして吸引力を作用させることができる。
また、上記した各実施の形態では、シャッタードラム43Aを使用する構成において、隙間SSの断面積SXを連通路の開口面積SYよりも小さくする場合を説明したが、シャッタードラム43Aに限定されない。吸引プラテン31に対して非接触で移動するシャッターを備え、隙間SSの断面積SXが連通路の開口面積SYよりも小さい構成であっても、隣接する連通路PT間でインクや空気などが移動する虞は低減される。
図11はシャッタードラム43Aに代えて弁体143を用いた場合の構成例を模式的に示した図である。なお、図11には、上記実施形態に対応する部分は同一の符号を付している。
図11中、弁体143は、連通路PTの連通孔33Bを鉛直方向に移動する部材であり、カム機構144によって連通孔33Bを閉塞する上方位置(閉じ位置)と、連通孔33Bを開放させる下方位置(開き位置)とに移動する。図11は弁体143が閉じ位置にある状態を示している。弁体143は、上方位置と下方位置との間を、吸引プラテン31に対して非接触で移動するシャッターとして機能する。この弁体143は、隣接する連通孔PT間を仕切る仕切り部材71に向けて上方に突出する環状の凸部74Tを一体に有している。
図11中、弁体143は、連通路PTの連通孔33Bを鉛直方向に移動する部材であり、カム機構144によって連通孔33Bを閉塞する上方位置(閉じ位置)と、連通孔33Bを開放させる下方位置(開き位置)とに移動する。図11は弁体143が閉じ位置にある状態を示している。弁体143は、上方位置と下方位置との間を、吸引プラテン31に対して非接触で移動するシャッターとして機能する。この弁体143は、隣接する連通孔PT間を仕切る仕切り部材71に向けて上方に突出する環状の凸部74Tを一体に有している。
仕切り部材71は、弁体143側に突出する凸部72Tと、凸部72Tと比べて弁体143の反対側に凹む凹部72Hと、弁体143側に突出する凸部72Tとを有する。凸部72Tは、弁体143の周方向に沿って延びる環状の突出部であり、凹部72Hは、弁体143の周方向に沿って延びる環状の凹み部である。弁体143は、仕切り部材71の凹部72Hに入り込む凸部74Tを有している。凸部74Tは、弁体143の周方向に沿って延びる環状の突出部である。
本構成では、図11に示すように、弁体143の凸部74Tと、吸引プラテン31の凹部72Hとの間の隙間SSを、連通路PTに沿って上下方向に延びる面で切断したときの断面積SXを、連通路PTの開口面積SYよりも小さくしている。したがって、連通路PTから隙間SSへの流路の抵抗が高く、隙間SSへの空気の流入が制限され、これによって隙間SSへのインクや異物などの付着が低減される。
また、仕切り部材71に設けられる凸部72Tと弁体143に設けられる凸部74Tとによって、吸引プラテン31と弁体143との間の隙間SSは、隣接する連通路PT間で屈曲する。これによって、隙間SSが隣接する連通路PT間で直線状である場合と比べて、流路の抵抗が高い。したがって、隣接する連通路PT間での空気の移動がより抑制される。
また、仕切り部材71に設けられる凸部72Tと弁体143に設けられる凸部74Tとによって、吸引プラテン31と弁体143との間の隙間SSは、隣接する連通路PT間で屈曲する。これによって、隙間SSが隣接する連通路PT間で直線状である場合と比べて、流路の抵抗が高い。したがって、隣接する連通路PT間での空気の移動がより抑制される。
また、上記した実施の形態では、ラインプリンターに本発明を適用する場合を説明したが、インクジェットヘッド22Aが搬送方向に対して直交する主走査方向(幅方向Xに相当)に移動可能に設けられるシリアルプリンターに本発明を適用してもよい。
また、上記した実施の形態において、吸引プラテン31、シャッタードラム43A及びドラムカバー44などの構造及び形状は適宜に変更可能である。例えば、載置面31Aが曲面形状の吸引プラテンでもよい。
また、上記した実施の形態において、吸引プラテン31、シャッタードラム43A及びドラムカバー44などの構造及び形状は適宜に変更可能である。例えば、載置面31Aが曲面形状の吸引プラテンでもよい。
また、上記した実施の形態において、吸引孔51の開口形状は真円又は楕円に限定されない。多角形形状などの任意の開口形状を適用可能である。
さらに、上記した実施の形態では、連続用紙Sを印刷する印刷装置10に本発明を適用する場合を説明したが、これに限定されず、単票紙を印刷する印刷装置などの様々な印刷装置に本発明を適用してもよい。
さらに、上記した実施の形態では、連続用紙Sを印刷する印刷装置10に本発明を適用する場合を説明したが、これに限定されず、単票紙を印刷する印刷装置などの様々な印刷装置に本発明を適用してもよい。
