JP2018113897A - 植木鉢 - Google Patents

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Abstract

【課題】樹木等の比較的大きな植物が植えられる植木鉢において、樹木等及び該樹木等を植えるための土壌からの荷重に対する強度を向上させるとともに、植えられた樹木等の成長を出来る限り妨げないようにする。【解決手段】樹木等が植えられる部分の底部を画定する平面視多角形状の底壁部10と、底壁部10の周縁の一部に沿って形成された複数の側壁部20とを備え、底壁部10及び各側壁部は、それぞれ金属板で構成され、樹木等が植えられる側を内側として、各側壁部20における内側面部20aには、内側から外側に向かって曲面状に凹んだ凹部26が形成されている。【選択図】図4

Description

本発明は、樹木等が植えられる植木鉢に関する。
従来より、植物を植えるための植木鉢が知られている。
例えば、特許文献1に記載の植木鉢は、底壁と、側壁を形成する上端開口の木枠とを備え、上記木枠の内側に繊維強化プラスチックによる防水層が形成された植木鉢が開示されている。
特開2010−51224
ところで、植木鉢の中には樹木等の比較的大きな植物を植えるためのものがある。樹木等の比較的大きな植物を植える場合、植木鉢自体が樹木及び樹木を植えるための土壌からの荷重によって破損しないように、樹木及び上記土壌からの荷重に対する植木鉢自体の強度を確保する必要がある。
また、植木鉢に植えられた植物、特に当該植物の根は、当該植木鉢内で成長するため、植木鉢は植えられた植物の根の成長に出来る限り影響を及ぼさないように形成される必要がある。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、樹木等の比較的大きな植物が植えられる植木鉢において、植木鉢に植えられた樹木等及び該樹木等を植えるための土壌からの荷重に対する強度を向上させるとともに、植木鉢に植えられた樹木等の成長を出来る限り妨げないようにすることにある。
上記課題を解決するために、本発明は、樹木等が植えられる植木鉢を対象として、上記樹木等が植えられる部分の底部を画定する平面視多角形状の底壁部と、上記底壁部の周縁の一部に沿って形成された複数の側壁部とを備え、上記底壁部及び上記各側壁部は、それぞれ金属板で構成され、上記樹木等が植えられる側を内側として、上記各側壁部における内側面部には、内側から外側に向かって曲面状に凹んだ凹部が形成されている、構成とした。
この構成によると、上記底壁部及び上記複数の側壁部が金属板で構成されているため、植木鉢が樹脂や陶器で形成されている場合と比較して、植木鉢に植えられた樹木等及び該樹木等を植えるための土壌からの荷重に対する植木鉢自体の強度が向上される。
また、各側壁部における内側面部に、内側から外側に向かって曲面状に凹んだ凹部がそれぞれ形成されているため、植木鉢に植えられた樹木等の成長が妨げられにくくなっている。
すなわち、植木鉢に植えられた樹木等の根は植木鉢内で成長することになるが、仮に側壁部の内側面部に曲面上の凹部が形成されていない場合には、該根の先端が側壁部に到達すると、上記根は該側壁部に沿って、略直角に下側に折れ曲がって成長する。このように、上記根が略直角に折れ曲がる際には樹木等にかかる負担が大きくなるため該樹木等の成長に影響を及ぼすおそれがある。一方で、各側壁部の内側面部に曲面状の凹部が形成されていれば、該凹部に到達した根は、凹部の曲面に沿って少しずつ曲がりながら成長するようになる。これにより、上記根が略直角に下側に折れ曲がって成長する場合と比較して、上記根の自然な成長を妨げないようになり、上記樹木等に係る負担が小さくなる。よって、上記樹木等の成長に与える影響を小さくすることができる。
したがって、植木鉢に植えられた樹木等及び該樹木等を植えるための土壌からの荷重に対する植木鉢自体の強度を向上させるとともに、該植木鉢に植えられた樹木等の成長を出来る限り妨げないようにすることができる。