10…印刷装置、18…ガイドユニット、18L…ガイド壁(固定ガイド)、18R…ガイド壁(可動ガイド)、21…搬送経路、22…印刷部、22A…インクジェットヘッド、31…吸引プラテン、31A…載置面、32…載置板、33…箱体、33A…仕切り板、33B…連通孔、42…吸引ファン(吸引ユニット)、43…シャッタードラムユニット、43A…シャッタードラム(シャッター)、43H…開き部、43R…リブ(補強リブ)、43T…閉じ部、44…ドラムカバー(シャッターカバー)、45…吸気通路、46…プラテンユニット、51…吸引孔、71…仕切り部材、72H、74H…凹部、72T、74T…凸部、100…ロール紙、143…弁体(シャッター)、144…カム機構、L1…回転軸線、PT…連通路、S…連続用紙(媒体)、SS…隙間、SX…断面積、SY…開口面積、X…幅方向。
Claims (5)
- 搬送される媒体にインクを吐出するインクジェットヘッドと、
前記媒体が載置される載置面、及び前記載置面に開口する吸引孔を有する吸引プラテンと、
前記吸引孔と吸引空間とを連通する連通路において前記吸引孔と前記吸引空間との間に位置し、前記吸引プラテンに対して非接触で移動するシャッターと、
前記吸引空間に負圧を発生させて、前記連通路を介して連通する前記吸引孔に吸引力を作用させる吸引ユニットと、を備え、
前記シャッターと、隣接する前記連通路を仕切る仕切り部材とは離間しており、
前記シャッター及び前記仕切り部材との離間による隙間を前記連通路に沿った面で切断したときの断面積は、前記連通路の開口面積よりも小さい印刷装置。 - 前記吸引プラテンにおける前記シャッター側の面には、前記シャッター側に突出する凸部が設けられ、
前記隙間は、前記凸部と前記シャッターとの間の隙間である、請求項1に記載の印刷装置。 - 前記吸引プラテンにおける前記シャッター側の面には、前記シャッターの反対側に凹む凹部を有し、
前記シャッターは、前記凹部に入り込むリブを有する請求項2に記載の印刷装置。 - 前記シャッターと前記吸引プラテンとの間に配置され、前記シャッターの一部を覆うシャッターカバーを備え、
前記シャッターカバーにおける前記シャッター側の面には、前記シャッター側に突出する凸部が設けられ、
前記隙間は、前記凸部と前記シャッターとの間の隙間である、請求項1に記載の印刷装置。 - 前記シャッターカバーにおける前記シャッター側の面には、前記シャッターの反対側に凹む凹部を有し、
前記シャッターは、前記凹部に入り込むリブを有する請求項4に記載の印刷装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017008207A JP2018114709A (ja) | 2017-01-20 | 2017-01-20 | 印刷装置 |
| CN201810048486.4A CN108327411B (zh) | 2017-01-20 | 2018-01-18 | 输送装置以及印刷装置 |
| US15/875,666 US10661584B2 (en) | 2017-01-20 | 2018-01-19 | Conveyance device and printer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017008207A JP2018114709A (ja) | 2017-01-20 | 2017-01-20 | 印刷装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2018114709A true JP2018114709A (ja) | 2018-07-26 |
Family
ID=62984525
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017008207A Pending JP2018114709A (ja) | 2017-01-20 | 2017-01-20 | 印刷装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2018114709A (ja) |
-
2017
- 2017-01-20 JP JP2017008207A patent/JP2018114709A/ja active Pending
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| RD05 | Notification of revocation of power of attorney |
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