上記植木鉢の一実施形態では、上記複数の側壁部をそれぞれ外側から覆う複数のカバー部材と、上記各カバー部が上記各側壁部をそれぞれ外側から覆った状態で、上記各カバー部材をそれぞれ支持する支持部材とをさらに備え、上記各側壁部の外側面部には、外側に向かって突出する突出部がそれぞれ形成されている。
すなわち、側壁部が金属板で形成されているため、夏季などには日光によって側壁部が熱せられて土壌の温度が上昇しやすい。土壌の温度が上がり過ぎると植木鉢に植えられた樹木等の根の成長に悪影響を及ぼすおそれがある。そこで、複数の側壁部をそれぞれ外側から覆う複数のカバー部材を設ける。これにより、カバー部材によって側壁部に日光が直接当たらなくなるため、土壌の温度が日光により過剰に上昇することが抑制される。また、側壁部の外側面部に突出部を設けることによって、側壁部における突出部が形成された部分以外の部分とカバー部材の内側の部分との間には空隙が形成される。この空隙による空気層は、断熱層の役割を果たすようになり、土壌の温度が過剰に上昇することがより抑えられる。さらに、カバー部材が木材などの断熱性の高い部材で形成されていれば、カバー部材自体が断熱材としての役割を果たすようになるため、土壌の温度が過剰に上昇することが一層抑えられる。これらの結果、植木鉢に植えられた樹木等の成長を一層妨げないようにすることができる。
側壁部の内側面部に上記凹部が形成されかつ側壁部の外側面部に突出部が形成された植木鉢において、上記凹部及び上記突出部は、側方から見て互いに重複する位置にそれぞれ設けられている、ことが望ましい。
これにより、凹部と突出部とを、側方から見て重複する位置に形成することができるため、例えば、側壁部を構成する金属板の一部を、内側から外側に向かって膨出させるようにプレス加工することにより、凹部と突出部とを同時に形成させることができる。この結果、植木鉢の生産性が向上される。
上記植木鉢の他の実施形態では、移動用の複数のキャスタをさらに備える。
これにより、植木鉢に比較的大きな樹木が植えられていたとしても、該植木鉢の移動を容易にすることができる。
以上説明したように、本発明によると、樹木等が植えられる部分の底部を画定する平面視多角形状の底壁部と、上記底壁部の周縁に沿って形成された複数の側壁部とを備え、上記底壁部及び上記各側壁部は、それぞれ金属板で構成されているため、植木鉢に植えられた樹木等及び該樹木等を植えるための土壌からの荷重に対する植木鉢自体の強度を向上させることができる。また、植木鉢における上記樹木等が植えられる側を内側として、上記各側壁部における内側面部には、内側から外側に向かって曲面状に凹んだ凹部がそれぞれ形成されているため、植木鉢に植えられた樹木等の根の自然な成長を妨げないようになり、当該樹木等に係る負担が小さくなるため、当該樹木等の成長を出来る限り妨げないようにすることができる。
本発明の実施形態1に係る植木鉢を斜め上側から見た分解斜視図である。 上記植木鉢の平面図である。 上記植木鉢の正面図である。 図2におけるIV-IV線で切断した断面図である。 図2におけるV-V線で切断した断面図である。 本発明の実施形態2を示す図2相当図である。 上記実施形態2を示す図4相当図である。
(実施形態1)
以下、本発明の実施形態1を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態1に係る植木鉢1を示す。この植木鉢1は、植物が植えられる部分である植木部2(図2及び図4参照)の寸法(つまり、植木鉢1の内寸法)が、90cm×90cm×90cm程度の比較的大型の植木鉢であって、高さ1〜3m程度の樹木を植えるための植木鉢である。尚、以下の説明において、単に内側といったときは植木部2側を表す。
植木鉢1は、植木部2の底部を画定する1つの底壁部10と、該底壁部10の周縁の一部に沿って形成された複数(本実施形態1では4つ)の側壁部20と、該側壁部20の下端に接合されるキャスタ用フレーム30と、該キャスタ用フレーム30に取り付けられる移動用の複数(本実施形態1では6つ)のキャスタ40とを有している。
上記底壁部10はスチール板などの金属板を加工して形成されたものであって、図2に示すように、平面視で、正方形の角部を斜めに切り欠いたような八角形状をなしており、4つの長辺部11と4つの短辺部12とを有している。底壁部10は、水平に広がる平面部15と、該平面部の周縁に形成されかつ側方から見て上側に向かって傾斜した傾斜部13とを有している。植木鉢1が組み立てられた状態では、底壁部10の平面部14と傾斜部13との間の角部が、各側壁部20の内側(つまり植木部2側)の面部である内側面部20aに取り付けられるレール21に載置されるようになっており、これにより、植木部2の底部が画定される。また、底壁部10の平面部15には、植木部2に供給された水の一部を抜くための水抜き孔14が形成されている。尚、本実施形態1では、図4に示すように、レール21は側壁部20の下端部近傍に取り付けられるようになっており、底壁部10は側壁部20の下端部と略同じ高さ位置に位置するようになっている。
上記側壁部20は、底壁部10と同様に、スチール板などの金属板を加工して形成されたものである。側壁部20は、図3に示すように、外側から正面視したときに(つまり、植木鉢1を側方から見たときに)略正方形状をなしている。植木鉢1を側方から見たときに上下方向と直交する方向を横方向として、各側壁部20における該横方向の両側縁部は、図1に示すように、底壁部10の短辺部11に沿うようにそれぞれ内側に折り曲げられている。この内側に折り曲げられた部分は、側壁部20同士を結合させるための横側結合部22を構成している。各横側結合部22には、相隣接する側壁部20同士を結合させるための締結部材100(ボルト及びナット)がそれぞれ締結される2つの締結孔がそれぞれ形成されている。
相隣接する側壁部20の横側締結部22同士が結合される際には、植木部2側において、横側締結部22同士が重なり合った部分が露出するのを防止するために、植木部2側における横側締結部22に対応する位置に第1の保護部材60(図1において1つだけ記載している)がそれぞれ配設される。第1の保護部材60は、締結部材100によって横側結合部22と共締めされる。
また、各側壁部20には、内側面部20aに底壁部10を載置させるためのレール21を取り付けるためにボルト101がそれぞれ締結される6つのボルト孔が、それぞれ形成されている。
各側壁部20の上端部には、図1及び図4に示すように、横断面角筒状のフランジ部23がそれぞれ形成されている。該フランジ部23の上面部23aにおける長手方向の両側端部からは、側壁部20同士を結合させるための上側結合部24がそれぞれ延びている。各上側結合部24には、ボルト102がそれぞれ締結される3つボルト孔が、それぞれ形成されている。
相隣接する側壁部20の上側結合部24同士が結合される際には、上側結合部24同士が重なり合った部分が露出するのを防止するために、上側結合部24同士が重なった部分を覆う第2の保護部材61が取り付けられる。第2の保護部材61は、図2に示すように平面視でアーチ状をなしており、図5に示すように断面C字状をなしている。保護部材60の上面部61aには、上側結合部24の各ボルト孔に対応するように3つのボルト孔が形成されている。相隣接する側壁部20の上側結合部24同士は、ボルト102によって第2の保護部材61と共締めされることで互いに結合される。尚、保護部材60の下面部61bには後述する支持部材51の上端部が結合される。
各側壁部20の下端部は、図1に示すように、内側に略直角にそれぞれ折り曲げられている。この内側に略直角に折り曲げられた部分は、キャスタ用フレーム30と結合される下側結合部25を構成している。
また、本実施形態1では、図1、図3及び図4に示すように、各側壁部20の内側面部20aには、内側から外側に向かって曲面状に凹んだ複数の凹部26がそれぞれ形成され(特に図4参照)、さらに、各側壁部20の外側面部20bには、外側に向かって曲面状に突出した複数の突出部27がそれぞれ形成されている(特に図4参照)。図4に示すように、各凹部26及び各突出部27は、側壁部20を構成する金属板を内側から外側に向かって膨出させることによってそれぞれ形成されている。これにより、各凹部26と各突出部27とは、植木鉢1を側方から見たときに、凹部26全体と突出部27全体とが互いに重複するように設けられる。すなわち、図4に示すように、各凹部26と各突出部27とは側壁部20の厚さ方向に並んで位置するようになる。各凹部26及び各突出部27は、例えば、側壁部20を構成する金属板を内側から外側に向かってプレス加工することによって形成される。尚、本実施形態1では、各側壁部20に形成された複数の凹部26及び複数の突出部27は、植木鉢1を側方から見たときに正方配置になるようにそれぞれ形成されているが、植木鉢1を側方から見たときに千鳥配置になるようにそれぞれ形成されていてもよい。
さらに、本実施形態1では、図1、図3及び図5に示すように、各側壁部20の外側面部20bの下端部には、後述するカバー部材50を植木鉢1に配設する際に、該カバー部材50を支持するための補助部材28が2つずつ設けられている。補助部材28は、図5に示すように、金属板をL字状に折り曲げ成形したものであり、外側面部20bの下端部にボルト104によって固定されている。補助部材28は、外側面部20bに固定された状態で、その下側の部分が植木鉢1の外側に向かって延びるようになっているとともに、上記下側の部分が後述する支持部材51のスリット52の下端と略同じ上下位置に位置するようになっている。尚、補助部材28がボルトではなく溶接により側壁部20に固定されていてもよい。特に、ボルト104が、突出部27よりも外側に突出してしまうような場合には、ボルト104を用いずに溶接により側壁部20に固定されていることが望ましい。また、この補助部材28は必ずしも必要なものではなく、植木鉢1に設けなくてもよい。
上記キャスタ用フレーム30は、図1に示すように、矩形枠状をなしたメインフレーム31と、メインフレーム31の各角部の内側に、当該角部を形成する辺同士を連結させるようにそれぞれ設けられた角部補強フレーム32と、メインフレーム31における互いに対向する2つの辺により構成される2組の対向辺のうち、一方の組の対向辺を連結させる中央補強フレーム33とによって構成されている。メインフレーム31の各辺の上面には、側壁部20の下側結合部25を連結させるためのボルト103がそれぞれ締結される3つのボルト孔が、それぞれ形成されている。また、図示を省略するが、4つの角部補強フレーム32及び中央補強フレーム33の下面には、キャスタ40を取り付けるための取付部(図示省略)がそれぞれ形成されている。
上記キャスタ40は、本実施形態1では首振り自在のキャスタであって、各角部補強フレーム32の長手方向中央に1つずつ、中央補強フレーム33の長手方向の両側端部にそれぞれ1つずつ、合計で6つ取り付けられている。
本実施形態1の植木鉢1には、各側壁部20をそれぞれ外側から覆う複数(本実施形態1では4つ)のカバー部材50と、各カバー部材50が各側壁部20をそれぞれ外側から覆った状態で、各カバー部50をそれぞれ支持する支持部材51とがさらに設けられている。
上記カバー部材50は、木材を矩形平板状に加工したものであって、側壁部20におけるフランジ部23よりも下側の部分全体を覆っている。カバー部材50は、側壁部20の上記部分を覆った状態で、側壁部20の横側結合部22の位置に取り付けられた支持部材51に支持されている。
各支持部材51は、金属板を、相隣接する側壁部20同士の結合部分(つまり、横側結合部22)を含めて、植木鉢1の側方部分の角部を覆うような形状、具体的には平面視で六角形状の筒の一辺を切り欠いたような形状に折り曲げた部材であり、上記植木鉢1の側方部分の角部の位置にそれぞれ取り付けられる。各支持部材51の上端部の一部は外側に向かって略直角に折り曲げられており、この折曲部51aが各第2の保護部材61の下面にボルト109(図3及び図5参照)によってそれぞれ固定されている。また、図示を省略するが、各支持部材51の下端部は、連結部材を介して、各横側結合部24にボルトによってそれぞれ固定される。各支持部材51は、上記角部の位置にそれぞれ取り付けられた状態で、支持部材51の周方向両側にそれぞれ位置する2つの壁面部51b(図1及び図5参照)の内側縁が側壁部20に当接するようになっている。
図5に示すように、上記2つの壁面部51bには、上下方向に延びるスリット52がそれぞれ形成されている。該スリット52には、カバー部材50の上記横方向の両側端縁部が位置するようになっており、これにより、カバー部材50が自重によって落下しようとしても、上記スリット52の下端部に引っ掛かって、カバー部材50が支持部材51に支持されるようになる。
本実施形態1では、図4及び図5に示すように、カバー部材50が側壁部20の上記部分を覆った状態で、カバー部材50の内側の面が当該側壁部20の突出部27に当接するようになっている。このように、カバー部材50の内側の面が突出部27に当接することによって、図4に示すように、側壁部20の外側面部20bの突出部27が設けられた部分以外の部分(以下、外側平面部という)とカバー部材50の内側の面との間には、空隙53が形成される。つまり、突出部27は、側壁部20の上記外側平面部とカバー部材50の内側の面との間に空隙53を形成するためのスペーサーのような役割をしている。この空隙53が形成されることによって、側壁部20の上記外側平面部とカバー部材50の内側の面との間に空気層が形成される。尚、カバー部材50が側壁部20を覆った状態において、突出部27とカバー部材50の内側の面とが必ずしも当接している必要はなく、突出部27とカバー部材50の内側の面とが離間していてもよい。
尚、図示はしていないが、カバー部材50における、側壁部20の上記部分を覆った状態で外側に位置する面に、色彩や模様が施されていてもよい。
次に、本実施形態1に係る植木鉢1の組立方法について説明する。
先ず、各側壁部20にレール21を取り付ける。レール21を取り付ける際には、レール21のボルト孔が各側壁部20に形成されたボルト孔と重なるように、レール21を位置合わせして、ボルト101を各側壁部20のボルト孔及びレール21のボルト孔に締結させる。
次に、任意の2つの側壁部20を、互いの横側結合部22の締結孔がそれぞれ重なるように位置合わせをして、締結部材100のボルトを締結孔に締結させる。次いで、第1の保護部材60を、該第1の保護部材60の締結孔に上記ボルトの軸部が挿通されるように、内側(後の植木部2側)に配置する。その後、締結部材100のナットを上記ボルトの軸部に内側から締結させる。残りの側壁部20も同様にして互いに結合させて、4つの側壁部20によって1つの角筒を形成する。
横側結合部22同士を結合させた後、相隣接する側壁部20の上側締結部24同士を締結させる。具体的には、先ず、上側結合部24の位置に第2の保護部材61を配置し、上側結合部24のボルト孔と第2の保護部材61のボルト孔がそれぞれ重なるように、上側結合部24及び第2の保護部材61の位置合わせをする。次に、ボルト102によって、上側結合部24同士を第2の保護部材61ごと締結させる。これより、側壁部20同士の締結が完了する。
次に、キャスタ用フレーム30の上記取付部にキャスタ40をそれぞれボルトで締結させる。
次いで、互いに結合された側壁部20をキャスタ用フレーム30に載置して、下側結合部25のボルト孔とメインフレーム31のボルト孔とがそれぞれ重なるように、側壁部20及びキャスタ用フレーム30の位置合わせをする。その後、ボルト103によって、下側結合部25とメインフレーム31とを締結させる。
その後、底壁部10を側壁部20によって囲まれた空間に配置する。このとき、底壁部10の傾斜部13がレール21に載置されるように、該底壁部10を配置する。これによって、植木部2が形成される。尚、底壁部10を配置した後、底壁部10の周縁と側壁部20の内側面部20aとを溶接により接合させてもよい。
次に、側壁部22の外側からカバー部材50及び支持部材51を取り付ける。
具体的には、先ず、各側壁部20の外側面部20bの下端部に、補助部材28をボルト104又は溶接によって固定する。
次いで、補助部材28にカバー部材50を載置させる。
その後、カバー部材50の上記横方向の両側端部が支持部材51のスリット52内にそれぞれ位置するように、支持部材51を相隣接する側壁部20の間の角部(つまり、側壁部20の横側結合部24の位置)にそれぞれ配置する。
各支持部材51を配置した後、各支持部材51を第2の保護部材61及び横側連結部22に固定する。これにより、カバー部材50及び支持部材51を取り付けが完了する。
以上により、植木鉢1の組立が完了する。尚、植木鉢1の組立方法は、上述の組立方法に厳密に従う必要はなく、適宜組立の順序等を変更してもよい。
組み立てられた植木鉢1に樹木を植える際には、該樹木の根の部分が植木鉢1の植木部2に位置するように上記当該樹木を配置して、上記樹木の根を埋めるように植木部2内に土壌を入れる。
ここで、本実施形態1のような樹木を植えるための植木鉢1では、植木部に2に大量の土壌が収容されるため、樹木を植木部2に植えた際に、該樹木及び該樹木を植えるための土壌から植木鉢1に比較的大きな荷重がかかる。そのため、植木鉢1自体が上記樹木及び該樹木を植えるための土壌からの荷重によって破損しないように、上記樹木及び上記土壌からの荷重に対する強度を確保する必要がある。
また、植木鉢1に植えられた樹木は該植木鉢1内で成長するため、植木鉢1は植えられた樹木の成長に出来る限り影響を及ぼさないように形成される必要がある。
これらの点について、本実施形態1では、底壁部10及び複数の側壁部20がそれぞれ金属板で構成されているため、植木鉢1が樹脂や陶器で形成されている場合と比較して、植木鉢1の植木部2に植えられた樹木及び該樹木を植えるための土壌からの荷重に対する植木鉢1自体の強度が向上されている。
また、各側壁部20における内側面部20aに、内側から外側に向かって曲面状に凹んだ凹部26がそれぞれ形成されているため、植木鉢1に植えられた樹木等の成長が妨げられにくくなっている。
すなわち、植木鉢1に植えられた樹木の根は植木鉢1の植木部2内で成長することになるが、仮に、側壁部20に上記凹部26が形成されていなければ、側壁部20(厳密には、側壁部20の内側面部20a)に到達した樹木の根は該側壁部20に沿って、略直角に下側に折れ曲がって成長する。このように、上記根が略直角に折れ曲がる際には樹木にかかる負担が大きくなるため植えられた樹木の成長に悪影響を及ぼす可能性がある。一方で、各側壁部20の内側面部20aに曲面状の凹部26が形成されていれば、該根の先端が側壁部20の凹部26に到達すると、当該根は、凹部26の曲面に沿って少しずつ曲がりながら成長するようになる。このように、上記根が少しずつ曲がりながら成長できるようにすれば、上記根が略直角に下側に折れ曲がって成長する場合と比較して、上記根の自然な成長を妨げないようになり、樹木に係る負担が小さくなる。この結果、上記樹木の成長を出来る限りさまたげないようにすることができる。
また、本実施形態1では、側壁部20の外側面部20bがカバー部材50により覆われているため、日光が側壁部20の外側面部20bに直接当たることが防止される。これにより、夏季など、日光によって側壁部20が熱せられて土壌の温度が上昇しやすい時期であっても、土壌の温度が過剰に上昇することが抑制される。これにより、植木鉢1に植えられた樹木の成長をより妨げないようにすることができる。
さらに、本実施形態1では、各側壁部20の外側面部20bに外側に向かって突出した複数の突出部27がそれぞれ形成され、該突出部27によって、側壁部20の上記外側平面部とカバー部材50の内側の面との間に空隙53が形成される。これにより、側壁部20の上記外側平面部とカバー部材50の内側の面との間に空気層が形成されるため、該空気層が断熱層の役割を果たすようになり、土壌の温度が過剰に上昇することがより抑えられる。これにより、植木鉢1に植えられた樹木の成長を一層妨げないようにすることができる。
また、本実施形態1では、各カバー部材50は、それぞれ木材を加工することによって形成されているため、カバー部材50自体が断熱材としての役割を果たすようになる。これにより、土壌の温度が過剰に上昇することが一層抑えられる。植木鉢1に植えられた樹木の成長をより一層妨げないようにすることができる。
尚、各カバー部材50の内側の面に、例えばポリウレタンやポリエチレンの発泡体からなる断熱材を貼り付けるなどしてもよい。このことによれば、さらに断熱効果を向上させることができる。
さらに、本実施形態1では、各凹部26及び各突出部27は、側方から見て重複する位置にそれぞれ形成されている。側壁部20を構成する金属板を内側から外側に向かって膨出させることによってそれぞれ形成されている。このように、各凹部26及び各突出部27を形成することによって、凹部26と突出部27とをプレス加工等により同時にかつ容易に形成することができる。これにより、植木鉢1の製造を容易にすることができる。
また、本実施形態1では、移動用のキャスタ40が設けられているため、樹木のように重量の大きいものを植えたとしも、該樹木を植えたまま容易に植木鉢1を移動させることができる。
したがって、本実施形態1では、植木部2の底部を画定する平面視多角形状の底壁部10と、底壁部10の周縁に沿って形成された複数の側壁部20とを備え、底壁部10及び各側壁部20は、それぞれ金属板で構成され、上記植木部2を内側として、各側壁部20における内側面部20aには、内側から外側に向かって曲面状に凹んだ凹部26がそれぞれ形成されているため、樹木及び該樹木を植えるための土壌からの荷重に対する植木鉢1の強度を向上させるとともに、植えられた樹木の成長を出来る限り妨げないようにすることができる。
(実施形態2)
以下、本発明の実施形態2について、図面を参照しながら詳細に説明する。尚、以下の説明において実施形態1と共通の部分については、同じ符号を付して、その詳細な説明を省略する。
図6及び図7では、本発明の実施形態2に係る植木鉢1を示し、この実施形態2では、底壁部10の形状及び位置が上記実施形態1とは異なるとともに、底壁部10とキャスタ用フレーム30との間の空間に水分供給装置80が配置される点が、主に上記実施形態1とは異なっている。
具体的には、本実施形態2では、図6に示すように、底壁部10に複数の孔17が形成されている。
また、図7に示すように、本実施形態2ではレール21が側壁部20の上下方向中央の位置に取り付けられており、底壁部10は、側壁部20の上下方向中央と略同じ高さ位置に位置するようになっている。このことから、本実施形態2では、上記実施形態1と比較して植木部2の上下方向の寸法が短くなっている。また、植木部2の上下方向の寸法が短くなったことに対応して、本実施形態2では、側壁部20における凹部26及び突出部27が設けられる上下方向の範囲が狭くなっており、本実施形態2では上記実施形態1と比較して、凹部26及び突出部27の数が少なくなっている。
さらに、実施形態2では、キャスタ用フレーム30のメインフレーム31上(厳密には、側壁部20の下側結合部25上)に、メインフレーム31の内側に形成された空間を上側から覆うように板部材81が載置されている。これにより、図7に示すように、底壁部10とキャスタ用フレーム30との間には比較的大きな空間16が形成されるようになる。そして、上記板部材81上に水分供給装置80が載置されることで、空間16内に水分供給装置80が配置される。
上記水分供給装置80は、例えばミスト生成装置であって、霧状の水を空間16内に発生させる。水分供給装置80によって空間16内に発生された霧状の水は、上記各孔17を通じて、植木部2に収容された土壌に下側から供給される。
このように、植木部2に収容された土壌に下側から水分を供給できるようにすることで、植木部2に植えられた樹木の根の先端に効率よく水分を供給することができるようになる。
尚、上記複数の孔17は、水抜き孔としても機能するようになっており、各孔17を通過して空間16に抜けてきた水は、上記板部材81に形成された孔(図示省略)から植木鉢1外へ放出されるようになっている。
本実施形態2に係る植木鉢1は、底壁部10を配置する前に、板部材81をフレーム30上に載置して、該板部材81上に水分供給装置80を載置する必要があること以外は、上記実施形態1に係る植木鉢1の組立方法と同様の組立方法で組み立てることができる。
したがって、本実施形態2でも、上記実施形態1と同様に、樹木及び該樹木を植えるための土壌からの荷重に対する植木鉢1の強度を向上させるとともに、植えられた樹木の成長を出来る限り妨げないようにすることができ、さらに、本実施形態2では、植木部2に植えられた樹木の根の先端に効率よく水分を供給することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、請求の範囲の主旨を逸脱しない範囲で代用が可能である。
例えば、上記実施形態では、凹部26及び突出部27は、内側又は外側から見て、円形になるような形状をしていたが、これに限らず、上下方向において曲面状となる凹部26が形成されるのであれば、例えば、楕円形状にしてもよい。
また、上記実施形態では、凹部26及び突出部27は、側壁部20を構成する金属板を内側から外側に向かって膨出させることによってそれぞれ形成されていたが、これに限らず、例えば、側壁部20の外側面部20bに別の部材を貼り付けることで、突出部27を形成するようにしてもよい。
さらに、凹部26と突出部27とは、植木鉢1を側方から見たときに、互いに重複する位置に位置するように形成されていたが、これに限らず、植木鉢1を側方から見たときに、凹部26と突出部27とが互いに異なる位置に形成されていてもよい。
また、上記実施形態では、カバー部材50は、木材を矩形平板状に加工したものであったが、これに限らず、樹脂素材やポリエチレン発泡体等の断熱パネルを用いてもよい。また、断熱処理(断熱材を貼り付けるなど)が施されていればスチール等の金属製のものでもよい。さらに、カバー部材50の形状は厳密に平板状でなくてもよく、側壁部20の外側面部20bとカバー部材50の内側の面との間に空隙53が形成されるのであれば、凹凸があったり、湾曲していたりしてもよい。
さらに、上記実施形態では、カバー部材50及び該カバー部材50を支持する支持部材51が設けられていたが、例えば屋内で使用するときなど日光による影響がほとんどないような場合や冬季など逆に日光によって植木部2内の土壌の温度を上昇させたい場合には、カバー部材50及び支持部材51を植木鉢1に設けないようにしてもよい。カバー部材50及び支持部材51を設けないときには、補助部材28についても設ける必要はない。
また、上記実施形態では、植木部2の寸法が90cm×90cm×90cm程度の植木鉢を対象としていたが、厳密に上記寸法に従う必要はなく、植木部2に植える植物の種類や植木鉢1の設置場所等に応じて、上記寸法を適宜変更してよい。
上述の実施形態は単なる例示に過ぎず、本発明の範囲を限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって定義され、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
本発明は、樹木等が植えられる植木鉢として有用である。
1 植木鉢
10 底壁部
20 側壁部
20a 内側面部
20b 外側面部
26 凹部
27 突出部
40 キャスタ
50 カバー部材
51 支持部材

Claims (4)

  1. 樹木等が植えられる植木鉢であって、
    上記樹木等が植えられる部分の底部を画定する平面視多角形状の底壁部と、
    上記底壁部の周縁の一部に沿って形成された複数の側壁部とを備え、
    上記底壁部及び上記各側壁部は、それぞれ金属板で構成され、
    上記樹木等が植えられる側を内側として、上記各側壁部における内側面部には、内側から外側に向かって曲面状に凹んだ凹部が形成されていることを特徴とする植木鉢。
  2. 請求項1に記載の植木鉢において、
    上記複数の側壁部をそれぞれ外側から覆う複数のカバー部材と、
    上記各カバー部が上記各側壁部をそれぞれ外側から覆った状態で、上記各カバー部材をそれぞれ支持する支持部材とをさらに備え、
    上記各側壁部の外側面部には、外側に向かって突出する突出部がそれぞれ形成されていることを特徴とする植木鉢。
  3. 請求項2に記載の植木鉢において、
    上記凹部及び上記突出部は、側方から見て互いに重複する位置にそれぞれ設けられていることを特徴とする植木鉢。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の植木鉢において、
    移動用の複数のキャスタをさらに備えることを特徴とする植木鉢。
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